「あまちゃん」 第15週 おらの仁義なき戦い 第85話「あまちゃん」 第15週 おらの仁義なき戦い 第86話

2013年07月08日

「半沢直樹」 第1話

「私に責任の一端があることは謝罪いたします。
ですが、私一人に全ての責任を押し付けられることは納得いたしかねます。
あの稟議に関しては、全て上の指示に従ったまでのこと。
私が審査をする前に稟議書は取り上げられ、本部へと送られました。
その時、浅野支店長は確かに、 こうおっしゃいました「自分が全責任を取る」と」半沢

「自分の責任を支店長になすりつけるのか?
前もって話を聞いた浅野支店長も江島副支店長も言った覚えはないと答えてるぞ」小木曽
「私は事実を申し上げてるだけです。あれは支店長マターの案件でした。
あなた方も、そのことはご存じなんじゃ?」半沢
「どういう意味だねっ?」定岡
「深い意味などありませんよ。浅野支店長の元部下だった定岡さん 、小木曽さん」半沢
「君には反省の色がまるでないようだな?!」小木曽
「ここでしおらしくして、5億が戻るならそうしますが、そんなことをしても 時間のムダだ。
くだらない茶番は終わらせてもらえませんか?」半沢
「何だ、その言いぐさわっ!君は旧産業中央銀行出身の我に泥を塗ったんだぞ!」小木曽
「旧産業中央、旧東京第一、そんなものは知ったことではありません!」半沢
「いいかげんにしろっ!粉飾を見破れなかったのは融資課長である君の責任だぞ!」小木曽

「ええ、そのとおり。
だが、それを言うなら、あなた達本部の審査部も同罪ですよ。
あなた方にも同じ資料を提出した。
融資部は3日もかけて認可したが粉飾を見抜けなかった!」半沢
「お前がゴリ押ししたからだ!」
「ゴリ押しされれば、稟議を認可するんですか?
なら、これからは毎回ゴリ押ししますよ。
それで通るなら、こんなに楽なことはない」半沢
「当行は現場主義だ。現場の判断が最も尊重される。
つまりそれは、最終責任が現場にあることを意味している」
「だったら、アンタ達は何のためにいる?!
責任が取れない本部審査に何の意味がある?
そんな融資部なら必要ないやめてしまえ!
さっきから都合のいいことばかり書いてんじゃねえぞ、記録!

今から言うことを書き留めとけ。

私は必ず5億を回収する!

二度と邪魔しないでいただきたい!


 
 いや〜ずっとこのアホ上司に耐え続けるのかと思って、ムカムカしていたけど、やっぱり最後に言ってくれたねぇ〜
出世よりも、己の主義を重んじる男・半沢直樹(堺雅人)。
モットーはやられたらやり返す。しかも倍返し。
彼を本気にさせたら怖い。
それを身を持って知り、あん時、さっさと返しときゃ良かったと後悔する日が東田にくるのでしょうか。
そして、半沢が浅野支店長と江島副支店長をギャフンと言わせる日が来るのでしょうか。
しっかり見守らせてもらいますョ〜!
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 さて、にゃんと堺様の学生服姿からスタート!
新鮮だわ〜昭和と言うより明治の大学生みたい・・・
面接試験で半沢は、まっすぐに試験官の目を見つめて話しました。

「この産業中央銀行で働くことは 私の夢でした。
実家が小さな会社をやっております。
私が中学の時、取引先が倒産して、うちの会社もつぶれる寸前まで追い詰められました。
「何とかします、何とかします」と、そう言って必死に頭を下げる父の姿は今でも目に焼き付いております。
その数日後、父は過労で倒れ 他界しました。
父の死後、メインバンクだった地元の地銀は、いち早く融資を引き揚げ母と従業員を苦しめました。
その時、私達を救ってくださったのは、それまで、つきあい程度しか取り引きをしていなかった、こちらの産業中央銀行です。
御行は、父が残した工業用部品の将来性を正確に見抜き、融資して救ってくださいました。
父の工場は母が引き継ぎ、今でも どうにか続けていくことができております。
ですから私は、ぜひとも御行に入って、その恩返しがしたいと思っております」

 でも、この言葉には嘘があった。
融資を引き揚げ、貸し渋ったのは「産業中央銀行」の方で、そのため、父慎之助( 笑福亭鶴瓶)は自殺したのだった。
同期入社の渡真利(及川光博)と近藤(滝藤賢一)に「俺は上に行ってやることがある」と言っていた半沢・・・
自分の父親を苦しめたこの銀行を破滅させたいのか・・
それとも、上にあがって、自分の父と同じような犠牲者を出さないための体制を作ろうというのか・・・

 バンカー・半沢直樹がよくわかるエピソードとして、大口の取引先がつぶれたため、メインバンクから融資打ち切りを告げられ、倒産目前の「マキノ精機」審査の場面がありました。
「どうか、力をお貸しください!」と切々と訴える社長(志賀廣太郎)の声は無視。
製造品目の「内視鏡ソケット」に目を付けた半沢は製造現場を鋭くチェック(社内の雰囲気、社員の勤務態度、職人の熟練度等)。

 一通り見た後、社長へふっかけましたぞ。
「ほとんどが手作業ですね」半沢
「開発の試作機を作る現場なので、量産が決まればある程度はラインに乗せます」社長
「しかし 、こうチマチマといちいち手作業で行うとなると人件費も膨大だ」
「あえて、そうしてるんです。
うちの製品は手で触れて、目で見て、音を聞かないと分からない感覚が大事なんです」
「牧野さん、作業の自動化が融資の条件だと申し上げたら、どうします?」
「それは・・・また、他の銀行を探すまでです。
これは 私のポリシーだ。これだけは譲れません!」

「にこっ(初めて笑顔を)・・・・・・・・チタン製のエンジンバルブですか?
手作業で、これだけ正確にチタンを切削する技術は見たことがない。
素晴らしい熟練工をお持ちですね。
コンピューターには限度がある。そのポリシー、大切になさってください。
バンカーとして、ここですぐに融資のお約束はできない決まりです。稟議が通るまでは。
ですが、最善を尽くします。
ただ、一つ条件があります。
この特許は甘すぎる。物質名と使用用途が固定しすぎています。
これでは、少し変更を加えただけで同じような効果を簡単に盗まれる。すぐに作り直しましょう」

 自分自身の目で確認し、責任の上に判断する。
融資先を伸ばすことによって、確実に銀行も利益を得る。
バンカーとしての強い信念と目利きの鋭さ、深い知識、現在進行形で成長し続けている男の姿が見えました。

 緊張感と半沢直樹の人間性も伝わってくるいい場面でしたなぁ・・・
志賀廣太郎さん、やっぱりうまいんだよね〜
工場と社員を背負っているのがずしっと伝わってきたわ〜

 ここで同期の紹介。
渡真利忍(及川光博)は、入社式の時にウザいぐらい積極的に自分をアピールしてきた男。
「バンカーになったからには、何千億って金を動かして、未来を左右するような大事業に関わりたいと思ってる」と話した静かな野心家。
「銀行は人事が全てだ」との考えから行内の情報収集に余念がなく、派閥の動きにも敏感。
どんな上司にもそつなく対応できる頭の良さと器用さがある。
半沢の能力を高く買っており、この度の危機には現実的なアドバイスと情報を与え、半沢をサポートしてくれた。

 近藤直弼(滝藤賢一)は、「俺は銀行員として社会の役に立てるなら部署はどこでもいいかな」 と答えた男。
半沢とは慶応大学体育会剣道部時代からの仲間で、今でも竹刀を合わせる仲。
順調に出世街道を歩いていたが、3年ほど前、新設された秋葉原東口支店で顧客獲得を命じた上司・小木曽からのプレッシャーでストレス性の統合失調症を発症し、半年間休職。
復帰後、地道に成果を積み上げてきたが認められず、出向の辞令を受け、せっかく立てたマイホーム売却を決断し、去っていった。
「半沢、お前にはこんなところで潰れてほしくない。気張れよ」という言葉を残して。

 さて、半沢直樹がいる東京中央銀行大阪西支店、支店長の浅野(石丸幹二)はさらなる出世を狙い、「最優良店舗」を獲得しようと燃えております。
その為には、あと5億の融資実行が必要らしい。
で、手っ取り早く貸せる「西大阪スチール」への融資を半沢に提案(命令)してきました。
しかも、担当者に入社2年目のペーペー中西(中島裕翔)を指名。
不審に思いながらも、中西と共に審査のために西大阪スチールを訪問したのですが・・・

 社員にやる気なし、活気なし、社長の東田(宇梶剛士)は借りてやるぜというぞんざいな態度。
融資申し込み金額も「5億か6億」と適当。
この雰囲気で確実な回収が見込めるとは思えない。
何かおかしい。
そう判断した半沢は浅野支店長と江島副支店長(宮川一朗太)に審査の時間をもう少し欲しいと訴えました。

 んが、浅野は勝手に融資オッケーの決定をして、東田にも伝えちまっていた。

「金額は5億 借入期間は5年で固定レート。無担保で対応。
中西君、これから先方に私と一緒に出向いて関係書類を受け取り、
明日の朝までに稟議書を提出してください」浅野
「えっ?」中西
「ちょっと待ってください!さすがに明日の朝というのは…もう時間がありません」半沢
「この融資が実行できるかどうかで「最優良店舗」になれるかどうかが決まります。
ここが我が支店にとっての勝負どころです」
「・・・・・・・・・・」半沢
「中西、やれるよな?」江島
「はい・・・・」中西

 恐ろしいーーーーー!!
も〜バカじゃないの?この支店長・・・・┐( -"-)┌

 残業決定。しかも徹夜も確定・・・・
実は、この日、半沢は結婚記念日だった。
妻の花(上戸彩)はレストランの予約もして、ドレスアップして半沢の帰宅を待っていたのよね〜
でも、ぶーぶー言いつつも、からっとした性格の花は許してくれました。

 なかなか素敵な奥様じゃないですかーー
半沢は自分の考えをすべて話す男ではないようですが、夫を信頼しきっている。
社宅の付き合いはいろいろ大変で精神的にも消耗しそうだけど、しなやかな強さがありそうな花ならやっていけるんじゃない?
ピシッピシッとツボを押さえた妻としての支えぶりが気持ちいいです。

 さて、半沢直樹が折に触れ、机の引き出しにしまっているネジと共に思い出すのは、亡くなった父からもらった言葉でした。

『ええか、直樹、どんな仕事をしてもええ。
そやけど、人と人との繋がりだけは大切にせなあかん。
ロボットみたいな仕事だけは、したらあかんぞ。それだけは忘れるなよ』

この言葉が半沢直樹の心の芯になっているんですね。

 翌日、中西の頑張りで稟議書は完成。でも、まだ足りない部分がある。
半沢は受け取った稟議書をPCの間に挟んで会議に出たんだけど、支店長が朝一の所用で欠席と聞き、ピン!
案の定、稟議書が消えている!
すぐに支店長室に向かったさ〜

「その稟議書は、まだ十分に確認しておりません」半沢
「遅いんだよ。支店長は朝一でとおっしゃっただろ」江島
「いったん戻していただけませんか」半沢
「今、本部の融資部にオンラインで送った」江島
「では融資部に掛け合います!」半沢
「これは緊急を要する稟議だと言ったはずです
心配いりません。私が検証して問題ないと判断しました」浅野
「ですが・・・」半沢
私が!全責任を持つと言っている!
半沢君、大阪西支店全行員のためにも、この稟議は必ず通してください。
それが融資課長としての使命だとは思いませんか?」浅野
「・・・・・支店長がそこまでおっしゃるのなら」半沢

 絶対にヤバイとわかっているのに、上司の命令には従わなければならない。
しかも、無能で判断力のない上司であっても。

 2か月後、半沢の不安は現実となった。
試算表で一億の黒字が出ていた「西大阪スチール」に赤字発覚。
「粉飾決算」と見抜いた半沢は、すぐに西大阪スチールに行き、波野経理課長(ラサール石井)に 総勘定元帳と法人税の領収書を見せるよう迫ったが税理士事務所にあるの一点張り。
社長を問い詰めるも開き直る始末。

 
 何の手も打てないまま、一ヶ月後、西大阪スチールは多額の不渡りを出し、倒産。
会社も東田の自宅も「関西シティ銀行」の根抵当権が張り付いているため当てにはできない。
肝心の東田社長は不渡りを出して以来、行方不明になっていた。

「粉飾を見破れなかったのが全てですね!」浅野  それは、オマエだろうが!
「おっしゃるとおりです。あの程度の粉飾なぜ見抜けなかったのかね?」江島
「あの時、それだけの時間がなかったことぐらい、副支店長も・・・」半沢
「そんなのは言い訳だぞ!分かってるのか?5億だぞ!5億!お前のせいで損失したんだ!」江島
「・・・・・・」半沢
「何だ、その目は?!
突っ立ってないで支店長に土下座の一つもしたまえ!」
頭を無理やりぐいーーー
「早く お詫びしろ!」江島  
半沢がその手をぐわし!とはがしたぞ

「話が違います。あの時、全ての・・・」半沢
「もういい。今は責任のなすりあいをしているときではありません」浅野   よく言うよ・・・( ゚д゚)
「私の土下座でご満足いただけるのなら、いくらでもします。
ですが、今は一刻も早く事態の真相を突き止め5億を回収することが先決だと思いますが」半沢
「開き直るつもりか?」
君の言うとおりです、半沢融資課長。何としても、5億回収してください!
もし、できなければ・・・・」浅野

 『片道切符の出向を言い渡された銀行員は3年が過ぎた頃、それまでよりはるかに低い出向先の給料に変更されてしまう。
経済的にも深い傷を受け、そして何よりもバンカーとしてのプライドが引き裂かれる。
あと1週間。
東田の居場所も取り戻す5億のあてもない今、半沢は大きな岐路に立たされていた』


「部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任、
私が入行した当時、そんな皮肉をよく聞かされました」半沢
「何が言いたいんですか?」浅野
「浅野支店長、今回の融資失敗の責任の所在どうお考えですか?」
「唐突ですね。むろん私をはじめ関わった行員全員が・・・・」
「全て私一人の責任だと、あなたが大和田常務をはじめ本部の人間にそう言ってると聞きました(渡真利情報)
私は、トカゲの尻尾でしょうか?答えてください」
「すまん、半沢君、今回の件は 誰かが泥をかぶらなければならない。
しかし、私がそうなれば、大阪西支店全体が傷を負うことになってしまう。
半沢君、ここはみんなのために耐えてくれ」
「私に融資を通せと命じた時もみんなのためと言いましたね。
今度は、みんなのために私に出向しろと?」
「2年したら必ず戻す 安心していい。私は入行以来、人事畑を歩いてきた人間だ。
必ず力になれる。信じてくれ。頼む」

「「私が全責任を持つ」、あの時、あなたは確かにそう言ったはずだ。
あれは嘘だったんですか?あなたの言葉は信用できません」半沢
「だったら、どうしろと言うんだね?
さっきから偉そうなことを言ってるが、しょせん君は粉飾を見破れなかったじゃないか!
それは、紛れもなく融資課長としての君の責任だろ?!
5億もの損失を出しておいて、上司に刃向かうとは迷惑を被っているのは私のほうだ。
失礼する!」浅野
「分かりました。5億を取り戻せばいいんですね」
「ぜひ、そうしてくれたまえ。期待しているよ、半沢融資課長」
「もし取り戻すことができたら、その時は今回の件、土下座して わびてもらいます。よろしいですね」
「そんなことが できるものならな。ぶざまだな、半沢」

 (*`益´*) くあああああーー!!やったれ、半沢!この腐れ外道を土下座させてやるんじゃ

 翌日、西大阪スチールに被害を受け連鎖倒産した竹下金属という会社を訪ねた半沢は、
そこの社長(赤井英和)が首つり自殺しようとしているところを何とか止めましたぞ。
で、被害者同士、協力して東田捜索に臨もうと持ちかけるも、銀行に恨みを持つ竹下は拒絶。

「銀行も東田も同類やないか!帰れ!とっとと帰らんかい!」竹下
「竹下さん、あなたが死んだところで、東田は何の痛みも感じませんよ。
私は必ずあの男を見つけ出し、あなたや私が味わった以上の痛みを味わわせてやる!
人の善意は信じますが、やられたら やり返す。倍返しだ。それが私の流儀なんでね。
お力になれることがあれば、いつでもご連絡ください!」半沢

 そんな事があった矢先、大阪西支店に国税局の査察が入った。
『銀行にとって国税局の査察ほどやっかいなものはなかった。
彼らは予告もなく押しかけ、国家権力を盾に膨大な書類を提出するよう要求する。
しかし 、それらのほとんどは、どこの誰を調べているのかを隠すためのカムフラージュであり、
実際に調べているのは、その中のたった一つの会社や個人である』


 国税局がどこを調べようとしているのか・・・もしや「西大阪スチール」では・・・・
それを確認するために、半沢たちはコピー機に仕掛けをしました。
一行が引き上げた後、庶務の松下さんに頼み、コピー機外付けハードディスク内のデータを起こしてもらいましたョ〜(松下さん、すげぇな・・・)

 半沢の予想は的中。国税局の狙いは、やはり西日本スチールでした。
「普通は借金残して潰れた会社なんか国税は調べない」垣内(須田邦裕)
「これだけ大掛かりに調べるのは・・・」角田(モロ師岡)
「まだどこかに 取れるだけの金が残っているかも… ってことだ」半沢

 いや〜!チーム半沢、いい連携取れてるじゃないですか〜!
信頼関係がビシビシ伝わってくるわ〜

 その後、近藤情報で西日本スチールにいた波野経理課長の居場所を突き止めた半沢は彼に裏帳簿を提出させました。
さらに、発作起こして倒れちゃったけど、半沢の気迫に怖気づいた波野は東田の愛人未樹(壇蜜)の存在を明かしましたぞ。

 で、愛人MSのロビーで待っていると、東田が現れたさ〜
のんきにゴルフに興じていたようです。

「これはこれは、東京中央銀行の半沢です
東田社長、融資した5億今すぐ返済していただきたい」半沢
「そりゃ、できない相談だなぁ・・・
会社が潰れちまったの、あんたも よく知ってんだろ?」東田
「最初から騙し取るつもりじゃ・・・」
「人聞きの悪いこと言うなよ。おめえんとこが借りてくれって言うから借りてやったんじゃねぇか」
「とにかく、一緒に銀行まで来てください」
「断る。コノヤロー・・・おぅ、こういう言葉知ってるかよ。
『銀行は晴れた日に傘を貸して、雨の日に取り上げる』って。
弱ぇもんから奪って金儲けしてるおめえらが偉そうなこと言えんのか!何とか言ってみろ!」
「一緒に来てください」

 その後、東田がゴルフのパターだか何だか手にしてはむかってきたので、半沢もゴルフバッグから取り出して対抗。
うまいことやっつけたんだけど、愛人の重たいバッグ攻撃にやられてしまいました。
東田逃走・・・・・万事休す。

 
 そして、迎えた審査部の「聞き取り調査」 。
処世術に長けた渡真利からのアドバイスは・・・
「もう何も余計なこと言うな。
たとえ事実と違っていても、「はい」「申し訳ありませんでした」この二つ以外口にするな。
どうせ勝ち目のない勝負なら、少しでも傷を浅くするしかない。
今回 聞き取りを担当してる人事部の小木曽ってやつは、近藤を病気に追いやったクセモノだよ。
ヘタな言い訳をして火に油を注げば、お前も 近藤の二の舞になるぞ。
ここは おとなしくやりすごすほうが利口だよ。
うまくいけば やり直せるさ。なっ・・」

 聞き取り調査とは名ばかり。
責任をすべて半沢に押し付けるための場でした。
渡真利の言葉が頭をよぎったけど、それじゃ半沢じゃねぇ!
審査部の連中を断罪し、5億奪還を宣言して、出て来ちゃいましたョ〜

 そんな半沢の元に竹下から連絡が入りました。
マキノ精機社長と懇意にしていた竹下は、牧野から半沢が会社の窮地を救ってくれた件を聞き、信頼することにしたようです。

「銀行は信用せぇへん。 けど、アンタのことは信じるわ、半沢はん
やったろやないか!やられたら、やり返すんやろ?」竹下
「はい、倍返しです!」半沢

 いや〜おもしろかった!
まさに「情けは人のためならず」。
人とのつながりが半沢を救う。
この男はやる!やってくれるよ!

 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
 第9話 最終話

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昨日の暑さ負けがまだ残っていて、体調不良だす・・・
後から、もうちょっと書き足すかも・・・(;´-∀-`)ゞ

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matakita821 at 21:33│Comments(10)TrackBack(18)「半沢直樹」 

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半世紀前ほどの旧財閥系の都銀の貸付係の家にはお中元とお歳暮の季節に山のように贈答品が積まれていた。 それは一種の儀礼的な交流であると同時にどこか・・・退廃的な祭礼の匂いも感じさせたものだ。 銀行員にとって顧客はお金を借りてくれるお客様であり、顧客にとって銀

この記事へのコメント

1. Posted by emi   2013年07月08日 22:46
きこりさん、こんばんは(^^)
いやぁ・・・暑いですねっ!
お身体大丈夫ですか?
暑い日が続くようなので、お互い気をつけていきましょうね。

さて、堺様のドラマ、始まりましたね♪
>自分の父親を苦しめたこの銀行を破滅させたいのか・・
>それとも、上にあがって、自分の父と同じような犠牲者を出さないための体制を作ろうというのか・・・
どんな野望があるのでしょうね!
そして「倍返し」って、どこまでのものなんでしょう!?
東田もそうだし、あの支店長&副支店長にも土下座以上のものを与えてほしいです。
きこりさんは原作を読んでいるのですか?
私は読んでいないので、堺様の周りは敵だらけに見えてハラハラです(*_*)

私はたぶんこれからも記事を書き続けるような気がするので、もしご一緒できるようでしたらよろしくお願いいたします!!
2. Posted by みのむし   2013年07月09日 11:41
支店長と金魚のふんの副支店長。
さらには本部の審査部のアホ二人・・
めっちゃむかつきましたね〜。(^_^;)
しかしそれに対しての半沢の反撃が
的確で胸のすく思いでしたわ〜〜。
半沢には早く5億円取り戻してもらって
ぎゃふんと言わせてほしいですわ。
3. Posted by Largo   2013年07月09日 17:12
こんにちわ〜

原作未読でしたので、前宣伝から、どんなテーストのドラマになるか予想がつかず、シリアスでも不安、コメディはもっと不安だぁとか、ごにょごにょ言っていたのですが、予想外に面白くて、良かったです。
黒崎のキャラと、クラブでの立ち回りがツボでした。
時代劇ね、そうきたのね、と。(^^
まだ不安はあるのですが、見続けます。

急に暑くなって、大変ですね〜。
私も体がついていけないくって・・・
ぼちぼち無理せず、ご自愛くださいませ。
4. Posted by きこり→emiさん   2013年07月09日 18:10
こんばんわ〜!
いや〜暑さにすっかりまいっています(´ω`;)
日曜日に「ご当地グルメグランプリ」ってのに行ってきたんですが、炎天下で待つのが辛かった〜
そのせいか、風邪ひいちゃって・・
夏風邪なんて、何年もひいてなかったのに〜
emiさんの所はもっと熱いですよね。
ホント、お互いに熱中症に気をつけましょうや。
>東田もそうだし、あの支店長&副支店長にも土下座以上のものを与えてほしいです。
それじゃなきゃ腹の虫が収まらないわ〜!
東田の隠し財産ってなんなんでしょうね。
株とか金とか?
こんな憎々しい宇梶さん、久しぶりですよね。
そして、副支店長役の宮川一朗太さんも腰ぎんちゃくぶりが堂にいって・・(笑
もう、最終回には絶対土下座ですよ。
>私は読んでいないので、堺様の周りは敵だらけに見えてハラハラです(*_*)
私も読んでないんですよ〜
ミッチーも今はいろいろ情報流してくれてるけど、
どうなるかわからないしーー
中西も聞き取り調査の時、なんて答えたんだか〜
部下だってそれぞれ家庭があるから、出向をちらつかせられたら、わかんないですよね。
私も記事書き続けられるかどうかわからんけど(オイオイ!)これからもどうぞよろしくです〜!
5. Posted by きこり→みのむしさん   2013年07月09日 18:15
>店長と金魚のふんの副支店長。
さらには本部の審査部のアホ二人・・
めっちゃむかつきましたね〜。(^_^;)
もーームカムカしたわーー!!
でも、こういう理不尽なことって会社じゃよくあるんだろうね。
デキる部下と無能な上司。
中間管理職は辛いよね。
>しかしそれに対しての半沢の反撃が
的確で胸のすく思いでしたわ〜〜。
ほっとしたよ〜(笑
あれでも、我慢して半沢が泥かぶってたら、ちゃぶ台飛んでたわ〜
でも、普通ならあの時点で飛ばされるんだろうね・・(-ω-;)
5億取り戻せるのが可能なのか・・
奇跡を見せてほしいわーー!!
6. Posted by きこり→Largoさん   2013年07月09日 18:30
こんばんわ〜♪
こちらはやっと涼しい風が・・・まだ吹いてこないわーー!(泣
いや〜Largoさんのところの方が暑いんだろうね。
ホント、暑いのは嫌だわ〜
すべてに無気力になってしまうわーー(=ω=;)
>予想外に面白くて、良かったです。
前半は半沢が我慢させられることばかりだし、敵ばっかりにみえて、見てるとストレスだったけど、あのラストがあってほっとしましたよ〜
アレ、なかったら来週から視聴率がた落ちだったね(笑
おもしろかったけど、多少不安もあります。
なんだろ?東田を捕まえるまでで、そんなに話持たせられるのかな?とか、社宅の話でうんざりとか?(笑
社会派ドラマみたいなんで、記事書き続けられないかもーー的なアレも・・・(;´д`)ゞ
とりあえず来週み見てみてですな。
2回目って大事ですもんね。
Largoさんも無理なさらず、体調優先で、お互いマイペースでやっていきましょう♪
7. Posted by ヨーコ   2013年07月10日 06:24
いやぁ〜、面白かった!
おばちゃんになると恋愛ものは見ないから、社会派ドラマがいいよね〜。
ナレーションのちょっとした古くささが松本清張ドラマっぽくて、昭和世代には良いけど若者にはどうかな?ってちょっと視聴率を心配しちゃったわ。
今後の展開も楽しみ♪

きこりさん、夏バテなの?暑いのに慣れていない北海道の人に急に30度越えはキツいよね。沢山水分を摂って、涼しくしてよく寝るのが一番よ。お大事にね。
8. Posted by まこ   2013年07月10日 14:45
土・下・座!土・下・座!
あ〜、早く浅野支店長の土下座が見たいよ〜!
↑見れる事前提(笑)

2時間の長丁場!退屈はしなかったけど、
ビジネスのむずかしい話は全部を把握は
しきれなかったので、きこりさんのレビュで
ふむふむと復習させてもらったよ〜♪

しかしあの上司の身勝手さにはムカついた〜〜〜!
だけどリアル社会でも、こんな風に平気で人にミスを
押し付けるようなズルい人間が出世していくのかな?

せめてドラマの中だけでも半沢タイプの正直者が
報われる内容であったほしいよぉ〜!
最終的にのぼりつめた半沢が何を実行したいのか
早く知りたいっ!!!

静かに闘志を燃やす堺さまがかっけぇ〜〜〜♪
9. Posted by きこり→ヨーコさん   2013年07月10日 22:11
>おばちゃんになると恋愛ものは見ないから、社会派ドラマがいいよね〜。
いやもう、ホントそうだよね〜
だからといって、「渡鬼」的なアレには興味持てないしさ〜
このドラマは、ほどよい社会派ドラマだよね。
難しい言葉が出ると、ちゃんとナレーションが教えてくれるしさ(笑
>昭和世代には良いけど若者にはどうかな?ってちょっと視聴率を心配しちゃったわ。
なんかあのナレーションの雰囲気、副音声みたいで不思議だったよね。
でも、確かに昭和っぽいかも。
なんか、暑さにやられて風邪ひいちゃったよ。
すんごい久しぶり。
高麗人参的なアンプルのんで、なんとかやってるよ〜
ヨーコさんも気を付けなはれや〜!
10. Posted by きこり→まこさん   2013年07月10日 22:24
>あ〜、早く浅野支店長の土下座が見たいよ〜!
↑見れる事前提(笑)
いやいやいやいや、最終回に土下座はマストだべ!
それじゃなきゃ、視聴者が納得しねぇし、ネット上ではちゃぶ台とぶど(笑
>だけどリアル社会でも、こんな風に平気で人にミスを
押し付けるようなズルい人間が出世していくのかな?
そうなのかもね〜
そうなんじゃないの〜?
あるいは副支店長みたいな腰ぎんちゃく的生き方。
こんな大会社に縁がないからどうだべ〜?と思ったけど、どこにでもいるよね、こういうしょうもない人間。
>せめてドラマの中だけでも半沢タイプの正直者が
報われる内容であったほしいよぉ〜!
そうだよね。
前半、ツイッター上では、「明日から仕事なのにこんなん見てたら働きたくなくなる」的つぶやきが・・(笑
ドラマ見てストレスためたくないよね〜!
だから、頑張ってる人とか正しい者が救われるドラマを見たいよ〜

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