「天皇の料理番」 第7話 パリと差別と結婚「アルジャーノンに花束を」 第10話(最終話) 奇跡のラスト!〜私から僕への遺言

2015年06月12日

「恋愛時代」 第11話 幸せ願う・・・嘘に込められた深い愛 元夫結婚へ 

 式直前になって理一郎のことを心から愛しているとわかったはる・・・
でも、友人一同・御両家の親戚も集まっとるし・・ぶちこわす訳にはいかん。
多実子め、そこまで計算してはるに牧師役頼んだんじゃ・・と勘ぐってしまうわ〜
でも何より多実子との結婚は理一郎の意志だもんな。
自分の思いを飲み込むしかないやね・・・(ノω;`)
時間をあの頃に戻すことはできないもんなぁ・・・
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 さて、牧師のはる(比嘉愛未)による理一郎(満島真之介)と多実子(芦名星)のための結婚講座が始まりました。理一郎ったら、はるが真面目な顔しているもんだから吹き出しております。

  ゞ( ̄∇ ̄;)困った子だよぉ〜はるの覚悟も知らんと。

 そして相変わらず手元にある理一郎と多実子の婚姻届、喜多嶋(佐藤隆太)と貴子(霧島れいか)の離婚届を前にはるは苦悶しております。
両隣には小百合(江口のりこ)としず夏(松川星)が。

「いいの?」小百合

 結婚講座の最中に理一郎が言っていた言葉が蘇る。
「いいの?これで?」


「いいんですよ!これで」はる
「喜多嶋先生は良くないでしょ。もう離婚できて、後はお姉ちゃんとって思ってるんだから」しず夏
「私・・・喜多嶋さんにフラれるのかもしれない・・」はる

 それは深層心理ではフラれることを望んでいるってことかしら〜?
はる的には貴子がまだ喜多嶋のこと好きってわかっているから、気楽には喜多嶋のところ行けないよね。略奪愛に醍醐味を感じるタイプでもないしさ〜
喜多嶋はいい人だし恋人としても申し分ない人だろうけど、はるの心の中には理一郎が一番大切な場所にどっかりといるんだろうなぁ・・・


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 多実子は料理教室でイタリアに行かず(イタリア行が無くなったとは言わなかった)結婚することを生徒さん達に報告しました。
んが、多実子のいないところで同僚達が話していたけど、何か大事な事を多実子に隠しているみたいですョ〜

 牧師さんと式当日のスケジュールを確認するはるの元へ理一郎が一人でやってきた。改めて牧師を引き受けてくれたことに感謝を伝えに来たようです。
はるも土下座のお礼を伝えたさ。

「喜多嶋さんの離婚は成立したんだよな?」理一郎
「まだ。でも理一郎の土下座は絶対ムダにしないから」

 そう言ってはるは喜多嶋の本を出して勉強中だと話しうまくいってるアピールを。
「読んでると、どんどん好きになってきた」

 う〜ん・・・(ーΩー )どうも無理して好きになろうとしているとしか・・・
結婚したくてたまらんから相手を好きになるってのならまだわかるけど、
はるはそこまで結婚したがっているワケでもないし。
やっぱり理一郎を安心して結婚させるためだよねぇ・・・


 さて、喜多嶋は、はるの指導と励ましのおかげで25メートルを泳ぎきり、
水への恐怖を克服。
「私の人生の泳げない時代は終わったんです」喜多嶋
「時代ですか?フフフ・・・大げさですねぇ〜」はる
「時代っていうのは大きな区切りなんです。
ひとつの時代を終わることができたというのは、大きな変化なんです」

 そうだね〜「時代」の変化というか「季節」の変化のようなものを感じる時はあるよね。
あぁ、終ったんだな〜そして新しい時間が始まるんだな〜って。
それは寂しくもあり期待感もあり・・・
昔はそういう変化がすごく怖かったけど、今はちょっと嬉しい。
自分と一緒に新しい時代を作って行って欲しいという喜多嶋の願いなのかな。


 喜多嶋は亡くなった祖母とその祖母を大切に思っていた祖父のことを話し、自分の思いを伝えました。
「はるさん、人生にはいろんな出来事や不幸がありますが、本人たちが家族でありたいと思う限り、どんな力も家族を壊すことはできない。
私が泳げたようにはるさんも家族をつくれますよ」

 はるの中にある迷いや不安・・・
自分がはるにしてもらったように、自分もはるのために支えとなり、新しい時代へ踏み込む勇気をあげたい・・そう思ったのかな。喜多嶋の愛情は穏やかで男女の愛というよりも家族への愛情という感じほっとするわね。


 その後、理一郎の職場を訪ねたはるは、夏子からまたしても「いいの?」と問いかけられちゃいました。
「いいんです。理一郎とは一回失敗しました。
もう一度ってなるには見方が180度変わるくらいの何かがないとダメなんですよ」はる 

 そして理一郎の結婚式が迫り、憂鬱そうな海江田(中尾明慶)と小百合たん。
最近はなにげに花籠で一緒に過ごしているのかしら〜?

 ついに海江田は小百合と共に部屋を訪ね、はるたちが子供さんを失った日の理一郎の秘密を明かしました。
てか、その話を聞いた小百合から無理やり引っ張ってこられたのか?( ̄▽ ̄;)


 あの日、はるに仕事に行くと言って病室を出た理一郎は
ずっと病院の霊安室にいたのさ〜
病院の近くで事故があり、はるたちの子供の遺体を引き取りにくる予定の葬儀社の車が来られなくなった。
車が来る翌日の朝まで赤ちゃんが霊安室に置いておかれると知った理一郎は一晩中遺体に付き添っていた。
海江田ははるのそばに居てやれって言ったんだけど・・・

「わかっている。でもこの子は・・・産まれてこられなかったこの子は・・・
もっと辛くて・・・もっと寂しいと思う。
この世でたったひとつの思い出が部屋に一人で置かれてたことなんて、
かわいそすぎるだろ」
「それなら・・・はるちゃんにここにいるって説明しろ」海江田
「はるは必死でこの子と別れたんだよ。
もう一回送り出すなんて・・・そんなことさせられない・・・」


「はるちゃんがあの時・・・あいつが一緒に居てくれなかったことですごく傷ついて・・・
そのことで二人がどんどんうまくいかなくなって・・・俺、あいつに言った」

「はるちゃんを見捨てた訳じゃないってちゃんと言えよ」
「でもそれじゃあ、はるは悲しみから離れられない気がするんだ。
はるには・・・悲しみを打ち消すぐらい強い感情が必要なんだよ。
俺のこと腹立てたり・・・怒ったり・・・」


「何回も何回もケンカしながら理一郎がずっと願っていたことは・・・
はるちゃんがまた元気になることだった」
「・・・・・ごめん・・・・一人にしてもらっていいですか・・・」はる

 理一郎、男だねぇ・・・(ノω・、)
あの日以来、何度も派手なケンカをしただろうに、最後までその秘密は守り通した。
こんな強くて深い愛の存在を知らされちゃ・・・はるもどうしたらいいんだか・・・
でも、確実に理一郎への見方は180度変わっただろうよ。


 衝撃を押し隠し、はるは結婚講座を終えました。
察した神父さんが尋ねましたぞ。

「大丈夫ですか?やり遂げられますか?」
「もちろんです」

 その夜、はるは父・銀一(大石吾朗)のラジオ番組にいつものように匿名で電話を入れました。

「あの・・・ある人の結婚式を祝福することになったんです。
相手の女性はすばらしい人で・・・二人はきっとうまくいくと思う。
でも・・・知ってしまったんです・・・
その人、私が思っていたより私のことを大事に思ってくれていて、守ってくれてたって。
私が思っていたより・・・ずっといい奴で、優しい奴で・・・(涙)・・・強くって・・・」

「その人ば、好いとっとね?」銀一
「・・・・・・はい・・・・(涙」はる
「好きなら、その気持ちを大事にしなさい。
そのことで誰かが傷ついたとしても、他の人の気持ちまでお前が全部背負う必要はない。なっ・・はる」
「・・・・・えっ・・?」
「えーーG子さんはもう大丈夫そうなので、次の相談者の方」

 今まで声色を使ったり、一般聴取者のフリして電話をかけたけど、お父さんはちゃんとわかってたんだよね。そりゃそうだよ。娘の声だもの。遠くから見守っていてくれた。
てか、他の相談者からの問いかけも娘に応えるようなつもりで話していたんだろうなぁ・・

 長女のはるはいつも頑張り屋さんで、なかなか甘えることができなかったんだろうね。
ラジオを通してだけど、やっとお父さんに甘えて、娘として本音を話すことができた。
はるの中で父に対するわだかまりが溶けだしたんじゃないかな。


 はるはやっと提出していない離婚届を喜多嶋に渡すことができました。
貴子は離婚を望んでいない。
その事を確認するために、離婚届を出したと言った後に、コレを見せるよう言いました。

「その時の貴子さんの顔を見ていただきたいんです。
その顔を見たら・・・喜多嶋さんは貴子さんとやり直したくなるんじゃないかなと思うんです」
「・・・・それはないと思います」喜多嶋
「そうかもしれません・・・でも・・・お願いします」

 自分と理一郎の道ははっきり分かれてしまったけど、喜多嶋達はまだ分かれていない。
自分が背中を押すことで貴子の封じ込めた思いを解放することができるなら・・と思ったのか・・
せめて貴子は・・って。


 理一郎たちの結婚式は翌日に迫りました。
式の段取りを説明したはるは披露宴は欠席することを二人に伝えた。
そんなはるを理一郎が待ち伏せ。

「いよいよだ」理一郎
「だね」はる
「ありがとな」
「何が?」
「俺はると出会って、結婚して、離婚して、その後お互いに結婚相手紹介しあったり、いろいろやって良かったなと思っている」
「・・・・・」
「もしタイムマシーンがあったとしてさ、もう一回この5年やり直せって言われても、
俺はこの道を選ぶ。
はるのこと・・こいつ許せねぇなって何回も思ったけどね」
「・・・・・・」
「ざっくり言うと、ず〜っと好きだったよ。
それ全部が・・・明日終わる」

「理一郎のひとつの時代が終わるんだね」
「時代?」
「時代が変わると何もかもが大きく変わるんだって。
私とのは一目惚れから始まった恋愛時代かな」
「・・・・・」
「多実子さんとは家族を作る時代だね」
「・・・・かもな」
「私、式が終わったら生活を変えてみようと思っている。引っ越すよ」
「そう」
「私も新しい時代へ突入。じゃあ、明日」
「明日」

 二人は笑顔で別れました。
ここまで相手の事を思い合って、こころから信頼できる相手なのに。
寂しいけど、本当に二人の新しい時代が始まったってことなのかな・・・


 ついに結婚式の日。緊張する理一郎とはる・・・

 その頃、喜多嶋は貴子と会って、はるに言われた通りにしましたぞ。
離婚届けが喜多嶋の手元にあるのを見ると・・・貴子は驚きの表情を見せ・・・トイレに籠って泣き続けました。

 ほっとしたのかな・・・やっぱり離婚したくなかったんだね。
さぁ、喜多嶋よ、どうする〜?君には貴子に対するひとかかけらの愛情も残っていないのかい?

 そしてはるは無事に神父の務めを果たすことができるのでしょうか・・・
ついに来週は最終回。最終的に二人がどんな道を選ぶのか楽しみですわ〜


 第1話 運命の人と離婚・・・だけど好き
 第3話 キスの相手は大富豪?娘も私も抱きしめて
 第5話 涙の別れ でも楽しかった・・・元夫は特別キス 
 第6話 衝撃告白!渦巻く愛と決別・・・初恋の人登場 
 第7話 あの男と一夜・・・激怒妻と対面 初恋が再燃  
 第8話 別れて!土下座男が衝撃の発言・・・別居妻は
 第9話 託された離婚届・・・気まずすぎる全員集合! 
 第10話 離婚届と嘘が導くプロポーズ…父の深い愛  
 第12話(最終話) 婚姻届が宙を舞う・・・終わりと始まりの日

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matakita821 at 18:25│Comments(0)TrackBack(2)「恋愛時代」 

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