「続・最後から二番目の恋」 第11話(最終話) 二人で200歳へ!! 人生まだまだファンキーだ連続ドラマW 「MOZU Season2 〜幻の翼〜」 Episode #2

2014年06月28日

「リバースエッジ 大川端探偵社」 第11話 トップランナー

 見終わって、えええぇ〜〜?!Σ(゚д゚;) ってなっちゃたョ。
でも、おもしろいかも・・・
このドラマらしいというか・・・
HPはこちら


 オープニングのメグミちゃん(小泉麻耶)はジョギングスタイル。
そういう系のパブとかもあんの?と思ったら、ただ単に運動のためらしい。
最近、胸とお尻がたれてきてるんだと。
(止めてほしいわね!(-_-メ)若い娘の肉体衰え発言。
ピッチピチのプリンプリンやないけ!)

事務所内を「ヒッヒッフー!」とか言いながら走っているもんだから、所長(石橋蓮司)も気になってしょうがない。

「だったら 外で走ればいいじゃないか!
ここは神聖な職場だぞ!いくらなんでも自由すぎないか?」所長
まぁ、もっと自由な事いままでさんざんしてきたけどね・・・( ̄▽ ̄;)
「 外で走ると人に見られるじゃないですかぁ。最近 ジョギング流行ってるし?」
「何言ってるかわかんねぇよ!」
「だからぁ、ジョギング男たちのエロい視線に耐えられるように
先に体を作ってるんです〜

 で、扉の方に向かっていたら、突然開いて
女が入ってきたもんだから頭ガン!ミ(ノ_ _)ノ=3 ドテッ!!
依頼人のようですぞ。
何か重たく黒い衣類でガードしているような、抑圧された雰囲気のメガネの女・・・

「フルマラソンで2時間を切った男がいるんです。
間違いなく世界新記録です」女(山田真歩)

 ここから始める?
女は隅田川沿いのMSに一人で住んでおり、毎日水上バスで会社に通っているんだと。
毎日同じ時間に乗って窓から外を眺めていると、遊歩道を走っているある男が目についた。

「隅田川沿いはジョギングコースにもなっていて、毎朝たくさんのランナーが走っているのですが
その男だけが、何かこう・・・他のランナーから浮いているというか・・・
とにかく気になったのです」女

 注意して見てみると、男は遊歩道の決まった場所をぐるぐると走っていることがわかった。
さらに、2週間ほど前の日曜日の朝、女は男の様子がいつもとは違っているのに気づいた。
ゼッケンを付けており、携帯電話でTVを見ている。
どうやら、マラソンの国際大会の中継を見ているらしい。
女もその番組にチャンネルを合わせてみると、大会のスタート合図と共に男もスタート!いつものコースを全速力で走っとる。
どうやら大会選手と競っているらしい。
女は往復の数をちゃんとメモしましたぞ。

BRIGHT TIMEリバースエッジ 大川端探偵社 1リバースエッジ 大川端探偵社 2


 男は何十往復かした後、走り終了。
何やらガッツポーズのようなものをして去って行った。
「マラソン大会の優勝者がゴールしたのは、それから10分後でした。
その夜、彼がいつも走っているコースの距離を測ると。
1往復ぴったり500メートルでした。そして昼間彼が走ったのは84往復。42キロ」女
「つまり、その男はフルマラソンを」村木(オダギリジョー)
「おそらく1時間59分台で走りました。人類が不可能とされているタイムです」
「・・・・・なんというか申し訳ないんですが、どうにも信じられません。
この目で見るまでは」
「あなた方が彼の記録を信じようと信じまいとどちらでもかまいません。
ただ、彼がどのような素性や人物なのか知りたいのです」

 偏執的なところのある女性だよね。
普通ならそのランナーに近づいて様子を見るか、勇気を出して本人に理由を尋ねるか・・・
でも、このランナーとお近づきになりたいとかそういうんじゃないんだよね。
ただ気になる。そして知りたい。相手に知られることなく。


 さて・・・・3人で食事をとりながらさきほどの依頼を吟味・・・

「なんかキモい女でしたねぇ〜
年齢不詳でメガネでチビで絶対男いないですよ!あの女」メグミ
「どう思います?(全く聞いちゃいない)」村木
「うん?」所長
「俺にはどうしても信じられないんです」村木
「そうですよっ!絶対あの女の妄想ですよ!
フルマラソンを2時間切る人間なんているわけないじゃないですか!」メ
「う〜ん・・・(男の写真を見て)たしかに普通じゃねぇな。
う〜ん・・・・どっちかっていうと妖怪っぽいな。
まぁ、ルックスに関しちゃ俺も人のこと言えないけどな」所長
「ううん!所長もたしかに妖怪っぽいけど、かわいい妖怪だもん
でも、この人は怖い妖怪だよ。ヤダ!キモい!」メ
「メグミちゃんも どっちかっていうと妖怪よりだよ」村木
そうだけどさ〜!そんな普通に言っちゃダメ! ゞ( ̄∇ ̄;)

どこがですかあ?!確かにすっぴんはドイヒ−だしぃ、おっぱいも寄せて上げて寄せて上げて
更に背中の肉までもってきて大きく見せてるけど天然ですからね!
整形とか豊胸とかしてませんからねっ!(何か皿の中のものを村木にぶるける)」
「何するんだよ!何テンパってんだ、お前?」所長
「所長、どうします?(全く気にしていない)」村木
「己は人間か?それとも、もののけの類か?あ、見〜〜届〜けよ〜うぞ!」所長
「(「 ^∇^)「シャー!」メグミ
「・・・・・・わかりました(クール)」村木

 という訳で調査が始まりました。
男の名前は間宮宏明(滝藤賢一)、32歳。
スーパーの従業員で10年前の入社以来ずっと精肉売り場担当。
表情に覇気はないけど超がつくほどの真面目な働きっぷり。

「じゃ、アレだよ。
スーパーの親会社がやってる実業団のアスリートかなんかじゃないか?」所長
「いえ、個人経営のスーパーでそういったものはありません」村木
「そうか。じゃ・・・・何の目的もなくか」
「ええ、毎朝同じコースを20往復。ぴったり10キロ」
「え〜?やっぱ速いんですか?」メグミ
「今朝、タイムをはかってみたんですが25分53秒。
1万メートルの世界記録は26分17秒です」
「ええっ!?」所長
「マジっスか!?」
「どうやら依頼者の話は妄想でもウソでもないようですね」村木
「いや、わからんな〜それだけの能力を持っていながら何故だよ?」所長
「やだ、ホントにお化けか妖怪なんじゃないですかぁ〜」
「とりあえずあと2〜3日張ってみます。特に何も出てこないと思いますが」

 いや〜働いている時と走っている時の差がありすぎ。
この時間に賭けているかのように必死に走る間宮・・・
雨の日だって変わらない。
も〜朝のノルマ10キロ終わったら、ゼーゼー苦しそうったらありゃしない。
何が男をそうまでさせるのか・・・


 今回の村木の夢は凝視する目と走っている者の目線の交錯・・
コレは依頼人の目と、走っている時の間宮の視線なんだろうか。
見つめる者と見つめられる者。
相手は見られていることに気づいていないけれど、二人は同じ・・・なんだよね。


 間宮の謎のヒントが見つかりました。
郵便受けに入っていた海外からの小包・・・・
送り主をネットで調べた後、村木はアスリートのスカウトマンを名乗り間宮に接触しました。

「この辺りで、毎日とんでもないスピードで走っている一般ランナーがいるという情報を聞いて1週間ほどリサーチさせていただきました。
毎朝1万メートルを25分台で走破。
なんでも、フルマラソンでもとんでもない記録をお持ちだとか」村木
「悪いけど、こういうのは興味ないんで」間宮

「でも、あなたはオフィシャルの競技や大会には参加できない。
インターネットで海外から禁止薬物を個人輸入。極限までのドーピング行為・・・」村木
「・・・・・・」間宮
「ご安心ください。この名刺は偽物です。
あなたをとがめるつもりもなければ、どうこうする理由もありません。
だが、どうしてそこまで」

「なぜ、他の動物に比べて人間は足が遅い?
馬、クマ、キリン、サイ、牛、犬、猫、人間。
よ〜いドンで走ったら一番遅いのはどれだと思う?人間だよっ!
短距離走で一番遅いのは人間だ。
野生動物に負けるならまだしも、
家畜やペットにすら走ることに関しては人間は劣るんだ。
動物のなかで最高の知恵を持った人間が
牛や猫より遅いなんてどういうことだっ!

だが長距離走は違うっ・・・・
長距離を走るのに必要なのは体温の上昇を自ら抑える体温調整だ。
つまり全身に汗腺を持ち、発汗に伴う気化熱放散によって適正な体温を維持し
それによる継続的運動が可能な動物が絶対的優位となる!

その動物こそが人間だっ!
「で、あなたは何のために?」
「俺は・・・誰のためでもなく、走っている!

 自分なりの理屈・・・
それは誰にも理解してもらえないとわかっている。
でも走らずにいられない。
その先に何があるかなんてどうでもいい。
走り、他の人間や動物たちに勝ったと思える瞬間がエクスタシー。
密かな・・男のダンディズム・・じゃなくてアイデンティティの証明。


 調査結果を伝えると、女は「フフフ・・」と笑った。
「来週、またフルマラソンの大会があるんです。楽しみですね」

 やっぱりね・・と思っただろうか。
女も誰のためでもなく、ただ知りたいと言う衝動に引っ張られ探偵事務所を訪ねた。
抑えられない欲望・・・ただ知りたいし男を見ずにはいられない。
他人は意味がわからないと言うだろう。
そんな言葉は言われ慣れている。


 その熊本国際マラソンの日、いつものように間宮が携帯でTV中継を見ながらスタートの準備をしているのを部屋の窓から女は見ていた。
望遠鏡の下の口元は微笑んでいる。期待に満ちているのだろう。

 スタートの音と共に間宮はダッシュ!いいスタートだ。
また新記録を出すかもしれない。
「いけ!走れ!もっと速く!
もっと!もっとーーー!!」女

 ところが・・・胸を押さえていた間宮はいつもの折り返し地点に行く前に
苦しそうに身もだえし・・・
それでも走ろうとしたが、倒れて奇妙な姿でのたうった。

 身を乗り出した女は開けていた窓から転落・・・
ジョギングコースで苦しげな顔で息絶えている間宮と同じような姿で、女もMSの下で死んでいた・・・
その男と女が奇妙な糸で繋がっていたのを知っているのは村木達だけ・・・

 何とも不思議な作品でしたが、好きですねぇ・・・
誰にも説明できないし、したくない衝動・・・
それに憑りつかれ破滅していった男と女。
も〜憑りつかれる男をやらせたら天下一の滝藤さんが魅せてくれましたな〜
奇妙な存在感を残してくれた山田真歩さんもえがった〜!


 来週はお休み。
そして、その次の最終回じゃ所長がボッコボコにされてたじゃん!( ̄□||||!!
HP見たら、メグミちゃんは拉致されるっていうしーー
昔見た探偵ものみたいに、大川端探偵事務所解体させられ風に吹かれて・・ってんじゃないよね?
わたしゃ、シーズン2も期待してるんだからね、頼むよ〜!


 第1話 最後の晩餐
 第2話 セックスファンタジー
 第3話 ある結婚
 第4話 アイドル・桃ノ木マリン
 第5話 怖い顔グランプリ
 第6話 がんばれ弁当
 第7話 夏の雪女
 第8話 女番長
 第9話 命もらいます
 第10話 もらい乳 / 決闘代打ち
 第12話(最終話) 依頼者は所長

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1. リバースエッジ 大川端探偵社 (第11話・6/27) 感想  [ ディレクターの目線blog@FC2 ]   2014年06月28日 19:45
テレビ東京系『リバースエッジ 大川端探偵社』(公式) 第11話『FILE.11 トップランナー』の感想。 なお、原作漫画(ひじかた憂峰氏原作、たなか亜希夫氏作画)は未読。 本日の依頼人は、地味で少し不気味な雰囲気の眼鏡の女性(山田真歩)。毎朝、通勤時に見掛け
2. 【 リバースエッジ 大川端探偵社 】第11話 感想  [ ドラマ@見取り八段・実0段 ]   2014年07月02日 00:47
長距離を走るのに必要なのは体温の上昇を自ら抑える体温調整だ。 つまり全身に汗腺を持ち、発汗に伴う気化熱放散によって適正な体温を維持し、 それによる継続的運動が可能な動物が絶対的優位となる。 その動物こそが人間だ! で、あなたは何のために? 俺は誰の

この記事へのコメント

1. Posted by くう   2014年07月02日 00:52
ふふっ…ついにこんな遅刻レビューに( ̄∇ ̄;)

えーー!来週…ってか今週?休みなのかい!知らなかったーー!
メチャメチャ7月期に食い込んでるじゃんか…。
最終回の予告が何だか不穏な空気…だけど、村木の夢オチじゃないよね^^;

今回の話は滝藤さんと宇田川女史@山田真歩さんだからこそ不気味さが出たよね。
ゼツミョーなキャスティング!
2. Posted by きこり→くうさん   2014年07月02日 21:40
お疲れちゃーーん!
そうなのよ〜来週休みなのよ〜なんで〜?もうサッカー終わってるよね?
も〜!夏ドラマと食い込むのやめてほしいよね。
それでなくても時期ずれて始まるドラマ多いのにさ〜
>だけど、村木の夢オチじゃないよね^^;
夢オチであって欲しいよーー
よく昭和の探偵もののドラマも、ずっとお気楽な感じだったのに最終回になるとハードな救いのない感じで終るのあるじゃん?
あんな感じにならなきゃいいがーー(-公- ll)
今回、ホントにいいキャスティングだったよね。
滝藤さんらしかった(笑

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