「13歳のハローワーク」 第1話 35歳、中学生になる !? バブルと闘え !!「デカ☆黒川鈴木」 #2 殺される前に釣り上げろ!

2012年01月15日

「ロボジー」 矢口史靖 監督

 いや〜おもしろかった〜!(b゚д゚*) 脚本もよくできてるよね〜
いっぱい笑って、ドキドキソワソワして、最後にはほろりとさせられて、また、クスっ・・楽しい時間を過ごさせてもらいました。
HPはこちら

 家電メーカー木村電器の窓際社員、小林弘樹(濱田岳)、太田浩次(川合正悟)(チャン・カワイ)、長井信也(川島潤哉)は、ワンマン社長(小野武彦)の思いつきでロボット博覧会に出す二足歩行ロボットの開発を命じられる。
”ニュー潮風”と名付けられたロボット本体は完成し、あとはうまいこと歩いてくれりゃ・・って、とこまできたロボット博1週間前、悲劇は起こった。

 太田がPCのキーボードに牛乳をこぼし、拭いているうちに、偶然、ロボットが歩き出し大喜びしたのもつかの間・・・コードに足を引っ掛けたロボットは窓から転落・・・大破してしまう。
今から作り直すのは無理!もちろん社長には言えない。バレたらクビは必須・・・

 3人が選んだ道は・・・ロボットの中に人を入れて、急場をしのごう!
そう考え、「着ぐるみショー」のオーディションと偽って募集し、何とか若くてロボットに入るサイズの男子を選んだんだけど、にゃんと金属アレルギーだと発覚!
もう今から選び直している暇はない!
しかたない、サイズぴったりのおじいちゃんが一人、オーディションを受けに来ていた。そいつにしよう!

 何とか当日、そのおじいちゃん鈴木重光(五十嵐信次郎=ミッキー・カーチス)(パンフによると、ミッキー・カーチスさんはずっと漢字の名前に憧れてきたらしい。で、高校生の時に考えた強そうなこの名前をこの度、芸名として使うことにしたんだと)にも本当のことは知らせず、会場入りすることに成功。
紹介される、一瞬だけ動いてるとこ見せればいいんだ。そこをニュースにでも流してもらえば御の字。役目終了だぞ!と思ったのに・・・・

 中に入っている鈴木爺さんが、他のロボットに対抗意識を燃やして「おてもやん」を踊りだし、観客から大喝采を受け調子に乗ってしまう。
さらに、ロボットオタクの大学生佐々木葉子(吉高由里子)がでかいディスプレイが倒れ、下敷きになるとこを救ったため、大ニュースに。
”ニュー潮風”はマスコミの注目を集め、出演や取材依頼が殺到。
小林達は、しかたなく、鈴木爺さんに暫くの間”ニュー潮風”になって欲しいと頼みこみ、仕事をリタイアして暇だった鈴木爺さんも引き受けることに。

 でも、この鈴木爺さん、実は結構偏屈でわがまま・・・
秘密を抱えたまま3人組は小憎いらしいロボット爺さんと行動することになるのさ〜

 ここからはラストの内容にも触れますよ〜
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 いや〜あの、本物の”ニュー潮風”が落っこちる場面から笑ったよ〜
ロボットが窓に向かって歩いて行く・・このまま行けばとんでもない悲劇が待ち受けているってわかってるのに、ただ3人して呆然と見つめているしかないっていう、あの間・・・

 この監督はだらだら描かなくて、どの場面もテンポいいから、すごく見やすいんだよね。
笑いにもっていく流れも緩急が効いてるんだけど、波が緩やかだから、落ち着いて見られるし。
後を引かない、すっきりした笑いのセンスが好みですわ〜

 そして、ロボット開発部の3人組がとにかくいい表情なんですワ。
抑えの効いた演技で、深刻なんだけど笑ってしまう・・・3人とも地味なキャラなんだけど、しっかり伝わってくる。いいコンビネーションなんだよね〜
(パンフによると、監督は、この3人組を演技ではなく人柄で選んだらしい)

 特に好きなのは、ロボット博の後のイベント決定後、嘘に気づいた鈴木爺さんに”ニュー潮風”の中に入ることを断られ、絶望しつつも警官に会場まで誘導されていた時、横断歩道に鈴木を発見した時の3人の無言で懇願している顔・・・
偏屈な鈴木爺さんが思わず、心動かされちゃうのもしかたないって困り切った顔だったなぁ・・(( ^∀^ ))

 それにしても、ロボットの”ニュー潮風”をデザインした人は天才だね。
ロボットなんだけど人っぽい、もしかして人入ってんじゃないの?いやいや、まさか・・って思わせるギリギリのところで創りあげてる。
不思議なことに、見てるとすごく表情豊かで、かわいく感じるんだよ〜

 中に入っている鈴木爺さんを演じたミッキー・カーチスさんの爺さんぶりにも驚いたよ。
あの歩き方、後ろ姿、話し方、佇まい、普通の一般のおじいちゃん連れてきたんじゃないの?って感じの存在感だったもんなぁ・・
 自分がいなきゃ”ニュー潮風”は成り立たないもんだから、どんどん調子にのっていく小憎ら爺さんなんだけど、実は寂しさも感じていて、離れて住んでいる娘夫婦や孫たちのことも大切に思っている。
困ってる3人組をほっとけない優しさも隠し持ってるんだよね。
そういうキャラがわかるエピソードがさりげなく挟んであるから、ラストの爺さんの笑顔で気持ちよくエンディングを迎えられたと思う。

 そして、やっぱり吉高ちゃんはいいなぁ〜って思ったよ。
いろんな映画でコメディエンヌぶりを発揮しているけど、いったいどれぐらい引き出し持ってんだ?
めっちゃ、ロボット工学に詳しい、ロボットオタクの大学生、自分を救ってくれた”ニュー潮風”に恋してしまうというキテレツキャラも、吉高ちゃんが演じるとリアルでキュート、サバサバ、そして笑える。
”ニュー潮風”に人が入っていたと知った時の携帯ぶち割る勢いの鬼のような姿も最高だったぞ。

 見ていて、コレ、最後、どう収拾つけるんだろ・・って心配になったけど、納得のラストでした。
てか、記者会見で窓から落ちた時は本気で爺さんの身を心配したワ・・・( ̄∀ ̄)
その後の爺さんと三人組の後日談をふっ飛ばして、いきなり1年半後になってるのも良かった。

 で、偶然、また鈴木爺さんにお願いすることになっちゃったという・・・
4人を迎えた時の鈴木の笑顔は、また彼らの役に立てることが嬉しいから。
そのほのかな愛情を感じる笑顔に泣けちまったよ・・・
楽しかったなぁ・・・( ̄ー ̄)
こたつ
今日はホントは家でゴロゴロしていたかったんだけど、家族に無理やり(いつものことだが・・)連れだしてもらって良かったわん・・
我が町に来ないと思っていた「ヒミズ」もくるらしいから、絶対行くぞ。
そして、予告で「SPEC」を見て、テンション急上昇。瀬文愛が蘇りましたぞ。4月が待ち遠しい((*゚Д゚*))

matakita821 at 19:16│Comments(6)TrackBack(12) このエントリーをはてなブックマークに追加 映画 

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12. ロボジー  [ のほほん便り ]   2013年01月08日 16:19
なんといっても、発想がイイですよね。最先端ロボットの“中の人”は、リタイアしたお爺さんだった! しかも、ひょんな偶然。苦肉の策で、ようよう参加したイベントで人命救助してしまい、一躍、人気者に。エンドロールに至るまで、楽しかったです。 ロック歌手のミッ

この記事へのコメント

1. Posted by まこ   2012年01月17日 16:13
いやぁ〜ほんと面白かった!!!
キャストも殆ど地味な方ばかりだったのに
後引く面白さ♪やっぱ脚本って大事だわぁ・・・
最後にはやっぱバレちゃうんだよねと心配してたけど
あんな結末、そしてオチが待ってるとはっ!!!
や〜ら〜れ〜た〜〜〜(笑)

そしてニュー潮風の見た目がダサかわゆい事!
てか、名前がいかにも洗濯機っぽいのが笑える〜。
今はカタカナや英語のかっちょええ名前に
なってるけど、昔の家電といえば洗濯機でいえば
「銀河」や「青空」に「うず潮」、
エアコンも「霧が峰」や「白くまくん」とか
日本語の愛称がついてるモノが多かったような・・・

で、すんごく楽しんだ作品なのだけど、
どうしても腑に落ちない部分があって、悶々・・・
記者会見場でのあの入れ替わりは誰のアイデアなんだろ?
技術者3人組は、あの場に潮風が来る事は
知らなかったように描かれてたし、
葉子ももちろんあわててタクシーで駆けつけてた
くらいだし、
って事は鈴木の爺さんが弥生に協力するフリをして
事前にあの潮風の着ぐるみも一人で用意してたって事???
だとしたら、鈴木の爺さん凄すぎるぅ〜〜〜!!!

ここ最近、奇天烈な役が続いてる田辺さんが
ほとんどセリフのない地味な役なのも、これまた新鮮だったりした(笑)
2. Posted by きこり→まこさん   2012年01月18日 17:52
>キャストも殆ど地味な方ばかりだったのに
後引く面白さ♪やっぱ脚本って大事だわぁ・
ホント、吉高ちゃん以外は見事に地味〜な顔ぶれだったもんね。
でも、それが逆に良かった。
そして、よくできた脚本だったよね〜
わたしゃ、マスコミにバレないでめでたし、めでたし・・で終わるのかと思ったら、あのようなラストが用意されていたとは、あの笑顔は「戦場のメリー・クリスマス」(古いぞ!)のラストのたけしの笑顔にも匹敵するものでしたわ〜
>そしてニュー潮風の見た目がダサかわゆい事!
そそ!「ダサかわゆい」!まさにそれだ〜
一応、最新機器を使ってるってことになってるのに、あの家内制手工業的な昭和の雰囲気・・・洗練されすぎてないとこが安心っつーか(笑
なんともいえないかわいさがあるのよね〜
>事前にあの潮風の着ぐるみも一人で用意してたって事???
そうなんじゃない?
あのなんとか工房の人の名刺持ってたの爺さんだし、3人組は心底驚いてたもんね。チャンカワイが工房のシール見つけた途端に泣き崩れて隠したのには笑った〜
>ほとんどセリフのない地味な役なのも、これまた新鮮だったりした(笑)
私も、あれ、なんか違和感だけど(笑)矢口監督の映画の常連だから、こんな感じもありかって・・
ホントおもしろかったよね〜ヾ(=^▽^=)ノ
3. Posted by くう   2012年01月18日 21:23
>この監督はだらだら描かなくて、どの場面もテンポいいから、すごく見やすいんだよね。

そうそう、笑わせる部分も後を引きすぎないし、ちょっとウルっとするシーンも
しつこくないの。
だから大好き♪
矢口監督だってだけで、期待しちゃうもの。

>4人を迎えた時の鈴木の笑顔は、また彼らの役に立てることが嬉しいから。

ラストのニンマリも良かったわ♪
そして、4人でがん首揃えて困ってる顔も笑えた。
EDの音楽とロボジーアニメまで楽しめた。
観てよかったと思える映画だったよね。

ウチの劇場「SPEC」の予告をやらなかったぞ(-"-)
楽しみにしてたのに〜!
4. Posted by みのむし   2012年01月19日 17:30
キャストにこれは!って思う人がほとんどいないのに
これだけ面白いものができるっていうのは
やっぱり脚本とか演出の力だよねぇ。
ちゃんとした本と演出さえできればどんな人だって
こんなにも輝けるって言うかさ。
っていうかこれだけ地味だからこそ
面白さが倍増ってのもあるかもしれないけど・・・。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

しかし本当に面白かったですわ〜。
普通この手のコメディってどこかで
だれるところがあるけどそういうのが
まったくなくって・・
しかも大学で講演ってなったときには
もしかしてこれで新しいロボットを三人が
作ってしまってロボジーは廃業なんじゃないの・
別れがくるの?

って思ってしまったけど、
そうじゃない展開で面白かったし。
最期に吉高ちゃんもやっちまってるし・・・。
とにかく面白かった。
最期の鈴木さんの笑顔本当によかった!!(o^∇^o)ノ
5. Posted by きこり→くうさん   2012年01月19日 21:59
>笑わせる部分も後を引きすぎないし、ちょっとウルっとするシーンも
しつこくないの。
すごくよく考えられてるんだろうけど、それを感じさせないっていうか、さらっと見られるから気持ちいいんだよね〜
>ラストのニンマリも良かったわ♪
だね〜!\(^▽^)/
これから、また楽しい時間が始まるぞ〜っていういたずらっ子みたいな気持ちと、こいつらとまた過ごせるっていうワクワク・・?
いいにやりだったよね。
>そして、4人でがん首揃えて困ってる顔も笑えた。
あの困り切った必死な顔もね〜(笑
みんないい表情してたよ〜
>ウチの劇場「SPEC」の予告をやらなかったぞ(-"-)
あら〜
予告見て、一気にあの世界が蘇ってテンションあがった〜!早く見たいよ。
6. Posted by きこり→みのむしさん   2012年01月20日 22:02
>これだけ面白いものができるっていうのは
やっぱり脚本とか演出の力だよねぇ。
本当にそうだよね〜
スターさんといえば、吉高ちゃんぐらいで、あとはみんなじっみ〜な感じなのにさ(笑
最初から最後までよくできた映画だったよね〜
>だれるところがあるけどそういうのが
まったくなくって・・
そうなのさ〜
テンポもすごくよかったよね。
役者さんもみんなうまいし、矢口監督の描きたいものをよくわかってる人たちばかりなんだろうね。
>しかも大学で講演ってなったときには
あの場面見た時は、終わったね・・・って思ったのに、
うまいことその場をしのいで、ちょっとしたら、ちゃんと終わってたから、それにも笑っちゃったよ〜(( ^∀^ ))
あのニュー潮風の新しいヤツのCATVへのお披露目の時も
誰か入ってるみたいだったよね〜
新しいのをTVで爺さんが見て、よかったねぇ・・とか一人で思うのかな〜と思ったら・・・
いや〜いいラストでした。

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