「恋愛時代」 第11話 幸せ願う・・・嘘に込められた深い愛 元夫結婚へ 「天皇の料理番」 第8話 パリでの卒業式

2015年06月13日

「アルジャーノンに花束を」 第10話(最終話) 奇跡のラスト!〜私から僕への遺言

『進むべきかとどまるべきか、
人は何度もその選択に悩まされる。
どちらを選択しても後悔するような気がして。
逃げ出したくなるときもあるだろう。
けれどそこにこそ、生きる意味が隠されている』


 どんな選択をしても、選ばなかった未来に焦がれてしまう。
人間はわがままで強欲な生きものだ。
そしてひとつの選択に辿り着くまで、自分だけでなく多くの人間をも苦しめてしまう事がある。
それでも人間は選ばずにはいられない。それが生きている証だから。
HPはこちら


 遥香(栗山千明)に説得するよう頼まれた窓花(草刈民代)が咲人(山下智久)に会いに来た。

「身勝手なのよ。自分勝手なのよ、あなた達は。
あなたもあの人もカッコつけて、いい人だって思われて
だけど・・・一番身近にいる人間のことは何も考えない。
家族のことをまるで考えてくれない。
人のためって自分の体のことも考えずに腎臓まで他人に提供して
私に何の相談もなく・・・
一番愛してる人を一番大切に考えるのは当たり前のことでしょ。
そんなことも分からないの?バカみたい」窓花
「・・・・・」咲人
「笑ってごまかすのはやめなさい」

 幼い頃は自分から逃げてばかりいた母が、超知能を得てからも向き合おうとしなかった母が、今、初めて壁を取り払い、生の声を聞かせてくれている。

 夫への恨みつらみは愛情があるから。
仮面の内側には複雑な思いが渦巻いていた。
窓花の屈折した愛情を理解し包んであげられるほど咲人は成長していました。


「すいません。ホントにバカですね。いや、バカだった。
僕はあなたに抱きしめてほしくて、ずっとお利口になりたいと思ってた。
だってママだから。
あなたはこんなひどい母親になぜ会いたがるのかと言ってたけど
だって、それはママだから・・・ごめんなさい」咲人
「何で謝るの?」窓花
「ママだって抱きしめてほしかったんだよね。
ホントはママのほうが抱きしめられたかったんだ。
ごめんねって。ありがとうって」

 嗚咽をもらす窓花を咲人は抱きしめた。
お母さんに愛されたくて、抱きしめられたくて、報われない思いに苦しみ続けたけど、今の咲人はすべてを受け入れている。時間がかかったけど窓花の心も解き放たれ、やっと親子の心が繋がった感じだね。


アルジャーノンに花束を〔新版〕(ハヤカワ文庫NV)


 「嗜眠性脳炎」を併発し目を覚まさない梨央(谷村美月)に手術が行われることになった。
その準備が進められる中、咲人は竹部社長(萩原聖人)に会いに行き謝罪しました。
もちろん社長はとっくに許してたさ〜

「私がバカのままでいい。あなたは唯一そう言ってくれた方です」咲人
「まぁまぁ語弊はあったよな。でも実際、俺はホントにそう思ってた。
ムショから出たばっかの奴は大体みんな警戒心が強い。
だから俺は新人が来る度にお前と同室にした」竹部
「はい。檜山君も」
「お前はそういう奴らの警戒心を解くんだ。
とがったトゲをいつの間にか抜いちまう。
だからお前はそのままで十分偉いやつなんだって」
「そんなふうに私を理解してくれてたあなたを・・・・」
「もう戻れ。俺んとこなんか顔出してる場合じゃねぇだろう。
その目覚めない女の子救ってやんだろ」

 竹部だけは最初から最後まで変わらない。
父と離れた後、そのままの咲人を見守り続けてくれた人。
咲人の意識が変わる前にその事を再確認できてよかったよ。


 そして、今の咲人でいられるうちに遥香に自分の意志を伝えに行きました。

「もしも急激に退行が始まってしまったら
その反動が一気に押し寄せる可能性がある。
元の僕に戻ってしまう。
そうなったら会わないでほしい。
退行が始まったら君のこと覚えてすらいないかもしれない。
君だけじゃなく他のすべての人も。
そして、その時の僕は君の感情の動きや
君の口から出る言葉の半分すら理解できないだろう。
そんな僕を君に見られたくないんだ。
あくまでも もしもの話だけどね」
「どうしてそんなふうに冷静に言えるの?」遥香
「薬の副作用かな・・・ミーティングがあるから戻らないと」
「諦めないで。自分のことを諦めないで」

 諦めている訳じゃないんだよね。
科学者である咲人は自分の退行が避けられないものだとわかっている。
それは遥香との別れ(識別できなくなるから)を意味する。
辛くても苦しくても受け入れることでしか前に進めない。
遥香には逆に見えるかもしれないけど、咲人の目は未来を見ているんだって、
わたしゃ思いたいよ。


 激しい頭痛が咲人を襲い、変化が確実に近づいていた。
咲人は杉野(河相我聞)に頼みました。

「私の退行を止めるすべはありません。
その事は杉野さんだけには話しましたよね。
何をやっても 防ぐことはできない。
時間との闘いではなく時間の問題なんです。
私が元に戻ってしまったらその時は
遥香と会わないですむようにしてほしいんです。
そっと隠すように逃れさせてください」咲人
「気持ちは分かるつもりだ。だが君はそれからどこへ?」杉野
「オペが終わったら、杉野さんは?」
「蜂須賀部長の元に戻る」
「読みづらい人だ。せっかくの所長待遇を」
「興味ない。私は君達レベルにとても近づける能力はない。
だが、この仕事が好きだ。
そばで天才を見つめていたい」

 なるほど〜!そういうことだったんかい・・・
ごめんよ、杉野。今までの行動を悪意にとっちまって。
天才の回りの人間は反発や嫉妬しか抱いていないと思っていた私は浅はかだったよ。
杉野は天才よりも強い。こういう人の支えがあって天才は花開くことができるんだね。


 咲人はアルジャーノンの友だった小久保(菊池風磨)のこともちゃんと考えていましたョ〜
妹の花蓮(飯豊まりえ)にホの字の彼を自宅に連れて行き二人を繋いであげました。
実家で過ごす初めての時間を咲人も心から味わい、記憶に留めました。
別れる時、窓花はあるものを手渡した。

「咲人、気をつけてね。これ、季節外れだけど」

 それはマフラーだった。
渡すことができない咲人のための靴下を編んではほどきを繰り返してきた窓花。
窓花はもう過去を見ていない。それは素直な気持ちを込めて、今を生きている咲人のために編んだものだった。


 ホテルの部屋に戻った咲人は退行した後の自分へのメモを書きはじめた。

『さくとへ

ままにあいにいかないで かわいそうだから

しゃちょうさんにあいにいかないで ひどいことをしたから

はるかに』


 ここまで書いていたら蜂須賀(石丸幹二)が訪ねて来た。
蜂須賀は咲人の退行を防ぐ可能性を探り続け、ひとつの答えを見出していた。

「その可能性はあるかもしれませんね。
せめてもう一日今の私が保てれば。
先生、私は知能が高くなるにつれ、他人の感情を推し量れるようになりました。
そして以前の私はバカにされ見下されているのではないかとひどく憤ったことがあります。
一方で逆に今度は自分より知能が劣ると感じた人間を 見下し
軽蔑するような負の感情がこみ上げてきたんです。
危なく私は超知能を持つゆがんだ人格に・・・」咲人
「だが君は、その黒い霧を払った」

「遥香のおかげです。
先生、知能が低い人間が野蛮なわけではなく
知能が高い人間が理性的なわけでもなく、愛が」
「愛?」
「愛に満たされた人は人を傷つけない。
心ない人に時折見せられる悪意には戸惑うこともある。
けれど知能や知識ではなく本当に愛し愛された記憶のある人は・・・
もしかしたら世界はそんな単純なことで穏やかになるのかもしれません」
「誰もが愛に・・・・」
「包まれた世界なら」

 蜂須賀が超知能を得る薬を開発することによって、本当に知りたかったことは、これだったのかもしれません。
世間を驚かせる大発明ではなく、なぜ息子は死ななければならなかったのか、
どうすればそんな事件のない世界になるのかというひとつの答え。
咲人は蜂須賀にもちゃんと恩返しをしたと思うよ。


 そして梨央の手術の日が来た。
舞(大政絢)や康介(工藤阿須加)、隆一(窪田正孝)もすぐそばで見守っております。
咲人は父親の幻覚と頭痛に苦しみながらも手術に立ち合い続けた。

 その頃、遥香は窓花と会っていた。

「仕方がないのかもしれない。
そういう人と出会って好きになってしまったとしたらついていけない。
自分には無理だと思ったら別れて忘れてしまえばいい」窓花
「そんなことできません。忘れるなんて・・・」遥香
「なら、諦めてすべてを受け入れる。
多分覚悟がいるの。
母親になるのも、ずっと好きな人を愛し続けるのも」
「覚悟・・・」
「突き放すようだけど別れて忘れていくか、
すべてを受け入れるか、その2つのうちのどちらかね。
その人が誠実なら、ホントはもう一つあるのかもしれない」
「もう一つ?」

 梨央の手術は無事成功した。
不眠不休だった咲人は杉野に言われホテルの部屋で横になった。
やっと遥香のことを考えられる。
必死で意識を保ちながら震える手で咲人はメモの続きを書いた。

『はるかにあわないで あいしてるから』

 梨央の意識が戻った。
河口(中原丈雄)は好きな数字を書けばいいと小切手を差し出したが、咲人にはもうその紙の意味がわからなかった。
杉野は咲人に言われていた通りに、彼を解放した。

 手術成功の報を受けた遥香は咲人の元へ向かう途中、偶然咲人を見つけて話しかけたが、彼は何も言わず通り過ぎて行った。
泣きくずれている遥香に咲人はあのイヤリングを差し出した。

 遥香だと認識できたのかどうか・・・
ただ咲人の心の奥にあるものが遥香に別れを告げさせたのでしょう。


 咲人の行方はわからないまま時間は流れ・・・梨央は退院した。
病院の前で花束を渡した康介も梨央にもう会わないと伝えた。

「住む世界が違う」康介
「そんなこと・・・」梨央
「そんなことじゃねぇよ」
「だって今まで・・・」
「病気だと思ったからだ。
それで・・・かわいそうだと思ったから」
「嘘よ。パパのことなら・・・」
「甘えんな!どうにもならねえことだってあるだろ。違うか?」
「檜山さん・・・」
「もう逃げこんでた絵本は閉じられたんだ。そうだろ?」
「そうだね」

 潔いと言おうか何と言おうか・・・でもしかたないのかもしれない。
健康になった梨央が求める世界は今までとは違う。
違っていて欲しいと康介は願っている。
お互いに夢を見ていたけど、現実を生きなきゃならない。
康介も選択したんだね。

 で、隆一まで付き合って舞と別れなくてもいいと思うんだけど〜
隆一もいい奴だからな〜最初で最後のキスが切なかったわ〜


 さて、蜂須賀さんデスヨ。
梨央の手術が成功したから訴えられずに済んだけど、研究所にはもはや誰もいない。
超知能の咲人を失い、研究意欲も消えた彼は「ALG−β」を脳に直接注入し死のうとしていた。
そこにかつてのメンバーが杉野と共に現れ、止めることができたさ。

「退行が始まる前に彼に頼まれていたのです」杉野
「彼?」蜂須賀
「自分が元に戻った後、しばらくは昼夜問わずあなたに注意してほしいと」
「咲人が・・・」
「私のもう一人の・・・父をと」
「・・・・うっ・・・う・・・(涙」

「部長、新しい研究を始めましょう」小久保
「また天才の発想を見せてください」
「皆で支えます。我々チーム全員で」杉野
「みんな・・・ありがとう・・・ありがとう」

 超知能の白鳥咲人の死が新しい蜂須賀を目覚めさせてくれた。
天才としての義務と責任を背負い、彼はこれからも「白鳥咲人」と共に科学者として生きていくと思う。


 さて、幸せボケなのかしら〜小久保がやっとあの秘密の場所を思いだしました。
で「ドリームフラワーサービス」で叫びましたぞ。

「この中に、この中に友達はいませんか?
咲ちゃんの友達はいませんか〜?
咲ちゃんの・・・咲ちゃんの対等の友達はいませんか?」


 名乗り出たのはもちろん康介と隆一。
二人は社長や同僚達に見送られ旅立った。

 なんも咲人を捜しに行くのに、店辞めなくたっていんでないの〜?と思ったけど
この時二人は咲人と一緒に生きていく覚悟をしていたんだね。


 アルジャーノンがつけていた器具のGPS機能はまだ生きていた。
その場所を追跡すると・・・お墓のそばで咲人が眠っていた。
ママのマフラーを巻いて。

「寝てんかい?!」隆一
「よいしょ」隣に寄り添う康介
「さてさて・・・これからどうしたもんかな」
「まっ、何とかなるだろ」
「だな」

 咲人を挟んで一緒に横になる二人・・・
そばに置いてあったメモにはこう書かれていた。

『しんぱいしないで あるじゃのんのおはかで 
たいとうの ともだちをまって』
 

 お父さんから咲人の中に蒔かれた人を信じるこころ、愛するこころは、ちゃんと咲人の中で芽を出し育った。
超知能の白鳥咲人はいなくなったけど、数奇な運命を経て、新しい咲人が生まれた。
誰も見たことがない美しい花を咲かせるように。
康介たちと働いている咲人は生き生きとしていた。
これが咲人の選んだ人生なんだよね。


 遥香が愛したのは、やっぱり天才の咲人なんだな〜と寂しくも思ったけれど、
咲人への思いが消えてしまった訳じゃない。


『その人が誠実なら ホントはもう一つあるのかもしれない』・・・
窓花の言葉を思いだす遥香。

「もう一つ あるわ。
今一度は離れても、いつか私にその覚悟が・・・」

 遥香にあるがままの咲人を受け入れ、愛を貫く覚悟ができれば、いつかきっと二人はもう一度出会うのかもしれない。そんな未来が伝わってくるラストでした。

 直球すぎる脚本・・・
若い頃の私だったら拒否反応が出たと思いますが・・・・(=´Д`=)ゞハハハ・・
でも、そのあえての直球が気持ち良かったし、野島伸司さんの強い思いを感じました。
そぎ落とした中にシンプルな答えがあった。
気恥ずかしさはあるけど、好きなドラマだな〜と心から思いましたョ〜

 最初から最後まで役者さんたちのエネルギー(特に山P)に引っ張られ、気持ちよくその世界に浸り、連ドラを楽しみました。
原作未読なので、原作と違っているのかはわからないけど、命への願いが込められた清々しいラストだったと思います。いい時間でした〜♪ 終わっちゃって寂しいよ。


 第1話 無垢な夢、愛・友情がもたらす奇跡
 第2話 対等な友情、親友のために溢れでる涙
 第3話 超知能への手術!世界一好きな人の為
 第4話 手術失敗 !? あなたの為に起きて・・・奇跡
 第5話 輝く世界の果てに待つ愛 奪われたキス
 第6話 孤独が天才を連れてくる…蓋された心
 第7話 壊れる絆・・・全てを失っても愛に生きる
 第8話 最終章!儚い夢の終焉と最後の希望!
 第9話 終幕・・・対等のトモダチとの永遠の別れ

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賛否両論ありそうですが、可能な限り、精一杯のハッピーエンドで安堵しました。梨央(谷村美月)が救われたのもヨカッタけれど、個人的には、咲人(山下智久)が、母・窓花(草刈民代)を抱きしめる展開がヨカッタです。蜂須賀(石丸幹二)も、咲人の配慮で助かったしね。遥
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11. 『アルジャーノンに花束を』 最終回  [ 美容師は見た… ]   2015年06月17日 21:47
泣きツボ集大成の最終回に泣きっ放し〜。2度目も何度観てもダメ〜(/_;)退行に苦しむ天才咲人に泣けちゃうし、回想の中の咲人にも泣けて来ちゃうし。梨央の代わりに死んじゃうのか想像したら悲しくて、生きてて良かった〜って泣けちゃうし、「かわいいね。バーガーたべない?

この記事へのコメント

1. Posted by しゅあー   2015年06月14日 13:46
死にもしなけりゃ子もいなかった・・・
なんというかてっきりこうなる(死と出産)と思ってたので私はちょっと正直肩すかし感があって自分の中で、現実に展開している内容とうまく統合されないまま終わってしまった感じだったんだけど、
きこりさんの読ませていただいてやっとちゃんと最終回の展開を観終わったという気になりました。

>若い頃の私だったら拒否反応が出たと思いますが・・・・(=´Д`=)ゞハハハ・・
でも、そのあえての直球が気持ち良かったし、野島伸司さんの強い思いを感じました。

愛ってものへの想いは確かに十分伝わってきたし、こういうエンドで良かったとも思うんだけど、
だったら恋愛要素をあそこまでやりまくる必要はなくて、もっと3人の関係性みたいなものをそれぞれのプライバシーにも絡ませたりして描いて欲しかったかなあ。

なんかやたらと無駄なキスシーンとか、なんだったんだろうあれは?って気がする。
中途半端に何か月後、更に何か月後 とかを小出しにして畳んでたけど、
あそこまではるかとの愛をみせられてきたんだから、だったら最後の最後、
何年後かにはるかが咲人のところに向かって旅立とうとするところ くらいは入れて欲しかったかな。

っていう、私はちょっとモヤモヤとした感触の残る最終回でしたわ。
まあでも山Pはほんとによく頑張りましたね。
きこりさんもどうもお疲れでした〜〜〜!!  
2. Posted by きこり→しゅあーさん   2015年06月14日 20:37
いや〜最終回については賛否両論あるみたいだね。
わたしはわりかし納得の最終回だったんだけど。
遥香に子供ができなかったってことは、情熱にかられていただけで
まだ咲人と生きていくことや、子供を産む覚悟もできてなかったってことなんだろうね。
>もっと3人の関係性みたいなものをそれぞれのプライバシーにも絡ませたりして描いて欲しかったかなあ。
そうだよね〜恋愛要素がメインになっていて、仲間はつけたしみたいな感じで描いて
いたから、最後に康介たちが一緒に生きていってくれるとはね。ちょっとびっくりだったわ。
そこまでやってくれるとは・・・
両親に頼れない彼らの境遇もあるんだろうけど。3人で家族になるってことなんだろうね。
>何年後かにはるかが咲人のところに向かって旅立とうとするところ くらいは入れて欲しかったかな。
その場面があったら嬉しかったよね。リアルではあるんだけど、あれだと超知能の咲人だけ求めているふうに見えちゃったもんね。
原作とラストは違うらしいから読んでみたいよ。
春ドラマもどんどん終わって来て寂しいよね〜
3. Posted by Largo   2015年06月15日 14:56
こんにちわ。

感想は書いていませんでしたが、ずっと見ていました。
トリッキーな原作の設定に、野沢さんがずっと描き続けてきたテーマをうまく織り込んだような気がします。今回は崩壊しなくって良かったな、とも(ごほっ;;)
>遥香が愛したのは、やっぱり天才の咲人なんだな〜と寂しくも思ったけれど
そうですよね・・・以前に戻った咲人に出会った時には、追いかけないのかぁ、とちょっと突っ込みましたけれども・・・保護ぐらいはすべきだろうと。でも、そうしちゃうとドラマにならないですよね(汗々
遙香としては「あわないで、あいしているから」という、咲人の記憶深くからの願いを尊重するしかなかったんだろうあ、と思い直しました。イヤリングを返すのに、涙。
>最初から最後まで役者さんたちのエネルギー(特に山P)に引っ張られ、気持ちよくその世界に浸り、連ドラを楽しみました。
私も、三人の瑞々しさに惹かれて見てました。ですので、ラスト、三人がバーガー屋をしているシーンがあって嬉しかったです。
三人は、今も一緒にどこかで生きている・・・何だかこの三人が絵本の中に入っていったような気もしましたけれども・・・切なくも暖かい余韻が残りました。
4. Posted by う〜みん   2015年06月15日 15:17
良かった〜(ToT)咲人死ななかったんですね。アルジャーノンが死んじゃったからてっきり咲人も..って思ってたので本当に死ななくて良かった(ToT)

確かにあれ?って部分はあったけど一応ハッピーエンドって事で..年をとったせいかハッピーエンドにホッとするようになりました。世の中残酷な事や辛い事ばかりと思い知ったからですかねぇ..

例年の事ですが父の日直前で地獄の忙しさで普段以上にが見られないのできこりさんの記事を見て見たつもりになってます
さあそろそろ仕事に戻らないと。頑張ります?
5. Posted by きこり→Largoさん   2015年06月16日 06:21
おはようさんです〜♪(。ゝ∀・)ノ
Largoさんも見てたのね〜
>今回は崩壊しなくって良かったな、とも(ごほっ;;)
( ̄m ̄〃)ぷぷぷ・・・なんか野島さん変わったような気がしません?
昔はもっとコテコテ(?)というかテーマを強調するために妙な展開になったり
センセーショナルに煽ったりしていたような・・ごほごほ・・・
でも、今回は野島さんの匂いは残しつつシンプルに見せていたので、ちょっとびっくりしました。
その塩梅が私には丁度よかったので、いいテンションで見続けられたっていうか。
>以前に戻った咲人に出会った時には、追いかけないのかぁ、とちょっと突っ込みましたけれども・・・
現実的ではあるけれど、そこはあんなに強く愛し合ったんだから、もうちょっと何かあって欲しかったわ〜男女の愛と友情との違いを見せたかったのかもしれないけど、寂しいわーー
イヤリングを返す場面は消えることのない深くて強い愛情を感じさせて野島さんらしくて響きました。
>ラスト、三人がバーガー屋をしているシーンがあって嬉しかったです。
も〜てっきり咲人が死んじゃうと思って(期待?笑)してたからびっくりしたけど、嬉しかったですよ〜こういう道もあるんだな〜って。
>何だかこの三人が絵本の中に入っていったような気もしましたけれども・・
そうですね。野島さんの描くファンタジー・・・
でも、そういう世界があると信じたいと思わせてくれる。いいラストだったと思います。
6. Posted by きこり→う〜みんさん   2015年06月16日 06:30
おはよう〜!!(*´Д`*)ノ
私もアルジャーノンと同じ運命をたどると思って、しかたないのかなと思いつつ悲しすぎるよ〜って・・・
.>年をとったせいかハッピーエンドにホッとするようになりました。
わかるわ〜私も(笑
若い頃なら救いのないラストや悲惨すぎる終わり方も、あるよな・・ってむしろウェルカムだったんですが・・・今はそういうのホントイヤ( ̄▽ ̄;)アハハ…
ハッピーエンドに心からほっとするわ〜
確かにツッコミどころはいろいろあるんですが・・・(あそこまで後退した咲人がどうやって
あの複雑な森の中に到達できた?等)私的にはドラマ的に満足できているのでスルーできる範囲内でした(笑
う〜みんさんの家は父の日の前がいつも以上に繁忙期なんですね?
もうちょっとで終わりですからね。終わったらゆっくりして欲しいな〜
うちはちょっと暇になってきました。最年長の人が8月に辞める予定なんで、新人を
入れなきゃならなくて社長が職安に行ったり、社会保険労務士の先生に相談したりしていますよ〜

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