「グリーン・カード」 1990年 米 監督 ピーター・ウィアー「トランスアメリカ」 2005年 米 監督ダンカン・タッカー

2015年08月14日

「探偵の探偵」 第6話 深まる謎・・・死神へと続く鍵!出会うはずない二人

 さて、玲奈(北川景子)たちがDVシェルターから消えた芦原遥香(西原亜希)の夫・升瀬淳史(中野裕太)のアパートに行ったら窪塚(三浦貴大)と長谷部(渋谷謙人)会ったんだったわね。
窪塚は玲奈に檜池殺しの第一容疑者になっていることを教えましたぞ。

 アパートの前で升瀬が家賃を滞らせているのに貯金が300万もあると言っていた長谷部の言葉を小耳にはさんだ玲奈はその300万は『死神』の調査料支払のために残してあると考え、升瀬のポストから請求書を盗み、琴葉(川口春奈)に取引銀行を調べさせた。

 取引銀行口座が判明すると銀行の名を語り、家賃の強制徴収を行うと伝え、升瀬が潜伏しているホテル名を聞き出しました。
で、ホテルで升瀬の部屋番号を聞き出すと隣の部屋にチェックイン。
さらに清掃のおばちゃんの隙を狙い、升瀬の部屋のカードキーを自分の部屋のと入れ替えた。

 いや〜ポストから郵便物は盗み放題。
銀行もホテルも簡単に個人情報を教えてくれる・・・
一応玲奈は主人公なので善の立場ですが、油断も隙もありゃしない。
やはり自分の身は自分で守らねばとの思いを再確認しました。


 その頃、琴葉の姉・彩音(中村ゆり)は夫の会社を訪ね、哲哉(柏原収二)に「琴葉に謝って欲しいの」と訴えていた。

 いやいやいやいや・・・まるで夫一人が玲奈をやっつけたかのような態度だけど、アンタも積極的に参加してたでしょうがーー恐ろしかーー
哲哉が同意しないとキレて離婚しかねない勢いで去っていったぞ。


 その後、スマ・リサーチに琴葉を訪ね哲哉とも別れるし部屋も出るから戻るよう懇願。拒否され突き飛ばされると涙ながらの愁嘆場を演じておりました。

 一番病んでいるのはこのお姉さんか・・・?
琴葉が言っていたように急に被害者面だしぃ・・・
てか、琴葉ったら昔からお姉さんのこと嫌ってたんじゃん・・・
怪我して失業中だから、しかたなく嫌いな姉の世話になってたのか?
なんだよ、ハッピーファミリーじゃなかったのかよ・・・( ̄∇ ̄;)

 彩音は琴葉が豹変したのはすべて玲奈のせいと考え、恨みを募らせているようです。
なんかこの手の悪魔憑きのようなキャラクター、ドラマではにぎやかし的によく登場しますが、(あまりよろしくないドラマで)たいてい最終回近くなると悪魔が抜けて改心するのよね。


 野次馬根性丸出しの探偵課のみなさんの中でただ一人思いやりを見せる桐嶋(DEAN FUJIOKA)。
あとでさりげなく琴葉の話を聞いてあげてたぞ。
お兄さんのことを言っていたけど、コレが後で効いてきたりするのかしら?

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 その後、升瀬の留守に部屋に侵入した玲奈は置きっぱなしの(今時の若者はちょっと煙草買いに行くときですら携帯していくんじゃ?)スマホをチェック。
「野放図」というヤカラと連絡を取っているのを確認後、自分のものと同期(こういう作業したら一応報告のメールとか行くんじゃ・・?)。

 侵入中に升瀬が部屋に戻ってくるも(玲奈はクローゼットへ)、すぐにまた外に出ていくという定番のヒヤリ&ほっ・・を折り込みまして・・・
奴の持ち物から「死神」仕様の調査報告書を発見。升瀬と死神の繋がりを確信するのでした。

 その後、霧島の協力を得てDV被害者と加害者達の情報を入手したところによると、加害者達はみんな仕事を休んでおり、池袋にいると言っていた者がいたそうな。加害者達同士に横の繋がりはないようだが何等かの理由でどこかに集合しているのかもしれない。

 琴葉に升瀬の部屋の音を監視させているとメールが入り、「野放図」の元へ出かけて行った。
同期した時升瀬の居場所を探知するソフトも入れたんで簡単に追いかけることができたわよ〜(仕事が早すぎる!)

 一方、DV保護シェルターからの女性失踪事件を捜査している窪塚たちは、失踪した女性たちが載っている人探し専門掲示板を見つけた。
そこではDV男達がいなくなった妻や恋人たちの捜索を依頼していた。

 で、サイトの運営会社を訪ねるももぬけの殻。
その会社は表向きは解体工事や産業廃棄物の処理を請け負っていたが、出会い系サイトの運営や振り込め詐欺とかに手を出していた模様。
この会社のメンバーの中にはかなり凶悪な事件に関わっている「野放図」という準暴力団の者がいたそうで長谷部はビビッております。

 そうそう、よくわからん内容の電話をしてきていた坂東(相島一之)が須磨(井浦新)を訪ねてきた。
会うのは8年ぶりらしい。
一応玲奈を第一容疑者にしているも、なんら証拠はないのを須磨に見抜かれておった。
盗聴器をしかけようとするも、すぐに須磨に見破られるというお粗末さを露呈していたぞ。

 玲奈の居場所を聞いてたけど、そんなもんスマ・リサーチの前で張り込んでりゃすぐわかるんじゃないの?
しょっちゅう玲奈戻ってきているよねぇ・・・?( ̄∇ ̄;)
そこまではやりたくないのかい?


 升瀬を追っていた玲奈はある一軒家に到着。
車が何台も停まっていて、捕まったら生きては帰れない雰囲気ありあり・・・
壁づたいに音を確認すると、ここにDV加害者達が集められているようです。 
集合をかけたのは『野放図のまりこ』と名乗る女。

 彼女の言葉によると、女性たちの居場所を突き止めたのはやはり「死神」らしい。
『野放図』はその情報をもとにDV男達に声をかけ女性たちを連れもどしを請け負った(一人300万)だけだって。

 のんびり盗聴していた玲奈でしたが・・・
勘のいいまりこの指示ですぐに拉致されてしまいました。

 も〜命がいくつあっても足りやしないよ。
普通なら拉致された時点で殺されるなりなんなりされてると思うが・・・
主人公は簡単には死なないから安心しております。


 自分の行動を社長にも霧島にも報告しないよう命じて一人で出かけた玲奈のことが心配でたまらない琴葉は窪塚に連絡を取りました。
その命知らずの行動にあきれ返る窪塚に琴葉は玲奈の思いを伝えたさ。

「確かに玲奈さんは妹を死に追いやった悪徳探偵をずっと探しています。
けど、それだけじゃない。二度と同じような事件が起きないよう最悪の事態を防ごうとしているんだと思います。
玲奈さんが言ってました。警察は事件が起きてからじゃないと動かない。
事件を未然に防ぐのが探偵の仕事だって」

 なるほどね・・・( ̄-  ̄ ) やっと玲奈がここまで必死になる理由がわかったよ。

「だからと言って法を無視していい理由にはならない。
警察は刑事。探偵は民事。そもそも専門が違う。
俺たちは対立する間柄じゃないんだ。ここから先は警察の仕事だ」

 そういう訳で玲奈捜索を開始してくれたけど、やみくもに探したってねぇ・・・・(ーдー)
って、予告で『前代未聞のラスト15分』って煽ってたけど大丈夫か?
ハードル上げすぎてないか?期待しちゃうよ〜?


 第1話 衝撃の問題作が今夜解禁!復讐に生きる女探偵
 第2話 狙われる命、暴かれる秘密
 第3話 真犯人現る!闇夜の決闘!!
 第4話 第一章完結!炎の中の死闘
 第5話 新章開幕〜新たな事件発生!DV被害者失踪の謎
 第7話 真相解明!夜明けの大乱闘!愛しき刑事に捧ぐ涙
 第8話 最終章突入!反撃の始まり
 第9話 死神からの挑戦状!黒幕と因縁の対決へ
 第10話 全ての終焉へ!遂に判明する死神の正体
 第11話(最終話) 狂乱の最終回!復讐の先の哀しき希望

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matakita821 at 18:02│Comments(2)TrackBack(6)「探偵の探偵」 

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玲奈(北川景子)は、DVシェルターから失踪した遥香(西原亜希)の夫・升瀬(中野裕太)のアパートの前で、窪塚(三浦貴大)と対峙していました。 窪塚は玲奈に、警察が玲奈を檜池(尾上寛之)殺害の犯人として疑っているため、目立つ行動を控えるように忠告します。

この記事へのコメント

1. Posted by う〜みん   2015年08月15日 13:58
何か段々ときこりさんのツッコミが厳しくなってきているような..(^_^;)もうグダグダ路線まっしぐら何でしょうか..せっかくスタートが良かったんだから何とか持ち直してほしいです。

グダグダで思い出しましたが(相当失礼な思い出し方)「mozu」の映画が予定されているようですね。原作からかなり離れて「だるま」の話らしいですがちゃんとうまくまとめてくれるのかなとかなり疑ってます。既にもうグダグタで全く期待してないからこれでうまくまとめたら拍手喝采ですね(^_^;)見に行く予定はありませんけど(^_^;)きこりさんは見に行かれますか?
2. Posted by きこり→う〜みんさん   2015年08月15日 19:32
>何か段々ときこりさんのツッコミが厳しくなってきているような..(^_^;)
そうなの・・・なんかそんなにおもしろいと思えなくなってきた・・・( ̄∇ ̄;)
DVシェルター失踪事件、どうでもいいような・・・(笑
一応、死神を追うという線でつながってはいるんだけど、平坦な展開というかねぇ・・・
>「mozu」の映画が予定されているようですね。原作からかなり離れて「だるま」の話らしいです
ずーーーーーーーーっと引っ張ってきただるまの正体がやっと!って・・・ねぇ・・
ドラマがそれほどじゃなかったから、映画に期待する気持ちになれないというか・・・
よっぽどおもしろかったドラマの映画版なら行ってみようかなって気にもなるんですが・・
ニシジには悪いけど、惹かれませんなぁ・・・(; ̄ー ̄A

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