「あさが来た」 第20週 今、話したい事 第118話「あさが来た」 第20週 今、話したい事 第119話

2016年02月19日

「ちかえもん」 第6回 義太夫些少活躍(ぎだゆうわりとかつやく)

 あれ・・義太夫はん・・・そんなに活躍したっけ?(・・∂)
ま、いつもよりは、わりと出てた方か?
まぁ、いい。ちゃんと次回へ引っ張ってくれましたでぇ〜。

 ちかえもんが相関図の真ん中へ黒田家久平次(山崎銀之丞)を置いた途端、
物語はドラマチックに動き出す気配を見せた。
登場人物たちの運命を握っているのは久平次のようだす。
ただのドSではない人間・久平次の姿が見えるのはいつやろか。
次週も楽しみでならないんであーる。
HPはこちら


 さて、忠右衛門(岸部一徳)とお初(早見あかり)、お付きの喜助(徳井優)に自称・立会人の万吉(青木崇高)、この緊迫した場面を前にヒヤヒヤドキドキが止まらないちかえもん(松尾スズキ)。

『えらい事になってしもた・・・
父親の仇である平野屋の旦さんとお初が同じ部屋で向き合うとる。
どないする〜?わしやったら、どない展開させるぅ〜?


 ちかえもんの脳内では、もう幕が開いていた。
いきなりドスを出し、忠衛門に向かって行ったお初!
しかし主人をかばった喜助が刺されてもうた!

「あほ!なんぼ忠義者やからいうてこんな事・・・!」
「旦さん。今日まで黙っておりましたが・・・
実は私・・・いつか山で旦さんに命を助けて頂いた狸でございます」
「えっ?」
「ご恩返しと思て仕えてまいりましたが・・・
こうしてお守りできて・・・よかっ・・・・_(┐ ノε|)_・・・」
「喜助!喜助!喜助!喜助ーーーーー!」


「・・・・そんなあほな!┐(´д`)┌」ち

 たぬきさんに戻ってしもた・・・( ̄∇ ̄;)ハハハ
てか、先週予告で見たのはこの場面だったのね〜
すっかり騙されちまっただよ。


『あかん・・・ろくな事思いつかん・・・』

 そうこうしているうちに、にゃんと徳兵衛(小池徹平)が現れ止めようとした主人とお玉(高岡早紀)の関所を突破。
気づいたちかえもんとお袖(優香)がストッパーになるしかない!


「折り入って話がおまんのや・・・(´∀`;)」ち
「聞こえへんのか?急いどんのや。お初の看病したらんと」徳
せめてちょっとだけお化粧させたってんか!
わてが手伝うてくるさかい。
あんた、その間にその折り入っての話ちゅうのんしとき。
込み入った長い話やろけどな。・・・な!(ΦдΦ)」お袖

ええ〜?それは・・・できるだけ引き延ばせちゅう事?』

曾根崎心中・冥途の飛脚 他五篇 (岩波文庫)咲くやこの花


 という訳で、込み入った話を必死でねつ造するちかえもん・・・
金を貸して欲しいだの、お袖を身請けする相談をしたりしてちょろちょろと時間を稼ぎましたで。


 その頃、緊迫した空気のお初の部屋では・・・
お初の正体に気づいた忠右衛門が大金を広げていた。

「お前が徳兵衛に近づいたんは身請けされてうちに入り込み、
平野屋を取り潰しにするためや。違うか?
無駄や。諦めえ。
小娘一人の浅知恵で潰れるような店やない。ここの主人にはわしが話つける。
それ持って、どこへなと行て好きに暮らせ。
二度と大坂へは来るな」


 冷徹な表情を崩さない忠右衛門・・・
でもお初も負けておりまへん。


「こないなもんが欲しゅうてお呼び立てしたんやおまへん。
認めますのやな?
不正取り引きをしそれをとがめた父をかえって陥れ
死に追いやったと認めますのやな?」
お初
「格之進の娘か何か知らんが、今のお前はただの遊女や。
大坂一の豪商・平野屋にそないな口きける身分やあれへんぞ。

わきまえい!」忠右衛門

 ちかえもんの方は・・もうネタ切れ・・
でも徳兵衛が勝手に話してくれたわぁ〜


「初めて会うた時、お初は庭の木にくくりつけられとった。
きれいやけど何や死人みたいにうつろな目ぇしとった。
きっとつらい過去があんのやろと思た。

あの時決めたんや。
このおなごの過去に何があったかは知らん。
けど、この先はきっと私が守る。
何があっても離さん。生涯尽くし続ける・・・てな」

 徳兵衛・・・い〜い初恋顔しとる・・・
徹平ちゃんがキャスティングされた訳が今わかったよ。
この子供のように純粋な思いが、このドラマには必要だったんだね。


『あ・・・あかん・・・なんぼなんでもかわいそすぎる。
あほな分だけハートはピュアや。
何があっても、このお人にだけは知られたらあかん。
お初が仇討ちのために自分をだましてたやなんて・・・(-公- ll)』


 ちかえもん、諦めさせようと他に身請けが決まったと言ってしまいましたで。
しかもお初は嫌がったのに大金につられてお玉はんが勝手に決めてしもたて。
さらにこんな脚色を・・・


「お初は『もう若旦さんに合わす顔がない』と。
『どうぞお初は死んだものと思てくれ』と・・・」ち

 そんなん聞いたらお初のところに飛んでいくさ・・・

『あっ!しまった!逆効果やった〜〜!』

 お初はついにドスを抜いて忠右衛門に迫っていた。

「待っておくなはれ!謝っておくなはれ!
ひと言でええ。黄泉の国の父に謝っておくなはれ!」

「分からんおなごや。そないなもんでわしが言いなりになると思うてか」忠

 そこに徳兵衛乱入。
全員固まってもうた。
徳兵衛にだけは知らせたくない、知られたくない一緒の思いやった。


「ど・・・どういう事や・・・?お初・・・
何で親父が・・・何で親父がお初を身請けすんのや!?」徳兵衛
「えっ?」徳兵衛以外の全員

『ええ〜!?』

「ええ年して何考えてんねん!おかしいと思たんや!
急に寿屋のいとはん嫁にせえとか言いだして。
こういう魂胆か。こないな大金積んで・・・!
汚い!大人は汚い〜〜〜!


『ピュア通り越して天然のあほや・・・(꒪⌓꒪)・・・』

「お初。思い詰めて自害なぞすな!私がついてる!」

『けど・・・今はそれでよかったぁ〜〜』

 そういうことにしまひょと暗黙の了解でちかえもんがまとめようとしたんやけど・・・
今までずーーーーーーーーっと黙っていた万吉がここで動いた。


待ちなはれ!まだ仇討ちは終わってまへんで」
「おい!いらん事言うなあ」
「何がいらん事でんねん。
ここで黙っとったら、わい何しに来たか分かりまへんがな」

「そもそもお前がここにおる理由があれへんわい」
「わいは見届け人としてここにいてまんねんがな」
「見届け人?」
「おい!何の話をしとんのや?」
「これの話や!」

 万吉っつあん、あの相関図を徳兵衛の前に広げましたで。

「あほ!それは・・・!」
「さぁ、あほボン!とくと見い!」

 さぁ、ここで今週の歌が流れましたョ〜
メロディーは昭和歌謡の名曲『知りたくないの』。歌うはもちろん近松門左衛門さん!


『♪ あなたの過去など〜知りたくないのぉ〜 ♪
♪ 済んでしまったことはぁ〜仕方ないじゃないのぉ〜 ♪
♪ あの人のことはぁ〜忘れてほしいぃ〜 ♪
♪ たとえ〜 この私が聞いてもぉ〜 言わないでぇ〜 ♪』


 最初、もしかして徳兵衛にはこの相関図に意味わからないんじゃ?と思ったけどゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
あほやけどバカではないんで・・・ついに知ってしまいました。
ピュアな青年が選んだのは自殺して父を苦しめることでお初を止める道。
忠右衛門と喜助とちかえもんが必死でドスを奪った結果、最終的にちかえもんのケツにチクッ!貧乏くじ引きがちや・・
でも出血しなかったから大丈夫だったみたい。


「鼠の親分。鼠の親分!」万吉
「平野屋さんや」ち
「あんた、お初の言う事を怖い顔やら脅し文句でごまかして、
まともに答えてまへなんだ。まだ何か言うてへん事がおまんのやろ」
「・・・・!」
「ヘヘッ!驚いたか!
ず〜っと横で話聞いてて、わい分かりましたんやで。
「わかめはちまき」ちゅうやっちゃ」

「『傍目八目』や」

 ちかえもんの万吉語の解読能力高し!( ̄∇ ̄;)

「自分がどないな悪者になろうと、あんたはとにかく早よお初を大坂から追い出したかった。お初に騙されてるちゅうのんあほボンが知ってしもたら、かわいそうやさかいな。・・・けど、もうこないになってしもたんや。
もう隠し立てせんとお初にほんまの事言うたりなはれ」万吉

 万吉は、なんでも知っている。
でも語らない。語るべき人間に語らせるんじゃ・・・
って、今回は忠右衛門の代わりに喜助が伝えてくれました。


 忠右衛門が不正な取引を始めたのは妻・お鶴のためだった。
医者から労咳を患った妻のための薬として紹介されたのか高額な朝鮮人参。
しかし今から18年前の平野屋では簡単に手に入れられるものではなく、
苦労の甲斐なくお鶴さんは亡くなってしまった。

「ご寮さんを亡くした悲しみを紛らわそうとふらりと立ち寄られましたんが・・・
ちょうど近松先生の『出世景清』の初演でした」
「・・・えっ?!」
「復讐に燃える悪七兵衛景清の姿が生き生きと描かれたこの人形浄瑠璃見て、
旦さんは・・・ご決心をなさったんでおます」
「何を…?」
仇討ちでおます!
もう侍に都合のええようにはさせん。
どないな手ぇ使てものし上がって武士をひれ伏せさせる豪商になったる。
それが・・・ご寮さんのための仇討ちや。
そうお考えになり寝る間も惜しんで働かれました。
稼いだ銭で長崎の地役人やら唐物商人、それから当時の大坂町奉行を取り込み
ついには朝鮮人参の闇取引を平野屋で行うようになりました」


「あの・・・すんまへん。
今更でっけど、わしらこの話聞いててよろしおまんのか?」ち
「もう知ってましたんやろぉ〜〜」
「・・・へえ。すんまへん」

 ホントに今さらだよぉ・・・(* ̄m ̄)プッ

 朝鮮人参の取引で得たお金を元手に平野屋は大阪で一二を争う豪商となった。
そして竹本座の金主になった忠右衛門は、よく会う蔵役人・お初の父・結城格之進様と親しくなった。

「お互いに人形浄瑠璃が好きやというだけで銭の絡まんこのお方とのつきあいを
旦さんは心より楽しんでおられました。 
が・・・・、格之進様は朝鮮人参の闇取引に気が付かれました」


 結城格之進は忠右衛門に不正取引を止めてくれるよう頼んだが・・・
どちらも生き方を変えることはできなんだ。
ただお初の父を陥れたのは忠右衛門ではなく闇取り引きに関わっていた役人だった。


「わしは格之進の命を救う事はでけなんだ。
あの真っ正直な男を・・・見殺しにしてしもた」
忠右衛門
「旦さんは・・・今でも弔っておいでだす。
ご寮さんを・・・そして格之進様を」喜助
「わしにはこないな事しかでけん。
根っからの商人にはこないな事しかでけんのや。
その金でこっから出て・・・生き直してくれ」

 ・・・お初はお金を差し戻した。

「私は・・・どこで何をしていようとも・・結城格之進の娘でございます。
父が決して認めなかったお金を受け取るつもりはございません。
これが定めと受け入れ・・・生きてまいります。
それが・・・私のあなたへの仇討ち。
そして・・・父への孝行にございます」


 運命を恨み呪いながら必死であがいてきたお初が、その運命を受け入れた。
そうすることで、やっと結城格之進の娘としての誇りを取り戻したのかもしれん。
哀しいでんなぁ・・・


「申し訳おまへなんだ!」お初
「・・・・・・お前は・・・強いおなごやな。
惚れ直したで。・・・・体に・・・気ぃ付けてな」徳兵衛 

 徳兵衛の居なくなった部屋。
ふと見ると、徳兵衛の梅の花がすべて散っていた。
傷ついた徳兵衛を思うと胸が苦しい。
今、お初は自分のためではなく徳兵衛のために泣いていた・・・


 で、隣の部屋から一部始終を覗いていた久平次(山崎銀之丞)さ・・・

「はあ〜・・・長かったでんな〜」お仲間
「あんな猿芝居・・・長々と聞かされようとは・・・」久平次

 疲労感をにじませながらも・・・新しい作戦を思いついたようだす。
そして天満屋を出たちかえもんと万吉っつあんは・・・


「何やろなぁ・・何で皆、あないに息苦しい生き方せんならんのやろ・・・
お初の父親も平野屋さんも己の生き方貫いてるようでいて
結局世の仕組みにがんじがらめにされとるだけや。
お初に至っては親のために仇討ち考えたり、
このまま遊女で生きていくて決めたり。
若いおなごが・・・見とって痛々しいわ。
何や、お前の方が正しいような気ぃすらしてきた。
このご時世に「『不孝糖 不孝糖』言うて親不孝勧めて回っとるお前の方がな」


「う〜ん!やっと分かったか!ヽ(*゚∀゚*)ノ」
「いや・・・気がするちゅうだけや」
「けど、わいかてちょっと見直しましたで。
鼠の親分の子分が言うてましたやろ。
親分はちかえもんのにんじょうぎょうるりを見てやる気になったて。
大したもんでんな」
「それほどでも・・・あれへんけどな・・(〃∇〃)」

 照れた時のちかえもんのかいらしこと!
でもほんま、親孝行ってなんなんやろな・・相手を尊ぶって何なんやろ。
お初の父親が今のお初の状況を知ったら、たとえ盗んだ金でもええから使って自由になって欲しいと思うはずや。
お鶴さんかて、自分のための仇討ちで夫が不正取引を始めたと知ったらどんなに悲しむやろ・・
愛するの者のためと言いながら二人とも世の中のしきたりに縛られとる。
もっとみんな自由に楽に生きられたらどんなにええやろ・・


 その頃、義太夫さん(北村有起哉)はちかえもんの家を訪ねていた。
持ってきてくれたお酒を注ぎながら、喜里さん(富司純子)は聞かずにはいられなかったさ。

「義太夫殿・・・信盛は・・・また名作を書けますでしょうか?
50の体に鞭打って、時には夜を徹して書いております姿を見ておりますと・・・
心配で・・・無駄な事なら誰かが言うてやってほしい。
誰も言わぬのなら・・・私が言うてやらねばと思うのですが・・・」喜里
「あほな事言うたらあきまへんで。
近松っつぁんは・・・当代きっての浄瑠璃作者です。
当代きっての太夫の私が言うんやさかい間違いおまへん」

「・・・まことに?」
「はい」
「・・・・(ノ∀;`)」

 親心やねぇ・・・(ノω;`)
だからあんなにちかえもんにキツクあたっていたんだね。
あったかくて有難くて・・・そしてなんてめんどくさいもんなんやろ・・
人の愛情はいろんな形で現れる・・・鼠の親分然り・・
その愛情がストレートにお互いの幸せに繋がったらええのやけど、
難しいもんやなぁ・・・
お初の・・そして忠右衛門の、徳兵衛の幸せはどこにあるんやろ。


 帰宅して義太夫がいるのを見たちかえもんは、また逃げようとしたんやけど、
久々に酒を酌み交わそう来てくれたと知り、安心して飲み始めましたで。

『・・・・と、ほのぼのとエンディングに向かっている場合では
あれへんのでございます。
『木曜時代劇 ちかえもん』は連続ドラマ。来週への「引き」が不可欠です』


 さぁ、その引きが始まりましたで。
天満屋に来た久平次はお初を呼び、いたぶり始めました。


「『景清は身をもだえ泣けど叫べど甲斐ぞなき 神や仏はなき世かの。
物の あわれの限りなり』。フフッ・・・
悪七兵衛景清は結局仇討ちを果たせなかった。

片や・・・結城格之進が娘お初は・・・!
仇討ちのためだました仇の伜にかえって心奪われる体たらく。ハハハ・・・!
おかげでまた・・・筋書きを変えなくてはならなくなった。
さて・・・どうやって平野屋を乗っ取り地獄を見せてやろうか・・・。
あの・・・甘やかされた跡取りに・・・」


 久平次は平野屋乗っ取りを止めたければ、自分に身請けされろと言いましたで。

「誰が・・・誰があんたなんぞに・・・」
「若旦那を見殺しにするのか?
いとしい男を救うため嫌いな男のものになる。ハハハ・・・!
泣ける芝居のようじゃあないか」

「なんて・・・なん卑劣な・・・」
「ハハハ・・・!いいねえ!その顔が見たかった。
誇りを傷つけられ・・・尊厳を踏みにじられ・・・絶望にゆがんだ人間の顔が・・・
ハハハ・・・!私の…一番の好物なんだ。ハハハ・・・!


『さあ、お初の運命やいかに!
・・・・ってな陳腐な言い回しはわしのプライドが許さんのである』


 どうなれば久平次は満足するんや?
社会の道徳観から離れ悪の限りを尽くそうとしているように見える久平次も
実は誰かの仇射ちに縛られているのか?
過去に誇りを傷つけられ尊厳を踏みにじられ絶望にゆがんだ顔を見せたのは
久平次なのか?それとも久平次の大切な人なのか。
あと2回で終わるなんてとても思えんのであーる。
 

 第1回 近松優柔不断極(ちかまつゆうじゅうふだんのきわみ)
 第2回 厄介者初、井守黒焼(やっかいものおはつといもりのくろやき)
 第3回 放蕩息子徳兵衛(あほぼんとくべえ)
 第4回 善悪不明九平次(ぜんかあくかくへいじ)
 第5回 標的、忠右衛門(ターゲットはちゅうえもん)
 第7回 賢母喜里潔決断(ははうえきっぱりけつだん)
 最終回 曽根崎心中万吉心中(そねざきしんじゅうとまんきちのおもい)

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1. 身を悶え泣けど叫べど甲斐ぞなき(早見あかり)ものの哀れの限りなり(北村有起哉)  [ キッドのブログinココログ ]   2016年02月20日 02:51
「出世景清/近松門左衛門」(1685年)では景清を慕う女が二人登場する。一人はドラマ「ちかえもん」でお初が感情移入する景清の正妻ともいうべき熱田大宮司の娘・小野姫(おののひめ)・・・。お尋ねものの景清のために父娘ともども官憲の責め問い(拷問)を受ける身の上である。
2. 『ちかえもん』 第6話  [ 美容師は見た… ]   2016年02月20日 11:42
「さて、どうやって平野屋を、 乗っ取り地獄を見せてやろうか。 … 止めたければ、手だては一つだ。 私に、身請けされればいい。 … その顔が見たかった。 誇りを傷つけられ、 尊厳を踏みにじられ 絶望に歪んだ人間の顔が。ハハハ! 私の、一番の好物なんだ。ハハハ!」

この記事へのコメント

1. Posted by くう   2016年02月22日 18:45
見る時間無くて2話一度に見たわーー。
ちかえもんもカイらしいけど、万吉っつぁんが最高に可愛かった5話から、何でそこにあんたが居るねん?の第6話(笑)

物語をどう動かすか考えてる ちかえもん見てると、このドラマそのものが実は浄瑠璃のネタなんじゃないのーーって思えてくる。

あと2話か〜。楽しみだけど寂しいね。
2. Posted by きこり→くうさん   2016年02月22日 22:27
>ちかえもんもカイらしいけど、万吉っつぁんが最高に可愛かった5話から、何でそこにあんたが居るねん?の第6話(笑)
そそ!忠右衛門さんもつっこむどころじゃないけど内心思っていたはず(笑
脚本家の藤本有紀さんが青木崇高さんの存在に触発されて
物語が始まったって書いてらしたけど、その通りのドラマだよね。
かいらしくて純粋で不思議な魅力のある万吉にみんなが
引っ張られている。
>このドラマそのものが実は浄瑠璃のネタなんじゃないのーーって思えてくる。
私もこの前の見ててそういう感覚になったよー!
最終回になったら、登場人物たちがみんな浄瑠璃の人形になって幕が閉まるんじゃないか・・って。
ちかえもんは作家として新しく目覚めてきているから「曽根崎心中」はあくまで創作。
徳兵衛とお初は死んだってことにして二人でとこかに逃げて欲しいなぁ・・


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