「孤独のグルメ」 第一話 江東区 門前仲町のやきとりと焼きめしデカワンコ新春SP 犬鼻刑事がパリを駆け抜ける!以下省略

2012年01月07日

「湯けむりスナイパー お正月スペシャル」 2012年

 さぁ、嬉しいやね〜
あの源さんが、2年ぶりに帰ってきたよ〜!!
オープニングは、いつもの殺し屋時代の映像から・・・
そして、タイトル映像も剣さんの歌と共に・・・
何度見ても飽きることはないよ。シビレるわ・・
鬼の顔と、闇を封じ込めた源さんとしての顔・・・どちらも好きョ〜
o((*`Д´*))o くぅ〜〜!!キマリすぎだぜ!
あのやさぐれきった煙草の吸い方、最高!

 残念だったのはトモヨさん(池谷のぶえ)が出て来なかったこと。
でも、それは次回のお楽しみにとっておくよ・・・
それ以外の椿屋のみなさん(スナックのママは出て来なかったけど)は
相変わらずのようです。
由美ちゃん(大野未来)は、ちょっと大人っぽくなったかな・・・
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 『夜間飛行』

 番頭さん(でんでん)は2週間前から滞在している、ある夫婦(余貴美子・大竹まこと)のことが気になっていた。
何でも、宿泊中にも関わらず、夫は2回ぐらい何日か外出し泊まってきているらしい。
しかも、パイロットの姿で・・・

 胡散臭いわ〜(ェ) 詐欺師っぽいぞ・・普通の服着て行きゃ〜いいじゃん。
引退したCAとパイロットの夫婦らしいんだけどさ・・・
で、今度旦那さんが外出したら、源さん(遠藤憲一)に後をつけろって言うのさ〜
怪しすぎるし、宿代払わずにドロンされちゃたまんねぇってね。

 女将さん(伊藤裕子)は、それはちょっと・・って感じだったけど、少し気になってるのかな?止め方がマイルドだぞ。

 源さんは、もちろん断ったさ。
そんな、人のプライバシー暴いたりなんて、性に合わないもんね。
でも、番頭さんの泣き落としにあっちゃあ・・・断れないやね・・・
結局、承知させられちまったさ。

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 で、その日がやってきました。
旦那さんは、制帽ありのパリッとしたパイロットスーツに身を包み、手にはパイロット・フライトケース(って言うらしい。調べたぞ)で、バッチリキメております。
玄関前で見送る奥さんに敬礼して、静かにどこかへと旅立ちました。

「おおぉ〜し!じゃあ、源さん、頼むぜd(゚ε゚*)」
番頭さん、顔が輝いているわぁ・・・
源さんに携帯まで持たせて、随時報告を命じましたぞ。
あの、背中から足までバン!バン!とやったのは、いったい・・・( ´д`)?

 多少の後ろめたさを感じつつ、ほどよい距離を取りながら源さんがついていくと・・・
電車に乗った旦那さんは、ある駅で降りると、トイレで普通の服に着替え、飲み屋が並んでいる小路へ入り・・・
一軒の居酒屋へ入って行きました。

 客を装い、店内に入る源さん・・・
店主と思われるおっさんは常連客と競馬新聞を見ながら予想で盛り上がって、客である源さんを放置状態に。

『この店・・・ノスタルジックと言えば聞こえがいいが、店主の長年の怠慢と
常連客がたむろすることで、排他的になり、経営努力を怠ってきた
典型的なダメ飲み屋・・・おそらく数年のうちにつぶれることだろう』

プロとしての仕事を全うしない奴が許せない源さんは、
苦々しくこころの中でつぶやきましたぞ。

 あの旦那は、どこに消えたのか・・と思いつつ、ビールを注文すると、
居酒屋の店員になりきった旦那さんが厨房の奥から現れました。
しかも、『機長』とか呼ばれてるし・・・

 ゆっくりとビールを味わいながら、『機長』の仕事ぶりを見ているうちに、
源さんの心にも、この男への好奇心が沸き上がってきました。
で、店主達が帰った後、機長に酒を勧めてみましたぞ。
男も、誰かに話したかったのでしょう。
訥々ど、身の上話を始めました。

 数年前、大手航空会社をリストラされたのをきっかけに妻から離婚されたこと。
それで、長年の愛人と生きていこうとした矢先、その愛人が認知症になってしまったこと。
彼女が未だに自分を現役のパイロットだと思っているため、演じ続けていること。
退職金はすべて妻に取られ、経済的に苦しいので、こうやって働きながら、彼女と旅を続けていること。

 椿屋にいるのは奥さんじゃなくて愛人だったんだね。
彼女とは30年近く、ふっついたり離れたりを繰り返してきた。
ひとことでは言い表せない関係だよね。
お互いに男と女としていろんな場面を見てきたはず。
妻から別れを切り出されなければ、愛人のことは放おって、楽隠居の生活だったんだろうけど・・・
何もかもなくして、気づいたら認知症の愛人と歩いていた・・・

「勝手なもんですよねぇ・・・こうやって、彼女と生きていくのも・・・・
わかんないですけどね、どこに行き着くのか」
何も言えず・・・煙草をくわえるしかない源さん・・
そして、話したことにより、現実に囚われたのか黙る男・・・

 そこに流れるラジオのちあきなおみの歌・・・
この、ちあきなおみってのがいいよね。
聞き入る時間が救いのようになる・・・・

『俺のような、世間の裏道を生きてきた人間にとって、正直、パイロットとスチュワーデスなどという関係に思い入れのしようもない。
だが、この男の覚悟と人生の終着地を放棄した二人の終わりなき旅に、
どうしようもなくロマンを感じる。
それは、二人を乗せた幻想(まぼろし)の夜間飛行(ナイトフライト)』 源さん心の納得

 ホンに、男と女っちゅーのはどこへ行くのか、わからんもんやねぇ・・・(´Д`)
老年というには、まだ若いけど・・・・死を見据え始める年代だよね・・・
その残された日々を二人で歩む、行き先のない旅・・・
「湯けむりスナイパー」らしい、昭和の香り漂うしっとりとした佳作でした。

 『殺し屋に戻った夜』

 2011年3月11日の「東日本大震災」・・・震源地から遠い椿屋も揺れを感じ、みなさんはTVの画面で、すべてが崩れ、流れ行く様を驚愕と共に見つめていました。
その衝撃は源さんの心をも揺らし、行き場のない怒りは自分の過去へと向かいました。
自分が殺してきたのは世の中のためにならない殺されて当然の奴らだと思ってきたけど、本当はもっとやるべき相手がいたのではないか・・・

 あの頃はみんな心の中にどこにぶつけていいやらわからない
何やらどすぐろいものを抱えていたと思う。
怒り、悲しみ、苦しみ、無力感・・・その思いは過去と未来をぐるぐるとさまよい
濃く重くしていったよね。

 それから10ヶ月が過ぎても、源さんの心からはそんな黒い澱みが消えない。
そんな時、番頭さんから、VIP待遇の有名な占い師が来るから、気を使うよう業務連絡がありました。
実は、源さんは何か溜まってるものがありそうな、このごろの番頭さんの様子が気になっておりました。
明るさの消えた、心ここにないふうの番頭さん・・・どうしたんじゃろ・・・

 そして、その占い師高儀AKIRA(深沢敦)がマネージャーと共に到着しました。
w( ̄▽ ̄;)w って、まんま、あの人っぽいんだけど・・・いいんかい・・・

 大物ふうオーラを振りまきながらAKIRAったら、女将さんや由美ちゃんたちを占って狂喜させております。
その様子を冷たい目で見つめる番頭さん・・・

 その後、何故か番頭さんを指名して、占いを始めたAKIRAは番頭さんが過去に悪行を働いて人々を苦しめてきたこと、その恨みのせいで先が長くないこと、最期は苦しみながら死ぬことを告げました。

 本当は言いたくなかったともったいぶり、さらに、実は震災のこともいい当てていたとマネージャーに言わせているAKIRAを源さんは刺すように見つめていました。
コイツはニセモノだ。それも、たちの悪い・・・
源さんのこころの中に嫌な感じで漂っていた澱みが、はっきりとした怒りとなってエセ占い師へと向かいました。

 露天風呂に案内した源さんは、背後から羽交い絞めにすると、銃に弾を込め、ロシアンルーレットを始めましたぞ。
「おい・・・百発百中の霊能者、予言しろ。何発目だ?俺からいくぞ」
一発目は源さん、はずれ・・・そして二発目はAKIRA・・・どうだ・・?
それが分かる前に、怯えきった奴はドロンしちゃいました。
調べてみると・・・やはり弾は2発目に出るようになっていました。

 『元殺し屋の本性が、どうあがいても拭えないのか・・・
ならば・・・いつか俺は、この椿屋を去らねばならない』 源さん心の決意

 震災後、誰もが心の中に抱えている怒りと闇・・・その思いは出口を求めて源さんの心をも苦しめていた。
そこに殺し屋としてのスイッチが入ってしまったため、源さん自身にも止められなかったのかなぁ・・
リセットしようとしても、出てきてしまう殺し屋としての習性・・・
源さんは、今でもそんな自分と闘いながら生きている。

 『椿屋を去る日』

 これは、穏やかじゃないタイトルですよ〜(o ̄Д ̄)o いったい誰が・・・?

 あの占い師が突然宿から去っていった翌日、相変わらず浮かない顔の番頭さんを、源さんは一生懸命励ましております。

「あのぅ・・・気になさらないで下さい。過去が・・どうこうとか、老い先短いとか・・
おそらく奴は番頭さんの敵意を察して、人前で恥をかかせたかったんでしょう。
だからぁ・・・つまり・・・・人間の腐った奴のことなんか、気にしないで・・・
何て言ったらいいかぁ・・・
わかりませんがぁ・・その・・・私だって・・その・・・決して、そのう・・・・」

 大丈夫、番頭さんには源さんの気持ちがちゃーんと伝わってるから。
そして、有り難く思ってるよ。
ちょうど話したかったこともあるようで、番頭さんは一緒に風呂に入ろうと源さんを誘いましたぞ。
仕事中だからって断る源さんを無理やり脱がしちゃいました。

 始めて一緒に浸かる露天風呂・・・源さん、ちょっと照れてるのかなぁ・・・( ´艸`)
そして、番頭さんは自分の過去のことを話し始めました。
若い頃はかなりやんちゃだったようで、ヤクザまがいのことをやっていろんな人に迷惑をかけて苦しめてきたそうな。

「この椿屋に行き着いたのが25年前、先代と女将さんによくしてもらって、
もってぇねぇぐらいのことをして頂いて・・・・
由美ちゃんが来て、源さんが来て・・・
みんなからぁ、番頭さん、番頭さんって呼ばれてよぉ、幸せもんだよなぁ、おらぁ・・
だからよぉ・・・・少なくとも残った人生はよぉ、
人様の役に立ちてぇなぁって思ってよお・・・」

 番頭さんは女将さんに椿屋の番頭を辞めさせていだきたいと申し出ました。
被災地で親兄弟を失った子供たちを育てているかつての仲間から、手伝って欲しいと手紙が来たそうな・・・
で、迷った末、力になりたい、そして人生の残りの時間を人様のためにつかおうと
決めたんだって・・・

 もちろん、女将さんは止めたさ・・・でも、番頭さんの決意は固かった・・
土下座までして頼むのさ・・・
おまけに、もう女将さんは一人前だからって、お墨付きまでくれちゃってさ・・・
 
 女将さんは、辞める条件として「お手伝いが一段落ついたら、必ず戻ってきて下さい。
これは椿屋の経営者としての命令です」と伝えたよ。
源さんは・・・そんな二人のやりとりを涙をこらえながら、そっと見守っていたさ。

 番頭さんは、その決意を他の従業員達には知らせず、月末までいつも通り働いて、ある朝、旅立った。
見送ったのは女将さんと由美ちゃんと源さん。

「それじゃあ、行きますワ。ホントにお世話になりました」
「ヤダ、番頭さん、お客様じゃないんですから・・」女将さん
「そういや、さんざ、人を見送ってきたが、こうやって見送られるのは初めてですね、へっへっへ・・・
こうやって見ると、やっぱり立派な旅館だな、椿屋は」番頭さん

「また帰ってくるよね?また会えるよね?ねぇ、番頭さん!」
耐え切れずに泣きながら由美ちゃんが抱きついたさ。
「・・・・そうだな・・・由美ちゃんがお嫁に行く時は俺が父親代わりにならなきゃな」
「ホントだよ。ホントに帰ってきてね」由美
「ほいじゃ、行くかな。おっと、源さん、あとのことは頼んだぜ」番頭さん

 この話を聞いたばかりの時は、頼まれても返事に困った源さんだったが・・・
新たな人生に臨もうとしている番頭さんに、いつもの返事を聞かせたさ・・・
「ウイッス!」

「ウイッス!」安心したように、番頭さんも応えて、笑顔で去って行きました。
「では、これにて捨吉、失礼いたしやす!」

 多分、昔は、悪い寅さんみたいな渡世人だったんでしょうか・・・
来た時に戻って、そしてまっすぐに前を向いて、番頭さんは歩き出しました。
心の中で涙を流しながら、それでも、男には決めなきゃならない時がある。
行かなきゃならない時がある。
すてきっさん!かっこいいぜ!最後に泣かされたよ・・・

『誰もがもう、これまでと同じようには生きていけないのかもしれない。
いつの日か俺も、この椿屋を去る日が来る。
しかし、元殺し屋だった俺の人生をリセットできる日が来るまで、番頭さんのために、女将さんのために、椿屋のために、俺は生きていく。ウイッス!』

 終わった・・・(´・д・)
あ〜〜番頭さんのいない椿屋なんて・・・寂しすぎるよ。
でもね、源さんも言っていた通り、今は変わるべき時なんだよね。
この秘湯の宿、椿屋にも『今』という時は流れている。
その中で直感を信じ、場所を変えて生きるもよし、今居る場所に留まり、精一杯生きるもよし。

 自分の人生をリセットするために椿屋にやって来た源さんも、番頭さんや女将さんのために、そして椿屋のために生きていきたいと思うようになった。
番頭さんは帰ってくるのかもしれないし、帰ってこないのかもしれない。
でも、互いに思いあってる心は空の上で繋がってるのかもしれないね。

 新たな決意で椿屋で生きることにした源さんに幸あれ・・・
そして、その幸せが少しでも長く続くよう・・・祈ってますぞ。
源さんと、椿屋のみんなに会えて、いい正月だったよ(* ̄▽ ̄*)ノ"

 2010年の「湯けむりスナイパー お正月スペシャル」

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いや〜いいドラマ(好きなドラマ)に出会えると幸せな気持ちになるよ。
またいつか、椿屋のみなさんに会える日がくることを気長に待ってますわ〜(^ー^)ノ~~

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1. 湯けむりスナイパー お正月スペシャル2012  [ 普遍納豆天国ブログ ]   2012年01月07日 19:53
このドラマも、すっかり昔の「怨み屋本舗」みたいなポジションに落ち着いてきたなぁ。両方とも、原則的に一話完結の展開で、改変期向けのスペシャルが作りやすい、というのはあるんだろうな。でも、このドラマ、そんな中にも主人公の内面的な成長みたいな要素...

この記事へのコメント

1. Posted by まっつー   2012年01月09日 02:24
きこりさん、ご無沙汰しております。
ちょくちょく記事を拝見していたのですが、
コメントするのはすっかりご無沙汰になってしまいました。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

番頭さんが椿屋を去ったのは寂しいですな。
番頭さんと源さんの語らいは味がありましたし。
「人を殺めたことは流石にないが、沢山悪さをした・・・」
という番頭さんの告白にニヤっとさせられました。
番頭さんはまったく気づいていないのでしょうが。
2. Posted by きこり→まっつーさん   2012年01月09日 12:26
こちらこそご無沙汰しております。
コメントありがとうございます<(_ _)>
気持ちも新たに、こちらこそどうぞよろしくお願いいたしまする〜♬
まっつーさんも「湯けむり」ご覧になっていたんですね。
番頭さんがいたから、源さんも椿屋でやってこられた。
私はこのドラマででんでんさんの事知ったんですよ〜
それ以来、すっかり気になるお方に・・(笑
去年は「冷たい熱帯魚」では度肝を抜かれ、ますます好きになりました。
今年も良い意味で裏切ってくれるでんでんさんに会いたいです。
そして、相変わらずかっちょいい源さんに会えて、正月早々テンション上リました。
このドラマはいい!大根仁さんの活躍にも期待です。

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