2013年我が家の庭 その2「家族ゲーム」 第3話

2013年05月01日

2013年4月に見た映画

 4月に見た映画は7本でした。ほぼwowowだったかな・・・σ( ̄、 ̄=)

4月5日(金) 「依頼人」 韓国 2011年 監督ソン・ヨンソン

出張を終えて、結婚記念日に妻のために花束とプレゼントを手にしたハン・チョルミン(チャン・ヒョク)が帰宅すると、大量の血痕とともに妻の姿が消えており、彼は現場にいた刑事たちに妻ソ・ジョンア(ユ・ダイン)殺害の現行犯として逮捕されてしまう。
ハンの弁護についたのはカン・ソンヒ(ハ・ジョンウ)、対する検察側は彼と同期のアン・ミンホ(パク・ヒスン)。

容疑者を信じられないカンと状況証拠だけで彼を逮捕したアン。
両サイドのかけひきと、次々と露わになる事実、果たして正義はどちらにあるのか・・・

なかなかよくできた法廷劇でした。
ちょっと、いきなりハンが逮捕されたのは、素人の私でもオイオイ!って思ったけど、そこから始まるハンVSカン、カンVSアン、の心理戦と法廷での展開には惹きつけられました。
3人それぞれの存在感がすばらしかった。

やる気があるんだかないんだかわからないけど、こころの底にまっとうな正義感を持っているカン、
プライドだけでハンを犯人に仕立てようとしているように見えるアンの正義感、
状況によって殺人犯にも冤罪被害者にも見えるハン・・・
ラストは韓国映画らしいアレだわ〜と思ったら、さらにまだどんでん返しが・・・
おもしろかったよ〜
コレ、シリーズ化して欲しいかも・・・
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4月7日(日) 「めまい」 1958年 米 監督アルフレッド・ヒッチコック

さて、またヒッチコックの映画を見てみましたョ〜
で、今度こそ白黒だろ!って思ったら、今回も総天然色だった。
いったい、いつまで白黒だったんだろ・・・( ̄ー ̄?)
感想はこちら
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4月8日(月) 「ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女」 2012年 米英 監督ジュリアン・ジャロルド

そろそろ(?)いいだろと思って、この映画を見てみました。
いやいやいや・・・ヒッチコックおじさん、ただの変態ストーカー野郎じゃないですか。
しかもパワハラしまくりの・・・( ̄■ ̄;) あらあらあら・・って感じだよねぇ・・・

「鳥」「マーニー」で主演を務めたティッピ・ヘドレンと、彼女に異常なまでの執着を示したヒッチコック監督の物語。
コレ見てから、作品見ると、まったく違った見方になるのでは・・・?
まぁ、これは、ティッピ・ヘドレンさんサイドの話から創られているから、一方的なアレで本当のところは現場にいた人とか本人たちにしかわからないけどさ。

映画制作の現場ではヒッチコックが神。
なので、ヒッチコックのセクハラに毅然と抵抗したティッピには過酷な撮影という罰が与えられた。
「鳥」のラストで部屋に閉じ込められたティッピが鳥たちに襲われる場面で、ヒッチコックは偽物の鳥を使うと言っていたのに、
本物を使用(かもめとかくちばしが尖がってて、突かれると失明の恐れが)、
しかも1日で終わると言っていたのに5日間も繰り返され、精神に変調をきたしたティッピは撮影所から逃亡してしまう。
その後、医師の指示で1週間の静養を終えた彼女は気力を取り戻し、スタッフに拍手で迎えられるんだけどね。

ヒッチコックがティッピにこんなに執着してのは、グレース・ケリーに似てたかららしいんだけど、
グレース・ケリーにはこんな事しなかったんじゃないの?でも、彼女にはできた。
歪んでるよな〜でも、その彼の歪みが数々の名作を生んだんだろうね。
この映画はその辺のとこをガッツリ、カットしてヒッチコックおじさんの変態性のみを取り上げて描いているから共感も同情も爽快感もない。
妻との関係もツッコんで描かれなかったんで、ホント、ヒッチコックの気持ち悪さだけが残るんだよね〜
自分の容貌へのコンプレックスや孤独、老いへの不安は描かれるんだけどさ。
こういう映画もあるんだな〜って感じかな。

4月9日(火) 「火車 HELPLESS」 2012年 韓国 監督ピョン・ヨンジュ

原作は宮部みゆきさんのものだけど設定を多少変えてあるらしい。
獣医師のムンホ(イ・ソンギュン)は結婚の挨拶のために婚約者のソニョン(キム・ミニ)と共に実家に向かっていたが、途中で寄ったサービスエリアでソニョンが消えてしまう。
必死に探し回り、警察にも捜索願を出したムンホが彼女の部屋に行ってみると慌てて荷物をまとめて逃げた形跡が・・・

ムンホは汚職で刑事を辞めた叔父のジョングン(チョ・ソンハ)に彼女の捜索を頼むのだが、調べていくうちに彼女が名乗っていたカン・ソニョンは別人であることが判明。そしてその女性は自己破産しており、殺人事件に関わっている可能性がでてきてムンホは衝撃を受ける・・・

謎が解き明かされたと思ったら、すぐにまた別の謎が見つかり、ミステリーとしてもおもしろしいし、ソニョンという女性の生きざまに衝撃を受けつつラストまで一気に見せてくれます。
「火車」とは地獄で罪人を迎えたり責めたりするものであり、葬式や墓場から死体を奪う妖怪でもあるらしい。
再会したムンホに「お前は人間なのか?」と問われ、「人間じゃない。ただのゴミよ」と答えたソニョン・・・
さらに深い地獄へと落ちていくのを感じながらも、他人の命を貪ることを止められない・・彼女自身が火車となってしまっている。
終わることのない地獄・・・その中でムンホに出会えたのは良かったのか悪かったのか・・・

原作では叔父である刑事目線で描かれてるらしいけど、この映画はメインがムンホでジョングンがサブって感じ。
それだけにムンホの憤りと悲しみとソニョンへの愛と苦悩がリアルに伝わってくる。
なんとも言えない映画だったわ〜
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4月12日(金) 「カエル少年失踪殺人事件」 2011年 監督イ・ギュマン

これは1991年に韓国で実際に起きた5人の小学生が失踪した事件をモチーフにしています。
ある日友達と一緒に遊んでいた子供たちが突然行方不明になり、親たちは警察に捜索を頼み、その後もチラシを配ったりTVで訴えたりして探し続けたが遺体すら見つからなかった。

やらせ事件で左遷されたTV局のディレクター、カン・ジスン(パク・ヨンウ)は、でかいスクープを取って本社に戻ろうと、失踪したジョンホ君の父親の一人(ソン・ジル)が事件に深く関わっているというファン教授(リュ・スンリョン)の推理を元に捜査を開始。
ファン教授と一緒にその父親の家を訪ねた印象から、彼を犯人と決めてかかり、子供達の遺体が家の敷地内に埋めてあると言いだし、その訴えに警察も動かされてしまう。

いや〜コレ、怖かったわ〜
証拠も何もないのに事件時の母親の態度や父親の雰囲気で犯人と決めてかかってさ〜
トイレに埋めてあるはずだって掘りかえすんだけど何も出てこない。
ご近所の人もTV局もマスコミも集まっている。間違いは許されない。
どんどんカンとファン教授は焦ってくるのさ〜

もう真実を求めるというよりも、自分の仮説がハズレて恥かいたらとんでもないことになるって思いしかない。
せめて遺留品でも見つかればってなった時、カンは、また、やらせをしようと靴とか捜しまわってたもんね〜
結局、何も出ず、カンたちの間違いだってわかったんだけど、その後はファン教授はそそくさといなくなるし、カンは薄ら笑いを浮かべて去っていくだけ。
ヒドイ話だよ・・・

でも、描き方としては、もしかして父親が?って思わせておいて、みんなが去って母親と二人っきりになって初めて息子を失った悲しみと苦しみが吐露されるってのはうまいな〜と思ったわ〜

で、コレはそういうマスコミの恐ろしさを描いている映画なのかな〜?と思ったら、カンはそれをきっかけにTV局を辞めちゃんだよね。
で、何年か経って、子供たちの遺体が発見されて、また捜査を開始。
子供たちを殺したと思われる男に行きつくんだけど・・・

なんか視点がコロコロ変わるから、見終わっても、いまいち充実感がないというか・・・
主役をカンにするか、容疑者の男にするかに絞った方が良かったんでないの〜?と思ったぞ。
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4月19日(金) 「世にも怪奇な物語」(再) 1968年 仏・伊 

コレはエドガー・アラン・ポー原作を元に3人の監督が創ったオムニバス映画です。

第1話 「黒馬の哭く館」 監督ロジェ・ヴァディム

傲慢な伯爵令嬢フレデリック(ジェーン・フォンダ)は一目惚れした男爵家のウィルヘルム(ピーター・フォンダ)にすげなくされ、復讐のために彼の愛馬がいる馬小屋に放火させる。
んが、馬を助けようとしたウィルヘルムも死んでしまう。
ショックを受けるフレデリックの元に謎の黒馬が現れ、憑りつかれたようにその馬と日々を過ごしていたフレデリックは雷が落ちた炎の中に馬と共に飛び込んでいく・・・という・・・

なんかよくわからないけど幻想的な雰囲気がおもしろかったかも。
未来的にも感じられる衣装を着こなしているジェーン・フォンダが美しかったな〜
しかし、何で相手役にわざわざお兄さんを?
この映画って、ちょうど監督がジェーン・フォンダと結婚している間だよね?
倒錯的だわん・・

第2話 「影を殺した男」 監督ルイ・マル

これはわかりやすかったけど、それほどでもなかったかな〜
サディストのウィリアム・ウィルソン(アラン・ドロン)は寄宿学校で自分と同じ名前の少年と出会う。
彼はウィリアムを恐れない唯一の人間で、彼が悪さをしていると必ず現れて邪魔をするのだった。
で、人生で何度もそんな目に合ってきたウィリアムは、ついに彼を殺してしまうのだが・・・

彼は悪そのもののような存在のウィリアムの善なる部分だった訳で、半身を殺してしまった彼生きていられなくなったという・・
アラン・ドロンの魅力をたいして生かしているとは思えなかったな〜
ムチで打たれるブリジット・バルドーの印象の方が強いわ〜

第3話 「悪魔の首飾り」 監督フェデリコ・フェリーニ

私はこの物語が一番好きかな。
ここに出てくる真っ白いドレスの少女は初めて見た時からトラウマにもなっとるしな・・・
退廃的で毒々しくて、まさに死の直前の悪夢って感じ。
音楽も酔った耳に響いてくる雰囲気でナイス。
しかも主演がテレンス・スタンプっスよ〜ぴったりだったわ〜
「コレクター」は見たことあるけど、最初にいいな〜って思ったのがドラァグクイーンを演じた「プリシラ」だったもんでね。若くてしゅてきな彼が見られて満足。

落ち目の俳優ダミット(テレンス・スタンプ)は報酬のフェラーリに惹かれて、映画出演のためイタリアを訪れるがその頃から彼の前に他の人には見えない白いドレスの少女が現れるようになる。
この少女がさ〜悪魔なんだか死神なんだか知らんけど、貞子的な怖さで迫って来るのさ〜
いや〜この映画も内容はほとんど忘れていたのに、この少女だけは覚えていたよ〜
でも、なかなか好きな世界でした。
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4月29日(月) 「ブエノスアイレス恋愛事情」 2011年 アルゼンチン/スペイン/ドイツ 
監督グスターボ・タレット

劇場未公開だそうな。
「スタイリッシュでクールな映像」という謳い文句でしたが、看板に偽りはありません。
多分、ブエノスアイレスという都会に生きている若者のリアルな姿なんだろうなぁ・・

ブエノスアイレスに暮らす2人の男女、ウェブデザイナーのマルティン(ハビエル・ドロラス)とディスプレイデザイナーのマリアーナ(ピラール・ロペス・デ・アジャラ)が出会うまでを描いております。
ドラマチックな展開はないけど、飽きずに最後まで見られました。

マルティンはパニック発作症で2年間引きこもったことがあり、今でも週2回精神科医に通ってる。
元恋人が置いていったマルチーズのススと暮らしている。
ススも神経質で知らない人や犬には慣れず、外出嫌い。似た者同士なんだよね。

マリアーナは4年付き合った恋人と別れたばかり。
建築家なんだけど、建物を作ったことはない。
閉所恐怖症でエレベーターに乗れないので8階の自分の部屋までは階段を使っている。

マルティンはネットで知り合った女性や犬の散歩を仕事にしている女性と付き合って見たりするんだけど、どうもしっくりこない。
マリアーナも職場の男性に誘われたり、プールで出会った男性と会ったりするけどうまくいかない。

やっぱり、恋はタイミングなんだよね〜
お互いに元の恋人の存在を引きづってるんだけど、孤独から相手を求めてしまう。
それは当たり前のことなんだけど、本当の心の底ではまだ準備ができていないから無意識に拒絶しちゃうのかな〜
近所に住んでおり、何度もすれ違ったり、偶然同じものを見ていた二人がラストにやっと出会えた時にはほっとする。

2人が出会う準備ができたことが伝わってくる小道具、フィギュアの鉄腕アトムや男性マネキンの使い方がうまいな〜と思ったぞ。
笑っちゃうけど、絵本の『ウォリーをさがせ』も2人の運命を感じさせてくれたわ〜

さくら
4月に見始めて途中リタイアした映画は
「見知らぬ乗客(1951年 監・ヒッチコック)」とにかく殺人を持ちかけてくる男がロクデナシすぎて見ててイライラした。
そして、殺人を持ちかけられる男の顔があんまり好きじゃなかった。

「しあわせのパン(2012年 監・三島有紀子)」登場人物達がピュアすぎてついていけなかった。

「東京プレイボーイクラブ(2012年 監・奥田庸介)」キャストに惹かれて見てみたが、盛り上がり部分までが遠くて、長いよな〜と思ってやめた。

「レンタネコ(2012年 監・萩上直子)」猫好きにも耐えられないほど長ーーーーく感じて挫折。
今月は、もうちょっと辛抱強く見たいと思います。

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matakita821 at 14:30│Comments(2)映画 

この記事へのコメント

1. Posted by ヨーコ   2013年05月02日 06:17
私も家で見ている映画はほぼWOWOWなんだけど、チョイスが全然違うから新鮮だわ〜♪
韓流はスルーしているんだけど、見始めたらハマるんだろうね。
きこりさんが挫折した「しあわせのパン」「東京プレイボーイクラブ」は見たよ。「しあわせのパン」はラストに大オチがあって「あぁ、良かったね。」って思えたよ。「東京・・」の方はバイオレンスシーンがちょっと・・後味の悪い映画だね。「レンタルネコ」は録画してあるんだけど、そんなに長く感じるのか・・心に余裕がある時にチャレンジしみるね(笑。
2. Posted by きこり→ヨーコさん   2013年05月03日 10:23
おはよう〜!
>韓流はスルーしているんだけど、見始めたらハマるんだろうね。
韓流はくせがあるから、好き嫌いあると思うワ〜
やっぱり独特の世界だも。
「しあわせのパン」最後まで見たら、違った感想になったかちら・・
今度、見てみようかな。キャストは好きなんだよね。
「東京プレイボーイ」は大森さん目あてで見始めたんだけど、盛り上がる前に挫折しちゃった(笑
後味の悪い映画はキツイよね。
口直しにまたすぐ別の映画見たりするよ(釻ー釻) フフ
「レンタネコ」はほのぼのストーリーだよ〜
でも、エピソードが細かいから、つい睡魔に狙われる(笑
ネコたちはかわいいし、ファッションもいい感じだよ〜

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