2012年08月01日
「SHERLOCK（シャーロック） ２」 第２回 バスカヴィルの犬（ハウンド）
さて、天才にとっては退屈な日々が続き・・・・シャーロック（ベネディクト・カンバーバッチ）のイライラがピークに達した時、やっと彼の興味を引く事件が２つ発生しました。
ひとつは発光したのち鍵がかかったままの小屋から行方不明になったうさぎのブルーベルの捜索。
そして、もうひとつは、ダートムアからやってきたヘンリーの、子供の頃殺された父親の死の謎。
彼が7歳の頃、父親と一緒に夜の散歩に行き、「デュワーズ・ホロー」という窪地に着いた時、「大きくて、毛は炭のように黒く、目は赤」の
巨大な化け物に父親が飛びかかられ八つ裂きにされたというのさ〜
ヘンリーはショックでふらふら歩いているところを翌朝保護ざれたんだけど、
父親の死体は見つからなかった。
その場所は政府の科学生物兵器研究施設・バスカヴィルのすぐそばにあり、お父さんはバスカヴィルでは怪物が作られていると力説していたそうな。
父親が化け物に殺されたという話は地元では相手にされなかったけどマスコミが飛びついたせいで、ダートムアはネス湖のように観光客が押し寄せるようになった。
事件後、ヘンリーはダートムアを離れたんだけど、大人になってセラピストのルイーズ先生に悪魔と向き合うように言われ、ダートムアに戻り、昨夜「デュワーズ・ホロー」に行ってみたら、化け物のものと思われる大きな足跡を見つけたんだって〜
足跡かよ、つまらん！化け物はトラウマが創りだした架空の存在だ！と
ヘンリーを追い出そうとしたんだけど・・・
「ミスター・ホームズ、僕が見たのは巨大なハウンドの足跡です！」
という言葉を聞いた途端に・・・・
「引き受けよう」
毎度のことながら天才のきまぐれにはジョン（マーティン・フリーマン）も呆れかえったんだけど、これでホームズの機嫌が直りそうとほっとしたようです(*￣ｍ￣)
「20年前に消えた死体、巨大なハウンド、これを逃してたまるか！」ホームズ
![SHERLOCK / シャーロック [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51EUUKtW0IL._SL160_.jpg)
ひとつは発光したのち鍵がかかったままの小屋から行方不明になったうさぎのブルーベルの捜索。
そして、もうひとつは、ダートムアからやってきたヘンリーの、子供の頃殺された父親の死の謎。
彼が7歳の頃、父親と一緒に夜の散歩に行き、「デュワーズ・ホロー」という窪地に着いた時、「大きくて、毛は炭のように黒く、目は赤」の
巨大な化け物に父親が飛びかかられ八つ裂きにされたというのさ〜
ヘンリーはショックでふらふら歩いているところを翌朝保護ざれたんだけど、
父親の死体は見つからなかった。
その場所は政府の科学生物兵器研究施設・バスカヴィルのすぐそばにあり、お父さんはバスカヴィルでは怪物が作られていると力説していたそうな。
父親が化け物に殺されたという話は地元では相手にされなかったけどマスコミが飛びついたせいで、ダートムアはネス湖のように観光客が押し寄せるようになった。
事件後、ヘンリーはダートムアを離れたんだけど、大人になってセラピストのルイーズ先生に悪魔と向き合うように言われ、ダートムアに戻り、昨夜「デュワーズ・ホロー」に行ってみたら、化け物のものと思われる大きな足跡を見つけたんだって〜
足跡かよ、つまらん！化け物はトラウマが創りだした架空の存在だ！と
ヘンリーを追い出そうとしたんだけど・・・
「ミスター・ホームズ、僕が見たのは巨大なハウンドの足跡です！」
という言葉を聞いた途端に・・・・
「引き受けよう」
毎度のことながら天才のきまぐれにはジョン（マーティン・フリーマン）も呆れかえったんだけど、これでホームズの機嫌が直りそうとほっとしたようです(*￣ｍ￣)
「20年前に消えた死体、巨大なハウンド、これを逃してたまるか！」ホームズ
さて、ダートムアに着いた二人は早速、現場を視察した後、小さな宿にチェックインしました。
で、ここでもゲイのカップルと間違われ、主人のゲイリーに
「すまん、ダブルの部屋が空いてなくて」って言われてたぞ(￣∀￣)
てか、ゲイリーもそこで働いてるビリーとカップルらしい。
聞き取り調査の結果・・・
『バスカヴィル』については、80年前からある実験場だということはわかってるけど、中で何が行われているか確かなことは誰もわからない。
周りには地雷が埋められていて外部からの侵入を防いでいるそうな。
肝心の『ハウンド』については、観光ガイドから「デュワーズ・ホロー」で見たという黒っぽい犬みたいな画像を見せられただけ。
でも、そのガイドの国防省に勤めていた友人が軍の秘密基地（バスカヴィルかどうかは不明）に行かされて、中の秘密実験室で「もう二度と見たくない恐ろしいもの」
「犬ぐらいの大きさのねずみや馬ぐらいの大きさの犬」を見たと言っていた。
まぁ、でも、噂の域を出ない情報だよねぇ・・・
やはり実際に基地に入ってみないと・・って、ホームズったらマイクロフトからくすねた通行証でジョンと二人で「査察」に来たと堂々と入っていきましたぞ。
��(・Д・」)」 オイオイ、大丈夫かよ。
「どこでも入れるんだ？マイクロフトの名前をだせば」ジョン
「言ったろ？兄は英国政府そのものだって」ホームズ
通行証が本人のものでないってバレるまで、20分ぐらいの猶予はあるらしいんだけどねぇ・・・
も〜この場面、すんごいドキドキしたわーーー！
細かくあちこちでセキュリティ承認するとこがあって、
その度に「マイクロフト・ホームズ 優先度 最高」って出るんだけど、
次はダメー！って出るんじゃないかってさ〜
それにマイクロフトって結局何やってる人かわかんないんだけど、こういう要人っていつもどこにいるかってすぐにわかるようになってんじゃないのぉ？
バスカヴィルでは、生物兵器や化学兵器の研究を行っているらしく、動物もたくさん居ました。
ある研究室でステープルトン博士という女性に会った途端、ホームズの中で「行方不明の光るうさぎ」と結びついたようです。
あの光るうさぎを飼っていたのはステープルトン博士の娘で、実験動物だったらしい。
ホームズは博士がうさぎ以外の動物でも実験をしたんじゃないかと思ったみたい。
もっとツッコみたかったけど、タイムリミット。
慌てて、査察終了。
「セキュリティ侵犯」の連絡がマイクロフトにいったようで・・・
『何をしている』のメールがホームズに入りました。
「ふんっ！23分、マイクロフトもなまったものだ」ホームズ
早く基地を出なきゃ！
でも、うるさそうなバリモア少佐って奴に足止め食ってる間に通行証が使えなくなっちまったぞ！
IDが拒否されたためにバリモア少佐と部下が詰問口調でにじりよりました。
ところが・・・・基地の中で会ったフランクランド博士がうまいこと言って助けてくれたのさ〜
博士はヘンリーの父親と友達でヘンリーのことをよく知っているそうな。
さらに、ジョンのブログを読んでおり、ホームズのこともわかっていた。
という訳で無事外に出ることができました。
その後、ヘンリーのとこへ行ったら、セラピストと話しているうちに『Liberty（リバティ）』、『IN（イン）』という単語を思い出したと言ってきました。
なんのことやら・・・・
で、ホームズはヘンリーと一緒に夜に「デュワーズ・ホロー」に行こうと誘うのでした。
そこで途中でジョンがはぐれちゃったもんだから、またドキドキ・・・・((( ﾟдﾟ ;)))
しかも、動物の鳴き声が聞こえてくるし・・・
ところが、ヘンリーとホームズはそれどころじゃない。実物を見てしまったようです。
あのホームズが宿の暖炉の前で「巨大なハウンドを見た・・・」と言って心底怯えて震えているのさーー
これにはジョンもびっくり。
なんとか冷静にならせようとするんだけど、ホームズの恐怖は消えない。
そのことにホームズ自身もショックを受けているようです。
「いままで・・・こんなことはなかった。
縁を切っていた、感情とは。でも、見ろ！震えている。
感情とはおもしろい・・・なければどんなにいいか・・・・！」
その感情は自分でも抑えられないほどだったようで、冷静になるよう呼びかけたジョンは八つ当たりをくらっちゃいました。
「わかった。友達の気遣いなんて、いらないよな」ジョン
「僕に友達はいない！」ホームズ
「だな。何でかな？」ジョン
外に出たジョンは「デュワーズ・ホロー」に居た時に見た光のモールス信号「U M Q R A」の意味を調べようと光の発信源へ行ってみたら・・・何のことはない。
そこは地元のデートスポットだったようで・・・車のライトが光っていただけだった・・・・がっかり・・・＿|￣|○
そこにホームズから、ヘンリーのセラピストのルイーズがいるから話を聞けばと指令メールが。
一応、さっきのこともあるからジョンはちょっと抵抗を試みたんだけど、
さすがホームズ、彼女の画像も一緒に送ってきましたよん。
「・・・・・よく好みがわかるな・・・」ジョン
で、正体を明かさずにお酒を飲みながら楽しく情報収集していたら・・・・・
にゃんと、基地で会ったフランクランド博士が現れて、彼女にジョンが探偵だってバラしちゃいました。しかも同棲しているとまで。余計なことを・・・
翌日、正気に戻ったホームズはジョンを見かけ・・・・
はっきりとは言わないけど、（いつもは無能よばわりするのに）ジョンの考えを尊重し、昨夜の調査のことを尋ねておりました。
一応、反省してるのかしらねーーー(´ｍ｀)
ちょっとジョンの機嫌をとってるような。さらに！
「夕べ僕が言った事は本当だ。僕に友達はいない。ひとりを除いて」
目を見て、きっぱりと言いましたぞ！
ジョンったら、「そう」と、そっけなく答えていたけど、すごーーく嬉しかったはず。
この困った天才の面倒を見られるのは俺だけだな・・・って背中が言ってましたぞ。
って、コレも全部ホームズの思う壺か？
さて、ホームズはジョンとの会話から「HOUND」は単語ではなくて、頭文字なのではないかとひらめきました。
「HOUND」じゃなくて「H.O.U.N.D.」。
そんな話をしていたら、宿の入口にレストレード警部（ルパート・グレイヴス）発見！
ホームズはマイクロフトに送り込まれたかと思って問い詰めたんだけど、本人は「休暇」と言い張ってました。
「休暇なら終えたばかりだろ？！」H
「連続休暇だ！」L
「僕がバスカヴィルにいるって知った途端に監視役の調教師を送り込むとはなぁ！
今回はお忍びの任務だからグレッグって名乗っているのかあ？」H
「本名だよ」ジョン
「本名？」H
「そうだ。知らなかったのか（ちょっとがっかり）。俺は調教師じゃない。
お兄さんの犬でもない」L
それは置いといて・・・
レストレード警部のおかげで（ベジタリアンの店なのに肉の仕入れが多すぎる件について追及してもらった）ホームズ達が泊っている宿の主人のゲイリーとビリーから「ハウンズ」らしきものの正体を聞くことができました。
二人は「ハウンズ」話を盛り上げて観光客を呼ぼうと、鉱山の坑道にいた犬を使っていたらしい。
でも、凶暴で言う事を聞かなかったから、1か月前に獣医の所へ連れて行って安楽死させたんだと。
でも、この犬はホームズ達が見たものとは違っていた。
ホームズは自分の中にある仮説を確認するために、またバスカヴィルへとやってきました。
今回はちゃんと事前にマイクロフトに電話して、根回ししておいたようです。
で、自分はバリモア少佐に会うから、ステープルトン博士の研究室へ行きハウンド探しをするようジョンに命じました。
って、実はコレはジョンを使っての実験でした。
自分が見た「ハウンド」がヘンリーから聞いた通りのものだったと気づいたホームズは、何等かの形で摂取した薬による幻覚だと推理した。
で、ヘンリーの自宅にある砂糖に薬が混入されているとの仮説の元、その砂糖を入れたコーヒーをジョンに飲ませ（ジョンは親切に驚きながらも喜んでたのに〜）、
バスカヴィルでジョンを閉じ込め極限状況に追い込んだら、案の定、ジョンもハウンドを見たと言い出した。
で、ステープルトン博士から顕微鏡を借りて、その砂糖を調べたんだけど、何も出てこなかった。
いったいどうやって体の中に入り、幻覚を見せることができたのか・・？
ホームズは「精神の宮殿」に行くと言って、ジョンとステーブルトン博士を追い出しました。
ここでチラッと見られた天才ホームズの頭の中はおもしろかったですなぁ・・・
ジョンは「彼流の記憶術。頭の中に架空の地図を作り、その中に記憶を落とし込む。
地図をちゃんとたどれる限り、理論上は何かを忘れることはない」
と言ってましたが・・・
いろんな単語が少しづつ変化しながらすごいスピードで行きかっていました。
宮殿から出てきたホームズは真相のしっぽを掴んだようです。
「ハウンド」とは「プロジェクト・ハウンド」。
インディアナ州リバティでCIAが行った対人兵器のための開発研究。
でも、その詳しい内容をステープルトン博士に研究所のPCで調べてもらおうとしたら、トップシークレットらしく彼女の立場では見られなかった。
バリモア少佐（一回目に研究所に来た時ホームズ達を引き留めた煩そうな男）のPCなら検索できるようだけど、パスワードがわからない。
でも、ホームズはすぐにバリモア少佐のデスクの前に座ってパスワードを推理しましたぞ。
「どんな男だ？」H
「見たでしょ？」S博士
「描写してみろ！」H
「規律にやかましい、古臭い、国のために尽くすタイプ」S
「古風な軍人って訳だ。となると子供の名前はまず使わないだろう。
しかも軍事がらみのパスワードだ。
目の高さにあるのは何だ？本か？軍事情報誌のバインダー、
「ハンニバル」「ウェリントン」「ロンメル」
「チャーチルの英語諸国民の歴史 全４巻」・・・
チャーチルが大好きみたいだな。
「サッチャー回顧録」「ダウニング街の日々」・・・他に伝記も五冊。
（写真を見て）８０年代中ごろかな・・・父と子の写真。
バリモアシニアの胸には殊勲賞」H
「その頃なら、フォークランドだ」ジョン
「ならチャーチルよりサッチャーの方がありそうだ」H
「それがパスワード？」S
「いいや、バリモアみたいな男ならファーストネームだ」H
「Margare」まで入力したホームズは「いや、Maggie・・・」
ビンゴ！！(^｡^)∠※ﾎﾟﾝ!｡･:*:･ﾟ'
「H.O.U.N.D.」はその研究者たち5人の頭文字。
この薬を使うと、人を簡単に暗示にかけることができる。
しかし、被験者に深刻な症状が現れたため1986年に開発中止。
なのに研究者のうちの一人が、ずっと秘密裏に開発を続けてきたようです。
それは・・・・・ヘンリーの父親の友人だと言っていたフランクランド博士！
早速会わねば・・・
そこに、精神的に不安定になり混乱したヘンリーがセラピストのルイーズに発砲する事件を起こしたという連絡が入りました。
ヘンリーは前夜から激しい幻覚に悩まされていた。
追い詰められたヘンリーは「デュワーズ・ホロー」で自殺しようとしていました。
彼の元に駆けつけたホームズとジョンはヘンリーの心が事件を隠しておきたい人物によって巧みに操られていたことを話し、20年前の真実を思い出すよう励ましましたぞ。
「襲ったのは動物じゃない。もちろん怪物でもない。人間だ」ホームズ
ついにヘンリーの記憶が蘇りました。
襲ったのは、マスクをつけた人間。
着ていたTシャツには恐ろしい犬の顔と「H.O.U.N.D.」の文字が入っていた。
幼かったヘンリーは事実を受け入れることができず、恐ろしい「ハウンズ」に襲われたと思い込んだ。
この前、ホームズとヘンリーが見た怪物のようなハウンズは普通の犬のイメージが増幅されただけだったのさ〜
そこに動物の唸り声が聞こえ、ヘンリーはまた幻覚に囚われ怯えはじめちゃった。
今回はレストレード警部にまで巨大なハウンドが見えたようです。
ホームズも、現れたフランクランド博士がモリアーティに見えたりするんだけど、何とか意志の力で幻覚を追い払うことに成功。
「霧だ！霧の中に薬が仕込まれてる！ここは薬の地雷原だ！」H
レストレード警部により撃ち殺されたハウンドは普通の犬でした。
幻覚から解けたヘンリーはすべてを思い出した。
自分の父親を殴り殺したのが、このフランクランド博士だということも。
「この人殺し！20年も無駄にした！何で殺さなかった？！」ヘンリー
「君まで殺せば、事件が世間の注目を集めるからだ。
それより、君が正気でないよう見せかけて隠ぺいを図った。
その手段は足元にあった。
ここの地面には圧力パッドが仕込んであって、君はここに来る度、薬の霧を浴びる！
人殺しの道具とも現場ともなる！
ハハハ！いや〜君のこの事件、ありがとう！おもしろかった！」ホームズ
「シャーロック！」ジョン
「何だ？」ホームズ
「今、言うな！」ジョン
「……悪かった？」ホームズ
「いや、そんな事ありません。いいんです。だってそうでしょう？
これはつまり、僕の父は正しかった。真実を見抜いてたってことだ！
だから父を殺した。真実を知られたから！
父に見られたんでしょう？実験している時のすがたを」ヘンリー
逃げようとしたフランクランド博士は埋められていた地雷を踏んでふっとんでしまいました。
事件は終結。
ここに至って、やっとホームズはジョンを引っかけたことを白状しました。
「あの薬への天才への影響はわかったから、凡人はどうか知りたかった。
意味はわかるだろ？」
「砂糖じゃなかった」ジョン
「そうだ。君がガスを吸ってたとはな（どこで吸ったの？）」ホームズ
「間違えた！」ジョン
「いや」ホームズ
「間違えただろ？だって君は砂糖だと思ってたんだから」ジョン
「まぁな。もう間違えない」ホームズ
現場に居た犬はゲイリー達が殺したと言っていた犬でした。
彼らには殺せなかったようです。
理解できないけど「情」から殺せなかった、その犬の死をホームズは彼らに伝えに行きました。
いや〜今回もおもしろかった！
コレ、原作はどんなだか読んでみたくなりましたよ〜
1901年に発行されたんだから、「バスカヴィル」もドラマとは違う感じなんだよね？
どこがどんなふうに脚色されているのか確認したいわ〜
そして、人間ホームズが垣間見られた魅力的な回でもありました。
愛すべき超変人であり、天才シャーロック・ホームズ・・・わたしゃ、すっかり虜だよ。
「SHERLOCK（シャーロック） ４」 第１回 六つのサッチャー
「SHERLOCK（シャーロック） ４」 第２回 臥（ふ）せる探偵
「SHERLOCK（シャーロック） ４」 第３回（最終回） 最後の問題
「SHERLOCK（シャーロック）」 忌まわしき花嫁
「SHERLOCK（シャーロック） ３」 第１回 空（から）の霊柩車
「SHERLOCK（シャーロック） ３」 第２回 三の兆候
「SHERLOCK（シャーロック） ３」 第３回（最終回） 最後の誓い
「SHERLOCK（シャーロック） ２」 第１回 ベルグレービアの醜聞
「SHERLOCK（シャーロック） ２」 第３回 ライヘンバッハ・ヒーロー
第１回 ピンク色の研究
第２回 死を呼ぶ暗号
第３回 大いなるゲーム
予告で「ホームズが死んだ」ってジョンが言ってたけど・・・・
wikiで調べたら、シーズン３作られてるみたいだから大丈夫だよね？
モリアーティ再登場の最終回、じっくり味わいたいと思います。
で、ここでもゲイのカップルと間違われ、主人のゲイリーに
「すまん、ダブルの部屋が空いてなくて」って言われてたぞ(￣∀￣)
てか、ゲイリーもそこで働いてるビリーとカップルらしい。
聞き取り調査の結果・・・
『バスカヴィル』については、80年前からある実験場だということはわかってるけど、中で何が行われているか確かなことは誰もわからない。
周りには地雷が埋められていて外部からの侵入を防いでいるそうな。
肝心の『ハウンド』については、観光ガイドから「デュワーズ・ホロー」で見たという黒っぽい犬みたいな画像を見せられただけ。
でも、そのガイドの国防省に勤めていた友人が軍の秘密基地（バスカヴィルかどうかは不明）に行かされて、中の秘密実験室で「もう二度と見たくない恐ろしいもの」
「犬ぐらいの大きさのねずみや馬ぐらいの大きさの犬」を見たと言っていた。
まぁ、でも、噂の域を出ない情報だよねぇ・・・
やはり実際に基地に入ってみないと・・って、ホームズったらマイクロフトからくすねた通行証でジョンと二人で「査察」に来たと堂々と入っていきましたぞ。
��(・Д・」)」 オイオイ、大丈夫かよ。
「どこでも入れるんだ？マイクロフトの名前をだせば」ジョン
「言ったろ？兄は英国政府そのものだって」ホームズ
通行証が本人のものでないってバレるまで、20分ぐらいの猶予はあるらしいんだけどねぇ・・・
も〜この場面、すんごいドキドキしたわーーー！
細かくあちこちでセキュリティ承認するとこがあって、
その度に「マイクロフト・ホームズ 優先度 最高」って出るんだけど、
次はダメー！って出るんじゃないかってさ〜
それにマイクロフトって結局何やってる人かわかんないんだけど、こういう要人っていつもどこにいるかってすぐにわかるようになってんじゃないのぉ？
バスカヴィルでは、生物兵器や化学兵器の研究を行っているらしく、動物もたくさん居ました。
ある研究室でステープルトン博士という女性に会った途端、ホームズの中で「行方不明の光るうさぎ」と結びついたようです。
あの光るうさぎを飼っていたのはステープルトン博士の娘で、実験動物だったらしい。
ホームズは博士がうさぎ以外の動物でも実験をしたんじゃないかと思ったみたい。
もっとツッコみたかったけど、タイムリミット。
慌てて、査察終了。
「セキュリティ侵犯」の連絡がマイクロフトにいったようで・・・
『何をしている』のメールがホームズに入りました。
「ふんっ！23分、マイクロフトもなまったものだ」ホームズ
早く基地を出なきゃ！
でも、うるさそうなバリモア少佐って奴に足止め食ってる間に通行証が使えなくなっちまったぞ！
IDが拒否されたためにバリモア少佐と部下が詰問口調でにじりよりました。
ところが・・・・基地の中で会ったフランクランド博士がうまいこと言って助けてくれたのさ〜
博士はヘンリーの父親と友達でヘンリーのことをよく知っているそうな。
さらに、ジョンのブログを読んでおり、ホームズのこともわかっていた。
という訳で無事外に出ることができました。
その後、ヘンリーのとこへ行ったら、セラピストと話しているうちに『Liberty（リバティ）』、『IN（イン）』という単語を思い出したと言ってきました。
なんのことやら・・・・
で、ホームズはヘンリーと一緒に夜に「デュワーズ・ホロー」に行こうと誘うのでした。
そこで途中でジョンがはぐれちゃったもんだから、またドキドキ・・・・((( ﾟдﾟ ;)))
しかも、動物の鳴き声が聞こえてくるし・・・
ところが、ヘンリーとホームズはそれどころじゃない。実物を見てしまったようです。
あのホームズが宿の暖炉の前で「巨大なハウンドを見た・・・」と言って心底怯えて震えているのさーー
これにはジョンもびっくり。
なんとか冷静にならせようとするんだけど、ホームズの恐怖は消えない。
そのことにホームズ自身もショックを受けているようです。
「いままで・・・こんなことはなかった。
縁を切っていた、感情とは。でも、見ろ！震えている。
感情とはおもしろい・・・なければどんなにいいか・・・・！」
その感情は自分でも抑えられないほどだったようで、冷静になるよう呼びかけたジョンは八つ当たりをくらっちゃいました。
「わかった。友達の気遣いなんて、いらないよな」ジョン
「僕に友達はいない！」ホームズ
「だな。何でかな？」ジョン
外に出たジョンは「デュワーズ・ホロー」に居た時に見た光のモールス信号「U M Q R A」の意味を調べようと光の発信源へ行ってみたら・・・何のことはない。
そこは地元のデートスポットだったようで・・・車のライトが光っていただけだった・・・・がっかり・・・＿|￣|○
そこにホームズから、ヘンリーのセラピストのルイーズがいるから話を聞けばと指令メールが。
一応、さっきのこともあるからジョンはちょっと抵抗を試みたんだけど、
さすがホームズ、彼女の画像も一緒に送ってきましたよん。
「・・・・・よく好みがわかるな・・・」ジョン
で、正体を明かさずにお酒を飲みながら楽しく情報収集していたら・・・・・
にゃんと、基地で会ったフランクランド博士が現れて、彼女にジョンが探偵だってバラしちゃいました。しかも同棲しているとまで。余計なことを・・・
翌日、正気に戻ったホームズはジョンを見かけ・・・・
はっきりとは言わないけど、（いつもは無能よばわりするのに）ジョンの考えを尊重し、昨夜の調査のことを尋ねておりました。
一応、反省してるのかしらねーーー(´ｍ｀)
ちょっとジョンの機嫌をとってるような。さらに！
「夕べ僕が言った事は本当だ。僕に友達はいない。ひとりを除いて」
目を見て、きっぱりと言いましたぞ！
ジョンったら、「そう」と、そっけなく答えていたけど、すごーーく嬉しかったはず。
この困った天才の面倒を見られるのは俺だけだな・・・って背中が言ってましたぞ。
って、コレも全部ホームズの思う壺か？
さて、ホームズはジョンとの会話から「HOUND」は単語ではなくて、頭文字なのではないかとひらめきました。
「HOUND」じゃなくて「H.O.U.N.D.」。
そんな話をしていたら、宿の入口にレストレード警部（ルパート・グレイヴス）発見！
ホームズはマイクロフトに送り込まれたかと思って問い詰めたんだけど、本人は「休暇」と言い張ってました。
「休暇なら終えたばかりだろ？！」H
「連続休暇だ！」L
「僕がバスカヴィルにいるって知った途端に監視役の調教師を送り込むとはなぁ！
今回はお忍びの任務だからグレッグって名乗っているのかあ？」H
「本名だよ」ジョン
「本名？」H
「そうだ。知らなかったのか（ちょっとがっかり）。俺は調教師じゃない。
お兄さんの犬でもない」L
それは置いといて・・・
レストレード警部のおかげで（ベジタリアンの店なのに肉の仕入れが多すぎる件について追及してもらった）ホームズ達が泊っている宿の主人のゲイリーとビリーから「ハウンズ」らしきものの正体を聞くことができました。
二人は「ハウンズ」話を盛り上げて観光客を呼ぼうと、鉱山の坑道にいた犬を使っていたらしい。
でも、凶暴で言う事を聞かなかったから、1か月前に獣医の所へ連れて行って安楽死させたんだと。
でも、この犬はホームズ達が見たものとは違っていた。
ホームズは自分の中にある仮説を確認するために、またバスカヴィルへとやってきました。
今回はちゃんと事前にマイクロフトに電話して、根回ししておいたようです。
で、自分はバリモア少佐に会うから、ステープルトン博士の研究室へ行きハウンド探しをするようジョンに命じました。
って、実はコレはジョンを使っての実験でした。
自分が見た「ハウンド」がヘンリーから聞いた通りのものだったと気づいたホームズは、何等かの形で摂取した薬による幻覚だと推理した。
で、ヘンリーの自宅にある砂糖に薬が混入されているとの仮説の元、その砂糖を入れたコーヒーをジョンに飲ませ（ジョンは親切に驚きながらも喜んでたのに〜）、
バスカヴィルでジョンを閉じ込め極限状況に追い込んだら、案の定、ジョンもハウンドを見たと言い出した。
で、ステープルトン博士から顕微鏡を借りて、その砂糖を調べたんだけど、何も出てこなかった。
いったいどうやって体の中に入り、幻覚を見せることができたのか・・？
ホームズは「精神の宮殿」に行くと言って、ジョンとステーブルトン博士を追い出しました。
ここでチラッと見られた天才ホームズの頭の中はおもしろかったですなぁ・・・
ジョンは「彼流の記憶術。頭の中に架空の地図を作り、その中に記憶を落とし込む。
地図をちゃんとたどれる限り、理論上は何かを忘れることはない」
と言ってましたが・・・
いろんな単語が少しづつ変化しながらすごいスピードで行きかっていました。
宮殿から出てきたホームズは真相のしっぽを掴んだようです。
「ハウンド」とは「プロジェクト・ハウンド」。
インディアナ州リバティでCIAが行った対人兵器のための開発研究。
でも、その詳しい内容をステープルトン博士に研究所のPCで調べてもらおうとしたら、トップシークレットらしく彼女の立場では見られなかった。
バリモア少佐（一回目に研究所に来た時ホームズ達を引き留めた煩そうな男）のPCなら検索できるようだけど、パスワードがわからない。
でも、ホームズはすぐにバリモア少佐のデスクの前に座ってパスワードを推理しましたぞ。
「どんな男だ？」H
「見たでしょ？」S博士
「描写してみろ！」H
「規律にやかましい、古臭い、国のために尽くすタイプ」S
「古風な軍人って訳だ。となると子供の名前はまず使わないだろう。
しかも軍事がらみのパスワードだ。
目の高さにあるのは何だ？本か？軍事情報誌のバインダー、
「ハンニバル」「ウェリントン」「ロンメル」
「チャーチルの英語諸国民の歴史 全４巻」・・・
チャーチルが大好きみたいだな。
「サッチャー回顧録」「ダウニング街の日々」・・・他に伝記も五冊。
（写真を見て）８０年代中ごろかな・・・父と子の写真。
バリモアシニアの胸には殊勲賞」H
「その頃なら、フォークランドだ」ジョン
「ならチャーチルよりサッチャーの方がありそうだ」H
「それがパスワード？」S
「いいや、バリモアみたいな男ならファーストネームだ」H
「Margare」まで入力したホームズは「いや、Maggie・・・」
ビンゴ！！(^｡^)∠※ﾎﾟﾝ!｡･:*:･ﾟ'
「H.O.U.N.D.」はその研究者たち5人の頭文字。
この薬を使うと、人を簡単に暗示にかけることができる。
しかし、被験者に深刻な症状が現れたため1986年に開発中止。
なのに研究者のうちの一人が、ずっと秘密裏に開発を続けてきたようです。
それは・・・・・ヘンリーの父親の友人だと言っていたフランクランド博士！
早速会わねば・・・
そこに、精神的に不安定になり混乱したヘンリーがセラピストのルイーズに発砲する事件を起こしたという連絡が入りました。
ヘンリーは前夜から激しい幻覚に悩まされていた。
追い詰められたヘンリーは「デュワーズ・ホロー」で自殺しようとしていました。
彼の元に駆けつけたホームズとジョンはヘンリーの心が事件を隠しておきたい人物によって巧みに操られていたことを話し、20年前の真実を思い出すよう励ましましたぞ。
「襲ったのは動物じゃない。もちろん怪物でもない。人間だ」ホームズ
ついにヘンリーの記憶が蘇りました。
襲ったのは、マスクをつけた人間。
着ていたTシャツには恐ろしい犬の顔と「H.O.U.N.D.」の文字が入っていた。
幼かったヘンリーは事実を受け入れることができず、恐ろしい「ハウンズ」に襲われたと思い込んだ。
この前、ホームズとヘンリーが見た怪物のようなハウンズは普通の犬のイメージが増幅されただけだったのさ〜
そこに動物の唸り声が聞こえ、ヘンリーはまた幻覚に囚われ怯えはじめちゃった。
今回はレストレード警部にまで巨大なハウンドが見えたようです。
ホームズも、現れたフランクランド博士がモリアーティに見えたりするんだけど、何とか意志の力で幻覚を追い払うことに成功。
「霧だ！霧の中に薬が仕込まれてる！ここは薬の地雷原だ！」H
レストレード警部により撃ち殺されたハウンドは普通の犬でした。
幻覚から解けたヘンリーはすべてを思い出した。
自分の父親を殴り殺したのが、このフランクランド博士だということも。
「この人殺し！20年も無駄にした！何で殺さなかった？！」ヘンリー
「君まで殺せば、事件が世間の注目を集めるからだ。
それより、君が正気でないよう見せかけて隠ぺいを図った。
その手段は足元にあった。
ここの地面には圧力パッドが仕込んであって、君はここに来る度、薬の霧を浴びる！
人殺しの道具とも現場ともなる！
ハハハ！いや〜君のこの事件、ありがとう！おもしろかった！」ホームズ
「シャーロック！」ジョン
「何だ？」ホームズ
「今、言うな！」ジョン
「……悪かった？」ホームズ
「いや、そんな事ありません。いいんです。だってそうでしょう？
これはつまり、僕の父は正しかった。真実を見抜いてたってことだ！
だから父を殺した。真実を知られたから！
父に見られたんでしょう？実験している時のすがたを」ヘンリー
逃げようとしたフランクランド博士は埋められていた地雷を踏んでふっとんでしまいました。
事件は終結。
ここに至って、やっとホームズはジョンを引っかけたことを白状しました。
「あの薬への天才への影響はわかったから、凡人はどうか知りたかった。
意味はわかるだろ？」
「砂糖じゃなかった」ジョン
「そうだ。君がガスを吸ってたとはな（どこで吸ったの？）」ホームズ
「間違えた！」ジョン
「いや」ホームズ
「間違えただろ？だって君は砂糖だと思ってたんだから」ジョン
「まぁな。もう間違えない」ホームズ
現場に居た犬はゲイリー達が殺したと言っていた犬でした。
彼らには殺せなかったようです。
理解できないけど「情」から殺せなかった、その犬の死をホームズは彼らに伝えに行きました。
いや〜今回もおもしろかった！
コレ、原作はどんなだか読んでみたくなりましたよ〜
1901年に発行されたんだから、「バスカヴィル」もドラマとは違う感じなんだよね？
どこがどんなふうに脚色されているのか確認したいわ〜
そして、人間ホームズが垣間見られた魅力的な回でもありました。
愛すべき超変人であり、天才シャーロック・ホームズ・・・わたしゃ、すっかり虜だよ。
「SHERLOCK（シャーロック） ４」 第１回 六つのサッチャー
「SHERLOCK（シャーロック） ４」 第２回 臥（ふ）せる探偵
「SHERLOCK（シャーロック） ４」 第３回（最終回） 最後の問題
「SHERLOCK（シャーロック）」 忌まわしき花嫁
「SHERLOCK（シャーロック） ３」 第１回 空（から）の霊柩車
「SHERLOCK（シャーロック） ３」 第２回 三の兆候
「SHERLOCK（シャーロック） ３」 第３回（最終回） 最後の誓い
「SHERLOCK（シャーロック） ２」 第１回 ベルグレービアの醜聞
「SHERLOCK（シャーロック） ２」 第３回 ライヘンバッハ・ヒーロー
第１回 ピンク色の研究
第２回 死を呼ぶ暗号
第３回 大いなるゲーム
予告で「ホームズが死んだ」ってジョンが言ってたけど・・・・
wikiで調べたら、シーズン３作られてるみたいだから大丈夫だよね？
モリアーティ再登場の最終回、じっくり味わいたいと思います。
matakita821 at 19:39│Comments(4)│「SHERLOCK（シャーロック）」
この記事へのトラックバック
1. 『SHERLOCK（シャーロック）』第2シーズン第2回 [ 悠雅的生活 ] 2012年08月01日 22:42
バスカヴィルの犬（ハウンド）
この記事へのコメント
1. Posted by N 2012年08月04日 08:12
早い話、人工的な雛見沢症候群の話？
2. Posted by きこり→Nさん 2012年08月04日 09:54
コメントありがとうございます。
「雛見沢症候群」って何じゃろ？って思って調べてみたら、なるほど〜そういう事ですか(￣▽￣)
「雛見沢症候群」って何じゃろ？って思って調べてみたら、なるほど〜そういう事ですか(￣▽￣)
3. Posted by 紅緒まま 2012年08月06日 13:32
シャーロック２も昨日で終わりでしたね。
３はあるのかな？チェックして見ようっと。
３はあるのかな？チェックして見ようっと。
4. Posted by きこり→紅緒ままさん 2012年08月07日 07:43
「シャーロック２」終わっちゃいましたね〜
夏ドラマの中で唯一テンションが上がるドラマだったのに・・・
主演のお二人さんも、敵役のモリアーティの方も最高でしたよね〜
でも、シーズン３は早くて来年の秋ぐらいに日本で放送かな〜？
夏ドラマの中で唯一テンションが上がるドラマだったのに・・・
主演のお二人さんも、敵役のモリアーティの方も最高でしたよね〜
でも、シーズン３は早くて来年の秋ぐらいに日本で放送かな〜？
