「リバースエッジ 大川端探偵社」 第7話 夏の雪女「続・最後から二番目の恋」 第7話 歳を重ねてピュアになる

2014年06月01日

「SHERLOCK(シャーロック) 3」 第2回 三の兆候

 「三の兆候」って、そういう意味だったのね〜(* ̄∇ ̄*)
も〜シャーロックったら〜新婦よりも、夫よりも誰よりも早く気づいていたなんて。
そして、もちろん黙ってはいられないのね。


 今回は「シャーロック、ベストマンとして奮闘す!の巻」。
前回も感じたけど、このシーズン3って「SHERLOCK」ファンへのご褒美的な要素大きいような。
今まで見たことがないシャーロックが一杯
変人なりにジョンへの愛情を表現しようと頑張るシャーロックへの愛おしさが抑えられなかったわ〜。
HPはこちら

 発端はジョン(マーティン・フリーマン)とメアリー(アマンダ・アビントン)の結婚式。
日取りも決まり、ジョンがシャーロックに「ベストマン」の役目を頼んだのさ〜
調べてみたら「ベストマン」というのは新郎の付き添い代表。
結婚式の責任者で、通常は新郎の兄弟や親友が務めるそうな。
つまりジョンの結婚式の発起人から仲人から司会まですべてを仕切る訳やね。
オイオイ ゞ( ̄∇ ̄;)大丈夫かよ・・・って誰もが思うよね〜

 案の定、シャーロックはすぐにレストレード警部( ルパート・グレイヴス)に助けを求めました。

「助けて ベーカー街へすぐ来てくれ」

「助けてくれ 頼む」


 
 1年半前から追っていたウォーターズ一味をやっと現行犯逮捕できる直前だったのにさ。ベーカー街へ最大限の応援を頼むと手柄を譲ってシャーロックの元に駆けつけてみれば・・・

「難しい・・・・」S
「何が?!」L
「今までの人生で一番難しい・・・」
そう言って『結婚式スピーチ集』を見せました。
「ジョンの笑える話知ってるか?」
「なにぃ・・・?!」
ベーカー街には続々とパトカーやヘリコプターが近づいている音が・・・
「何か取り込み中?」
「・・・・・・・(≡д≡)・・・う・・・うぅ・・・」L
温厚なレストレード警部の脳裏に変人への具体的な殺意が確認された瞬間・・・・
仕事よりも友情を選んだ結果がコレだよ・・・

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 シャーロックは早速「ベストマン」として動き始めました。
でも、それはシャーロック流の、なかなか他人には理解してもらえないアレだけどね。

 当日の受付を頼んだメアリーの友人デビッドには、式のことよりもメアリーとの交際歴を確認。
愛するジョンの結婚生活を守るためにグサッと釘を刺してくれました。

「メアリーと2年間付きあってたな」S
「昔のことです。今はいい友達・・」D
そうかなぁ〜メアリーがツイートすると君は必ず5分以内に返事している。
更新通知を設定しているだろ。
ネット上に載せている二人の写真はメアリーが真ん中でジョンはいつも切れてるか写ってないか」
「ハハハ・・・まだメアリーに気があると?止めてもらいたいな」
「メアリーが泣いている時に肩を貸したことが3回ある。それについて弁解は?」
「・・・・・!!」
「これからは君をただの知り合いに格下げ。
メアリーと会うのは多くて年に三回、ジョン同席の上でにしてもらう。
君の住所は知っている。監視している(   <((●))> _ <((●))>  )ジィーッ」
「・・・・・・・・噂通りだ。アンタ・・変質者だな」
「高機能社会不適応者。電話も知ってる( ̄▼ ̄)ニヤッ

 デビッドは逃げるように消えましたとさ。
もうメアリーにちょっかい出そうとは思わないでしょう・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
会場での挨拶の後、すぐにメアリーから離れてたぞ。

 そして、披露宴会場ではシャーロックと子供という珍しい取り合わせも見られました。
親戚の子か何か知らんけど、新郎新婦に指輪を渡す役の男の子アーチーがシャーロックに抱きついてたぞ。
シャーロックと対面した時、ヤダ&なぜ攻撃を普通にしてきて、子供とシャーロックの組み合わせを心から心配したけど、シャーロックが今まで扱った凄惨な事件の写真を見せてあげたら一気に心オープン。
「生首」の写真で釣ったらすごい懐きよう。無事勤めも果たしたようです。

 会場にはお馴染の皆さんが揃っております。
ブライズメイドのジャニーンとシャーロックとの会話も楽しかった。
ジャニーンったら会場にいる男性を品定めするために、シャーロックの推理力を最大限に利用していました。
ex.「う〜ん!イケてる!」J
「強い消臭力が売りのデオドラントを2種類使っている.
つまり体臭が気になる。ストレスがあるってこと」S
「じゃあ、やめとこ」

 そして来てくれないと思っていた旧友のショルトー少佐に会えて、ジョンはとっても嬉しそう。
でも、ジョンからショルトー少佐のことを全く聞いていなかったシャーロックはちょっとジェラシー。

「あぁ〜過去に焼きもちやかないの」メアリー
「笑顔はよせ」シャーロック
「花嫁なのに?」

 マイクロフト(マーク・ゲイティス)も呼んだみたいだけど欠席。
一応シャーロックは電話を入れたさ。
日にちを忘れたフリしていたけど、あえて行かなかったようです。

「残念だ。メアリーとジョンはすごく」S
「喜ぶよ。私が行かないことを」M
「どうかな?宴には妖怪がつき物だ」

 そしてこのネガティブ兄は結婚でジョンとの関係に不安を抱いているシャーロックをさらに追い込むのでした。

「ひとつの時代が終わりを告げる。ジョンとメアリーが家庭を持てば」M
「いや、僕は新しい一章の始まりだと思う」
「・・・・・・・・・・・」
「何だ?」
「別に」
「いつもの沈黙か?何だ?」
「そろそろ電話を切るよ。これから大事なスピーチが控えてるんだろ?」
「言えよ」

「ケーキ、カラオケ、御歓談。人間ってのは結婚するもんなんだよ。
だから言ったろ、深入りするなって」M
「深入りなんかしていない」S
「そうか?」
「ジョンの頼みを断れなかっただけだ」
「そりゃあそうだ。お前がそう言うならそうだろう。
一日楽しくな。新郎新婦によろしく言ってくれ」
「言っとく」
「シャーロック、憶えてるか?我が家の犬の赤ひげを?」
「・・・・・・・・僕はもう子供じゃない」
「あぁ、もちろんそうだ。深入りしないことを楽しめ」

 よくわからんけど、赤ひげが亡くなってシャーロックはかなり動転したんでしょうね。
ジョンの結婚でシャーロックが同じように精神的にまいってしまうことをマイクロフトなりに心配しているのかしら。
てか、ランニングマッシーンを使っているマイクロフトが新鮮。
お腹はそこそこだけど足が細すぎるべ!


 そして始まったベストマンのスピーチ。
ジョンもメアリーもモリーも内心ヒヤヒヤさ〜
緊張のせいかしょっぱなでしどろもどろになるしよ〜

 途中挟まれた、ジョンからシャーロックへのベストマンお願いの場面には笑ったぞ。
シャーロックが禁煙のイライラを紛らわすために目玉を焼いているところをジョンが訪問。

「ベストマン!」J
「ベストマン」S
「どう思う?」
「ビリー・キンケイド。
カムデンの殺人鬼と呼ばれたビリー・キンケイドこそ最高の男だ。
チャリティーに多額の寄付をし三つの病院を閉鎖から救い養護施設も運営してた。
そりゃあ人殺しもしてたけど、殺した人間の数と救った人間の数を比べたら」
「そうじゃない。僕の結婚式のベストマン」
「そっちか」
「殺人鬼は困る」

「ギャビンは?」S
「誰?」J
「ギャビン・レストレードなら男だし良さそうだ」
「彼はグレッグ。でも親友じゃないし」
「じゃあーーマイク・スタンフォードだなぁ。いい奴だし・・・でもマイクにこなせるかなぁ」
「マイクはいい奴だ。でも僕の親友じゃない
「・・・・・・・・」
「なぁ〜シャーロック、僕の人生で一番大事な日だ」
「そうかあ?!」
そうだよ!そうなの!
だから僕にとって一番大事で大切に思える二人と迎えたい」
「あぁ」
「一人はメアリー」
「・・・・・・」    何か啓示を聞いているかのような神妙な顔・・・
「そして・・・・君だ」
「・・・・・・・(目をパチパチパチ)」
「・・・・・シャーロック?」
「・・・・・・・(固まっとる)」
「・・・・・・・・さすがに怖いんだけど!」

「・・・・・・・・という事は・・・・てことは・・・」S
「ああ」
「僕は・・・・君の・・・・」
「ベスト」
「親・・・」
「もちろんだ!君は僕の親友」
「・・・・・・・・・」
感動と動揺で目玉入りコーヒーを飲んじゃったぞ。
「味はどう?」J
「意外にイケる」


 ジョンからの『親友』という言葉が嬉しかったシャーロックは頑張っちゃったんだよねぇ・・

 スピーチはベストマンを頼まれた時の心境から始まったんだけど、途中で大量の「話すことメモ」で確認。
「もう言った・・・もう言った・・・もう言った・・・」
混乱したのか突然結婚式を全否定。
出席者を呆然とさせた後、ジョン褒めを開始したんだけど、ジョンの良さを際立たせようとするあまりにブライドメイドも神父さんもバッサリ。
出席者全員の背筋を凍りつかせるという・・・
でも、何とか自分を落とすことで着地成功。

「ベストマンを頼まれていることを理解できなかったのは、自分が誰かの親友になれるとは思ったことがなかったから。
しかも世界一勇敢で親切で賢い男の親友にだなんて」S
「おおおおおーーーー!」一同
「ジョン、僕はバカげた男だ。君の温かい友情があるからやっていける。
そんな僕を親友に選んだ相棒を選ぶ才能を褒めることはできない。
・・・・でも今は褒められる。
メアリー、君ならジョンにふさわしい。それは僕からの最高の誉め言葉だ。
ジョン、君は戦場で戦い怪我も負った。
辛い別れもあったが・・・・それについてはもう一度謝る。
君は今日、君が妻に選んだ女性と君によって救われた男の間に座ってるんだ。
誰よりも君を愛する二人の間に座っている。
メアリーも僕も決して君を失望させない。
生涯を賭けてそのことを証明してゆく」

 会場は感動の涙に包まれておりますョ〜
「(´・ノω・`) ハグしそうになったら止めて」J
「(  ̄ノ∇ ̄) 止めないわ」M

 コレは入念な下調べの元「感動」「涙」を考慮し考えた渾身のスピーチだと思いますが、シャーロックの本音でもあるはず。こんなふうに誰かのためにこんな場に居てスピーチをしている自分にシャーロック自身も新鮮な驚きを味わったんじゃないのかねぇ。

 その後「ジョンの笑える話」に入ったシャーロックはジョンのブログを紹介し、解決してきた様々なジャンルの事件のべしゃり開始。
「虚ろな依頼人事件」、「毒の巨人事件」、「1812個のマッチ箱事件」、
「部屋の中の象事件」・・・
で、特別な日なので特別な事件の話しちゃいますってことで「血まみれの衛兵事件」を語りだしたさ。

 この事件は女王の近衛兵ベインブリッジのeメールから始まった。

 って、その前に結婚前のちょい精神的に不安定なシャーロックの様子が描かれました。
部屋でシャーロックとメアリーは出席者の席順とか食事の時のナプキンの様式(スワンかオペラハウスか)等の細かい事を決めており、ジョンはメールで届いた捜査依頼を読み上げております。

 でも、ネットでナプキンの折り方まで調べているシャーロックが怖くなったメアリーは嘘の電話でジョンを呼び出し、こそこそ話。
今までと何も変わらないとシャーロックにわからせるために事件を引き受け一緒に捜査に行きなさいと提案。

 ジョンは式の準備で疲れたから自分を救うために捜査をさせてくれとシャーロックに頼み、依頼を選ばせました。
さっそく二人で出かけることに。
メアリーは笑顔で送り出しましたョ〜。


 ってメアリーったら、お互いに見えない部屋の左右に立っているシャーロックとジョンの両方にъ(^ω^)b こんな合図を。
ちゃーんとシャーロックの方にもジョンが煮詰まっているみたいだから誘ってあげてって話してあったのね〜
メアリー・・・恐ろしい子・・・
このスペシャルな男たちをコントロールできるとはたいしたおなごだじぇ!


 さて、ベインブリッジの依頼は男にストーカーされているというもの。
仕事をしているとじーーーっと監視されたり写真も撮られたりして、かなりのストレスらしい。
話を聞くためジョンとシャーロックが近衛兵たちの詰所に侵入し捕まっていたら、
シャワー室でベインブリッジが殺されているとの報が!

 二人は上官から犯人扱いされたんだけど、ジョンが検死を申し出、シャーロックは推理を披露して難を逃れました。
ベインブリッジの腹部には小さな傷があり、そこから出血していた。
でもシャワー室には内側から鍵がかかっていたし、凶器も見つからない。
勤務態度はいつも通りで健康に問題はなかった。なのに休憩に入り数分でひん死の状態で発見された。

 って、ベインブリッジが生きていることに気づいたジョンがすぐに救急車を要請。
ナース(シャーロック)にマフラーで止血を命じ・・・助かったのかしら〜?


「凶器はどこへ?皆さんも考えて下さい!
壁を通り抜けられる犯人、消えてなくなる凶器、
しかしこの犯行において本当に感嘆すべき要素はひとつだけ。
それは何だと思います?」S
ざわざわざわ・・・・
「皆さん、ふるって手を挙げお答えください」S

 何か雰囲気が変わって来たぞ・・・
レストレード警部があてられて答えたけどブー!、モリーの彼氏トムも発言したけどお話にならない。

「この不可解な事件において、我々が最も関心を寄せるところ、
それは、いつもの事ながらジョン・ワトソンです。
僕は謎解きをしようとしたが、彼は命を救った。
難事件を解決したり逸話を語ったりするより、もっと意味のあることをしてのける彼は本当に勇敢な男です」S

 あ〜そこに繋がるワケね・・・

「コレは僕が出くわした中で最も巧妙に計画された殺人未遂事件と言えましょう。
僕はこれほど完璧な密室殺人を知りません。
さて、ジョンを褒めるのはコレぐらいにして、恥ずかしいエピソードもご紹介・・」S
「ちょっと待って!オチは?刺したのは?」レストレード
「・・・・・・わかりません。今でも謎です。解決できないこともある・・・残念ですが」

 オイオイ、三谷幸喜の『赤い洗面器の男』かよ?!
出席者のみなさんのお顔が曇り、もやもや〜っとした空気に包まれました。


 そんなこと気にしないシャーロックは予定通り「恥ずかしいエピソード」紹介に入っております。
そこに関わってくるのは、まだ解決していない「カゲロウ男事件」です。

 さて、独身最後の夜、シャーロックはジョンと今まで自分達が死体を見つけた近辺のパブ巡りを計画。
早速モリー( ルイーズ・ブリーリー)に理想のアルコール摂取量の計算を依頼。
結果、一回に飲む量は443,7mlになったようで、ちょうど入るメスシリンダー二本とタイマー持参。
ジョンは一瞬驚いてため息をついたけど、すぐに諦めました。

 その後、パブを梯子し、いい感じに酔いつぶれてベーカー街に帰宅。
二人して階段に寝ているところをゴミ出しにきたハドソン夫人(ユナ・スタッブス)に発見されました。
「あら!夜中まで遊んでくるんじゃなかったの?まだ2時間しか経っていない」


 え?!二人ともびっくりさ。
こういうのって一晩中どんちゃん騒ぎするんじゃ・・・
で、部屋に戻って二人で額に名前を張って自分が誰か当てるゲームを始めたさ。
シャーロックの額には「シャーロック・ホームズ」、ジョンの額には「マドンナ」だって・・・(* ̄m ̄)プッ


 そこにハドソン夫人が依頼人を連れて来ちゃいました。
二人ともかなりの酩酊度だけどねぇ・・・ろれつも回っていないし。
しかも内容はいつもなら絶対に受けない恋人とのお悩み相談。
付き合い始めの恋人が突然消えて連絡が取れなくなっちゃったんだと。
聞いてるうちに、二人とも眠っちゃったョ〜

 彼の大家さんに聞いてみると、恋人は消える1週間前に死んでいたらしい。
ネットで調べると自分と同じように亡霊とデートした女性たちがいっぱいいたそうな。
コレはおもしろいってんで、依頼人のテッサとその恋人の部屋へ。
でもジョンは舟こいでるし、シャーロックも足元ふらふら。
推理力を発揮する以前の問題・・・


『デザイナーズテーブル』
『椅子 シート レザー 眠ううううううう』
『ハイテク スピーカーみたいなやつ』
『死?頭蓋骨??死んだった??』
『木? パイプ/チューブ/何とか? 何とかいうアレ??』
『卵?椅子?座るやつ? ???????』
『看護師?依頼人?カーディガン?犠牲者?』


 そばに付いていた大家さんも呆れかえっていたら、
シャーロックが _| ̄|○、;'.・ オェェェェェ
その後は何がどうなったのか知らんが留置所で仲良く寝ているところを
レストレード警部に迎えに来てもらいましたとさ。

「飲めなさすぎだろ!へっへ・・・閉店時間前に潰れるなんて!」L
「どなるなよ・・」J
「やなこった!」L


「なぁ・・・ありがとう。昨夜は・・・いろいろと」J
「最悪だった」S
「あぁ・・言いたかないけど、ホント、最悪」
「テッサって女・・」
「何?」
「亡霊とデートしたって言ってたけど、おもしろい事件を逃した!」

 帰宅したシャーロックは何台ものPCを使って亡霊とデートした女性たちから情報収集。
亡霊=カゲロウ男は外見と名前を替え、様々な場所で出会った女性たちと過ごしては消えていた。
シャーロックはカゲロウ男が新聞に載っている訃報を見て亡くなった人になりすまし、その人の部屋で女性と会っていたと推理。女性達の間に共通点はなかった。


 ここでスピーチの場面に戻りました。
カゲロウ男は結婚しているのか?って話から結婚へのネガティブトーク開始。
またもや新郎新婦だけでなく出席者達をイヤ〜な気持ちに。

 でも、またジョンを持ち上げて何とか終結させ、乾杯しようとしたら・・・・
テッサが身内しかしらないジョンのミドルネームを言っていたことを思いだしました。
(ジョンはヘイミッシュという名前が嫌いでずっと秘密にしていたため、シャーロックは出生証明書を取り寄せて確認したほどだった)
テッサがジョンのミドルネームを知ったとしたら、結婚式の招待状を見たとしか思えない。
カゲロウ男はジョンの結婚式の情報を得るために女たちに接触した。
ということは・・・この結婚式場にカゲロウ男が来ている!

 シャーロックはスピーチをしながらカゲロウ男を見つけようと会場を歩き出しました。
話ながらレストレードに会場を封鎖するようメール。
ジョンもシャーロックの行動がいくらなんでも変だと思い始めたさ。

「シャーロック、スピーチはいつ終わるのかな?ケーキカットが待ってる」J
いやあ〜!つい夢中になっちゃって♪
話したくなっちゃうんですよねぇ〜「バチカンのカメオ」について」S
コレはジョンだけにわかる『戦闘態勢に入れ!』という暗号。

 思考に集中するために自分にビンタをはるシャーロックにお客様はギョギョッ!!
でも、そんな事気にしちゃいられない。殺人事件が起こりそうなんだからさ。
シャーロックはジョンの元へ歩み寄りました。

「君だ、君なんだ!僕を正しく導くのは」S
「何すれば?」J
「いつもと同じ。謎解きよりも命を救え。
(お客さんたちに)失礼!脱線から復活!フウ!
ゲームをしましょう。殺人ゲームを。
結婚式で誰かが殺される。あなたなら誰にする?」S
「今だったらみんなあなたを選びそう」ハドソン夫人
「どなたか酒のグラスをハドソンさんから取り上げて下さい。
というより結婚式でしか殺せない相手は誰でしょう?」
と言いながら客たちを観察しターゲットを見極めようとしております。

「では、ここでしか殺せない人物は誰か。
まず、めったには外には出かけない人物でしょう。
人と会う予定が何か月も前から決まっていることはあまりなく、特別な機会だけ。
人がいる中で殺さざるを得ないのは一人の時には殺せないから。
遠い土地に住んでいるか、家がわからないんでしょう。
非社交的な人物。家のセキュリティも厳重。
もしかして脅されているとか・・・」

 わたしゃ、最初ターゲットってシャーロック?って思ったけど違いました。
ショルトー少佐でした。
彼は過去に新兵を率いて戦場へ行き、全員死亡させていた。
マスコミや遺族たちから恨まれ脅迫も受けていたのさ〜。


 シャーロックは密かにショルトー少佐に「ターゲットはあなた」というメモを渡しました。
ベインブリッジの殺人未遂事件がショルトー少佐殺害のためのリハーサルだと気づいくと、時間稼ぎのために唐突に乾杯の音頭を取り、中休みを入れました。

「狙いはショルトー少佐だ。犯人と方法はわからない」S
「!・・・ちょっと失礼」J

 二人は部屋に引きあげたショルトー少佐を追いました。
少佐は部屋に鍵をかけて、その敵と一人で闘うつもりらしい。
シャーロック達がドアを叩いても開けてくれやしない。
ベインブリッジの事件の謎を解いたら部屋を開けるってよ。

「少佐、ゲームをしている場合じゃありません!危険が迫ってるんですよ!」J
「ここに居れば君にも危険が及ぶ。離れろ!
報道と違って、人をまきぞえにするのは嫌いでね」S
「解いてよ。解けば少佐は出てくる」メアリー
「この前解けなかったのにか?!」S
「今なら解けるわ!」M
「何言ってる。ワケのわからないことを!」S
「いや、解ける!」J
「変わったな!」S
変わってない!いいか!君に火をつけるのはパズルじゃない。ドラマなんだ!
少佐に死が迫ってる!ゲームは始まった!謎を解け!!
」J
「・・・・・・・・」S

 今回はジョン萌え要素もアリ。
シャーロックにビシッと命令する場面が2回ありました。


 さぁ、シャーロックの脳内コンピューターが超スピードで
情報を処理し始めましたぞ〜
ひらめいた!!

「(メアリーにチュッ!)ジョンもドラマ好きだけどね」S
「知ってる」M
「殺しには来ません!あなたはもう数時間前に殺されてるんです」

 どういうこっちゃ?( ・◇・)? 

 実はベインブリッジはベルト越しに細い刃物で刺されていた。
でも、きつく締めたベルトをしている間はそのことに気づかない。
休憩に入り、ベルトをはずすと血液が流れ始め死に至るって訳。
ベルトをはずす数時間前に刺しておけばアリバイを作ることもできる。

 少佐は一瞬死を受け入れようとしたけどれど、シャーロックの「ジョンの門出にそんなことできないはず」という言葉にドアを開けました。
カゲロウ男は会場にいたカメラマンの男でした。
弟がショルトー少佐の部隊で戦死しており、その復讐のため狙っていたのさ〜
逃亡しようとしたところをレストレードに確保されました。事件は解決。

 その後、パーティは再開。
シャーロックの奏でるヴァイオリンで踊るジョンとメアリーをみなさん、見守っております。曲はシャーロックが二人のために作曲した『メアリーとジョンのためのワルツ』。

「会を始める前に一言だけ言わせて下さい。
昼間は大変お騒がせしましたが一件落着。
本日、新郎新婦は誓いを立てましたが、僕は立てたことはないし
今夜以降立てることもない。
だからこれが最初で最後の僕の誓いです。

メアリー、そしてジョン、これから先、何が起ころうとどんな犠牲を払おうと、
僕が君たちを守る。必ず。
君たち3人を。あぁ・・・失礼、君たち二人、君たち二人だ。
ちょっと数え間違えました。それではダンスの時間です。音楽、お願いします!
恥ずかしがらずに、踊って!踊って!」S

 すぐにジョンとメアリーはシャーロックに詰め寄ったさ。
もちろん3人とはジョンとメアリーとその子供のこと。
誰よりも早くメアリーの妊娠に気づいてたのョ。

「何で医者の僕より先に気づくんだ?!」J
「今日はオフだろ」S
「君だってオフだ!」
「あ〜落ち着け」
「平気だ!」
「落ち着いていられない!」M
「落ち着け!二人ともだ。取り乱す理由はない」S
「断言できる?」J
「もちろんだ。君たちは世界一の親だよ。練習も積んでる」S
「練習?」J
「これからは僕じゃなく本物の赤ちゃんの世話をしてくれ」S
「・・・・・・・・(^∇^)」J

 二人が踊っている姿を確認し、楽譜を封筒に入れると、シャーロックは外に出て行きました。
その姿にモリーだけが気づいたけど追いかけなかった。

 ジョンからの卒業・・・・なのかな。
ベストマンをりっぱに勤め上げたことで、シャーロックのこころも決まったのかしらね。
探偵稼業はこれからも続くだろうけど、ひとつの時代が終わったよね。
孤独が似合いすぎるシャーロックが哀しい・・・

 って、メアリーのお腹の中の子ってジョンの子だよねぇ?
何かうろたえすぎだったような気がするからさ。
それと「君たちを守る!」というシャーロックの言葉が凶事の伏線じゃなきゃいいが・・・
多分、最終回のための一話と二話のはずだから。
来週の最終回、気をしっかり持って臨みましょうぞ!


 「SHERLOCK(シャーロック) 4」 第1回 六つのサッチャー
 「SHERLOCK(シャーロック) 4」 第2回 臥(ふ)せる探偵
 「SHERLOCK(シャーロック) 4」 第3回(最終回) 最後の問題

 「SHERLOCK(シャーロック)」 忌まわしき花嫁

 「SHERLOCK(シャーロック) 3」 第1回 空(から)の霊柩車
 「SHERLOCK(シャーロック) 3」 第3回(最終回) 最後の誓い

 「SHERLOCK(シャーロック) 2」 第3回 ライヘンバッハ・ヒーロー
 「SHERLOCK(シャーロック) 2」 第2回 バスカヴィルの犬(ハウンド)
 「SHERLOCK(シャーロック) 2」 第1回 ベルグレービアの醜聞

 第1回 ピンク色の研究
 第2回 死を呼ぶ暗号
 第3回 大いなるゲーム

ねこちゃん


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2. 「SHERLOCK 3/シャーロック」第2回★ワトソン出来婚!? 三の兆候  [ 世事熟視〜コソダチP ]   2014年06月02日 08:45
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3. ドラマ「SHERLOCK(シャーロック) シーズン3」第2話  [ またり、すばるくん。 ]   2014年06月02日 16:37
第2話「三の兆候」 

この記事へのコメント

1. Posted by ヒロル   2014年06月01日 21:33
イギリスドラマに挑戦しました!。
最初、俳優さんの青すぎる瞳や画面のスピードについて行けず、早回しやどハイテク映像にも馴染めなくて、頭脳を使わないと意味がわからないし、これは私には無理だと思いました。 でもキコリさんが絶賛してる理由を一つでも知ってからリタイヤしようと、頑張って観ているうちに、画面にも少しづつ慣れ、そのうち、映像の美しさが際立って目に付きだして、
面白さが加速してきて、
ラスト近くには
テレビにかじりついて観てました
上質なアートと濃密なドラマ仕立てに
心を奪われました

すごく集中して見ないと解らない所が多々あり、心身とも疲れた私には、難解ですが、今も録画したものを観ています(三度目)。

式のスピーチで、感動する直前まで行った…という言葉、男性問題で相談に来た女性の話を聞くシャーロックの表情など、爆笑も出来ました
きこりさんのおかげで、本場の上質ドラマを体験できました。
次回は最終回なんですか?終わってしまうのですか?。また来週も挑戦したいと思います。ありがとうございました。
追伸 現代版シャーロックは少し自閉症気味の天才ですか?
2. Posted by かえ   2014年06月02日 20:28
こんばんは。
ジョンの結婚式のために奮闘するシャーロック
から目が離せませんでしたよー。
いつもの通り余計な事を言って招待客を凍り付かせ
たりもしてましたけど(笑)
カゲロウ男の事件も死者を出さずに解決できたし
シャーロックらしいベストマンでした。
タイトルの意味もちゃんとドラマの内容と
リンクしてたんですね〜♪

楽譜を置いて会場を後にするシャーロックの姿が
寂しそうだったのが印象的です。
次回はまた大きな事件が起こるようなので
どんな話になるのか楽しみです!



3. Posted by きこり→ヒロルさん   2014年06月02日 22:48
海外ドラマは慣れないと見ずらいですよね。
私はもともと人の顔や名前憶えるの苦手なんですが、
外人になるとますますわけわかんなくなりますよ〜
今、「ダウントン・アビー」って海外ドラマも見ているんですが
もう名前を憶えるのは諦めました(笑
なんとなく顔と性格で判断・・・
>上質なアートと濃密なドラマ仕立てに
心を奪われました
ほんと〜〜にうまく作られていますよね。
すぐれた才能のキャストとスタッフが持てる力をすべて出して創ったって感じですよね。
ワンシーズン3話なのであっと言う間に終わっちゃうんですよ〜
でも噂じゃシーズン4も作られるらしいので、気長に待ちますよ〜♪
4. Posted by きこり→かえさん   2014年06月02日 22:55
>ジョンの結婚式のために奮闘するシャーロック
から目が離せませんでしたよー。
ね〜!シャーロックにこんな常識の最たる役割できるんかいな?って心配になったけど
かなりジョンのために努力してましたよね〜
スピーチには何度もヒヤリとさせられましたが、出席者を感動させていたし
りっぱなベストマンでしたよね〜
>タイトルの意味もちゃんとドラマの内容と
リンクしてたんですね〜♪
変わったサブタイトルだよな〜って思っていたら、最後になって納得(笑
ジョン、悔しがってたけど嬉しそうでしたね。
>楽譜を置いて会場を後にするシャーロックの姿が
寂しそうだったのが印象的です。
やはり自分にはああいう場は似合わないって思ったんですかね・・・
ジョンの結婚もあるけど、改めてこちら側だと意識してしまったというか・・・
最終回、どうなるんでしょ・・・悲劇にならないことだけ願ってます。

5. Posted by たこわさ大好き   2014年06月02日 23:50
女性がどうしてジョンのミドルネームを知って、カゲロウ男に繋がったか教えていただけますか⁉︎ 2回見てもわかりませんでした☺︎
6. Posted by ヒロル   2014年06月03日 02:05
お返事有難うございます!そうですか!来週がラストなんですね!(*_*)
でもきこりさんがおっしゃる通り、
秀逸なアーティスト達が総力を結して創るのですから 映画に近いですよね!。

今日、仕事から帰って四度目の鑑賞しました、
新たに色んな発見がありました。
たとえば、初めて見た時、ドラマ後半、パーティの終わった会場が、夜、美しい藤色の縁取りでライトアップされていて、ときめいたのですが、
実はドラマ全体、藤色がメインカラーで、随所に使われていたことが、今日、わかりました。(台詞にも入ってました)
きこりさんは最初から分かってたと思いますが。
他にも凄く凝ってる所を少しづつ発見できてあらたな感動です。
難しい所もだんだん解けてきました。

追伸) たまたまシャーロックホームズを解説する別番組をやっていたんですが、原作が書かれた頃は、シャーロックの推理は 当時の警察捜査技術を、はるかに上回っていて、世界の警察関係者に衝撃を与えたそうですね、その多大な貢献で、シャーロックは現代も世界の警察関係者に崇拝されてるそうですね。
イギリスの誇りなんですね。
7. Posted by きこり→たこわさ大好きさん   2014年06月04日 16:25
コメントありがとうございます。
お返事が遅くなってしまってごめんなさい人( ̄ω ̄;)
私もよくわからないんですが、あの看護師さん、結婚式に出席する100人の誰かの招待状を見たのかな〜とか思いました。話のついでに、シャーロック・ホームズの助手のワトソンの結婚式に出るのよ〜!とかって見せた患者がいたとか〜って勝手に考えていました(笑
8. Posted by きこり→ヒロルさん   2014年06月04日 16:40
>きこりさんは最初から分かってたと思いますが。
いやいや、私なんてわかってないですよ〜~(=^‥^A
ただ変人が好きで(笑)おもしろいとかきれいとか言っているだけで。
ヒロルさんはすごく深く広い目で視聴してらっしゃいますよね。
私は元々アガサ・クリスティは好きですが、コナン・ドイルのものは全く読んだことがなくて
イギリスが好きだから見始めたんですよ〜
行ったことがないので、イメージは何か19世紀後半で泊まっているんですが( ゞ( ̄∇ ̄;)オイオイ)現代のイギリスの空気が感じられて楽しかったんですよね。
シャーロック、DVDも出ているんで、良かったらシーズン1から見てみてください。
モリアーティのキャラもいいし、楽しめると思います。
>シャーロックは現代も世界の警察関係者に崇拝されてるそうですね。
すごいですよね〜コナン・ドイルは何歩も先をいっていたんですね。
時が流れようと読み継がれ読者を増やしているワケですよね。


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「リバースエッジ 大川端探偵社」 第7話 夏の雪女「続・最後から二番目の恋」 第7話 歳を重ねてピュアになる