素敵なニャン生のはじめ方「探偵の探偵」 第1話 衝撃の問題作が今夜解禁!復讐に生きる女探偵

2015年07月06日

「天皇の料理番」 第11話 皇居編〜最愛の人と最後の晩餐

 大正12年(1923年)9月末。 
震災後、篤蔵たちは桐塚先生(武田鉄矢)のお宅にお世話になっていた。
桐塚家には下宿を失った学生たちも住んでおり、俊子(黒木華)は幼い周二郎の面倒を見ながら女中さんと二人で家事全般をこなし、産婆さんの仕事もあり、忙しくて休む間もない日々を送っていた。

 俊子の疲労を気遣いながらも、篤蔵(佐藤健)も救護活動を続けながら、人手不足の大膳寮を回していかねばならず多忙を極めていた。

『私は幸せでした。
あの震災で家族全員無事を得るなど何という幸せ者なのだろうと。
私は幸せでございました』

HPはこちら

 そして年が明け大正13年(1924年)1月26日、
国民感情をおもんばかり延期になっていた皇太子のご成婚の儀が執り行われた。

「やっぱりいいですね、祝宴の料理は。
作ってるほうも明るい気持ちになりますよ」篤蔵
「さようでございますね」宮前(木場勝己)

 なんて言ってると入沼さん(天野義之)がご成婚騒ぎに紛れて宮城内に侵入をはかった男がいると知らせにきましたぞ。
行ってみると・・・そこには腰紐で縛られた新太郎ちゃん(桐谷健太)が!

「お前さん!お前さんお前さん!」
「あっ・・・!」篤蔵
「お知り合いですか?」入沼
「大変申し訳ございませんでした!」篤蔵

 も〜相変わらずお騒がせなんだからぁ〜
でも、アンタの「お前さん」が聞けて、わたしゃ嬉しいよ。
(ノ∀;`) よく無事で戻ってきておくれだね。
って、納得できる絵が描けたからではなく、震災で呼ばれた(稼ぎ時?)気がして帰国したらしい。

 新太郎ちゃんって・・・もしかして芸術家ではなくて商売人なんじゃ・・
時流を感じる野生の勘はあるみたいだから、何か商売でも始めたら成功するんぢゃ・・・
取りあえずバンザイ軒に下宿させてもらうことになりました。


天皇の料理番 (上) (集英社文庫)天皇の料理番 (下) (集英社文庫)天皇陛下料理番の和のレシピ


 あっと言う間に2年が過ぎ・・・
大正15年(1926年)12月25日、大正天皇が崩御。
1927年は篤蔵にとって悲しみの年明けとなりました。

 わたしゃ、大正天皇がお隠れになったら料理番も入れ替わるのかしら・・って心配していたんだけど、そのようなことは無く、大膳寮の皆様もそのまま昭和天皇にお仕えすることになったらしい(´▽`) ホッ

「皆さん今年もよろしくお願いします!
昨年はお食事をお作りしていた我々としては
ふがいないことこの上ない年の瀬となってしまいました。
この悔しさを忘れずに今上陛下のお食事について
健康の面からももっともっと考えていきましょう」
篤蔵
「はい」一同

 で、篤蔵は早速、「剣葬の儀」の翌週の豊明殿の午餐の相談を宮前さんとしていたんだけど、何と、宮前さんから引退宣言をされてしまったぞ。

「えっ・・・わし、宮前さんおらんと何もできませんよ」篤蔵
やりたい放題だったお姿しか記憶にございませんが」宮前
「ほれは・・・」
「お名残惜しいんですがあいにく耳が遠くなり、声も大きくなってしまいましたので。
新しいお上にふさわしい新しい大膳をおつくりくださいませ」
「はい」

 宮前さんらしい潔い幕の引き方だったね。
多少耳が遠くなっても料理の腕に変わりはないんだから、まだまだやれただろうけど
料理番としての自分に妥協を許したくなかったんだろうね。
残る者達への信頼と期待を込めた引退の決断だったと思う。


 そんな事があったと俊子に話していたら、俊子が発作で苦しみ倒れてしまった。
すぐに医者を呼び、診てもらったら「心不全」と診断され、絶対安静を言い渡されました。
今までにもちょいちょい発作は起きてたんだけど、心配かけまいと篤蔵には言わなかったんだよね。

 篤蔵は眠っている俊子のそばでつぶやきました。
「言ってくれや、俊子。どれだけ我慢してたんや・・・」

 しょぼん・・とする篤蔵・・・
なのに翌朝、俊子が起きてきたらキッツイ感じで怒鳴ってしまうという・・( ̄▽ ̄;)


寝とらんか、このだわもんがあ!
おかしいなと思ったら 何ですぐ病院 行かんのじゃ
アホなんか お前は!
倒れたんです あんたは
倒れて 医者 呼んで
あんたは絶対安静やて言われたんです!」

「私・・・ほんなことになってるんですか?」
「大変やったんやぞ 夜中に一太郎が医者呼び行って
ほやから医者のお墨付きが出るまで
動いたらいかんのです
分かったら、はい、ほらっ、布団!」


 それでも俊子は篤蔵が料理する背中を嬉しそうに見つめていました。
ホントに好きなんだねぇ・・・
篤蔵が料理する姿を見たのは、華族会館に行った時ぐらいか・・・
家で料理をしたことなんてないんだろうねぇ・・
子供達も篤蔵の作った料理の完成度と旨そうなビジュアルに驚いてたぞ。


 俊子に絶対安静、掃除も洗濯も一切しちゃダメ!と言い置いて仕事に向かった篤蔵ですが・・・
心配で心配でしょうがない。厨房でもイライラしております。

「厨司長のお心の乱れはお上のお食事の乱れにもつながりかねないと存じますが」宮前
「妻が・・・その・・・少し」篤蔵
「少し?」
「少し体を壊しまして」
「では落ち着くまでお食事のほうは私どもでやりますんで
厨司長は 献立作りのみに専念なさってください」
「ほんな・・・」
「最後ぐらい私も厨司長のまね事をしてみたいので」

 宮前さんの心遣いが嬉しいやねぇ・・・
周二郎は新太郎ちゃんが見てくれることになりました。
この日から新太郎は秋山家の一員となりました。


 そんな訳で早目に帰宅して見ると・・・台所に宇佐美(小林薫)さんが!
梅(高岡早紀)から事情を聞いて力になろうと来てくれたようです。
でも、大先輩がこんな普通の家で料理をねぇ・・・篤蔵大慌て・・・

「余計なことするな」宇佐見
「余計?」篤蔵
「おじさん調理場を離れたから今日は腕をふるいたいんだって」初江
「いや、けど・・・」

 俊子も宇佐美さんが料理をしてくださるのに普段使いの食器じゃ申し訳ないとお客様用のものを出そうとしてまた倒れてしまいました。

「頼むから、これからは静かにしててくれ。約束したんやからの」篤蔵
「約束?」俊子
「約束したやろ。わしより長生きするって」
「はい」

 俊子は忘れていたみたいだけど、篤蔵はしっかり憶えてましたぞ。
俊子のあの言葉が篤蔵を救ってくれたんだよね。


 そして篤蔵の作ったおかゆを嬉しそうに味わう俊子・・・
俊子は本当に幸せだったんだと思う。


 てか、宇佐美さんいつのまにか華族会館を引退してたのね・・・
まだまだ元気ですのにぃ〜
そしていい年になった篤蔵だけど、今でも父親のように気にかけていてくれる。


 宇佐美さんの「食べられなくなったら体力が落ちる」というアドバイスを受け、篤蔵は目にも美味しそうな「食養生」レシピを工夫しました。
でも俊子は少しづつ弱っていき、だんだん食べられなくなっていった。

 床の上で俊子は雨の中あじさいの葉を歩いているかたつむりを見つめていた。

「行ってしまいましたね・・・」俊子
悲しそうな顔になったもんだから、篤蔵は窓を開けてかたつむりを引き戻したさ。
「ほら、戻ってきたぞ」
二人は肩を並べかたつむりを見守り続けました。

 かつて子供を失った時、かたつむりの殻を見つめて「うちみたいや」とつぶやいていた俊子。
「殻がなかったらカタツムリも少しは早く歩けるさけ」と篤蔵と決別した日もあった。
そして今、雨の中かなたに消えていくかたつむりと自分を重ねている。
強引にかたつむりを引き戻してくれた篤蔵の優しさが沁みるやねぇ・・・
でも、俊子は覚悟を決めていたんだと思う。


 子供達は俊子がそんなに悪いとは知らされていなかった。
お母さんとした何気ない会話が大切な思い出になるなんて気づいていない。


 一太郎は「将来の夢」という作文の宿題の相談にきたぞ。
いいなと思うものはいろいろあるんだけど、まだ決められないらしい。

 俊子は篤蔵がのく蔵と言われていた頃のエピソードを教えました。

「お父さんはね、あれになりたいこれになりたいって手をつけちゃ放り出してたのよ。
お坊さんになるって出家までしたのよ」
「ホント?」一太郎
「ホント。それで周りの人にさんざん怒られて、
お料理をやってみて、やっとこれが夢だったって分かったの」
「ふ〜ん・・・・」
「やってみないと意外と分からないのかもしれないね」

 そして初枝は学校のお裁縫の宿題を俊子にやってもらおうとしております。

「鯖江のおじいちゃんのお店でね、お母さん、小さい頃はっぴや前掛けの繕いをよくやらされたの。みんなにとっても喜ばれて・・・
お針は好きじゃなかったけど役に立つのは嬉しかったな」俊子
「そんなの何かヤダ。
私、人の役に立つよりあなたの役に立ちたいって
言われるようになりたい」初江  ゞ( ̄∇ ̄;)オイオイ、何様だよ
「それもいいけど、役に立つってホントに嬉しいのよ。
それを知らないなんて損だと思うわよ」

 そして昭和2年(1927年)大晦日の日。
俊子のことを思っている篤蔵を気遣い黒川(林泰文)が帰宅するよう言ってくれました。

 で、俊子の部屋を覗くと俊子が息を詰まらせ苦しそうにしとる!
痰のせいだと気づいた篤蔵はすぐにマウス・トゥー・マウス!(非常事態なのにキュンとした私を許して〜)
事なきを得ましたが、篤蔵が戻るのがもう少し遅かったら危なかった。

「私・・・迷惑しかかけてないですね・・・」俊子
「・・・・・・ほう思うんやったら、いい加減 治ってくれんかのう!」

 部屋から出た後に声を押し殺し泣き崩れる篤蔵・・・
今日のような事があると大変なので篤蔵は仕事を休み俊子に付いていようと考えていた。

「おいらじゃダメかい?」新太郎
「・・・・・・・」篤蔵
「ダメだよな・・・」
「でも助かってます。本当に色々・・・」

 不思議な関係だよね。縁があるってこういうこと。
パリでも再会し、また日本で会って、今は家族になっている。
最終回までに新太郎ちゃんが立派になった姿を見ておきたいけど・・・
こういう親戚のおもしろいおじさん的位置もいいもんだよね。


 その夜、秋山家では篤蔵の打った蕎麦を俊子の部屋で味わいながら、
家族が一緒に年越しできた幸せを噛みしめました。

「お母さん・・・明けまして・・・おめでとうございます(涙」一太郎
「おめでとう・・・お母さん(涙」初枝
「母さん!お母さん・・・(泣」周二郎
「明けまして・・おめでとうございます・・・」俊子
「お母さん」篤蔵
「はい」
「今年もよろしくお願いします」
「はい」

 篤蔵が俊子のために作った蕎麦は、そば粉にほうれん草とニンジンを練り込んである小さな蕎麦団子入りスープ。
「きれい・・・私は幸せですね。陛下のお料理番にこんな工夫までしていただいて」

 熱くないか確認するために、俊子の口に運ぶ前に佐藤さんが自分の唇にちょこっと付ける姿に俊子への愛情を感じました。

 俊子は財布につけていた思い出の鈴を手に取り、篤蔵に言いました。

「篤蔵さんが昔くれたお守りについていた鈴です」
「えっ?ほうやったんか」
「どうしても捨てられなくって、ずっとつけていて・・・もう私の一部みたいなものです」
「財布の一部やろ( ゞ( ̄∇ ̄;)コレコレ!)よし、いい具合になった」

「篤蔵さん・・・・私、ひとつだけ心配なことがあるんです」俊子
「食べてからでいいやろ」篤蔵
「私・・・篤蔵さんが癇癪持ちなことが心配なんです。
篤蔵さんの場合、お仕事上それがとんでもない事態に繋がることがあるかもしれません。
ほやからどうか、これからこの鈴をポケットにでも。
鈴が鳴ったら、あいつがほんなこと言ってたなって思い出して」俊子
「いい加減食べえ。冷めるやろ!
これ作るのどれだけ手間やと思ってるんや!」

「・・・・・」
「あっ・・・ああ、これがいかんのやな・・・すいません」
「こちらこそ差し出がましくてすみません。いただけますか?」
「はい」
「あの・・・『ジュテーム』って何ですか?昔、お手紙に書いてあった・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・「食う」いうことや。今日も明日もあさっても。
私はあなたより長生きしますって・・・そういう意味や」
「はい・・・はい〜」

 篤蔵が俊子のために作った養生レシピ。
口ではうまいこと言えない篤蔵は料理に全ての思いを込めたはず。
「ジュテーム」は「食ういうこと」。料理人に命を賭けた篤蔵の人生が伝わってくる愛の言葉。
その命のスープを一杯、そしてまた一杯と俊子の口に運ぶ篤蔵とそれを大切に頂く俊子。静かに優しく二人の気持ちが伝わってくるラブシーンでした。


 そうして俊子は逝った。
眠っているように目を閉じている俊子を見つめている篤蔵が切なかったよぅ・・・

 篤蔵はしばらく家に引きこもっていたようですが大宮様(貞明皇后)(和久井映見)からお悔やみの手紙をもらい、青山御所へと出向きました。
大宮様には会えなかったんだけど、滝川女官(伊藤かずえ)が大宮様からだと箱を渡しました。開けると中には金太郎の人形が。

「亡くなったのは妻ですが・・(???)」篤蔵
「これをと仰せでした」滝川

 帰宅すると初枝が文句を言いながら篤蔵の靴下の穴を繕っていた。

「お帰りなさいお父さん。明日から仕事でしょ?靴下穴開いてたから。
役に立つと嬉しいよってお母さん 言ってたから。感謝してよ」

 そして台所では一太郎が宇佐美さんの指導を受けながら晩御飯を作っていた。

「なりたいものはやってみないと分からないってお母さん言ってたからさ。
宇佐美さんに習ってるんだ」一太郎
「大した奥さんだな」宇佐見
「えっ?」篤蔵
「奥さんの真心はこの子達の中で生きてる。ずっと生き続ける」

 宇佐美さんはいつまでたっても、篤蔵の人生の師匠だよう・・・(ノ∀;`)

 そして周二郎も。
俊子から習ったオバQ口をして篤蔵を笑わせようとしております。

 コレは反則やろ・・(`;ω;´)
耐えきれずに篤蔵は外に飛び出したさ。
そして泣きながら自分の中にも俊子が生き生きと息づいているのを感じました。


『寒い冬でした。身も心も しばれるような』

「どやっじゃあ・・・」

『けれど、どこか温かい雪でした』

「どやっじゃあ・・・」

 俊子の位牌のそばには、新太郎が描いた秋山家の食事風景の絵が飾られていた。俊子と共に過ごした時間が失われることはない。
何気ない家族との日常に俊子がどんなに幸せを感じていたか。
その幸せな瞬間を絵に留めてくれた新太郎ちゃん・・・(*TーT)bグッジョブ!


 仕事に戻った篤蔵の背広のポッケには俊子の鈴が入っていた。
ポンと叩くとチリン・・と応える。
よし・・・行くで。俊子」

 俊子とはこれからもずっと一緒。
このお守りのおかげで篤蔵は、もう癇癪を起さずにすんだんじゃないかな。


 大膳寮で滝川女官に会った篤蔵は感謝の思いを伝えました。

「あの・・・あの人形は残された子供を大切にしなさいってお心ですよね」
「私には お心ははかりかねますが」滝川
「よろしくお伝えください」

 篤蔵は大宮様からのまごころを受け取ったんだよね。
はっきりと告げるのではなく願いを人形に託す。
日本人らしい控えめで美しい心のやり取りに心うたれたよ。


『決意も新たに。時は昭和。
この男は料理番として激動の時代を包丁一本を武器に
戦っていくことになるのでございます』


 ついに来週は最終回!
皆さま、共に料理にすべてを捧げた男・秋山篤蔵を見守りましょうぞ!


 第1話 〜時代を超える人間の愛と命の感動物語〜どうしようもない男が百年前に見た料理への果てなき夢・・・
 第2話 料理はまごころ
 第3話 あいしてるの決断
 第4話 愛し君よサラバ
 第5話 おさな夫婦の結末
 第6話 愛と命の果てパリ
 第7話 パリと差別と結婚
 第8話 パリでの卒業式
 第9話 皇居編〜ザリガニと御即位の御大礼
 第10話 皇居編〜関東大震災と家族の決意
 第12話(最終話) 完結〜料理番の人生 敗戦の料理番がGHQに起こした愛の結末

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■ワイルドヒーローズ最終回 俺はこのドラマ好きだったですね。台詞とか、男気とか、友情とかモロ漫画チックなんだけど、熱かった。それが嫌味じゃなかった。 日花里ちゃんとの日常シーンがもう少しあれば、というよりほとんどなかったが(笑)もっとよかったなあ。 いつも
「ジュテームって何ですか?」  自分の命が幾ばくもないことを知っている俊子(黒木華)は、ずっと聞きたかったことを尋ねた。  返答に困る篤蔵(佐藤健)。  長い間があってこう答える。 「食ういうことじゃ。今日も明日も明後日も、私はあなたより長生きしますって、...
12. 天皇の料理番 第11話  [ ぷち丸くんの日常日記 ]   2015年07月07日 14:13
息子の授業参観に参加した俊子(黒木華)は、帰りに胸を押さえて座り込んでしまいます。 一緒にいた梅(高岡早紀)が心配しますが、俊子は大丈夫だと言って・・・ やがて、俊子は篤蔵(佐藤健)の前で倒れてしまうことに。 一太郎(大八木凱斗)が医者を呼びに行っ
13. 天皇の料理番 第11話  [ 昼寝の時間 ]   2015年07月08日 16:14
公式サイト 大震災から逃れた 篤蔵 (佐藤健) たち。俊子 (黒木華) の体調は
14. 【天皇の料理番】第11話 感想  [ ドラマ@見取り八段・実0段 ]   2015年07月12日 15:17
あの…「ジュテーム」って何ですか? 昔、お手紙に書いてあった…。 食ういうことや。 今日も 明日もあさっても… 私はあなたより長生きします、って。 そういう意味や。 天皇の料理番 第11話      レビューが遅くなり(もう今日最終回だし)

この記事へのコメント

1. Posted by ヨーコ   2015年07月07日 06:55
俊子ちゃんが寝込んじゃったらあの家はどうなる?って思ったけど
いろんな人が助けに来てくれて幸せだったね〜。
4人子供がいる友達が
「大きくなっちゃうと小さいのが恋しくなる」って言ってたのを思い出したよ。
やっぱり末っ子は特別可愛いね〜♪
俊子ちゃんと末っ子が食卓で笑い合うシーンなんてたまらなかった!
さて、いよいよ最終回なのね。
あまり話題になっていないけど、物凄く良いドラマだったと思うなぁ。
2. Posted by しゅあー   2015年07月07日 12:12
昨日の朝に見たんだけど、もう泣きすぎて疲れたよ〜〜(:>_<:)
そんでまたここを読んで泣けるし〜(T T) ほんとこのドラマは反則!ツボを心得すぎ!!

>ホントに好きなんだねぇ・・

もうこれがすべてだわね。若い頃あんだけ踏みにじられたりとかしてもそれでも許せてしまえるんだもの。俊子の中では一度たりとも気持ちがさめるというか、変わったことはなかったんだろうね。

>非常事態なのにキュンとした私を許して〜

このドラマで、まさかキスシーンが出てくるとはビックリだったし、実際は痰を吸いだしてたわけだからエロ要素はないものなのに、キスシーンとして見せてたもんね。それももう何年も連れ添った夫婦なのに、どこか新鮮味のある、ものすごく深みのあるキスシーンだったね。アルジャーノンのキスシーン乱発とは、いっちゃあなんだけど、月とスッポンほど違うって思ったわ。

>静かに優しく二人の気持ちが伝わってくるラブシーンでした

予想以上に萌え死んだよ私は(*≧m≦*)
ジュテームの活かし方も、食べることと、あなたよりも長生きする っていういわば「ともに日常生活を生きること」 を「愛」として表現したのって、これ絶対に原作じゃなくて森下さんのセリフだよね? なんともいえず日本の美っていうか、ものすごく粋な言い回しだなと思ったよ。それをあえて、フランス語の説明につかうところがね。

何気に、兄やんも俊子も死ぬ瞬間はあえてはずしたのもいい演出だなと思いました。そして兄やんは、実際には食べてはなかったけど、篤蔵の料理メニューを聞きながら、おいしそうだなあ〜 って思いながら死んでいって、俊子は美味しいものを食べて幸せを感じながら死んでいって、
どちらも篤蔵のまごころを感じつつ  っていうのがね、これ以上ない死の迎え方だったなと思った。
3. Posted by かえる   2015年07月07日 17:54
こんにちは、「デート」の時ぶりのコメントです。
本当に本作は丁寧で丁寧でいいですね;;
泣かそうとしているのかもしれませんけど、そのやり方が力技じゃないから、こちらも心置きなく泣けます(笑)
一時期流行った「人が死ぬ=泣ける」という安直なものではなく、敏子という人と篤蔵という人、そして周りにいる人が本当に生きているかのように(時間経過を使いながらも)ものすごく丁寧に描くことで、その人がいなくなることを観ている側が本心で悲しく思えるというか…すみません、うまく言えないのですが。。
とにかく、何度見直しても涙がこぼれます。
でも、敏子には生きていてほしかったーT_T(ドラマに対する不満ではなく、ただの私の希望です)
4. Posted by きこり→ヨーコさん   2015年07月07日 19:42
>いろんな人が助けに来てくれて幸せだったね〜。
ホントにそうだよね。
病気になると不幸って展開になりがちだけど、いろんな人の愛情を感じて
幸せを感じながら逝ったと思う。
もちろん長生きして欲しかったけど篤蔵を支え、そして家族みんなに求められ
すばらしい人生だったと思うよ。
>「大きくなっちゃうと小さいのが恋しくなる」って言ってたのを思い出したよ。
子供が小っちゃい時はいつもバタバタしていて自分の時間が欲しいって思うんだけど
過ぎてしまえば、幸せだったな〜って思うよ。
4人もいたら、そりゃさぞ忙しい、でも充実した時間を過ごしたのでしょうね。
>俊子ちゃんと末っ子が食卓で笑い合うシーンなんてたまらなかった!
末っ子っていつまでも赤ちゃん扱いされがちだけど、回りはとっても癒されているんだよね。
あのオバQ口も笑わせようとしたんではなく、お母さんがやっていたからって真面目にやってくれたんだろうね(笑
私はこのドラマすごく好きだったな〜日本人らしさについても改めて考えさせてくれたよ〜
5. Posted by きこり→しゅあーさん   2015年07月07日 20:58
>昨日の朝に見たんだけど、もう泣きすぎて疲れたよ〜〜(:>_<:)
私はね〜逆にいつもよりは泣かなかったのよ〜(ノ∀;`)
涙よりも、なんか静かに感動したというか・・・
俊子とすごす最期の時間がゆっくりと丁寧に描かれていて・・・(´;д;`)
>俊子の中では一度たりとも気持ちがさめるというか、変わったことはなかったんだろうね。
そうなんだろうね〜なんか篤蔵をみつめる俊子の表情がホント初々しくて・・・あの頃から少しも変わっていない。もっと好きになっているんだろうね。
>どこか新鮮味のある、ものすごく深みのあるキスシーンだったね。
何年、夫婦として過ごしたのかね・・・ホント思わずどきっとしてしまうようなシーンだったよね。
私も、まさかこのドラマでそげな場面があるとは思わなかったから(笑)不意打ちだったよ〜
>これ絶対に原作じゃなくて森下さんのセリフだよね? なんともいえず日本の美っていうか、ものすごく粋な言い回しだなと思ったよ
シビレたね。
ここで普通に愛しているって言われたら、逆に萎えちゃうよね(笑
今以上に「愛している」なんて言葉はなじみがないし、違和感があったと思うもの。
だからあの篤蔵の言葉が一番ぴったりくる心から大切に思っていることを伝える言葉だったんだよね。
>どちらも篤蔵のまごころを感じつつっていうのがね
このドラマでは幸せな死に方を見せてもらったよね。
お兄やんは辛い思いもいっぱいしたけど幸せな最期だったし、俊子も、そりゃ篤蔵のそばにずっといたいだろうけどさ、俊子は満足して逝ったと思うんだ。死に方は生き方ともいうから、二人とも二人らしい最期だったよね。
6. Posted by きこり→かえるさん   2015年07月07日 21:11
>本当に本作は丁寧で丁寧でいいですね;;
いや〜本当にそうですよね。スタッフのみなさんの愛情が伝わってきます。
俊子が自宅で養生するようになってからの季節の移ろいとリンクする俊子の心情、そして家族がその時々の行事で楽しませようとする姿にじわ〜っと泣かされました。
>そのやり方が力技じゃないから、こちらも心置きなく泣けます(笑)
わかります(笑
ちから技に向かってるなって感じた瞬間にもう泣けないですよ(笑
形や事件に気持ちを合せるのではなく、ちゃんと心が先にあって動いてますもんね。
それだと大げさにする必要なんてないんですよ。さりげなく見せてくれるから、こちらも自然と心がうごきますもんね。
このドラマのキャストの方達はどなたも演技と感じさせないぐらい、役柄の人生を生きてますもんね。私も俊子には生きて篤蔵を見守っていて欲しかった。
幸せな俊子を見ていたかったです(`;ω;´)
7. Posted by ユーミン   2015年07月07日 21:57
今回は一寸、寂しいな〜っと思って・・俊子さん逝ってしまうのよね・・と思いながら見始めたのですが、夫婦愛の深さを感じた回でしたよ
痰が詰って呼吸不全になった時、何故かキスシーンだと思えなかった・・痰が取れます様にって目でみてましたよ
佐藤健さんも演技が上手になって来たと思いました
 
かたつむりのシーンとか、心を籠めて作った熱い療養食をしっかり、冷まして口に運んであげてるシーンに感動しましたよ
宇佐美さんも、いい人ですよね・・実在の方らしいから、篤蔵さんはいい巡り合いをしてたんだな〜と思いました
子供達の中にも、俊子さんが生きてるし・・何だか少し安心しました
最終回は長いのですよね・・楽しみだけど
もう終わってしまうって淋しさもあります
8. Posted by Largo   2015年07月08日 16:13
こんにちわ。

>篤蔵が料理する姿を見たのは、華族会館に行った時ぐらいか・・・
そうですね・・・嬉しかっただろうなあ。
>非常事態なのにキュンとした私を許して〜
あはっ私もです(^^;;
邪念がない、というのでしょうか。相手を思い、相手に委ねる純粋さにキュン、でした。
それゆえに、そのあとの、色んな感情がない混ぜになった篤蔵の慟哭が響きました。
>二人は肩を並べかたつむりを見守り続けました。
このシーンにもじわじわきましたわ。雨の音しかしない部屋で・・・過去に思いを馳せる妻と、思い出は共通ではないけれども、妻の沈黙を共有する夫。切なかったです。
二人の時間に焦点を当てた構成。そのため脳内補填するパーツもありましたけれども(汗)、描きすぎないことで描ききった回でした。セリフを書いているうちに、また泣けてきちゃって・・・
俊子さん、本当に天の声になっちゃったなぁ(涙々
最終回、じっくり見ます。

PS.一太郎を演じたのは「チャンポン食べたか」の中学生の雅志役の人でした。気がつかなかったです〜
9. Posted by きこり→ユーミンさん   2015年07月08日 20:13
>俊子さん逝ってしまうのよね・・と思いながら見始めたのですが、夫婦愛の深さを感じた回でしたよ
まるっきり知らない人が見たら、旦那さんがいばって、おくさんが耐えているように見えるのかもしれないけど、この二人にはしっかりとした絆がありましたよね。
篤蔵の料理を食べながら、俊子は誰よりも幸せを感じていたと思います。
篤蔵のまごころを頂いているって。
>佐藤健さんも演技が上手になって来たと思いました
佐藤健さん、ドラマの中でしっかりと秋山篤蔵の人生を生きてましたもんね。
情熱とかわいげのある魅力的な人物として。
>冷まして口に運んであげてるシーンに感動しましたよ
夫婦としての愛情が伝わってきたし、さりげないシーンなのにドキッとさせられる場面でしたよね。篤蔵は本当に人に恵まれている。でも、それは篤蔵が常にひたむきに生きてきたから。
出会った人たちも篤蔵に喜びをもらっていたんだと思います。
篤蔵だけでなく、どの登場人物たちも名残惜しいです。


10. Posted by きこり→Largoさん   2015年07月08日 20:30
>相手を思い、相手に委ねる純粋さにキュン、でした。
篤蔵と俊子を見ていると、余計なものがないっていうか・・・
人と繋がるって本当はすごくシンプルなことで、そうなれる二人は本当に尊いと思います。
いらんことごちゃごちゃ考えてる自分が恥ずかしい(笑
>色んな感情がない混ぜになった篤蔵の慟哭が響きました。
このドラマはそういう見せ方が本当にうまい。
短い場面でしたが篤蔵の苦しみと切なさが心に迫ってきました。
>思い出は共通ではないけれども、妻の沈黙を共有する夫。切なかったです。
篤蔵、男になりましたね。何も言わずにただ寄り添う、そしてそんな篤蔵との残り少ない時間を大切に心に刻んでいる。二人は夫婦なんだなぁ・・と胸が熱くなりました。
>描きすぎないことで描ききった回でした。
それがこのドラマの良さですよね。こういうのってさじ加減がホント難しい。
自然と脳内補填しても見守りたいドラマってなかなかないと思う〜
>「チャンポン食べたか」の中学生の雅志役の人でした。
うっそ〜ん!全然気づかなかったよ〜!あの子「ちゃんぽん」でもいい味出してますもんね。ら来週も出て欲しいわ〜
11. Posted by Amano   2015年07月09日 18:32
5 こんにちは〜

Amanoです

俊子やはり心臓の問題だね...心不全か...

痰で詰まられる時、俊子も餅で詰まれたか?、なぜハイムリッヒ法使わないのって、あ...あの時またハイムリッヒがなかったと思い出した。汗

トクゾウは俊子に自分のことを心配させないように、何気なく笑ってて、廊下で泣く時、ほんとに男だと思う。

俊子の言動は子供たちの心に染み付いてた、本当に感動しちゃった、なくなっでもみんなの心に生きてる。しくしく


あのおかしい顔のことがオバQ口っていうんか...初耳だ。笑


ジュテームも直接愛してるって言わなくって、トクゾウらしい言い方で表現して、俊子もちゃんと理解したそうだ時、これは本当の夫婦だな...お互いの性格分かってて、叱られても相手の本心分かるから怒らない...本当すばらしいと思う

今週最終話だって、寂しくなる...
12. Posted by う〜みん   2015年07月09日 21:54
(ToT)(ToT)俊子死んじゃった(ToT)(ToT)
結婚して子供に恵まれて幸せだったとは思うけどもっともっと長生きしてほしかった(T_T)
でも子供達に俊子の思いがきちんと伝わっているのは救いですね。きっとみんなしっかりと自分の人生を歩んでいくんでしょうね。最終回はこの子達の大人になった所も少し出してくれたらいいな〜
13. Posted by きこり→Amanoさん   2015年07月10日 21:46
こんばんわ〜ついに俊子亡くなってしまいましたね。
>トクゾウは俊子に自分のことを心配させないように、何気なく笑ってて、廊下で泣く時、ほんとに男だと思う。
あのやんちゃな篤蔵が・・・ホント、男になりましたよね。
俊子にはいつも通り怒ったような口調なのが、余計切なかったです。
>俊子の言動は子供たちの心に染み付いてた、本当に感動しちゃった
何気ない日常の積み重ねの大切さ、日々の喜びのようなものを
生活の中で感じていって欲しいという俊子の思いが伝わってきましたよ〜
>あのおかしい顔のことがオバQ口っていうんか...初耳だ。笑
いやいやいや・・・勝手に私がそう言っているだけで(笑
公式にはなんていうんでしょう・・・?(笑
>俊子もちゃんと理解したそうだ時、これは本当の夫婦だな...
そうですよね。あるがままの篤蔵を応援しつづけてきた俊子だから
篤蔵も委ねることができたのかな。
二人だけの絆の深さを感じましたよ。
最終回、激動の時代を篤蔵がどう生き抜くのか楽しみです。
14. Posted by きこり→う〜みんさん   2015年07月10日 22:00
>結婚して子供に恵まれて幸せだったとは思うけどもっともっと長生きしてほしかった(T_T)
そうですよね〜(TmT)ウゥゥ・・・
決して多くを望まず、今ある幸せを感謝して過ごしていた俊子の生き方は
本当に美しいと思います。初枝に言っていたように「誰かのためになる」喜びを知って実践していた俊子は人生の達人のようにも思います。
>でも子供達に俊子の思いがきちんと伝わっているのは救いですね。
大仰になにか言ったりするのではなく、日常を丁寧に生きる姿を見せることで子供達に大切なものを伝えてきたと思います。
>最終回はこの子達の大人になった所も少し出してくれたらいいな〜
そうですよね〜彼らがどんなふうに生きていったのか知りたいです。
それとフランソワーズがどうなったのかも知りたいわ〜

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