2014年08月24日
「シャーロックホームズ」 第五回 赤毛クラブの冒険〜「赤毛同盟」より〜
今回の依頼人はきれいな赤毛の男子生徒、2年生のジェイベス・ウィルソン(小松史法)。彼の相談は、かなり奇妙なものだった。
先週の放課後、ウィルソンが一人で歩いていると、4年生のダンカン・ロス(武田真治)という赤毛の男子に声をかけられたそうな。
彼はウィルソンがコンプレックスに思っている赤毛を褒めてくれた。
「君の赤毛は完璧!もはや芸術的だ!」
赤毛と言うだけで、お互いに意気投合し話がはずんだ。
そして『赤毛クラブ』に誘ってくれたのです。
ロスは『赤毛クラブ』の25代目の部長なんだって〜
後者の裏にある小さな物置小屋、そこが『赤毛クラブ』の部室だった。
部員は今のところロスとウィルソンの二人だけ。
『燃えるような赤毛』じゃないと入部は許されないんだと。
部室には赤毛が勢ぞろいした全国大会の写真も飾られていた
(白黒だけどね・・・( ̄▽ ̄;))
とは言っても、その活動内容はロスがどこからか持ってきたテニスボールや石ころや空き瓶、石膏像などを赤く塗る事。
「赤毛クラブの使命は世の中に赤いものを増やしていくこと」なんでってョ〜
毎日、部室でウィルソンが塗る作業をしている間、ロスは気を使ったのか知らんけど姿を消していた。
塗ったものはロスがロンドンにある総本部は運んでいるらしい。
でも・・・・ロスの夢のような話にどこか納得できないものを感じていたウィルソンはロスの後をつけてみた。
すると洞窟のようなところに入っていった・・・
そこには、いままでウィルソンが赤く塗ったものがすべて置かれていた。コレはどういうこと???
HPはこちら
先週の放課後、ウィルソンが一人で歩いていると、4年生のダンカン・ロス(武田真治)という赤毛の男子に声をかけられたそうな。
彼はウィルソンがコンプレックスに思っている赤毛を褒めてくれた。
「君の赤毛は完璧!もはや芸術的だ!」
赤毛と言うだけで、お互いに意気投合し話がはずんだ。
そして『赤毛クラブ』に誘ってくれたのです。
ロスは『赤毛クラブ』の25代目の部長なんだって〜
後者の裏にある小さな物置小屋、そこが『赤毛クラブ』の部室だった。
部員は今のところロスとウィルソンの二人だけ。
『燃えるような赤毛』じゃないと入部は許されないんだと。
部室には赤毛が勢ぞろいした全国大会の写真も飾られていた
(白黒だけどね・・・( ̄▽ ̄;))
とは言っても、その活動内容はロスがどこからか持ってきたテニスボールや石ころや空き瓶、石膏像などを赤く塗る事。
「赤毛クラブの使命は世の中に赤いものを増やしていくこと」なんでってョ〜
毎日、部室でウィルソンが塗る作業をしている間、ロスは気を使ったのか知らんけど姿を消していた。
塗ったものはロスがロンドンにある総本部は運んでいるらしい。
でも・・・・ロスの夢のような話にどこか納得できないものを感じていたウィルソンはロスの後をつけてみた。
すると洞窟のようなところに入っていった・・・
そこには、いままでウィルソンが赤く塗ったものがすべて置かれていた。コレはどういうこと???
HPはこちら
「非常におもしろい事件だ」ホームズ(山寺宏一)
「僕はからかわれているのかなぁ・・」ウィルソン
「ひとつだけ質問をしていい?
君は今までクラブ活動はしていなかったと言っていたね」
「みんなで何かをするっていうのが苦手なんだ」
「確かロスに初めて会った時も一人でぶらぶらしていたと言っていた。
おもにどの変をぶらぶらしてたの?」
「誰にも言わないって約束してくれる?
裏山に立ち入り禁止区域があるでしょ?
あそこを入った所の沼地にさ、すごく景色のいい所があって、
そこでのんびりするのが、僕の日課だったんだ」
「沼地・・・・!」
「一人でいるのが好きだから。そこはね、静かだし誰も来ないし、すごく落ち着くんだ」
「そこでロスに会ったんだね?」
「彼もあそこが好きだって言ってた」
「ありがとう。後は僕らにまかせて」
今後の『赤毛クラブ』の活動について、ウィルソンは迷いが出たようだけど、
急に辞めるのもアレだし・・・
いろんなモノを赤く塗るのが楽しくなってきたんで一応続けるみたいです。
「たいていの場合、不思議に思える事件ほど、本質は単純なものだ」ホームズ
「この事件も単純だって言うの?」ワトソン(高木渉)
「ピロピロ三回分ってとこかな。ちょっと黙っててくれない」
で、その通りピロピロピローーとやってみると・・・・
「見えた」
「もう?!」
「さぁ、出かけよう」
さて・・・・ホームズは全容が見えたようです。私もわかりましたよ〜ん。
後は検証ョ。
ホームズ達はウィルソンが入ってみたという洞窟へ。
そこにあった真っ赤なミロのビーナスの石膏像を持って美術室へ行き、
顧問のノートン先生にロスのことを尋ねました。
ロスは絵画クラブ部員で動物を描くのが好きらしい。
最近は姿を見せないと言っていたわ〜
ホームズはロスのことを尋ねた時、ノートン先生が一番の特徴である「赤毛」に
まったく触れなかったことに注目しました。
そしてロスの席に下に落ちていた鳥の羽を動物好きな生徒・シャーマン(平岩紙)に確認させたら、白鳥の羽と判明。
シャーマンによると白鳥の餌は水草なんだって〜
「すべてが繋がった!
これは非常に芸術的な事件だ。僕は大いに気に入っている」ホームズ
ホームズとワトソンは出入りが禁止されている沼地でロスを待ちました。
するとイーゼルとキャンパスを抱えたロスが現れ、絵を描きはじめましたぞ。
モデルは沼地に来る一羽の大きな白鳥。
すべてはこの場所からウィルソンを追い払うためにロスが計画したことだった。
ロスにとってもこの場所は一人静かに絵が描ける秘密の場所だった。
だが、そこにウィルソンという闖入者が現れるようになった。
人が増えると白鳥が寄り付かなくなる。
そこで、せめて絵が完成するまで、ウィルソンを沼地に来させないように『赤毛クラブ』部室に留めさせておいたって訳さ。
「なかなか優れたアイディアだったよ」ホームズ
真相を明かした後、ロスは再び、絵の世界に没入し始めました。
「彼は根っからのアーティストなんだ。
そうでなければ『赤毛クラブ』なんて独創的で斬新で、しかも絵画的な発想は浮かばない」ホームズ
「大人になったら、いい画家になれるといいねぇ・・・」ワトソン
「きっとなれるさ」
翌日・・・ウィルソンが『赤毛クラブ』に行ってみると・・・
部室の壁に『赤毛クラブは解散しました』のカードが貼ってありましたとさ。
いや〜非常におもしろい物語でした。
シャレているし、登場人物達もいつも以上に魅力的。
ホームズが思わず犯人に敬意を抱かずにいられない芸術的で興味深い事件。
もしかしたら、これを機にウィルソンは『赤毛クラブ』を発足し、一代目の部長になるかもしれないね。
その活動は彼のコンプレックスだった赤毛を自慢に変えるかもしれない。
そしてラインナップ的にも相変らず事件のチョイスがうまい三谷幸喜さん。
幕間の『ワトソンメモ』の公開、おまけのネタばらしの『シャーロッQ』も楽しい。
センスのいい構成で密度の濃い22分間でした。
第一回 最初の冒険・前編〜「緋色の研究」より〜
第二回 最初の冒険・後編〜「緋色の研究」より〜
第三回 困った校長先生の冒険〜「ボヘミアの醜聞」より〜
第四回 消えたボーイフレンドの冒険〜「花婿失踪事件」より〜

「僕はからかわれているのかなぁ・・」ウィルソン
「ひとつだけ質問をしていい?
君は今までクラブ活動はしていなかったと言っていたね」
「みんなで何かをするっていうのが苦手なんだ」
「確かロスに初めて会った時も一人でぶらぶらしていたと言っていた。
おもにどの変をぶらぶらしてたの?」
「誰にも言わないって約束してくれる?
裏山に立ち入り禁止区域があるでしょ?
あそこを入った所の沼地にさ、すごく景色のいい所があって、
そこでのんびりするのが、僕の日課だったんだ」
「沼地・・・・!」
「一人でいるのが好きだから。そこはね、静かだし誰も来ないし、すごく落ち着くんだ」
「そこでロスに会ったんだね?」
「彼もあそこが好きだって言ってた」
「ありがとう。後は僕らにまかせて」
今後の『赤毛クラブ』の活動について、ウィルソンは迷いが出たようだけど、
急に辞めるのもアレだし・・・
いろんなモノを赤く塗るのが楽しくなってきたんで一応続けるみたいです。
「たいていの場合、不思議に思える事件ほど、本質は単純なものだ」ホームズ
「この事件も単純だって言うの?」ワトソン(高木渉)
「ピロピロ三回分ってとこかな。ちょっと黙っててくれない」
で、その通りピロピロピローーとやってみると・・・・
「見えた」
「もう?!」
「さぁ、出かけよう」
さて・・・・ホームズは全容が見えたようです。私もわかりましたよ〜ん。
後は検証ョ。
ホームズ達はウィルソンが入ってみたという洞窟へ。
そこにあった真っ赤なミロのビーナスの石膏像を持って美術室へ行き、
顧問のノートン先生にロスのことを尋ねました。
ロスは絵画クラブ部員で動物を描くのが好きらしい。
最近は姿を見せないと言っていたわ〜
ホームズはロスのことを尋ねた時、ノートン先生が一番の特徴である「赤毛」に
まったく触れなかったことに注目しました。
そしてロスの席に下に落ちていた鳥の羽を動物好きな生徒・シャーマン(平岩紙)に確認させたら、白鳥の羽と判明。
シャーマンによると白鳥の餌は水草なんだって〜
「すべてが繋がった!
これは非常に芸術的な事件だ。僕は大いに気に入っている」ホームズ
ホームズとワトソンは出入りが禁止されている沼地でロスを待ちました。
するとイーゼルとキャンパスを抱えたロスが現れ、絵を描きはじめましたぞ。
モデルは沼地に来る一羽の大きな白鳥。
すべてはこの場所からウィルソンを追い払うためにロスが計画したことだった。
ロスにとってもこの場所は一人静かに絵が描ける秘密の場所だった。
だが、そこにウィルソンという闖入者が現れるようになった。
人が増えると白鳥が寄り付かなくなる。
そこで、せめて絵が完成するまで、ウィルソンを沼地に来させないように『赤毛クラブ』部室に留めさせておいたって訳さ。
「なかなか優れたアイディアだったよ」ホームズ
真相を明かした後、ロスは再び、絵の世界に没入し始めました。
「彼は根っからのアーティストなんだ。
そうでなければ『赤毛クラブ』なんて独創的で斬新で、しかも絵画的な発想は浮かばない」ホームズ
「大人になったら、いい画家になれるといいねぇ・・・」ワトソン
「きっとなれるさ」
翌日・・・ウィルソンが『赤毛クラブ』に行ってみると・・・
部室の壁に『赤毛クラブは解散しました』のカードが貼ってありましたとさ。
いや〜非常におもしろい物語でした。
シャレているし、登場人物達もいつも以上に魅力的。
ホームズが思わず犯人に敬意を抱かずにいられない芸術的で興味深い事件。
もしかしたら、これを機にウィルソンは『赤毛クラブ』を発足し、一代目の部長になるかもしれないね。
その活動は彼のコンプレックスだった赤毛を自慢に変えるかもしれない。
そしてラインナップ的にも相変らず事件のチョイスがうまい三谷幸喜さん。
幕間の『ワトソンメモ』の公開、おまけのネタばらしの『シャーロッQ』も楽しい。
センスのいい構成で密度の濃い22分間でした。
第一回 最初の冒険・前編〜「緋色の研究」より〜
第二回 最初の冒険・後編〜「緋色の研究」より〜
第三回 困った校長先生の冒険〜「ボヘミアの醜聞」より〜
第四回 消えたボーイフレンドの冒険〜「花婿失踪事件」より〜
