2014年03月28日
「シャーロックホームズ」 第三回 困った校長先生の冒険〜「ボヘミアの醜聞」より〜
さて、ジョン(声・高木渉)はホームズ(声・山寺宏一)が解決した事件のことを
『学園の名探偵 シャーロック・ホームズ』と題し、フィクション風に味付けして学校の壁新聞に載せました。
記事は好評。
そしてその記事を読んだある人物が、人目を避けシャーロック達の部屋を訪ねましたョ〜。
しらじらしく仮面を付けていたけれど、体型や髪型からすぐに校長先生(声・多分中村梅雀)だってわかっちゃいました。
校長先生の役は原作ではボヘミア国王、『SHERLOCK』では英国王室関係者になっていました。
HPはこちら
正体がバレるとオルムシュタイン校長はすぐに話し始めました。
妻と子がおり、幸せに暮らしていたはずなのに、保健のアイリーン・アドラー先生に恋をしてしまい御付き合いをしていたそうな。
放課後、保健室でいろ〜んな遊びをしたんだって〜。
校長先生、生徒にずいぶんと赤裸々な告白を・・・(# ̄ー ̄#)ニヤ.
ちょいちょい「奥さんがいるのにですか〜?」というツッコミを入れるジョンにちゃんと応えておりました。
「大人になればわかる。人間はたま〜にそういう間違いを犯すものなんだ」
で、相談事と言うのは、アドラー先生が結婚したいと言いだし、断ったら怒って二人の関係を奥さんにバラすと脅してきたと言うのさ〜
「校長先生は遊びのつもりだった。
まさかアイリーンが本気になるとは思わなかったんだ」 ゞ( ̄∇ ̄;)生徒の前だぞ
で、証拠となる二人で撮った写真を彼女の元から奪ってきて欲しいんだって〜
ちなみに校長は彼女の家の合鍵も持っているそうな。
「奥さんがいるのにぃ〜?!」ジョン
「うるさい!!」校長
ホームズはこの依頼を快く引き受けました。
「最低の校長先生だね」ジョン
「最低の校長先生だが依頼人の頼みは聞いてやらないと」シャーロック
校長が合鍵を持っているということはアドラー先生は自宅には写真を置いていないはず。ならば職場である保健室に置いてあるかもしれない。
『学園の名探偵 シャーロック・ホームズ』と題し、フィクション風に味付けして学校の壁新聞に載せました。
記事は好評。
そしてその記事を読んだある人物が、人目を避けシャーロック達の部屋を訪ねましたョ〜。
しらじらしく仮面を付けていたけれど、体型や髪型からすぐに校長先生(声・多分中村梅雀)だってわかっちゃいました。
校長先生の役は原作ではボヘミア国王、『SHERLOCK』では英国王室関係者になっていました。
HPはこちら
正体がバレるとオルムシュタイン校長はすぐに話し始めました。
妻と子がおり、幸せに暮らしていたはずなのに、保健のアイリーン・アドラー先生に恋をしてしまい御付き合いをしていたそうな。
放課後、保健室でいろ〜んな遊びをしたんだって〜。
校長先生、生徒にずいぶんと赤裸々な告白を・・・(# ̄ー ̄#)ニヤ.
ちょいちょい「奥さんがいるのにですか〜?」というツッコミを入れるジョンにちゃんと応えておりました。
「大人になればわかる。人間はたま〜にそういう間違いを犯すものなんだ」
で、相談事と言うのは、アドラー先生が結婚したいと言いだし、断ったら怒って二人の関係を奥さんにバラすと脅してきたと言うのさ〜
「校長先生は遊びのつもりだった。
まさかアイリーンが本気になるとは思わなかったんだ」 ゞ( ̄∇ ̄;)生徒の前だぞ
で、証拠となる二人で撮った写真を彼女の元から奪ってきて欲しいんだって〜
ちなみに校長は彼女の家の合鍵も持っているそうな。
「奥さんがいるのにぃ〜?!」ジョン
「うるさい!!」校長
ホームズはこの依頼を快く引き受けました。
「最低の校長先生だね」ジョン
「最低の校長先生だが依頼人の頼みは聞いてやらないと」シャーロック
校長が合鍵を持っているということはアドラー先生は自宅には写真を置いていないはず。ならば職場である保健室に置いてあるかもしれない。
翌日、シャーロックは授業には出なかった。
心配するジョンにシャーロックはいつものように吹き戻しをしながら嬉しそうにその日あったことを話しました。
シャーロックは仮病を使い、保健室のベッドで寝ていた。
アドラー先生(声・宮沢りえ)はジョンの記事を読んでおり、シャーロックのことをちゃんと知っていました。
「じゃあ、アドラー先生とずっと二人っきりだったの?!」ジョン
「そうだよ。何か?」S
「いや・・・別に。ちょっと羨ましいかなぁって・・」
「確かにアドラー先生はとても女性的で優しくて、そしていい匂いがした。
でもそれだけ。僕には何の興味もない」
「ふぅ〜ん・・・君は変わってる」
も〜嘘ばっかり。
カーテンの隙間からアドラー先生を見つめる目がときめいていましたぞ〜
アドラー先生に鼻をツンとされて、ドキっとしたくせにぃ〜( * ̄▽ ̄)σ" ツンツン...
いや〜宮沢りえさん、艶っぽい美しい大人の女性の雰囲気がよく出ていましたよね〜
昨日の妻夫木君といい、すばらしいですなぁ・・・いつもの顔が全く思い浮かびませんでしたも。
さて、午後になりまして、ちょっとした事件が起こりました。
美術のノートン先生が保健室にやって来て、楽しげに語り始めたぞ。
二人は校長先生を描いた絵を並べ、どっちが上手か比べあっております。
で、アドラー先生がどっちがうまいか決めてもらいましょうよとシャーロックに話をフってきたのさ〜。
彼女はシャーロックが仮病を使っていると最初からわかっていた。
飲むよう命じた薬も酔い止めだった。
ホームズが選んだのはアドラー先生の描いたもの。
批評するホームズにノートン先生は「君に絵のことは言われたくない!」とムッとしていたぞ。
そして、喜んだアドラー先生に抱きつかれホームズドキリ・・・(*´ェ`*)
アドラー先生はノートン先生と付き合っているようです。
「恋多き人だなぁ〜」J
「魔性の女だよ」S
「でも、だとしたらもう校長先生の写真はいらないってこと?」
「そうとは限らない。愛は冷めても強請るネタにはなる」
「そうなのぉ〜?」
「油断するな。相手は魔性の女だ」
写真はノートン先生に見られたらアレだから自宅にはない。やはり保健室だ。
「あとは、どうやって見つけるかだね」J
「簡単だよ。アドラー先生に教えてもらう」S
シャーロックの作戦は、また保健室に行き、アドラー先生おしゃべりをする→頃合いを見計らってシャーロックが合図をしたらジョンが「火事だ!」とボヤ騒ぎを演出→それを聞いたアドラー先生は大事なものを持ち出そうとして写真を取りに走るはず→その時を狙う
作戦は途中までは成功。
「火事だ!」という声にアドラー先生はすぐに机の上に置いてある箱を見たのさ〜
「写真はこの中ですね?」S
「ホームズ君、いいこと教えてあげる。
いつも自分が一番賢いと思わない事」A
「はい?」
「人は火事を見た時本当に「火事だー!」と叫ぶかしら?
叫んだとしても「逃げろ」とか「危ない」とか、普通は後に続く言葉があるものよ」
「・・・・・・・・」
「あなたのお仲間に芝居の勉強をするよう言いなさい」
「見抜いていたと言うんですか?」S
「大人をバカにしちゃいけないわ」A
「では、なぜこの箱に目をやったんです?」
「もちろん、あなたを引っかけるために決まってるでしょ」
「では写真は?」
「中には入ってないわ」
「嘘だ!」
「嘘だと思うなら自分の目で確かめなさい」
引き出しを開けてみると・・・・何も入ってなかった・・・
「あ、あぁ・・・・」S
「校長先生はあの壁新聞を見てあなたに依頼したのね。
バカな人。残念でした。あなたの負けよ」A
「そうでしょうか。何も入っていない箱を机の上に置いておくほど不自然なことはない。
僕がこの学園で学んだ唯一の真理は『どんなものにも裏がある』」
箱の引き出しをひっくり返すと、そこには写真が!
慌てて奪おうとするアドラー先生から逃れてシャーロックは写真を手に入れました。
でっも〜〜
「ホームズ君、見るだけではダメ。観察しなくちゃ。よくご覧なさい」
見ると、それはノートン先生とアドラー先生が写っている写真でした。
「あなたは半分正しくて、半分間違えてる。
確かに、私は一番大事なものを見たわ。
でも私にとって一番大切なのは校長先生との写真じゃない」
ホームズ、初めてのギャフン!デスヨ。
まだ女性の心理には疎いからね。
アドリー先生は最初から校長先生を強請る気なんてなかったんだって。
態度が冷たくなったから、からかっただけなんだと〜
「私が愛しているのはノートン先生。近々結婚するつもりです。
あなたの負けよ。シャーロック・ホームズ」
「負けじゃない。引き分けだ」
「どっちでもいいわ。さぁ、もう帰りなさい」
校長先生との写真は気づかれないうちに校長室のどこかに置いておいたらしい。
捜索すると・・・
校長先生の机の上の家族の写真たての中にありました。
「あの人のやりそうなことだ・・・」シャーロック
写真は無事校長の手に戻りました。
お礼をしたいという校長にホームズはその写真が欲しいと伝えたさ。
『これがオルムシュタイン校長先生にまつわる事件の一部始終だ。
アイリーン・アドラー先生は特別な存在になった。
彼女はホームズが敬意を込めて『あの人』と呼ぶ唯一の女性である』
彼女の写真(校長先生の部分は切り捨て〜)を大切そうに机の引き出しにしまうシャーロック・ホームズなのでした。
いや〜シャーロック・ホームズを負かした唯一の人。
機智に富んでいて、賢くて、そして涼やかに美しい人。
『あの人』はその香りと共にシャーロック・ホームズにとって永遠の女性となったワケやね〜
素敵なお話じゃないですか〜
今回は3話だけだったけど、シャーロック・ホームズという少年がしっかりと伝わってくる、いいラインナップだったと思います。
演じた山寺宏一さんの凄さも再確認。
さすが世界の山ちゃんだよ。
シャーロッキアンの数だけシャーロック・ホームズがいる。
三谷幸喜さんと井上文太さんが創り上げる「シャーロック・ホームズ」の世界を気長に待ちながら堪能したいと思います。
次回は8月か〜楽しみじゃわ〜
第一回 最初の冒険・前編〜「緋色の研究」より〜
第二回 最初の冒険・後編〜「緋色の研究」より〜
第四回 消えたボーイフレンドの冒険〜「花婿失踪事件」より〜
第五回 赤毛クラブの冒険〜「赤毛同盟」より〜
心配するジョンにシャーロックはいつものように吹き戻しをしながら嬉しそうにその日あったことを話しました。
シャーロックは仮病を使い、保健室のベッドで寝ていた。
アドラー先生(声・宮沢りえ)はジョンの記事を読んでおり、シャーロックのことをちゃんと知っていました。
「じゃあ、アドラー先生とずっと二人っきりだったの?!」ジョン
「そうだよ。何か?」S
「いや・・・別に。ちょっと羨ましいかなぁって・・」
「確かにアドラー先生はとても女性的で優しくて、そしていい匂いがした。
でもそれだけ。僕には何の興味もない」
「ふぅ〜ん・・・君は変わってる」
も〜嘘ばっかり。
カーテンの隙間からアドラー先生を見つめる目がときめいていましたぞ〜
アドラー先生に鼻をツンとされて、ドキっとしたくせにぃ〜( * ̄▽ ̄)σ" ツンツン...
いや〜宮沢りえさん、艶っぽい美しい大人の女性の雰囲気がよく出ていましたよね〜
昨日の妻夫木君といい、すばらしいですなぁ・・・いつもの顔が全く思い浮かびませんでしたも。
さて、午後になりまして、ちょっとした事件が起こりました。
美術のノートン先生が保健室にやって来て、楽しげに語り始めたぞ。
二人は校長先生を描いた絵を並べ、どっちが上手か比べあっております。
で、アドラー先生がどっちがうまいか決めてもらいましょうよとシャーロックに話をフってきたのさ〜。
彼女はシャーロックが仮病を使っていると最初からわかっていた。
飲むよう命じた薬も酔い止めだった。
ホームズが選んだのはアドラー先生の描いたもの。
批評するホームズにノートン先生は「君に絵のことは言われたくない!」とムッとしていたぞ。
そして、喜んだアドラー先生に抱きつかれホームズドキリ・・・(*´ェ`*)
アドラー先生はノートン先生と付き合っているようです。
「恋多き人だなぁ〜」J
「魔性の女だよ」S
「でも、だとしたらもう校長先生の写真はいらないってこと?」
「そうとは限らない。愛は冷めても強請るネタにはなる」
「そうなのぉ〜?」
「油断するな。相手は魔性の女だ」
写真はノートン先生に見られたらアレだから自宅にはない。やはり保健室だ。
「あとは、どうやって見つけるかだね」J
「簡単だよ。アドラー先生に教えてもらう」S
シャーロックの作戦は、また保健室に行き、アドラー先生おしゃべりをする→頃合いを見計らってシャーロックが合図をしたらジョンが「火事だ!」とボヤ騒ぎを演出→それを聞いたアドラー先生は大事なものを持ち出そうとして写真を取りに走るはず→その時を狙う
作戦は途中までは成功。
「火事だ!」という声にアドラー先生はすぐに机の上に置いてある箱を見たのさ〜
「写真はこの中ですね?」S
「ホームズ君、いいこと教えてあげる。
いつも自分が一番賢いと思わない事」A
「はい?」
「人は火事を見た時本当に「火事だー!」と叫ぶかしら?
叫んだとしても「逃げろ」とか「危ない」とか、普通は後に続く言葉があるものよ」
「・・・・・・・・」
「あなたのお仲間に芝居の勉強をするよう言いなさい」
「見抜いていたと言うんですか?」S
「大人をバカにしちゃいけないわ」A
「では、なぜこの箱に目をやったんです?」
「もちろん、あなたを引っかけるために決まってるでしょ」
「では写真は?」
「中には入ってないわ」
「嘘だ!」
「嘘だと思うなら自分の目で確かめなさい」
引き出しを開けてみると・・・・何も入ってなかった・・・
「あ、あぁ・・・・」S
「校長先生はあの壁新聞を見てあなたに依頼したのね。
バカな人。残念でした。あなたの負けよ」A
「そうでしょうか。何も入っていない箱を机の上に置いておくほど不自然なことはない。
僕がこの学園で学んだ唯一の真理は『どんなものにも裏がある』」
箱の引き出しをひっくり返すと、そこには写真が!
慌てて奪おうとするアドラー先生から逃れてシャーロックは写真を手に入れました。
でっも〜〜
「ホームズ君、見るだけではダメ。観察しなくちゃ。よくご覧なさい」
見ると、それはノートン先生とアドラー先生が写っている写真でした。
「あなたは半分正しくて、半分間違えてる。
確かに、私は一番大事なものを見たわ。
でも私にとって一番大切なのは校長先生との写真じゃない」
ホームズ、初めてのギャフン!デスヨ。
まだ女性の心理には疎いからね。
アドリー先生は最初から校長先生を強請る気なんてなかったんだって。
態度が冷たくなったから、からかっただけなんだと〜
「私が愛しているのはノートン先生。近々結婚するつもりです。
あなたの負けよ。シャーロック・ホームズ」
「負けじゃない。引き分けだ」
「どっちでもいいわ。さぁ、もう帰りなさい」
校長先生との写真は気づかれないうちに校長室のどこかに置いておいたらしい。
捜索すると・・・
校長先生の机の上の家族の写真たての中にありました。
「あの人のやりそうなことだ・・・」シャーロック
写真は無事校長の手に戻りました。
お礼をしたいという校長にホームズはその写真が欲しいと伝えたさ。
『これがオルムシュタイン校長先生にまつわる事件の一部始終だ。
アイリーン・アドラー先生は特別な存在になった。
彼女はホームズが敬意を込めて『あの人』と呼ぶ唯一の女性である』
彼女の写真(校長先生の部分は切り捨て〜)を大切そうに机の引き出しにしまうシャーロック・ホームズなのでした。
いや〜シャーロック・ホームズを負かした唯一の人。
機智に富んでいて、賢くて、そして涼やかに美しい人。
『あの人』はその香りと共にシャーロック・ホームズにとって永遠の女性となったワケやね〜
素敵なお話じゃないですか〜
今回は3話だけだったけど、シャーロック・ホームズという少年がしっかりと伝わってくる、いいラインナップだったと思います。
演じた山寺宏一さんの凄さも再確認。
さすが世界の山ちゃんだよ。
シャーロッキアンの数だけシャーロック・ホームズがいる。
三谷幸喜さんと井上文太さんが創り上げる「シャーロック・ホームズ」の世界を気長に待ちながら堪能したいと思います。
次回は8月か〜楽しみじゃわ〜
第一回 最初の冒険・前編〜「緋色の研究」より〜
第二回 最初の冒険・後編〜「緋色の研究」より〜
第四回 消えたボーイフレンドの冒険〜「花婿失踪事件」より〜
第五回 赤毛クラブの冒険〜「赤毛同盟」より〜
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1. 人形劇「シャーロックホームズ」第3話 [ またり、すばるくん。 ] 2014年03月28日 18:45
第3回「困った校長先生の冒険〜「ボヘミアの醜聞」より〜」
2. シャーロックホームズ「最初の事件」「困った校長先生の冒険」 [ blog mr ] 2014年03月30日 14:26
最初に書こう。 アイリーン・アドラーがエロすぎる。 造形だけじゃなく仕草が。 三谷幸喜がインタビューで、人形がドヤ顔になる、と言ってほめていたが、そういうこと。 ホームズの人形も、目が動いたときの表情がものすごくかっこいい。 面白い。 ホームズの