2014年05月18日
「ロング・グッドバイ」 最終回 早過ぎる
『私はいったい何を失くしたのでしょうか。
時代と月日に押し流されるうちに・・・』
HPはこちら
日本統治時代の台湾にいた少女時代の亜以子（中村ゆりか）は
松井誠一（原田保）（柾木玲弥）に恋をした。
その恋は実ったが、親からは祝福されなかったため、恋を貫こうと二人は出奔した。
「それはそれは貧しい夫婦でした。
だけどね、若い娘なんておかしなもので愛する人がそばにいれば、
それだけで十分に幸せなんですの。
私達、子猫のように寄り添い温めあって暮らしました。
たったひと月」
誠一が召集され、結婚生活は終った。
戦争で行方不明になった誠一のことを亡くなったして諦めるしかなかった。
「ところが再会されたんでしょう？2年前のパーティで」磐二（浅野忠信）
2年前の原田志津香（太田莉菜）の結婚披露パーティで、
亜以子（小雪）は、その夫となっている誠一と再会した。
「なぜ、やりなおさなかったんです？」磐二
「・・・・・まさか。
原田志津香様の飼い犬のような男は、あれはもう私の愛していた
あの人ではありませんでしたから」亜以子
「でも原田保はあなたのことを愛していた」
「私もすでに上井戸の妻でしたわ」
「関係ありませんよ。あなたを愛していたからこそ、
志津香殺しの罪をかぶったんじゃありませんか。
確かに飼い犬と言われれば飼い犬です。
しかしそれは、奴なりに必死で手に入れた生活であり、生きるための手段だったんです。原田保はあなたのために、そのすべてを投げ打って罪をかぶって死んだんですよ？
せめてそのことをあなたは認めてやるべきだ。
でなければ奴はあまりにも浮かばれませんよ」
羽丘（田口トモロヲ）を伴った磐二は「原田志津香殺人事件」と「上井戸譲治殺害」の真実を突き付けるために亜以子を訪ねた。
しかし、磐二が万感の思いを込めて出したカードはあっさりと捨てられた。
美しい涙を流しながら亜以子は夫の譲治（古田新太）が殺害し、原田保がその罪をかぶって台湾に逃げたと告白した。
亜以子は本当にそう信じているのかもしれない。
夫は原田志津香との情事に溺れていたが、終らせるために殺した。
そして、自分を守るために原田保が夫の罪をかぶってくれたと。
でも、その告白で磐二は自分の推理が正しいと確信した。
ショックを受けるかと思われた羽田はウキウキと楽しそうでした。
「いや〜私としては正直、文学的興奮を禁じ得ません。
ありゃあ、稀代の悪女だ。
それはそれで夢があるってもんですよ。
『女は未亡人で現代を生きるファム・ファタール』・・・・
こりゃあ売れるぞ！どいつに書かせるかな」
羽田は詩人ではなく商売人でした。
恋に代わるものをあっさりと見つけたようです。
時代と月日に押し流されるうちに・・・』
HPはこちら
日本統治時代の台湾にいた少女時代の亜以子（中村ゆりか）は
松井誠一（原田保）（柾木玲弥）に恋をした。
その恋は実ったが、親からは祝福されなかったため、恋を貫こうと二人は出奔した。
「それはそれは貧しい夫婦でした。
だけどね、若い娘なんておかしなもので愛する人がそばにいれば、
それだけで十分に幸せなんですの。
私達、子猫のように寄り添い温めあって暮らしました。
たったひと月」
誠一が召集され、結婚生活は終った。
戦争で行方不明になった誠一のことを亡くなったして諦めるしかなかった。
「ところが再会されたんでしょう？2年前のパーティで」磐二（浅野忠信）
2年前の原田志津香（太田莉菜）の結婚披露パーティで、
亜以子（小雪）は、その夫となっている誠一と再会した。
「なぜ、やりなおさなかったんです？」磐二
「・・・・・まさか。
原田志津香様の飼い犬のような男は、あれはもう私の愛していた
あの人ではありませんでしたから」亜以子
「でも原田保はあなたのことを愛していた」
「私もすでに上井戸の妻でしたわ」
「関係ありませんよ。あなたを愛していたからこそ、
志津香殺しの罪をかぶったんじゃありませんか。
確かに飼い犬と言われれば飼い犬です。
しかしそれは、奴なりに必死で手に入れた生活であり、生きるための手段だったんです。原田保はあなたのために、そのすべてを投げ打って罪をかぶって死んだんですよ？
せめてそのことをあなたは認めてやるべきだ。
でなければ奴はあまりにも浮かばれませんよ」
羽丘（田口トモロヲ）を伴った磐二は「原田志津香殺人事件」と「上井戸譲治殺害」の真実を突き付けるために亜以子を訪ねた。
しかし、磐二が万感の思いを込めて出したカードはあっさりと捨てられた。
美しい涙を流しながら亜以子は夫の譲治（古田新太）が殺害し、原田保がその罪をかぶって台湾に逃げたと告白した。
亜以子は本当にそう信じているのかもしれない。
夫は原田志津香との情事に溺れていたが、終らせるために殺した。
そして、自分を守るために原田保が夫の罪をかぶってくれたと。
でも、その告白で磐二は自分の推理が正しいと確信した。
ショックを受けるかと思われた羽田はウキウキと楽しそうでした。
「いや〜私としては正直、文学的興奮を禁じ得ません。
ありゃあ、稀代の悪女だ。
それはそれで夢があるってもんですよ。
『女は未亡人で現代を生きるファム・ファタール』・・・・
こりゃあ売れるぞ！どいつに書かせるかな」
羽田は詩人ではなく商売人でした。
恋に代わるものをあっさりと見つけたようです。
事件は唐突に幕を閉じた。
作戦の練り直しをしている磐二の元に亜以子が罪の告白を残し自殺したという知らせが入った。
発見した書生の章介（泉澤祐希）が警察より先に磐二に伝えたのだ。
亜以子の死に顔は穏やかで美しかった。
彼女は戦死した松井誠一の後を追ったのでしょう。
台湾でのあの恋が亜以子のすべてだった。
その手にはかつて誠一が髪に差してくれた蘭の花が握られていました。
昨夜、自分を迎えいれてくれた亜以子に章介は伝えた。
「僕がお守りしますと。必ず幸せに致しますと！
だけど僕になんぞ、ちゃんちゃら無理だと思われたのでしょうね・・・」
「お前だからって訳じゃないさ。
誰にも救えなかった。そういう人だったんだ」磐二
薬の過剰摂取が日常となっていた亜以子は死ねるだけの薬を十分に持っていた。
「貴様にわしを責める権利があるのか？
ああ？どうだね？増沢君よ？
ないさ。あの女を責める権利だってあるもんか。
あぁ、そうとも。薬漬けにしたともさ。しかし、それが何だ？」高村（堀部圭亮）
高村は戦後、困窮した亜以子が娼婦をしていたことを明かしました。
「それを上井戸が拾ったんだ。
ちきしょー！うまいことやりやがって。
俺が先に見つけてたら、俺に拾えてただろうさ。そんな女だよ。
あの女にとっちゃ、男なんてぜーんぶ虫ケラだった。
自分の体に群がるだけの、おぞましい。
害虫だったんだよ・・・上井戸もわしも・・・お前もな。
ただひとり・・・ただ一人。最初に結婚した男・・・あぁ・・・何て言ったっけ・・・」
高村も亜以子に魅入られた一人の男でしかなかった。
薬を与え続けることで、彼女との関係を固く永続的なものにしたかったのでしょう。
亜以子の死の現場にいた関係者として警察に留め置かれていた磐二の元に
岸田（遠藤憲一）が現れ、亜以子の遺書を見せた。
「あっけないほど、あらいざらい自供してある。
原田志津香殺しも上井戸譲治殺しも、自分がやったことだと」岸田
「『ただ悔いが残るのは、あの夜二人を
いっぺんに殺してしまえなかったことです』・・・・」磐二
亜以子が室内にあった大きな花瓶で志津香をなぐり殺し、血のしたたる凶器を抱えている。
譲治は、その現実に怯えきって亜以子を見つめている。
扉を開けた保はすぐに状況を悟り、さらに譲治に振り下ろそうとした亜以子の手を止めた。
「お帰りなさい、あなた・・・・お帰りなさい。
良かった。嫌な夢を見ていたの。
あなたがお帰りにならない夢・・・」亜以子
保は亜以子を抱きしめました。
「よかった・・・何もかも失くしてしまったかと・・・良かった」亜以子
血を浴びた姿で譲治に歩み寄っていく亜以子は蒼ざめた死の天使のようでした。
狂気の人でありながら、審判を下す神のようでもあり・・・。
「俺がこんな厄介ごとに関わり続けた理由はただひとつ。
原田保の無実を証明するためです。
いや、わかってますよ。
そちらにも何か計算があって俺にこんなもの見せたんでしょう。
あなたほどの人物がただの親切心でこんな物見せませんからね。
恐らく僕はご希望通りに動きますよ。まんまとね」磐二
「ふざけんじゃねぇぞ、お前。そんな事断じて許されねぇからな、いいな」
カメラを取り出した磐二に言うと岸田は消えました。
フ、フリ？！ ゞ（￣∇￣；）
でも、岸田と磐二の場面。シンプルでかっこよかったですなぁ・・・
光と影の絶妙のバランスの中で男二人が煙草を吸う姿に見とれました。
すべてが考えつくされてるんですよね、このドラマは。
お悔みで届いた蘭の花を焼く章介とそれを見守る磐二の場面も抒情的で良かった。
雲混じりの青空とコンクリートの灰色・・・
現実と忘れられない夢が鮮やかに表現されていました。
章介にとって亜以子は永遠の人。
それは不幸なことなのかもしれないけど、譲治と同じようにその夢とともにいつか死を迎えるのでしょう。
「何で（蘭の花が）嫌いだったんだ？」磐二
「さぁ・・・・理由はおっしゃいませんでした。
何か・・・嫌な記憶があったんじゃないでしょうか・・」章介
「まぁ、それか・・・幸せすぎる記憶か・・だな」
さて、磐二は亜以子の遺書を撮ったものを森田（滝藤賢一）に見せました。
森田はスクープ記事として載せるつもりのようです。
「今さらですがね、何があなたをそこまでさせるんです？
原田保ってのは、そんなに大した奴だったんですか？」森田
「・・・・・・そうじゃないんだ。これが俺の戦い方なんだ」磐二
「・・・・・・（*￣ー￣）ニヤリ」
「その日」は原田平蔵（柄本明）が初めて街頭演説する日に決まった。
「この日の朝刊にバーンと載せる！
原田志津香事件の真相、原田保の無実の死、そしてマスコミを買収し
この事件を葬り去ろうとした原田平蔵の黒い権力！」森田
「そこまで書くのか？会社ごと潰されるぞ」磐二
「構いやしませんよ！俺だってもう覚悟を決めましたよ。
やれるとこまでやってみます！」
実は森田の父親はかつて原田平蔵の下で働いており、平蔵の野心のために潰された人間の一人だった。
「しかしね、犠牲になった人間の何が哀れって、このどうしようもない平凡さですよ。
俺にとっちゃたった一人の親父でも、累々とある屍のその山のひとかけらでしかねぇんです。記事にさえなりゃしねぇ！
人が有難がって飛びつくのは、その山のてっぺんでふんぞり返る原田平蔵の話の方なんだ」森田
「フフフフフ・・・そりゃそうだよな。俺だってそうだよ。
しみったれた不幸話なんぞ、もう聞くのもこりごりだよ」
「いや、俺だってそうですよ！しかし」
「まぁ、愚痴るなよ・・・・男だろ」
「・・・・・・・・」
恨みからの糾弾、それはフェアではない。
自分自身を貶めることにも繋がる。
男ならまっすぐな目で敵を落とせ・・そんなことを伝えたかったのかもしれない。
そして森田の言った「潰される人間のどうしようもない平凡さ」という言葉が胸に刺さりました。
だからこそ、人は原田平蔵のような男に惹かれ、悪魔の部分に目をつぶり、自ら操られ、潰される道に向かってしまうのかもしれない。
これは人間の永遠のテーマなのかもしれません。
2週間後、上井戸亜以子の遺書が東亜タイムスの一面トップに載った。
マスコミ買収の件は書けなかったが、政界に躍り出ようとする原田平蔵への向かい風にはなったはず。
森田は街頭演説の時、原田平蔵にぶつける卵を持ってきており、
磐二にも勧めたが、彼は断った。
「増沢さん、逃げるんですか？！敵を倒さずに」森田
「原田を倒したところで、また別の原田が現れるんだよ。
何でかわかるか？人が求めてるからだよ。
結局、人間の欲望が原田のような権力者をまた生むんだよ。
だとすれば、俺の敵は原田じゃない」磐二
「自分自身ってことですか？
それがあなたの戦い方ってやつですか？」
「・・・・・・・・ふっ・・・・」
森田が怒りを込めて放った卵は原田平蔵には届かなかった。
磐二を見つけた平蔵は勝ち誇ったように笑みを浮かべた。
『2週間後、原田平蔵は衆議院選に当選した。
しかたないさ。人は明るい明日をみたいものだ』
事務所に戻った磐二を正虎（やべきょうすけ）と手下が待っていた。
どうやら朝刊の件で報復に来たらしい。
ボッコボコにした上に銃を撃ちこもうとしたところを張り込んでいた岸田と部下により障害の現行犯で逮捕されました。
も〜岸田ちゃん！朝から見張ってたんなら磐二の鼻がまた折れる前にとっとと助けてあげてよ〜ん！
磐二は警察に協力する代わりに原田保の無実を公表させたのね・・・
『かくて増沢磐二の奔走により原田保の無実は証明された。
しかし世間はもう、原田保が誰だったかも覚えていなかった。
増沢磐二事務所には、また平穏な日常が戻った』
って、本妻と愛人の修羅場に立ち会うことが「平穏な日常」なのね〜( ´,_ゝ`)
石田えりさん、贅沢な使い方だったな〜
『ともあれ、この一連のできごとは、言うなれば一通の手紙のようなものだった。
差出人は増沢磐二。受取人は死んだ男、原田保。
むなしすぎる話だろう・・・
ところが、これについては奇妙な後日談がある』
あのキャバレーの支配人から磐二に酔っ払った男が居座っているから引き取りに来て欲しいという電話が入った。
行ってみると、岸田の元部下・権田（高橋努）だった。
お礼に権田は情報をくれた。
正虎は原田平蔵の部下として汚い仕事をずっと引き受けてきたこと。
そして、その二人の仲を取り持ったのが原田保だったということ。
この度、警察が正虎を逮捕できたのは原田平蔵が正虎を無情にも斬り捨てたからだということを。
「要するにそういうけったくそ悪い世界に俺らは住んでいるってこった。
取調べじゃお前のことさんざん殴って悪かったけどよ、
一番気の毒なのはお前だったな。信じてたんだろ？あいつのことをよ」権田
「・・・・・・・・・」
事務所に差す夕暮れの、はかなく優しい光・・・・
保は磐二のそばで、その光を見つめ、求めようとしたはずだった。
でも、それは叶わなかった・・・
保を思っている磐二の元に台湾人の許松勇（コウソンヨン）氏という男から会いたいという連絡が入り、中国の寺のような場所に案内された。
そして扉越しに許氏は通訳を通して「自分は原田保氏に頼まれた者で、原田保は生きている」と伝えた。
現在は別の名前を使い、原田平蔵氏の紹介で台湾人実業家の下で働いているとも。
「事件当日の台湾への逃亡、自殺工作などは平蔵氏の計画でした。
すべてうまくいきました。
ただ、あなたには大変なご迷惑をおかけしてしまったと、
彼は強く遺憾に思っています。
どうかお気を悪くなさらず、お持ち帰りいただきたい。
これは原田保氏からのせめてものお詫びのしるしなのです」通訳
磐二の前にはハットと布に包まれた紙幣が置かれた。
ただ・・・ガラスの扉のむこうに見えるその後ろ姿に磐二は確かに見覚えがあった。
「ずいぶん羽振りがよさそうだ。安心しましたよ。
正虎は原田平蔵に切られたようですが、彼はうまく立ち回っているようですね。
原田保は私が思っていたよりずっと器用な男だったんでしょう」磐二
「・・・・・・・・」許氏
「では私からも」磐二は扉を開けて、許氏に近づいた。
「私にはこれが何かはわかりませんが、彼に渡すべきもののような気がして」
亡くなった亜以子が手にしていた蘭の花を傍らに置きました。
それを見た許氏は泣いているようだった。
帰ろうとする磐二を許氏が日本語で引きとめました。
「・・・・・・・・・・・」
「ひとつお聞きしていいですか？
原田保はなぜあの夜横浜港まで送ることを渡しに頼んだんでしょう？
原田平蔵や正虎ではなく、なぜよりによって私の所に来たんでしょう？」磐二
「その答えは・・・あなたがご存じのとおりです。
あなたのような人間になりたいと思っていました。
あの夜が・・・その最後の別れ道だった。
あなたに会えば正しい方を選べるのではないかと、そう思ったのでしょう」
「・・・・・・・」磐二
「愚かな男です・・・・」
「時代が違えば、彼とはまたギムレットを一緒に飲めたのかもしれません。
・・・・・さようなら」
扉が閉められた後、「お元気で・・・」とつぶやかずにはいられなかった保・・・
彼はこれから闇の世界で生きていくのでしょう。
光に憧れながらも闇にひきずられていった男・・・
彼もまた、戦争の犠牲者なのでしょう。
そして保と決別した磐二はこれからも戦い続けるのでしょう。
静かに、自分らしいやり方を貫いて。
磐二が磐二でいてくれることが、闇の世界で生きる保の支えになる。
たとえ二度と会う事はなくても。
『増沢磐二は伝えようとしたのだと思う。
自分が信じることを、信じる相手に、ただその身ひとつをもって。
時代の底ではいつでも、いくつかが潰れている。
上井戸亜以子であり、原田保であり、俺の親父だとも言える。
増沢磐二もまた、やがて潰れるだろう。
いやつまり、増沢磐二のような男という意味だが。
来る新たな時代に、こんな男はもういないのだろう。
さらば、増沢磐二。
この国は行くよ。
時代の底に幾千の悲しみを抱いて。輝く未来へ
男の名は増沢磐二。
私立探偵である』
も〜最後の最後までかっこよかったよ！
増沢磐二という男の生き方、戦い方がドーンと胸に刻まれました。
増沢磐二がいるのは過去ではない。
過去から現在、未来へと繋がる道で決して失くしてはいけないものがある、
それを磐二は教えてくれたような気がします。
歴史の変遷の中で生まれ、苦しみ、もがきながら生きていく人間たち・・・
それぞれが自分が自分らしくあるために戦っている。
大きな流れの中では無駄な抵抗なのかもしれないけど、戦うことを捨ててはいけない。それは生きることを諦めることになるのだから。
とら猫の下で潰れて落ちていくいくつかの卵・・・
でも、猫がその箱を飛び出した時、孵っているいるひよこが一羽いた。
そんなふうに必ず生き残る何かが残るはず。
増沢磐二は死なない。
ラストで磐二がフィリップ・マーロウのトレードマークである中折れ帽子をかぶっていましたね。
あれは別れの時保から受け取ったもの・・・シャレた演出でした。
(*´Д｀)=3ハァ･･･
このドラマは今季一番好きでした。
いや今年一番の作品になるかもってぐらいの思い入れで毎週見ていましたョ〜
キャストとスタッフのみなさんで創りあげた完璧な世界に毎週酔いしれました。
すばらしい時間を本当にありがとうございました。
寂しいけれど、感謝の気持ちでいっぱいです。
できれば、セカンドシーズンがあって欲しいなぁ・・・
第１回 色男死す
第２回 女が階段を上る時
第３回 妹の愛人
第４回 墓穴にて
週末のドラマはコミコミなんで、
ひとつ終わるとほっとする気持ちもあるんだけど、なんだか胸にぽっかり穴が空いたよう・・
そして例によって長ーーくなってしまった記事に
お付き合いくださり、真にありがとうございました<(_ _*)>
このドラマの世界観を伝えられたとは思わないけど、
記事を書いている時間がすごく楽しかった。
またこんなドラマに出会えたらいいですな・・・
作戦の練り直しをしている磐二の元に亜以子が罪の告白を残し自殺したという知らせが入った。
発見した書生の章介（泉澤祐希）が警察より先に磐二に伝えたのだ。
亜以子の死に顔は穏やかで美しかった。
彼女は戦死した松井誠一の後を追ったのでしょう。
台湾でのあの恋が亜以子のすべてだった。
その手にはかつて誠一が髪に差してくれた蘭の花が握られていました。
昨夜、自分を迎えいれてくれた亜以子に章介は伝えた。
「僕がお守りしますと。必ず幸せに致しますと！
だけど僕になんぞ、ちゃんちゃら無理だと思われたのでしょうね・・・」
「お前だからって訳じゃないさ。
誰にも救えなかった。そういう人だったんだ」磐二
薬の過剰摂取が日常となっていた亜以子は死ねるだけの薬を十分に持っていた。
「貴様にわしを責める権利があるのか？
ああ？どうだね？増沢君よ？
ないさ。あの女を責める権利だってあるもんか。
あぁ、そうとも。薬漬けにしたともさ。しかし、それが何だ？」高村（堀部圭亮）
高村は戦後、困窮した亜以子が娼婦をしていたことを明かしました。
「それを上井戸が拾ったんだ。
ちきしょー！うまいことやりやがって。
俺が先に見つけてたら、俺に拾えてただろうさ。そんな女だよ。
あの女にとっちゃ、男なんてぜーんぶ虫ケラだった。
自分の体に群がるだけの、おぞましい。
害虫だったんだよ・・・上井戸もわしも・・・お前もな。
ただひとり・・・ただ一人。最初に結婚した男・・・あぁ・・・何て言ったっけ・・・」
高村も亜以子に魅入られた一人の男でしかなかった。
薬を与え続けることで、彼女との関係を固く永続的なものにしたかったのでしょう。
亜以子の死の現場にいた関係者として警察に留め置かれていた磐二の元に
岸田（遠藤憲一）が現れ、亜以子の遺書を見せた。
「あっけないほど、あらいざらい自供してある。
原田志津香殺しも上井戸譲治殺しも、自分がやったことだと」岸田
「『ただ悔いが残るのは、あの夜二人を
いっぺんに殺してしまえなかったことです』・・・・」磐二
亜以子が室内にあった大きな花瓶で志津香をなぐり殺し、血のしたたる凶器を抱えている。
譲治は、その現実に怯えきって亜以子を見つめている。
扉を開けた保はすぐに状況を悟り、さらに譲治に振り下ろそうとした亜以子の手を止めた。
「お帰りなさい、あなた・・・・お帰りなさい。
良かった。嫌な夢を見ていたの。
あなたがお帰りにならない夢・・・」亜以子
保は亜以子を抱きしめました。
「よかった・・・何もかも失くしてしまったかと・・・良かった」亜以子
血を浴びた姿で譲治に歩み寄っていく亜以子は蒼ざめた死の天使のようでした。
狂気の人でありながら、審判を下す神のようでもあり・・・。
「俺がこんな厄介ごとに関わり続けた理由はただひとつ。
原田保の無実を証明するためです。
いや、わかってますよ。
そちらにも何か計算があって俺にこんなもの見せたんでしょう。
あなたほどの人物がただの親切心でこんな物見せませんからね。
恐らく僕はご希望通りに動きますよ。まんまとね」磐二
「ふざけんじゃねぇぞ、お前。そんな事断じて許されねぇからな、いいな」
カメラを取り出した磐二に言うと岸田は消えました。
フ、フリ？！ ゞ（￣∇￣；）
でも、岸田と磐二の場面。シンプルでかっこよかったですなぁ・・・
光と影の絶妙のバランスの中で男二人が煙草を吸う姿に見とれました。
すべてが考えつくされてるんですよね、このドラマは。
お悔みで届いた蘭の花を焼く章介とそれを見守る磐二の場面も抒情的で良かった。
雲混じりの青空とコンクリートの灰色・・・
現実と忘れられない夢が鮮やかに表現されていました。
章介にとって亜以子は永遠の人。
それは不幸なことなのかもしれないけど、譲治と同じようにその夢とともにいつか死を迎えるのでしょう。
「何で（蘭の花が）嫌いだったんだ？」磐二
「さぁ・・・・理由はおっしゃいませんでした。
何か・・・嫌な記憶があったんじゃないでしょうか・・」章介
「まぁ、それか・・・幸せすぎる記憶か・・だな」
さて、磐二は亜以子の遺書を撮ったものを森田（滝藤賢一）に見せました。
森田はスクープ記事として載せるつもりのようです。
「今さらですがね、何があなたをそこまでさせるんです？
原田保ってのは、そんなに大した奴だったんですか？」森田
「・・・・・・そうじゃないんだ。これが俺の戦い方なんだ」磐二
「・・・・・・（*￣ー￣）ニヤリ」
「その日」は原田平蔵（柄本明）が初めて街頭演説する日に決まった。
「この日の朝刊にバーンと載せる！
原田志津香事件の真相、原田保の無実の死、そしてマスコミを買収し
この事件を葬り去ろうとした原田平蔵の黒い権力！」森田
「そこまで書くのか？会社ごと潰されるぞ」磐二
「構いやしませんよ！俺だってもう覚悟を決めましたよ。
やれるとこまでやってみます！」
実は森田の父親はかつて原田平蔵の下で働いており、平蔵の野心のために潰された人間の一人だった。
「しかしね、犠牲になった人間の何が哀れって、このどうしようもない平凡さですよ。
俺にとっちゃたった一人の親父でも、累々とある屍のその山のひとかけらでしかねぇんです。記事にさえなりゃしねぇ！
人が有難がって飛びつくのは、その山のてっぺんでふんぞり返る原田平蔵の話の方なんだ」森田
「フフフフフ・・・そりゃそうだよな。俺だってそうだよ。
しみったれた不幸話なんぞ、もう聞くのもこりごりだよ」
「いや、俺だってそうですよ！しかし」
「まぁ、愚痴るなよ・・・・男だろ」
「・・・・・・・・」
恨みからの糾弾、それはフェアではない。
自分自身を貶めることにも繋がる。
男ならまっすぐな目で敵を落とせ・・そんなことを伝えたかったのかもしれない。
そして森田の言った「潰される人間のどうしようもない平凡さ」という言葉が胸に刺さりました。
だからこそ、人は原田平蔵のような男に惹かれ、悪魔の部分に目をつぶり、自ら操られ、潰される道に向かってしまうのかもしれない。
これは人間の永遠のテーマなのかもしれません。
2週間後、上井戸亜以子の遺書が東亜タイムスの一面トップに載った。
マスコミ買収の件は書けなかったが、政界に躍り出ようとする原田平蔵への向かい風にはなったはず。
森田は街頭演説の時、原田平蔵にぶつける卵を持ってきており、
磐二にも勧めたが、彼は断った。
「増沢さん、逃げるんですか？！敵を倒さずに」森田
「原田を倒したところで、また別の原田が現れるんだよ。
何でかわかるか？人が求めてるからだよ。
結局、人間の欲望が原田のような権力者をまた生むんだよ。
だとすれば、俺の敵は原田じゃない」磐二
「自分自身ってことですか？
それがあなたの戦い方ってやつですか？」
「・・・・・・・・ふっ・・・・」
森田が怒りを込めて放った卵は原田平蔵には届かなかった。
磐二を見つけた平蔵は勝ち誇ったように笑みを浮かべた。
『2週間後、原田平蔵は衆議院選に当選した。
しかたないさ。人は明るい明日をみたいものだ』
事務所に戻った磐二を正虎（やべきょうすけ）と手下が待っていた。
どうやら朝刊の件で報復に来たらしい。
ボッコボコにした上に銃を撃ちこもうとしたところを張り込んでいた岸田と部下により障害の現行犯で逮捕されました。
も〜岸田ちゃん！朝から見張ってたんなら磐二の鼻がまた折れる前にとっとと助けてあげてよ〜ん！
磐二は警察に協力する代わりに原田保の無実を公表させたのね・・・
『かくて増沢磐二の奔走により原田保の無実は証明された。
しかし世間はもう、原田保が誰だったかも覚えていなかった。
増沢磐二事務所には、また平穏な日常が戻った』
って、本妻と愛人の修羅場に立ち会うことが「平穏な日常」なのね〜( ´,_ゝ`)
石田えりさん、贅沢な使い方だったな〜
『ともあれ、この一連のできごとは、言うなれば一通の手紙のようなものだった。
差出人は増沢磐二。受取人は死んだ男、原田保。
むなしすぎる話だろう・・・
ところが、これについては奇妙な後日談がある』
あのキャバレーの支配人から磐二に酔っ払った男が居座っているから引き取りに来て欲しいという電話が入った。
行ってみると、岸田の元部下・権田（高橋努）だった。
お礼に権田は情報をくれた。
正虎は原田平蔵の部下として汚い仕事をずっと引き受けてきたこと。
そして、その二人の仲を取り持ったのが原田保だったということ。
この度、警察が正虎を逮捕できたのは原田平蔵が正虎を無情にも斬り捨てたからだということを。
「要するにそういうけったくそ悪い世界に俺らは住んでいるってこった。
取調べじゃお前のことさんざん殴って悪かったけどよ、
一番気の毒なのはお前だったな。信じてたんだろ？あいつのことをよ」権田
「・・・・・・・・・」
事務所に差す夕暮れの、はかなく優しい光・・・・
保は磐二のそばで、その光を見つめ、求めようとしたはずだった。
でも、それは叶わなかった・・・
保を思っている磐二の元に台湾人の許松勇（コウソンヨン）氏という男から会いたいという連絡が入り、中国の寺のような場所に案内された。
そして扉越しに許氏は通訳を通して「自分は原田保氏に頼まれた者で、原田保は生きている」と伝えた。
現在は別の名前を使い、原田平蔵氏の紹介で台湾人実業家の下で働いているとも。
「事件当日の台湾への逃亡、自殺工作などは平蔵氏の計画でした。
すべてうまくいきました。
ただ、あなたには大変なご迷惑をおかけしてしまったと、
彼は強く遺憾に思っています。
どうかお気を悪くなさらず、お持ち帰りいただきたい。
これは原田保氏からのせめてものお詫びのしるしなのです」通訳
磐二の前にはハットと布に包まれた紙幣が置かれた。
ただ・・・ガラスの扉のむこうに見えるその後ろ姿に磐二は確かに見覚えがあった。
「ずいぶん羽振りがよさそうだ。安心しましたよ。
正虎は原田平蔵に切られたようですが、彼はうまく立ち回っているようですね。
原田保は私が思っていたよりずっと器用な男だったんでしょう」磐二
「・・・・・・・・」許氏
「では私からも」磐二は扉を開けて、許氏に近づいた。
「私にはこれが何かはわかりませんが、彼に渡すべきもののような気がして」
亡くなった亜以子が手にしていた蘭の花を傍らに置きました。
それを見た許氏は泣いているようだった。
帰ろうとする磐二を許氏が日本語で引きとめました。
「・・・・・・・・・・・」
「ひとつお聞きしていいですか？
原田保はなぜあの夜横浜港まで送ることを渡しに頼んだんでしょう？
原田平蔵や正虎ではなく、なぜよりによって私の所に来たんでしょう？」磐二
「その答えは・・・あなたがご存じのとおりです。
あなたのような人間になりたいと思っていました。
あの夜が・・・その最後の別れ道だった。
あなたに会えば正しい方を選べるのではないかと、そう思ったのでしょう」
「・・・・・・・」磐二
「愚かな男です・・・・」
「時代が違えば、彼とはまたギムレットを一緒に飲めたのかもしれません。
・・・・・さようなら」
扉が閉められた後、「お元気で・・・」とつぶやかずにはいられなかった保・・・
彼はこれから闇の世界で生きていくのでしょう。
光に憧れながらも闇にひきずられていった男・・・
彼もまた、戦争の犠牲者なのでしょう。
そして保と決別した磐二はこれからも戦い続けるのでしょう。
静かに、自分らしいやり方を貫いて。
磐二が磐二でいてくれることが、闇の世界で生きる保の支えになる。
たとえ二度と会う事はなくても。
『増沢磐二は伝えようとしたのだと思う。
自分が信じることを、信じる相手に、ただその身ひとつをもって。
時代の底ではいつでも、いくつかが潰れている。
上井戸亜以子であり、原田保であり、俺の親父だとも言える。
増沢磐二もまた、やがて潰れるだろう。
いやつまり、増沢磐二のような男という意味だが。
来る新たな時代に、こんな男はもういないのだろう。
さらば、増沢磐二。
この国は行くよ。
時代の底に幾千の悲しみを抱いて。輝く未来へ
男の名は増沢磐二。
私立探偵である』
も〜最後の最後までかっこよかったよ！
増沢磐二という男の生き方、戦い方がドーンと胸に刻まれました。
増沢磐二がいるのは過去ではない。
過去から現在、未来へと繋がる道で決して失くしてはいけないものがある、
それを磐二は教えてくれたような気がします。
歴史の変遷の中で生まれ、苦しみ、もがきながら生きていく人間たち・・・
それぞれが自分が自分らしくあるために戦っている。
大きな流れの中では無駄な抵抗なのかもしれないけど、戦うことを捨ててはいけない。それは生きることを諦めることになるのだから。
とら猫の下で潰れて落ちていくいくつかの卵・・・
でも、猫がその箱を飛び出した時、孵っているいるひよこが一羽いた。
そんなふうに必ず生き残る何かが残るはず。
増沢磐二は死なない。
ラストで磐二がフィリップ・マーロウのトレードマークである中折れ帽子をかぶっていましたね。
あれは別れの時保から受け取ったもの・・・シャレた演出でした。
(*´Д｀)=3ハァ･･･
このドラマは今季一番好きでした。
いや今年一番の作品になるかもってぐらいの思い入れで毎週見ていましたョ〜
キャストとスタッフのみなさんで創りあげた完璧な世界に毎週酔いしれました。
すばらしい時間を本当にありがとうございました。
寂しいけれど、感謝の気持ちでいっぱいです。
できれば、セカンドシーズンがあって欲しいなぁ・・・
第１回 色男死す
第２回 女が階段を上る時
第３回 妹の愛人
第４回 墓穴にて
週末のドラマはコミコミなんで、
ひとつ終わるとほっとする気持ちもあるんだけど、なんだか胸にぽっかり穴が空いたよう・・
そして例によって長ーーくなってしまった記事に
お付き合いくださり、真にありがとうございました<(_ _*)>
このドラマの世界観を伝えられたとは思わないけど、
記事を書いている時間がすごく楽しかった。
またこんなドラマに出会えたらいいですな・・・
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こ...
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うわー、たった今現妻を殺した元妻にそんなこと言われて血まみれで微笑まれるの怖いんですけど（＞＜）
女優の妻と作家が浮気中。
てっきり夫を取られた ...
9. ロング・グッドバイ #05 最終回「早過ぎる」 [ 昼寝の時間 ] 2014年05月21日 16:42
公式サイト 増沢磐二（浅野忠信）は志津香殺しの犯人を割り出した。磐二は調査した事
10. 日本版、マーロウ [ 笑う社会人の生活 ] 2014年11月11日 18:25
ドラマ「ロング・グッドバイ」を見ました。
ＮＨＫにて 土曜９時からやってました
題名からわかる人もいるかもしれないが
レイモンド・チャンドラーの「ロング・グッドバイ」を原作に
１９５０年代の東京を舞台にして
正直、原作を読んでないのでその辺の比較はできな...
この記事へのコメント
1. Posted by emi 2014年05月18日 17:13
きこりさん、終わってしまいましたね(T_T)
私もぽっかり穴が空いたのか、昨晩からため息ばかりが出ています。
磐二のカッコいい生き様に感嘆のため息でもあり、時代が違えば…というやるせない気持ちのため息でもあり、映像美や音楽に酔いしれたため息でもあり・・・
素晴らしいドラマでした！！
＞過去から現在、未来へと繋がる道で決して失くしてはいけないものがある、
＞それを磐二は教えてくれたような気がします。
私も、それはしっかりと感じました！！
平凡な人間なので、つい過去の事を愚痴ってしまいますけどね(^_^;)
私もセカンドシーズンが見たいです！
磐二をこれからもずっと見守っていきたいです！
きこりさんとこのドラマでご一緒出来て、とても嬉しかったです（*^_^*）
ありがとうございました！！
私もぽっかり穴が空いたのか、昨晩からため息ばかりが出ています。
磐二のカッコいい生き様に感嘆のため息でもあり、時代が違えば…というやるせない気持ちのため息でもあり、映像美や音楽に酔いしれたため息でもあり・・・
素晴らしいドラマでした！！
＞過去から現在、未来へと繋がる道で決して失くしてはいけないものがある、
＞それを磐二は教えてくれたような気がします。
私も、それはしっかりと感じました！！
平凡な人間なので、つい過去の事を愚痴ってしまいますけどね(^_^;)
私もセカンドシーズンが見たいです！
磐二をこれからもずっと見守っていきたいです！
きこりさんとこのドラマでご一緒出来て、とても嬉しかったです（*^_^*）
ありがとうございました！！
2. Posted by ヒロル 2014年05月18日 22:15
大変ご無沙汰しています！最後から二番目のシーズン�気妊灰瓮鵐箸気擦督困い深圓任后�新シーズンが始まり、さっそくトリ猫さんにお伺い致しました。
「最後から二番目」のブログの所にコメントさせて頂きましたので読んで頂けたら嬉しいです。 ロンググッドバイは知りませんでした
いいドラマだったんですね！。
「最後から二番目」のブログの所にコメントさせて頂きましたので読んで頂けたら嬉しいです。 ロンググッドバイは知りませんでした
いいドラマだったんですね！。
3. Posted by きこり→emiさん 2014年05月18日 23:28
＞私もぽっかり穴が空いたのか、昨晩からため息ばかりが出ています。
わかりますよ〜
私も書きながら涙ぐんだり、ため息ついたり、忙しかったですもん（笑
私、このドラマ今季一番楽しみにしていたから、ホント抜け殻ですよ〜
来週の土曜日からどうしたら・・・
本当に素晴らしいドラマでした。
＞平凡な人間なので、つい過去の事を愚痴ってしまいますけどね(^_^;)
私もですよ〜磐二のように潔く生きられたら・・って思います。
なんていうか磐二が磐二らしくあることで伝わってくるものがあるんですよね。
＞磐二をこれからもずっと見守っていきたいです！
フィリップ・マーロウものの原作はまだまだあるみたいだから、
いつかまた見せて欲しいですよね。
＞きこりさんとこのドラマでご一緒出来て、とても嬉しかったです（*^_^*）
こちらこそありがとうございます。
すばらしいドラマをともに語り合えて嬉しかったです((*´∀｀*))
わかりますよ〜
私も書きながら涙ぐんだり、ため息ついたり、忙しかったですもん（笑
私、このドラマ今季一番楽しみにしていたから、ホント抜け殻ですよ〜
来週の土曜日からどうしたら・・・
本当に素晴らしいドラマでした。
＞平凡な人間なので、つい過去の事を愚痴ってしまいますけどね(^_^;)
私もですよ〜磐二のように潔く生きられたら・・って思います。
なんていうか磐二が磐二らしくあることで伝わってくるものがあるんですよね。
＞磐二をこれからもずっと見守っていきたいです！
フィリップ・マーロウものの原作はまだまだあるみたいだから、
いつかまた見せて欲しいですよね。
＞きこりさんとこのドラマでご一緒出来て、とても嬉しかったです（*^_^*）
こちらこそありがとうございます。
すばらしいドラマをともに語り合えて嬉しかったです((*´∀｀*))
4. Posted by きこり→ヒロルさん 2014年05月19日 15:50
『ロング・グッドバイ』は「最後から」とはまた違ったテイストのドラマで、
私は今季一番好きだったドラマです。
もし機会があれば、ヒロルさんもどうぞ〜♪(*^-^)
私は今季一番好きだったドラマです。
もし機会があれば、ヒロルさんもどうぞ〜♪(*^-^)
5. Posted by Largo 2014年05月21日 16:41
こんにちわ。
終わってしまいましたね〜。
私も今期は何かと目一杯で、感想をあげるのが遅くなっております(^^;;
＞それぞれが自分が自分らしくあるために戦っている。
亜似子や保も戦っていたのだと思うと、切ないです。
＞大きな流れの中では無駄な抵抗なのかもしれないけど、戦うことを捨ててはいけない。
ちょっと諦めてまっている自分がいます(_ _);;
だから、磐二の生き方が眩しい。保もそうだったのでしょう・・・
余韻の残る作品でした。
感想を書いているうちに色んな思いが沸き起こってきて、やっぱりまとめきれませんでした(^^;;
終わってしまいましたね〜。
私も今期は何かと目一杯で、感想をあげるのが遅くなっております(^^;;
＞それぞれが自分が自分らしくあるために戦っている。
亜似子や保も戦っていたのだと思うと、切ないです。
＞大きな流れの中では無駄な抵抗なのかもしれないけど、戦うことを捨ててはいけない。
ちょっと諦めてまっている自分がいます(_ _);;
だから、磐二の生き方が眩しい。保もそうだったのでしょう・・・
余韻の残る作品でした。
感想を書いているうちに色んな思いが沸き起こってきて、やっぱりまとめきれませんでした(^^;;
6. Posted by きこり→Largoさん 2014年05月22日 06:24
おはようございます〜(o￣∇￣o)/
いや〜いいドラマでしたよね。
未だに頭の中でいろんな場面と共に音楽が鳴っていますよ〜
＞亜似子や保も戦っていたのだと思うと、切ないです。
そうなんだよね。磐二のように生きたいと思いながら闇の世界に流れていってしまった保、
過去にしか生きられなかった亜似子・・・
光の世界を求めつつも闇に生きねばならなかった人間の切なさが沁みました。
だからこそ磐二の生き方がさりげなく輝いている。
この見せ方がなんとも好きだったなぁ・・・
＞ちょっと諦めてまっている自分がいます(_ _);;
いや〜私もですよ。だからこそこういうドラマが嬉しいというか・・
原作読んだことないんでアレだけど
『タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない』
という言葉を磐二の存在でさりげなく見せてくれたと思います。
戦い続ける男はかっちょいい。そして強い男は優しい。
大好きなドラマって、なんか思いが先走っちゃってまとめきれないよう・・・(´u_u｀)
いや〜いいドラマでしたよね。
未だに頭の中でいろんな場面と共に音楽が鳴っていますよ〜
＞亜似子や保も戦っていたのだと思うと、切ないです。
そうなんだよね。磐二のように生きたいと思いながら闇の世界に流れていってしまった保、
過去にしか生きられなかった亜似子・・・
光の世界を求めつつも闇に生きねばならなかった人間の切なさが沁みました。
だからこそ磐二の生き方がさりげなく輝いている。
この見せ方がなんとも好きだったなぁ・・・
＞ちょっと諦めてまっている自分がいます(_ _);;
いや〜私もですよ。だからこそこういうドラマが嬉しいというか・・
原作読んだことないんでアレだけど
『タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない』
という言葉を磐二の存在でさりげなく見せてくれたと思います。
戦い続ける男はかっちょいい。そして強い男は優しい。
大好きなドラマって、なんか思いが先走っちゃってまとめきれないよう・・・(´u_u｀)
