2015年01月21日
プレミアムよるドラマ 「徒歩7分」 第3回 正直、悪い気はしなかったわ
今回は美紀が居た時以上に会話がいっぱいあったわ〜
そして噛みあわない噛みあわない・・・・
でも噛みあわなくてこそとも思う ゞ( ̄∇ ̄;)オイオイ
噛みあわないながらもぎくしゃくと回っている会話が楽しくてしょうがない。
やっぱりこのドラマのセンス好きだなぁ〜
HPはこちら
突然隣室の咲江(菜葉菜)が訪ねてきた。
なかなか本題に入らなかったんだけど、昨晩、依子(田中麗奈)の部屋の前で妙な男が部屋を覗いていたんだって〜
「えっ?!中を?覗いていた?!(この投函口から???)」依子
「え・・ちょっとわかんないですけどぉ・・何か気持ち悪いからぁ〜近付かないで見てたんですけど・・・
あの、私も怖いんで、今度いたら警察呼んでいいですか?」
「あ・・・それは・・・それは勘弁してやってください」
とは言ってみたものの・・・今朝も『よーちゃんに会いたい』って手紙が入ってたし・・・
やっぱり物音がすると怖い・・・
咲江の言葉で「私はストーカーに狙われている女」と自覚してしまったぞ。
翌日一階のお弁当屋「ダイスケ」に行くと、おばちゃん店員(石野真子)と若い店員(青山美郷)が使い終ったしゃもじをジャーの蓋の上に置くか中に入れておくかでモメており、意見を求められた依子は困惑するのだった。
で、同じく弁当を買いに来た咲江が田中靖夫のことをふってきたもんで、おばちゃんたちにも説明するはめに。
でも依子は何か嬉しそう。
「ストーカー?」おばちゃん
「いや、そんなすごいのじゃなくて、もっとソフトなやつですけどね」依子
「アンタについてんの?」おばちゃん
「あ・・・いや・・・」
「おキレイだからぁ〜」
「いや、そんな」
「え?何スか?ストーカーっスか?」若い店員が食い付く
「でしょう?」おばちゃん
「うん、まぁ」咲江
「これね、私のお友達の娘さんの話なんだけどね」おばちゃん
「え?」咲江
「私の娘のお友達の話なんだけどね」
「さっきとちょっと違いますよ」若い店員
「さっきのが間違い」おばちゃん
「何かね、その友達のところに泊まりに行ったんだけどね」
「怖い話ですか?」咲江
「あ、それ知ってる!」若い店員
「なんでよ!まだ話もしてないのに!」おばちゃん
「いや、有名ですって!その話。のこぎり持った男がベッドの下にいる話ですよね?」若い店員 都市伝説的な?
「え?怖い!そののこぎりでベッドを?!」依子 ( ̄ェ ̄;)え?
「え、違いますよ。襲ってくるんスよ」若い
「のこぎりで?!」依子
「多分」若い
「違う!斧。 あら、おばちゃん、悔しいから斧に変えたんじゃ・・( ̄▽ ̄;)
斧を持った人がベッドの下にいて・・・いやいや!もっと怖いの!それは。
ベッドに人が寝てて」
「え、怖い!」依子
「そこは怖くない。普通。ベッドに人が寝ているのは普通」おばちゃん
「あ、はい」依子
「ベッドに人が寝てて、床にも寝てるの」
「え、それは・・・怖い?」依子
「それは普通。で、友達が来たから床に寝させたの」 なかなか話が進まない
「だから友達が来て〜ベッドが一つしかないから、もう一人は床に寝たんスよね?」咲江
「だから〜そうです!それで床に寝た人が」おばちゃん
「アイス食べたいって言うんですよね」若いの
そして噛みあわない噛みあわない・・・・
でも噛みあわなくてこそとも思う ゞ( ̄∇ ̄;)オイオイ
噛みあわないながらもぎくしゃくと回っている会話が楽しくてしょうがない。
やっぱりこのドラマのセンス好きだなぁ〜
HPはこちら
突然隣室の咲江(菜葉菜)が訪ねてきた。
なかなか本題に入らなかったんだけど、昨晩、依子(田中麗奈)の部屋の前で妙な男が部屋を覗いていたんだって〜
「えっ?!中を?覗いていた?!(この投函口から???)」依子
「え・・ちょっとわかんないですけどぉ・・何か気持ち悪いからぁ〜近付かないで見てたんですけど・・・
あの、私も怖いんで、今度いたら警察呼んでいいですか?」
「あ・・・それは・・・それは勘弁してやってください」
とは言ってみたものの・・・今朝も『よーちゃんに会いたい』って手紙が入ってたし・・・
やっぱり物音がすると怖い・・・
咲江の言葉で「私はストーカーに狙われている女」と自覚してしまったぞ。
翌日一階のお弁当屋「ダイスケ」に行くと、おばちゃん店員(石野真子)と若い店員(青山美郷)が使い終ったしゃもじをジャーの蓋の上に置くか中に入れておくかでモメており、意見を求められた依子は困惑するのだった。
で、同じく弁当を買いに来た咲江が田中靖夫のことをふってきたもんで、おばちゃんたちにも説明するはめに。
でも依子は何か嬉しそう。
「ストーカー?」おばちゃん
「いや、そんなすごいのじゃなくて、もっとソフトなやつですけどね」依子
「アンタについてんの?」おばちゃん
「あ・・・いや・・・」
「おキレイだからぁ〜」
「いや、そんな」
「え?何スか?ストーカーっスか?」若い店員が食い付く
「でしょう?」おばちゃん
「うん、まぁ」咲江
「これね、私のお友達の娘さんの話なんだけどね」おばちゃん
「え?」咲江
「私の娘のお友達の話なんだけどね」
「さっきとちょっと違いますよ」若い店員
「さっきのが間違い」おばちゃん
「何かね、その友達のところに泊まりに行ったんだけどね」
「怖い話ですか?」咲江
「あ、それ知ってる!」若い店員
「なんでよ!まだ話もしてないのに!」おばちゃん
「いや、有名ですって!その話。のこぎり持った男がベッドの下にいる話ですよね?」若い店員 都市伝説的な?
「え?怖い!そののこぎりでベッドを?!」依子 ( ̄ェ ̄;)え?
「え、違いますよ。襲ってくるんスよ」若い
「のこぎりで?!」依子
「多分」若い
「違う!斧。 あら、おばちゃん、悔しいから斧に変えたんじゃ・・( ̄▽ ̄;)
斧を持った人がベッドの下にいて・・・いやいや!もっと怖いの!それは。
ベッドに人が寝てて」
「え、怖い!」依子
「そこは怖くない。普通。ベッドに人が寝ているのは普通」おばちゃん
「あ、はい」依子
「ベッドに人が寝てて、床にも寝てるの」
「え、それは・・・怖い?」依子
「それは普通。で、友達が来たから床に寝させたの」 なかなか話が進まない
「だから友達が来て〜ベッドが一つしかないから、もう一人は床に寝たんスよね?」咲江
「だから〜そうです!それで床に寝た人が」おばちゃん
「アイス食べたいって言うんですよね」若いの
「そうだけど・・・・(私が話してるのに)」おばちゃん
「え?もう寝ようとしているのに?」依子
「だから、まだ歯を磨いてなかったんじゃないスか〜(イラッ)」咲江
「それはぁ〜知らない。でも〜関係ない。
だからぁ、ベッドの下の人が・・・人がいるのに気が付いて・・・・アイスが食べたい」おばちゃん
「怖いと喉が渇きますもんね!」依子
「そうなんだけど、そうじゃなくて」おばちゃん
「アイスが食べたいって言って場をなごませようとしたんですよね?」若いの
「おしい!でも違う」おばちゃん
ここで場面が切り替わったから笑っちゃったよ。
今回はなかなか話が進まないパターンの連続。
妹の美紀と2人だけの気を使わない会話もユルくておもしろかったけど、
人数が増えれば増えるほどおもしろい。
まぁ、おもに依子のとんちんかん具合が強調されるからだけど。
会話している時の相手が理解していないな〜っていう感覚とそれがクリアーにならないうちに続いていくもやもやが笑える。
で、なぜか咲江はストーカーが心配だから仕事が終わった8時頃に見に来てくれると言ってきた。
この友達展開に緊張する依子。
で、咲江を迎え、ドキドキしながら迎え、会話というものをしてみるのですが・・・
「すいません・・何かご心配かけちゃったみたいで・・・」
「な〜んか嫌な予感がして。いや、ホラ、ストーカーとか物騒だから」咲江
「あ〜ストーカー・・・・ですかねぇ・・?」
「んえ?でも、話を総合するとストーカーだと思うんですけど」
「いやぁ・・・でも・・・そんな私に・・・ストーカーなんて大それたもの」
「大それた?」
「そういうのはもっと、華やかな人の元に現れるものですから」
「いや!別にそういう妖精みたいな感じじゃないんじゃないスか?ストーカーって」
「・・・・・・?」
「いや、そういう何?正直者の所にだけ現れるみたいなやつじゃないんじゃないですか」
「何が?」
「ストーカー?」
「え?正直者はなんですか?」
「いや、だから正直者は、たとえっつーか・・(もやもやもや〜)
まぁまぁ、いいです。もういいです」
失敗してしまったわ・・・
で、持ってきたくれたお茶を焦って褒めるんだけど空回り空回り・・・
咲江も『この人なんか変』とは思っているみたいだけど、帰ろうとはしない。
自分の部屋に一人でいるよりはマシと思ってるのかな〜
「(実家が)港区?金持ちじゃないですか?」咲江
「あ・・・親がそこそこ・・・」依子
「何でこんなボロアパートにぃ?」
「え?ここってボロなんですか?」
「え?見てわかんない?!」
「あぁ、いや、だって壁とかきれいだから」
「だってそれは壁紙だから」
「あああーーー壁紙が貼ってあるからか!
私あんまり考えてこなかったんて、そんな壁のこととか!」
「( Φ ω Φ ) ・・・・いや、まぁ、私も壁のことはあんまり考えてこなかったけど・・・」
何か常に着地がぐだぐだになってしまうわ〜
困って意味不明な言葉を言ってしまって、その理由を伝えようとしてさらに変な感じになってしまうという・・・
「あのぅ〜〜私、久々に人と一対一で話したんで混乱してしまって・・・・(´∀`;)」
「・・・・・・・・・( Φ ω Φ )ジィー・・・・・ケーキ、持ってきましょうか?」
「あ、ありがとうございます・・」
30分ぐらいのことだろうけど、依子はぐったり疲れております。
でも、花江が持ってきてくれたケーキを食べながら徐々になじんできたぞ。
夜がふけるに従って会話も少しづつ噛みあうようになってきたような・・・
その会話によると、花江はあの彼と別れたらしい。
そもそもその彼とは離婚したばっかで寂しかったから付き合っただけなんだって。
優しい人だったけど、優しい以外何もなかったから別れたそうな。
「はぁ・・・・サンタクロースみたいですね」依子
「んえ?」
「あ、いや、何となく・・・(ノ∀`;)
サンタクロースってクリスマス以外はごろごろしていそうだから」
「あぁ・・・まぁ、確かに」
「(ほっ・・・)」
そして依子は就職に失敗し(就活自体熱心にやらなかった)今まで父親の仕事を手伝っていたらしい。
「自営業」みたいな違うようなとか言ってたけど、なんだろ?作家さんとか?
じゃあ、よそで働いたこと全くないんだね〜(´゚д゚`)
仕事に関する情報をくれる友達もいないし・・・
世間ってもんを知らずにきたわけやね。
夜中になり、お互いそれほど興味があるわけでもないから話題も尽き・・・・
2人とも無言に・・・・
「こんな夜は・・・・」依子
「え?」
「こんな夜は・・・・」
「はい」
「ストーカーが出やすいです」
「・・・・・・・・・」
「ストーカーが出やす」
「ああ、聞こえてる」
「あぁ・・・・」
「( Φ ω Φ )ジィー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・何か・・・ニホンオオカミって知ってます?」咲江
「・・・・・日本の狼ですか?」依子
「そう、まぁそう。あっしもよく知らないんだけど絶滅したっていう・・・最近」
「最近?」
「20世紀とか?」
「ソレ、最近じゃないですよね?100年前とかじゃないですか?」
「でも15年ぐらい前は20世紀でしょ」
「あ、そうか。でも15年前って最近?」
「長い目で見たら!」
「あぁ・・・・・」
「・・・・・・・・・・・( -.-) =з」
「・・・・・・で?」
「何話そうとしたか忘れちゃいました途中で話しの腰折るから!」
「すっ・・・すいませんっ!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・腰って・・・
この腰のことですかね?この腰なら最初っから折れてますよね。フフフフ」
そこにやっと田中が来ましたョ!
「行って!行って!包丁か、包丁か何か持った方がよくない?」咲江
「えええ〜?!包丁でも・・切れないから磨がないと」
「いい!脅しだから。いい!実際に切らなくて」
言われるがままに包丁を手にして扉越しに田中君に話しかけました。
「田中君、田中君なんでしょ?なんでこんなことするの?」
「・・・・・・・・・・」田中
「ずっと・・・私のこと・・・・好きだったの?ありがとう。
でも・・・・私学校でも目立たなかったし、暗くてどうしようもない奴で・・・・
そんな私のこと好きになってくれたのはすごく嬉しいんだけど・・・・
こんなやり方はよくないよ!もっと・・・・普通に会いに来て欲しかった」
「・・・・・・・・・(ガサッ)・・・・あのぅ・・・」
「んっ?なあに?」
「・・・・・・・どなたですか?」
やはり田中君(田中圭)が手紙を渡したかったのは前の住人の『よーちゃん』でした。
そしてゼミの田中靖夫君でもなかった。
「あ・・・初めまして・・・・」田中
「始めまして」依子 まだ手に包丁持ってるけど・・・・
「ちょっと何で初めましての人をストーカーするんですか?!」花江
「だから多分、前の彼女がここに住んでて・・・何か入れ替わってたんで・・・」田中
「そこは何となく察しなさいよ!」
「・・・・・面目ない」
「面目じゃないですよ!」
「あ・・・情けない?」
「アンタも何で人違いって思わなかったの?」咲江
「いや・・・だって田中って知り合いいるから!」依子
「いるでしょ!日本に住んでて田中って知り合いが一人もいない人いるんですか?」
「あ、でも沖縄だったら」依子
「あ・・・沖縄だったら」田中
でも、まぁ、ここで会ったのも何かの縁ってことで。
終電も出ちゃったしね。一緒にビールを飲むことに。
田中にはストーカーという意識はなく、自分の誠意を伝えるために直に手紙を投函していたらしい。
「あ〜でも私わかるな〜」依子
「なんでよ?なんでわかるのよ?!」花江
「そこにかける能力を惜しむのは違う気がして・・・」依子
「そうです!まさにそうなんです!
自分の時間がダイレクトに無駄になっていくというか・・・
命を無駄にしている感じが・・・相手に対する思いの重さを現している・・・というか・・」田中
「重い・・・」咲江
「重い方が良くないですか?」田中
「いや、ちょっと引きます」咲江
「いや、でも、私わかるな」依子
「何で?!」咲江
「だってお互いの命を削ってる方がいいじゃないですか」依子
「ごめん!全然わからない!」花江 おらもわからない・・・( ̄ω ̄;)
「え・・だって。ですよね?」依子
「まぁ・・・あ、でも・・命を削るっていうのは、ちょっと言い過ぎたかなって思うんですけど」田中
「えっ?!命を削ってこそのストーカーでしょう?!」依子
「そうなんですか?」田中
「何?!どうしたの?」花江
依子がエキサイトしたのは・・・田中が自分のように思えたから。
てか、田中を目の当たりにして自分もストーカーだったとやっと自覚したようです。
やめるつもりはなさそうだけどね。
「実は・・・・私もストーカーみたいです・・・・恥ずかしながら・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」咲江・田中
「いや・・・田中さんをストーカーと呼ぶのなら、
私もある一個のストーカーだなぁ・・って」
「やめなね・・・」咲江
「いやぁ〜でも人は一人では生きていけないじゃないですかぁ」依子
「えええっ?!」咲江
「田中さん、人は一人では生きていけないって言いますよね?」
「・・・・・・あ・・・ぁ・・・」田中
展開についていけず田中が帰ると言ったら、咲江も帰り支度を始めました。
「・・・・一人にしないで」依子
「・・・・・・・」花江・田中
人恋しさでしょうか〜
こんなこと言われたら帰りずらいけどぉ〜
でも、これ以上何を話せというの・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
いや〜さわやかさを残しつつもダウナー系の雰囲気が伝わってくる田中圭君がよいね〜
そして依子本人への違和感はスルーしてくれて、ズバッズバッとツッコみを入れてくれる咲江・・・
ツッコまれることで依子のキャラも今までよりくっきりしてきた感じ。
やはり、人は人と一緒にいてこそなのね〜(^w^)
なんか依子の人生にやっと弾みがつきそうな雰囲気じゃない?
そして田中と気が合いそうだけど・・・今後どうなるのかしら。
あ〜こんなにおもしろいのに、なんでBSでしか放送しないんだろ。もったいないわーー
この妙な空気をみなさんにも味わって欲しいのう・・
第1回 踏み出せ!家の外に
第2回 あなたはいつも急
第4回 私って悪い女よね
第5回 私、今ためされてる?
第6回 口に入れば一緒でしょ?
第7回 追われるよりも追いかけたいの
第8回(最終回) ここが崖だわ
「え?もう寝ようとしているのに?」依子
「だから、まだ歯を磨いてなかったんじゃないスか〜(イラッ)」咲江
「それはぁ〜知らない。でも〜関係ない。
だからぁ、ベッドの下の人が・・・人がいるのに気が付いて・・・・アイスが食べたい」おばちゃん
「怖いと喉が渇きますもんね!」依子
「そうなんだけど、そうじゃなくて」おばちゃん
「アイスが食べたいって言って場をなごませようとしたんですよね?」若いの
「おしい!でも違う」おばちゃん
ここで場面が切り替わったから笑っちゃったよ。
今回はなかなか話が進まないパターンの連続。
妹の美紀と2人だけの気を使わない会話もユルくておもしろかったけど、
人数が増えれば増えるほどおもしろい。
まぁ、おもに依子のとんちんかん具合が強調されるからだけど。
会話している時の相手が理解していないな〜っていう感覚とそれがクリアーにならないうちに続いていくもやもやが笑える。
で、なぜか咲江はストーカーが心配だから仕事が終わった8時頃に見に来てくれると言ってきた。
この友達展開に緊張する依子。
で、咲江を迎え、ドキドキしながら迎え、会話というものをしてみるのですが・・・
「すいません・・何かご心配かけちゃったみたいで・・・」
「な〜んか嫌な予感がして。いや、ホラ、ストーカーとか物騒だから」咲江
「あ〜ストーカー・・・・ですかねぇ・・?」
「んえ?でも、話を総合するとストーカーだと思うんですけど」
「いやぁ・・・でも・・・そんな私に・・・ストーカーなんて大それたもの」
「大それた?」
「そういうのはもっと、華やかな人の元に現れるものですから」
「いや!別にそういう妖精みたいな感じじゃないんじゃないスか?ストーカーって」
「・・・・・・?」
「いや、そういう何?正直者の所にだけ現れるみたいなやつじゃないんじゃないですか」
「何が?」
「ストーカー?」
「え?正直者はなんですか?」
「いや、だから正直者は、たとえっつーか・・(もやもやもや〜)
まぁまぁ、いいです。もういいです」
失敗してしまったわ・・・
で、持ってきたくれたお茶を焦って褒めるんだけど空回り空回り・・・
咲江も『この人なんか変』とは思っているみたいだけど、帰ろうとはしない。
自分の部屋に一人でいるよりはマシと思ってるのかな〜
「(実家が)港区?金持ちじゃないですか?」咲江
「あ・・・親がそこそこ・・・」依子
「何でこんなボロアパートにぃ?」
「え?ここってボロなんですか?」
「え?見てわかんない?!」
「あぁ、いや、だって壁とかきれいだから」
「だってそれは壁紙だから」
「あああーーー壁紙が貼ってあるからか!
私あんまり考えてこなかったんて、そんな壁のこととか!」
「( Φ ω Φ ) ・・・・いや、まぁ、私も壁のことはあんまり考えてこなかったけど・・・」
何か常に着地がぐだぐだになってしまうわ〜
困って意味不明な言葉を言ってしまって、その理由を伝えようとしてさらに変な感じになってしまうという・・・
「あのぅ〜〜私、久々に人と一対一で話したんで混乱してしまって・・・・(´∀`;)」
「・・・・・・・・・( Φ ω Φ )ジィー・・・・・ケーキ、持ってきましょうか?」
「あ、ありがとうございます・・」
30分ぐらいのことだろうけど、依子はぐったり疲れております。
でも、花江が持ってきてくれたケーキを食べながら徐々になじんできたぞ。
夜がふけるに従って会話も少しづつ噛みあうようになってきたような・・・
その会話によると、花江はあの彼と別れたらしい。
そもそもその彼とは離婚したばっかで寂しかったから付き合っただけなんだって。
優しい人だったけど、優しい以外何もなかったから別れたそうな。
「はぁ・・・・サンタクロースみたいですね」依子
「んえ?」
「あ、いや、何となく・・・(ノ∀`;)
サンタクロースってクリスマス以外はごろごろしていそうだから」
「あぁ・・・まぁ、確かに」
「(ほっ・・・)」
そして依子は就職に失敗し(就活自体熱心にやらなかった)今まで父親の仕事を手伝っていたらしい。
「自営業」みたいな違うようなとか言ってたけど、なんだろ?作家さんとか?
じゃあ、よそで働いたこと全くないんだね〜(´゚д゚`)
仕事に関する情報をくれる友達もいないし・・・
世間ってもんを知らずにきたわけやね。
夜中になり、お互いそれほど興味があるわけでもないから話題も尽き・・・・
2人とも無言に・・・・
「こんな夜は・・・・」依子
「え?」
「こんな夜は・・・・」
「はい」
「ストーカーが出やすいです」
「・・・・・・・・・」
「ストーカーが出やす」
「ああ、聞こえてる」
「あぁ・・・・」
「( Φ ω Φ )ジィー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・何か・・・ニホンオオカミって知ってます?」咲江
「・・・・・日本の狼ですか?」依子
「そう、まぁそう。あっしもよく知らないんだけど絶滅したっていう・・・最近」
「最近?」
「20世紀とか?」
「ソレ、最近じゃないですよね?100年前とかじゃないですか?」
「でも15年ぐらい前は20世紀でしょ」
「あ、そうか。でも15年前って最近?」
「長い目で見たら!」
「あぁ・・・・・」
「・・・・・・・・・・・( -.-) =з」
「・・・・・・で?」
「何話そうとしたか忘れちゃいました途中で話しの腰折るから!」
「すっ・・・すいませんっ!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・腰って・・・
この腰のことですかね?この腰なら最初っから折れてますよね。フフフフ」
そこにやっと田中が来ましたョ!
「行って!行って!包丁か、包丁か何か持った方がよくない?」咲江
「えええ〜?!包丁でも・・切れないから磨がないと」
「いい!脅しだから。いい!実際に切らなくて」
言われるがままに包丁を手にして扉越しに田中君に話しかけました。
「田中君、田中君なんでしょ?なんでこんなことするの?」
「・・・・・・・・・・」田中
「ずっと・・・私のこと・・・・好きだったの?ありがとう。
でも・・・・私学校でも目立たなかったし、暗くてどうしようもない奴で・・・・
そんな私のこと好きになってくれたのはすごく嬉しいんだけど・・・・
こんなやり方はよくないよ!もっと・・・・普通に会いに来て欲しかった」
「・・・・・・・・・(ガサッ)・・・・あのぅ・・・」
「んっ?なあに?」
「・・・・・・・どなたですか?」
やはり田中君(田中圭)が手紙を渡したかったのは前の住人の『よーちゃん』でした。
そしてゼミの田中靖夫君でもなかった。
「あ・・・初めまして・・・・」田中
「始めまして」依子 まだ手に包丁持ってるけど・・・・
「ちょっと何で初めましての人をストーカーするんですか?!」花江
「だから多分、前の彼女がここに住んでて・・・何か入れ替わってたんで・・・」田中
「そこは何となく察しなさいよ!」
「・・・・・面目ない」
「面目じゃないですよ!」
「あ・・・情けない?」
「アンタも何で人違いって思わなかったの?」咲江
「いや・・・だって田中って知り合いいるから!」依子
「いるでしょ!日本に住んでて田中って知り合いが一人もいない人いるんですか?」
「あ、でも沖縄だったら」依子
「あ・・・沖縄だったら」田中
でも、まぁ、ここで会ったのも何かの縁ってことで。
終電も出ちゃったしね。一緒にビールを飲むことに。
田中にはストーカーという意識はなく、自分の誠意を伝えるために直に手紙を投函していたらしい。
「あ〜でも私わかるな〜」依子
「なんでよ?なんでわかるのよ?!」花江
「そこにかける能力を惜しむのは違う気がして・・・」依子
「そうです!まさにそうなんです!
自分の時間がダイレクトに無駄になっていくというか・・・
命を無駄にしている感じが・・・相手に対する思いの重さを現している・・・というか・・」田中
「重い・・・」咲江
「重い方が良くないですか?」田中
「いや、ちょっと引きます」咲江
「いや、でも、私わかるな」依子
「何で?!」咲江
「だってお互いの命を削ってる方がいいじゃないですか」依子
「ごめん!全然わからない!」花江 おらもわからない・・・( ̄ω ̄;)
「え・・だって。ですよね?」依子
「まぁ・・・あ、でも・・命を削るっていうのは、ちょっと言い過ぎたかなって思うんですけど」田中
「えっ?!命を削ってこそのストーカーでしょう?!」依子
「そうなんですか?」田中
「何?!どうしたの?」花江
依子がエキサイトしたのは・・・田中が自分のように思えたから。
てか、田中を目の当たりにして自分もストーカーだったとやっと自覚したようです。
やめるつもりはなさそうだけどね。
「実は・・・・私もストーカーみたいです・・・・恥ずかしながら・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」咲江・田中
「いや・・・田中さんをストーカーと呼ぶのなら、
私もある一個のストーカーだなぁ・・って」
「やめなね・・・」咲江
「いやぁ〜でも人は一人では生きていけないじゃないですかぁ」依子
「えええっ?!」咲江
「田中さん、人は一人では生きていけないって言いますよね?」
「・・・・・・あ・・・ぁ・・・」田中
展開についていけず田中が帰ると言ったら、咲江も帰り支度を始めました。
「・・・・一人にしないで」依子
「・・・・・・・」花江・田中
人恋しさでしょうか〜
こんなこと言われたら帰りずらいけどぉ〜
でも、これ以上何を話せというの・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
いや〜さわやかさを残しつつもダウナー系の雰囲気が伝わってくる田中圭君がよいね〜
そして依子本人への違和感はスルーしてくれて、ズバッズバッとツッコみを入れてくれる咲江・・・
ツッコまれることで依子のキャラも今までよりくっきりしてきた感じ。
やはり、人は人と一緒にいてこそなのね〜(^w^)
なんか依子の人生にやっと弾みがつきそうな雰囲気じゃない?
そして田中と気が合いそうだけど・・・今後どうなるのかしら。
あ〜こんなにおもしろいのに、なんでBSでしか放送しないんだろ。もったいないわーー
この妙な空気をみなさんにも味わって欲しいのう・・
第1回 踏み出せ!家の外に
第2回 あなたはいつも急
第4回 私って悪い女よね
第5回 私、今ためされてる?
第6回 口に入れば一緒でしょ?
第7回 追われるよりも追いかけたいの
第8回(最終回) ここが崖だわ
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この記事へのコメント
1. Posted by けろここ 2015年01月23日 11:40
初めまして。実は1年ぐらい前から楽しみに読ませて頂いてます。
NHKのドラマが多いのが嬉しいなあと(笑)
このドラマも観てます。っていうか、この枠は好きな話が多いので気に入ってるんですよね〜♪
コメントとか苦手なんですが、
私も観てますよー、ここにも「徒歩7分」が好きな奴が居ますよーと言いたくて思わず書込しちゃいました。
今回は絶妙なる噛み合わなさの会話がホントに可笑しかったですね!。
私、元カレとの会話が好きなので、それがなかったのはちょっと寂しかったけど。(あの信じられないほどの辛抱強さが余りにも面白い!)
田中君の正体も分かり、いよいよ話が動きだしてきた感じ。
来週も楽しみですわ!
NHKのドラマが多いのが嬉しいなあと(笑)
このドラマも観てます。っていうか、この枠は好きな話が多いので気に入ってるんですよね〜♪
コメントとか苦手なんですが、
私も観てますよー、ここにも「徒歩7分」が好きな奴が居ますよーと言いたくて思わず書込しちゃいました。
今回は絶妙なる噛み合わなさの会話がホントに可笑しかったですね!。
私、元カレとの会話が好きなので、それがなかったのはちょっと寂しかったけど。(あの信じられないほどの辛抱強さが余りにも面白い!)
田中君の正体も分かり、いよいよ話が動きだしてきた感じ。
来週も楽しみですわ!
2. Posted by う〜みん 2015年01月23日 17:13
噛み合わない会話が何とも言えませんね〜
田中くんは別の田中くんだったんですね(^_^;)似た者同士仲良しになれるかも(^_^;)
そう言えばうちの長女はちょっと天然なんですが類は友を呼ぶでの仲良しグループの中にあと2人天然ちゃんがいるんですで、主にツッコミ担当をやってる子が一人(^_^;)
3人の天然ちゃんのボケボケ発言を一人でツッコミまくって毎回大変みたいですよ(^_^;)
田中くんは別の田中くんだったんですね(^_^;)似た者同士仲良しになれるかも(^_^;)
そう言えばうちの長女はちょっと天然なんですが類は友を呼ぶでの仲良しグループの中にあと2人天然ちゃんがいるんですで、主にツッコミ担当をやってる子が一人(^_^;)
3人の天然ちゃんのボケボケ発言を一人でツッコミまくって毎回大変みたいですよ(^_^;)
3. Posted by きこり→けろここさん 2015年01月23日 23:23
始めまして。読んでくださってありがとうございます。
確かにNHKのドラマ多いかも。
毎年のドラマベスト5もNHKの入るの多いような気がする〜(笑
>私も観てますよー、ここにも「徒歩7分」が好きな奴が居ますよーと
う、うれしい・・・・(●ノω`o)゚.+:。
このドラマ、書いてる人も周りにはいないし〜さびしいよな〜って思ってたんですよ〜
コメント嬉しかったですわ〜
>今回は絶妙なる噛み合わなさの会話がホントに可笑しかったですね!。
美紀とののんびりとした無意識の噛みあわなさ加減も良かったけど、
今回の積極的な噛みあわなさ?(笑)に、にやにやしながら見ていました。
>私、元カレとの会話が好きなので、それがなかったのはちょっと寂しかったけど。
あの独特の距離感がいいですよね〜(笑
いい人なんでしょうね。あれだから、つい依子も会いにいっちゃうのかなぁ・・
>田中君の正体も分かり、いよいよ話が動きだしてきた感じ。
田中君もいい感じですよね。これっきりってことはないと思うんで楽しみですよ〜♪
確かにNHKのドラマ多いかも。
毎年のドラマベスト5もNHKの入るの多いような気がする〜(笑
>私も観てますよー、ここにも「徒歩7分」が好きな奴が居ますよーと
う、うれしい・・・・(●ノω`o)゚.+:。
このドラマ、書いてる人も周りにはいないし〜さびしいよな〜って思ってたんですよ〜
コメント嬉しかったですわ〜
>今回は絶妙なる噛み合わなさの会話がホントに可笑しかったですね!。
美紀とののんびりとした無意識の噛みあわなさ加減も良かったけど、
今回の積極的な噛みあわなさ?(笑)に、にやにやしながら見ていました。
>私、元カレとの会話が好きなので、それがなかったのはちょっと寂しかったけど。
あの独特の距離感がいいですよね〜(笑
いい人なんでしょうね。あれだから、つい依子も会いにいっちゃうのかなぁ・・
>田中君の正体も分かり、いよいよ話が動きだしてきた感じ。
田中君もいい感じですよね。これっきりってことはないと思うんで楽しみですよ〜♪
4. Posted by きこり→う〜みんさん 2015年01月23日 23:30
>噛み合わない会話が何とも言えませんね〜
いや〜笑った笑った( *^皿^)
今回は前編、噛みあわない話が進まないの連続で、一貫して妙な空気で楽しかった(笑
>似た者同士仲良しになれるかも(^_^;)
なんか怖いカップルになりそうですけど、見てみたいわ〜
今回は咲江がいてツッコんでくれたからアレだけど、二人っきりだとどうなるのかねぇ・・・
>で、主にツッコミ担当をやってる子が一人(^_^;)
そりゃ大変だ(笑
でもツッコミ力が鍛えれそうですなぁ・・・(* ̄m ̄)
私はどちらかというとツッコミタイプです。
ツッコミがいがある相手がいると生き生きするかも(笑
娘はちょい天然かなぁ・・で、ツッコまれてもぽかーんって感じ( ̄▽ ̄;)アハハ…大丈夫か・・
いや〜笑った笑った( *^皿^)
今回は前編、噛みあわない話が進まないの連続で、一貫して妙な空気で楽しかった(笑
>似た者同士仲良しになれるかも(^_^;)
なんか怖いカップルになりそうですけど、見てみたいわ〜
今回は咲江がいてツッコんでくれたからアレだけど、二人っきりだとどうなるのかねぇ・・・
>で、主にツッコミ担当をやってる子が一人(^_^;)
そりゃ大変だ(笑
でもツッコミ力が鍛えれそうですなぁ・・・(* ̄m ̄)
私はどちらかというとツッコミタイプです。
ツッコミがいがある相手がいると生き生きするかも(笑
娘はちょい天然かなぁ・・で、ツッコまれてもぽかーんって感じ( ̄▽ ̄;)アハハ…大丈夫か・・
5. Posted by う〜みん 2015年01月26日 11:56
私もどちらかと言えばツッコミ担当です。うちの長女は本人も天然の自覚が多少あるのでツッコまれたら「あ〜またツッコまれた〜」って感じです(^_^;)
そう言えば先日授業中に先生がヘレンケラーの話をしてたらしいんですけど長女が「ああ、看護師の」って言ったらしく(それはナイチンゲール)先生は一瞬固まり教室のあちこちから「天然」という声が上がったとか(^_^;)
天然ちゃんは場の空気を和ませますよね
そう言えば先日授業中に先生がヘレンケラーの話をしてたらしいんですけど長女が「ああ、看護師の」って言ったらしく(それはナイチンゲール)先生は一瞬固まり教室のあちこちから「天然」という声が上がったとか(^_^;)
天然ちゃんは場の空気を和ませますよね
6. Posted by きこり→う〜みんさん 2015年01月27日 17:46
>うちの長女は本人も天然の自覚が多少あるのでツッコまれたら「あ〜またツッコまれた〜」って感じです(^_^;)
うちの娘は自分のことツッコミと思っているフシがあり、ちと心配(笑
どう考えてもツッコまれる方だろうが!って思うんだけど〜( ̄▽ ̄;)アハハ…
>先生は一瞬固まり教室のあちこちから「天然」という声が上がったとか(^_^;)
ゞ( ̄∇ ̄;)オイオイ!確かに女性の偉人だけど〜
てか、先生、固まらないですぐにツッコんであげて〜!(笑
やはりボケる相手がいてこそのツッコミですからね〜
いいボケをしてくれると上がりますよね(笑
うちの娘は自分のことツッコミと思っているフシがあり、ちと心配(笑
どう考えてもツッコまれる方だろうが!って思うんだけど〜( ̄▽ ̄;)アハハ…
>先生は一瞬固まり教室のあちこちから「天然」という声が上がったとか(^_^;)
ゞ( ̄∇ ̄;)オイオイ!確かに女性の偉人だけど〜
てか、先生、固まらないですぐにツッコんであげて〜!(笑
やはりボケる相手がいてこそのツッコミですからね〜
いいボケをしてくれると上がりますよね(笑