「前進する日もしない日も」 益田ミリ 著「湯けむりスナイパー お正月スペシャル」 2012年

2012年01月05日

「孤独のグルメ」 第一話 江東区 門前仲町のやきとりと焼きめし

 さてさて、新たなグルメドラマが始まりましたよ〜
「深夜食堂」に続けって感じですかね・・・
原作は現在『SPA!』で、不定期連載中です。
番組HPはこちら

 原作読んでますけど(てか、大ファンっス)、実写化するとどうなんだろ・・?って、期待と不安で見始めました。
「深夜食堂」はお客さんのエピソード満載だからアレだけど、コレはひたすら主人公と食べ物だけの世界だからねぇ・・

 主人公の井之頭五郎が食べる場所を捜し、たどり着き、出てきた食べものと黙々と向き合うって話なんだよね。
五郎は特にグルメって訳じゃない。普通にコンビニ弁当も食べるしね。
でも、食べる時間をできれば、唯一わがままの言える、自分にとって、いい時間にしたいと思っている。
下戸なんで、酒の肴的な食べ方はしない。空腹を満たすために食べる。
全編、ほぼ五郎のモノローグ。
それだけに、五郎と食べものとのガチの闘いの臨場感があるんだよね。

 五郎は、私のイメージでは、もっと若くてがっしりした人だったんだけどなぁ・・・(´ェ`)
松重さんだと、ちょっと渋すぎる。
それと、もっと食べものと自分の世界に没頭する感じが欲しかったぞ。
でも、まぁ、松重さん、好きだからいいや・・・

 今回の舞台は江東区、門前仲町ですよ。
これさ、原作読んでる時も思ったけど、東京の地理に詳しくて、その付近に行ったことあったら、もっと楽しいよね。

 井之頭五郎(松重豊)は、個人で貿易商をしている。
店舗も持たず、妻もいない。『男は基本的に体ひとつでいたい』と思っている。
発注の依頼を受けて、学生の時以来、久しぶりに門前仲町へやってきた。
客であるカフェの女主人(山村美智)のおしゃべりに疲労を感じつつ、仕事を終え、ずっと気になっていたアンティークショップを覗く。
孤独のグルメ (扶桑社文庫)野武士のグルメ


 時刻は夕暮れ時かな・・・もう空腹を感じている。
腹が減って、顔をしかめていると富岡八幡宮の巫女さんに怖がられてしまったわ〜
これって、松重さんテイスト?
原作の五郎はタッパがあって、がっしりしているけど、どっちかと言うといい男だからね〜(´∀`;)

 腹が減ってたまらない・・・
久しぶりの門前仲町は、どこにどんな店があるのかわからない。
『俺の経験によると、昔ながらの旨い店を探すなら、川のそばを攻める』・・・
隅田川の支流近くにある狭い通りにやって来ましたョ〜
いい雰囲気の看板や店構えを見つめながら、自分の腹と真剣に相談する五郎・・・

 で、結局、大きな提灯の下がっている『庄助』という焼き鳥屋に決めたようです。
店内は広すぎず狭すぎず、ほとよく落ち着く空間・・
明るくて気さくな女将さん(本当の女将さんに激似)が迎えてくれました。

 焼き鳥の種類は「ねぎま、軟骨、皮、砂肝、手羽先、レバー、つくねの七種類で、味は塩のみ」
あ〜書いてるだけでよだれが出るよ・・・(^¬^*)
最近、スーパーの焼き鳥しか食べてない・・・何て寂しいんでしょう!
旨い焼鳥が食べたい。熱々で焼きたての・・。それを冷酒でやりたいよ。

 焼き鳥以外にもメニューはいっぱいありますぞ。見てるだけで楽しいわ〜〜
五郎もわくわくを抑えられないようです。
6種類の焼き鳥を烏龍茶と共に食べた五郎はご飯が欲しくなった。

『旨い・・・本当にうまい。焼き鳥ってこんなにうまいものだっけ・・・
おいおい・・・あっという間に6本食べてしまったぞ。
何だろう、この旨さは。なんだか・・笑えてくるな』

 その気持、よくわかるよ(b゚д゚*)♪
旨いものに出会うと、幸せで、笑えてきちゃうんだよね。

 五郎はその後、ほっけスティックと信玄袋(ホタテとオクラを入れた油揚げの焼いたもの)を頼みました。
こっちも、うまちょーだった〜!ほっけにいい感じに脂が乗ってたね。
ほっけスティックは私もよく食べます。マヨネーズと七味つけても旨いんだよね〜

 さらに、常連さんが、生のピーマンを頼んで、その中につくねを入れて食べているのを見て、即注文。
『苦い。苦いぞ。でも、何なんだ?新しいピーマンの肉詰めだなぁ・・・苦い!でも旨い!苦旨い!』

 コレは店に来たお客さんが始めた食べ方なんだって・・・
それを見た他のお客さんが同じように頼むようになって、いつしかこの店独自の食べ方になったらしい。
コレ、いくらでも食べられそうだよね〜
ピーマンの甘くて柔らかい夏場とか、最高なんじゃないのぉ?

 五郎がシメに頼んだのは「和風焼きめし」。
しらすと梅肉が入った懐かしい雰囲気の焼きめし。
トッピングの紫蘇が旨さを引き立てております。
『焼きめしなんだ・・・チャーハンじゃなくて。
ん?酸っぱい。梅干しかぁ!焼きめしに梅干し。発想がなかった・・・コレ、いいぞ!!』

 五郎は大満足だったようです。
充たされた、いい笑顔になっていました。
『ちょっと・・・食べ過ぎてしまった。今度はタレで白い飯食いたいなぁ・・・』

 見ていた私も満足・・・
でも、ドラマが終わった後の原作者の久住昌之のモデルになったお店の紹介はいらないようにも思ったぞ。
なんか普通のグルメガイドみたいな終りにしちゃうのはつまんない。
実際にあるんだろうなぁ・・って思わせるところで終わっていいと思ったなぁ〜

 コレ、記事は毎回書かないと思うけど、ドラマは見続けたいと思います。
毎回、悲しくよだれを流すことになると思うけどね・・・(T-T*)フフフ…

 第三話 豊島区 池袋の汁なし担々麺
 第六話 中野区 鷺ノ宮のロースにんにく焼き

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来週から冬の新ドラマ始まりますね〜
今年は心ときめくドラマに出会えるかな〜(*´ェ`*)
 


matakita821 at 15:00│Comments(4)TrackBack(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 「孤独のグルメ」 シーズン1 

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この記事へのコメント

1. Posted by ツバッキー   2012年01月05日 17:48
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします!


・・このドラマ知らなかったぁぁぁーー
原作も(-_-;)

でもすごく面白そうっていうか竜ちゃんやんっ(笑)
門前仲町たまに行くんですよー!!
なので余計に「わーー、見ればよかったなぁ」と思いました。
そういえば阿部ちゃんの以前のあのドラマも「人形町」が舞台だったのに、第一回だけみて(人形町もちょくちょく行く)満足してしまいました。

松重さん主役ってことで、深夜らしく地味ですが
すごく面白そうでマニアックな香りしますね。
次回からは見ようっと。

焼き鶏食べたくなります・・・・ううううう。

2. Posted by きこり→ツバッキーさん   2012年01月05日 22:40
コレね、すんごくおもしろいから、是非読んでみて〜
文庫で出てるのよ〜
地味〜だけど、ツバッキーさんも好きじゃないかな〜
イメージが松重さんじゃないよなぁ・・って思ってたんだけど、見てたら、結構すぐに馴染んできたわ〜
ちなみに夫は役所広司さんにやってほしかったらしい(笑
>門前仲町たまに行くんですよー!!
ええ〜、いいなぁ・・・
昔ながらの下町の商店街って雰囲気ですね。
ゆっくり落ち着いて飲めそうな店がいろいろ映ってたわ〜
>すごく面白そうでマニアックな香りしますね
そうそう、深夜枠らしいドラマですよ〜
挿入曲もいいんだよね。
エンディングは、ちょっと笑えて、松重さんに合ってる感じだよ〜
ただ、この手のドラマは見てると同じモンが無性に食べたくなって困るよね〜
3. Posted by えふでぃ   2013年04月29日 21:11
これって…結構ヤバいですね…

染みるわあ

ドラマ見てみたい

ようつべに あるかなあ?
4. Posted by きこり→えふでぃさん   2013年04月29日 21:54
このドラマ、シーズン1の方が私は好きかな。
DVD出てますよ〜

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