2015年06月01日
「天皇の料理番」 第6話 愛と命の果てパリ
『わしは帝国一のシェフになる』
篤蔵から周太郎への手紙にはフランス語でそう書かれていた。
かつて勢いで東京に出てきた時に周太郎に宣言した言葉が
今、感謝を込めて強い信念と覚悟で綴られている。
ペテ公はさらに広い世界へと飛び立ちました。
HPはこちら
さて、振り返ってみますかのう・・・
明治38年(1905年)・・・・
梅(高岡早紀)とそういう事になった篤蔵(佐藤健)は仙之介(佐藤蛾次郎)の留守をいいことにただれた関係を( ゞ( ̄∇ ̄;)オイオイ!)続けております。
んが・・・さすがにこれじゃイカンという意識はあるようです。
「わしは一体何をしてるのかと・・・
帝国一のコックになると誓って出てきたのに・・・
華族会館は追われるし、嫁には離縁されるし、実家には勘当されるし…
あげくの果てに街の食堂で間男になって・・・
わし、一体何をしてるのかと・・・
わし・・・もうパリにでも行くしかないですよっ!」篤蔵
「何でパリなんだい?」茅野(芦名星)
「こうなったら心機一転パリにでも行って出直すしかないやないですか。
ほんぐらいやらんとカッコつかんやないですか」
「このすっとこどっこい!
パリにでもにでもだと!?でもって何なんだよ!
パリにでもって行くとこなのかい?パリはよ!
お前さん、パリなめるのもいい加減・・・」新太郎(桐谷健太)
「うるさい!いいかい、人間はどこにいるかじゃないと思うんだよ。
何をやるかなんだよ」茅野
「そうだそうだ」新太郎
「うるさいっ!
どこにいてもできるやつはできるし、できないやつはできない。
ペテ公、まずは今んとこで地道に励んでいい結果を出すのが
まっとうだと思わないかい?」
茅野姐さん、いいこと言ってくれるねぇ。その通りだよ。
そして篤蔵、パリをナメるんじゃねぇぞ。
篤蔵から周太郎への手紙にはフランス語でそう書かれていた。
かつて勢いで東京に出てきた時に周太郎に宣言した言葉が
今、感謝を込めて強い信念と覚悟で綴られている。
ペテ公はさらに広い世界へと飛び立ちました。
HPはこちら
さて、振り返ってみますかのう・・・
明治38年(1905年)・・・・
梅(高岡早紀)とそういう事になった篤蔵(佐藤健)は仙之介(佐藤蛾次郎)の留守をいいことにただれた関係を( ゞ( ̄∇ ̄;)オイオイ!)続けております。
んが・・・さすがにこれじゃイカンという意識はあるようです。
「わしは一体何をしてるのかと・・・
帝国一のコックになると誓って出てきたのに・・・
華族会館は追われるし、嫁には離縁されるし、実家には勘当されるし…
あげくの果てに街の食堂で間男になって・・・
わし、一体何をしてるのかと・・・
わし・・・もうパリにでも行くしかないですよっ!」篤蔵
「何でパリなんだい?」茅野(芦名星)
「こうなったら心機一転パリにでも行って出直すしかないやないですか。
ほんぐらいやらんとカッコつかんやないですか」
「このすっとこどっこい!
パリにでもにでもだと!?でもって何なんだよ!
パリにでもって行くとこなのかい?パリはよ!
お前さん、パリなめるのもいい加減・・・」新太郎(桐谷健太)
「うるさい!いいかい、人間はどこにいるかじゃないと思うんだよ。
何をやるかなんだよ」茅野
「そうだそうだ」新太郎
「うるさいっ!
どこにいてもできるやつはできるし、できないやつはできない。
ペテ公、まずは今んとこで地道に励んでいい結果を出すのが
まっとうだと思わないかい?」
茅野姐さん、いいこと言ってくれるねぇ。その通りだよ。
そして篤蔵、パリをナメるんじゃねぇぞ。
今の自分にできることは何か・・・・離れていても心の師匠・宇佐美を思いながら考えた。で、ひらめいた!華族会館風カレーをつくろう!
肉屋でもらったガラと野菜を煮込み、そのエキスを十二分に使ったルーがかけてある上品なもの。名付けて「フランスカレエ」。
って、思い付いて材料仕入れのために変な時間に店を飛び出しちまったもんだから、仙之介と梅は篤蔵が逃げ出したと思い心配し、店の前で待っていた。
篤蔵は梅とのことがバレたのかヒヤリとしたけど、ほっとした仙之介に抱きしめられちゃった。
多分、仙之介は篤蔵と梅のことをわかっていたと思うけど、大らかと言おうか、根っこのところで繋がってるから野暮な事は言いっこなしってことなのかな。何の憂いもないすっきりした顔で篤蔵を手伝う仙之介と味見して「うちはうまけりゃ何だっていいんだよっ!」とまかせてくれる梅。変わっちゃいるけどいい夫婦だよ。
「フランスカレエ」は大好評。
お客が列をなしてバンザイ軒に並んでおります。
味見をしに来てくれた新太郎はさりげな〜くその情報を厨房で流してくれました。
「へぇ〜ペテがねぇ。で、どんなカレエなんだい?」藤田(大熊ひろたか)
「ルーがなめらかで・・・」新太郎
「食べに行ってみますか?」奥村(坪倉由幸)
「並ぶのは嫌いだ」宇佐美(小林薫)
そんな中、お客様があり、一瞬宇佐美?!と思った篤蔵はテンション上がったけど桐塚(武田鉄矢)でした。
桐塚は周太郎(鈴木亮平)からの手紙で篤蔵の事情をすべて知っていた。
篤蔵は紹介してもらった華族会館を飛び出してしまったことを詫びたさ〜
「あの・・・兄やんの具合何か聞いてますか?」
「そういうことは手紙に書いてこないからね
近々見舞いに行くんで見てきましょう。何か君から伝えることはありますか?」桐塚
「わしは元気にやっとるさけ、自分の体のことだけ心配してくださいって
伝えてくれますか」篤蔵
「うん、分かりました」
桐塚から篤蔵の近況を聞いたお兄やんは本当に嬉しそうだった。
しかし、病気が良くならない事を悟った周太郎は篤蔵のことを桐塚に頼んでいた。
さて、「フランスカレエ」ブームはあっと言う間に去り、あんなに繁盛していたバンザイ軒の客もまばらになってしまった。たっぷり仕込んだフランスカレエが余っとる。
篤蔵のやる気にも陰りが・・・( ̄▽ ̄;)
意を決して梅は客の声を伝えたさ。
篤蔵のカレエは確かに上品で美味しい。
でもバンザイ軒に来るお客さんは見た目も味ももっとガッツリ系のものを求めているってね。
「一生懸命やってるだろうさ。手間はかかってるだろうさ。
そりゃ分かってるよ。けどさ、客に喜ばれない手間に意味はないんだよ!
客商売なんだから!」梅
「分かりました。
では、オヤジさんの元通りの手抜き極まりないグズグズのカレエに戻します」篤蔵
確かにそうだよね。
どんなに手間がかかっていようと、すばらしい味だろうと、客に喜ばれなきゃ自己満足に終わってしまう。
頑張っても報われないこともある、そういう世界だもんな。
で、篤蔵完全にやる気喪失。なのに、おやっさんの手抜きカレーにした途端に宇佐美が現れたもんだからヽ(ヽ゜ロ゜)ヒイィィィ!!!
なんでもっと早く来てくれなんだ・・・
こんなひどいカレー出せやしないよ・・(って他の客には出してたのにさ)
せめてじゃがいもだけでもカッコつけようと華族会館風にしてみたりして・・・
待っている間宇佐美は気づいていた。
物置状態になっている神棚、枯れた花が飾ってある店内、汚れた醤油さし。
やる気があるとは思えない雰囲気にがっくり・・・
出てきたカレエはフランスカレエではないことはわかっていたけど、宇佐美は二口食べただけでお金を置いて出て行った。すぐに篤蔵は追いかけたさ。
「宇佐美さん宇佐美さん!あのっ、これには理由がありまして・・・
華族会館の料理を参考に作ってたカレエがあったんですけど
上品すぎるって客に飽きられてしまって、ほれであんな
普通のカレエを出してるんです」篤蔵
「普通のカレエ?」宇佐美
「この辺の客は舌が肥えてませんから、味が分からんのです」
「あれは普通のカレエじゃない。あのカレエは腐ってる。
カレエが腐っているのは、お前の性根が腐っているからだ」
「わしはやるだけのことはやりました。
安い材料で少しでもいいもん出そうって
華族会館みたいにはできんけど、
華族会館で出すようないいもん作ろうって!
ああでもないこうでもないって精いっぱいの真心込めました!
けど、その真心が通じませんでした!
どんなに手をつくしたかってぇ猫には味は分からんでしょ!」
「俺は客だ!客に言い訳する料理人がどこにいる!
客をバカにする料理人は大バカ者だ。
なおかつ、バカにした客にバカにした料理を食わせる料理人には、もう言葉もない。
そんなやつは辞めてしまったほうがいい。
そのほうがお前も客も幸せだ」
宇佐美の厳しすぎる言葉。
篤蔵のこんなもんでよかんべいズムと勘違いはスパッと打ち砕かれた。
これでわからなきゃしょうがない。
師匠の言葉と冷酒はあとで効くってね。
落ち込みつつも篤蔵は仙之介に尋ねたさ。
「おやっさんは何であんなに女の人を喜ばすことができるんですか?」
「はあ?」
「秘けつは何なんですか?」
「よく分からねぇけど相手を見ることじゃねぇかな」
「『相手を見る』ですか?」
「あぁ。女ってのはな一人一人 ツボが違うんだよ
当たり前だよな。別の人間だから。
そこを見極めるのが大切なんだ。たぶんそうなんだぜ」
「一人一人 ですか・・・」
一生懸命仙之介の言った言葉、宇佐美から言われた言葉を考えたさ。
そして客を観察した結果わかった。華族会館の厨房に居た時と同じ。
求められている事を先読みして、しっかり相手に提供する。
力仕事をしている労働者には塩をちょい多めに。
「何かしらできることってあるもんですね」篤蔵
「それでこそ・・・」仙之介
「それでこそ華族会館だよ!」梅
「そう だな華族会館」
「だな」
すぐに落ち込むけど立ち直るのも早いのが篤蔵のいいところ。
工夫しはじめたら、また厨房に立つのが楽しくなってきた。
篤蔵のとっておきの工夫。
それは歯が弱くなっている年配の方のためのひき肉で作った「ひき肉ステエキ」(HPのレシピはこちら)。
箸ですぐに切れるし、何よりうまい!お客様は食べると笑顔になりましたぞ。
突然、 ふき(美保純)がやって来ました。
ふきは俊子が呉服屋に後妻として入ることを伝えました。
旦那さんは年が離れているけど子供が欲しいから若い嫁さんを望んでいるそうな。
「向こうのお母さんも断るって思ってたらしいんやけど
俊子さん「うちでお役に立てるなら」って。俊子さんらしい話やろ」ふき
「・・・・いやあ〜 あ〜・・・・今度はいい旦那やといいですね」篤蔵
俊子ちゃん、篤蔵からもらったお守りについていた鈴を大事そうに財布につけ直していたやないの・・心は篤蔵にあるけれど求められる場所で生きてみようって思ったのかねぇ・・・(ノω;`)
これっきりなの?これっきり二人の道は離れちまうのかい?
さらにふきは周太郎の手紙と貯金通帳と判子を渡した。
通帳には三百円も入っていた。そのお金は周太郎が周蔵に掛け合い、相続するはずの土地の一部を売って作ったものだった。
『篤蔵 元気にやっているか。
俺は相変わらず養生の日々だ。
良くなれば、また復学する心づもりだったが、どうやらそれは怪しくなってきたようだ。
当分生きられるかもしれないが東京に戻ることはできないだろう。
きっとここで体をいたわりながら一生を終えるのだと思う。
俺はこの不条理を幾千幾万という人がいる中で
自分が病にかかってしまったことへの不条理をいまだに のみ込めていない。
取り立てて悪いことをしたわけでもない。
ごく普通に生きてきた自分がなぜ病に襲われねばならなかったのか
運命を呪っている。
俺は存外に生臭い男だ。
このままでは世を呪い続けてあの世に行くことになろう。
けれどそれはあまりにも不幸で情けない。
だからお前の夢を一緒に追いかけさせてほしいと思った。
篤蔵、この世に生まれ職もなさず家もなさず
何事もなし得ることなく終わっていくであろう俺に誇りを与えてほしい。
俺の弟は帝国一のシェフになったと
それは俺のおかげでもあると胸を張らせてほしい。
その金は俺の生々しい欲望だ。
かろうじてまだ生きているその証しだ。
篤蔵、パリへ行け。
俺の命を抱いて飛んでくれ』
。゚(゚´д`゚)゚。お兄やーーん!!なんて美しい手紙なんだ・・・
高潔で清らかな愛に満ちていて覚悟が感じられて・・・お兄やんそのものだよ。
欲望を恥じないでおくれ。だってお兄やんはその欲望や無念さを昇華させてるじゃないの。
「周太郎だけやないよ。
蔵三郎だって 周太郎と一緒にお父さんに頭下げたんよ。
お父さんだって顔に泥を塗りつけることしかしてこなかったあんたをこういう形で許したんよ。
俊子さんかってあんたのことを思って身を引いたんかもしれんしね。
あんたは幸せな子やねぇ・・・幸せな分だけぇ、余計励まんといかんね」ふき
そうだよ。アンタはみんなの思いを背負えるだけの力がある。
故郷でそれぞれの役目を生きているみんなの分も高く遠く飛ばなければならない。
それが篤蔵の役目なんだと思う。
その後、篤蔵は五百木(加藤雅也)の紹介で精養軒で3年間修行に励んだ。
篤蔵のレシピノートも一杯になりましたぞ。
そして明治42年(1909年)、パリ行きが決定。
バンザイ軒でみんなが壮行会を開いてくれました。
五百木や桐塚、新太郎も参加してくれたぞ。
そこに宇佐美が現れ、篤蔵はドキーーン!
宇佐美はカレエを注文しました。
出てきたのは普通のカレー。でも篤蔵全力のカレー。
みなさん固唾を飲んで見守っております。
「お願いします!」篤蔵
「いただきます」宇佐美
今度は完食。
「あの・・・どうでしょうか?」
「普通のカレエだ」
「・・・・・」
「普通のカレエがとびきりうまい。ごちそうさまでした」
宇佐美は深々と頭を下げました。
それは料理にまごころで向き合った一人前の料理人への敬意と感謝が込められていた。
宇佐美からの『ごちそうさま』は篤蔵への何よりの餞になったね(ノω・、)
「お代だ。開けてみろ」
真っ白いさらしに包まれたそれを開けてみると・・・宇佐美愛用の牛刀があった。
「そいつにもパリを見せてやってくれ。
一緒に日本人の真心を見せてつけてこい。
お邪魔しました」宇佐美
「ありがとうございました・・・ありがとうございましたっ!」篤蔵
「・・・・・・」みんな
「バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!
バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!」新太郎
「バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!」みんな
も〜相変わらず新太郎ちゃんたら、間がいいんだからぁ〜
篤蔵、アンタは宇佐美の思いも背負って行くんだよ。
宇佐美が外に出ると、入れずにいる辰吉(柄本佑)がいた。
「一緒に祝ってやったらどうだ?」宇佐美
「言えませんよ。おめでとうなんて。
あいつはいつまでたってもうらやましすぎます」辰吉
嫉妬を乗り越えて男は大きくなるんじゃーい!
でも、バンザイ軒を見つめる辰吉の顔はどこか誇らしげだった。
辰吉もこれから自分の場所で精一杯生きていくんだろうな。
旅立った篤蔵から周太郎へ手紙が届いた。
「何て書いてある」周蔵(杉本哲太)
「わかりません」周太郎
フランス語で書かれていたその手紙を周太郎は眩しそうに陽にかざした。
きっと篤蔵はパリでも篤蔵らしくやっていくのだろう。そのことが嬉しくて・・・・
「はげめよ」
。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。オロロ〜ン!!泣かされっぱなしじゃーーい!!
なんじゃ、このドラマはぁ〜どやっさああーーー!!
それぞれの愛と心意気に胸がいっぱいや。
包丁を背負った篤蔵のパリ修行、楽しみですのぅ・・・
第1話 〜時代を超える人間の愛と命の感動物語〜どうしようもない男が百年前に見た料理への果てなき夢・・・
第2話 料理はまごころ
第3話 あいしてるの決断
第4話 愛し君よサラバ
第5話 おさな夫婦の結末
第7話 パリと差別と結婚
第8話 パリでの卒業式
第9話 皇居編〜ザリガニと御即位の御大礼
第10話 皇居編〜関東大震災と家族の決意
第11話 皇居編〜最愛の人と最後の晩餐
第12話(最終話) 完結〜料理番の人生 敗戦の料理番がGHQに起こした愛の結末
肉屋でもらったガラと野菜を煮込み、そのエキスを十二分に使ったルーがかけてある上品なもの。名付けて「フランスカレエ」。
って、思い付いて材料仕入れのために変な時間に店を飛び出しちまったもんだから、仙之介と梅は篤蔵が逃げ出したと思い心配し、店の前で待っていた。
篤蔵は梅とのことがバレたのかヒヤリとしたけど、ほっとした仙之介に抱きしめられちゃった。
多分、仙之介は篤蔵と梅のことをわかっていたと思うけど、大らかと言おうか、根っこのところで繋がってるから野暮な事は言いっこなしってことなのかな。何の憂いもないすっきりした顔で篤蔵を手伝う仙之介と味見して「うちはうまけりゃ何だっていいんだよっ!」とまかせてくれる梅。変わっちゃいるけどいい夫婦だよ。
「フランスカレエ」は大好評。
お客が列をなしてバンザイ軒に並んでおります。
味見をしに来てくれた新太郎はさりげな〜くその情報を厨房で流してくれました。
「へぇ〜ペテがねぇ。で、どんなカレエなんだい?」藤田(大熊ひろたか)
「ルーがなめらかで・・・」新太郎
「食べに行ってみますか?」奥村(坪倉由幸)
「並ぶのは嫌いだ」宇佐美(小林薫)
そんな中、お客様があり、一瞬宇佐美?!と思った篤蔵はテンション上がったけど桐塚(武田鉄矢)でした。
桐塚は周太郎(鈴木亮平)からの手紙で篤蔵の事情をすべて知っていた。
篤蔵は紹介してもらった華族会館を飛び出してしまったことを詫びたさ〜
「あの・・・兄やんの具合何か聞いてますか?」
「そういうことは手紙に書いてこないからね
近々見舞いに行くんで見てきましょう。何か君から伝えることはありますか?」桐塚
「わしは元気にやっとるさけ、自分の体のことだけ心配してくださいって
伝えてくれますか」篤蔵
「うん、分かりました」
桐塚から篤蔵の近況を聞いたお兄やんは本当に嬉しそうだった。
しかし、病気が良くならない事を悟った周太郎は篤蔵のことを桐塚に頼んでいた。
さて、「フランスカレエ」ブームはあっと言う間に去り、あんなに繁盛していたバンザイ軒の客もまばらになってしまった。たっぷり仕込んだフランスカレエが余っとる。
篤蔵のやる気にも陰りが・・・( ̄▽ ̄;)
意を決して梅は客の声を伝えたさ。
篤蔵のカレエは確かに上品で美味しい。
でもバンザイ軒に来るお客さんは見た目も味ももっとガッツリ系のものを求めているってね。
「一生懸命やってるだろうさ。手間はかかってるだろうさ。
そりゃ分かってるよ。けどさ、客に喜ばれない手間に意味はないんだよ!
客商売なんだから!」梅
「分かりました。
では、オヤジさんの元通りの手抜き極まりないグズグズのカレエに戻します」篤蔵
確かにそうだよね。
どんなに手間がかかっていようと、すばらしい味だろうと、客に喜ばれなきゃ自己満足に終わってしまう。
頑張っても報われないこともある、そういう世界だもんな。
で、篤蔵完全にやる気喪失。なのに、おやっさんの手抜きカレーにした途端に宇佐美が現れたもんだからヽ(ヽ゜ロ゜)ヒイィィィ!!!
なんでもっと早く来てくれなんだ・・・
こんなひどいカレー出せやしないよ・・(って他の客には出してたのにさ)
せめてじゃがいもだけでもカッコつけようと華族会館風にしてみたりして・・・
待っている間宇佐美は気づいていた。
物置状態になっている神棚、枯れた花が飾ってある店内、汚れた醤油さし。
やる気があるとは思えない雰囲気にがっくり・・・
出てきたカレエはフランスカレエではないことはわかっていたけど、宇佐美は二口食べただけでお金を置いて出て行った。すぐに篤蔵は追いかけたさ。
「宇佐美さん宇佐美さん!あのっ、これには理由がありまして・・・
華族会館の料理を参考に作ってたカレエがあったんですけど
上品すぎるって客に飽きられてしまって、ほれであんな
普通のカレエを出してるんです」篤蔵
「普通のカレエ?」宇佐美
「この辺の客は舌が肥えてませんから、味が分からんのです」
「あれは普通のカレエじゃない。あのカレエは腐ってる。
カレエが腐っているのは、お前の性根が腐っているからだ」
「わしはやるだけのことはやりました。
安い材料で少しでもいいもん出そうって
華族会館みたいにはできんけど、
華族会館で出すようないいもん作ろうって!
ああでもないこうでもないって精いっぱいの真心込めました!
けど、その真心が通じませんでした!
どんなに手をつくしたかってぇ猫には味は分からんでしょ!」
「俺は客だ!客に言い訳する料理人がどこにいる!
客をバカにする料理人は大バカ者だ。
なおかつ、バカにした客にバカにした料理を食わせる料理人には、もう言葉もない。
そんなやつは辞めてしまったほうがいい。
そのほうがお前も客も幸せだ」
宇佐美の厳しすぎる言葉。
篤蔵のこんなもんでよかんべいズムと勘違いはスパッと打ち砕かれた。
これでわからなきゃしょうがない。
師匠の言葉と冷酒はあとで効くってね。
落ち込みつつも篤蔵は仙之介に尋ねたさ。
「おやっさんは何であんなに女の人を喜ばすことができるんですか?」
「はあ?」
「秘けつは何なんですか?」
「よく分からねぇけど相手を見ることじゃねぇかな」
「『相手を見る』ですか?」
「あぁ。女ってのはな一人一人 ツボが違うんだよ
当たり前だよな。別の人間だから。
そこを見極めるのが大切なんだ。たぶんそうなんだぜ」
「一人一人 ですか・・・」
一生懸命仙之介の言った言葉、宇佐美から言われた言葉を考えたさ。
そして客を観察した結果わかった。華族会館の厨房に居た時と同じ。
求められている事を先読みして、しっかり相手に提供する。
力仕事をしている労働者には塩をちょい多めに。
「何かしらできることってあるもんですね」篤蔵
「それでこそ・・・」仙之介
「それでこそ華族会館だよ!」梅
「そう だな華族会館」
「だな」
すぐに落ち込むけど立ち直るのも早いのが篤蔵のいいところ。
工夫しはじめたら、また厨房に立つのが楽しくなってきた。
篤蔵のとっておきの工夫。
それは歯が弱くなっている年配の方のためのひき肉で作った「ひき肉ステエキ」(HPのレシピはこちら)。
箸ですぐに切れるし、何よりうまい!お客様は食べると笑顔になりましたぞ。
突然、 ふき(美保純)がやって来ました。
ふきは俊子が呉服屋に後妻として入ることを伝えました。
旦那さんは年が離れているけど子供が欲しいから若い嫁さんを望んでいるそうな。
「向こうのお母さんも断るって思ってたらしいんやけど
俊子さん「うちでお役に立てるなら」って。俊子さんらしい話やろ」ふき
「・・・・いやあ〜 あ〜・・・・今度はいい旦那やといいですね」篤蔵
俊子ちゃん、篤蔵からもらったお守りについていた鈴を大事そうに財布につけ直していたやないの・・心は篤蔵にあるけれど求められる場所で生きてみようって思ったのかねぇ・・・(ノω;`)
これっきりなの?これっきり二人の道は離れちまうのかい?
さらにふきは周太郎の手紙と貯金通帳と判子を渡した。
通帳には三百円も入っていた。そのお金は周太郎が周蔵に掛け合い、相続するはずの土地の一部を売って作ったものだった。
『篤蔵 元気にやっているか。
俺は相変わらず養生の日々だ。
良くなれば、また復学する心づもりだったが、どうやらそれは怪しくなってきたようだ。
当分生きられるかもしれないが東京に戻ることはできないだろう。
きっとここで体をいたわりながら一生を終えるのだと思う。
俺はこの不条理を幾千幾万という人がいる中で
自分が病にかかってしまったことへの不条理をいまだに のみ込めていない。
取り立てて悪いことをしたわけでもない。
ごく普通に生きてきた自分がなぜ病に襲われねばならなかったのか
運命を呪っている。
俺は存外に生臭い男だ。
このままでは世を呪い続けてあの世に行くことになろう。
けれどそれはあまりにも不幸で情けない。
だからお前の夢を一緒に追いかけさせてほしいと思った。
篤蔵、この世に生まれ職もなさず家もなさず
何事もなし得ることなく終わっていくであろう俺に誇りを与えてほしい。
俺の弟は帝国一のシェフになったと
それは俺のおかげでもあると胸を張らせてほしい。
その金は俺の生々しい欲望だ。
かろうじてまだ生きているその証しだ。
篤蔵、パリへ行け。
俺の命を抱いて飛んでくれ』
。゚(゚´д`゚)゚。お兄やーーん!!なんて美しい手紙なんだ・・・
高潔で清らかな愛に満ちていて覚悟が感じられて・・・お兄やんそのものだよ。
欲望を恥じないでおくれ。だってお兄やんはその欲望や無念さを昇華させてるじゃないの。
「周太郎だけやないよ。
蔵三郎だって 周太郎と一緒にお父さんに頭下げたんよ。
お父さんだって顔に泥を塗りつけることしかしてこなかったあんたをこういう形で許したんよ。
俊子さんかってあんたのことを思って身を引いたんかもしれんしね。
あんたは幸せな子やねぇ・・・幸せな分だけぇ、余計励まんといかんね」ふき
そうだよ。アンタはみんなの思いを背負えるだけの力がある。
故郷でそれぞれの役目を生きているみんなの分も高く遠く飛ばなければならない。
それが篤蔵の役目なんだと思う。
その後、篤蔵は五百木(加藤雅也)の紹介で精養軒で3年間修行に励んだ。
篤蔵のレシピノートも一杯になりましたぞ。
そして明治42年(1909年)、パリ行きが決定。
バンザイ軒でみんなが壮行会を開いてくれました。
五百木や桐塚、新太郎も参加してくれたぞ。
そこに宇佐美が現れ、篤蔵はドキーーン!
宇佐美はカレエを注文しました。
出てきたのは普通のカレー。でも篤蔵全力のカレー。
みなさん固唾を飲んで見守っております。
「お願いします!」篤蔵
「いただきます」宇佐美
今度は完食。
「あの・・・どうでしょうか?」
「普通のカレエだ」
「・・・・・」
「普通のカレエがとびきりうまい。ごちそうさまでした」
宇佐美は深々と頭を下げました。
それは料理にまごころで向き合った一人前の料理人への敬意と感謝が込められていた。
宇佐美からの『ごちそうさま』は篤蔵への何よりの餞になったね(ノω・、)
「お代だ。開けてみろ」
真っ白いさらしに包まれたそれを開けてみると・・・宇佐美愛用の牛刀があった。
「そいつにもパリを見せてやってくれ。
一緒に日本人の真心を見せてつけてこい。
お邪魔しました」宇佐美
「ありがとうございました・・・ありがとうございましたっ!」篤蔵
「・・・・・・」みんな
「バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!
バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!」新太郎
「バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!」みんな
も〜相変わらず新太郎ちゃんたら、間がいいんだからぁ〜
篤蔵、アンタは宇佐美の思いも背負って行くんだよ。
宇佐美が外に出ると、入れずにいる辰吉(柄本佑)がいた。
「一緒に祝ってやったらどうだ?」宇佐美
「言えませんよ。おめでとうなんて。
あいつはいつまでたってもうらやましすぎます」辰吉
嫉妬を乗り越えて男は大きくなるんじゃーい!
でも、バンザイ軒を見つめる辰吉の顔はどこか誇らしげだった。
辰吉もこれから自分の場所で精一杯生きていくんだろうな。
旅立った篤蔵から周太郎へ手紙が届いた。
「何て書いてある」周蔵(杉本哲太)
「わかりません」周太郎
フランス語で書かれていたその手紙を周太郎は眩しそうに陽にかざした。
きっと篤蔵はパリでも篤蔵らしくやっていくのだろう。そのことが嬉しくて・・・・
「はげめよ」
。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。オロロ〜ン!!泣かされっぱなしじゃーーい!!
なんじゃ、このドラマはぁ〜どやっさああーーー!!
それぞれの愛と心意気に胸がいっぱいや。
包丁を背負った篤蔵のパリ修行、楽しみですのぅ・・・
第1話 〜時代を超える人間の愛と命の感動物語〜どうしようもない男が百年前に見た料理への果てなき夢・・・
第2話 料理はまごころ
第3話 あいしてるの決断
第4話 愛し君よサラバ
第5話 おさな夫婦の結末
第7話 パリと差別と結婚
第8話 パリでの卒業式
第9話 皇居編〜ザリガニと御即位の御大礼
第10話 皇居編〜関東大震災と家族の決意
第11話 皇居編〜最愛の人と最後の晩餐
第12話(最終話) 完結〜料理番の人生 敗戦の料理番がGHQに起こした愛の結末
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1. 天皇の料理番「愛と命の果てパリ」 [ のほほん便り ] 2015年06月01日 16:54
なんだか、とても人に恵まれながら、たしかに才能と集中力はあるけれど、どこか、うんと、人間臭い篤蔵 (佐藤健) 賛否両論あるかもしれないけれど、主人公が破天荒なのが興味深いなぁ、と感じます。色っぽいお梅 (高岡早紀) に誘われれば、ふらふら〜〜っとなるし、華族会館
2. 「天皇の料理番」第6話 感想 [ Kanataのお部屋へようこそ ] 2015年06月01日 18:09
地道にやる事に決めた篤蔵(佐藤健)。
倉庫の掃除をする代わりに肉を無料で仕入れ、カレエを作ります。
行列ができるようになりました。
でもすぐにお客は来なくなります。{%下降webry%}
客の話によると野菜がゴロゴロ入った普通のカレーの方がいい。
バン
3. 天皇の料理番 第6話 [ Happy☆Lucky ] 2015年06月01日 19:30
第6話
JUGEMテーマ:エンターテイメント
4. 天皇の料理番 #06 [ ぐ〜たらにっき ] 2015年06月01日 20:41
『愛と命の果てパリ』
5. 天皇の料理番 (第6話・5/31) 感想 [ ディレクターの目線blog@FC2 ] 2015年06月01日 20:42
TBS系『天皇の料理番』(公式)
第6話『愛と命の果てパリ』の感想。
なお、原作小説:杉森久英『天皇の料理番』は未読。過去のドラマ作品も未見。
俊子(黒木華)にまで見放された篤蔵(佐藤健)は、目標を失い自堕落な日々を送る。この状況から抜け出すに
6. 天皇の料理番 episode6 [ レベル999のgoo部屋 ] 2015年06月01日 21:39
「愛と命の果てパリ」
内容
故郷で俊子(黒木華)から離縁を告げられた篤蔵(佐藤健)は、
わだかまりを抱えたまま、バンザイ軒へ帰ってきた。
そして、つい。。。梅(高岡早紀)と。。。。。。
年が明け、明治38年。
全てが上手くいかない中、篤蔵は、漠然とパリへ...
7. 「天皇の料理番」真っ直ぐな料理人6篤蔵は周太郎の託した未来に心を入れ替え宇佐美に認められてパリへと旅立った [ オールマイティにコメンテート ] 2015年06月01日 22:51
31日ドラマ「天皇の料理番」第6話はバンザイ軒での仕事が軌道に乗り始めた篤蔵はそこで新たなるメニューを作ろうと努力すると、カレーの味で味は好評だったものの、大衆食堂で ...
8. 天皇の料理番 第6話〜あんたは幸せな子やねぇ。幸せな分だけ余計励まんといかんね [ 平成エンタメ研究所 ] 2015年06月02日 08:23
兄・周太郎(鈴木亮平)からパリ行きのお金・参百圓をもらう篤蔵(佐藤健)。
そんな篤蔵に母・ふき(美保純)は言う。
「周太郎だけやないよ。蔵三郎だって 周太郎と一緒にお父さんに頭下げたんよ。お父さんだって顔に泥を塗りつけることしかしてこなかったあんたを...
9. 天皇の料理番 第6話 [ ぷち丸くんの日常日記 ] 2015年06月02日 14:46
篤蔵(佐藤健)は、俊子(黒木華)に離縁されて、実家からも絶縁されて、東京に戻って来たと思ったら、お世話になっているお店の女将さん・梅(高岡早紀)と良い関係になっていました。
さすがの篤蔵も、これではいかんと思ったようです。
吉原で、茅野(芦名星)や新
10. 天皇の料理番 第6話 [ 昼寝の時間 ] 2015年06月04日 14:33
公式サイト 篤蔵 (佐藤健) は お梅 (高岡早紀) と大変な事になりながら、パ
この記事へのコメント
1. Posted by ヨーコ 2015年06月01日 17:23
いやぁ〜、いい話だった(泣。
このドラマを見て良かったってホントに思ったわ〜。
まずは仙之介。素晴らしい人だね。
全てを受け入れる器の大きさと
ナイスアドバイスに感動しちゃった。
更に兄やんの素敵な手紙。
重荷にならない様に気を使いつつ
それでもパリへ行ける様に背中を押す。
あれ以上の手紙はないよね。ホント素晴らしい!
更に更に宇佐見さんにも背中を押してもらってさ・・・。
皆のアドバイスを生かせる才能と
人柄があるからこそだけど、篤蔵はホントに幸せ者。
次回からはパリ編だね〜。楽しみだ♪
このドラマを見て良かったってホントに思ったわ〜。
まずは仙之介。素晴らしい人だね。
全てを受け入れる器の大きさと
ナイスアドバイスに感動しちゃった。
更に兄やんの素敵な手紙。
重荷にならない様に気を使いつつ
それでもパリへ行ける様に背中を押す。
あれ以上の手紙はないよね。ホント素晴らしい!
更に更に宇佐見さんにも背中を押してもらってさ・・・。
皆のアドバイスを生かせる才能と
人柄があるからこそだけど、篤蔵はホントに幸せ者。
次回からはパリ編だね〜。楽しみだ♪
2. Posted by きこり→ヨーコさん 2015年06月02日 05:45
>このドラマを見て良かったってホントに思ったわ〜。
心が洗われるってこういうことかって思うよ〜
人間の愛情や人情を信じられるっていうか。
普段ほとんど考えないけど、自分は日本人なんだな〜って思うよ。
>まずは仙之介。素晴らしい人だね。
私も仙之介大好き。ホント、器が大きくてきれいな人だよね。
でも人間としての欲望もちゃんと持っている(笑
そして見る目は確かなんだよね。
お兄やんの手紙には泣いた泣いた・・・
絶望と希望が詰まっていたよね。それをあんなふうな文章にしてくれるとは。
あの手紙を書くことでお兄やんも救われたし、篤蔵も料理人としてさらに踏み出すことが
できたんだよね。
>皆のアドバイスを生かせる才能と
人柄があるからこそだけど、篤蔵はホントに幸せ者。
ホントだよね。なにかを成し遂げる人っていうのは才能と努力は
もちろんなんだけど、そばにいる人たちが託したくなる何かをもっている。
周りの人間のエネルギーもたくさんもらっているんだよね。
篤蔵、フランス語しゃべれるのかねぇ・・・(笑
パリで篤蔵がどんなふうに成長するのか、楽しみだよね〜
心が洗われるってこういうことかって思うよ〜
人間の愛情や人情を信じられるっていうか。
普段ほとんど考えないけど、自分は日本人なんだな〜って思うよ。
>まずは仙之介。素晴らしい人だね。
私も仙之介大好き。ホント、器が大きくてきれいな人だよね。
でも人間としての欲望もちゃんと持っている(笑
そして見る目は確かなんだよね。
お兄やんの手紙には泣いた泣いた・・・
絶望と希望が詰まっていたよね。それをあんなふうな文章にしてくれるとは。
あの手紙を書くことでお兄やんも救われたし、篤蔵も料理人としてさらに踏み出すことが
できたんだよね。
>皆のアドバイスを生かせる才能と
人柄があるからこそだけど、篤蔵はホントに幸せ者。
ホントだよね。なにかを成し遂げる人っていうのは才能と努力は
もちろんなんだけど、そばにいる人たちが託したくなる何かをもっている。
周りの人間のエネルギーもたくさんもらっているんだよね。
篤蔵、フランス語しゃべれるのかねぇ・・・(笑
パリで篤蔵がどんなふうに成長するのか、楽しみだよね〜
3. Posted by しゅあー 2015年06月02日 08:26
>それぞれの愛と心意気に胸がいっぱいや。
ほんとにねえ、毎回毎回泣けてしょうがないわ(ToT)
みんな篤蔵を愛してるよね〜、あんなダメな子だけど、でもとてつもない真っ直ぐさとか性根の良さとか、やっぱ魅力もでかいもんね
親方にあれだけ可愛がられてそんでもって結局パリにまで行けちゃうなんて、まあ辰吉さんの素直におめでとうとは言えない気持ちもわかるわ。
でもそんな自分が嫌だし、素直に喜べる自分になりたい!て気持ちがバネになって、きっと成長出来るよねあの子なら!
今回、個人的には蛾次郎さんが健君をハグした時の感じがね、なんかすっごくあったかいっていうか、まあ身体やお手手が丸々としてるからってのもあるんだろうけど、なんともいえない心地よさがあって良かったわあ!
親方の厳しい温かさとは真逆のモフモフとした温かさ、この人をキャスティングしたのもほんとに冴えてると思ったわあ!
なにもかもが素晴らしい、ある意味パーフェクトなドラマじゅない?これ!
ほんとにねえ、毎回毎回泣けてしょうがないわ(ToT)
みんな篤蔵を愛してるよね〜、あんなダメな子だけど、でもとてつもない真っ直ぐさとか性根の良さとか、やっぱ魅力もでかいもんね
親方にあれだけ可愛がられてそんでもって結局パリにまで行けちゃうなんて、まあ辰吉さんの素直におめでとうとは言えない気持ちもわかるわ。
でもそんな自分が嫌だし、素直に喜べる自分になりたい!て気持ちがバネになって、きっと成長出来るよねあの子なら!
今回、個人的には蛾次郎さんが健君をハグした時の感じがね、なんかすっごくあったかいっていうか、まあ身体やお手手が丸々としてるからってのもあるんだろうけど、なんともいえない心地よさがあって良かったわあ!
親方の厳しい温かさとは真逆のモフモフとした温かさ、この人をキャスティングしたのもほんとに冴えてると思ったわあ!
なにもかもが素晴らしい、ある意味パーフェクトなドラマじゅない?これ!
4. Posted by きこり→しゅあーさん 2015年06月03日 06:08
>ほんとにねえ、毎回毎回泣けてしょうがないわ(ToT)
毎回泣けるけど、今回はいつも以上にやられたよ。
それぞれの思いがまっすぐできれいで・・・
日本人らしい細やかな気持ちが伝わって来てさ・・・
篤蔵ってある部分ではどうしようもないおバカさんなんだけど、
何とかしてやりたい応援してやりたいって思わせるんだよね。
そして応援することで自分も前向きに生きられる。
桐塚だって宇佐美だって、新太郎だって辰吉だってね。
てか、師匠ゆずりの料理バカにちゃんとなっているよ(ノ∀;`)
>素直に喜べる自分になりたい!て気持ちがバネになって、きっと成長出来るよねあの子なら!
そうだよね。根はまっすぐで自分に負けない子だからさ、篤蔵が出て行った件で
自分を見つめ直してくれたと思うしさ。篤蔵に出会ったことで辰吉も成長できたんだと思う。
>なんともいえない心地よさがあって良かったわあ!
うんうん!!ホントあったかかったよね。
この年なのに厭らしい邪気が全くなくてさ、子供のように心がきれいなんだよね。
蛾次郎さんがかわいらしく表現してくれてすばらしいよ。
バンザイ軒も寂しくなっちゃうねぇ・・・
>なにもかもが素晴らしい、ある意味パーフェクトなドラマじゅない?
「とんび」の時もそうだったんだけど、見終わった後でしみじみとした感動があるんだよね。
必ず見たいドラマだし、記事を書きたいドラマだよ〜
毎回泣けるけど、今回はいつも以上にやられたよ。
それぞれの思いがまっすぐできれいで・・・
日本人らしい細やかな気持ちが伝わって来てさ・・・
篤蔵ってある部分ではどうしようもないおバカさんなんだけど、
何とかしてやりたい応援してやりたいって思わせるんだよね。
そして応援することで自分も前向きに生きられる。
桐塚だって宇佐美だって、新太郎だって辰吉だってね。
てか、師匠ゆずりの料理バカにちゃんとなっているよ(ノ∀;`)
>素直に喜べる自分になりたい!て気持ちがバネになって、きっと成長出来るよねあの子なら!
そうだよね。根はまっすぐで自分に負けない子だからさ、篤蔵が出て行った件で
自分を見つめ直してくれたと思うしさ。篤蔵に出会ったことで辰吉も成長できたんだと思う。
>なんともいえない心地よさがあって良かったわあ!
うんうん!!ホントあったかかったよね。
この年なのに厭らしい邪気が全くなくてさ、子供のように心がきれいなんだよね。
蛾次郎さんがかわいらしく表現してくれてすばらしいよ。
バンザイ軒も寂しくなっちゃうねぇ・・・
>なにもかもが素晴らしい、ある意味パーフェクトなドラマじゅない?
「とんび」の時もそうだったんだけど、見終わった後でしみじみとした感動があるんだよね。
必ず見たいドラマだし、記事を書きたいドラマだよ〜
5. Posted by Largo 2015年06月04日 14:33
こんにちわ〜
やっと書き上げました〜(^^;;
いつにも増して名セリフが多くって。
どんなに良いセリフも演出次第なのですけれども、このドラマはうまいですわ〜
>茅野姐さん、いいこと言ってくれるねぇ。その通りだよ。
そうそう!まずここですよね!
>客に喜ばれなきゃ自己満足に終わってしまう。
ちょっと癖のあるおかみさんですが(^^;;)、しごくもっともな意見を言ってましたねえ。
親父さんがそばにいれば大丈夫のようです。
でも、宇佐美には店内を細かくチェックされてましたね。そういうのはおかみさんの仕事なのかもしれないけれども、シェフならば、そういうところにも気を使えってことでしょう。飲食のアルバイトをしてた時、手を抜いていたこと思いだして、思わず冷や汗が出ました。
>師匠の言葉と冷酒はあとで効くってね。
うまい!(^^)/
その他色々ありましたが、なんといっても周太郎の手紙と、ラストの「励めよ」には・・・(落涙
俊子さんが再婚するとは、ふぅぅ。仕方がないとは言え。悲しい覚悟でした。新しい旦那にも一生懸務めを果たそうとしているはず。
>これっきりなの?これっきり二人の道は離れちまうのかい?
わーん。何か暗い予感がよぎるのですよ。外れててほしいですー
>包丁を背負った篤蔵のパリ修行、楽しみですのぅ・・・
ほんと、楽しみです!
やっと書き上げました〜(^^;;
いつにも増して名セリフが多くって。
どんなに良いセリフも演出次第なのですけれども、このドラマはうまいですわ〜
>茅野姐さん、いいこと言ってくれるねぇ。その通りだよ。
そうそう!まずここですよね!
>客に喜ばれなきゃ自己満足に終わってしまう。
ちょっと癖のあるおかみさんですが(^^;;)、しごくもっともな意見を言ってましたねえ。
親父さんがそばにいれば大丈夫のようです。
でも、宇佐美には店内を細かくチェックされてましたね。そういうのはおかみさんの仕事なのかもしれないけれども、シェフならば、そういうところにも気を使えってことでしょう。飲食のアルバイトをしてた時、手を抜いていたこと思いだして、思わず冷や汗が出ました。
>師匠の言葉と冷酒はあとで効くってね。
うまい!(^^)/
その他色々ありましたが、なんといっても周太郎の手紙と、ラストの「励めよ」には・・・(落涙
俊子さんが再婚するとは、ふぅぅ。仕方がないとは言え。悲しい覚悟でした。新しい旦那にも一生懸務めを果たそうとしているはず。
>これっきりなの?これっきり二人の道は離れちまうのかい?
わーん。何か暗い予感がよぎるのですよ。外れててほしいですー
>包丁を背負った篤蔵のパリ修行、楽しみですのぅ・・・
ほんと、楽しみです!
6. Posted by きこり→Largoさん 2015年06月04日 19:39
こんばんわ〜!お疲れ様でした(=´ー`)ノ
>どんなに良いセリフも演出次第なのですけれども、このドラマはうまいですわ〜
ホントにねぇ・・始まりから終わりまでうまいったらありゃしない。
ほどがいいというか職人芸だよぅ・・・
>そうそう!まずここですよね!
いままで大人しく絵のモデルをしていた茅野姐さんがやっと活躍(笑
ぴしゃっ!と言ってくれて気持ち良かったわあ〜
>そういうのはおかみさんの仕事なのかもしれないけれども、シェフならば、そういうところにも気を使えってことでしょう
せっかく厨房からお客さんのいる場所がしっかりみえるところで働いているのにねぇ・・・
篤蔵は料理のことしか考えていないから、なかなかそこまで気がつかないんでしょうね。
私もドラマを見てはいろんなこと書いているけど、昔のことを思うと ゞ( ̄∇ ̄;)オイオイ!って自分につっこみたくなりますよ。恥ずかしながら何にも気づいていなかったのに、自分すごくできる子のように思っていましたから(笑
>なんといっても周太郎の手紙と、ラストの「励めよ」には・・・(落涙
も〜〜全文書かずにはいられなかった(笑
そしてあの『はげめよ』は難しい一言だったと思いますが、鈴木亮平さん、すごい役者さんですね。再確認しました。
俊子のことが気になって秋山徳蔵さんのことネットで調べちゃった(笑
パリから戻った後、いや天皇の料理番になった篤蔵のとなりに俊子がいて欲しいなぁ・・(切実)
>どんなに良いセリフも演出次第なのですけれども、このドラマはうまいですわ〜
ホントにねぇ・・始まりから終わりまでうまいったらありゃしない。
ほどがいいというか職人芸だよぅ・・・
>そうそう!まずここですよね!
いままで大人しく絵のモデルをしていた茅野姐さんがやっと活躍(笑
ぴしゃっ!と言ってくれて気持ち良かったわあ〜
>そういうのはおかみさんの仕事なのかもしれないけれども、シェフならば、そういうところにも気を使えってことでしょう
せっかく厨房からお客さんのいる場所がしっかりみえるところで働いているのにねぇ・・・
篤蔵は料理のことしか考えていないから、なかなかそこまで気がつかないんでしょうね。
私もドラマを見てはいろんなこと書いているけど、昔のことを思うと ゞ( ̄∇ ̄;)オイオイ!って自分につっこみたくなりますよ。恥ずかしながら何にも気づいていなかったのに、自分すごくできる子のように思っていましたから(笑
>なんといっても周太郎の手紙と、ラストの「励めよ」には・・・(落涙
も〜〜全文書かずにはいられなかった(笑
そしてあの『はげめよ』は難しい一言だったと思いますが、鈴木亮平さん、すごい役者さんですね。再確認しました。
俊子のことが気になって秋山徳蔵さんのことネットで調べちゃった(笑
パリから戻った後、いや天皇の料理番になった篤蔵のとなりに俊子がいて欲しいなぁ・・(切実)
7. Posted by ユーミン 2015年06月04日 22:26
あまりドラマ見て泣かないのだけど・・
泣かされましたよ、お兄ちゃんと宇佐美さんに
お兄ちゃんは、趣味で繋がったガールフレンドが出来たらしいけど、そこまで描いて呉れるかな〜
福井が実家だと知り、隣の県で親近感を勝手に持ちましたよ。パリでは相当大変な事が有るみたいだけど・・
頑張れ〜篤蔵く〜ん
俊子さんの、再登場も楽しみです。いつ頃になるのだろう
泣かされましたよ、お兄ちゃんと宇佐美さんに
お兄ちゃんは、趣味で繋がったガールフレンドが出来たらしいけど、そこまで描いて呉れるかな〜
福井が実家だと知り、隣の県で親近感を勝手に持ちましたよ。パリでは相当大変な事が有るみたいだけど・・
頑張れ〜篤蔵く〜ん
俊子さんの、再登場も楽しみです。いつ頃になるのだろう
8. Posted by きこり→ユーミンさん 2015年06月06日 18:18
>泣かされましたよ、お兄ちゃんと宇佐美さんに
毎回泣かされてしまうのですが、今回はやられっぱなしでした(笑
周太郎の手紙はずどーんと響きましたよ〜
>お兄ちゃんは、趣味で繋がったガールフレンドが出来たらしいけど、そこまで描いて呉れるかな〜
そうなんですね。ずっと引きこもって読書だけの生活じゃなくて良かった。
回復することはないのかな〜
>俊子さんの、再登場も楽しみです。いつ頃になるのだろう
ナレーションやってくれてるから、これっきりってことはないだろうけど
いったいすっかり分かれてしまったような二人の道がどう繋がるんだか・・・
その辺もすごく楽しみです。
毎回泣かされてしまうのですが、今回はやられっぱなしでした(笑
周太郎の手紙はずどーんと響きましたよ〜
>お兄ちゃんは、趣味で繋がったガールフレンドが出来たらしいけど、そこまで描いて呉れるかな〜
そうなんですね。ずっと引きこもって読書だけの生活じゃなくて良かった。
回復することはないのかな〜
>俊子さんの、再登場も楽しみです。いつ頃になるのだろう
ナレーションやってくれてるから、これっきりってことはないだろうけど
いったいすっかり分かれてしまったような二人の道がどう繋がるんだか・・・
その辺もすごく楽しみです。