冬近し・・・近況報告など「ニャーン・ストリート」

2013年11月26日

「猫侍」 第九話

 今回は「すべては猫のために・・・」じゃなくて、「すべては猫と妻と娘のために・・・」の巻。

 さて、石渡(ユキリョウイチ)の思惑通り久太郎(北村一輝)のもとを訪ねた佐吉(水澤紳吾)は
玉之丞の目撃情報について聞きましたぞ。
久太郎は「玉之丞はこの手で斬った」とだけ答えて、あとはコワモテを最大限に利用してしらばっくれましたョ〜。
佐吉は旦那様が別の猫を飼うことがあったら、また斬ってちょ的なことを頼んで去っていきました。
 
 で、佐吉がいなくなると、すぐに久太郎の部屋に押し入る石渡達。
あぶなっ!!
気配を察知した久太郎はちゃーんと玉之丞を懐に入れて縁側のはずれに隠れたさ〜

 その後、石渡は八五郎(川村亮介)に久太郎の部屋で待つよう命じ、自分は佐吉を水責めにして玉之丞情報を吐くよう痛めつけました。
結局、佐吉は玉之丞のことを白状しなかったけど、玉之丞殺しの下手人としてご主人様に引きあわされちまったわ〜。
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 いつまでも玉之丞を抱っこして隠れている訳にもいかない・・・
久太郎は八五郎がよそ見をしているうちに縁側を走り抜け、若菜(平田薫)の部屋に侵入。
「力を貸して欲しい。今はお前だけが頼りだ」と頼みました。

 懐でちんまりと収まっている玉之丞のかわゆいこと。
『も〜まいっちんぐだよ〜』てな表情しとる・・・( ̄m ̄〃)

 てか、久太郎、ずいぶん素直になったよね〜
以前より、絶対楽に生きられるようになってると思うぞ〜
という訳で久太郎と玉之丞は若菜の屋台の中に隠れて長屋から逃亡。

 あからさまに怪しい状態なのに、『どにゃつぼう』にしか興味を示さない八五郎・・・
アンタ、あとで石渡にたっぷり水飲まされるぞ。
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 その後、お七(高橋かおり)が江戸に来たばかりの頃、寝泊りしていたというほったて小屋に移動。
このような人里離れた風ヒューヒュー入る場所で過ごしていたとはねぇ・・・
「女も長く生きてるとね、いろいろあんだよ〜」お七
「・・・・・・・」若菜・久太郎

 でも、いつまでも避難している訳にもいかない。
若菜は玉之丞を加賀屋に返すようアドバイス・・・
「戻ったら、また命を狙われる」久太郎
「でも、お侍さんだって狙われてる。捕まったらただじゃすまないんだよ。
玉之丞は夜にでもこっそり屋敷に返すべきだと思う」若菜
「・・・・・・・・・」久太郎
「・・・・・・そうだ、他の猫を飼えばいいじゃない。
こういうごたごたに巻き込まれない猫をさ。ね!」

 若菜は久太郎の事が心配なのよ〜
でも・・・・もう久太郎は玉之丞と離れることはできないんだも〜ん。
「玉之丞じゃないとダメなんでしょ〜だって、家族だもんね」お七
「・・・・何が家族だ・・・」久太郎

 言われなくてもわかってるさ。
久太郎にとって、玉之丞はただの猫じゃない。
認めたくないだろうけど、大事な家族になっちゃったんだもんね。

 って、若菜ちゃんの胸で眠る玉之丞・・・かわええのう・・・・
「おまえ・・・お侍さんと一緒にいたい?」若菜
「・・・・・にゃあ〜!(いてあげても良くってよ)」玉之丞

 それを聞いちゃ、行かねばなるまい。
家族のために(一応、故郷で待っているお静とハルも入ってますよ〜)男として、やらねばならぬことがあるのぢゃ!
「玉之丞と待っていてくれ。必ず戻る」久太郎
「にゃあああ〜(気をつけなさいよ〜!)」玉之丞

 久太郎は内藤の部下から頼まれた八百長試合を引き受けることにしたようです。
久太郎からも奴らに条件を出しましたョ。

1.「家族を呼び寄せたいので家を用意してくれ」→あっさり了承(どうせホントに用意する気ないんでしょうよ)
2.「・・・・・・を飼ってもよいか・・・・?」」
  「あ?」
  「・・・・・・
  「・・・・え?」
  「・・・こ・・・・ねこ・・・・・猫を飼いたい!
  「ね、ねこぉ?あっはっはっはっは!お主もかわいいとこがござるな〜
   いいだろう。10匹でも100匹でも好きに飼えばいい」

  という事で、表面的には契約成立。
調子にのった手下どもは、内藤との試合が終わった後する土下座をやってみせろと言い出しました。
( ゚д゚)ケッ!こわっぱどもが・・・
久太郎は心の中で「斑鬼のテーマ」を歌いながら心頭滅却。
殺気を感じ怯えた若造どもは、自ら土下座して許しを乞いましたとさ。

 これで、お静たちと会うことができる・・・
国を出てくるとき、「仕事を見つけて戻る。必ず戻る!だから・・・・待っててくれ!」と言い残してきた、その約束を果たすことができる・・・
って、こんな奴らの言う事信用できんのぉ?

『これでいいのだ・・・これですべてが丸く収まる。
俺が負ければ、皆が幸せになれる。だが・・・』


 いや〜久太郎にはやっぱり八百長はできないべ。
そして、そんな試合をしてまで仕事を得て欲しくないってお静さんだって思っているぞ。
こりゃ、ギリギリまで悩みそうだねぇ・・・
答えは剣の道に生きてきたその体が示してくれるかもしれんね。

 次回・・・・「オールスター運動会」とな?
久太郎と玉之丞の運命やいかに。

 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話
 第七話 第八話 第十話 第十一話 最終話

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matakita821 at 17:25│Comments(0)TrackBack(0)「猫侍」 

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