2014年02月27日
2014年2月に見た映画
2月は最終回を迎えたドラマもあり、継続して書いているドラマの記事は2本になっちゃって・・
非常〜にさびしいぞ・・・(; ´_ゝ`) フッ ここまで少ないシーズンあったっけ?
でも、そのおかげがいつもより映画を見られる時間が増えました。11本見ました。
2月2日(日) 「隠された記憶」 2005年 仏/墺/独/伊 監 ミヒャエル・ハネケ
テレビ番組のキャスター・ジョルジュ(ダニエル・オートゥイユ)と出版社に勤める妻アン(ジュリエット・ビノシュ)の元に、彼らの家に出入りする者を写した映像と不気味な絵(何か血を吐いてるみたいな)が送られてくる。定期的に送られてくるそのビデオによって、ジョルジュの中に封印していた記憶が蘇る・・・
コレさ〜私はミステリー的に内容を追っていたので、ラストには、え〜?そういうことなの????と、もやもや・・
展開もジョルジュとアンが常に噛みあわない感じだし、過去の場面もチラッと挟まれるだけなので、わたしゃよくわからなくて地味〜にイライラしちまっただよ。
でも、良く考えたら最初から変だったんだよね。そしてその変さは最後まで変わらない。そういう意味ではずっと一貫している。見終わった後に改めて迷宮にいる自分に気付くというか・・・
見ている人にジャッジをまかせるというのともちょっと違う・・・
わかる奴だけわかればいい的な突き放しなのかなぁ・・・好きな映画ではなかったな〜。
![隠された記憶 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51GD7C3PJ4L._SL160_.jpg)
2月4日(火) 「ル・アーヴルの靴みがき」 2011年 仏/独/芬 監 アキ・カウリスマキ
何とも味わい深い映画です。見終わった後、自分の中にある眠っていたものが目覚めるような。
詳しい感想はこちら

2月9日(日) 「殺人の告白」 2012年 韓国 監チョン・ビョンギル
ポン・ジュノ監督の『殺人の追憶』で描かれた「華城連続殺人事件」、その犯人が時効成立後に名乗り出たらどうなるか・・
犯人しか知りえない事件に関する詳しい内容が記された告白本と共にマスコミに登場したイ・ドゥソク(パク・シフ、ずっと犯人を追い続けてきたチェ刑事(チョン・ジェヨン)、そして家族を殺された遺族たちはそれぞれ動き出す。
いや〜コレ、シリアスドラマかと思ったら、最初はちょいちょい笑わせ的なアレがぶっこまれるんで、どういうつもりなのかな〜?もしかして実はコメディなのか?と戸惑いました。
慣れてきたら、今度はジャッキー・チェン的なカーチェイスと共にアクションシーンが始まるし、あれ?これってそっちなのかな〜?とか・・・( ̄ω ̄;) 韓国映画は深刻な内容でもさりげなく笑いの要素が入ってくるけど、コレは唐突にトーンが変わる感じだったから、びっくりしながら見たよ。すごく不思議な感じの映画だと思う。
でも、飽きる瞬間は全くなかったです。後半になるとさらにぐいぐい引き込まれました。
パク・シフは憎々しいほどの美しさ。均整のとれた肉体を披露するプール場面やガウン姿でのアクションシーンなどサービスショット満載。
刑事役のチョン・ジェヨンの自然で複雑な思いが感じられる存在感からも目が離せませんでした。
遺族の母親を演じた女性、どっかで見たよな〜と思ったら「ファン・ジニ」で御師匠さん役を演じたキム・ヨンエさんだったのね。母親としての深い悲しみと凛々しさが感じられる重厚な演技でした。
ラストの笑顔は韓国らしいよな〜と思いました。日本版だとあんなに清々しい笑顔にはならないと思うワ〜
![殺人の告白 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51CykHWOgEL._SL160_.jpg)
非常〜にさびしいぞ・・・(; ´_ゝ`) フッ ここまで少ないシーズンあったっけ?
でも、そのおかげがいつもより映画を見られる時間が増えました。11本見ました。
2月2日(日) 「隠された記憶」 2005年 仏/墺/独/伊 監 ミヒャエル・ハネケ
テレビ番組のキャスター・ジョルジュ(ダニエル・オートゥイユ)と出版社に勤める妻アン(ジュリエット・ビノシュ)の元に、彼らの家に出入りする者を写した映像と不気味な絵(何か血を吐いてるみたいな)が送られてくる。定期的に送られてくるそのビデオによって、ジョルジュの中に封印していた記憶が蘇る・・・
コレさ〜私はミステリー的に内容を追っていたので、ラストには、え〜?そういうことなの????と、もやもや・・
展開もジョルジュとアンが常に噛みあわない感じだし、過去の場面もチラッと挟まれるだけなので、わたしゃよくわからなくて地味〜にイライラしちまっただよ。
でも、良く考えたら最初から変だったんだよね。そしてその変さは最後まで変わらない。そういう意味ではずっと一貫している。見終わった後に改めて迷宮にいる自分に気付くというか・・・
見ている人にジャッジをまかせるというのともちょっと違う・・・
わかる奴だけわかればいい的な突き放しなのかなぁ・・・好きな映画ではなかったな〜。
![隠された記憶 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51GD7C3PJ4L._SL160_.jpg)
2月4日(火) 「ル・アーヴルの靴みがき」 2011年 仏/独/芬 監 アキ・カウリスマキ
何とも味わい深い映画です。見終わった後、自分の中にある眠っていたものが目覚めるような。
詳しい感想はこちら

2月9日(日) 「殺人の告白」 2012年 韓国 監チョン・ビョンギル
ポン・ジュノ監督の『殺人の追憶』で描かれた「華城連続殺人事件」、その犯人が時効成立後に名乗り出たらどうなるか・・
犯人しか知りえない事件に関する詳しい内容が記された告白本と共にマスコミに登場したイ・ドゥソク(パク・シフ、ずっと犯人を追い続けてきたチェ刑事(チョン・ジェヨン)、そして家族を殺された遺族たちはそれぞれ動き出す。
いや〜コレ、シリアスドラマかと思ったら、最初はちょいちょい笑わせ的なアレがぶっこまれるんで、どういうつもりなのかな〜?もしかして実はコメディなのか?と戸惑いました。
慣れてきたら、今度はジャッキー・チェン的なカーチェイスと共にアクションシーンが始まるし、あれ?これってそっちなのかな〜?とか・・・( ̄ω ̄;) 韓国映画は深刻な内容でもさりげなく笑いの要素が入ってくるけど、コレは唐突にトーンが変わる感じだったから、びっくりしながら見たよ。すごく不思議な感じの映画だと思う。
でも、飽きる瞬間は全くなかったです。後半になるとさらにぐいぐい引き込まれました。
パク・シフは憎々しいほどの美しさ。均整のとれた肉体を披露するプール場面やガウン姿でのアクションシーンなどサービスショット満載。
刑事役のチョン・ジェヨンの自然で複雑な思いが感じられる存在感からも目が離せませんでした。
遺族の母親を演じた女性、どっかで見たよな〜と思ったら「ファン・ジニ」で御師匠さん役を演じたキム・ヨンエさんだったのね。母親としての深い悲しみと凛々しさが感じられる重厚な演技でした。
ラストの笑顔は韓国らしいよな〜と思いました。日本版だとあんなに清々しい笑顔にはならないと思うワ〜
![殺人の告白 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51CykHWOgEL._SL160_.jpg)
2月10日(月) 「さよなら渓谷」 2013年 日本 監 大森立嗣
正直あんまりピンとこない映画だったかな〜
でも、主演の真木よう子さんと大西信光さんの演技には引き込まれました。
キャッチコピーは「ごく普通に見える夫婦。だがふたりは残酷な事件の被害者と加害者だった」。
予告編には「憎しみか、償いか、それとも愛か」とも・・・
事件に人生を支配され死のうとしても死にきれず絶望した女・かなこ(真木よう子)と、
彼女の苦しみを知り、過去の罪を償いたいと思っている男・俊介(大西信満)。
普通ならどうあっても結びつかない二人だけれど、行き場所を無くし当てもなく歩き続ける女と
彼女に許されることも償うこともできないとわかっていながら離れられずにいる男、
そんな二人が未来も見えないままに一緒に住み始めることになるのは何となく理解できました。
でもなぁ・・・そんな男と体を合わせられるだろうか?
二人は本当に普通の夫婦のように暮らしていた。
「普通の結婚」を演じることで自分を慰め、俊介を罰しているような感じだったのかな〜
彼女にとっては人生をめちゃくちゃにした憎い男だけれど、杏奈(鈴木杏)が言っていたように
過去を知られる怯えだけは感じずにすむ。
最初は復讐心から男と暮らし始めたのかもしれないけど、いつのまにかこの静かな生活に安らぎを感じるようになり、そんな自分が許せなくなったのか・・・
「憎しみ」だけでなく「償い」だけでなく「愛」だけでもない。
二人ですら説明のできないような複雑で強いつながりになっていったのかな。
ラストのかなこの行動は俊介を解放したようにも見えるが、彼が自分を追わずにいられないのをわかっていたからなような気もする。これは自分という存在なしには生きられなくなっている俊介への罰であり愛でもあるような・・
ところで物語のキーマンである記者の渡辺(大森南朋)が事件にのめりこんでいく理由が同じように昔スポーツに打ち込んでいて挫折したからってだけだと弱いように感じたな〜挫折の理由も渡辺は怪我で、俊介は犯罪だし。
確かに結婚生活がうまくいってなくて、愛というものをつきとめたい気持ちもあったのかな〜と思うけど、うまくリンクしているようには感じなかった。
![さよなら渓谷 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51W1VRKzAzL._SL160_.jpg)
2月11日(火) 「中学生円山」 2013年 日本 監 宮藤官九郎
妄想場面が楽しい。主演の平岡拓真君がぴったりハマっていておバカぶりを微笑ましく応援しながら見られました。
でも、クドカン監督作品は「木更津キャッツアイシリーズ」とコレしか見ていないんだけど、やはり連ドラの方が内容が充実しているような気がする〜おもしろいことはおもしろいんだけど、途中飽きる瞬間もあるというか〜
映画だからわざとそういう時間を作ってるのかな〜とも思うんだけど。
脚本のみの「GO」「ピンポン」「舞妓Haaaan!!!」「なくもんか」はそんなことないんだよね。好みの問題だと思うが。
詳しい記事はこちら
![中学生円山 ブルーレイデラックス・エディション [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/619V8u%2BXlBL._SL160_.jpg)
2月13日(木) 「箱入り息子の恋」 2013年 日本 監 市井昌秀
この映画はお勧めデス。恋愛ものはドラマも映画もほとん興味ないんだけど見て良かったわん。
恋をしていた時の高揚感や前向きな気持ちや勇気を思いだしました。
詳しい記事はこちら

2月16日(日) 「過去のない男」 2002年 芬/独/仏 監 アキ・カウリスマキ
やっぱりアキ・カウリスマキ監督の世界が好きだなぁ・・・
わんこ(その名もハンニバル)の佇まいにも癒されました。
詳しい記事はこちら
![過去のない男 [レンタル落ち]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51INFxNwunL._SL160_.jpg)
2月17日(月) 「嘆きのピエタ」 2012年 韓国 監 キム・ギドク
おもしろいんだかなんだかよくわからないけど印象には残る作品。
なんて言いながら、この監督の別の作品も見ちゃったから好きなんだろうか?
ハマっているとしたら、そんな自分が怖いわ・・・( ̄▽ ̄;)
詳しい記事はこちら
![嘆きのピエタ [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51oqO5BzEDL._SL160_.jpg)
2月23日(日) 「アンコール!!」 2013年 愛/英 監 ポール・アンドリュー・ウィリアムズ
テレンス・スタンプ様目あてに見ました。
結構泣かされたわぁ〜(ノ∀;`)
偏屈でネガティブ思考の老人アーサー(テレンス・スタンプ)と明るく朗らかで大きな愛を感じさせる妻マリオン(バネッサ・レッドグレーブ)、二人が寄り添っている姿を見ているだけで、じ〜んときたよ。
さて、病弱ながらもマリオンはご老人の合唱団(その名も「年金ズ」)に参加するのが楽しみ。
その送り迎えをアーサーがしているんだけど、これが人付き合いの苦手なアーサーには苦痛らしい。
会場の会館に来ても絶対に中に入らない。何が楽しいのかさっぱりわからない。
そんなアーサーが妻の癌再発をきっかけに嫌々ながら合唱団に関わっていく。
そして妻の死をきっかけに、妻が好きだったことをを理解したくて合唱団に入り、仲間に支えられながらアーサーは少しづつ変化していく。
原題は「Song for Marion」。
劇中で歌われる歌、全てが誰かへのメッセージになっております。
残される夫のことを思い、
勇気を出して欲しいと心を込めてマリオンが歌う「True Colours」
生きる喜びとちゃめっけが伝わってくる老人たちの「Let's Talk About Sex」
息子への深い愛情と伝えられなかった思いが込められた
コンクールでアーサーが歌った「Lullaby」
思いがあるから歌いたい。
歌いながらどんどん心が開き、自由になっていくアーサーの姿に胸が熱くなりました。
いろんなジャンルの歌を素直に楽しみながらチャレンジし、ダンスの練習をする老人達がとってもチャーミングでした。

2月23日(日) 「臨場 劇場版」 2012年 日本 監 橋本一
TVで放送したのを見ました。連ドラはおもしろかったんだけどね〜ちょっとイマイチだったかな〜
ドラマ版でかっちょいいと思えた倉石の言動が映画版では悪目立ちして見えたというか・・
倉石単独行動しすぎだろ!とか、家で着替えてこいよ!とか、ラスト血がドビューー!って出るほど刺されたのに元気すぎるだろ等・・・
原作通りなのかどうかわからないけど、ラストに判明する犯人の動機もいまいちしっくりこなかった。
印象に残ったのは内野さんよりも柄本佑君。キチガイっぷりが真に迫っていてすさまじかった。
そして若村麻由美さんの母親としての悲しみ、苦しみ、憎しみの表現に圧倒されました。やっぱりすごい女優さんだと再確認したョ〜。
![臨場 劇場版 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51eZc0uArCL._SL160_.jpg)
2月27日(木) 「悪い男」 2001年 韓国 監 キム・ギドク
町山智弘さんの紹介があまりにもキテレツで興味を引かれたんで見てみました。
やはり、うーーーむ・・どうじゃろ・・ (Θ_Θ;) って感じだったけど、不思議な魅力のある映画だと思う。
ヤクザもののハンギ(チョ・ジェヒョン)は公園で待ち合わせをしていた女子大生のソナ(ソ・ウォン)に一目ぼれ。
彼女の隣に座り凝視していたら、気味悪がられ(そりゃそーだろ・・・)すんげー嫌な顔をされ席を立たれてしまう(私でもそうするよ)。その後彼氏が来て楽しそうに話している彼女にいきなりキス(しかも長い!彼氏が叩いても離れない)たまたまいた軍人さん達にボコボコにされ、ソナに罵倒と共に唾を吐かれてしまう。
いやはや韓国の女性は気が強いのう・・・
その後、ソナはハンギのことも顔もすっかり忘れて彼氏と楽しく過ごしていたんだけど、ハンギはずっと彼女を監視していた。で、彼女を陥れ(でも彼女が財布をネコババしなければこんな目には合わなかったはず。しかも直前に本屋で画集の自分が好きなページ切り取って持ってっちゃうというのを見たんであんまり同情できんかったぞ)闇金で借金させ、支払えなくなった彼女は売春宿に売り飛ばされるという・・
その売春宿はハンギのホームで事務所は真ん前。
彼女が客を取る姿を見つめるハンギ・・・
って、それだけじゃなく彼女の部屋のマジックミラーから見つめるのでした。
この鏡の向こうから覗くハンギの姿は屈折した愛と純情が伝わってくるおもしろい場面です。
しかも、この男、自分からは全く手を出さないで覗くだけなんだからね〜
もしかして、そういう事できない人なのか?と思ったら別の娼婦とはしているので、
彼女は神聖な存在になっちゃってるんだろうね。
でも、神聖な存在である彼女が娼婦になり、客を取り、堕ちていく姿を
悲しみと共に見守るという・・・屈折しすぎな愛。
そのうちすべてを仕組んだのがハンギだと彼女にもバレ憎まれるようになるんだけど、ヤケっぱち故か、ハンギのしつこい思いにほだされたのか、その世界でしか生きていけなくなったからか、彼女もハンギが好きみたいな言動をするのよね〜
ハンギが連れて行ってくれた海で見た自殺した女性、砂に埋められていた写真・・・
これはハンギとの出会いが運命だったってことなのかねぇ・・
そして解放された後、彼女は本当は自殺したってことなんだろうか。
こういう不可思議なテイストが混じるのは好きですョ〜
で、ラストなんだけど〜
コレはホントなのか死んでしまったハンギが見た夢なのかどうかはわからないけど、
二人だけにしかわからない愛の世界というか、男のロマンと言おうか・・・
この二人はもしかしたら、ずっと肉体的には結ばれないでこうやって生きていくのかねぇ・・
理解できるとかできないとかを超えて、
変態チックともいえる愛の世界を堂々と描くこの監督はすごい。
その点はあっぱれだと思います。
変なの〜と思いながらも次が見たくなる中毒性のある監督なのかも。
てか、ハンギはずーーーーっと喋らない。
最初は健さん的な男の美学で喋らないのかと思ったら違った。
ラスト近くなってやっと喋るんだけどーー
その声がエライ甲高い・・( ̄□ ̄;) ギョッとしただよーーー
それで喋らなかったの〜?何で甲高い声設定にしたの〜?とか疑問の嵐になっちゃったけど、他の方の記事を読ませていただいて、昔喉を切られてしゃべれないって設定だと知ったよ。
えーーー?そんなこと言ってたっけ?聞き逃した?
まぁ、いいんだけどさ、喋らなくて正解だよ・・って思っちゃったぞ。
でも、様々な場面で目で訴えるハンギの思いが伝わってきていて、
実は喋ってないって気づかなかったんだよね。
声を聞いて初めて、そういえば喋ってなかったべ!って
わかったという・・・( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ
なかなか魅力的な役者さんでした。

春ドラマには気になるものがいっぱいあるから、またドラマだけで手いっぱいになりそう。
だから3月もできるだけ映画を見ておこ〜♪
正直あんまりピンとこない映画だったかな〜
でも、主演の真木よう子さんと大西信光さんの演技には引き込まれました。
キャッチコピーは「ごく普通に見える夫婦。だがふたりは残酷な事件の被害者と加害者だった」。
予告編には「憎しみか、償いか、それとも愛か」とも・・・
事件に人生を支配され死のうとしても死にきれず絶望した女・かなこ(真木よう子)と、
彼女の苦しみを知り、過去の罪を償いたいと思っている男・俊介(大西信満)。
普通ならどうあっても結びつかない二人だけれど、行き場所を無くし当てもなく歩き続ける女と
彼女に許されることも償うこともできないとわかっていながら離れられずにいる男、
そんな二人が未来も見えないままに一緒に住み始めることになるのは何となく理解できました。
でもなぁ・・・そんな男と体を合わせられるだろうか?
二人は本当に普通の夫婦のように暮らしていた。
「普通の結婚」を演じることで自分を慰め、俊介を罰しているような感じだったのかな〜
彼女にとっては人生をめちゃくちゃにした憎い男だけれど、杏奈(鈴木杏)が言っていたように
過去を知られる怯えだけは感じずにすむ。
最初は復讐心から男と暮らし始めたのかもしれないけど、いつのまにかこの静かな生活に安らぎを感じるようになり、そんな自分が許せなくなったのか・・・
「憎しみ」だけでなく「償い」だけでなく「愛」だけでもない。
二人ですら説明のできないような複雑で強いつながりになっていったのかな。
ラストのかなこの行動は俊介を解放したようにも見えるが、彼が自分を追わずにいられないのをわかっていたからなような気もする。これは自分という存在なしには生きられなくなっている俊介への罰であり愛でもあるような・・
ところで物語のキーマンである記者の渡辺(大森南朋)が事件にのめりこんでいく理由が同じように昔スポーツに打ち込んでいて挫折したからってだけだと弱いように感じたな〜挫折の理由も渡辺は怪我で、俊介は犯罪だし。
確かに結婚生活がうまくいってなくて、愛というものをつきとめたい気持ちもあったのかな〜と思うけど、うまくリンクしているようには感じなかった。
![さよなら渓谷 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51W1VRKzAzL._SL160_.jpg)
2月11日(火) 「中学生円山」 2013年 日本 監 宮藤官九郎
妄想場面が楽しい。主演の平岡拓真君がぴったりハマっていておバカぶりを微笑ましく応援しながら見られました。
でも、クドカン監督作品は「木更津キャッツアイシリーズ」とコレしか見ていないんだけど、やはり連ドラの方が内容が充実しているような気がする〜おもしろいことはおもしろいんだけど、途中飽きる瞬間もあるというか〜
映画だからわざとそういう時間を作ってるのかな〜とも思うんだけど。
脚本のみの「GO」「ピンポン」「舞妓Haaaan!!!」「なくもんか」はそんなことないんだよね。好みの問題だと思うが。
詳しい記事はこちら
![中学生円山 ブルーレイデラックス・エディション [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/619V8u%2BXlBL._SL160_.jpg)
2月13日(木) 「箱入り息子の恋」 2013年 日本 監 市井昌秀
この映画はお勧めデス。恋愛ものはドラマも映画もほとん興味ないんだけど見て良かったわん。
恋をしていた時の高揚感や前向きな気持ちや勇気を思いだしました。
詳しい記事はこちら

2月16日(日) 「過去のない男」 2002年 芬/独/仏 監 アキ・カウリスマキ
やっぱりアキ・カウリスマキ監督の世界が好きだなぁ・・・
わんこ(その名もハンニバル)の佇まいにも癒されました。
詳しい記事はこちら
![過去のない男 [レンタル落ち]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51INFxNwunL._SL160_.jpg)
2月17日(月) 「嘆きのピエタ」 2012年 韓国 監 キム・ギドク
おもしろいんだかなんだかよくわからないけど印象には残る作品。
なんて言いながら、この監督の別の作品も見ちゃったから好きなんだろうか?
ハマっているとしたら、そんな自分が怖いわ・・・( ̄▽ ̄;)
詳しい記事はこちら
![嘆きのピエタ [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51oqO5BzEDL._SL160_.jpg)
2月23日(日) 「アンコール!!」 2013年 愛/英 監 ポール・アンドリュー・ウィリアムズ
テレンス・スタンプ様目あてに見ました。
結構泣かされたわぁ〜(ノ∀;`)
偏屈でネガティブ思考の老人アーサー(テレンス・スタンプ)と明るく朗らかで大きな愛を感じさせる妻マリオン(バネッサ・レッドグレーブ)、二人が寄り添っている姿を見ているだけで、じ〜んときたよ。
さて、病弱ながらもマリオンはご老人の合唱団(その名も「年金ズ」)に参加するのが楽しみ。
その送り迎えをアーサーがしているんだけど、これが人付き合いの苦手なアーサーには苦痛らしい。
会場の会館に来ても絶対に中に入らない。何が楽しいのかさっぱりわからない。
そんなアーサーが妻の癌再発をきっかけに嫌々ながら合唱団に関わっていく。
そして妻の死をきっかけに、妻が好きだったことをを理解したくて合唱団に入り、仲間に支えられながらアーサーは少しづつ変化していく。
原題は「Song for Marion」。
劇中で歌われる歌、全てが誰かへのメッセージになっております。
残される夫のことを思い、
勇気を出して欲しいと心を込めてマリオンが歌う「True Colours」
生きる喜びとちゃめっけが伝わってくる老人たちの「Let's Talk About Sex」
息子への深い愛情と伝えられなかった思いが込められた
コンクールでアーサーが歌った「Lullaby」
思いがあるから歌いたい。
歌いながらどんどん心が開き、自由になっていくアーサーの姿に胸が熱くなりました。
いろんなジャンルの歌を素直に楽しみながらチャレンジし、ダンスの練習をする老人達がとってもチャーミングでした。

2月23日(日) 「臨場 劇場版」 2012年 日本 監 橋本一
TVで放送したのを見ました。連ドラはおもしろかったんだけどね〜ちょっとイマイチだったかな〜
ドラマ版でかっちょいいと思えた倉石の言動が映画版では悪目立ちして見えたというか・・
倉石単独行動しすぎだろ!とか、家で着替えてこいよ!とか、ラスト血がドビューー!って出るほど刺されたのに元気すぎるだろ等・・・
原作通りなのかどうかわからないけど、ラストに判明する犯人の動機もいまいちしっくりこなかった。
印象に残ったのは内野さんよりも柄本佑君。キチガイっぷりが真に迫っていてすさまじかった。
そして若村麻由美さんの母親としての悲しみ、苦しみ、憎しみの表現に圧倒されました。やっぱりすごい女優さんだと再確認したョ〜。
![臨場 劇場版 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51eZc0uArCL._SL160_.jpg)
2月27日(木) 「悪い男」 2001年 韓国 監 キム・ギドク
町山智弘さんの紹介があまりにもキテレツで興味を引かれたんで見てみました。
やはり、うーーーむ・・どうじゃろ・・ (Θ_Θ;) って感じだったけど、不思議な魅力のある映画だと思う。
ヤクザもののハンギ(チョ・ジェヒョン)は公園で待ち合わせをしていた女子大生のソナ(ソ・ウォン)に一目ぼれ。
彼女の隣に座り凝視していたら、気味悪がられ(そりゃそーだろ・・・)すんげー嫌な顔をされ席を立たれてしまう(私でもそうするよ)。その後彼氏が来て楽しそうに話している彼女にいきなりキス(しかも長い!彼氏が叩いても離れない)たまたまいた軍人さん達にボコボコにされ、ソナに罵倒と共に唾を吐かれてしまう。
いやはや韓国の女性は気が強いのう・・・
その後、ソナはハンギのことも顔もすっかり忘れて彼氏と楽しく過ごしていたんだけど、ハンギはずっと彼女を監視していた。で、彼女を陥れ(でも彼女が財布をネコババしなければこんな目には合わなかったはず。しかも直前に本屋で画集の自分が好きなページ切り取って持ってっちゃうというのを見たんであんまり同情できんかったぞ)闇金で借金させ、支払えなくなった彼女は売春宿に売り飛ばされるという・・
その売春宿はハンギのホームで事務所は真ん前。
彼女が客を取る姿を見つめるハンギ・・・
って、それだけじゃなく彼女の部屋のマジックミラーから見つめるのでした。
この鏡の向こうから覗くハンギの姿は屈折した愛と純情が伝わってくるおもしろい場面です。
しかも、この男、自分からは全く手を出さないで覗くだけなんだからね〜
もしかして、そういう事できない人なのか?と思ったら別の娼婦とはしているので、
彼女は神聖な存在になっちゃってるんだろうね。
でも、神聖な存在である彼女が娼婦になり、客を取り、堕ちていく姿を
悲しみと共に見守るという・・・屈折しすぎな愛。
そのうちすべてを仕組んだのがハンギだと彼女にもバレ憎まれるようになるんだけど、ヤケっぱち故か、ハンギのしつこい思いにほだされたのか、その世界でしか生きていけなくなったからか、彼女もハンギが好きみたいな言動をするのよね〜
ハンギが連れて行ってくれた海で見た自殺した女性、砂に埋められていた写真・・・
これはハンギとの出会いが運命だったってことなのかねぇ・・
そして解放された後、彼女は本当は自殺したってことなんだろうか。
こういう不可思議なテイストが混じるのは好きですョ〜
で、ラストなんだけど〜
コレはホントなのか死んでしまったハンギが見た夢なのかどうかはわからないけど、
二人だけにしかわからない愛の世界というか、男のロマンと言おうか・・・
この二人はもしかしたら、ずっと肉体的には結ばれないでこうやって生きていくのかねぇ・・
理解できるとかできないとかを超えて、
変態チックともいえる愛の世界を堂々と描くこの監督はすごい。
その点はあっぱれだと思います。
変なの〜と思いながらも次が見たくなる中毒性のある監督なのかも。
てか、ハンギはずーーーーっと喋らない。
最初は健さん的な男の美学で喋らないのかと思ったら違った。
ラスト近くなってやっと喋るんだけどーー
その声がエライ甲高い・・( ̄□ ̄;) ギョッとしただよーーー
それで喋らなかったの〜?何で甲高い声設定にしたの〜?とか疑問の嵐になっちゃったけど、他の方の記事を読ませていただいて、昔喉を切られてしゃべれないって設定だと知ったよ。
えーーー?そんなこと言ってたっけ?聞き逃した?
まぁ、いいんだけどさ、喋らなくて正解だよ・・って思っちゃったぞ。
でも、様々な場面で目で訴えるハンギの思いが伝わってきていて、
実は喋ってないって気づかなかったんだよね。
声を聞いて初めて、そういえば喋ってなかったべ!って
わかったという・・・( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ
なかなか魅力的な役者さんでした。

春ドラマには気になるものがいっぱいあるから、またドラマだけで手いっぱいになりそう。
だから3月もできるだけ映画を見ておこ〜♪
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この記事へのコメント
1. Posted by ヨーコ 2014年02月28日 06:37
「臨場」以外は1本も見た事あるのが無くて、ネタバレするといけないから記事を読めない〜!
「臨場」は日本一の犯人役者、柄本佑くんがしょっぱなから登場しちゃったから、心の中で「犯人!犯人!」って思っちゃったわよ〜ん(笑。
「さよなら渓谷」は期待している1本だけど、きこりさんはピンとこなかったのね。どんなんだろ〜?早くCSでやらないかなぁ。
「臨場」は日本一の犯人役者、柄本佑くんがしょっぱなから登場しちゃったから、心の中で「犯人!犯人!」って思っちゃったわよ〜ん(笑。
「さよなら渓谷」は期待している1本だけど、きこりさんはピンとこなかったのね。どんなんだろ〜?早くCSでやらないかなぁ。
2. Posted by きこり→ヨーコさん 2014年02月28日 21:42
>柄本佑くんがしょっぱなから登場しちゃったから、心の中で「犯人!犯人!」って思っちゃったわよ〜ん(笑。
いや〜柄本くん、相変わらずスゴイよね。
そして魅せてくれるわ〜こういう殺人犯役ってどこかで見た感じになっちゃうもんだけど、すごく新鮮で衝撃的だった。
>「さよなら渓谷」は期待している1本だけど、きこりさんはピンとこなかったのね。
いや〜でも、世間的には評価高いはず。
複雑な思いになるというか・・・おもしろいっちゃおもしろいんだけどね・・
いや〜柄本くん、相変わらずスゴイよね。
そして魅せてくれるわ〜こういう殺人犯役ってどこかで見た感じになっちゃうもんだけど、すごく新鮮で衝撃的だった。
>「さよなら渓谷」は期待している1本だけど、きこりさんはピンとこなかったのね。
いや〜でも、世間的には評価高いはず。
複雑な思いになるというか・・・おもしろいっちゃおもしろいんだけどね・・

