「リバースエッジ 大川端探偵社」 第2話 セックスファンタジープレミアムドラマ「珈琲屋の人々」 第4回 大切な人

2014年04月27日

「ロング・グッドバイ」 第2回 女が階段を上る時

『その朝、増沢磐二は気付いた。
どうやら鼻の骨が折れている。痛みは強くない。しかし 確かに違和感がある。
医者に行ったものか。様子を見たものか。
そもそも、なぜ骨は折れたのか。顛末を説明する』


 てな感じで、今までのストーリーが語られるところからスタート。
いや〜滝藤賢一さんの声がいいね。
どこかしゃがれているような感じでハードボイルドにぴったりだよ
(お前、何でも褒めてるだろ!って言われそうだけどさ)
そして事件の流れを把握しつつ客観的に伝えられる存在、森田という人選もいい。
今回も気持ちよく世界に連れて行ってくれます。
 HPはこちら

 釈放され、探偵稼業に戻った磐二(浅野忠信)の元に
「不快な電話と不可解な客があった」。
電話の主は原田平蔵(柄本明)と繋がっている弁護士・遠藤(吉田鋼太郎)。
要するに「原田志津香殺人事件」と保(綾野剛)の死にこれ以上関わるなとのこと。

 そして客は、戦後間もなく闇市を牛耳っており、現在は賭場とキャバレーを仕切っている正岡虎一(やべきょうすけ)。通称・正虎。
正虎は戦争中保に命を救われ、「一生返されへん借りを作ってもうた」話をし、戦後「ボロッボロのガリッガリになって脚が片っぽいてもうとった」状態の保に再会したこと。
そんな彼に一生賭けて借りを返そうと思っていたのに、肝心の時に保が頼ったのは「我のようなカス」だったと一方的に語った。

 こちらも言いたかったことは結局・・・
「ええか、貧乏人。金輪際この件に首突っ込むなよ。これ以上下手な事してみい。
我もここ(頭)自分で撃つはめになんど」だった。

 正虎の回想の中の、復員兵姿のまたまた捨て猫のような姿の保と、そんな保をがっしり抱きしめる正虎。
その後の森田の調べで二人が一緒に部隊に所属していた記録は見つからなかったが、二人の間に特別な繋がりがあったと思わせる場面でした。
城崎保という男の謎に包まれた人生のある時期を正虎は知っている?

 念のいったことだったが、お蔭で磐二にはあの事件には裏があること、
そして原田平蔵が関わっていることを確信した。
その原田平蔵は政治家への階段を一段一段着実に上って行こうとしていた。

 その帰り・・・やっと探偵と猫が同じ画面におさまりました。
フィリップ・マーロウと言えば猫でしょうよ〜( ̄∇ ̄)ニヤッ 
わたしゃ、いつ出てくるのか楽しみにしてたのよ〜
市場の卵を入れてある箱の中にちんまりとおさまっているトラネコ。
その猫をなでている磐二に主人は猫のせいで雛が孵っちゃうとボヤいており、
磐二はその卵を購入。
でも、依頼人と電話で話している時に落下。
多分、磐二の口におさまることはなかったと思われ・・・

 も〜そのまま猫ちゃんの方をもらっていきなさいよ〜
トラネコの再度登場を希望す!

土曜ドラマ ロング・グッドバイ オリジナル・サウンドトラックロング・グッドバイ (ハヤカワ・ミステリ文庫 チ 1-11)



 磐二に出版社の社長・羽丘(田口トモロヲ)と名乗る男からの依頼が舞い込み、会う事になった。
ホテルのロビーでしょうか〜?
待っている磐二がかしましいマダム達の世間話に耳を傾けていると、一人の女性が現れ、その場の空気を変えた。

『その時女たちが目を稲妻のごとく光らせた』  (* ̄m ̄)プッ

 女たちの目線の先にいたのは、下世話な彼女達の好奇心や嫉妬心を一瞬で鎮火させるほどの極上の女性。
隣の席に着いたその女性の美しい背中に磐二も見とれております。

 いや〜この時の磐二の見つめ方が何ともさりげなくて、大人の男の色気が感じられました。
元々、浅野忠信さんって好きだけど、このドラマは改めて「今現在の男としての浅野忠信」を魅せてくれるよね。
このドラマをしょっていけるだけの存在感があるんだよね〜

 羽岡は上井戸譲治(古田新太)という作家の妻・亜以子の代理で来たそうな。
上井戸はアルコール依存症で作品が書けなくなっており、夫人への暴力がひどくなっているから、それをどうにかしてくれというのさ。
上井戸が映画の脚本を書いた関係で原田志津香と交流があった夫人が、
今回の事件で磐二の原田保への義理立てを知り、信頼感を抱きコンタクトを取ってきたらしい。

 隣の女性を気にしつつも羽岡の話を聞いていた磐二は、まず上井戸を医者に連れていくべきだし、暴力については夫人にふるわれる理由があったんだろうと断定しました。
羽岡は慌てましたが、磐二には隣の女性が上井戸亜以子(小雪)、その人だとわかっていたようです。

 改めて挨拶をしてきた夫人に磐二は、医者に診せることと、暴力から逃れるために家を出た方がいい事、依頼は受けられないことを伝え別れました。
危険なほどの美人とは関わらないに限る。

 羽岡は自分は夫人の方を見ないように気を付けていたのになぜバレたのか不思議がりました。

『むしろ見ない方が不自然なのだ。これほどの美しい女を。
あんな人妻はそれ自体危機である。磐二は無事脱した事に心から安堵した』


 オマエなぞが何を言う〜!と思われるでしょうが、小雪さんを美人と認識したことはないんだよな〜
でも、世間では「美人」ということになっている。
独特の硬質な存在感と特別な個性は感じるけどね。
後から登場する冨永愛さんもですが、どちらかと言えば男顔というか、戦う女神的雰囲気のある顔立ちで女性らしい原田志津香とは対照的。
考え抜かれたキャスティングだと思います。

 そして彼女達が身に着ける衣装にも目を奪われました。
エレガントでそれぞれの美しさを引き立てている。
すばらしい仕事ですよね。

 『しかし、再び危機は訪れたのである』

 上井戸亜以子が再度の依頼のため事務所に現れたのだ。
麻薬に手を出した夫は現在行方不明になっており、夫が書き残したメモから「Z」というイニシャルの医者の元にいるようだと話した。
亜以子は「Z」に関しては心当たりがないが、過去に「Z」と繋がっていると思われるカーボーイの扮装をした若者が夫を家まで運んできたことは憶えていた。

「助けてほしいとは申しません。ただ連れ戻して頂きたいのです」
「愚問かもしれませんがね、連れ戻したら、またあなたが
危険な目にさらされるんでは?」
「もちろん覚悟の上です。
ただ、それはあなた様にご心配頂く事ではございません」
「・・・・そうですね。
ただ行方不明の人間を探してほしいと言うのであれば、確かにそれは私の仕事です」

 あ〜ぁ・・・結局引き受けちゃったョ。
事務所に入って来た亜以子は、まず部屋の西から射す光に目をとめた。
もしかして、彼女は保が愛した人ではなかったのか。
彼女は保から磐二という男のことを、そしてこの部屋から見る夕日が美しかったことを聞いたのではないか?

 早速、磐二は馴染の闇医者(でんでん)の元へ行き情報収集。
いや〜ブラックでんでん降臨。
裏で生きてきた男の垢と凄みが利いていたねぇ・・・

 闇医者は、表向きは正規の医者の看板を揚げ裏で荒稼ぎしている「瀬々(ぜぜ)」「財前」の情報をくれた。
で、まずは瀬々の病院を探りに行くんだが、靴クリームで目の下に隈を作るベタなやり方に笑ったぞ。
磐二はそれとなく瀬々にヤクがあれば買うよ〜とアピールしたんだけど相手にされなかった。
入院施設がないので上井戸はいないということだけわかった。
病院を出たら、あの暴力刑事の権田(高橋努)に殴られるというおまけつき。
権田はあの病院に張り込んでいたらしい。

 今回は芸人投入が目立ったね。
瀬々病院の院長に小籔千豊、看護師にエド・はるみ(別にエド・はるみじゃなくても良かったと思うけど)。
レイザーラモンHGはどこにいたんだろ??
安藤玉恵(芸人じゃないけど〜)さんの看護師が昭和のいやらしい雰囲気で良かった。

 財前の病院は人里離れた場所にあり、閉院しているようだった。
閉じられた門の前にはどこかイカレた感じのカーボーイが銃を手に見張っていた。
財前(岩松了)らしき男に六郎(渡辺大和)と呼ばれていたところを見ると息子らしい。
多分、上井戸はここにいる。

 いや〜まさかここで黒猫チェルシーの渡辺大和君に会えるとは〜!
『色即ぜねれいしょん』好きだったな〜
六郎のキュートなクレイジーぶりが印象に残りましたョ〜

 夜になり磐二は行動開始。
病院内の一室に拘束服を着て閉じ込められていた(ヤクを抜く治療か)上井戸を見つけ、連れ出しました(六郎の銃応戦あり)。

 上井戸と話した磐二は亜以子が彼を引き取りに何度も財前病院を訪ねていることを知った。
上井戸の居場所を報告した時にも違和感を抱いたのだが、亜以子は最初から何もかも知っていたようだ。
上井戸を自宅に運んだ後、磐二は亜以子に尋ねたさ。

「つかぬ事をお伺いしますけどね、あなた、初めからご主人の居場所
ご存じだったのでは?」
「・・・・何の事ですか?」
「いや、そんな気がしたんでね。失礼」
「待って下さい!もう少しだけここにいて下さいませんか?
主人の状態が落ち着くまで。どうか・・・怖いのです」
訴える夫人に磐二はキスで応えましたぞ。
「いけません。そんな事なさっては。あなたは、そんな方ではないはずです」
「買いかぶりすぎですよ。私はこういう男です」

 カッコよく車をバックさせながら去っていく磐二。
こんなキスが許されるのはこの男だけやろーーー!!ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♪
てか、全て知っていたのに、なぜ亜以子はわざわざ磐二に探らせたのか。
何かの計画のために磐二の存在が必要だったのか・・・

 その後の、遊び心満載の原田志津香最後の主演映画『総天然色 闇夜の包帯娘』予告編、楽しかった〜!
70年代っぽくて磐二のいる時代より先をいっている感じだったけど雰囲気出てました。

『やがて原田志津香遺作の映画公開が迫る頃、増沢磐二事務所に
死者からの手紙が届いた。
いや、正しくは死者が死の直前に書いた手紙』


 夕陽の射すその部屋で磐二はその手紙を読んだ。

『台湾の鹿港という街の小さなホテルでこの手紙を書いています。
ボーイがコーヒーを運んできたら、チップを多めにやってポストに投函してくれと
頼むつもりです。
僕を追ってきた男たちが既にドアの向こうにたどりついているらしい。
どうやら僕には、もうあまり時間がないようだ。
あなたに多大な迷惑をかけた事をひと言お詫びしたかった。
僕の事はどうか忘れて下さい。
ただその前にヴィクターズでギムレットを1杯注文してもらえないだろうか。
さようなら。         保』


 「忘れてください」という言葉に彼の磐二への深い思いが感じられました。
磐二と過ごした時間、それは短い間だったけど、どれほど保の中で美しく輝いていたことか・・・
それは磐二にとっても忘れ得ぬ大切な時間だったはず。
  
 磐二はヴィクターズで極上のギムレットを注文し、彼を偲んだ。
背中から撮る磐二のカッコええこと。

 そこに女が現れた。
女が触ろうとした保のグラスを磐二は守り、バーテンダーに頼み下げさせた。

「彼女にも同じ物を」磐二
「ねぇ・・・誰があなたをそんなに傷つけたの?疑り深い目をして。
私は正直に名乗ってあげる。あなたがこれ以上悩まなくて済むように。
高村世志乃よ。
旧姓は原田。原田世志乃。
女優をやっていた妹が、この前死んだわ。自分の旦那に殺されてね」女

 彼女は磐二に何をさせるために来たのか・・・
そして亜以子は磐二を何に巻き込もうとしているのか・・・
わたしゃ、このドラマに夢中だよ・・

 第1回 色男死す
 第3回 妹の愛人
 第4回 墓穴にて
 最終回 早過ぎる

ねこちゃん


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