2016年02月05日
「ちかえもん」 第4回 善悪不明九平次(ぜんかあくかくへいじ)
『父は都の六波羅へ 虜となりてあさましや 憂き目にあわせ給うとの
その音信を聞き しより 思い思いに』・・・
どうしました?万吉殿」喜里(富司純子)
「・・・・!」万吉(青木崇高)
「厠ですか?」
「お初・・・前にお初がそらんじてた」万吉
「・・・えっ!お初が「出世景清」を・・・?!」ちかえもん(松尾スズキ)
「・・・・・」
「・・・・・てれるなぁ」ち
照れるとこちゃうやろ!ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 裏を読まんかい!
お初、身請けされるために徳兵衛を利用しているのかと思ったら、
狙いはお父ちゃんの方だったのか・・・もしや復讐?
そして偶然なのか必然なのか、お初と九平次のターゲットは同じだったようです。
ちかえもん絵巻に新しい色が加わりましたで。
そしてもてあそばれただけの徳兵衛と使い捨てにするつもりだったお初が
なんで心中することになるんやろ・・・
どんな点と点で繋いでくれるのか・・・楽しみでしかたないがな。
『・・・と喜んでいる場合ではあれへん事を、この時のわしは知る由もなかったのである。・・・ってな陳腐な言い回しはわしのプライドが許さんのである』
って、いっつも許してるがな。
も〜ちかえもんのアホさかげんがかわいてならんワ。
でも、こんなアホで名作が書けるんやろか・・
もしやちかえもんが書いたことになってるけど、違う誰かが作者なんじゃないのお・・・
HPはこちら
さて、ちかえもんは『赤穂義士』を書き始めております。
「言うても詮ないことなれど」いうサブタイトルもつきました。
脚本は大石内蔵助らが切腹をする場面からスタート。
例によってみなさん、なかなか腹を切らない。
討ち入り前に食べたもんを後悔したり、食べなかったもんを後悔したり。
無念な思いがどんどん重なるわぁ〜
「どや?意外やろ?なんと切腹の場面から始まるんや。
そこから時を遡って何でこないな事になったのかという顛末を書いていくんや。
趣向の妙ちゅうやっちゃ。
ただ喜んで死んでいくのやあれへん。
この世に悔いも未練もありそれを隠しもせんと腹を切る四十七士。
これまでの忠義物とは一線を画した新しい浄瑠璃や!」ち
「・・・・あんまりおもろい事おまへんな」万吉
「ぬっ!?」
「ちょっと変わった事して受けたろちゅうあさましい考え見え見えや」
「な・・・な・・・なな・・・( ̄□ ̄ *) ( ̄□:;.:... ( ̄:;.... ::;.:. .:... , 」
「そないなもん小屋にかけたら恥かきまっせ」
「・・・恥?」
「大体、その『四十七士が腹切った』て書いてある辺り、あんたの調べええ加減や」
「えっ!?」
「腹切ったんは四十六士でっせ」
「そ・・・そんなはずは・・・」
そうなんやて。わても無知で知らんかったワ。
四十七士のうち一人だけ、なんでか行方不明になってるもんがおるんやて。
その謎の人物の名は寺坂吉右衛門はんというそうな。

その音信を聞き しより 思い思いに』・・・
どうしました?万吉殿」喜里(富司純子)
「・・・・!」万吉(青木崇高)
「厠ですか?」
「お初・・・前にお初がそらんじてた」万吉
「・・・えっ!お初が「出世景清」を・・・?!」ちかえもん(松尾スズキ)
「・・・・・」
「・・・・・てれるなぁ」ち
照れるとこちゃうやろ!ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 裏を読まんかい!
お初、身請けされるために徳兵衛を利用しているのかと思ったら、
狙いはお父ちゃんの方だったのか・・・もしや復讐?
そして偶然なのか必然なのか、お初と九平次のターゲットは同じだったようです。
ちかえもん絵巻に新しい色が加わりましたで。
そしてもてあそばれただけの徳兵衛と使い捨てにするつもりだったお初が
なんで心中することになるんやろ・・・
どんな点と点で繋いでくれるのか・・・楽しみでしかたないがな。
『・・・と喜んでいる場合ではあれへん事を、この時のわしは知る由もなかったのである。・・・ってな陳腐な言い回しはわしのプライドが許さんのである』
って、いっつも許してるがな。
も〜ちかえもんのアホさかげんがかわいてならんワ。
でも、こんなアホで名作が書けるんやろか・・
もしやちかえもんが書いたことになってるけど、違う誰かが作者なんじゃないのお・・・
HPはこちら
さて、ちかえもんは『赤穂義士』を書き始めております。
「言うても詮ないことなれど」いうサブタイトルもつきました。
脚本は大石内蔵助らが切腹をする場面からスタート。
例によってみなさん、なかなか腹を切らない。
討ち入り前に食べたもんを後悔したり、食べなかったもんを後悔したり。
無念な思いがどんどん重なるわぁ〜
「どや?意外やろ?なんと切腹の場面から始まるんや。
そこから時を遡って何でこないな事になったのかという顛末を書いていくんや。
趣向の妙ちゅうやっちゃ。
ただ喜んで死んでいくのやあれへん。
この世に悔いも未練もありそれを隠しもせんと腹を切る四十七士。
これまでの忠義物とは一線を画した新しい浄瑠璃や!」ち
「・・・・あんまりおもろい事おまへんな」万吉
「ぬっ!?」
「ちょっと変わった事して受けたろちゅうあさましい考え見え見えや」
「な・・・な・・・なな・・・( ̄□ ̄ *) ( ̄□:;.:... ( ̄:;.... ::;.:. .:... , 」
「そないなもん小屋にかけたら恥かきまっせ」
「・・・恥?」
「大体、その『四十七士が腹切った』て書いてある辺り、あんたの調べええ加減や」
「えっ!?」
「腹切ったんは四十六士でっせ」
「そ・・・そんなはずは・・・」
そうなんやて。わても無知で知らんかったワ。
四十七士のうち一人だけ、なんでか行方不明になってるもんがおるんやて。
その謎の人物の名は寺坂吉右衛門はんというそうな。

って・・突然カメラ目線で語り始めるちかえもんさん。
『木曜夜8時にテレビの前に座り時代劇をご覧になろうちゅう
善男善女の皆さんには「釈迦に説法」でございますが・・・
寺坂吉右衛門はんは『消えた四十七人目の赤穂義士』として名高いお方です。
討ち入りの直前まではおったのに討ち入り後には姿を消し、
切腹もしまへんでした。
討ち入りしてから消えたとか討ち入りすらせんと逃げたとか、
大石はんから密命を受けてその場を離れたとか、
身分の低い足軽やさかい討ち入りさせてもらえなんだとか、
いろんな説がおますが真相はいまだにミステリーです』
そんな話をしていたら、喜里が巷の噂を伝えに来ました。
その寺坂さんが大阪に身を潜ませてるいうのです。
「血の気の多いおのこたちは、見つけたら袋だたきにして
奉行所に突き出すといきまいておるそうじゃ」
「袋だたきに・・・?何故です?」ち
「切腹を恐れて逃げたとすれば武士の風上にも置けぬというのであろう」
「いや・・・それは違う。ちゃいまっせ」
『きっと寺坂はんにはあったはずや。
臆病者の汚名を着せられてでも大事にしたいもんが・・・
何や?それは一体何や・・?大坂にいてるちゅうのはほんまなんやろか・・・?』
ちかえもんの脳内で突然検索ワード一位になった『寺坂吉右衛門はん』・・・
彼のことが知りたくてたまらない。
いったい大阪のどこに居るんやろ・・・
そんな時に聞いた黒田屋久平次(山崎銀之丞)の噂・・・
赤穂義士の討ち入りのちょっと後、去年の暮に大阪に現れたと思ったら
あっちゅう間に頭角を現してきたそうな。
過去に何をしてはったかはだ〜れも知らんのやて。
『もしかするとあの黒田屋はんが消えた赤穂義士の寺坂はんかもしれん』
その思いに取りつかれたちかえもんは久平次の尾行開始。
天満屋に油を届けに来た様子を陰からうかがっております。
厨房ではこげな会話が・・・
「おい。これ何や?」
「あぁ、朝のたくあんの残りや」
「・・・!」久平次
『朝のたくあんの残りに反応した〜!
朝のたくあんの残り・・・あさのたくあんのかみ・・・浅野内匠頭〜!?』
「梅干しと一緒にしてあるさかい赤うなっとるがな」
「・・・・?」久平次
『赤うなっとる・・・あこう・・・赤穂〜!?また反応した〜!
もしかして・・・もしかして・・・ほんまに・・・・』
そういうふうに聞こえる方がすごいがな・・ゞ( ̄∇ ̄;)
その後も主人との会話に耳をすませたけどたいした情報は得られへんかった。
しまいに見つかってしまい、この前刃物を突きつけた件でご丁寧に謝罪されたがな。
その腰の低い姿に感じ入ったちかえもんの中で「久平次=寺坂吉右衛門」説は強まるばかり。
「時に激しく気持ちが高ぶり、時にそんな己を恥じ、過ちがあれば潔く頭を下げる。
あの高潔さ・・・間違いあれへん。
黒田屋九平次はんこそが四十七人目の赤穂義士
寺坂吉右衛門はんやったんや!」
「ほんまかいな」お袖(優香)
「わしの目に狂いはあれへん」
「ず〜っと狂いっ放しやないか」 んだんだ!
「う・・・」
「わいもそれは信じ難いでんな」
「万吉っつぁん」
「ただのうさんくさい男にしか見えまへんわ」万吉
ホンマや。
あの芝居がかった態度に気づかんとは、ちかちゃん、どんだけおぼこいんや・・・
久平次は東で盗人家業でもして逃げてきたんやないかと思うで。
油屋の看板に身を隠してるんやないのお?
わたしゃ、むしろ万吉が寺坂さんやないかと思うたで。
一方、徳兵衛(小池徹平)は父・忠右衛門(岸部一徳)の命に従い、
平野屋で一番下っ端の手代として働いておりました。
で、仕事をさぼってお初(早見あかり)に会いに来ていたら・・・
奉行所の者たちがどやどやと現れ「不孝糖」売りをしたかどで捕らえられてしまった。
エライことになったと騒然とする天満屋内で、九平次は冷静に与力に知り合いがいるから任せて欲しいと申し出ましたで。
九平次が請け人になったおかげで徳兵衛はすぐに釈放された。
温和な表情で平野屋さんには世話になっていますからと話した九平次に
あほぼんはすっかり騙され、いい印象を抱いたようです。
そういうことかいな〜
そもそも与力の鬼塚に金を握らせ徳兵衛を逮捕させたのも九平次。
忠右衛門に恩を売って取引をうまいこと運ぼうとしてるんかいなと思ったら
九平次はもっと恐ろしい男だった。
あほぼん徳兵衛を操り、自分の方に引き込み、平野屋を乗っ取る手伝いをさせるつもりらしい。
忠右衛門はすぐに気づいて九平次に近づくなと命じたんやけど、
ますます徳兵衛の反発心に火をつけただけやった。
そして、ちかえもんときたら・・・
『か・・・かっこいい〜!』
「つまりはこういうこっちゃ。
寺坂はんは恐らく大石内蔵助はんから、なんぞ密命を帯びてこの大坂に身を隠した。
与力の鬼塚はんいうのは、そもそも赤穂浅野家ゆかりのお方なんやろなあ。
密命の中身がまだ分からんが間違いなく商いに関わるこっちゃ。
それには平野屋はんの助けもいる。
そやさかい商売敵の伜のはずの若旦さんを助け出さはったんや」ち
「ほんまかいな」お袖
「この近松門左衛門がピンと来たんや」
「それが怪しいちゅうてんねん」
「う・・・とにかくわしは探るで!その密命の中身が何なんかを!」
思い込みとは恐ろしいもんだす。
それに、そのストーリーおもろないで。
『♪ 行かなくちゃ ♪君に〜逢いに行かなくちゃ ♪
♪ 君の町に行かなくちゃ〜♪雨にぬれ〜♪ 』
本日は『傘がない』。
陽水をぶっこんでくるとは・・いいセンスやわぁ・・・
という訳で万吉と共に黒田屋へやってきました。
九平次はいつもの嘘くさい笑顔で出迎えましたョ〜
「わざわざ雨の中どういった御用で?」
「おい!こら!花咲きっちょむ!
十手持ち 唆してあほボン ひっ捕らえさしたんはあんたの差し金やな?
わいは見たんやで〜。
あんたがあの後、十手持ちの親分とこそこそ話してんのをな」
「・・・・・・・( ̄□||||!!」九平次
「あほボンに恩売って信用させて思いのままに操ろうちゅう魂胆やろ!」
「ハハハ・・・なぜ私がそんな事をしなくてはならないのです?」
「ヘヘッ・・・そこや!
あんたの狙いは・・・わいの不孝糖や!」
「・・・えっ?( ゚д゚)ポカーン」
「あんたはわいとあほボンが楽しそ〜に商いしてるのを見て、羨ましいと思てたんやろ」
『何を・・・』
「あんたは気取った男やさかいな。
『わいも仲間に入れてんか』このひと言がすっと言えん」
『何を言うてんねん・・この男は・・・』
「そこでしょうもない計略して、うまい事言うてあほボン引き離して
自分が取って代わろと考えた。
そしていずれは不孝糖を我がの店で商うて、ひともうけしたろちゅう筋書きや!
さあ、どや?花咲きっちょむ!恐れ入ったか!」
「(内心 (* ̄m ̄)プッ)」九平次
途中まではズバリ!やったんやけどな〜
あほや・・・( ̄∇ ̄;) いつも通りのあほや・・・
そしてこいつも・・・
「・・・恐れ入るかぼけえ〜!( -_-)ノビシ*)゚O゚)あぅ
あほ!ぼけ!かす!
お前は分からんのか!?この人がどないな思いで・・・!
どないな思いで一人生き残ってこの大坂で商いしてんのんか!」ち
「もう堪忍してぇな」万吉
「寺坂さん!」
「・・・寺坂?」
「あれは何でっか!?」
「(・・・( ̄□||||!! くっ・・・もはやこれまでか!)」
背後にはいろんな調味料みたいなもんが皿に乗って置いてあったんやけど、
その中に怪しい白いお粉がっ・・・
「あれは・・・赤穂の塩でんな?」ち
「・・・えっ?」九
「わしの調べたところ、吉良の殿さんが浅野の殿さんをいじめとったんは
赤穂の塩が発端やちゅう説がおますな。
赤穂浅野家は独特のやり方で塩を作っとった。
その塩はよう売れてお家は豊かやった。
吉良の殿さんはその作り方を何べんも尋ねたが浅野の殿さんは教えなんだ。
それで恨みを買うたちゅう事や。
大石内蔵助はんは寺坂はんにこう命じた。
「いつの日か赤穂の塩でもって浅野家を再興させい」と。
それには銭が要る。そこで、まず大坂ぃ来て商いを成功させる。
どんどん手を広げて、やがてよきところで平野屋はんの力を借りて赤穂の塩を商う。
そういう・・・目論見なんでっしゃろ?」
なんでしょう・・・この性善説は・・・・( ̄∇ ̄;)ハハハ
あほが二人に増えたで。
そして・・・・
九平次は自分が寺坂吉右衛門だと認め、口止めした上でこんな話を始めた。
「ただ・・・私が大坂で商いをしている訳は近松先生の読みとは少々違います。
ご存じですか?先生・・・
寺坂吉右衛門が四十七士の中でただ一人足軽の身分だったという事を・・・
随分と・・・軽んじられていたのですよ。浅野家の中でも・・・
確かに吉良は憎かった。
しかし私は・・・浅野の殿様も憎かった。
大石内蔵助もその息子も・・・!
四十六人の侍たち皆憎かった!
お分かりですか?近松先生。
浅野の切腹も、吉良への討ち入りも、義士たちの最期も・・・
全て私の・・・たくらみだったのですよ」
「・・・えっ?」ち
「最も身分の低い蔑まれた身の私がいまいましい立場の
上下をひっくり返す事を考えた。
一人残らず殺して自分だけが生き残る・・・
そういうたくらみだったのですよ」
忠義ものからガラリとサスペンス劇場に!
しかもこっちの方がおもしろい!
九平次の闇が一気になだれ込んできたで〜
もちろん九平次は寺坂吉右衛門ではないと思うけど、
語った激しい思いと怨念は九平次のもの。
だからリアリティがあった。
「フッ・・・そういった筋が・・・私には好みです」九
「・・・・・(うっそ〜ん)」ち
「いや〜ドキドキしたわ。
さすがは白刃の下をくぐり抜けて身ぃ潜めてはるお人や。
作り話にも何とも言えん真実味があるわ。
まぁ、ほんまのとこはわしの見立てに限りなく近いちゅう事やろけどな」ち
「わいは合点がいきまへんな。話せば話すほどうさんくさい。
あのインチキきっちょむ、きっとまだまだ裏がありまっせ」万吉
そこへまたお母ちゃんが噂話の続きもってきましたで。
寺坂吉右衛門さんは、姫路の伊藤様というお武家様に身を寄せているそうで
大阪にはいないんやて。
「あぁ〜ほれ、見なはれ!
しょうもない嘘ついて、あんたをからこうたんでっせ!」万吉
「ほな、誰や・・・?
黒田屋はんは一体どこから来たどこの誰なんや?」
「もうどうでもええがな。そないな男の話は・・・
おかあはん、おかあはん!
わい、もう寝ますさかい、なんぞ本読んどくんなはれ」
「子どもか!?お前は!」
甘えん坊かっ?!ゞ( ̄∇ ̄;)
「はいはい。何を読みましょうねぇ〜」喜里
「読むんか〜い!!」ち
「すぐに眠れるように信盛の書いた本にしましょうね」
「おいっ!」
その頃、九平次は天満屋でお初におのれの悪巧みを語っていた。
「平野屋の若旦那を救ったのはお前のためではない。
まして・・・あの若旦那のためでもない。
そもそも若旦那が捕まったのは・・・私の仕組んだ事だ。
同心に金をつかませた。
若旦那に恩を売り信用させた。
あの世間知らずはいずれ面白い手駒となってくれよう。
平野屋を乗っ取るためのね・・・
平野屋は長きにわたり随分とあこぎな事をして暴利をむさぼっている。
その財の最たる源は・・・・朝鮮人参だ。
本来ならば御用商人にしか取り引きできない朝鮮人参を
平野屋はひそかに大量に仕入れ莫大な利をあげ私腹を肥やしている。
私は・・・その全てを乗っ取る」
「何で・・・何でそないな話をわてに聞かせますのや?
あの人は・・・平野屋徳兵衛はわての思い人だっせ?」お初
「お前は・・・徳兵衛に惚れてなどいない。
狙いは・・・平野屋・・・忠右衛門だろう?ハハハ・・!ハハハ!」
九平次・・・恐ろしい子!
その背後には深くて濃い闇が恐ろしい勢いで渦巻いている。
その憎しみのエネルギーはどこからきているんやろ。
近づいたらアカン!呑み込まれてしまうで・・・
一人一人の登場人物が回を経ることにさらにくっきりと浮かび上がり、
生々しい生を感じさせる。
先週までたいして興味が持てなかった九平次という男を知りたい、
もっと見たいと思っているワシがいる。
これが脚本家の腕なんやな〜
第1回 近松優柔不断極(ちかまつゆうじゅうふだんのきわみ)
第2回 厄介者初、井守黒焼(やっかいものおはつといもりのくろやき)
第3回 放蕩息子徳兵衛(あほぼんとくべえ)
第5回 標的、忠右衛門(ターゲットはちゅうえもん)
第6回 義太夫些少活躍(ぎだゆうわりとかつやく)
第7回 賢母喜里潔決断(ははうえきっぱりけつだん)
最終回 曽根崎心中万吉心中(そねざきしんじゅうとまんきちのおもい)
『木曜夜8時にテレビの前に座り時代劇をご覧になろうちゅう
善男善女の皆さんには「釈迦に説法」でございますが・・・
寺坂吉右衛門はんは『消えた四十七人目の赤穂義士』として名高いお方です。
討ち入りの直前まではおったのに討ち入り後には姿を消し、
切腹もしまへんでした。
討ち入りしてから消えたとか討ち入りすらせんと逃げたとか、
大石はんから密命を受けてその場を離れたとか、
身分の低い足軽やさかい討ち入りさせてもらえなんだとか、
いろんな説がおますが真相はいまだにミステリーです』
そんな話をしていたら、喜里が巷の噂を伝えに来ました。
その寺坂さんが大阪に身を潜ませてるいうのです。
「血の気の多いおのこたちは、見つけたら袋だたきにして
奉行所に突き出すといきまいておるそうじゃ」
「袋だたきに・・・?何故です?」ち
「切腹を恐れて逃げたとすれば武士の風上にも置けぬというのであろう」
「いや・・・それは違う。ちゃいまっせ」
『きっと寺坂はんにはあったはずや。
臆病者の汚名を着せられてでも大事にしたいもんが・・・
何や?それは一体何や・・?大坂にいてるちゅうのはほんまなんやろか・・・?』
ちかえもんの脳内で突然検索ワード一位になった『寺坂吉右衛門はん』・・・
彼のことが知りたくてたまらない。
いったい大阪のどこに居るんやろ・・・
そんな時に聞いた黒田屋久平次(山崎銀之丞)の噂・・・
赤穂義士の討ち入りのちょっと後、去年の暮に大阪に現れたと思ったら
あっちゅう間に頭角を現してきたそうな。
過去に何をしてはったかはだ〜れも知らんのやて。
『もしかするとあの黒田屋はんが消えた赤穂義士の寺坂はんかもしれん』
その思いに取りつかれたちかえもんは久平次の尾行開始。
天満屋に油を届けに来た様子を陰からうかがっております。
厨房ではこげな会話が・・・
「おい。これ何や?」
「あぁ、朝のたくあんの残りや」
「・・・!」久平次
『朝のたくあんの残りに反応した〜!
朝のたくあんの残り・・・あさのたくあんのかみ・・・浅野内匠頭〜!?』
「梅干しと一緒にしてあるさかい赤うなっとるがな」
「・・・・?」久平次
『赤うなっとる・・・あこう・・・赤穂〜!?また反応した〜!
もしかして・・・もしかして・・・ほんまに・・・・』
そういうふうに聞こえる方がすごいがな・・ゞ( ̄∇ ̄;)
その後も主人との会話に耳をすませたけどたいした情報は得られへんかった。
しまいに見つかってしまい、この前刃物を突きつけた件でご丁寧に謝罪されたがな。
その腰の低い姿に感じ入ったちかえもんの中で「久平次=寺坂吉右衛門」説は強まるばかり。
「時に激しく気持ちが高ぶり、時にそんな己を恥じ、過ちがあれば潔く頭を下げる。
あの高潔さ・・・間違いあれへん。
黒田屋九平次はんこそが四十七人目の赤穂義士
寺坂吉右衛門はんやったんや!」
「ほんまかいな」お袖(優香)
「わしの目に狂いはあれへん」
「ず〜っと狂いっ放しやないか」 んだんだ!
「う・・・」
「わいもそれは信じ難いでんな」
「万吉っつぁん」
「ただのうさんくさい男にしか見えまへんわ」万吉
ホンマや。
あの芝居がかった態度に気づかんとは、ちかちゃん、どんだけおぼこいんや・・・
久平次は東で盗人家業でもして逃げてきたんやないかと思うで。
油屋の看板に身を隠してるんやないのお?
わたしゃ、むしろ万吉が寺坂さんやないかと思うたで。
一方、徳兵衛(小池徹平)は父・忠右衛門(岸部一徳)の命に従い、
平野屋で一番下っ端の手代として働いておりました。
で、仕事をさぼってお初(早見あかり)に会いに来ていたら・・・
奉行所の者たちがどやどやと現れ「不孝糖」売りをしたかどで捕らえられてしまった。
エライことになったと騒然とする天満屋内で、九平次は冷静に与力に知り合いがいるから任せて欲しいと申し出ましたで。
九平次が請け人になったおかげで徳兵衛はすぐに釈放された。
温和な表情で平野屋さんには世話になっていますからと話した九平次に
あほぼんはすっかり騙され、いい印象を抱いたようです。
そういうことかいな〜
そもそも与力の鬼塚に金を握らせ徳兵衛を逮捕させたのも九平次。
忠右衛門に恩を売って取引をうまいこと運ぼうとしてるんかいなと思ったら
九平次はもっと恐ろしい男だった。
あほぼん徳兵衛を操り、自分の方に引き込み、平野屋を乗っ取る手伝いをさせるつもりらしい。
忠右衛門はすぐに気づいて九平次に近づくなと命じたんやけど、
ますます徳兵衛の反発心に火をつけただけやった。
そして、ちかえもんときたら・・・
『か・・・かっこいい〜!』
「つまりはこういうこっちゃ。
寺坂はんは恐らく大石内蔵助はんから、なんぞ密命を帯びてこの大坂に身を隠した。
与力の鬼塚はんいうのは、そもそも赤穂浅野家ゆかりのお方なんやろなあ。
密命の中身がまだ分からんが間違いなく商いに関わるこっちゃ。
それには平野屋はんの助けもいる。
そやさかい商売敵の伜のはずの若旦さんを助け出さはったんや」ち
「ほんまかいな」お袖
「この近松門左衛門がピンと来たんや」
「それが怪しいちゅうてんねん」
「う・・・とにかくわしは探るで!その密命の中身が何なんかを!」
思い込みとは恐ろしいもんだす。
それに、そのストーリーおもろないで。
『♪ 行かなくちゃ ♪君に〜逢いに行かなくちゃ ♪
♪ 君の町に行かなくちゃ〜♪雨にぬれ〜♪ 』
本日は『傘がない』。
陽水をぶっこんでくるとは・・いいセンスやわぁ・・・
という訳で万吉と共に黒田屋へやってきました。
九平次はいつもの嘘くさい笑顔で出迎えましたョ〜
「わざわざ雨の中どういった御用で?」
「おい!こら!花咲きっちょむ!
十手持ち 唆してあほボン ひっ捕らえさしたんはあんたの差し金やな?
わいは見たんやで〜。
あんたがあの後、十手持ちの親分とこそこそ話してんのをな」
「・・・・・・・( ̄□||||!!」九平次
「あほボンに恩売って信用させて思いのままに操ろうちゅう魂胆やろ!」
「ハハハ・・・なぜ私がそんな事をしなくてはならないのです?」
「ヘヘッ・・・そこや!
あんたの狙いは・・・わいの不孝糖や!」
「・・・えっ?( ゚д゚)ポカーン」
「あんたはわいとあほボンが楽しそ〜に商いしてるのを見て、羨ましいと思てたんやろ」
『何を・・・』
「あんたは気取った男やさかいな。
『わいも仲間に入れてんか』このひと言がすっと言えん」
『何を言うてんねん・・この男は・・・』
「そこでしょうもない計略して、うまい事言うてあほボン引き離して
自分が取って代わろと考えた。
そしていずれは不孝糖を我がの店で商うて、ひともうけしたろちゅう筋書きや!
さあ、どや?花咲きっちょむ!恐れ入ったか!」
「(内心 (* ̄m ̄)プッ)」九平次
途中まではズバリ!やったんやけどな〜
あほや・・・( ̄∇ ̄;) いつも通りのあほや・・・
そしてこいつも・・・
「・・・恐れ入るかぼけえ〜!( -_-)ノビシ*)゚O゚)あぅ
あほ!ぼけ!かす!
お前は分からんのか!?この人がどないな思いで・・・!
どないな思いで一人生き残ってこの大坂で商いしてんのんか!」ち
「もう堪忍してぇな」万吉
「寺坂さん!」
「・・・寺坂?」
「あれは何でっか!?」
「(・・・( ̄□||||!! くっ・・・もはやこれまでか!)」
背後にはいろんな調味料みたいなもんが皿に乗って置いてあったんやけど、
その中に怪しい白いお粉がっ・・・
「あれは・・・赤穂の塩でんな?」ち
「・・・えっ?」九
「わしの調べたところ、吉良の殿さんが浅野の殿さんをいじめとったんは
赤穂の塩が発端やちゅう説がおますな。
赤穂浅野家は独特のやり方で塩を作っとった。
その塩はよう売れてお家は豊かやった。
吉良の殿さんはその作り方を何べんも尋ねたが浅野の殿さんは教えなんだ。
それで恨みを買うたちゅう事や。
大石内蔵助はんは寺坂はんにこう命じた。
「いつの日か赤穂の塩でもって浅野家を再興させい」と。
それには銭が要る。そこで、まず大坂ぃ来て商いを成功させる。
どんどん手を広げて、やがてよきところで平野屋はんの力を借りて赤穂の塩を商う。
そういう・・・目論見なんでっしゃろ?」
なんでしょう・・・この性善説は・・・・( ̄∇ ̄;)ハハハ
あほが二人に増えたで。
そして・・・・
九平次は自分が寺坂吉右衛門だと認め、口止めした上でこんな話を始めた。
「ただ・・・私が大坂で商いをしている訳は近松先生の読みとは少々違います。
ご存じですか?先生・・・
寺坂吉右衛門が四十七士の中でただ一人足軽の身分だったという事を・・・
随分と・・・軽んじられていたのですよ。浅野家の中でも・・・
確かに吉良は憎かった。
しかし私は・・・浅野の殿様も憎かった。
大石内蔵助もその息子も・・・!
四十六人の侍たち皆憎かった!
お分かりですか?近松先生。
浅野の切腹も、吉良への討ち入りも、義士たちの最期も・・・
全て私の・・・たくらみだったのですよ」
「・・・えっ?」ち
「最も身分の低い蔑まれた身の私がいまいましい立場の
上下をひっくり返す事を考えた。
一人残らず殺して自分だけが生き残る・・・
そういうたくらみだったのですよ」
忠義ものからガラリとサスペンス劇場に!
しかもこっちの方がおもしろい!
九平次の闇が一気になだれ込んできたで〜
もちろん九平次は寺坂吉右衛門ではないと思うけど、
語った激しい思いと怨念は九平次のもの。
だからリアリティがあった。
「フッ・・・そういった筋が・・・私には好みです」九
「・・・・・(うっそ〜ん)」ち
「いや〜ドキドキしたわ。
さすがは白刃の下をくぐり抜けて身ぃ潜めてはるお人や。
作り話にも何とも言えん真実味があるわ。
まぁ、ほんまのとこはわしの見立てに限りなく近いちゅう事やろけどな」ち
「わいは合点がいきまへんな。話せば話すほどうさんくさい。
あのインチキきっちょむ、きっとまだまだ裏がありまっせ」万吉
そこへまたお母ちゃんが噂話の続きもってきましたで。
寺坂吉右衛門さんは、姫路の伊藤様というお武家様に身を寄せているそうで
大阪にはいないんやて。
「あぁ〜ほれ、見なはれ!
しょうもない嘘ついて、あんたをからこうたんでっせ!」万吉
「ほな、誰や・・・?
黒田屋はんは一体どこから来たどこの誰なんや?」
「もうどうでもええがな。そないな男の話は・・・
おかあはん、おかあはん!
わい、もう寝ますさかい、なんぞ本読んどくんなはれ」
「子どもか!?お前は!」
甘えん坊かっ?!ゞ( ̄∇ ̄;)
「はいはい。何を読みましょうねぇ〜」喜里
「読むんか〜い!!」ち
「すぐに眠れるように信盛の書いた本にしましょうね」
「おいっ!」
その頃、九平次は天満屋でお初におのれの悪巧みを語っていた。
「平野屋の若旦那を救ったのはお前のためではない。
まして・・・あの若旦那のためでもない。
そもそも若旦那が捕まったのは・・・私の仕組んだ事だ。
同心に金をつかませた。
若旦那に恩を売り信用させた。
あの世間知らずはいずれ面白い手駒となってくれよう。
平野屋を乗っ取るためのね・・・
平野屋は長きにわたり随分とあこぎな事をして暴利をむさぼっている。
その財の最たる源は・・・・朝鮮人参だ。
本来ならば御用商人にしか取り引きできない朝鮮人参を
平野屋はひそかに大量に仕入れ莫大な利をあげ私腹を肥やしている。
私は・・・その全てを乗っ取る」
「何で・・・何でそないな話をわてに聞かせますのや?
あの人は・・・平野屋徳兵衛はわての思い人だっせ?」お初
「お前は・・・徳兵衛に惚れてなどいない。
狙いは・・・平野屋・・・忠右衛門だろう?ハハハ・・!ハハハ!」
九平次・・・恐ろしい子!
その背後には深くて濃い闇が恐ろしい勢いで渦巻いている。
その憎しみのエネルギーはどこからきているんやろ。
近づいたらアカン!呑み込まれてしまうで・・・
一人一人の登場人物が回を経ることにさらにくっきりと浮かび上がり、
生々しい生を感じさせる。
先週までたいして興味が持てなかった九平次という男を知りたい、
もっと見たいと思っているワシがいる。
これが脚本家の腕なんやな〜
第1回 近松優柔不断極(ちかまつゆうじゅうふだんのきわみ)
第2回 厄介者初、井守黒焼(やっかいものおはつといもりのくろやき)
第3回 放蕩息子徳兵衛(あほぼんとくべえ)
第5回 標的、忠右衛門(ターゲットはちゅうえもん)
第6回 義太夫些少活躍(ぎだゆうわりとかつやく)
第7回 賢母喜里潔決断(ははうえきっぱりけつだん)
最終回 曽根崎心中万吉心中(そねざきしんじゅうとまんきちのおもい)

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2. 言うてもせんないことなれど(小池徹平)一足ずつに消えていく夢の夢こそあわれなり(早見あかり) [ キッドのブログinココログ ] 2016年02月05日 17:18
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3. 『ちかえもん』 第4話 [ 美容師は見た… ] 2016年02月07日 22:12
♪行かな〜くちゃ 君に〜逢いに行かなくちゃ〜 君の〜町に〜行かなくちゃ 雨に濡れ〜知らな〜くちゃ♪調べよう〜がなくちゃ…どないしよ〜思うたでほんまに〜今回は歌詞そのまんま、『傘がない』井上陽水(1972)やてヽ(*´∀`)ノゎぁぃ♪しかし年齢不詳の脚本家、藤本有紀
この記事へのコメント
1. Posted by Largo 2016年02月05日 16:54
こんにちわ〜
今期、感想はほとんど壊滅状態です(^^;;
でも「ちかえもん」、ちゃんと見てます〜
>先週までたいして興味が持てなかった九平次という男を知りたい、
謎ですよね。何があったのでしょう。
九平次が動き出したので、万吉が純情なだけでない、ちょっこしですが、ヒーローらしく見えてきました。
徳兵衛の印象も変わりました。そうきたかって感じ。好感度が一気に上がったのですけれども、なんせ「徳兵衛」ですから、うーん、心配です。
>これが脚本家の腕なんやな〜
ほんに、ほんに。
お袖さんも気になるし、ほんと出てくるキャラが全部気になります!
今期一番、次週が楽しみなドラマです(^^
今期、感想はほとんど壊滅状態です(^^;;
でも「ちかえもん」、ちゃんと見てます〜
>先週までたいして興味が持てなかった九平次という男を知りたい、
謎ですよね。何があったのでしょう。
九平次が動き出したので、万吉が純情なだけでない、ちょっこしですが、ヒーローらしく見えてきました。
徳兵衛の印象も変わりました。そうきたかって感じ。好感度が一気に上がったのですけれども、なんせ「徳兵衛」ですから、うーん、心配です。
>これが脚本家の腕なんやな〜
ほんに、ほんに。
お袖さんも気になるし、ほんと出てくるキャラが全部気になります!
今期一番、次週が楽しみなドラマです(^^
2. Posted by きこり→Largoさん 2016年02月06日 17:01
こんばんわ〜♪
いや〜私ね、「ちかえもん」かなり楽しみにしてますよ〜
木曜日なんて「ちかえもん」見られるのを支えに仕事頑張ってます(笑
>九平次が動き出したので、万吉が純情なだけでない、ちょっこしですが、ヒーローらしく見えてきました。
ね〜!なんか隠していた鋭さが見えちゃって・・・あほのままでいいんだけど(笑
実は賢いんじゃん!って・・・( ̄∇ ̄;)
途中でいつものあほに戻ってくれたからほっとした。
>徳兵衛の印象も変わりました。そうきたかって感じ
先週まですんげぇやなやつだったのに(笑
手代として汗を流す姿や、丁稚たちに笑われても一緒に笑っているかわいさ、
梅をみつめていた時の一途な風情にキャラクターとしての奥行が見えてきました。
万吉による物語の引っ張り方がホントうまくて、毎回引き込まれますワ。
筆でひと塗り、そしてまたひと塗りしていくように
物語に新たなテイストが加わっていく過程が楽しいですなぁ。
いや〜私ね、「ちかえもん」かなり楽しみにしてますよ〜
木曜日なんて「ちかえもん」見られるのを支えに仕事頑張ってます(笑
>九平次が動き出したので、万吉が純情なだけでない、ちょっこしですが、ヒーローらしく見えてきました。
ね〜!なんか隠していた鋭さが見えちゃって・・・あほのままでいいんだけど(笑
実は賢いんじゃん!って・・・( ̄∇ ̄;)
途中でいつものあほに戻ってくれたからほっとした。
>徳兵衛の印象も変わりました。そうきたかって感じ
先週まですんげぇやなやつだったのに(笑
手代として汗を流す姿や、丁稚たちに笑われても一緒に笑っているかわいさ、
梅をみつめていた時の一途な風情にキャラクターとしての奥行が見えてきました。
万吉による物語の引っ張り方がホントうまくて、毎回引き込まれますワ。
筆でひと塗り、そしてまたひと塗りしていくように
物語に新たなテイストが加わっていく過程が楽しいですなぁ。
3. Posted by mana 2016年02月07日 22:10
やっと書けた〜。
諦めんと書いてまう〜。
うんうん、今回はまた違った趣向で
CMなしの45分があっちゅう間でしたな。
益々知りたくなった久平次の過去。
親分って呼ばれてなかった?
せやけど、
炭坑の親方がこない化けてくれはるやなんてな〜♪
みんな楽しい\(^o^)/
言われてみれば万吉も!
何者やねん(笑)
諦めんと書いてまう〜。
うんうん、今回はまた違った趣向で
CMなしの45分があっちゅう間でしたな。
益々知りたくなった久平次の過去。
親分って呼ばれてなかった?
せやけど、
炭坑の親方がこない化けてくれはるやなんてな〜♪
みんな楽しい\(^o^)/
言われてみれば万吉も!
何者やねん(笑)
4. Posted by きこり→manaさん 2016年02月08日 23:11
お疲れちゃーーん!
大変だとわかっていながらも、書きたくなってしまうドラマだよね〜
私も毎回、もうこの辺でやめっか?とか思う( ̄∇ ̄;)
>益々知りたくなった久平次の過去。
親分って呼ばれてなかった?
も〜親分さん、魅せる見せる!たいして目立たない役かと思ったけど
藤本さんのドラマで脇って登場人物はいないんだよね。
みんなしっかり生きとる。お母ちゃんの喜里もいいキャラだよね〜!
万吉は何者なんじゃろ・・・
ラストにいつのまにかちかえもんの前から消えていくんやろな。
置き土産が楽しみだじぇ〜!
大変だとわかっていながらも、書きたくなってしまうドラマだよね〜
私も毎回、もうこの辺でやめっか?とか思う( ̄∇ ̄;)
>益々知りたくなった久平次の過去。
親分って呼ばれてなかった?
も〜親分さん、魅せる見せる!たいして目立たない役かと思ったけど
藤本さんのドラマで脇って登場人物はいないんだよね。
みんなしっかり生きとる。お母ちゃんの喜里もいいキャラだよね〜!
万吉は何者なんじゃろ・・・
ラストにいつのまにかちかえもんの前から消えていくんやろな。
置き土産が楽しみだじぇ〜!