「あまちゃん」 第16週 おらのママに歴史あり 2 第94話「あまちゃん」 第16週 おらのママに歴史あり 2 第96話

2013年07月19日

「あまちゃん」 第16週 おらのママに歴史あり 2 第95話

 さて、時代はまだ1985年ですぞ〜

 タクシーの中で荒巻青年(古田新太)に、鈴鹿ひろ美の代わりに「潮騒のメモリー」を歌ってくれるよう頼まれた春子(有村架純)は引き受けざるを得ませんでした。

 で、そんなトップシークレットをタクシーの運転手(のちの春子の夫・正宗)に聞かれたもんで・・・
荒巻は口止め料として、中途半端にも22,490円(乗車料金は2,510円)を渡すのでした。


 やすっ!!こんな大変な秘密、最低でも5万はもらわんと。

 さらに、念を押すために関西弁で恫喝。

「お客さん、あのゼロが1個多いんですけど・・・」正宗(森岡龍)
知っとるわ、ボケ!あほんだら!
ワレあほんだら、今車ん中で話してた事あほんだら、
誰にも言うなよあほんだら!おぅ?!

大江戸タクシーの黒川正宗さんよお!」荒巻

「はい・・・」正宗

もしあほんだら、どっかに漏れたらあほんだら、
己の仕業やからなあほんだら!

自分、東京湾に沈められたいんか!
あほんだら!あほんだら!あほんだら!あほんだら!
よし、行こうか」荒巻
「は、はい・・・」春子


 すっかりおびえきっている21歳の正宗、
不安と期待がぐるぐる回っている19歳の春子、
野心満々やったるぜ精神溢れている26歳の荒巻、
3人が揃ったこの瞬間が運命の転換期でした。


『スタジオに着くとちょうど帰ろうとしていた鈴鹿ひろ美と擦れ違いました』

 「君は知らないふりをして」荒巻

 初めてのレコーディング・・・
ブースに入れられ、いきなり歌うことになった春子は緊張感MAX・・・
「大丈夫、大丈夫!リラックスして!どうせ、人の歌なんだから」荒巻

『そのひと言で、すっと気持ちが楽になりました』

「お願いします!」春子


「♪ 来〜てよ その火〜を 飛び越えて〜♪」
♪ 砂に書いた〜 アイ ミス ユー♪」


 気持ちを集中できた春子はその伸びやかな声で「潮騒のメモリー」を歌い上げました。春子の歌声にスタッフも息をのみ、興奮しております。

連続テレビ小説「あまちゃん」オリジナル・サウンドトラックピアノピース1013 あまちゃん オープニングテーマ 作曲 大友良英

「♪ 北へ帰るの 誰にも会わずに
♪ 低気圧に乗って 北へ向かうわ
♪ 彼に伝えて 今でも好きだと
♪ ジョニーに伝えて 千円返して〜

♪ 潮騒のメモリー 
♪ 17才は 寄せては返す 波のように〜 激しく〜
♪ 来てよ その火を 飛び越えて
♪ 夜空に書いた アイム ソーリー
♪ 来てよ その川 乗り越えて
♪ 三途の川の マーメイド
♪ 友だち少ない マーメイド
♪ マーメイド」
♪ 好きよ〜 嫌いよ〜」


 歌っているうちにノッてきて笑顔になる春子を見つめる荒巻・・・
彼には春子の才能がはっきりとわかったはず。
ほんの30分ほどカセットテープで聞いただけなのに、完璧に、そして魅力的に歌い上げる・・・
何より歌への強い愛情が伝わってくる・・・

 でも、春子を鈴鹿ひろ美の影武者にした時から、もう彼女は表の世界に出られない、出す訳にはいかないと荒巻にもわかっていたはず。
スカウトマンでありながら荒巻は、すばらしい歌手になるかもしれない一人の女の子の才能と夢を握りつぶした・・んでしょうかね・・


「OK!」
スタジオ中から拍手と歓声が湧き上がりました。


 そんな春子の手紙を読み、ビックリ仰天するアキ。
でも、アキは『ママの歌の方が本物だって思った』って言ってたもんな。
耳は確かなんだな。それとも、本能で母親の声だとわかったのかな・・・


『ママが歌ってたなんて・・・
天野春子が鈴鹿ひろ美のふりをして歌ってたなんて・・・
「じぇ!」がいくつあっても足りねぇ。
・・・にしても、なして今まで黙ってたんだべ』


 衝撃を受けている間に東京へ着いたぁ・・

「あれ?実家帰ったって聞いたけど・・・」河島(マギー)

『やっぱり消したい過去だったんだべか・・・・』

(この時のアキの混乱を表現したような曲が最高だべ・・)

「あっ!」アキ
「えっ!?」河島
アキの声に驚いて、自動販売機のボタンが押ささっちゃったべ・・・
「あっ!しょうが湯(@COKKAって・・・)・・・」河島

 まったく河島が見えていないアキ。
春子の名前を伝えた時の荒巻の異常な態度を思い出しましたぞ。

『あの反応、動揺・・・太巻さんにとっても消したい過去に違いねぇべ』

 そこに荒巻が来ました。

「おはようございます!」アキ
「あれ?君、辞めたんじゃなかったっけ?」荒巻
「いや・・・今日から、またお世話になります」
「・・・・あっそ」

『そうがそうが〜!あの日から急に態度が変わったのも・・・
そう考えればつじつまが合うべ!
太巻さんにとって、天野春子は過去に犯した不正を知るただ一人の存在。
その娘が今、アイドルの卵として目の前に現れ・・・・あれ?手紙…』


 何か知らんけど河島が持ってるよ。

「こらあ〜!」
「あっ、ごめんなさい!あの、落ちてたんで・・・・」河島
「落ちてたからって読むか?普通」
「読みません。まだ読んでません」     いや、じっくり読んでたぞ
「当たり前や!あほんだらあほんだら」  アキ、荒巻さんのうつってるよ・・・

 アキが想像できるほと単純な話ではなくて、もうちょっと複雑なんでは?って思うけど・・・太巻がアキに冷たいのは、やっぱりあの件があるからなんだべか・・・
芸能界から追い払おうとしてんのかな〜?
でも、そんな事して恨まれたら逆効果なんでねぇの?


 そして、春子の手紙を読んた河島、何か悪巧みをしなきゃいいが・・・なんせマギーだかんな。
強請り、たかり、脅迫・・・・
で、秘密を守ろうとした太巻が河島殺害を計画・・・
一気に「土サス」ワールド突入だべ。


 アキが戻って来てGMTのみんなは大喜び。
マメりん(足立梨花)は・・・・・彼女らしく迎えてくれたさぁ〜
「帰ってこなくてよかったのに。まぁ、いいや。 
私、すぐ上行くし。そしたら、またシャドウやってもらうからさ、私のダンスよく見てて」

ま、マメりんはこうじゃなきゃな。

 さて、お話は、また過去に戻ります。

『鈴鹿ひろ美の主演映画『潮騒のメモリー』は、昭和61年の正月映画として公開され大ヒット。主題歌もヒットチャートをにぎわせました』

 人気の歌番組『夜のベストヒットテン』でも一位に輝きました。
んが、鈴鹿ひろ美は出演しなかった。というか事務所が止めていたんだろうな。


『当初、鈴鹿ひろ美はかたくなに歌番組に出ませんでした』

 その代わり彼女からのメッセージが読まれました。

「『デビュー曲が1位に選ばれるなんて身に余る光栄です。
しかし私の本業は女優です。
役を演じる事で初めて皆様と関われる。
歌番組に出る事は私のポリシーにも反しますし…』」

『その事が、鈴鹿ひろ美を、より一層ミステリアスで神秘的な存在に仕立て上げました。でも、ママだけは本当の理由を知っていた』


 甲斐さん(松尾スズキ)も、すっかり鈴鹿ひろ美に夢中。

「いい!いいな〜!何かね健気。もう最高。
芝居も歌もうまくてさ、こんなにかわいいんだもんな。
頑張んないとね、春ちゃんも」
「は〜い」春子 
  

 その春子の反応を店内にいる荒巻が見張るようにみつめてるわ〜

『うれしかった。
鈴鹿ひろ美が褒められているのに自分が褒められているような・・・・
恥ずかしくてちょっと誇らしくて』


 いや〜この頃の春子はまだうぶというか、純粋に自分の歌を聞いてもらえるのが嬉しかったんだな。
私だったら、本当は私が歌ってるのによ・・( ゜д゜)ってムカムカすると思うが。


『あの頃、町じゅうどこへ行ってもママの歌声が聞こえてきました。
鈴鹿ひろ美の『潮騒のメモリー』。でも、本当は自分が歌っている。
それを知っているのは、太巻さんと数人のスタッフ、それと、あの運転手だけ…』


 アキは、また鈴鹿さん(薬師丸ひろ子)の付き人として働くことにしました。
(てか、あんなに長い休み勝手にとっておいて、復帰が許されるとは・・・)

「本当にいいの?私についてても女優にはなれないわよ」鈴鹿
「いい」アキ
「面倒くさいでしょ?私。しかもこの先どんどん面倒くさくなるわよ。
いいの?それでも」
「いい。おら、鈴鹿さんさ一生ついていぐ」
「・・・・・・・」
「一生は嘘だ。当分は、ついていぐ」

『もちろん鈴鹿さんを尊敬してるが、理由はそれだけじゃねぇ。
鈴鹿さんとママと太巻さんの過去を、もっと深く知りでえ。
知る必要があると思ったからです』


「鈴鹿さんの夢って何?」アキ
「う〜ん・・・世界征服と結婚」 どっちも叶わなさそうだべ・・・

『鈴鹿さんは知ってんだべか?自分に影武者がいた事を』

 ここで、また過去に戻ります。

「アイドル」で荒巻が頭を抱えてるぞ。
「どうかしました?」春子
「鈴鹿ひろ美が「テレビで歌いたい」って言いだした。
しかも、生意気にも口パクは嫌だって。参った。どうしよう・・・・」荒巻


 わたしゃ、鈴鹿さんは影武者のこと知らないと思ってたんだよね。
事務所側は他の子に歌わせるって決まっても、鈴鹿ひろ美を騙すために形だけのレコーディングをしたんじゃないのかな。
でも・・・TVで歌わせないためには本当のこと伝えるしかないよねぇ?
あの番組は生放送だから、録画はできないんでしょ?
たまに大物とか録画で出演してたっけ?( ̄ー ̄?)
画面上は鈴鹿に歌わせて、声だけ春子のものに切り替えるとかって、
できるのかい?

 最終的には影武者の存在も知ったし、アキがその影武者の娘だってことも知っているような気もするが〜
うーーむ、早く続きが見たいべ。


  2015年7月24日追記

 何度聞いても春子が初めて『潮騒のメモリー』を歌う場面は感動する。
この歌声には歌への思いと夢と希望が詰まってる。
そして春子が『梨明日』でどんな気持ちで歌ったのか・・・・
それを思うと苦しいけど、その時春子の止まっていた時間が動き出したんだなとも思う。
改めて巧な脚本に唸らされる。


 第1週(第1話〜第6話) おら、この海が好きだ! 
 第2週(第7話〜第12話) おら、東京さ帰りたくねぇ
 第3週(第13話〜18話) おら、友達ができた! 
 第4週(第19話〜第24話) おら、ウニが獲りてぇ
 第5週(第25話〜第30話) おら、先輩が好きだ!
 第6週 おらのじっちゃん、大暴れ
 第31話 第32話 第33話 第34話 第35話 第36話
 第7週 おらのママに歴史あり 
 第37話 第38話 第39話 第40話 第41話 第42話
 第8週 おら、ドキドキがとまんねぇ
 第43話 第44話 第45話 第46話 第47話 第48話
 第9週 おらの大失恋
 第49話 第50話 第51話 第52話 第53話 第54話
 第10週 おら、スカウトされる!?
 第55話 第56話 第57話 第58話 第59話 第60話
 第11週 おら、アイドルになりてぇ! 
 第61話 第62話 第63話 第64話 第65話 第66話
 第12週 おら、東京さ行くだ! 
 第67話 第68話 第69話 第70話  第71話 第72話
 第13週 おら、奈落に落ちる
 第73話 第74話 第75話 第76話 第77話 第78話
 第14週 おら、大女優の付き人になる 
 第79話 第80話 第81話 第82話 第83話 第84話
 第15週 おらの仁義なき戦い 
 第85話 第86話 第87話 第88話 第89話 第90話
 第16週 おらのママに歴史あり 2
 第91話 第92話 第93話 第94話 第96話
 第17週 おら、悲しみがとまらねぇ 
 第97話 第98話 第99話 第100話 第101話 第102話
 第18週 おら、地元に帰ろう!? 
 第103話 第104話 第105話 第106話 第107話 第108話
 第19週 おらのハート、再点火 
 第109話 第110話 第111話 第112話 第113話 第114話
 第20週 おらのばっぱ、恋の珍道中 
 第115話 第116話 第117話 第118話 第119話 第120話
 第21週 おらたちの大逆転 
 第121話 第122話 第123話 第124話 第125話 第126話
 第22週 おらとママの潮騒のメモリー 
 第127話 第128話 第129話 第130話 第131話 第132話
 第23週 おら、みんなに会いでぇ! 
 第133話 第134話 第135話 第136話  第137話 第138話
 第24週 おら、やっぱりこの海が好きだ! 
 第139話 第140話 第141話 第142話 第143話 第144話
 第25週 おらたち、いつでも夢を 
 第145話 第146話 第147話 第148話 第149話 第150話
 最終週 おらたち、熱いよね! 
 第151話 第152話 第153話 第154話 第155話 第156話(最終話)


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6. 世界征服>『あまちゃん』第95話  [ 何がなんだか…ひじゅに館 ]   2013年07月19日 22:01
またまたコメントお返事が溜まり気味で スミマセンスミマセン なので先にここで書いておきますが― 昨日の「お互い様」は皆が引っかかってはいたのね ただ、そんなアキを許容できるか否か… という違い...

この記事へのコメント

1. Posted by くう   2013年07月19日 20:03
>ほんの30分ほどカセットテープで聞いただけなのに、完璧に、そして魅力的に歌い上げる・・・
何より、歌への強い愛情が伝わってくる・・・

うんうん。良い歌いっぷりだよね。
そして2回目一発OK。
これが春子の名前で出ていた歌だったら…春子の人生、全然違ったのにね。

太巻のやった事ってホント何だか許せないんだけど(ーー;)
この先、太巻にも同情の余地があるエピが出て来るだろうか。
とにかく、アキのことは大事にしてもらわないとね〜。

>私だったら、本当は私が歌ってるのによ・・( ゜д゜)ってムカムカすると思うが。

おらだったら最終的には怒り狂って恐喝行為に及ぶかもだぜよ(`Д´) !
脅していいよね。いいともーー!

>でも・・・TVで歌わせないためには本当のこと伝えるしかないよねぇ?

街中で毎日自分名義の歌がかかっているのに、明らかに
自分の歌声じゃないって気づくよね…ふつうは…^^;
だから、気付かない振りをしていたけど気付いていたんだとは思う。
ただ、春子との関わりがまだ解らないよね。
明日が待たれるわ〜!
2. Posted by きこり→くうさん   2013年07月19日 21:08
>これが春子の名前で出ていた歌だったら…春子の人生、全然違ったのにね。
今頃、大御所になってるよね。
そりゃ、やさぐれもするさってね。
>太巻のやった事ってホント何だか許せないんだけど(ーー;)
事前に影武者やったら、表には出られないよって聞いてたら、やらなかったかな〜?
それでも、春子はやったような気がする。
歌いたい、みんなに自分の歌を聞いてほしいって思いの方が強かったんじゃないかな。
どういう経緯で春子が歌手を完全に諦めたのか、明日わかるのかにゃ〜
>おらだったら最終的には怒り狂って恐喝行為に及ぶかもだぜよ(`Д´) !
そうだよね〜!ヒットすればするほど怒りがデカくなるよ。
>自分の歌声じゃないって気づくよね…ふつうは…^^;
そう言われりゃそうだよね(笑
鈴鹿さんは天然ぽいけど、おバカさんではないもんな。
わかってて、TV出演したいって言ったんなら、たいしたおなごだ。
早く続きがみたいだよーーー!

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