「その男、凶暴につき」  1989年 監督・北野武「最後から2番目の恋」 第8話 大人のキスは切なくて笑える

2012年02月29日

「ストロベリーナイト」 第八話 悪しき実 その2

 今回はいつもと違った雰囲気でしたなぁ・・・
出張旅行もあったから「土サス」っぽくもあり・・・(´∀`;)
意外とあっさりカタがついたというか・・・2話にしなくてもよかった・・・・かも・・・ねぇ・・
取調室で木村多恵さんの告白が始まると、よく聞こえなくて、ボリュームを2つぐらい上げたのは内緒・・・

 岸谷清次(松田賢二)の私書箱から見つかった11組の写真に写っている人物は、現場資料の鬼・林()の確認により、過去5年の間に銃殺されていたことがわかった。
岸谷の部屋から見つかった木片は13体。
岸谷は17歳と29歳の時に殺人の罪で服役している。
この2件と写真に写ってる者たちを合わせると13になる。

 姫川(竹内結子)は、岸谷が大和会系に飼われていた殺し屋で、写真の11人も岸谷が殺したと推理しました。
で、姫川班も「組長射殺事件」の帳場に加えて欲しいと今泉(高嶋政宏)に頭を下げましたぞ。

 んが、立ち聞きしていた日下(遠藤健一)が阻止。
「お前の話には確証がない。つまり判断する材料が足りないということだ。
第一、その岸谷という男はなんで死んだんだ?他殺なのか?自殺なのか?」
「他殺だと思ってましたけど、今は自殺だと」姫川
「じゃ、その根拠は?」日下
「明確な証拠は、ありません」姫川
「根拠もなしに他殺から自殺に変えたのか?
そもそも、どうして遺体の右半身と左半身で死後硬直の解けるのが違うんだ?どうなんだ、姫川?答えは?!」日下
「・・・・・」姫川
「それとも、そのことはさして重要ではないと判断したのか?じゃ、その判断はどこから導き出した?」
「重要じゃないなんて、言ってませんけど・・・・」姫川
「そうか、ただ、調べてないだけか。そんな事も調べないで何が確信だ。確信と確証とは大きく違う。
お前の勘に頼ったとんちんかんな確信は捜査を混乱させるだけだ」日下

 確かにね〜
日下のツッコミに即座に答えられて、納得させられるんだけのものを掴まないと・・・
逆に言うと、日下はどんなツッコミにも対応できるだけ調べあげ、確証を掴まないと逮捕はしない。
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 姫川は玉砕・・・というか、飛び立つ前に降ろされちゃった・・・?(・∀-`;)
イライラと屋上へ上がり、煙草を吸おうとしたら中身がない!パッケージをくしゃくしゃにして叩きつけたら、菊田(西島秀俊)が拾ってくれましたよ〜んヽ('∀')ノ
で、刑事ドラマを例にとり、姫川を励ます菊田・・・
「もしかして、私をフォローしようとしてんの?」と睨みながらも、歩き出した顔が嬉しそうだったぞ。

 ((*゚Д゚*)) あぁ・・・姫川のために煙草買いに走る菊田っちんが見たかった・・・ジュースでもいいし・・
姫川が去った後に首をひねってる様子にも萌えましたわ。

 とにかく春川 美津代(木村多恵)に話を聞かなきゃ始まらない。
もう一度、多方面から彼女の足取りを探ることにしました。

 さて、今回、日下が姫川に対する思いをかなり正直に口にしてくれました。
これも相手がおバカ担当の井岡(生瀬勝久)だからでしょうか・・・

「デカに勘は必要不可欠だ。それぐらいの気持ちは俺にだってある。
ただ、それで絞り込むのは危険が付きまとう。俺は、そう言ってるだけだ。
正直言うとな、姫川のそういうところが怖い。
いつか取り返しのつかない失敗するんじゃないかと見ていてひやひやする」

 刑事として、心配していたようです。
確かに姫川の捜査は、勘や思い付き、偶然の要素に頼りすぎているようにも思う。
ま、見てる方はそういう不可思議な要素が引き金となって解決へ向かうってのがおもしろいんだけどね。
そういう不確かなものに頼って解決してきたとしても、それが姫川の実力と言えるのかどうか・・・
日下にしてみたら、地に足がついてない危なっかしい捜査に見えるんだろうなぁ・・

 でも、今回も、岸谷が私書箱に隠していた美津代の写真の背景にあった島を、会議室に放置してあった観光パンフレットの中から発見!
彼女はそこにいるはずとの確信から、今泉に伊豆の網代に行かせて欲しいと頼むのでした。
「懲りてないなぁ・・・」今泉

 「ふと、頭に浮かんだことが案外重要なことを引き出すことだってある。
俺も、その「ふと」ってやつにずいぶん助けられた。手ぶらでは戻るなよ」今泉

 姫川は上司に恵まれてますよね〜
この上司だから、姫川も自分流のスタイルを貫いて捜査することができた。
信頼関係だよね。
いつか姫川が、その向こう側へ行き、今迄出会ったどの刑事も見ることができなかった方法で真実にたどり着く刑事へと成長してくれる(化けてくれる?)と信じているんだろうね。

 って、出張にはやっぱり菊田を連れてっちゃうのねん・・・(* ̄m ̄)
マイナス思考やため息を叱責されとる・・・

 姫川のすごいとこは確信を持ったら、とことん信じて突き進むこと。
あきらめず、心を柔軟にして、目の前のものを見る。
今回も、ボールを落とした小さな子に美津代の写真を見せたらヒット!
民宿みたいなとこで働いていた春川 美津代を確保することができました。

 で、取り調べを始めるも、美津代は「私が殺したんです・・・私が岸谷清次を殺したんです」と言ったきり、口をつぐんでしまった。
姫川には、彼女が殺したとは思えない。

 で、刑事のたまり場・自販機のとこへ行ったら、あの男が嗅ぎつけ、じりじりと姫川に接近してきました。
そのおかげでひらめきましたぞ
「離れないで」姫川
「えっ!( ̄Д ̄ )」井岡
「このままでいて」姫川
「嘘でしょ?!(゚Д゚)」

 岸谷の遺体が右半身と左半身で死後硬直の解ける早さが違っていたのは、美津代が一晩中岸谷の遺体に添い寝していたから!
彼女は岸谷を殺していない。岸谷は自殺だ。確信が持てた姫川にはすべてが見えた。
あとは美津代の証言だけ。

 姫川は取調室から菊田を追い出し、二人の間に何があったのか「警官としてではなく女としてあなたの口から聞かせて欲しい」と迫りました。

 5年前の大阪での出会いに始まる美津代の告白は割愛(オイオイ!)。
ここは、もう、木村多恵さんの世界でしたね〜
彼の死を確認した時の、ほっとしたような表情から暖かな愛情と赦しが感じられました。
岸谷は最期に求めていたものを美津代から得ることができたんですね。

「彼にとっても、あなたはかけがえのない大切な人だったんだと思います。
闇の中の、たったひとつの救いだったと」姫川

 彼女が岸谷の遺体を置いて、出て行ったのはお腹の中に赤ちゃんがいたから。
その子供だけは、絶対に守りたかったんでしょうね。
そして、その運命から逃れようと苦しんだ岸谷のためにも、「なかったことに」してあげたかった。
だから、彼が使っていた銃を海に捨てた。

 岸谷の罪を立証することはできなかった。
「むなしいですね。岸谷に殺害の指示を出した大和会までたどり着けないなんて。」姫川
「相手は日本最大の広域指定暴力団だ。一筋縄ではいかんさ」日下
「でも・・・・いつかきっと」姫川
「それは、俺の仕事だ。お前の仕事じゃない。
あてずっぽうでも当たれば文句ないだろうというお前の捜査を俺は認めないぞ」日下
「私も、いつまでも重箱の隅を突くような、めんどくさいあなたの捜査、大嫌いです。失礼します」姫川

 やっぱり、こんな感じ?(´ω`;)
まぁ、でも、この二人が生き方を変えたら、逆にヤバいか・・・
お互いにとって目障りな存在であることは確かだけど、決して切り捨てることのできない相手なのよね〜

 岸谷の部屋の机から発見された木片は「シキミ」という木で、岸谷が彫った地蔵だった。
猛毒を持っているため「悪しき実」と言われていたその木を彫りながら、岸谷は自らの罪と穢れに向き合い、贖罪の思いを込めたのでしょう。
悪そのもののような自分の存在を確認しながら・・・

「岸谷はそのこと(そ木の由来)を知ってたんですかねぇ・・」菊田
「悪しき実・・・」姫川

 なんか相変わらず、見てる者にもやもやとした複雑な感情を残すドラマですよね。
でも、こういう感じ、嫌いじゃないですよ〜
来週から始まる「ソウルケイジ」にも期待です。

 第一話 シンメトリー
 第二話 右では殴らない その1
 第三話 右では殴らない その2
 第四話 過ぎた正義 その1
 第五話 過ぎた正義 その2 選ばれた殺意
 第六話 感染遊戯
 第七話 悪しき実 その1
 第九話 ソウルケイジ その1
 第十話 ソウルケイジ その2
 第十一話 (最終話) ソウルケイジ その3 こんなにも人を愛した殺人者がいただろうか

こたつ
ちゃんと買って用意していたくせに、たまたまパチンコで勝って取れたふうに煙草とライターを渡す菊田。
も〜どこまで姫川に尽くしぬくの〜!(*´∀`*)
でも、来週は菊田の思いが届くのかちら・・・いったいどんな状況で抱きしめることに?
ドキドキしながら待ちます・・

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ストロベリーナイトですが、姫川玲子(竹内結子)は逃げた春川美津代(木村多江)を探します。死体の半分が冷たくなっていたのも謎です。 日下(遠藤憲一)との対立もありますが、もうガンテツは出てこないようです。(以下に続きます)
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右半身だけ死後硬直が解けるのがやけに早い遺体。 誰かが死亡推定時刻をごまかすために細工した。 自分の気配を消して消えた女。 他殺の線が濃くなってきた。 必ず女が何か知ってると思う。 春川美津代。どこ行った? 私は大きな間違いをしていたのかもしれない。 過去5
19. ストロベリーナイト 第8話「悪しき実〜嗚咽」〜木村多江の不幸劇場  [ 世事熟視〜コソダチP ]   2012年03月01日 13:45
『ストロベリーナイト』第8話 悪しき実〜嗚咽 姫川ファンで、『ストロベリーナイト』を贔屓の引き倒し状態の小生でも、今回は不満の残るエピソードでした。 −◆− 終始一貫して殺し屋・岸谷(松田賢二)を愛してしまった木村多江の不幸劇場。 《右半身だけ死後硬
20. 「ストロベリーナイト」 第8話  [ ドラマ de りんりん ]   2012年03月01日 22:04
今回は後編だった訳ですが、無事に美津代(木村多江さん)を捜し出して、取調室で話を聞いたら事件解決…って、特に前後編にしなくても大丈夫だった気がするのは私だけ?(^_^;) とりあえず色んな『謎』は解け...

この記事へのコメント

1. Posted by 夕来   2012年03月01日 11:40
今回も菊田さんに萌え転がり回りながら見ましたわ〜。
ホントいいよ…あの忠犬っぷり…。

>お互いにとって目障りな存在であることは確かだけど、決して切り捨てることのできない相手なのよね〜

そうそう!この二人はプラスとマイナスで、
二人が組んで捜査すれば怖いものナシなのにねぇ。
玲子は日下を毛嫌いしてるみたいだけど、
日下は結構心配してあげてる風なのが意外だったけど良かったわー。
てかエンケンさんしゅてき!
ガンテツの関係とはまた違うライバル同士で高め合って欲しいよ。

次回予告であの抱擁シーンが来ましたなぁ。
見たいけど見たくない!でもきゅんきゅんしそう!…と、
キクター(<なんじゃそりゃ)としてはドキドキですわ。
濱田岳くんも出てくるし、楽しみだよね♪
2. Posted by きこり→夕来さん   2012年03月02日 16:37
>ホントいいよ…あの忠犬っぷり…。
ほれぼれするよね〜
時々、玲子の反応に首をひねったり、反省しているような表情になってるのもかわゆい!
あ〜心から玲子が羨ましいぞ!
>二人が組んで捜査すれば怖いものナシなのにねぇ。
そうだよね。補い合って最高のチームになると思うけど、絶対ないな(笑
ま、バトル場面が楽しいから、この二人にはずっといがみ合っていて欲しいわん。
やっぱエンケンさんって、しゅてき・・
この前、また『その男、凶暴につき』を見てたら
お若いエンケンさんが白竜兄さんに殺されてた(笑
やっぱシブい魅力がにじみ出ている、今のエンケンさんの方がいいわあ・・・
>次回予告であの抱擁シーンが来ましたなぁ。
来週はかなり楽しみだよね〜
濱田岳くんのとぼけた芝居(え?)も見られるし、抱擁シーンではあちこちで叫び声があがりそうだよね〜( ̄∀ ̄)
3. Posted by IDEA   2012年03月03日 10:33
玲子はちょっとキレ過ぎだったかなあと。。。。なぜかは知りませんが、無理やり2話ものにした話に限って「キレまくる玲子」が登場します。
そうしないと間が持たないのかも。。。。。

騎士(ナイト)菊田は大変ですね。
屋上で慰め、伊豆に同行し、取調室から出され、泣いてる美津代の後始末をし、買っておいた煙草とライターを差し出すという。。。(笑)誰にでもできる事ではありませんね。

あの最後の屋上のシーンなんですが、菊田が「パチンコです」と言ったのはおそらくウソだろうと思うんです。最初の屋上のシーンで「部下に煙草買いに行かせるなんて最低っぽい」と玲子が言っていたので、買ってきたとは言えなかったのでしょう。
でも玲子はそれはすぐに見抜いていたので「やっと勝ったんだパチンコ」と答えたのだと思います。
そこで意思疎通しちゃったので菊田は笑うしかないという、、、
ちょっと上司と部下の関係を超えた感じのシーンでし
た。
次回いよいよ「おかえりなさい」シーン登場か?(笑)
4. Posted by きこり→IDEAさん   2012年03月05日 07:46
>無理やり2話ものにした話に限って「キレまくる玲子」が登場します。
((´∀`)) あはは・・・
そう言われればそうかも。キレると意地になってるふうになっちゃうから、アレですよね。
今回は日下と対比して描かれましたが、姫川が捜査を続行するためにも、キレは必要なのかも。
>誰にでもできる事ではありませんね。
ホントですよね〜
穏やかな忠犬になりきっている菊田がしゅてきです。
相手に負担を感じさせず、さりげなく気を配る。
さすがですよね〜
>ちょっと上司と部下の関係を超えた感じのシーンでし
た。
お互いにわかりあっちゃってる感じですもんね。
まさにあ・うんの呼吸。
今後の二人が楽しみですよね。

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「その男、凶暴につき」  1989年 監督・北野武「最後から2番目の恋」 第8話 大人のキスは切なくて笑える