2013年08月19日
「あまちゃん」 第21週 おらたちの大逆転 第121話
『潮騒のメモリー』ヒロインオーディションの朝、夏ばっぱ(宮本信子)が倒れたと連絡が入りました。
「私、ちょっと行ってくるわ。水口君、今日頼むね!」春子(小泉今日子)
「えっ・・・どうしたんすか?」水口(松田龍平)
「うん。お母さんが倒れたらしいんだ」正宗(尾美としのり)
「え!?」水口
「おらも行ぐ!夏ばっぱのそばにいでえ。おらも帰る!」アキ(能年玲奈)
「おばあちゃんにはママがついてるから、大丈夫。
アキはアキの今やるべき事頑張んなさい!」春子
『嘘だったらいいのに。ママは希望を捨てていませんでした。あの時みたいに…』
大吉っつあんの嘘メールで24年ぶりに帰郷したあの時みたいに。
でも、『リアス』の扉には『店主急病のため休業します』と書かれた紙が貼られていました。
それでも家に行って確認せずにはいられない春子・・やっぱり、夏さんはいない。
でも、いつもの不在とは明らかに違う。
「しばらくは元気だったんだよ。
今年は水温も冷てえし年も年だし無理すんなって言うのに、週に4日も潜ってさ」大吉(杉本哲太)
「早く病院連れてってよ」春子
「今行っても会えねぇ。手術中だ。バイパス手術っつうのか?
それ自体難しいもんじゃねえって医者は言うが、時間もかかるし体力がもつかどうか・・・。何しろ心臓だからな」
その頃、アキ達はオーディション会場に着いていました。
リメイク版の『潮騒のメモリー』は前作の15年後という設定でヒロインひろ美の
その後を描くらしい。
サブタイトルに「母娘(おやこ)の島」がつくから、ひろ美とその娘の話になるのかな?
鈴鹿さんとオーディションを勝ち抜いた娘役のダブル主演。
かなり大きな役ですぞ。
このヒロインを勝ち取り映画デビューできれば、しばらくは芸能界でやっていけるべ。
緊張でEDOシアターの階段を上るアキの足が止まったさ。
「どうした?」正宗
「やっぱ怖ぇな・・・」アキ
「俺もクビになって以来だよ、ここ来るの」水口
「・・・・・・・」アキ
「やめるか?アキ」正宗
「・・・・・今更ビビってても、しかたねぇ。おらには夏ばっぱがついてる」
さすが父親だな。
ビビった時のアキの対応を心得てる。これで腹が座ったべ。
アキの手にはオーディションの通知と共に夏ばっぱの魂ともいえる
「北の海女」の手ぬぐいがありました。





「私、ちょっと行ってくるわ。水口君、今日頼むね!」春子(小泉今日子)
「えっ・・・どうしたんすか?」水口(松田龍平)
「うん。お母さんが倒れたらしいんだ」正宗(尾美としのり)
「え!?」水口
「おらも行ぐ!夏ばっぱのそばにいでえ。おらも帰る!」アキ(能年玲奈)
「おばあちゃんにはママがついてるから、大丈夫。
アキはアキの今やるべき事頑張んなさい!」春子
『嘘だったらいいのに。ママは希望を捨てていませんでした。あの時みたいに…』
大吉っつあんの嘘メールで24年ぶりに帰郷したあの時みたいに。
でも、『リアス』の扉には『店主急病のため休業します』と書かれた紙が貼られていました。
それでも家に行って確認せずにはいられない春子・・やっぱり、夏さんはいない。
でも、いつもの不在とは明らかに違う。
「しばらくは元気だったんだよ。
今年は水温も冷てえし年も年だし無理すんなって言うのに、週に4日も潜ってさ」大吉(杉本哲太)
「早く病院連れてってよ」春子
「今行っても会えねぇ。手術中だ。バイパス手術っつうのか?
それ自体難しいもんじゃねえって医者は言うが、時間もかかるし体力がもつかどうか・・・。何しろ心臓だからな」
その頃、アキ達はオーディション会場に着いていました。
リメイク版の『潮騒のメモリー』は前作の15年後という設定でヒロインひろ美の
その後を描くらしい。
サブタイトルに「母娘(おやこ)の島」がつくから、ひろ美とその娘の話になるのかな?
鈴鹿さんとオーディションを勝ち抜いた娘役のダブル主演。
かなり大きな役ですぞ。
このヒロインを勝ち取り映画デビューできれば、しばらくは芸能界でやっていけるべ。
緊張でEDOシアターの階段を上るアキの足が止まったさ。
「どうした?」正宗
「やっぱ怖ぇな・・・」アキ
「俺もクビになって以来だよ、ここ来るの」水口
「・・・・・・・」アキ
「やめるか?アキ」正宗
「・・・・・今更ビビってても、しかたねぇ。おらには夏ばっぱがついてる」
さすが父親だな。
ビビった時のアキの対応を心得てる。これで腹が座ったべ。
アキの手にはオーディションの通知と共に夏ばっぱの魂ともいえる
「北の海女」の手ぬぐいがありました。





会場にはGMTのメンバーもいて、小野寺ちゃん(優希美青)が挨拶に来てくれたさ〜
あれ?でも喜屋武ちゃんとベロニカはいないんだな。
「アキちゃん!」小野寺
「小野寺ちゃんも1次がら?」アキ
「うん。真奈ちゃんもしおりちゃんもだよ」
「じぇじぇ〜〜GMTも一般も一緒か」
「お互い頑張っぺ!じゃあ」
「相変わらず、めんこいな」
ここがアキの凄いところだよね。
オーディションという闘いの場に来ても、素直にライバルである小野寺ちゃんをかわいいと思える。
繊細なようで大胆、敏感なようでいて鈍感。相反する性質が共存している。
根っこにあるのは、夏さんゆずりの強くて伸びやかなこころだ。
一次オーディションでは持ち時間3分で簡単に自己PRとセリフ一行を読みますぞ。
そのセリフは・・・『母ちゃん 親孝行できなくてごめんなさい』
『そこに何気なく書かれた1行のセリフのせいで、
おら、また夏ばっぱの事思い出してしまいました』
病院では、みんなが待っていてくれました。
「何か、お騒がせしてごめんね〜」春子
「どうだ?」大吉
「うん。さっきから看護師が出たり入ったりしてたけど・・・・」長内(でんでん)
「夏ばっぱ、ホントはとっくに引退する年だもんな」美寿々(美保純)
「んだ。なんぼ元気だって66だもの」かつ枝(木野花)
「急に東京さ行ぎだいって言ったのも、今思えば虫の知らせだったかもしれねぇな」弥生(渡辺えり)
「やめろ。縁起でもねぇ!」長内 そうだよ〜!虫の知らせって何だよーー!!
「もう、やり残した事ねぇって言ってたもんなぁ・・(泣」かつ枝
「やめろって!この眼鏡会計ネガティブばばあ!」長内
あら・・・ネガティブ加わっちゃったよ・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
「だから、橋幸夫に会いに行ったのかな」ユイ(橋本愛)
「ユイちゃんまで・・・最後まで希望を捨てるな!
・・・最後まで?いやいや、最後でねえど!途中だ!」長内
そうだ!まだまだ途中だべ!
「橋幸夫って?え?何?橋幸夫って」春子 あらら、あっさりバレちまったよ・・・
「えっ?春子さん知らないの?」ユイ
「え?」春子
「会ったんだと。東京で。橋幸夫に」かつ枝
「知らないよ!何それ。えっ、知ってた?」春子
「ごめん。春ちゃんには死んでも言うなって口止めされてたもんで・・・」大吉
「何よ・・何それ〜!」春子
「おらたちもよく覚えてねぇんだけんども、夏ばっぱが二十歳そこそこの頃、
橋幸夫がリサイタルで来たんだと。
そん時、夏ばっぱ花束渡したんだって」弥生
「そんで、ホレ、吉永小百合の代わりに歌ったんだと」かつ枝
「え?」春子
「写真見てみるか?勉さんが持ってたの」美寿々
「え?えっ〜〜!?嘘でしょ〜?」春子
渡された色褪せた写真には、今の春子よりも若い夏さんが、笑顔で橋さんと写っていました。
「んで、ホレ、鈴鹿ひろ美さんが間さ入ってよ、
アキちゃんと一緒に会いに行ったんだと。春ちゃん?」大吉
「何?ごめん、聞いてなかった。
・・・・っていうか、かわいいね〜!夏さん。ちょっとアキに似てる」春子
「え〜〜んだか?」かつ枝
「フフッ・・・そうかも」ユイ
オーディションは始まっていました。
「236番の方」荒巻(古田新太)
「236番、天野アキ東京都出身、18歳です。
えっと、高2の夏から岩手県北三陸で海女さんをやってました。
なので、素潜りには自信あります。
尊敬する人は、おばあちゃんと鈴鹿ひろ美さんです!
『潮騒のメモリー』を見て、鈴鹿ひろ美さんに・・・!」アキ
「ごめん!時間ないから、そこまで」鈴鹿さん(薬師丸ひろ子)
「ありがとうございました」アキ
「それじゃあ、次セリフいってみようか。229番の方から」太巻
「はい!『母ちゃん、親孝行できなくてごめんなさい』」
ちょっとフライングぎみだったけど、いい感じだったべ。
夏ばっぱの事があって、また訳わかんないこと言うんじゃないかと心配したけど、大丈夫だな。
そして鈴鹿さんは、いつもの無頼鮨での気さくなおばさんではなく、すっかり女優さんの顔で対している。
「私・・・何にも知らないよぉ・・・夏さんの事。
娘なのに、何にも知らないわ。笑っちゃうぐらい、知らないわぁ〜。
18で家出るまでの夏さんの事しか知らないもんね。
いや・・・それも怪しいな。
何が好きかとか、何が嫌いかとか、全然知らないんだわ。
だって、橋幸夫とデュエットとかさ・・・何コレ・・・」春子
「しゃあねえべ口数の少ねえ人だから」長内
「違うね。私が知ろうとしなかったんだね・・・
自分の事ばっかでさ、夏さんの事、口やかましい母親としてしか見てなかったんだわ。夏さんの母親じゃない部分見ないで来ちゃったんだね」春子
春子の夏ばっぱへの思い・・・その後悔の言葉はユイの心にも刺さったはず。
母親が何を思い生きていたのか・・・
自分は母親の苦しみを考えたことがあっただろうか・・・
そこに居て当たり前の、自分のことを一番に考えてくれるのが当たり前の存在・・・
今、春子もユイも、大人になろうとしている。
オーディション風景の『母ちゃん、親孝行できなくてごめんなさい』・・・
そのセリフが春子の心と重なり、そして夏ばっぱを思うアキの心と重なる。
他のみんなのセリフがアキの思いを高めていく・・・
「大っ嫌いだったのよ、私。あの歌!『いつでも夢を』。
毎年さ、海開きの朝には、ホラ、漁協の音の割れたスピーカーから聞こえてくるでしょう〜?
うんざりすんのよね、アレ聞こえると!
いい年したおばちゃんたちがさぁ、何、朝からはしゃいじゃってんのって。
アハハッ、ごめんね、ごめんね。
でも・・・・今聴いたら・・・多分、違うんだろうな・・・
夏さんがさ、橋幸夫のファンだって知ってたらさ、ちょっとニヤニヤしながら聴けたような気がするの。
何か・・・そういうのいっぱいあるんだろうなと思ったら、何か悔しくなってきちゃった。
どうしよう・・・
もし、このまま目覚めなかったら、私、夏さんの事知らな過ぎて泣けないわ〜
情報量少なすぎて涙も出ないわ〜」春子
「♪ 星よりひそかに〜雨よりやさしく〜♪」弥生
「え〜〜?」春子
「♪ あの娘はいつも〜♪」海女クラブのみんな歌ってるべ
「ちょちょちょ・・・ここ病院だから、うるさいといけない・・・」
「春ちゃんも一緒に歌うべ!」弥生
「知らないし〜!今、嫌いだって言ったじゃん」
「んじゃ、ユイちゃん!」弥生
「ユイちゃんも知らないから・・・」春子
「♪ 声がきこえる〜♪」ユイ
「じぇじぇ・・・」春子
「♪ 淋しい胸に〜」大吉さんと長内まで歌い始めたぞ。
「♪ 涙に濡れた〜こ〜の胸に〜♪」みんな大合唱だ。
春子も心の中で歌ってるべ・・・(ノω;`)
歌の持つ力・・・
夏ばっぱの中で大切に育まれてきた、夏ばっぱ自身とも言えるような、
大切な人生の1ページに寄り添う『いつでも夢を』・・・
誰にでもそんな歌があるはず。
歌手だった春子にとって、夏さん発見であるとともに「歌」というものを
改めて考え直せた瞬間だったと思う。
そして、アキの番が迫ってきました。
「『母ちゃん、親孝行できなくてごめんなさい』」真奈(大野いと)
「『母ちゃん、親孝行できなくてごめんなさい』。ありがとうございました!」しおり(松岡茉優)
「はい、ありがとう。次」荒巻
ついにアキの番だ。鈴鹿さんも静かにみつめてるべ。
「・・・『母ちゃん、親孝行できなくてごめんなさい!』」アキ
アキ自身の夏ばっぱへの真実の思いがセリフにぴったりと重なり、言葉が命を持った。
アキが女優として目覚めようとしている。
奇跡は、もう始まっている・・・
春子とアキの思い、北三陸のみんなの思い・・・
手術中の北三陸と東京のオーディション会場を交互に描きながら、夏さんへの愛情を軸に徐々に高まっていくそれぞれの思いが伝わるすばらしい回でした。
今週も・・・目が離せません・・・
第1週(第1話〜第6話) おら、この海が好きだ!
第2週(第7話〜第12話) おら、東京さ帰りたくねぇ
第3週(第13話〜18話) おら、友達ができた!
第4週(第19話〜第24話) おら、ウニが獲りてぇ
第5週(第25話〜第30話) おら、先輩が好きだ!
第6週 おらのじっちゃん、大暴れ
第31話 第32話 第33話 第34話 第35話 第36話
第7週 おらのママに歴史あり
第37話 第38話 第39話 第40話 第41話 第42話
第8週 おら、ドキドキがとまんねぇ
第43話 第44話 第45話 第46話 第47話 第48話
第9週 おらの大失恋
第49話 第50話 第51話 第52話 第53話 第54話
第10週 おら、スカウトされる!?
第55話 第56話 第57話 第58話 第59話 第60話
第11週 おら、アイドルになりてぇ!
第61話 第62話 第63話 第64話 第65話 第66話
第12週 おら、東京さ行くだ!
第67話 第68話 第69話 第70話 第71話 第72話
第13週 おら、奈落に落ちる
第73話 第74話 第75話 第76話 第77話 第78話
第14週 おら、大女優の付き人になる
第79話 第80話 第81話 第82話 第83話 第84話
第15週 おらの仁義なき戦い
第85話 第86話 第87話 第88話 第89話 第90話
第16週 おらのママに歴史あり 2
第91話 第92話 第93話 第94話 第95話 第96話
第17週 おら、悲しみがとまらねぇ
第97話 第98話 第99話 第100話 第101話 第102話
第18週 おら、地元に帰ろう!?
第103話 第104話 第105話 第106話 第107話 第108話
第19週 おらのハート、再点火
第109話 第110話 第111話 第112話 第113話 第114話
第20週 おらのばっぱ、恋の珍道中
第115話 第116話 第117話 第118話 第119話 第120話
第21週 おらたちの大逆転
第122話 第123話 第124話 第125話 第126話
第22週 おらとママの潮騒のメモリー
第127話 第128話 第129話 第130話 第131話 第132話
第23週 おら、みんなに会いでぇ!
第133話 第134話 第135話 第136話 第137話 第138話
第24週 おら、やっぱりこの海が好きだ!
第139話 第140話 第141話 第142話 第143話 第144話
第25週 おらたち、いつでも夢を
第145話 第146話 第147話 第148話 第149話 第150話
最終週 おらたち、熱いよね!
第151話 第152話 第153話 第154話 第155話
第156話(最終話)

あれ?でも喜屋武ちゃんとベロニカはいないんだな。
「アキちゃん!」小野寺
「小野寺ちゃんも1次がら?」アキ
「うん。真奈ちゃんもしおりちゃんもだよ」
「じぇじぇ〜〜GMTも一般も一緒か」
「お互い頑張っぺ!じゃあ」
「相変わらず、めんこいな」
ここがアキの凄いところだよね。
オーディションという闘いの場に来ても、素直にライバルである小野寺ちゃんをかわいいと思える。
繊細なようで大胆、敏感なようでいて鈍感。相反する性質が共存している。
根っこにあるのは、夏さんゆずりの強くて伸びやかなこころだ。
一次オーディションでは持ち時間3分で簡単に自己PRとセリフ一行を読みますぞ。
そのセリフは・・・『母ちゃん 親孝行できなくてごめんなさい』
『そこに何気なく書かれた1行のセリフのせいで、
おら、また夏ばっぱの事思い出してしまいました』
病院では、みんなが待っていてくれました。
「何か、お騒がせしてごめんね〜」春子
「どうだ?」大吉
「うん。さっきから看護師が出たり入ったりしてたけど・・・・」長内(でんでん)
「夏ばっぱ、ホントはとっくに引退する年だもんな」美寿々(美保純)
「んだ。なんぼ元気だって66だもの」かつ枝(木野花)
「急に東京さ行ぎだいって言ったのも、今思えば虫の知らせだったかもしれねぇな」弥生(渡辺えり)
「やめろ。縁起でもねぇ!」長内 そうだよ〜!虫の知らせって何だよーー!!
「もう、やり残した事ねぇって言ってたもんなぁ・・(泣」かつ枝
「やめろって!この眼鏡会計ネガティブばばあ!」長内
あら・・・ネガティブ加わっちゃったよ・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…
「だから、橋幸夫に会いに行ったのかな」ユイ(橋本愛)
「ユイちゃんまで・・・最後まで希望を捨てるな!
・・・最後まで?いやいや、最後でねえど!途中だ!」長内
そうだ!まだまだ途中だべ!
「橋幸夫って?え?何?橋幸夫って」春子 あらら、あっさりバレちまったよ・・・
「えっ?春子さん知らないの?」ユイ
「え?」春子
「会ったんだと。東京で。橋幸夫に」かつ枝
「知らないよ!何それ。えっ、知ってた?」春子
「ごめん。春ちゃんには死んでも言うなって口止めされてたもんで・・・」大吉
「何よ・・何それ〜!」春子
「おらたちもよく覚えてねぇんだけんども、夏ばっぱが二十歳そこそこの頃、
橋幸夫がリサイタルで来たんだと。
そん時、夏ばっぱ花束渡したんだって」弥生
「そんで、ホレ、吉永小百合の代わりに歌ったんだと」かつ枝
「え?」春子
「写真見てみるか?勉さんが持ってたの」美寿々
「え?えっ〜〜!?嘘でしょ〜?」春子
渡された色褪せた写真には、今の春子よりも若い夏さんが、笑顔で橋さんと写っていました。
「んで、ホレ、鈴鹿ひろ美さんが間さ入ってよ、
アキちゃんと一緒に会いに行ったんだと。春ちゃん?」大吉
「何?ごめん、聞いてなかった。
・・・・っていうか、かわいいね〜!夏さん。ちょっとアキに似てる」春子
「え〜〜んだか?」かつ枝
「フフッ・・・そうかも」ユイ
オーディションは始まっていました。
「236番の方」荒巻(古田新太)
「236番、天野アキ東京都出身、18歳です。
えっと、高2の夏から岩手県北三陸で海女さんをやってました。
なので、素潜りには自信あります。
尊敬する人は、おばあちゃんと鈴鹿ひろ美さんです!
『潮騒のメモリー』を見て、鈴鹿ひろ美さんに・・・!」アキ
「ごめん!時間ないから、そこまで」鈴鹿さん(薬師丸ひろ子)
「ありがとうございました」アキ
「それじゃあ、次セリフいってみようか。229番の方から」太巻
「はい!『母ちゃん、親孝行できなくてごめんなさい』」
ちょっとフライングぎみだったけど、いい感じだったべ。
夏ばっぱの事があって、また訳わかんないこと言うんじゃないかと心配したけど、大丈夫だな。
そして鈴鹿さんは、いつもの無頼鮨での気さくなおばさんではなく、すっかり女優さんの顔で対している。
「私・・・何にも知らないよぉ・・・夏さんの事。
娘なのに、何にも知らないわ。笑っちゃうぐらい、知らないわぁ〜。
18で家出るまでの夏さんの事しか知らないもんね。
いや・・・それも怪しいな。
何が好きかとか、何が嫌いかとか、全然知らないんだわ。
だって、橋幸夫とデュエットとかさ・・・何コレ・・・」春子
「しゃあねえべ口数の少ねえ人だから」長内
「違うね。私が知ろうとしなかったんだね・・・
自分の事ばっかでさ、夏さんの事、口やかましい母親としてしか見てなかったんだわ。夏さんの母親じゃない部分見ないで来ちゃったんだね」春子
春子の夏ばっぱへの思い・・・その後悔の言葉はユイの心にも刺さったはず。
母親が何を思い生きていたのか・・・
自分は母親の苦しみを考えたことがあっただろうか・・・
そこに居て当たり前の、自分のことを一番に考えてくれるのが当たり前の存在・・・
今、春子もユイも、大人になろうとしている。
オーディション風景の『母ちゃん、親孝行できなくてごめんなさい』・・・
そのセリフが春子の心と重なり、そして夏ばっぱを思うアキの心と重なる。
他のみんなのセリフがアキの思いを高めていく・・・
「大っ嫌いだったのよ、私。あの歌!『いつでも夢を』。
毎年さ、海開きの朝には、ホラ、漁協の音の割れたスピーカーから聞こえてくるでしょう〜?
うんざりすんのよね、アレ聞こえると!
いい年したおばちゃんたちがさぁ、何、朝からはしゃいじゃってんのって。
アハハッ、ごめんね、ごめんね。
でも・・・・今聴いたら・・・多分、違うんだろうな・・・
夏さんがさ、橋幸夫のファンだって知ってたらさ、ちょっとニヤニヤしながら聴けたような気がするの。
何か・・・そういうのいっぱいあるんだろうなと思ったら、何か悔しくなってきちゃった。
どうしよう・・・
もし、このまま目覚めなかったら、私、夏さんの事知らな過ぎて泣けないわ〜
情報量少なすぎて涙も出ないわ〜」春子
「♪ 星よりひそかに〜雨よりやさしく〜♪」弥生
「え〜〜?」春子
「♪ あの娘はいつも〜♪」海女クラブのみんな歌ってるべ
「ちょちょちょ・・・ここ病院だから、うるさいといけない・・・」
「春ちゃんも一緒に歌うべ!」弥生
「知らないし〜!今、嫌いだって言ったじゃん」
「んじゃ、ユイちゃん!」弥生
「ユイちゃんも知らないから・・・」春子
「♪ 声がきこえる〜♪」ユイ
「じぇじぇ・・・」春子
「♪ 淋しい胸に〜」大吉さんと長内まで歌い始めたぞ。
「♪ 涙に濡れた〜こ〜の胸に〜♪」みんな大合唱だ。
春子も心の中で歌ってるべ・・・(ノω;`)
歌の持つ力・・・
夏ばっぱの中で大切に育まれてきた、夏ばっぱ自身とも言えるような、
大切な人生の1ページに寄り添う『いつでも夢を』・・・
誰にでもそんな歌があるはず。
歌手だった春子にとって、夏さん発見であるとともに「歌」というものを
改めて考え直せた瞬間だったと思う。
そして、アキの番が迫ってきました。
「『母ちゃん、親孝行できなくてごめんなさい』」真奈(大野いと)
「『母ちゃん、親孝行できなくてごめんなさい』。ありがとうございました!」しおり(松岡茉優)
「はい、ありがとう。次」荒巻
ついにアキの番だ。鈴鹿さんも静かにみつめてるべ。
「・・・『母ちゃん、親孝行できなくてごめんなさい!』」アキ
アキ自身の夏ばっぱへの真実の思いがセリフにぴったりと重なり、言葉が命を持った。
アキが女優として目覚めようとしている。
奇跡は、もう始まっている・・・
春子とアキの思い、北三陸のみんなの思い・・・
手術中の北三陸と東京のオーディション会場を交互に描きながら、夏さんへの愛情を軸に徐々に高まっていくそれぞれの思いが伝わるすばらしい回でした。
今週も・・・目が離せません・・・
第1週(第1話〜第6話) おら、この海が好きだ!
第2週(第7話〜第12話) おら、東京さ帰りたくねぇ
第3週(第13話〜18話) おら、友達ができた!
第4週(第19話〜第24話) おら、ウニが獲りてぇ
第5週(第25話〜第30話) おら、先輩が好きだ!
第6週 おらのじっちゃん、大暴れ
第31話 第32話 第33話 第34話 第35話 第36話
第7週 おらのママに歴史あり
第37話 第38話 第39話 第40話 第41話 第42話
第8週 おら、ドキドキがとまんねぇ
第43話 第44話 第45話 第46話 第47話 第48話
第9週 おらの大失恋
第49話 第50話 第51話 第52話 第53話 第54話
第10週 おら、スカウトされる!?
第55話 第56話 第57話 第58話 第59話 第60話
第11週 おら、アイドルになりてぇ!
第61話 第62話 第63話 第64話 第65話 第66話
第12週 おら、東京さ行くだ!
第67話 第68話 第69話 第70話 第71話 第72話
第13週 おら、奈落に落ちる
第73話 第74話 第75話 第76話 第77話 第78話
第14週 おら、大女優の付き人になる
第79話 第80話 第81話 第82話 第83話 第84話
第15週 おらの仁義なき戦い
第85話 第86話 第87話 第88話 第89話 第90話
第16週 おらのママに歴史あり 2
第91話 第92話 第93話 第94話 第95話 第96話
第17週 おら、悲しみがとまらねぇ
第97話 第98話 第99話 第100話 第101話 第102話
第18週 おら、地元に帰ろう!?
第103話 第104話 第105話 第106話 第107話 第108話
第19週 おらのハート、再点火
第109話 第110話 第111話 第112話 第113話 第114話
第20週 おらのばっぱ、恋の珍道中
第115話 第116話 第117話 第118話 第119話 第120話
第21週 おらたちの大逆転
第122話 第123話 第124話 第125話 第126話
第22週 おらとママの潮騒のメモリー
第127話 第128話 第129話 第130話 第131話 第132話
第23週 おら、みんなに会いでぇ!
第133話 第134話 第135話 第136話 第137話 第138話
第24週 おら、やっぱりこの海が好きだ!
第139話 第140話 第141話 第142話 第143話 第144話
第25週 おらたち、いつでも夢を
第145話 第146話 第147話 第148話 第149話 第150話
最終週 おらたち、熱いよね!
第151話 第152話 第153話 第154話 第155話
第156話(最終話)
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映画のヒロインオーディションの当日、アキ(能年玲奈)と春子(小泉今日子)の
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『おらたちの大逆転』
内容
アキ(能年玲奈)のオーディション当日。
夏(宮本信子)が倒れたという連絡を受け、春子(小泉今日子)は、
アキを水口(松田龍平)に任せて、北三陸へと向かう。
嘘だと思いたかったが、今回は。。。。本当だった。
大吉(杉本哲太)によ...
5. あまちゃん (第121回・8/19) 感想 [ ディレクターの目線blog@FC2 ] 2013年08月19日 23:05
NHK総合・連続テレビ小説『あまちゃん』(公式)
第21週『おらたちの大逆転』 [第121回]の感想。
映画のヒロインオーディションの当日、アキ(能年玲奈)と春子(小泉今日子)のもとに「...
6. あまちゃん 第121回★母ちゃん、親孝行できなくてごめんなさい [ 世事熟視〜コソダチP ] 2013年08月20日 12:01
連続テレビ小説「あまちゃん」第121回(8月19日)
夏ばっぱ(宮本信子)が倒れて春子(小泉今日子)は北三陸へ・・・。
アキ(能年玲奈)はオーディションを受けるために上野アメ横へ・・・。
アメ横ビジョンに太巻が作る映画の告知映像が流れています。
荒巻太一初監督
7. 連続テレビ小説 あまちゃん(121)「おらたちの大逆転」 [ JAOの趣味日誌 ] 2013年08月21日 17:12
連続テレビ小説 あまちゃん?-?Yahoo!テレビ.Gガイド[テレビ番組表]
オーディション当日、「夏さんが倒れた」と大吉さんから連絡をもらった。
春子さんとアキちゃん。 春子さんは、すぐにも駆けつけようとするアキちゃんを制止し
一人で北三陸に向かった。 アキちゃん...
この記事へのコメント
1. Posted by くう 2013年08月19日 21:27
>さすが父親だな。
ビビった時のアキの対応を心得てる。これで、腹が座ったべ。
この時の正宗さんがとても良かっただよ(-_-)))
甘やかす言い方じゃなくて厳しかった。
でも「止めちまえ」じゃなくて「やめるか?」なんだよね。
いいパパだ…。
>あれ?でも喜屋武ちゃんとベロニカはいないんだな。
喜屋武ちゃんはともかくベロニカむり〜( ̄∇ ̄;)
鈴鹿ひろ美の娘、いきなり外人になっちゃうw
>春子の夏ばっぱへの思い・・・その後悔の言葉はユイの心にも刺さったはず。
あ、これ、あたしも思った!
ユイは自分の母の事を考えているな、と。
夏さんと春子のことが、ユイの親子関係の修復にもなるんだね。
しかし、結局オーディションの日、こうして病院に居るユイは、
この映画と関わらないのね。
ちょっとガッカリ〜。
ビビった時のアキの対応を心得てる。これで、腹が座ったべ。
この時の正宗さんがとても良かっただよ(-_-)))
甘やかす言い方じゃなくて厳しかった。
でも「止めちまえ」じゃなくて「やめるか?」なんだよね。
いいパパだ…。
>あれ?でも喜屋武ちゃんとベロニカはいないんだな。
喜屋武ちゃんはともかくベロニカむり〜( ̄∇ ̄;)
鈴鹿ひろ美の娘、いきなり外人になっちゃうw
>春子の夏ばっぱへの思い・・・その後悔の言葉はユイの心にも刺さったはず。
あ、これ、あたしも思った!
ユイは自分の母の事を考えているな、と。
夏さんと春子のことが、ユイの親子関係の修復にもなるんだね。
しかし、結局オーディションの日、こうして病院に居るユイは、
この映画と関わらないのね。
ちょっとガッカリ〜。
2. Posted by きこり→くうさん 2013年08月19日 23:01
>でも「止めちまえ」じゃなくて「やめるか?」なんだよね。
いいパパだ…。
そうなんだよね。そこが、やっぱり正宗らしい。
ちゃんと厳しいんだけど、道は残してあるんだよね。
>鈴鹿ひろ美の娘、いきなり外人になっちゃうw
だよね〜!(笑
いくらなんでもな・・
日本語たどたどしい娘って・・・
>夏さんと春子のことが、ユイの親子関係の修復にもなるんだね。
そうなんだよね。
それが春子のセリフを聞いているユイの表情で伝わってくる。
脚本もうまくできているけど、こういうとこがいいよね。
夏さんが倒れたことで、いろんなことが動いた気がする。
>しかし、結局オーディションの日、こうして病院に居るユイは、
この映画と関わらないのね。
私も思った〜!
もしかして、ユイも会場にいたりして!って期待したのにさ、あら〜病院にいるよ・・・って思っただ。
やっぱり、ユイちゃんが東京に出ることはもうないのか・・(´-ェ-`)
いいパパだ…。
そうなんだよね。そこが、やっぱり正宗らしい。
ちゃんと厳しいんだけど、道は残してあるんだよね。
>鈴鹿ひろ美の娘、いきなり外人になっちゃうw
だよね〜!(笑
いくらなんでもな・・
日本語たどたどしい娘って・・・
>夏さんと春子のことが、ユイの親子関係の修復にもなるんだね。
そうなんだよね。
それが春子のセリフを聞いているユイの表情で伝わってくる。
脚本もうまくできているけど、こういうとこがいいよね。
夏さんが倒れたことで、いろんなことが動いた気がする。
>しかし、結局オーディションの日、こうして病院に居るユイは、
この映画と関わらないのね。
私も思った〜!
もしかして、ユイも会場にいたりして!って期待したのにさ、あら〜病院にいるよ・・・って思っただ。
やっぱり、ユイちゃんが東京に出ることはもうないのか・・(´-ェ-`)
3. Posted by ユーミン 2013年08月19日 23:35
とっても楽しい朝ドラだよね
ビデオで見て、ながらで総集編を見る様になりました
あまちゃんは予告編が多いのだけど、最後までは予告しないから・・とっても楽しみが高まりますよ
ビデオで見て、ながらで総集編を見る様になりました
あまちゃんは予告編が多いのだけど、最後までは予告しないから・・とっても楽しみが高まりますよ
4. Posted by きこり→ユーミンさん 2013年08月21日 17:08
楽しいですよね〜(*´∇`*)
このドラマは夫も見ているので、私は朝見て、昼記事を書きながら見て、夫が帰ってきてまた見るのが日常です。
予告は楽しみだけど、いつも気になる場面ばかりなんで、すぐに続きが見たくなります。
月曜が待ち遠しいですよ〜
このドラマは夫も見ているので、私は朝見て、昼記事を書きながら見て、夫が帰ってきてまた見るのが日常です。
予告は楽しみだけど、いつも気になる場面ばかりなんで、すぐに続きが見たくなります。
月曜が待ち遠しいですよ〜

