「探偵の探偵」 第5話 新章開幕〜新たな事件発生!DV被害者失踪の謎「グリーン・カード」 1990年 米 監督 ピーター・ウィアー

2015年08月09日

「ど根性ガエル」 第5話 バカ社長 VS 悪徳社長!20円の攻防

 手が届きそうで届かない・・・
手に入れたと思っても、飛び立ってしまう。
だから、いつも無い物ねだり。
でも、それが生きてるってこと。
無い物ねだりで必死に追いかけている時、生きているって思う。
クワガタを追いかけているひろしや母ちゃんたち、楽しそうだったね。
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 さて、創業30周年を迎えた「ゴリラパン」では社員の中から「一日社長」を選ぶという行事が行われた。
選出方法は新入社員、つまりひろし(松山ケンイチ)と京子ちゃん(前田敦子)にゴリラパンを食べさせ、激辛を食べた方が当たりというもの( ̄∇ ̄;)ハハハ・・・

 京子ちゃんと密着できると二分の一の確率に賭けるも、ひろしに決まりガックリのゴリライモ(新井浩文)・・・
「シャチョウサン」になれて大喜びのひろし・・・
そんなことどうでもいいよと投げやりスタンスの京子ちゃん・・・
また息子が何かしでかさないか不安が湧き上がる母ちゃん(薬師丸ひろ子)・・・
まだ何も知らないピョン吉(満島ひかり)・・・


 そんな訳でひろしの社長デーが始まりました。
でも、そもそも「社長」の仕事がわからないひろしは暇でしょうがない。

 そんな頃、同じようにヒマを持て余している夜勤明けの五郎(勝地涼)(ピョン吉Tシャツ着用)、京子のおばあちゃん(白石加代子)、梅さん(光石研)、
校長先生(でんでん)、よし子先生(白羽ゆり)が教室に集いました。

 って、よし子先生に急かされる体で始まった恒例の梅さんのプロポーズ作戦もいつも通り不発。
もういっそ、よし子先生の方からプロポーズしちゃえばいいじゃん!と思うが、コレもないものねだりなのかねぇ・・・


ど根性ガエル (1) (集英社文庫―コミック版)ど根性ガエル (2) (集英社文庫―コミック版)


「そういえば、おいらも授業 好きだったな」ピョン吉
「ほ〜そうであったか」校長先生
「うん、楽しかったぜ。みんなでワイワイ ワイワイやってさ。
そうか・・・・ひろしがもう学校行かないから、おいらももう授業は受けられないのか」

無い物ねだりよね。
自分が手に入らないものを欲しがるように出来てるのよ人間は。
それを「片思い」っていうのね
」おばあちゃん
「片思い・・・」よし子先生
「片思い」ピョン吉
「人間は皆何かに片思いをしてるの。
それが 生きてるってこと。恋であれ何であれね」
おばあちゃん
「何かと両思いになりたくて頑張るってことが大事だということでヤンスか?」五郎
「そう思うわぁ〜」
「おいらは何に片思いしてるんだろ?」ピョン吉
「さぁ〜?それは自分にしか分からないわねぇ〜」

 五郎の無い物ねだりは『悪いことをしたい』。
と言っても五郎だから非情なアレではなく、道路の横断歩道のないとこを歩きたいって程度だけどね。


 その願いはすいかを落としたおばあちゃんとピョン吉のおかげで叶いました。

あっ!道渡っちまったでやんす!
あ・・・でも何かちょっと いい気分でヤンス」五郎
「そりゃよかったぜ」ピョン吉

 んが、ピョン吉の目が回り熱が出ちゃったわ〜
慌ててひろしの元へ行くも、ひろしは社長業が忙しくて放置。
母ちゃんと京子ちゃんが手当をしてくれました。

 暇ダレしていたひろしが何で急に活発に動き出したかというと・・・
浅草ぽんぽこ企画というイベント企画会社から5000個の注文が入り、そのご挨拶に行くことにしたからだった。
今までゴリライモがずっと営業をかけてきたのに相手にされなかった会社よ〜

 社員たちに生産増量を伝えるひろしの口調・・・
最初は森繁?とか思ったけどハナ肇さんでしょうか〜?(* ̄m ̄)プッ


 京子ちゃんの指摘により服装もゴリライモ仕様になった(でも、それまで着ていた麻っぽい若草色のシャツが素敵だったわ〜)ひろし社長は秘書のゴリライモを従え出発!
尚、いつものゴリライモファッションは京子ちゃんから「ちょっと成金ぽい」と表現されゴリライモがショックを受けたことを記しておきます。

 浅草ぽんぽこ企画の社長・田辺が手塚とおるなら何かが起こらない訳がない。
納入してみれば卸値価格60円じゃなくて40円だったはずと言いだした。
「いやいやいや、60円と言った」と慌てるひろしを抑え、冷静に対応するゴリライモ。

「御社は いつも 葛飾製パンさんとお取引されてますよね?
だけど、おっしゃってた卸値では葛飾製パンさんに断られた。
けどイベントは待ってくれない。予算も変わらない。
で、困ってうちに」ゴリライモ
「・・・・・・」田辺
「分かりました。今回は卸値40円で置いて行かせていただきます。
ただ1つお願いがあります。
正規の単価にはなりますが今後のお取引 お願いできますか?」

 まさにピンチをチャンスに変える大人の仕事。
貸しってことで、今後の取引は有利に進められたし。
これには、ひろしもぐうの音も出やしない。


「あ〜許せねえ だましやがって!」ひろし
「怒鳴り込んでもどうしようもねぇだろ。
お得意様が1軒増えた・・・だろ?
俺も社長になったばかりの頃はいろいろやられたよ。
1000個 注文受けて持って行ったら「ゼロが違う。頼んだのは100個だ」って
言われたり」ゴリライモ
「何だよ、それ・・・
クッソ〜!ぐぁ〜〜!チクショ〜〜!!
すまん ゴリライモ!この通りだ!<(_ _)>
「よせよ。そういうの仕事で。お前が悪いわけじゃねえし」
「ハハハ…ハハハ…!というわけで終わりだな、一日社長」
「えっ?」
「俺、やっぱ無理。社長とか。ヘヘっ。じゃ帰ろうぜ」

 創立祈念祝ってことでひろしがゴリライモにお寿司をねだったため、またまた宝寿司に全員集合。
いつものようにはしゃぐひろしでしたがピョン吉とゴリライモだけが落ちこみに気づいておりました。

 問詰められ、すぐに話す素直なひろし・・・( ̄∇ ̄;)

「大人ってこういうことか、カッコいいなって思ったよ。
ゴリライモなのにだぞ!?
しかし俺はダメだな〜。全然ダメ! あ〜情けねぇ。
はぁ・・・情けねぇよ。
一日社長とかになっただけで調子に乗ってよ。
何にもできることなんかねぇのに。
注文の電話だってたまたま受け取っただけでよ。
俺は何もしちゃいねぇのに舞い上がっちまって。
まるで自分の手柄みてぇにはしゃいでよ!

バカだ。バカ!大バカだい!
結局、会社に迷惑掛けちまうしよ。
ハハハ…ホント どうしようもねえよな!

はぁ・・・一体俺は何がしてぇんだろうな!?
分かんねえよ!

 でもさ、大バカだってわかっただけスゴイじゃん。
以前のひろしは、それすらもわかってなかったんだからさ。ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
落ちこむなんて、たいした成長だよ。


「おいらは嬉しいけどな。
相変わらずのダメひろしだからよ。
おいらは、もういらねえのかな〜とか思っちまったからな」ピョン吉
「はぁ?何だソレ!」ひろし

 ひろしが大人になった時が別れの時・・・
本当は一番ひろしの成長を喜びたいんだけど寂しさが抑えられないやね。


「無い物ねだりの究極ねひろし君は。
何が欲しいのかも分からない。楽しみねぇ〜これからが!ウフフ」
おばあちゃん

 何が欲しいのかわからないのも不安だ。
でも楽しみって言ってもらえりゃ、子供は不安より期待感をもつもんだ。
さすが白石加代子さん、いつもピシッと締めてくれるねぇ・・・
「子供」にも「大人」にもなれる。
そしてどの立場へも慈愛のこもったまなざしを感じるよ。


「いいじゃないか。結果はどうでも。
アンタ、ちょっと楽しかったんじゃないかい?ひろし」母ちゃん
「え?」ひろし
「私には楽しそうに見えたけどね」
「そりゃあ、まぁ・・・」
「だったらそれでいい。楽しいのが一番いいんだよ。
今朝、アンタ言ってたよね。
ガキの頃は捕れもしないクワガタを一日追っ掛けててそれだけで楽しかったって。
大人になったって同じなんだよ。
楽しかったらそれで十分じゃないか」

 大人になって子供の頃の夏休みのわくわく感を体験できるって幸せなことだよね。
それが仕事だったり、趣味だったり、人によって違うけど。
ただ楽しめるってすごいことだったんだな〜って今なら思う。
でも、永遠の夏休みが続いているようなひろしにはまだよくわからない。
何かは見えてきたみたいなんだけどね。


 自分の無い物ねだりって何だろう・・・
宝寿司の帰りにみなさんそれぞれ考えております。

「ゴリライモ君はさ・・・何で一日社長とかやってるの?勉強のため?」京子
「・・・・・・」
「言いたくなきゃ、いいよ」
「いや・・・しんどいの。時々休みたくなるんだよ、社長を。
あいつが言ってるほどすごいわけでもないし」
「へぇ〜正直でいいねぇ。ゴリライモ君にもあったんだね。無い物ねだり」
「京子ちゃんは?京子ちゃんの無い物ねだりって何?」
「うん・・・分かんない。ひろし君と同じなのかもしれない。
あそこまでバカじゃないけどね。
でも、ちょっと うらやましいよ。あんなふうに「俺はダメだ〜」って言えるのね。
まぁ、言いたくはないけどね」

 京子ちゃんの無い物ねだりは、素直で純真な心?
自分はもう昔の自分じゃないって思い込んでいる。
そう思い込んでいるだけで、素直な京子ちゃんはちゃんと奥の方にいると思うんだよな。


 翌朝、ピョン吉はひろしをクワガタ採りに誘った。
ひろしはグダグダ文句言って抵抗したけど、ピョン吉のねばり勝ち。
母ちゃんも一緒に公園に向かったぞ。

 で、行っちまったら、すぐに夢中になるのがひろしさ。
クワガタめがけて木を登り始めました。
偶然会った京子ちゃんが応援しております。

「ひろし君!ピョン吉くん!頑張れ〜!」
「おう!おう、京子ちゃん任せとけ!」ひろし
見つけるまで 下りて来んな!
「え〜・・・おい!むちゃ言うなよ」
「ハハハ・・・頑張れ。・・・・はぁ・・・頑張ろう・・」

 ひろしのおかげで京子ちゃんにも以前のパワーが戻ってきそうだな。

 そこに五郎も到着。

「かあちゃん・・・・ピョン吉は・・・ひょっとして死んじまうんでヤンスか?」五郎
「え・・・・?えっ?」母ちゃん
「えっ?」京子

「なぁ、ひろし。おいらの無い物ねだりは何だと思う?」ピョン吉
「あ?今集中しねぇと危ねぇから話は後だ」ひろし
「おいらの無い物ねだりは、ずっとひろしと一緒に生きることだい。
おいら 死にたくねぇ。
カエルだから死んじまうんなら、だったら人間になりてぇ。
人間になってひろしと一緒に生きて行きてぇ。
だっていっつも同じ家で寝てさ、同じもの食ってるだろ?
おいらだってずっとみんなと一緒に生きてぇよ。
これがおいらの、無い物ねだりだぜ」

「あぁ?何だよお前、ややこしい話 やめろってんだよ」
「生きてるだけでいいだろってことだい!
ひろし、根性で生きようぜ!
生きてるだけで楽しいだろ?
答え探してんのが楽しいだろ!?」

「そうだな。・・・フッ、そうだよな」
「おう!」

 ピョン吉の無い物ねだり・・・その必死な願いが切なく激しく伝わってきました。
ピョン吉として生きている満島さんの声においらの心も震えたよ。
ひろしと一緒に生きていきたい。それが叶えられないのなら・・・・
めんどくせぇことは考えなくていい。
生きている今を大切にしようぜ!ってね。

 も〜〜毎回なぜか泣かされます。
「ど根性ガエル」なのによ・・・(ノω・、) ウゥ・・・


 第1話 伝説漫画が実写化!ダメ男と平面ガエルが大暴れ!
 第2話 ひろしが泥棒 !? ピョン吉大追跡 !
 第3話 決死のパン作り!初月給で親孝行
 第4話 雷雨決行!父に捧げる花火大会!!
 第7話 ピョン吉別れ旅!カエルに戻る日
 第8話 16年の恋に決着!死ぬなピョン吉
 第9話 ピョン吉最後の日!最後のど根性
 第10話(最終話) 消えた!?復活!?ピョン吉の未来

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母親たちは子供をさがしている。 あどけない寝顔で寝息をたてる子供を。 夏の浜辺で水しぶきをあげる子供を。 玩具売り場で泣きわめく子供を。 うるさいほどにまとわりつく子供を。 しかし・・・時は流れて行く。 あの子供たちはもういない。 スイカを食べていた子供たち。
2. 【ど根性ガエル】第5話 感想  [ ドラマ@見取り八段・実0段 ]   2015年08月09日 16:13
無い物ねだりよね。 自分が手に入らないものを欲しがるように出来てるのよ、人間は。 へぇ。 それを「片思い」っていうのね。 片思い…。 片思い。 人間は皆、何かに片思いをしてるの。 それが生きてるってこと。 恋であれ、何であれね。 何かと
3. ど根性ガエル (第5話・8/8) 感想  [ ディレクターの目線blog@FC2 ]   2015年08月09日 17:16
日テレ系『ど根性ガエル』(公式) 第5話『バカ社長VS悪徳社長!20円の攻防』の感想。 なお、原作漫画:吉沢やすみ氏の『ど根性ガエル』は数巻は既読、過去のアニメ版も見た記憶あり。 朝、嫌々出社したひろし(松山ケンイチ)は、朝礼で一日社長に任命さ
4. ど根性ガエル 第5話  [ レベル999のgoo部屋 ]   2015年08月09日 18:29
「バカ社長vs悪徳社長!20円の攻防」 内容 ある日の朝、ゴリライモ(新井浩文)が社員達を集め、 30周年を迎えたゴリラパンの創立記念日を迎えた恒例行事として、 新入社員のうちの1人を1日社長をすると発表する。 ひろし(松山ケンイチ)か。。。京子(前田敦子...
5. 「ど根性ガエル」1〜5話  [ Akira's VOICE ]   2015年08月10日 09:56
毎回泣いているでやんす。
6. 【ど根性ガエル】第5話感想と視聴率  [ ショコラの日記帳・別館 ]   2015年08月10日 15:31
「バカ社長VS.悪徳社長!20円の攻防」 第5話の視聴率は、前回の8.7%より下

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