ちょいと出かけます「続・最後から二番目の恋」 第9話 恋で泣く大人も悪くない

2014年06月15日

「リバースエッジ 大川端探偵社」 第9話 命もらいます

 今回も妙な終着点を見せたけど、これはこれでいいのです。
彼にとっては幸せなのでしょう・・・
HPはこちら


 さて、あらかわ遊園内のベンチに座って、場内アナウンスの声をうっとりと耳を傾けているキモイ男(ボブ鈴木)の姿が・・・・

『今日もハッピー!夢の国あらかわ遊園へようこそ!
初めていらっしゃった方もリピーターの皆さんもありがとうございます。
夢の国には楽しいアトラクションがいっぱい!
乗り物広場にはいろんな乗り物がありますよぅ〜』


 男は一仕事終えた村木(オダギリジョー)とメグミちゃん(小泉麻耶)が探偵と知るとあとをついてきましたョ〜
村木の夢の予告は何やらわからないけど男が訴えている顔・・・・

 いや〜この男キモすぎるんですけど!
グレート義太夫を水に付けてコケが生えたような感じ・・・
村木もメグミちゃんも現れた瞬間からドン引きさ〜


「なぜ探偵だと?」村木
「不倫の証拠写真とか対象者がどうしたとか言ってたじゃないですかぁ〜
「対象者」って探偵用語ですよね?僕 ミステリーとか詳しいんで。
ドラマとか小説とかもすぐに犯人わかっちゃうんですよ」男
「でも、そんなヘボ探偵によく依頼する気になりましたな?」所長(石橋蓮司)
「この人たちなら安そうだなと思ったんで・・・・」
「で、どういったご依頼ですか?」
「実は ある人に会いたいんです」
「ほう・・・」
「でも、その人の名前も知らないし姿も見たことないんです」

 男が会いたい「その人」とは、場内アナウンスの声の女性。

「どうしようもなくその声が好きになってしまって。
今じゃ毎日その遊園地に通ってます」
「アナウンスを聞くために毎日?( ゞ( ̄∇ ̄;)オイオイ)」村木
「はい。あっ、でもあそこ入園料100円なんで。
開園から閉園まで、ずっとあの声 聞いてます・・・ふっふっふ・・・」男
「死ね」メグミ
聞こえたぞ!今、「死ね」って言ったろ?!
僕の聴覚敏感なんだからな!」

「いや・・・そのぉ、ゲームの敵キャラに言ったんですけど」メグミ
「お前みたいなビッチにな、僕の気持なんかわかるはずがない!」
「まぁまぁまぁ、落ち着いて。
つまり その声に惚れてしまったんですな。ありえますな、そういうこと」所長
所長はラジオのパーソナリティに癒された思い出を話してフォロー。

BRIGHT TIMEリバースエッジ 大川端探偵社 1リバースエッジ 大川端探偵社 2


 一応男は自分でもその声の主の正体を知ろうと行動は起こしていた。
でも、絶対ストーカーになる!って雰囲気の男に教える訳ないよね。

「あの 申し訳ございません。そういうことはできない規則になっておりまして」
「この中でしゃべってるんですよね?ねぇ、いるんですよね?」
「いや・・・・あの・・・」
会わせてください!会わせてください!!
「ヽ(ヽ゜ロ゜)ヒイィィィ!!!」

 そうなるわねぇ・・・( ̄▽ ̄;)
男は遊園地が終わる時間に見張って、何日も「彼女」が出てくるのを待ったんだけどそれらしい女性は出てこなかった。
ちなみに村木はどんな声だか全く覚えていないらしい。

信じらんない!こんな声ですよ。
『今日もいい天気ですね〜。
お客さんがいっぱいの週末はとってもハッピー。
ウフフ・・・初めてのお客様もリピーターの皆さんも ゆっくり楽しんでいってくださいね〜』
」男
「あぁ、もうだいたいわかりましたから((;゚Д゚)ゾーーッ」所長
「アハハ・・・あの、たまに語尾が「ねぇ〜!」っていうふうに伸びるとこがもうたまらなくいいんですよ。
あと「リピーターの皆様」って、あの、完全に僕のこと言ってるじゃないですかぁ。
僕一人にだけ言ってるんですよぉ〜。
だって、あんなしょぼい遊園地リピーターなんか僕ぐらいしかいませんもんねぇ・・
そう思いません?
」男

 ヽ(;゚゚;Д;゚゚)ノ゛いやあああーーーー!!
メグミちゃんも村木も所長ですらギョギョギョギョギョ!ヤバすぎだろ、この男!という心の声が聞こえましたわ〜


「やばくない?アレ、超キモかった。
私、生理的に絶対無理!つうーか完全にストーカーじゃん!」
「うん・・・・所長 どうします?」村木
「いやいやいや!受ける必要ないでしょ!あんな依頼」メグミ
「人は誰しも何かを探している。
それは人生というパズルのピースなのかもしれない。
うちのモットーはどんな依頼も依頼人の人生も差別をしないということだ、うん」所長

 今回の所長は模型じゃなくてジグゾーパズルですョ〜

「何ですか?」メグミ
「よくわかんないけど。やれってことだろう」村木
「所長同じ髪型だから シンパシー感じちゃったんじゃないですか?」
「オイ!」

 そんなワケで捜査開始。
園の職員の男の人に頼みこみやっと教えてくれたのは、あの声は外部のプロの人に発注した録音だということ。
だもんでその手のプロダクションに片っ端から電話で確認。
最後の一件がヒットしましたぞ〜
あの声の主は飯倉マミ(松本まりか)という声優だった。

 で、会いに行ってみたら・・・もちろん拒絶。
まぁ・・・それが普通だよねぇ・・・( ̄▽ ̄;)


「ソイツって、ぶっちゃけキモオタでしょ?」マミ
「まぁ、そんな感じですかね」村木
「会いたくないよ。怖いじゃん」
「ですよね」
「私もさ、アニメが好きでこの業界入ったんだけどさ、オタクとか大嫌いだからね。
売れてる子はさ「ファンのみんな、ありがとう」とかって言ってるけどアイツらのことなんかカモだとしか思ってないかんね」
「そんなもんなんですか?」
「私もさ、アニメが好きでこの業界入ったんだけどさ、ほんとは声優だけでやっていきたいんだけど、そんな仕事なくてさ。
だから、ああいう遊園地とか商店街とかイベントとかのアナウンスたまにやってんの」
「なるほど」
「アニメのオーディション受けてもなかなか受かんなくてさ。
早く なんか一発主役やりたいな。そしたら、あんな仕事しなくて済むのにな」

「で、どうします? 会いますか?」村木
「う〜ん。やめとく」マミ
「え?」
「だってさ、会ったらそのままで済むわけないもん。
探偵さんだってそう思うでしょう?
「ですね」
「だから、なんか決まりで顔出しできないことになってるとかうまいこと言っといて」
「わかりました」
『よろしく。探偵さん。マミを守ってくださいね』
「アハハ・・・・・ちょっと今キュンときました

 村木も意外とオタク要素あるんぢゃ・・・
で、マミに言われた通り男に伝えたんだけど、急に諦める訳ないやね。


「どこの事務所ですか?」男
「はい?」村木
「事務所教えてもらえれば、僕 自分で会いに行きますよ」
「いや、それは・・・・・ストーカー行為になりますよ」
なんで? アイドルとかお笑い芸人のファンとかみんな 出待ちするじゃないですか?!アレ、ストーカーですかあ?
「それとこれとは・・・」
「同じでしょ?」
「いや、違うんじゃないですか。事務所に押しかけるっていうのは・・・」
「なんだよ?!これじゃ雇った意味ねえじゃん!
アンタ、それでも探偵かよ!

探偵ものの小説とか映画だったらな、ここで依頼人のために
もうひと頑張りするのがパターンだろ?
こんな終わらせ方ねえよ!ちゃんと会わせろよ!

「じゃあ、どのような終わらせ方がいいですか?(旦)」

「・・・・・ネットに悪評書いてやるからな!
炎上させてやるからな!ヘボ探偵とビッチ女ってな!わーーーー!!」


「超怖いんだけど」メグミ
「いや・・・えらいのしょい込んじゃったな」村木

 ホントだよ。めんどくさいったらありゃしない。
対応策として所長が思いついたのは「替え玉作戦」。
車いすに乗った高齢の女性にあの声は自分が60年前に吹き込んだものだと言わせましたぞ。

「若い女の子じゃなくてごめんなさいね。
でも、私も60年前は若かったんですよ。
『今日もハッピー。夢の国あらかわ遊園へようこそ〜。
初めていらっしゃった方もリピーターの皆さんもありがとうございま〜す』

もう声も変わってしまいました。ごめんなさいね」老女
「というわけで・・・」村木
「違う」
「何です?」
「アンタの声じゃない」
「いや、だから デジタル処理で・・・」
リピーター!リピーターという言葉は60年前にはない。
アンタ、にせもんだ!
「・・・・・・」
「うっ・・・(涙)もういい・・・」
「えっ?」村木
「もういい!」
「どういう意味です?」
「本物に会ったって同じだよ。
どうせ生身の女も年取ってくんだよ。
みんな こんなばあさんみたいになるんだよ。
醜くなるんだ干!からびていくんだ!

・・・・・・俺はあの声がずっと聞ければいい・・・それでいい」

 走ってどっか行っちゃった・・・

「しかし、予想外の結果でした」村木
「諦めるわけでもなく 本物に会いたがるわけでもなく」所長
「まぁ、とりあえず彼なりに納得はしてくれたようなので」
「ずっとバーチャルの世界で生きられればそれでいいってか。気味の悪い時代だな」所長
「ホント最悪ですよ。死ねばいいのにあんなヤツ」メグミ
よし!できたぞ!最後のピースがはまったぞ。ハハハハハーー!

 その後、いつものようにあらかわ遊園内のベンチに座り、彼女を声にシビレている男の姿があった。

お前の命はもらった!
お前の命はもらった!
大好評の新アトラクション絶叫お化け屋敷。
初めての方も、リピーターの方も、
ぜひ楽しんでいってくださいね〜』


 もし、彼女に会えていたら、男は現実世界に戻ることができただろうか・・
その現実世界で彼なりの方法で彼女を自分のものにすることができたんだろうか・・

 現実の『彼女』は男を軽蔑しきっている。天使ですらない。
『彼女』を捕まえるには犯罪者になるしかないだろう。
それならば、今のままの方がいいのかもしれない。
彼にとっても「彼女」にとっても・・・・
あらかわ園にある男だけの小宇宙で彼の恋は成就しているのだから。

 第1話 最後の晩餐
 第2話 セックスファンタジー
 第3話 ある結婚
 第4話 アイドル・桃ノ木マリン
 第5話 怖い顔グランプリ
 第6話 がんばれ弁当
 第7話 夏の雪女
 第8話 女番長
 第10話 もらい乳 / 決闘代打ち
 第11話 トップランナー
 第12話(最終話) 依頼者は所長

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1. リバースエッジ 大川端探偵社 (第9話・6/13) 感想  [ ディレクターの目線blog@FC2 ]   2014年06月16日 00:04
テレビ東京系『リバースエッジ 大川端探偵社』(公式) 第9話『FILE.09 命もらいます』の感想。 なお、原作漫画(ひじかた憂峰氏原作、たなか亜希夫氏作画)は未読。 本日の依頼人は‘ウグイス嬢’の声に恋して、毎日遊園地に通う男(ボブ鈴木)。なんとか声の主

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