「医龍4 -Team Medical Dragon-」 第11話(最終話) 帰って来た天才外科医「シャーロックホームズ」 第二回 最初の冒険・後編〜「緋色の研究」より〜

2014年03月26日

「シャーロックホームズ」 第一回 最初の冒険・前編〜「緋色の研究」より〜

 いや〜人形劇を真面目に見るなんて何十年ぶりだろ・・・
「新八犬伝」・・・( ̄-  ̄ ) ンー
「真田十勇士」は姉が見ているのを横で見ていたかな〜
「プリンプリン物語」はおもしろく見ていた気がする。
脚本が三谷幸喜だってのと、『SHERLOCK』を懐かしみたい気持ちで見てみました。
掴みはオッケーだったんじゃないですか〜
HPはこちら

 設定はシャーロックもジョン・ワトソンも15歳。
ロンドンにある全寮制の名門ビートン校が舞台です。
ジョン(声・高木渉)がオーストラリアから転校してきたところから始まりますョ〜
彼を案内してくれたスタンフォード君は同室となるシャーロック・ホームズのことを教えてくれましたぞ。

「ある意味、問題児だな。
彼と同じ部屋になると3日でノイローゼになって、大抵はそれで部屋を変えてもらうことになる」だってさ。
案内された部屋は「221B」
この学校にはA、B、C、Dの四つの寮があってベイカー寮の221号室。

 わたしゃ、原作を読んでいないんで『SHERLOCK』を引き合いに出すことしかできないんだけど、
スタンフォード君、『SHERLOCK』では昔ジョンと同じ病院で研修した医師として登場しました。
偶然再会して住む場所を探しているジョンにルームシェアの相手であるシャーロックを紹介してくれたんだよね。

 シャーロックとジョンとの対面は、人形とはいえ二人の対比がうまく出ていたと思います。
理知的で相手に距離を置こうとするクールなシャーロックに対して、明るくて大らかそう(単純?)な笑顔で親しみを表現するジョン。マイナス情報は影響しなかったようです。

 で、見ていないようでちゃんと見ているシャーロックはあっと言う間に「ジョン」を判断。
「オーストラリアから来た。前の学校ではラグビー部所属。ポジションはフォワードでフッカー。
でも、左足を怪我して今はもうやっていない」シャーロック(声・山寺宏一)
「だ、誰に聞いたの?!」ジョン
「聞いたんじゃない。わかったんだ。
君の鞄のステッカーはすべてオーストラリアに関係している。
顔の日焼けを見れば、スポーツをやっていたことは一目瞭然。
声が大きいことから団体競技であることは間違いないが、
サッカーにしては胸の筋肉が発達しているし、バスケットにしては背が足りない。
で、そんなに好きだったラグビーを辞めたのは、やはり左足の膝を痛めたせいかな?」
「w( ̄Д ̄;)w !!」ジョン

『それが生涯の友、シャーロックホームズとの出会いだった』

緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)シャーロック・ホームズは なぜ外見だけで人を見抜けるのか? (宝島社新書)



 シャーロックの学校での様子はジョンの観察により伝えられました。
・授業中はほとんど寝ている。
・友達はいないらしい
・休み時間には一人ベンチで物思いにふけっている
かわいそうに思ったジョンは明るく声掛けをしてみたんだけど、読まれていました。

「一人でいる人間がみんな退屈しているとは限らない。
ものを考えている時だってあるんだよ」シャーロック
「失礼!(〃∇〃)」ジョン
「いいよ、座れば。僕は今、退屈していたんだ」
「ははっ・・・みんなと遊んだりしないの?」
「子供じゃない」
「大人には見えないけどね」
「僕は彼らとは遊ばない。観察するだけだ」
「観察?」

「海を知らない人間でも、わずか一滴の水からこの世に大海原があることを推察することは可能だ。
人間も同じさ。
人生は一本の鎖のようなもの。
だとしたら、たったひとつのリングから、その人間の本質だって探り出すことができる」

 シャーロックは廊下を歩いて来るバーニコットを具体例として紹介。
落ち込んでいる→何があったのか→手や膝が白い粉で汚れている→床にひざまずいてモノを拾っていた
→右手に石膏の破片を持っている→先週美術の時間に石膏像を作らされた
結論・自分の自慢の石膏像を落として割ってしまった

 シャーロックの推理はほぼ当たっていました。
ただ石膏像は夜中に美術室に忍び込んだ誰かが割ったらしい。
バーニコットは激しく怒っておりました。

 普段は一人でいるシャーロックですが、休日になると「221B」を訪ねてくる者たちで溢れる。
みなさん、失せモノを探して欲しい等の相談に来るらしい。
で、その中からおもしろそうなアレなら引き受けるらしい。

「探偵みたいだね」ジョン
「ここは奇妙なことで満ち溢れている。
考えようによっては、こんな楽しいところはない」シャーロック
「そういうもんかなぁ〜」
「いつも思うんだ。この世の中はもつれた糸枷のようなものだって。
その中に1本だけ「真実」と言う名の赤い糸が混じっている。
絡まって糸をほぐして、それを取り出すのが僕の一生の仕事だ」

 全寮制の学校という閉鎖された空間・・・外出する機会も限られている。
そんな中でシャーロックは知識と知恵をフル活動させ脳内で高く遠く羽ばたいているのかもしれません。
ま、暇つぶしかね・・・

 そんなふうに将来の目標があるシャーロックにジョンは尊敬の気持ちを抱いたようです。
ラグビー選手の夢破れたジョンが立ち直っていないこともシャーロックは見抜きました。
日記帳が新しいままで放置されているのを見て「将来が見えなくなったのでは」と推理。

 で、ジョンはラグビーへの思いと挫折、将来への不安を語り始めたんだけど・・・
シャーロックは夕空を見ながら「吹き戻し」やっとる!

「聞いてないね・・・」J
「わかった?」S
「君は自分の話はしたがるくせに、僕の話にはすぐに飽きる!」
「そろそろ夕食の時間だ。行こうか、ワトソン君」
「聞いてないね・・・」

 今までの同室者は、マイルールで動くシャーロックに振り回され不満が高まったのでしょうが、ジョンはこの個性的な少年に、まずおもしろみを感じたのか、すんなり受け入れられたようです。
相性もあるのかねぇ・・・
だとしたらシャーロックは、めったにない自分の理解者に巡り合う幸運を得たわけだ。

 で、夕食の席でやっと寮母のハドソン夫人(声・堀内敬子)登場。
えらく陽気なおばちゃんで歌いながら手作りクッキーを配っております。
ジョンは有難く受け取ったけど、シャーロックはいつものように拒否。
ジョンにも「食べない方がいい」とアドバイス。

 シャーロックの言うことにゃ、ハドソン夫人は野良ネコと遊んだ後毛だらけの手でクッキー作っているんだと。
「ゲッ!」ジョン
「悪い人じゃないんだけどね・・・」S

 『SHERLOCK』では、シャーロックはいろいろ世話してくれる大家のハドソン夫人を容認していたというか、信頼していたと思うけど・・・
ま、この年頃の子はおせっかいなおばさんなんて相手にしたくないよね・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

 さて・・・・夕食後ジョンが中庭で物思いにふけっていると誰かが石膏を叩きつけて去っていくのを目撃。
追いかけるも逃げられてしまいました。

 その後、教頭のモリアーティ先生がベッポという生徒を引き連れジョンの部屋に現れました。
最近、生徒達の作った石膏像が破壊されるという事件が勃発しているが、ベッポがさっき犯行現場から逃げるジョンを見たと言うのさ〜
捕まえようとして追いかけたけど、有刺鉄線の柵を飛び越えて行ったそうな。
モリアーティ先生は前の学校で友達を殴ったことで転校を余儀なくされたジョンが腹いせにやったのでは?と迫りました。

 で、ジョンはなぜか罪を認めてしまうんだけど、そんな濡れ衣シャーロックは認めないさ。
友情とかじゃなくて、何かスッキリしないからね。

「彼は犯人ではありませんよ」S
「根拠は?」M
シャーロックはジョンが足を痛めているため、有刺鉄線の柵を飛び越えるのは不可能で、
ベッポは嘘をついており、それは彼が犯人だからだと話しました。
言い当てられベッポは逃げて行っちゃったョ。
ジョンったら自分が罪をかぶればすべて丸く収まると思ったようです。

「やってないならやってないとはっきり主張すべきだ。流されてはいかん」M
「すみませんでした」J
「相変らず知恵が働くな」M
「ありがとうございます」S
「ベッポが石膏像を壊して回る理由は?」M
「それは調査の依頼ですか?」
「・・・・・夜分遅く失礼した。おやすみ。ジョン・ヘイミッシュ・ワトソン。そしてシャーロック・ホームズ」M

 モリアーティってことは、教頭がホームズの宿敵となる訳やね〜
彼はベッポの仕業じゃないとわかっていながらジョンを責めた。
ホームズを試しに来たんだろうね。
彼が今後どんなふうにホームズに仕掛けてくるのか楽しみですわ〜

「礼を言う必要はない。
君が謹慎になって一日中この部屋にいられたら息がつまる」S
「ふふ・・・モリアーティと同じ質問をしてもいい?ベッポはどうして石膏を割ったの?」J
「そこまでは僕もわからない。
じゃあ、僕もモリアーティと同じ質問を。なぜ罪をかぶろうとした?」S
「なぜかなぁ〜自分でもよくわからない」
「前の学校で同級生を殴ったっていうのは?」
「それは本当」
「理由は?」
「僕のことになんて興味ないくせに」

「君にはないが人間の心理には興味ある」S
「ラグビーができなくなってむしゃくしゃしていたんだ」J
「それだけじゃないはずだ」
「何でわかる?」
「3日も一緒にいれば、君と言う人間が見えてくる」
「肌の色の違う生徒がいて、彼がいじめられていたんで止めに入って、それでケンカになった」
「どうして君だけが罰を」
「いじめてた奴の父親が町の有力者だったんだ」
「なるほど・・」
「世の中なんてそんなもんさ」

「おなじ部屋の住人として一つだけ言っておく。
君が思っているほど、この世の中はつまらないものじゃない。
言ったじゃないか。この学園には奇妙なことが溢れている。
奇妙な人間で溢れている。
同じ制服を着ていても、それぞれ心の中には奇妙な何かを抱えている。
僕にはそれがおもしろくてたまらない。つまらないことなんてないさ」
「はぁ・・・」J
「まぁ、君だって言うほど人生に絶望していないことを僕は知っている。
将来に絶望した人間は、そもそも白紙の日記帳をとっておかないからね。
いずれまた君は日記を書きはじめる」
「僕からすれば一番奇妙なのは君だよ、ホームズ君」
「お褒めの言葉と受け取っておく」
「ひとつだけ君は間違えてる。
その日記帳はね、表紙が奇麗だから取っておいただけさ」
「!!」
「日記はもう書かない。書くんだったら何か他のことがいいな。
文章を書くのは昔から嫌いじゃないから。前の学校で賞をもらったことがあるんだ」

 その日記には、二人が出会った事件のことが記されることになります。
シャーロックがジョンを励ますというか、さりげなく元気づけている姿が新鮮でした。
年齢を経るに伴い個性は極まり変人度高く揺るぎない存在になるんだろうけど、このシャーロックからはそんな将来のシャーロックの萌芽がしっかりと見える。おもしろいですなぁ・・

 話題は部屋に置いてあるシャーロックが創った石膏像になり・・・
カバを作ったはずなのにジョンにはピーナッツにしか見えない言われてしまうという・・・・
頭はいいのに芸術的センスゼロ・・・
実はツッコミどころ満載のシャーロックのことがジョンは好きになったようです。
そして自分をすんなり受けいれたジョンに対してシャーロックも多少〜は興味を持ってくれたのかしら〜?
奇妙な友情の始まりが感じられる場面でした。

 その夜、生活委員のレストレードがディーラー寮の子が食中毒を起こし病院に運ばれると言う事件を知らせにきました。
原因はハドソン夫人のクッキーってことになり大騒ぎに。
真相を究明するためにシャーロックは動きだし、ジョンも付いて行きました。
どうやら、これが二人の最初の事件となるようです。

 いや〜おもしろかったわ〜
何か人形劇だってことを忘れるワ。
これはシャーロック・ホームズとワトソンというキャラクターを創り上げた原作者の力が大きいんだろうけど、
三谷幸喜さんの脚色でぐいぐい引っ張られた感じだよね。
青いシャーロックとワトソン君を楽しみたいと思います。

 第二回 最初の冒険・後編〜「緋色の研究」より〜
 第三回 困った校長先生の冒険〜「ボヘミアの醜聞」より〜
 第四回 消えたボーイフレンドの冒険〜「花婿失踪事件」より〜
 第五回 赤毛クラブの冒険〜「赤毛同盟」より〜

ねこちゃん

って、ゲストのブッキーは何の役だったの〜?
やっぱりベッポかな〜?
スタンフォードじゃセリフ少なすぎだもんね〜?謎だわ〜


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1. 人形劇「シャーロックホームズ」第1話  [ またり、すばるくん。 ]   2014年03月28日 11:37
第1回「最初の冒険・前編〜「緋色の研究」より〜」

この記事へのコメント

1. Posted by 陽子しゃん   2014年03月26日 20:46
わぁー、残念。
見逃しちゃったわ。
シャーロック・ホームズの人形劇って、逆になんか新しいね。
2. Posted by きこり→陽子しゃん   2014年03月27日 17:37
3日連続なんだよね〜
コレ、聞くところによるとパイロット版らしいので
反響がよければシリーズ化されるのかも〜
>シャーロック・ホームズの人形劇って、逆になんか新しいね。
ホントだよね。
まさか人形劇になるなんてねぇ・・
でも見ていたら人形劇だって忘れそうになったわ(笑
5月には『SHERLOCK』 のシーズン3も始まるから楽しみだよ〜

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