2012年08月05日
「サトラレ」 2001年 監督・本広克行
「東野圭吾ミステリーズ」で次回のゲストが安藤政信さんってのを知って、
私の中で 『ザ☆まつり 安藤政信』が始まったんで、録画しておいたコレを見てみました。
おもしろかった!
名作とは言えないけど(オイオイ!)安藤政信さんあってこその映画だな〜と思いましたョ。
2000年、日本政府では「解離性意思伝播過剰障害(通称サトラレ)(先天的に思っていることを口にしなくても、ある種の思念となって周囲の人間に筒抜けとなってしまう症状・原因不明)」の患者を「サトラレ保護法」の元「国家財産」として保護ならびに管理する目的で「得能保全委員会」を設置していた。
というような突飛な設定から始まる訳ですが、日本では現在7名のサトラレが確認されていることになっております。
ちなみに一番最初に発見認定されたサトラレは自殺したらしい。
サトラレは全員IQ180以上の天才であり、様々な分野で研究開発に携わっており多くの功績を残してきている。
サトラレは認定された瞬間から24時間の警護(という名の監視)がつき、その言動はすべて記録報告される。
居住場所は人口3万人以下で、受入れを希望してきた市町村に決められており、表面上は一般人と同じように生活している。
んが、サトラレ本人にはサトラレだと知らせないし、回りも気づかせてはならない(サトラレ保護法違反)。
その将来も「得能保全委員会」により微妙に操作されている。
見えない檻に入れられている状態。
サトラレが行動する際には常に密かに警備員たちも同行し、サトラレにサトラレだと悟られないように動き、それ以外の人間がサトラレにサトラレであることを告げようとしたら、未然に防がなければならない(早口言葉かっ!)。
つまり、サトラレ以外の全員がサトラレの前では芝居をしなきゃならないのさ〜
![サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41Q3B3JNH6L._SL160_.jpg)
私の中で 『ザ☆まつり 安藤政信』が始まったんで、録画しておいたコレを見てみました。
おもしろかった!
名作とは言えないけど(オイオイ!)安藤政信さんあってこその映画だな〜と思いましたョ。
2000年、日本政府では「解離性意思伝播過剰障害(通称サトラレ)(先天的に思っていることを口にしなくても、ある種の思念となって周囲の人間に筒抜けとなってしまう症状・原因不明)」の患者を「サトラレ保護法」の元「国家財産」として保護ならびに管理する目的で「得能保全委員会」を設置していた。
というような突飛な設定から始まる訳ですが、日本では現在7名のサトラレが確認されていることになっております。
ちなみに一番最初に発見認定されたサトラレは自殺したらしい。
サトラレは全員IQ180以上の天才であり、様々な分野で研究開発に携わっており多くの功績を残してきている。
サトラレは認定された瞬間から24時間の警護(という名の監視)がつき、その言動はすべて記録報告される。
居住場所は人口3万人以下で、受入れを希望してきた市町村に決められており、表面上は一般人と同じように生活している。
んが、サトラレ本人にはサトラレだと知らせないし、回りも気づかせてはならない(サトラレ保護法違反)。
その将来も「得能保全委員会」により微妙に操作されている。
見えない檻に入れられている状態。
サトラレが行動する際には常に密かに警備員たちも同行し、サトラレにサトラレだと悟られないように動き、それ以外の人間がサトラレにサトラレであることを告げようとしたら、未然に防がなければならない(早口言葉かっ!)。
つまり、サトラレ以外の全員がサトラレの前では芝居をしなきゃならないのさ〜
![サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41Q3B3JNH6L._SL160_.jpg)
天然記念物以上の扱いだけど、ホントのところ、「サトラレ」は突然変異で生まれた特別異種であり、貴重な研究材料であり、いつ「普通」の市民生活に害を及ぼすか知れない存在であり、人間扱いされてはいない。
「得能管理委員会」でも彼らのことを名前ではなく「症例〇号」と呼んでいる。
そんな中、得能管理委員会が現在最も注目している症例7・里見健一(27歳)(安藤政信)の元に婦人自衛官であり精神科医の小松洋子(鈴木京香)が派遣される。
里見健一は3歳の時、飛行機事故に遭い両親を失い、その救出の際「サトラレ」として発見認定されていた。
唯一の身内である祖母キヨ(八千草薫)に引き取られた健一は岐阜県奥美濃町で育ち、小学生の頃から優秀な成績を収めた後、地元の国立美濃医科大学へ進み、そこの附属病院の外科医となった。
洋子の使命は、健一に臨床医を辞めさせ研究者としての道を選ばせること。
得能管理委員会は学生の頃に水虫の特効薬を開発した健一にその能力を生かし癌やエイズの新薬開発を望んでいたのさ〜
という訳で洋子はサトラレがいる以外何の特徴もない奥美濃町にやってきましたョ〜
彼女が実際に見た「症例7」の日常を国光局長(小野武彦)へ報告する形で健一の毎日が描かれます。
実際、サトラレと暮らす町のみなさんは結構大変らしい。
健一に遭遇する度に厳戒態勢となり、緊張感を強いられる。
健一が発する思念に気づかない演技をしなければならない。
サトラレの思念は約半径10メートルの範囲で伝わるとされているけど、町内の皆さんは一晩中続く健一の思念に眠りを妨げられているそうな。
サトラレを受け入れた町は道路や公共施設も整備され、地方税も割引になるなんだけど、病院のスタッフは全員、この面倒なサトラレにどっかに行って欲しいと願っている。
この健一の思念を受けるみなさんの描写は結構笑える。
麻雀をしている患者さんの牌の内容を伝えたり(それを聞いたみなさんは苦笑いで無かったことに)、朝の診療の時も他の先生の診断にツッコミを入れる健一の声に耐えて対応する。
食堂では、健一の『まずっ!』の声を聞いて、周りのみんなも「本日のランチ」はやめよ・・ってなるし。
料理人のおっさん(にゃんと「柔道一直線」の車周作先生!(高松英郎))もがっくり・・・
しかし、みなさん、煩悩爆発しがちな多感な中学生時代の健一の思念をも乗り切ったのね・・・
(´∀`;)
ま、一番大変なのは同居するキヨだと思うけど、キヨにとっては普通の孫と変わらないようです。
健一へのほんわかとした慈しみを感じさせる八千草薫さんの存在がこの映画の肝であり救いでした。
「あの子は声が大きい正直者なだけですから」
その言葉通り、健一は心が清らかというか、純粋なんだよね。
まぁ、普通の成人男性としての欲望はもちろんあるんだけど、演じてるのが安藤君だからか、子供を見守るような気持ちで見られたわ〜
医師としての興味から任務に向き合っていた洋子は健一を観察しているうちに、人間としての健一を知る様になる。
健一は後輩であるめぐみ(内山理名)にホの字なんだけど、その思いはめぐみはもちろん病院中の人が知っていてその動向に注目している。
めぐみはその事が嫌でたまらない。
そりゃそーでしょうよ(* ̄m ̄)
めぐみも言ってたけど、万が一恋人になったら、二人で過ごすプライベートがすべて筒抜けなんだから。
うんざりしためぐみからサトラレをフるきっかけを作って欲しいと頼まれた洋子は健一を隣町で行われる祭りに誘う。
このデートに対応する得能管理委員会の様子が緊迫感と共にユーモラスに描かれましたぞ。
すぐに局長に連絡がとられ、健一付のSPのトップ岡持(小木茂光)の指示の元、「症例7 お祭りへ行くの巻」の脚本作成、、キャスティング、衣装の調達、警備の準備や地元のみなさんへの協力要請がされるのよね〜
まるで劇団の芝居だけど練習もリハもする時間はない。
でも、失敗は決して許されない。
で、健一とめぐみの恋人との対面、その恋人がどんなにいい奴かの演出の後、めぐみと恋人の決定的場面を見せ、健一を失恋へと導いていく。
途中でよっぱらいの乱入によりサトラレ暴露の危機というハプニングもあったけど、なんとか乗り切った!
この任務によってその場の皆さんはかなり一体感を味わったはず。
だから、日常でもサトラレの秘密を共有したり悪口を言い合うことで、周りの人間たちは連帯感を持っているように感じたぞ。
でも、健一の失恋に立ち会い、彼のショックと悲しみを直に受け取った洋子は徐々に単なる研究対象とは思えなくなってくる。
健一の方も優しくしてくれた洋子にあっと言う間に鞍替え(笑)。
困惑しつつも、二人で無人島で過ごすというミッションに向かった洋子は健一が医師になった理由を知り、任務に迷いが出てきてしまうのさ〜
さらに島内で自殺したはずのサトラレ第一号白木重文(松重豊)と遭遇し、彼のサトラレとしての深い苦しみと孤独を目の当たりにしてしまう。
サトラレと自覚した白木は自殺しようとしたことを得能管理委員会に知られ病院に隔離されていた。
その後、病院を出ることを許された後は無人島でたった一人で生きてきたらしい。
知るも地獄、知らぬも地獄・・・
サトラレであることを自覚した者が自分の思考を知られながら一般の人々と生きていくのは耐えられないこと。
共存していくことは無理なのだろうか・・・
そんな時、健診を受けたキヨにすい臓癌が見つかるがキヨにも健一にも知らされぬまま、健一の研究所への異動が告げられる。
サトラレ故に外科医でありながらめったに執刀もまかされず、上司である東(寺尾聰)からも低い評価しかされなかった健一は異動を受け入れることに。
病院のみんなも、これで通常業務に戻れるとほっとする。
洋子の任務も終了!のはずだったんだけど・・・・
何も知らされないまま健一が異動させられる事に納得できない洋子は得能管理委員会に直訴。
せめてキヨの手術が終わるまで健一を病院に居させて欲しいと頼むのでした。
「サトラレだって人間です!
たとえ悩んでも間違ったたとしても、自分のすべきことや、自分が何のために生まれてきたのか、探す権利はあるはずです!
お願いです!彼をもう少し、病院に居させて下さい!」
決定事項が覆ることはない。
却下された洋子は病院を出ていった健一の乗った車を追いかけました。
運転するのは岡持です。
バックミラーに必死で走る洋子の姿がずっと映っております。
どうすんだよーーー!岡持よぉ!アンタに人間の心はないんかい?と思っていたら、車を止めてくれました。
C=(^◇^ ; ホッ!
「本当に満足なの?
おばあちゃんに助けられたから医者になったんでしょ?
だったら、今度はあなたがおばあちゃんを助ける番なんじゃないの?!
里見君、嘘ついてる。嘘なんてあなたらしくない。
おばあちゃん、すい臓癌なのよ。
あなたに知らせないために病院中で嘘をついてたの」洋子
『それって・・俺が医者失格だから?』健一
「そうじゃない。自分のせいだとか思ってるならそうじゃない。
ねぇ、わかるでしょ?今あなたがしなくちゃならないこと。
あなたの『ここに居る意味』って何だったの?」洋子
病院に戻った健一はキヨの手術の執刀をしたいと東に申し出ました。
健一のキヨへの深い愛情とオペへの強い意志を認めた東は、自分が外科医としての健一の腕に嫉妬していたことを告白し、手術の許可を与えました。
東が自分に正直になれたのは健一のおかげでもあるんだよね。
サトラレと暮らしてきたみんなはサトラレの不都合もわかってたけど、嘘をつかないでいられる(本人知らないけどサトラレにどこか羨ましい思いもあったんじゃないのかな。
看護師達も速やかに対応。
すい臓癌だと知ったキヨはショックを受けながらも人間としても医師としても成長した健一の姿に感謝し、手術に臨みました。
サトラレ外科医による史上初のすい臓がん摘出手術が始まりました。
健一の思念も想像以上の範囲で飛ぶと思われ、病院の半径100mに厳戒態勢が引かれました。
病院中のみなさんが、健一のばあちゃんへの思いを受け取りながら見守り、手術の成功を祈っております。
も〜この場面は泣けたよう・・・・(ノω・、) ウゥ・・・
ずっと健一の思念を受けていた病院のみなさんにとって健一は、もはや自我の一部のようになってたのかもしれない。
祖母への深い愛情と医師として真摯に手術に向き合う健一の思いを共有した病院のみなさんは自然と健一の存在を受け入れていました。
でも、キヨの癌は腹膜に転移していて手遅れの状態だった。
『ごめんよ、ばあちゃん・・俺、ずっと一緒に暮らしてたのに全然気づかなかった・・・
ばあちゃん、ごめんよ・・・こんなに切り刻んで・・・こんなに・・・こんなに・・ごめんよ。
ごめんね、ばあちゃん・・・・』
健一の悲しみと後悔を病院中が共に受け止め、涙しました。
キヨは手術後、薬物治療を受け、半年後に亡くなった。
健一の心の声も普段の声も、変わりなく受け入れ、あるがままの健一に愛情を注いだキヨの生き方は多くの人に影響を与えたと思います。
キヨの手術後、健一と周りのみなさんとの壁は消え、気になる甥っ子のような存在へと落ち着きました。
さらに思いがけないことにサトラレ外科医である健一に執刀希望の患者が急増。
健一は医師として忙しい日々を過ごすことになりました。
白木は「サトラレ」は、見た人を石に変えてしまうメドゥーサだと言って絶望していた。
でも、洋子はペルセウスがメドゥーサを倒した時流れた血から天馬ペガサスが生れた伝説と共に、「サトラレ」を
迷いと混乱を超えて、共に未来を生きる存在として見つめていました。
洋子と健一の存在が変に恋愛モードに流れず、洋子の首にかかっていたネックレスで現していたのが良かったわ〜
奇抜なストーリーのようですが普遍的な真実が込められた映画だったと思います。
見て良かったわ〜
安藤政信さんも出演している「スマグラー おまえの未来を運べ」の感想

「ザ☆まつり 安藤政信」は始まったばかり。
次は「青春☆金属バット」を見てみようかな〜((´艸`*))
「得能管理委員会」でも彼らのことを名前ではなく「症例〇号」と呼んでいる。
そんな中、得能管理委員会が現在最も注目している症例7・里見健一(27歳)(安藤政信)の元に婦人自衛官であり精神科医の小松洋子(鈴木京香)が派遣される。
里見健一は3歳の時、飛行機事故に遭い両親を失い、その救出の際「サトラレ」として発見認定されていた。
唯一の身内である祖母キヨ(八千草薫)に引き取られた健一は岐阜県奥美濃町で育ち、小学生の頃から優秀な成績を収めた後、地元の国立美濃医科大学へ進み、そこの附属病院の外科医となった。
洋子の使命は、健一に臨床医を辞めさせ研究者としての道を選ばせること。
得能管理委員会は学生の頃に水虫の特効薬を開発した健一にその能力を生かし癌やエイズの新薬開発を望んでいたのさ〜
という訳で洋子はサトラレがいる以外何の特徴もない奥美濃町にやってきましたョ〜
彼女が実際に見た「症例7」の日常を国光局長(小野武彦)へ報告する形で健一の毎日が描かれます。
実際、サトラレと暮らす町のみなさんは結構大変らしい。
健一に遭遇する度に厳戒態勢となり、緊張感を強いられる。
健一が発する思念に気づかない演技をしなければならない。
サトラレの思念は約半径10メートルの範囲で伝わるとされているけど、町内の皆さんは一晩中続く健一の思念に眠りを妨げられているそうな。
サトラレを受け入れた町は道路や公共施設も整備され、地方税も割引になるなんだけど、病院のスタッフは全員、この面倒なサトラレにどっかに行って欲しいと願っている。
この健一の思念を受けるみなさんの描写は結構笑える。
麻雀をしている患者さんの牌の内容を伝えたり(それを聞いたみなさんは苦笑いで無かったことに)、朝の診療の時も他の先生の診断にツッコミを入れる健一の声に耐えて対応する。
食堂では、健一の『まずっ!』の声を聞いて、周りのみんなも「本日のランチ」はやめよ・・ってなるし。
料理人のおっさん(にゃんと「柔道一直線」の車周作先生!(高松英郎))もがっくり・・・
しかし、みなさん、煩悩爆発しがちな多感な中学生時代の健一の思念をも乗り切ったのね・・・
(´∀`;)
ま、一番大変なのは同居するキヨだと思うけど、キヨにとっては普通の孫と変わらないようです。
健一へのほんわかとした慈しみを感じさせる八千草薫さんの存在がこの映画の肝であり救いでした。
「あの子は声が大きい正直者なだけですから」
その言葉通り、健一は心が清らかというか、純粋なんだよね。
まぁ、普通の成人男性としての欲望はもちろんあるんだけど、演じてるのが安藤君だからか、子供を見守るような気持ちで見られたわ〜
医師としての興味から任務に向き合っていた洋子は健一を観察しているうちに、人間としての健一を知る様になる。
健一は後輩であるめぐみ(内山理名)にホの字なんだけど、その思いはめぐみはもちろん病院中の人が知っていてその動向に注目している。
めぐみはその事が嫌でたまらない。
そりゃそーでしょうよ(* ̄m ̄)
めぐみも言ってたけど、万が一恋人になったら、二人で過ごすプライベートがすべて筒抜けなんだから。
うんざりしためぐみからサトラレをフるきっかけを作って欲しいと頼まれた洋子は健一を隣町で行われる祭りに誘う。
このデートに対応する得能管理委員会の様子が緊迫感と共にユーモラスに描かれましたぞ。
すぐに局長に連絡がとられ、健一付のSPのトップ岡持(小木茂光)の指示の元、「症例7 お祭りへ行くの巻」の脚本作成、、キャスティング、衣装の調達、警備の準備や地元のみなさんへの協力要請がされるのよね〜
まるで劇団の芝居だけど練習もリハもする時間はない。
でも、失敗は決して許されない。
で、健一とめぐみの恋人との対面、その恋人がどんなにいい奴かの演出の後、めぐみと恋人の決定的場面を見せ、健一を失恋へと導いていく。
途中でよっぱらいの乱入によりサトラレ暴露の危機というハプニングもあったけど、なんとか乗り切った!
この任務によってその場の皆さんはかなり一体感を味わったはず。
だから、日常でもサトラレの秘密を共有したり悪口を言い合うことで、周りの人間たちは連帯感を持っているように感じたぞ。
でも、健一の失恋に立ち会い、彼のショックと悲しみを直に受け取った洋子は徐々に単なる研究対象とは思えなくなってくる。
健一の方も優しくしてくれた洋子にあっと言う間に鞍替え(笑)。
困惑しつつも、二人で無人島で過ごすというミッションに向かった洋子は健一が医師になった理由を知り、任務に迷いが出てきてしまうのさ〜
さらに島内で自殺したはずのサトラレ第一号白木重文(松重豊)と遭遇し、彼のサトラレとしての深い苦しみと孤独を目の当たりにしてしまう。
サトラレと自覚した白木は自殺しようとしたことを得能管理委員会に知られ病院に隔離されていた。
その後、病院を出ることを許された後は無人島でたった一人で生きてきたらしい。
知るも地獄、知らぬも地獄・・・
サトラレであることを自覚した者が自分の思考を知られながら一般の人々と生きていくのは耐えられないこと。
共存していくことは無理なのだろうか・・・
そんな時、健診を受けたキヨにすい臓癌が見つかるがキヨにも健一にも知らされぬまま、健一の研究所への異動が告げられる。
サトラレ故に外科医でありながらめったに執刀もまかされず、上司である東(寺尾聰)からも低い評価しかされなかった健一は異動を受け入れることに。
病院のみんなも、これで通常業務に戻れるとほっとする。
洋子の任務も終了!のはずだったんだけど・・・・
何も知らされないまま健一が異動させられる事に納得できない洋子は得能管理委員会に直訴。
せめてキヨの手術が終わるまで健一を病院に居させて欲しいと頼むのでした。
「サトラレだって人間です!
たとえ悩んでも間違ったたとしても、自分のすべきことや、自分が何のために生まれてきたのか、探す権利はあるはずです!
お願いです!彼をもう少し、病院に居させて下さい!」
決定事項が覆ることはない。
却下された洋子は病院を出ていった健一の乗った車を追いかけました。
運転するのは岡持です。
バックミラーに必死で走る洋子の姿がずっと映っております。
どうすんだよーーー!岡持よぉ!アンタに人間の心はないんかい?と思っていたら、車を止めてくれました。
C=(^◇^ ; ホッ!
「本当に満足なの?
おばあちゃんに助けられたから医者になったんでしょ?
だったら、今度はあなたがおばあちゃんを助ける番なんじゃないの?!
里見君、嘘ついてる。嘘なんてあなたらしくない。
おばあちゃん、すい臓癌なのよ。
あなたに知らせないために病院中で嘘をついてたの」洋子
『それって・・俺が医者失格だから?』健一
「そうじゃない。自分のせいだとか思ってるならそうじゃない。
ねぇ、わかるでしょ?今あなたがしなくちゃならないこと。
あなたの『ここに居る意味』って何だったの?」洋子
病院に戻った健一はキヨの手術の執刀をしたいと東に申し出ました。
健一のキヨへの深い愛情とオペへの強い意志を認めた東は、自分が外科医としての健一の腕に嫉妬していたことを告白し、手術の許可を与えました。
東が自分に正直になれたのは健一のおかげでもあるんだよね。
サトラレと暮らしてきたみんなはサトラレの不都合もわかってたけど、嘘をつかないでいられる(本人知らないけどサトラレにどこか羨ましい思いもあったんじゃないのかな。
看護師達も速やかに対応。
すい臓癌だと知ったキヨはショックを受けながらも人間としても医師としても成長した健一の姿に感謝し、手術に臨みました。
サトラレ外科医による史上初のすい臓がん摘出手術が始まりました。
健一の思念も想像以上の範囲で飛ぶと思われ、病院の半径100mに厳戒態勢が引かれました。
病院中のみなさんが、健一のばあちゃんへの思いを受け取りながら見守り、手術の成功を祈っております。
も〜この場面は泣けたよう・・・・(ノω・、) ウゥ・・・
ずっと健一の思念を受けていた病院のみなさんにとって健一は、もはや自我の一部のようになってたのかもしれない。
祖母への深い愛情と医師として真摯に手術に向き合う健一の思いを共有した病院のみなさんは自然と健一の存在を受け入れていました。
でも、キヨの癌は腹膜に転移していて手遅れの状態だった。
『ごめんよ、ばあちゃん・・俺、ずっと一緒に暮らしてたのに全然気づかなかった・・・
ばあちゃん、ごめんよ・・・こんなに切り刻んで・・・こんなに・・・こんなに・・ごめんよ。
ごめんね、ばあちゃん・・・・』
健一の悲しみと後悔を病院中が共に受け止め、涙しました。
キヨは手術後、薬物治療を受け、半年後に亡くなった。
健一の心の声も普段の声も、変わりなく受け入れ、あるがままの健一に愛情を注いだキヨの生き方は多くの人に影響を与えたと思います。
キヨの手術後、健一と周りのみなさんとの壁は消え、気になる甥っ子のような存在へと落ち着きました。
さらに思いがけないことにサトラレ外科医である健一に執刀希望の患者が急増。
健一は医師として忙しい日々を過ごすことになりました。
白木は「サトラレ」は、見た人を石に変えてしまうメドゥーサだと言って絶望していた。
でも、洋子はペルセウスがメドゥーサを倒した時流れた血から天馬ペガサスが生れた伝説と共に、「サトラレ」を
迷いと混乱を超えて、共に未来を生きる存在として見つめていました。
洋子と健一の存在が変に恋愛モードに流れず、洋子の首にかかっていたネックレスで現していたのが良かったわ〜
奇抜なストーリーのようですが普遍的な真実が込められた映画だったと思います。
見て良かったわ〜
安藤政信さんも出演している「スマグラー おまえの未来を運べ」の感想「ザ☆まつり 安藤政信」は始まったばかり。
次は「青春☆金属バット」を見てみようかな〜((´艸`*))
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1. サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS [ のほほん便り ] 2012年08月06日 09:44
考えてみると「家族八景」七瀬の逆バージョン。2001年3月公開なので、ちょうど11年も前の作品なのですね。
ドラマ、映画、コミックの順番に見たのですが、映画版、けっこう好きでした。2度目の鑑賞…
(監督が「踊る大捜査線」シリーズの本広克行で、助監督が「海猿
この記事へのコメント
1. Posted by ヨーコ 2012年08月06日 06:29
私も「サトラレ」は何回も見ちゃってるよ!ハートウォーミングな中にも笑える部分が沢山あって、凄く見易い好きなタイプの映画なの。安藤君の可愛さも、この頃がピークだし♪お婆ちゃん役が八千草さんってのもツボなのよね〜。あんなに優しくて上品なお婆ちゃんはそうそう居ないもんなぁ。こういう思いやりに溢れた優しい優しい映画が好きだわ。「ラースとその彼女」は見た?あれも優しさや思いやりに溢れた良い映画だよ。
2. Posted by ツバッキー 2012年08月06日 19:03
懐かしいーー。
私もこの映画好きで何回も見ました。
テレビ版もあったよねーー?オダジョーじゃなかったっけ。
この話、考えてみたらすっごくこわいことですけど
ユーモラスですし楽しめますよね。
なんか最後なきそーになるけど。
そうかぁ、サトラレ一号、松重さんでしたね!
思いだしてきましたーー
そういえば「孤独のグルメ」またやるらしいですね、時期未定らしいけど・・・。こっちも楽しみ。
私もこの映画好きで何回も見ました。
テレビ版もあったよねーー?オダジョーじゃなかったっけ。
この話、考えてみたらすっごくこわいことですけど
ユーモラスですし楽しめますよね。
なんか最後なきそーになるけど。
そうかぁ、サトラレ一号、松重さんでしたね!
思いだしてきましたーー
そういえば「孤独のグルメ」またやるらしいですね、時期未定らしいけど・・・。こっちも楽しみ。
3. Posted by きこり→ヨーコさん 2012年08月07日 07:41
ヨーコさん、そんなに「サトラレ」見てたのね〜
わたしゃ、安藤君が出てるからずっと気になってたんだけど、サトラレ状態ってのが想像つかなくて見られなかった(笑
でも、見て良かったよ〜
>安藤君の可愛さも、この頃がピークだし
いやいやいや、「スウグラー」のあの美しさを見て!
信じられない肉体の美しさよ〜
拷問場面があるから、ちょっとアレなんだけどさ。
>お婆ちゃん役が八千草さんってのもツボなのよね〜
私も〜!
あの柔らかい雰囲気とおばあちゃんなのにあの美しさ、慈しみって言葉がぴったりくるんだよね。
生き方の美しさが姿に出てると思う〜
私も最近、サスペンスのドキドキヒヤヒヤに耐えられない・・(笑
こういう人間の優しさが信じられるような映画にほっとするし、また見たいと思うよ。
「ラースとその彼女」忘れてて、昨日予約入れたよ。
見るの楽しみ〜♪
わたしゃ、安藤君が出てるからずっと気になってたんだけど、サトラレ状態ってのが想像つかなくて見られなかった(笑
でも、見て良かったよ〜
>安藤君の可愛さも、この頃がピークだし
いやいやいや、「スウグラー」のあの美しさを見て!
信じられない肉体の美しさよ〜
拷問場面があるから、ちょっとアレなんだけどさ。
>お婆ちゃん役が八千草さんってのもツボなのよね〜
私も〜!
あの柔らかい雰囲気とおばあちゃんなのにあの美しさ、慈しみって言葉がぴったりくるんだよね。
生き方の美しさが姿に出てると思う〜
私も最近、サスペンスのドキドキヒヤヒヤに耐えられない・・(笑
こういう人間の優しさが信じられるような映画にほっとするし、また見たいと思うよ。
「ラースとその彼女」忘れてて、昨日予約入れたよ。
見るの楽しみ〜♪
4. Posted by きこり→ツバッキーさん 2012年08月07日 07:46
ここにも「サトラレ」リピーターが(笑
そういえばドラマでもやってたんだよね。
見てないんだけど。
オダジョーだったのか〜
オダジョーだったら、もっと深刻な話になりそう(笑
安藤君の雰囲気がピュアで優しいから、普通に笑えたよ〜
わたしゃ、もっと暗い話かと思ってたからほっとした〜
も〜最後の手術場面は泣きっぱなしだったよ。
健一のおばあちゃんへの思いが、抑えた演技で伝わってきて
涙が止まらないってーのに、バッドタイミングで出張から夫が帰ってきて
ちっ!って・・・・(笑
松重さんの場面はリアルで悲しかったわ〜
そういえばドラマでもやってたんだよね。
見てないんだけど。
オダジョーだったのか〜
オダジョーだったら、もっと深刻な話になりそう(笑
安藤君の雰囲気がピュアで優しいから、普通に笑えたよ〜
わたしゃ、もっと暗い話かと思ってたからほっとした〜
も〜最後の手術場面は泣きっぱなしだったよ。
健一のおばあちゃんへの思いが、抑えた演技で伝わってきて
涙が止まらないってーのに、バッドタイミングで出張から夫が帰ってきて
ちっ!って・・・・(笑
松重さんの場面はリアルで悲しかったわ〜
5. Posted by mana 2012年08月10日 13:59
きこりさんのレビューを読んで観たくなりましたよ〜。
オダジョー版は見てたけど、映画は知らなかった。
『東野圭吾ミステリー』で安藤政信さんを堪能したいと思います♪
しかし私の仕事も、
サトラレじゃなくて良かったとつくづく思うよ(笑)
オダジョー版は見てたけど、映画は知らなかった。
『東野圭吾ミステリー』で安藤政信さんを堪能したいと思います♪
しかし私の仕事も、
サトラレじゃなくて良かったとつくづく思うよ(笑)
6. Posted by きこり→manaさん 2012年08月11日 08:00
manaさん、ドラマ見てたんだね〜!
わたしゃ、ドラマ見てないのよ〜
オダジョーだと、全く雰囲気違うんじゃないのかな。
安藤政信さんは「キッズ・リターン」で見た時から好きなんだけど、「スマグラー」見てその良さを再確認したよ〜
>サトラレじゃなくて良かったとつくづく思うよ(笑)
恐ろしいよね(笑
接客業はみんな心と口が一致してる方が珍しいと思う(それはお前だけだろっつ!!)
小説とかで読んでる分にはおもしろいけど、現実世界でサトラレがあちこちにいたら険悪になるよね〜
健一みたいに心底ピュアだったら受け入れてもらえると思うけど。
特に邪念だらけのわたしでは無理だわ〜(笑
この映画結構笑える場面もあって、テンポも良かったよ〜
わたしゃ、ドラマ見てないのよ〜
オダジョーだと、全く雰囲気違うんじゃないのかな。
安藤政信さんは「キッズ・リターン」で見た時から好きなんだけど、「スマグラー」見てその良さを再確認したよ〜
>サトラレじゃなくて良かったとつくづく思うよ(笑)
恐ろしいよね(笑
接客業はみんな心と口が一致してる方が珍しいと思う(それはお前だけだろっつ!!)
小説とかで読んでる分にはおもしろいけど、現実世界でサトラレがあちこちにいたら険悪になるよね〜
健一みたいに心底ピュアだったら受け入れてもらえると思うけど。
特に邪念だらけのわたしでは無理だわ〜(笑
この映画結構笑える場面もあって、テンポも良かったよ〜
7. Posted by NHKサトラレ 2014年10月18日 17:14

