初詣に行ってきました「医龍4 -Team Medical Dragon-」 第1話 チームドラゴン復活!

2014年01月08日

ドラマ10 「紙の月」 第一回 名前のない金

 「チームバチスタ4 螺鈿迷宮」と、このドラマ両方見たんですが、
何とな〜く引っかかったのはこっちかな〜
「バチスタ」はジェネラルが出てきた時はテンション上がったけどさ。

 「普通の主婦」が一億円横領・・・・って、「普通の主婦」なんていないんだけどね。
「孤独」も「闇」もひとりひとり違う。
恵まれているように見える梨花が抱えていたものを知りたくなりました。
HPはこちら

 ドラマは主人公の梅澤梨花(原田知世)が一億円横領発覚後、海外逃亡中の現在と、舞台となった銀行に働き始めた2年前を行きつ戻りつ描かれます。

 聖マティアス女学院同窓会で再会した岡崎木綿子(水野真紀)と中条亜紀(西田尚美)は、かつての同級生梨花について話していた。

 木綿子は節約命の専業主婦。
家の中には節約標語が貼ってあり、ポケットティッシュももれなくもらって保存。
待機電力はもちろんオフ。食費を安く上げるために頭も体も使って頑張っている。
同窓会の残ったバイキング料理を何の照れもなくタッパーに詰めている姿にはちょっとびっくり。

 娘はそんな節約生活をおもしろがっているけど、夫の真一(甲本雅裕はその生活に疲れを感じているような・・・
そりゃそうだよね。あんまり節約連呼されると稼ぎが少ないって言われているみたいに感じるよね。
でも、「家族のため」にやっている「良い事」だから文句も言えない。
地味にストレス溜まりそう・・


  木綿子の梨花への印象は『いつも正しい人』『正義の人』・・・・
彼女が真一に思い出話を伝える形で梨花の学生時代の姿が描かれます。

 ボランティア活動に一生懸命になっていた梨花は個人的に50万もの寄付をしたために、学校側は金額の上限を設定することにしたんだけど、その事に対していきりたって激しく先生に訴えていた。

 何か木綿子もなんだけど、たとえりっぱな事だとしても、
過剰になると、どこかアンバランスな感じがする・・・

「木綿子・・・私ね、誰かの役に立てないなら、存在する意味がないような気がするの」
礼拝堂で神父様の言葉を熱心に聞いていた清らかな梨花の横顔・・・
やはり木綿子には梨花が犯罪を犯すとは信じられなかった。

『誰かの役に立てないなら、存在する意味がない』・・・・
何故彼女がそんなふうに思うようになったのかはわからない。
でも、それが彼女のアイデンティティであり、生きる支えになってしまっていた。

紙の月子守唄


 亜紀は梨花の事件にちょっと責任を感じていた。
2年前、子供ができずに悩んでいた彼女に働くよう助言したのは自分だったから。
離婚で当座のお金が必要だった亜紀は梨花から20万ほど借りていた。
「彼女はいつも焦っているように見えた」亜紀


 梨花が短大に行っていた頃、父親は事業を拡張しようとして失敗。
梨花は普通のOLとして就職し、仕事関連で知り合った正文と結婚したらしい。
母親は夫が会社を畳み、年金生活でつつましく暮らさなきゃならない現状に不満たらたら・・・
梨花とは対極にいるような母親だわ〜

 結婚して十年、ずっと専業主婦だった梨花はさくら銀行の渉外係でバートとして働き始めた。
担当地区は裕福な老人が多く、補佐役ながら大口取引先の顧客達に好かれ、頼りにされるようになった梨花は仕事にやりがいを感じていた。

 って、渉外係って顧客の家の雑用までするの?びっくりだよ〜(゚ロ゚」)」
まぁ、こうやって信頼関係が作られていくんだろうけど、遠くの身内より近くの他人なのかね〜
そして梨花を呼び寄せる口実とはいえ、記帳や預入ぐらい自分でしなさいよってね〜
その方が運動にもなるし、ボケ防止にもなるぞ。

 梨花の給料は1ヶ月85,000円。
給料日、その喜びを分かち合おうと高級黒毛和牛ステーキを奮発したんだけど、
胸やけがすると言って夫は食べてくれないし、さりげなく梨花を傷つけておいて、彼女が傷ついたことにも気づかない正文(三石研)。

「たかがパートだしな。気楽な方がいいよ」
「(給料の額が)十分だよ〜年寄りのグチ聞くだけで8万なんて」
「ま、好きに使えばいいよ。別に生活に困ってる訳じゃないから」

 二人の間には子供はいなかった。
不妊治療のため調べてもらったが梨花には問題がなかったらしい。
夫は検査を受けようとしてくれなかった。
それ以来、積極的に不妊治療をする訳でもなく、夫は子供がいない日常を受け入れているふうだった。
梨花の方は目ざましで起きて、毎日きちんと基礎体温を測り、グラフに記入し、排卵日を密かに心待ちにしていた。

 そんなある日、お昼休みにも関わらず、「クロちゃん(やっかいな客)」の一人平林(ミッキー・カーチス)から梨花に呼び出しがかかった。
正式の担当は社員の佐倉なんだけど、平林は甚く梨花のことを気に入って口座をさくら銀行に移し、積立も始めていたのさ〜

 佐倉を追い払うと、ボディタッチをしながらお食事に誘う平林・・・
なんかこういう時に人柄って出るよね〜
私だったら、瞬時に能面みたいな顔になると思うんだけど、思いやりのある梨花は奥さんを亡くして寂しいんだろうと優し〜く諭してすり抜けました。

 この事をきっかけに夫にきちんと自分の思いを伝えたいと思った梨花は居酒屋に誘いました。
パートで働いたお金で奢りましたョ〜
で、『誰かの役に立ちたい』と思って生きて来たのに子供もできず悩んでいたこと、
でも仕事を始め、達成感を感じられるようになったこと、
やっと夫と二人の生活を楽しみたいと思えるようになったことを話したさ〜
「ささやかな暮らしの中にも幸せって見つけられるのよね」

 ん〜どうやら、裕福なお嬢様として育った梨花にコンプレックスを抱いているような正文はカチンときたふう・・・
「・・・・・良かったな。充実した生活になって。君はず〜っと不満だったってことか・・・・」
で、「子供のことは考えているよ」と優しく言ってくれた夫の言葉を真に受けて誘うんだけど、断られ・・・
納得できない寂しい気持ちが重なっていく・・・

 梨花は本当に真面目なんだよね。
控えめで夫に口答えすることもないし、仕事をやっていても家庭の事もいままで通りきちんとこなしている。
りっぱな奥さんだし、美人だよ。文句のつけようがない。
でも、そこが逆に夫をイラッとさせるのかね〜?
梨花は、どこか天女様みたいに浮世離れしているというか・・・お嬢様と言ってしまえばそれまでなんだけど、年齢の割には純粋すぎるところがあるような・・・
そのせいで正文は世俗の垢にまみれ必死で働いている自分が汚く、小さく思えてしまうのかも。

 さて、平林はセクハラ度をアップ。
またしても、佐倉を追い払って梨花に迫っております。
私なら(アンタの話はいいよ!ってね)触んなよ!クソジジイ!って思いっきり突き飛ばすとこだけど、聖女のように向き合う梨花・・・

「平林さんが私のことを気に入って下さっているのは、こういうことのためですか?
私、このお仕事を始めて、お客様とお話をするのがとても楽しいんです。
教えていただくことも多いですし。
実家にもあまり帰っていないですし、親孝行させて頂いてる気にもなったりして・・・
平林さんともできれば、そういうお付き合いをさせていただけたら嬉しいんです。
仕事はもちろん、雑用でも、奥様との思い出話のお相手でも。
そういう形でお役に立たせて頂けないでしょうか・・・?」

「うまいこと言うねぇ君は。
いいんだよ、わかってんだよ。
あんたらも、俺が金持ってるからペコペコしてさ」平林
「そんなこと・・・」
「余計なこと考えないで、ホステスに徹してよ」

 どうしようもないジジイだよ( ゚д゚)
平林には通じなかったようですが、陰で聞いていた孫の光太(満島真之介)のこころには強い印象を残したようです。

 その後、正文は梨花を小料理屋みたいなとこに連れて行って、パートの給料で驕った居酒屋との差を見せつけました。
「やっぱり450円の肉じゃがとは違うようなぁ〜
いくら奢ってくれるって言ったって、パートはボーナスも出ないし、こんな店に連れて行けとも言えないし。
ささやかな幸せもいいけど、やっぱり贅沢もいいだろ?」
「(君が働くことに)反対する理由なんてないよ〜
君が働いても働かなくても、何にも変わらないんだから。
そりゃ、僕が仕事を辞めるって言ったら大問題だけど、たかが主婦のパートで一日数時間、10万にもならない金をもらうぐらいで大げさに考えるなよ」

 さりげなく梨花のしていることを全否定。
何でしょ・・・対抗意識燃やしてるの?
お金を稼いでいる自分の足場を揺るがされてると思ってんのかな〜?
役に立ちたい、頑張っている事を認めて欲しいという梨花の思いは黙殺されました。

 子供もできない。なのに夫は不妊治療に非協力的。
心も遠い。夫婦で一緒にいても寂しさが募るだけ。
そのことに夫が全く気付いていないのも苦しい。

 いつものように夕食の支度をしていたら、豆腐が床に落ちてぐちゃぐちゃになり・・・
最後の糸がプツン・・と切れてしまった。
夫が帰ってきたのにも気づかずに梨花は床に座り込んでいました。

「あなたの言う通りだね。私なんか結局、何にも・・母親にも何にもなれない」梨花
「何の話?」正文
「何も変わらないってあなたは言ったけど、私は・・
働きに出れば何かが変わるって・・・
誰かに必要とされる人間になるんじゃないかって・・・・」
「やっぱり疲れてるんだよ。少し寝た方がいい」
「逃げてたからだよね・・・
子供のことだって、もっとちゃんと向き合えば良かったんだよね。
今からでも一緒に病院に行って、治療を始めればきっと・・・」
「俺に原因があるかもしれないって言いたいのか?」
「そうじゃない・・・」
「いいから寝て」

「何でいつもちゃんと話をしてくれないの?
何で肝心なところになると、話し合いを避けるの?
私はあなたの何なの?
ただ人形みたいにこの家に居ればいいだけの存在なの?」梨花
「・・・・・・・」正文
「あなたは私を必要としてくれているの?」
「・・・・・・・・おやすみ」

 また逃げた。
この人、ただ育ちのいいお嬢さんを嫁にしたかっただけなのかな・・・
この事をきっかけに仕事に生きがいを見出そうと梨花は資格を取り、
フルタイムで働くようになりました。

『あの頃の私は、誰かに愛されて、誰かに必要とされれば、充たされると信じて生きていた。
けれど、そうではないのだと気づくまでに、本当に求めていたものに気づくまでに、
途方もない罪を重ねてしまうことを・・・この時の私は、まだ知らない。
そして、そんな時、私は彼と出会ったのだ』


 
 あの平林の孫の光太が自主制作の映画に出て欲しいと頼みに来たのさ〜
光太は梨花をまっすぐに見つめていました。

「思いだしていたんです。
昔・・・誰かに必要とされないなら存在する意味がないって思っていた頃のこと。
でも、必要とされるどころか、自分の人生すらどうすることもできない。
いい年して、ダメな人間なんですよ、私・・・」梨花
「そんなふうに言うことないのに・・
少なくても、俺にとってはあなたは全然ダメじゃないですよ。
すごく魅力的だったです」光太

 恋愛感情がどうのって言うより、梨花は自分自身を認める言葉を言ってくれたのが嬉しかったんだろうね。
いつもは素通りする化粧品店の呼び込みに乗って、高級化粧品を5万円分を購入することに。
でも、財布の中には2千円だけ・・・
その時、顧客のたま江(富士眞奈美)から預かったお金を使うことに、何の躊躇もなかった。

『これがすべての始まりだった。
のちにこの日のことを、私は何度も思いだすことになる。
名前の書かれていない、けれど確実に他人のものであるお金を借りることに
何のためらいも覚えなかったこの日。
この瞬間から、私の果てのない旅が始まった』


 何かちょっと「書店員ミチルの身の上話」が蘇るようなラストで、ヒヤリとしちゃったけど、続きが見たいですわ〜
てか、私だったら、若い男がこんなこと言って来たら、
心の中で『金はないぞ!』って警戒すると思うが、
梨花は心底心がきれいだから、素直に受け止めたんだろうね。
何より、光太の言葉は梨花が欲しくてたまらない言葉だった。
これから転落人生が待っているんだろうけど、梨花が純粋だからこそ、
その穴に落ちてしまったのが何となくわかる。
原田知世さんは適役だと思います。

 第二回 満たされた渇き
 第三回 清らかな罪
 第四回 楽園の終わり
 最終回 誰のための愛

usagi  

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1. NHKドラマ10『紙の月』第1回  [ レベル999のgoo部屋 ]   2014年01月08日 20:57
『名前のない金』 内容 高校の同窓会で再会した岡崎木綿子(水野真紀)と中条亜紀(西田尚美) 仲間達の話題は、梅澤梨花(原田知世)のことでもちきりだった。 パート先の銀行から、1億もの金を横領したのだ。 すると木綿子が、梨花は正義の人だと同窓生をたしなめる...
2. 螺鈿迷宮のターミナルケア(水野美紀)VS紙の月の節約主婦(水野真紀)  [ キッドのブログinココログ ]   2014年01月09日 00:58
好みというものがあると自覚するのは歯痒いものがある。 たとえば水野美紀が登場すると思って待機して水野真紀が出て来た時の落胆である。 もちろん・・・世の中には逆の方もいるわけである。 好みというデバイスを経由することによって作品の本質を見失うことは恥ずかしい。
ドラマ10「紙の月」 第1回「名前のない金」 専業主婦の梨花(原田知世)が10年ぶりに勤めに出始めました。 人間関係も順調だと喜ぶ梨花に、夫の正文(光石研)が何の気なしに「まぁ、たかがパートだしな。気楽なほうがいいよ。」 初めての給料日だったので黒毛和牛
4. 紙の月「まじめな主婦がなぜ一億円を横領したのか?」  [ のほほん便り ]   2014年01月14日 15:33
あの原田知世が「1億円もの金を横領し海外逃亡した主婦・梅澤梨花を演じる」興味から、見てみました。やはり透明感があって魅力的だなぁ、原田知世。少し難し目のファッションも、ふんわり着こなして好感触です。幸福な二人暮らしを満喫してたはずが、一体、なぜ?思えば、「
5. 猫は存在しているのか  [ 哲学はなぜ間違うのか? ]   2014年01月17日 15:38
猫が目の前にいなくて、しかもどこにいるのか分からなくて、どこでどうなっているのか

この記事へのコメント

1. Posted by ま・ここっと   2014年01月09日 19:25
きこりさま、今年もおよろしく。

で、視聴だん。ペイパアムウン=Paper Moon=紙の月
後半の最後になって「書店員ミチル」を思い出す流れになりましたね。
書店員と同じく最終回でどっちらけにならないことを願いつつ、次回に期待す〜
2. Posted by きこり→ま・ここっとさん   2014年01月10日 10:47
>後半の最後になって「書店員ミチル」を思い出す流れになりましたね
やはり思われましたか?(笑
ラスト近くなって、あれ?デジャブ?とか思っちゃった。
「ミチル」はかなりおもしろかったんだけど、最終回ではしょりすぎちゃったからな〜
このドラマはきっちりと締めてくれることを期待しますわ〜
原田知世さん、あの年齢であの透明感・・すごいわ〜

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