「リーガルハイ 2」 第5話 権利は誰のもの?窓際社員のキャラクター裁判!!「実験刑事トトリ 2」 第5回 秘密〜ある小説家の死について

2013年11月08日

2013年10月に見た映画

 10月に見たのは6本でした。

10月5日(土) 「最強のふたり」 2011年 仏 監督エリック・トレダノ

一瞬も飽きる間がなかった。楽しくて、ほろりとさせられて、見終わった後元気になれました。
感想はこちら

最強のふたりコレクターズ・エディション(2枚組)(初回限定仕様) [DVD]

10月6日(日) 「ストロベリーナイト」 2013年 日本 監督佐藤祐市

見終わって、まず思ったのは予告の作り方うまいな〜!
だって、アレみたら、菊田がそうなのかと思っちゃうもん。
いつもの『ストロベリーナイト』の世界なんだけど、刑事として、そして女性として葛藤する姫川玲子(竹内結子)の姿を中心に描いています。
だから菊川班や、おなじみの日下(遠藤憲一)やガンテツ(武田鉄矢)が脇に徹していて、それがちょっと物足りなかったかな。
この作品を見た上で、また新しい菊川班の仕事が見たくなりましたが、もう解散しちゃったからダメだよね?

姫川への思いを秘め部下としての立場を崩さないストイックな菊田(西島秀俊)、非情さと穏やかさを併せ持つクールな魅力の牧田(大沢たかお)、どちらもセクスィーでしたわ〜
ストロベリーナイト DVDスタンダード・エディション


10月12日(土) 「テッド」 2012年 米 監督セス・マクファーレン

たいした下卑た内容だって前評判を聞いていて、楽しみにしていたんだけど、そんな強烈にお下劣って訳でもなかったような。
笑いをベースに、ファンタジーあり、サスペンスあり、アクションありで結構おもしろかったぞ。
そもそも、友達のいない少年と命を持ったぬいぐるみが中年になった時の話ってのがイカレてていい。

って、ジョン役のマーク・ウォールバーグって『ブギーナイツ』のあの人だったのね〜
なんか久しぶりに見たよ。
子供っぽいダメダメ中年キャラがハマってたな〜
ローリーが惹かれる理由がさっぱりわからんかったが。
あのテッドとのケンカのシーンの撮影は大変だったろうね(*≧m≦)

ラスト近くのテッドのアクションシーンでは手に汗握ったぞ(嘘)
『フラッシュ・ゴードン』見ておけばさらに楽しめたのに〜!残念。
テッド [DVD]

10月13日(日) 「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」 2013年 日本 監督御法川修

原作の『すーちゃん』シリーズが大好きなんで、見てみました。
でも、ま、すーちゃんが柴咲コウさんってのは、ないかもね〜
そりゃ映画だから客が呼べるキャスティングにしなきゃアレだってのはわかるけどさ〜
イメージが違いすぎるし、こんなにかわいくて個性的だったらすーちゃんの行動に別の意味が出て来ちゃうよ。

まいちゃん(真木よう子)とさわ子さん(寺島しのぶ)に関してもそう。
もうちょっと普通っぽい顔の人に演じて欲しかったな〜
普通っぽいのにこんなこと考えてるんだ〜とか、やっぱり同じだな〜っていう原作から伝わってくる、いい意味での普通感が消えちゃったのが残念だった。この3人が出てて、かわいい小物に、地味だけどセンスのいいファッションときたら、「おしゃれ」になりすぎちゃってますます原作から離れていくよ。

で、原作のエピソードをうまく使って物語にしているんだけど、映画になってみるとこちらは悪い意味で「普通」なんだよな〜
原作から伝わってきたほんのりした含蓄のようなものが消えて、うすっぺらな感じに・・・

考えてみたんだけど、原作にはあったコマの余白みたいなもんがなかったからじゃないのかな〜
益田ミリさんの漫画はシンプルで、一見同じようなコマが続いているように見えるんだけど、微妙に違っている。
読者はその一コマ一コマをじっくり読みながら、余白にあるものを自分なりに感じて、共感したり、憤ったりする。
益田ミリさんの漫画が好きな人は、心の中のそういう作業が好きなんだと思う。
そこを失くして、ストーリーと雰囲気だけで見せてしまったら、つまらなくなるのはしかたないかな〜
すーちゃん まいちゃん さわ子さん [DVD]

10月23日(水) 「白雪姫と鏡の女王」 2012年 米 監督ターセム・シン

いや〜とにかくキャラクターの造形と衣装がすばらしかった!
石岡瑛子さんの衣装は大胆な色彩とデザインでクラッシックでありながらモダンで、映画に独特の世界観をもたらしていました。夢のような世界だったよ〜

白雪姫役のリリー・コリンズ はとってもチャーミングだし、邪悪な女王役のジュリア・ロバーツのコメディセンスが映画全体を楽しいものにしていたね〜
エンディングの歌がインド映画っぽい雰囲気で笑ったぞ。
白雪姫と鏡の女王 スタンダード・エディション [DVD]

10月27日(日) 「細雪」 1950年 日本 監督阿部豊

久しぶりに高峰秀子さんの記事にコメントを頂いて、エッセイを読み返していたら、見たくてたまらんくなり密林でポチッとやってしまいました。
いつのまにかDVDも出ていたのね〜便利な時代だわ〜
画像に少々乱れはあったけど、気になるほどではありませんでした。
原作も好きで周期的に読み返しています。

「細雪」は谷崎潤一郎の三番目の妻・松子夫人の実家をモデルにしている。
大阪船場でかつてのれんを誇った蒔岡家の四姉妹・鶴子(花井蘭子)、幸子(轟夕起子)、雪子(山根寿子)、妙子(高峰秀子)の物語。

1983年の市川崑監督版は、3回ぐらい見ていますが、こちらは初見デス。
市川版は「四姉妹」それぞれをあでやかに描いていたけど、こちらは四女の妙子と三女の雪子のエピソードが中心。
鶴子は長女として蒔岡家をしきっているが、序盤に銀行員である夫の仕事の都合で東京へ引っ越してしまう。
だから、松子夫人にあたる二女幸子と夫貞之助(河津清三郎)の芦屋にある家を中心に展開する。

三女雪子は何度もお見合いを繰り返しているがなかなかまとまらない。
31歳という年齢は、この時代においては、いわゆる「いきおくれ」なんだけど、帯に短し襷に長し、なかなか雪子のお眼鏡に適う相手が現れないのよね〜
そして、四女妙子は奔放な女性で、駆け落ちや三角関係などの恋愛問題で常に姉妹を心配させている。
そんな日常が独特な、たおやかな空気の中で描かれていく。

エッセイによると、この映画制作で出会った谷崎夫妻は高峰秀子に様々な援助を与えてくれた。
妙子のモデルであり松子夫人の実妹である信子さんから直々に芦屋言葉を教わり、劇中で舞う「雪」の指導のためにに地唄舞の第一人者武原はん、伴奏者として当代随一の宮崎春昇、日本一の床山師・宇佐美豊次を紹介してくれたそうな。
撮影に入る前の準備を想像するだけでめまいがするほど大変そうだけど、この映画でも高峰秀子はプロ女優としての存在感をしっかりと魅せてくれます。

時代のうつりかわり、ゆっくりとした滅びの中にいる女たちの美しさと静かな強さ・・・
原作と同じように、繰り返し見たい映画だと思います。

昔は、自分が演じるんだったら個性的な生き方をしている妙子がいいな〜って思っていたんだけど、今回、山根寿子さんの雪子を見て、初めて惹かれました。おっとりした本当のお嬢さんなんだけど、したたかでクールな部分も垣間見える。見合い相手から電話が来るとおろおろして何もしゃべれなかったりするんだけど、最終的な決断はちゃんとできるんだよね。表面に出ている弱くて優しげな部分と隠された強い部分のバランスが非常におもしろいキャラクターだな〜と思いました。

今月は市川版を見直してみようかな〜
細雪 デジタル・ニューマスター [DVD]

9月に見た映画
7月・8月に見た映画
6月に見た映画
5月に見た映画

br_banner_ochiba



このエントリーをはてなブックマークに追加
matakita821 at 20:35│Comments(4)TrackBack(0)映画 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by ヨーコ   2013年11月09日 06:40
「Ted」「ストロベリーナイト」「すーちゃん・・」は見たいけどまだ見ていないもので、「最強のふたり」「白雪姫・・」は見たよ〜。
「ストロベリーナイト」は今月CSかWOWOWで放送予定だったと思うから楽しみ♪今後見る予定のものはきこりさんの感想を読まないでおくよ。
「白雪姫」みたいな世界って、現実逃避出来ると言うか、いくつになっても映画の世界に入り込んで楽しめる魔法があるよね。あぁいう映画を見ると衣装やセットに目が釘付けになっちゃうんだよね。刺激されて作りたくなっちゃう♪
2. Posted by きこり→ヨーコさん   2013年11月09日 22:54
>「白雪姫」みたいな世界って、現実逃避出来ると言うか、いくつになっても映画の世界に入り込んで楽しめる魔法があるよね。
そうそう!嘘もあれだけ完璧な世界を創り上げてくれたら思いっきり酔えるから嬉しいよね。
斬新なのに温かみがあって見とれてしまったわ〜
私みたいな普通の人でもイマジネーションを刺激されたんだから、ヨーコさんは創作欲が高まっていろんな発想がさらにわいてきたんじゃない?
これぞ映画の楽しみだよね。
3. Posted by くう   2013年11月19日 19:12
「Ted」も「すーちゃん…」もまだ見てないんだ〜。
「すーちゃん…」は、私は原作知らないから平気かな^^;
今年中に見たいわ。

「白雪姫」は衣装と映像、音楽が素晴らしかったね〜^^
リリー・コリンズ、ほんと可愛かった〜。
4. Posted by きこり→くうさん   2013年11月20日 14:03
『すーちゃん』は原作読んでなかったら、そこそこ楽しめる映画かも。キャストが豪華だしね。
私にとっては、その豪華さが、まず違和感だったが(笑
『テッド』はバカバカしいんだけどおもしろかったぞ。ギャグが日本版に直してあったんだけど、わからなくてもそのままの字幕で聞いてみたかったかも。
『白雪姫』は美しかったね〜!
もう一回見てもいいな〜

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
「リーガルハイ 2」 第5話 権利は誰のもの?窓際社員のキャラクター裁判!!「実験刑事トトリ 2」 第5回 秘密〜ある小説家の死について