2014年05月31日
「リバースエッジ 大川端探偵社」 第7話 夏の雪女
今回、村木(オダギリジョー)が見た夢は「降り続ける雪・・・」。
依頼人は雪国から来るのかと思ったら、コレはイメージでした。
HPはこちら
現れたのは四十中ごろのおっさんで和歌山から来たそうな。蓑田(田窪一世)と名乗りました。
依頼内容は人探し。
20年前、蓑田はこの事務所の辺りに住んでいた。
真夏の暑い夜、真っ白いワンピースに長ーーい髪の女が声をかけてきた。
「何か怖いような冷たい目が印象的な美人でした」
「助けてください。追われてるんです。匿ってください!」女(國武綾)
「誰に追われているのか、それは「あなたに迷惑がかかるから聞かないでくれ」と言われました。
そして、とりあえずその夜は部屋に泊まって・・・
翌朝女は朝ごはんを作ってくれていた。
「うまい。すごくうまいよ!」蓑田
「そうですか。冷蔵庫にあったものだけですよ」女
「いやぁ、誰かに作ってもらったごはん食べるなんて、それだけで うまいよ!」
「お恥ずかしい話ですが、そんな朝を女性と一緒に迎えたのは初めてでした」蓑田
仕事を終えてドキドキしながら帰宅すると、女は食事を作って待っていてくれた。
「おかえりなさい」女
「た・・・ただいま」蓑田
冷蔵庫にあったありあわせのもので作ったのと、女はテーブル一杯におかずを並べた。憶えているのは「卵豆腐」。本当は茶碗蒸しを作りたかったらしい。
翌日の夜は蓑田がすき焼きの材料を買ってきて一緒に食べた。
「夏にすき焼きっていうのは変だったかな?」蓑田
「ううん、おいしい」女
「どんどん食べよう。フフ・・・うん、おいしいね」
「あの・・・私・・・・すき焼きだと卵すごい食べちゃうんですけどいいですか?」
「フフ・・・いいよいいよ。どんどん食べて。ハハハ」
「それで彼女、本当に卵を6個も食べて・・・フフ・・・
私の人生でいちばん幸せな食事でした」蓑田
「ほほぅ・・・」所長(石橋蓮司)
「あの・・・その間何事もなく?」村木
「あ、はい。追手が来ることもなく」蓑田
「あぁ・・・いや・・・」
「は?」
「そうですか・・・・」
「はい」
「いやいや、そっちの何事もなくじゃなくってぇ、セックスをしたのかってことです」メグミ(小泉麻耶)さすがメグミちゃん、ズバッと聞いてくれました( ̄▽ ̄;)
「え?」蓑田
「え?違うの?」メグミ
「いや・・・その・・・大事なことですな」所長
「それは・・・・ありました」
「ほう・・・」
最後の夜、蓑田の布団に女が入ってきたのだった。
「・・・・抱いてください」
「処女だったと・・・思います。夢のような3日間でした」蓑田
三日後に女は置手紙も何も残さずに消えてしまった。
「まるで・・・おとぎ話のような話ですな」所長
「そうなんです。変な話なんですけど彼女の着ていた白いワンピースと長い黒髪を見て雪女みたいだなって思ったんですよ」蓑田
「真夏の雪女ですか・・・」
「彼女みたいな女性とは、それきり二度と出会うことができませんでした。
彼女に出会ってしまったせいで今でも独り身です」
「それで、ぜひもう一度会いたいと」村木
「はい」
「ご依頼とあれば捜しますよ。
そういったある種のファンタジーのような依頼は、うちは得意でしてね」所長
まぁ、確かにねぇ・・妙な依頼が多いもんね。
コレって村木が引寄せているのかしら・・・それともこの探偵社の佇まいがそういう人たちを呼んでしまうのかちら・・
唯一の手がかりは女が残して行ったと思われる『ダイヤモンドダスト』というバーのマッチ。
店があったところは今は駐車場になっているらしいけど、ここから始めるしかないわね〜



依頼人は雪国から来るのかと思ったら、コレはイメージでした。
HPはこちら
現れたのは四十中ごろのおっさんで和歌山から来たそうな。蓑田(田窪一世)と名乗りました。
依頼内容は人探し。
20年前、蓑田はこの事務所の辺りに住んでいた。
真夏の暑い夜、真っ白いワンピースに長ーーい髪の女が声をかけてきた。
「何か怖いような冷たい目が印象的な美人でした」
「助けてください。追われてるんです。匿ってください!」女(國武綾)
「誰に追われているのか、それは「あなたに迷惑がかかるから聞かないでくれ」と言われました。
そして、とりあえずその夜は部屋に泊まって・・・
翌朝女は朝ごはんを作ってくれていた。
「うまい。すごくうまいよ!」蓑田
「そうですか。冷蔵庫にあったものだけですよ」女
「いやぁ、誰かに作ってもらったごはん食べるなんて、それだけで うまいよ!」
「お恥ずかしい話ですが、そんな朝を女性と一緒に迎えたのは初めてでした」蓑田
仕事を終えてドキドキしながら帰宅すると、女は食事を作って待っていてくれた。
「おかえりなさい」女
「た・・・ただいま」蓑田
冷蔵庫にあったありあわせのもので作ったのと、女はテーブル一杯におかずを並べた。憶えているのは「卵豆腐」。本当は茶碗蒸しを作りたかったらしい。
翌日の夜は蓑田がすき焼きの材料を買ってきて一緒に食べた。
「夏にすき焼きっていうのは変だったかな?」蓑田
「ううん、おいしい」女
「どんどん食べよう。フフ・・・うん、おいしいね」
「あの・・・私・・・・すき焼きだと卵すごい食べちゃうんですけどいいですか?」
「フフ・・・いいよいいよ。どんどん食べて。ハハハ」
「それで彼女、本当に卵を6個も食べて・・・フフ・・・
私の人生でいちばん幸せな食事でした」蓑田
「ほほぅ・・・」所長(石橋蓮司)
「あの・・・その間何事もなく?」村木
「あ、はい。追手が来ることもなく」蓑田
「あぁ・・・いや・・・」
「は?」
「そうですか・・・・」
「はい」
「いやいや、そっちの何事もなくじゃなくってぇ、セックスをしたのかってことです」メグミ(小泉麻耶)さすがメグミちゃん、ズバッと聞いてくれました( ̄▽ ̄;)
「え?」蓑田
「え?違うの?」メグミ
「いや・・・その・・・大事なことですな」所長
「それは・・・・ありました」
「ほう・・・」
最後の夜、蓑田の布団に女が入ってきたのだった。
「・・・・抱いてください」
「処女だったと・・・思います。夢のような3日間でした」蓑田
三日後に女は置手紙も何も残さずに消えてしまった。
「まるで・・・おとぎ話のような話ですな」所長
「そうなんです。変な話なんですけど彼女の着ていた白いワンピースと長い黒髪を見て雪女みたいだなって思ったんですよ」蓑田
「真夏の雪女ですか・・・」
「彼女みたいな女性とは、それきり二度と出会うことができませんでした。
彼女に出会ってしまったせいで今でも独り身です」
「それで、ぜひもう一度会いたいと」村木
「はい」
「ご依頼とあれば捜しますよ。
そういったある種のファンタジーのような依頼は、うちは得意でしてね」所長
まぁ、確かにねぇ・・妙な依頼が多いもんね。
コレって村木が引寄せているのかしら・・・それともこの探偵社の佇まいがそういう人たちを呼んでしまうのかちら・・
唯一の手がかりは女が残して行ったと思われる『ダイヤモンドダスト』というバーのマッチ。
店があったところは今は駐車場になっているらしいけど、ここから始めるしかないわね〜



捜査は難航。
「ダイヤモンドダスト」があった場所のご近所の方達に話を聞いたけど、めぼしい情報はなし。
って、中古レコード屋さんではこんな答えが返ってきた。
「髪の長い女だって?」店主
「えぇ、ご存じないですか?」村木 真面目かっ! ゞ( ̄∇ ̄;)
「ここにゃあ、いっぱいいるからね。アンタ、あの子の何なのさ?」
「はい?」
どうやら村木はダウンタウンブギウギバンドにピンとこなかったようです。
さらに店主は剣さんのことまで言ってくれたわ〜
「横浜といえばさぁ、今はアレだな。クレイジーケンバンドだな。
♪『俺の〜俺の〜俺の話を聞け〜〜!』」
「私の話を聞いてくださいよ(困惑)」村木 真面目かっ! ゞ( ̄∇ ̄;)
「ハハハ、ごめんごめん」
古くからあるスナックのママは当時の写真を見せてくれたけど、そもそも村木も雪女の顔しらないもんね〜
「でも、な〜んか変な話ですよね。
なんで20年も過ぎてから捜すんですか?遅すぎ。手遅れにも程があるって。
な〜んで20年前に捜さなかったかなぁ〜」メグミ
「男がね、40を過ぎると急に昔の女が恋しくなるんだ」所長
「うわ〜!」
「キモイ?」
「つうか、めんどくさいっスよ。20年ぶりに訪ねてこられても困るっしょ!」
「20年の長いトンネルを抜けると、そこは どんな景色なんだろうねぇ」
20年経ったからこそ、探したくなったんだろうね。
20年経っても、あの女の存在を消すことができなかった。
ますます鮮やかになり蓑田を苦しめるのかもしれない。
でもねぇ・・・20年も経ってたら、その女性の中身も外側も当時とは別もんになってると思うぞ。
しかもそんなに深く付きあったんでもなく、ワケアリの3日間過ごしただけの相手・・・
そんな相手が現れたら消したはずの幽霊を見たような気になるんじゃないか?
捜索は急遽進展。
にゃんと、蓑田が偶然TVの画面でその雪女を見かけたと言うのさ〜
「白石かをり 41歳 舞台専門の女優」でした。
蓑田は村木達にその映像をiPadで見せましたぞ。
「しかし20年経ってるわけですよね?
この顔見ただけで確かに彼女だと?」村木
「20年前の写真も見つけました。これが彼女です」蓑田
「この写真では・・・」
「間違いありません!私にはわかります!」
「はぁ・・」
「どうにか彼女に会うことはできませんか?」
という訳で、村木はいつものように記者を装って白石かをりを呼び出しました。
離れた場所で蓑田も座って聞き耳を立てております。
身分を偽っていた事を話しても彼女は快く話を聞いてくれました。
「私も探偵さんに会うなんて初めてだし、興味がある。あっ、何か頼んでいい?」白石(秋山菜津子)
「あぁ、どうぞ。依頼人は、あなたに会ってどうこうしようっていうんじゃありません。
ただ20年前の謎を解きたいそれだけなんです。
どうなんでしょうか?依頼人はあなたに間違いないと言っていますが」村木
「じゃあ、はっきりお答えします。私じゃありません。残念ですけど」
「そうですか・・・」
「その方に会ったらお伝えください。
私に会いたかったら舞台を観に来てくださいって」
「はい・・・・失礼しました」
でも彼女は役者仲間から聞いた話だと言って、演出家から女を演じるために「見ず知らずの男を3日間だけ騙してこい。体を張って抱かれてこい。それぐらいできなきゃいい女優にはなれない」と命じられ従った女優の卵の話を教えてくれました。
「女の自尊心を捨てさせんの。そうやって女優を支配するのよ。
演出家の自己顕示欲ね。若い駆け出しの女優が何でも自分の言いなりになるのがたまんないんでしょう」白石
「ただの男の征服欲って感じもしますが・・・」村木
「フフ・・・そうかもね。
だけど女もね、あれこれ命令されるのが嬉しかったりするのよ。
歳とってベテラン女優なんて呼ばれるようになると誰も何にも言ってくれなくなるんだから。
ありがとう。なかなか おもしろい話だった」
「いえ、こちらこそ・・・」
「さよなら」
その場を立ち去ろうとする白石を思わず蓑田は声をかけてしまいました。
「あの!」
「・・・・・・」白石
「・・・・・・いえ・・・」
「で、どうでした?本人を間近にご覧になって」所長
「わからなくなりました」蓑田
「ほぅ・・」
「彼女に間違いないとも思いましたし・・・まったくの別人のようにも思いました」
「女優ですからね。どんな顔にもなるでしょう」村木
「女は誰でも女優だなんてことも言いますからな」所長
「そうですね・・・彼女のことは 記憶の中にとどめておくことにします」蓑田
何となく自分を納得させるようにして蓑田は帰っていったが、村木はど〜うも気になっていた。
「お前、どう思ったんだ?」所長
「えっ?」村木
「実際に会って雪女と同一人物だと思ったのか?」
「いや、わかりません・・・」
「そうか。でもまぁ、依頼者は納得したんだ。この件は終わりだ」
「はい」
「今夜は寒くなるそうだ。早く帰ぇんな」 所長、江戸っ子だね・・( ̄▽ ̄)
村木が外に出ると、白石が待っていた。真っ白いワンピースを身に付けて。
「どう・・しました?」
「助けて・・・・ください。
今日あなたに会って思い出したの。
ず〜っと追われてるんだって・・・・」
「誰に追われてるんです?」
「昔の・・・自分よ。
・・・・・何か命令してよ、私に」
「・・・・・ついて・・・きなさい」
「はい」
3日間の雪女・・・それは彼女が演じた役柄の一つだった。
それは拙い演技だったけれど、必死さゆえに虚実が混ざり合い一人の女としてリアルに生きられた特別な時間だった。彼女を女優にしてくれた3日間だったのかもしれない。
あれから月日が流れ、昔夢見ていた「女優」にはなれたけれど、あの男の心に焼きついたような演技はできていないかもしれない。
湿気ってしまったマッチ箱・・・それは女の過去みたいなもんかもしれない。
生きてきた残骸のようにもう必要ないものだけど、消すこともできずに切なく蘇る。
それを受け止めてくれた村木の目が、すべてを許し導いててくれているようで泣けてきました。
不思議な男です。
何だか、言葉にはしにくい繊細でうすぼんやりとしたものをさりげなく見せてもらったような気がします。
うまく言葉にはできないけれど、決して捕まえる事のできない美しい影のような。
すっかりこのドラマの中毒ですョ〜
次回も楽しみ♪
第1話 最後の晩餐
第2話 セックスファンタジー
第3話 ある結婚
第4話 アイドル・桃ノ木マリン
第5話 怖い顔グランプリ
第6話 がんばれ弁当
第8話 女番長
第9話 命もらいます
第10話 もらい乳 / 決闘代打ち
第11話 トップランナー
第12話(最終話) 依頼者は所長

「ダイヤモンドダスト」があった場所のご近所の方達に話を聞いたけど、めぼしい情報はなし。
って、中古レコード屋さんではこんな答えが返ってきた。
「髪の長い女だって?」店主
「えぇ、ご存じないですか?」村木 真面目かっ! ゞ( ̄∇ ̄;)
「ここにゃあ、いっぱいいるからね。アンタ、あの子の何なのさ?」
「はい?」
どうやら村木はダウンタウンブギウギバンドにピンとこなかったようです。
さらに店主は剣さんのことまで言ってくれたわ〜
「横浜といえばさぁ、今はアレだな。クレイジーケンバンドだな。
♪『俺の〜俺の〜俺の話を聞け〜〜!』」
「私の話を聞いてくださいよ(困惑)」村木 真面目かっ! ゞ( ̄∇ ̄;)
「ハハハ、ごめんごめん」
古くからあるスナックのママは当時の写真を見せてくれたけど、そもそも村木も雪女の顔しらないもんね〜
「でも、な〜んか変な話ですよね。
なんで20年も過ぎてから捜すんですか?遅すぎ。手遅れにも程があるって。
な〜んで20年前に捜さなかったかなぁ〜」メグミ
「男がね、40を過ぎると急に昔の女が恋しくなるんだ」所長
「うわ〜!」
「キモイ?」
「つうか、めんどくさいっスよ。20年ぶりに訪ねてこられても困るっしょ!」
「20年の長いトンネルを抜けると、そこは どんな景色なんだろうねぇ」
20年経ったからこそ、探したくなったんだろうね。
20年経っても、あの女の存在を消すことができなかった。
ますます鮮やかになり蓑田を苦しめるのかもしれない。
でもねぇ・・・20年も経ってたら、その女性の中身も外側も当時とは別もんになってると思うぞ。
しかもそんなに深く付きあったんでもなく、ワケアリの3日間過ごしただけの相手・・・
そんな相手が現れたら消したはずの幽霊を見たような気になるんじゃないか?
捜索は急遽進展。
にゃんと、蓑田が偶然TVの画面でその雪女を見かけたと言うのさ〜
「白石かをり 41歳 舞台専門の女優」でした。
蓑田は村木達にその映像をiPadで見せましたぞ。
「しかし20年経ってるわけですよね?
この顔見ただけで確かに彼女だと?」村木
「20年前の写真も見つけました。これが彼女です」蓑田
「この写真では・・・」
「間違いありません!私にはわかります!」
「はぁ・・」
「どうにか彼女に会うことはできませんか?」
という訳で、村木はいつものように記者を装って白石かをりを呼び出しました。
離れた場所で蓑田も座って聞き耳を立てております。
身分を偽っていた事を話しても彼女は快く話を聞いてくれました。
「私も探偵さんに会うなんて初めてだし、興味がある。あっ、何か頼んでいい?」白石(秋山菜津子)
「あぁ、どうぞ。依頼人は、あなたに会ってどうこうしようっていうんじゃありません。
ただ20年前の謎を解きたいそれだけなんです。
どうなんでしょうか?依頼人はあなたに間違いないと言っていますが」村木
「じゃあ、はっきりお答えします。私じゃありません。残念ですけど」
「そうですか・・・」
「その方に会ったらお伝えください。
私に会いたかったら舞台を観に来てくださいって」
「はい・・・・失礼しました」
でも彼女は役者仲間から聞いた話だと言って、演出家から女を演じるために「見ず知らずの男を3日間だけ騙してこい。体を張って抱かれてこい。それぐらいできなきゃいい女優にはなれない」と命じられ従った女優の卵の話を教えてくれました。
「女の自尊心を捨てさせんの。そうやって女優を支配するのよ。
演出家の自己顕示欲ね。若い駆け出しの女優が何でも自分の言いなりになるのがたまんないんでしょう」白石
「ただの男の征服欲って感じもしますが・・・」村木
「フフ・・・そうかもね。
だけど女もね、あれこれ命令されるのが嬉しかったりするのよ。
歳とってベテラン女優なんて呼ばれるようになると誰も何にも言ってくれなくなるんだから。
ありがとう。なかなか おもしろい話だった」
「いえ、こちらこそ・・・」
「さよなら」
その場を立ち去ろうとする白石を思わず蓑田は声をかけてしまいました。
「あの!」
「・・・・・・」白石
「・・・・・・いえ・・・」
「で、どうでした?本人を間近にご覧になって」所長
「わからなくなりました」蓑田
「ほぅ・・」
「彼女に間違いないとも思いましたし・・・まったくの別人のようにも思いました」
「女優ですからね。どんな顔にもなるでしょう」村木
「女は誰でも女優だなんてことも言いますからな」所長
「そうですね・・・彼女のことは 記憶の中にとどめておくことにします」蓑田
何となく自分を納得させるようにして蓑田は帰っていったが、村木はど〜うも気になっていた。
「お前、どう思ったんだ?」所長
「えっ?」村木
「実際に会って雪女と同一人物だと思ったのか?」
「いや、わかりません・・・」
「そうか。でもまぁ、依頼者は納得したんだ。この件は終わりだ」
「はい」
「今夜は寒くなるそうだ。早く帰ぇんな」 所長、江戸っ子だね・・( ̄▽ ̄)
村木が外に出ると、白石が待っていた。真っ白いワンピースを身に付けて。
「どう・・しました?」
「助けて・・・・ください。
今日あなたに会って思い出したの。
ず〜っと追われてるんだって・・・・」
「誰に追われてるんです?」
「昔の・・・自分よ。
・・・・・何か命令してよ、私に」
「・・・・・ついて・・・きなさい」
「はい」
3日間の雪女・・・それは彼女が演じた役柄の一つだった。
それは拙い演技だったけれど、必死さゆえに虚実が混ざり合い一人の女としてリアルに生きられた特別な時間だった。彼女を女優にしてくれた3日間だったのかもしれない。
あれから月日が流れ、昔夢見ていた「女優」にはなれたけれど、あの男の心に焼きついたような演技はできていないかもしれない。
湿気ってしまったマッチ箱・・・それは女の過去みたいなもんかもしれない。
生きてきた残骸のようにもう必要ないものだけど、消すこともできずに切なく蘇る。
それを受け止めてくれた村木の目が、すべてを許し導いててくれているようで泣けてきました。
不思議な男です。
何だか、言葉にはしにくい繊細でうすぼんやりとしたものをさりげなく見せてもらったような気がします。
うまく言葉にはできないけれど、決して捕まえる事のできない美しい影のような。
すっかりこのドラマの中毒ですョ〜
次回も楽しみ♪
第1話 最後の晩餐
第2話 セックスファンタジー
第3話 ある結婚
第4話 アイドル・桃ノ木マリン
第5話 怖い顔グランプリ
第6話 がんばれ弁当
第8話 女番長
第9話 命もらいます
第10話 もらい乳 / 決闘代打ち
第11話 トップランナー
第12話(最終話) 依頼者は所長

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1. リバースエッジ 大川端探偵社 (第7話・5/30) 感想 [ ディレクターの目線blog@FC2 ] 2014年06月01日 00:54
テレビ東京系『リバースエッジ 大川端探偵社』(公式)
第7話『FILE.07 夏の雪女』の感想。
なお、原作漫画(ひじかた憂峰氏原作、たなか亜希夫氏作画)は未読。
かつて出会った‘雪女’のような女性を探してほしいという男・蓑田(田窪一世)。20年前の夏の夜、
2. 【 リバースエッジ 大川端探偵社 】第7話 感想 [ ドラマ@見取り八段・実0段 ] 2014年06月03日 20:29
なんで20年も過ぎてから捜すんですか?
遅すぎ。手遅れにも程があるって。
なんで20年前に捜さなかったかなぁ。
男がね、40を過ぎると急に昔の女が恋しくなるんだ。
うわ〜。キモイ?
つうかめんどくさいっすよ。
20年ぶりに訪ねてこられても困るっしょ。
この記事へのコメント
1. Posted by 酎ハイ中ジョッキ 2014年06月01日 21:04
蓑田さんと女優さんは、その後会う機会があったのかなあと気になりました。
2. Posted by きこり→酎ハイ中ジョッキさん 2014年06月02日 22:30
私もこのドラマ、かなり楽しみにしています。
適度なゆるさがいいですよね〜
>蓑田さんと女優さんは、その後会う機会があったのかなあと気になりました。
どうなんでしょうか。
あの後、一瞬、村木は蓑田さんのところに連れて行ったのかな〜とも思いましたが
それも違うかな・・と。今回はいろいろと想像が広がりましたよね。
適度なゆるさがいいですよね〜
>蓑田さんと女優さんは、その後会う機会があったのかなあと気になりました。
どうなんでしょうか。
あの後、一瞬、村木は蓑田さんのところに連れて行ったのかな〜とも思いましたが
それも違うかな・・と。今回はいろいろと想像が広がりましたよね。

