2011年12月15日
町山智浩のトラウマ映画館 「不意打ち」 監督・ウォルター・E・グローマン
町山智浩 著の「トラウマ映画館」に載っている映画が4本もWOWOWで放送されます。
第一弾は「不意打ち」。1964年のアメリカの作品です。
ご存知ない方のために書くと、「トラウマ映画館」は町山智浩さんが若き日にTVで出会った、忘れたくても忘れられない、衝撃と痛みを残した映画について紹介した本です。
ほとんどは映画雑誌「スクリーン」や「ロードショー」では紹介されないようなマイナーどころで、、タイトルだけしか知らずに見てしまったような映画。
それ故、ほとんどがビデオにもDVDにもなっていない作品群らしい。
私が知ってるのなんて『戦慄!昆虫パニック』と『愛すれど心さびしく』ぐらいだよ。
しかも、タイトルだけで、見たことないし・・(・∀-`;)
でも読んでみると、どの作品も心のくら〜い部分や辛い部分をキリリと刺激するようなおもしろそうな作品ばかりなのさ〜
だから、いつかどこかで放送される日を待っておりましたョ〜
そんな訳で「不意打ち」さ〜
オープニングから、見ている者を不安にさせる映像がズバズバと入ります。
真夏・・・・道路に倒れているホームレスのじいさんの足を無表情にローラースケートでぐりぐりする黒人の少女、車の中で汗みどろになりながら抱きあう男女、通りを走る車は渋滞にイライラしているのかあちこちで響くクラクション、道路には黒い犬が死んでいる・・・
何かやな感じだぞ〜〜何が始まるのかちら〜?と妙な期待が盛り上がります。

第一弾は「不意打ち」。1964年のアメリカの作品です。
ご存知ない方のために書くと、「トラウマ映画館」は町山智浩さんが若き日にTVで出会った、忘れたくても忘れられない、衝撃と痛みを残した映画について紹介した本です。
ほとんどは映画雑誌「スクリーン」や「ロードショー」では紹介されないようなマイナーどころで、、タイトルだけしか知らずに見てしまったような映画。
それ故、ほとんどがビデオにもDVDにもなっていない作品群らしい。
私が知ってるのなんて『戦慄!昆虫パニック』と『愛すれど心さびしく』ぐらいだよ。
しかも、タイトルだけで、見たことないし・・(・∀-`;)
でも読んでみると、どの作品も心のくら〜い部分や辛い部分をキリリと刺激するようなおもしろそうな作品ばかりなのさ〜
だから、いつかどこかで放送される日を待っておりましたョ〜
そんな訳で「不意打ち」さ〜
オープニングから、見ている者を不安にさせる映像がズバズバと入ります。
真夏・・・・道路に倒れているホームレスのじいさんの足を無表情にローラースケートでぐりぐりする黒人の少女、車の中で汗みどろになりながら抱きあう男女、通りを走る車は渋滞にイライラしているのかあちこちで響くクラクション、道路には黒い犬が死んでいる・・・
何かやな感じだぞ〜〜何が始まるのかちら〜?と妙な期待が盛り上がります。

主演は「風と共に去りぬ」でスカーレットの好きなアシュレーと結婚したメラニーを演じたオリヴィア・デ・ハヴィランド。
彼女演じるヒルヤード夫人は30歳の息子と、かなりりっぱな家に暮らしている。
でも、息子のことを「ダーリン」と呼んだり、かなりベタベタしていて、いい年した息子に対するに態度とちゃう・・・
バカンスに出かけるという息子の置き手紙がちらっと映るんだけど、そこに「自殺する」的なことが書かれている。
あ〜〜この息子、ママに耐えられなくなったのね・・・
ヒルヤード夫人は2ヶ月前に腰骨を折って、階段の登り下りが大変なため、家の真ん中にエレベーターが設置されており、彼女はそれに乗ってゆったりと移動する。
で、息子が出かけた後、そのエレベーターに乗って2階に行こうとしたら、様々な偶然が重なったせいで外の電線が切断され、エレベーターが途中で
止まってしまうのさ〜
あらヤダ・・・でもそのうち停電がおさまれば動くでしょ・・と詩なんぞ読んで心を落ち着かせてたんだけど、一向に回復しない。
暑い!クーラーも止まってしまった。
喉が渇く・・・鳥籠のようなエレベーターの中に閉じ込められた夫人は徐々に焦りを感じる。
エレベーターの中には、家の外の通りで鳴り響く、「鳴ったら警察に連絡してください」という非常ベルのボタンがあるんだけど、お上品な夫人はそれを押す勇気がでない。
でも、そのうち、こりゃマズイわ・・ってなってきた夫人はやっと思い切ってボタンを押す。
通り中にデカイベルの音が鳴り響いてる。
きっとそのうち誰かが助けに来てくれる・・と期待するんだけど・・・・
にゃんと、誰も気づかない。
ベルの音に気づいても緊急用のベルだとは思わず、スルーされてしまう。
こんなに大きな音で訴えているのに・・・・
都会の無関心・・ってやつですか?
意識的に無視しているのではなく、無意識に何も自分に関わってこなければいいやってなってるんだよね。
これは、私だってそうなると思うわ〜無意識のうちに面倒なことに関わりたくないって思って、感覚を遮断しているのかもしれないなぁ・・
ジリジリジリーーー鳴らし続けた結果、やっと通りを歩いていた酔っぱらいのホームレスが気づいて家に入ってくる。
でも、このおっさん、夫人が何度必死に呼びかけても無視・・・
頭がアレなのかしら?( ̄ー ̄?)
おっさんは、ワインセラーに入っている酒を見て目を輝かせ、服のポッケの入れられるところに酒を入れたら、高そうなトースターを盗んで「悔い改めよ!」と叫んで去っていった。
何てこった・・・
途中電話が鳴ったけど、取ることもできないし、叫んでも窓は開いてるのに車の音に消されて声は届かない。
徐々に夫人は消耗してきております。
さて、盗人のホームレスはトースターをリサイクルショップみたいなとこに売って5ドルを得て、知り合いの娼婦のおばさんの家に行った。
盗み放題の家があるから一緒に儲けようと誘うためさ。
で、この娼婦もすぐに話に乗るという・・・
閉じ込められたご婦人を助けようなんて考えはチラリとも浮かばない。
その間に夫人はエレベーター内のアルミ枠みたいのを指輪でネジを回して取り外し、繋いで長い棒状のものを制作。今度電話が来たら、コレで取って「タスケテー」と叫ぶつもり。
で、電話が鳴って、チャレンジするんだけど、届かないし、
ちぎった衣類で繋いだ棒は外れて役立たずになってしまう。
その後、何とかエレベーターの扉を開けることに成功するんだけど、下まで3メートルぐらいある。
腰を痛めた体の夫人には、そこから飛び降りるのはどう勇気をふりしぼっても無理。
そんなことしていたら、娼婦とホームレスが連れ立って略奪にやってきた。
夫人はまたしても非常ベルを鳴らすんだけど、非情にもおっさんに止められてしまう。
二人は家の中をうろうろしているが常に夫人の目からは死角になっており、
その様子を確認することはできない。
二人がはしゃぎながら、夫人の大切にしている銀食器やら息子のために買った金のカップを盗む声が聞こえるだけ。
そこにまた電話が入り、夫人は残っていたアルミの枠みたいのを投げつけて、受話器を外すことに成功!
助けて!大声で住所を叫ぶんだけど、奴らに電話線を抜かれてしまうのさ〜
も〜このちっちゃな希望をプチン!プチン!と消されていくやるせなさ・・・
怒りとストレスがたまっていくわ〜
夫人は彼らの略奪の気配を感じても、耐えるしかない。
最悪だよ・・・と思っていたら、もっと最悪の奴らがやって来る。
二人をつけて来たイカレた若者三人組。
屈強な乱暴者ランドール(ジェームズ・カーン)、ヤク中っぽい少女イレイン、
子分でサル顔のエシー。
彼らは、ホームレスと娼婦のおばさんをいたぶった後、勝手に風呂に入ったり、あちこち破壊したり、やりたい放題。
物が壊れる音や叫び声を聞いて、エレベーターの中の夫人はいったいどんな恐ろしいことがわが家で行われてるの?と恐怖に震える。
ランドールと対面した夫人は、「盗んでもいいから、人間の心があるなら、私を助けて!」と頼むんだけど、嘲笑いながらゲップを吐きかけ「俺は動物だ!」と言われてしまうのさ〜
イレインと子分の目的はお金や金銀パールとかだけど、ランドールの場合は人が恐怖を感じたり精神的苦痛を受けるとこを見るのが目的みたいなんだよね〜
ランドールは夫人の目の前でエシーにホームレスのおっさんを殺させた後、順番に夫人も娼婦のおばさんも殺すと宣言。
恐怖で引きつる顔を見て、喜悦の表情を浮かべる。
でも、夫人も気骨があるっちゅーか、気が強いっちゅーか、おめでたいというか
こんだけされても人の道を説いたりするんだよね〜
もちろん馬の耳に念仏なんだけどさ。
さらに夫人の雰囲気が自分に信仰を強要した祖母を思い出させるたようで、ランドールはさらに残酷度を増していく。
夫人の息子の書き置きを読み上げ、自殺しようとしていることを知らせ、息子をスポイルした母親として夫人を責めるという・・・
しかし、コヤツらの暴力にも終わりが・・・それはさらなる強い暴力によって。
娼婦のおばさんの密告によって現れたリサイクルショップのボス・ポールと仲間たちさ。
奴らはランドール達をボコボコにすると、ランドール達が奪ったものを取り上げ去っていく。
ランドール達がそんな目に合ってる間に夫人は、ランドールがエレベーターに乗り込んで来た時に使った脚立で、やっとエレベーターから脱出する。
で、負傷して動かない手足を引きずって、夫人は我が家から脱出!
必死で「誰か助けてーーーーー!!」と叫ぶんだけど、車はびゅんびゅん走っていくのに、夫人の訴えには誰も気づかない。ひ〜〜!!
白バイにすら無視されるという・・・ひでぇな・・・( ゚Д゚ )
しかも、戻ってきたランドールに家の中に引き戻されてしまう・・・・・・(ll -ω-)
見ているこっちも、どんどんどす黒い嫌なもんがたまってくるよ・・
でも、夫人も抵抗したさ。
アルミ枠の棒(10センチぐらい)みたいなやつでランドールの目をグサッ!
ちょっと前にはコレでランドールの背中を刺そうとしたら、グギッって曲っちゃって、ランドール達に大笑いされたけど、今度は成功!
で、ランドールの目が見えなくなると、服従していたイレインとエシーは手のひらを返したように放って去っていく。
出ていく二人を疲労でぼんやりとした目で見送り、息子の手紙を読みなおしていた夫人は、はたと、息子にとって自分は「モンスター」だったと気づくのでした。
次々と現れた略奪者達を「モンスター」と罵ってきた夫人だけど、自分も「モンスター」だった・・・
その後、また、我が家から脱出するけどランドールが追いかけてくる。
道路脇でもみ合ってるうちに・・血みどろのランドールの顔に驚いた女性が「ギャーーーー!」っと声を上げて車が止まり、後続の車も止まって、そこに巻き込まれたランドールは死亡。やっと夫人も気づいてもらえる。
車で逃げようとしているイレイン達に気づいた夫人は大声で叫ぶ。
「人殺し!モンスター!早くあの二人を、モンスターを捕まえて!」
二人は捕まり、やっと夫人の地獄は終わった・・・
でも、大切な家も家財道具も蹂躙され、この地獄の中で自分自身もモンスターだったということに気付かされてしまった。
息子は多分自殺したのだろう(あの何度も鳴っていた電話はその知らせか?)
軒下で救急車を待っている夫人は安堵と絶望の笑いが止まらなかった。
いや〜すごい映画デスヨ。
とんでもなく嫌な終わりなんだけど、この救いのなさが逆に清々するというか・・・
全体的に余分な場面がなくて、スッキリスパッとしていて、テンポもいいから、眠気を感じる暇がなかったよ(って、いつもは眠気を?)
お勧めするタイプの映画ではないかもしれないけど、一度見て欲しいですねぇ〜
見終わった後、複雑な充実感が得られると思います。
そして、もしかしたら新たな自分に気づかされるかもよ。

昨日の「裸のジャングル」は人間狩りの話だから、ちょっと、見る気になれんかった・・・
今晩は「質屋」・・・シドニー・ルメットの初期の作品らしい。コレもおもしろそ〜
彼女演じるヒルヤード夫人は30歳の息子と、かなりりっぱな家に暮らしている。
でも、息子のことを「ダーリン」と呼んだり、かなりベタベタしていて、いい年した息子に対するに態度とちゃう・・・
バカンスに出かけるという息子の置き手紙がちらっと映るんだけど、そこに「自殺する」的なことが書かれている。
あ〜〜この息子、ママに耐えられなくなったのね・・・
ヒルヤード夫人は2ヶ月前に腰骨を折って、階段の登り下りが大変なため、家の真ん中にエレベーターが設置されており、彼女はそれに乗ってゆったりと移動する。
で、息子が出かけた後、そのエレベーターに乗って2階に行こうとしたら、様々な偶然が重なったせいで外の電線が切断され、エレベーターが途中で
止まってしまうのさ〜
あらヤダ・・・でもそのうち停電がおさまれば動くでしょ・・と詩なんぞ読んで心を落ち着かせてたんだけど、一向に回復しない。
暑い!クーラーも止まってしまった。
喉が渇く・・・鳥籠のようなエレベーターの中に閉じ込められた夫人は徐々に焦りを感じる。
エレベーターの中には、家の外の通りで鳴り響く、「鳴ったら警察に連絡してください」という非常ベルのボタンがあるんだけど、お上品な夫人はそれを押す勇気がでない。
でも、そのうち、こりゃマズイわ・・ってなってきた夫人はやっと思い切ってボタンを押す。
通り中にデカイベルの音が鳴り響いてる。
きっとそのうち誰かが助けに来てくれる・・と期待するんだけど・・・・
にゃんと、誰も気づかない。
ベルの音に気づいても緊急用のベルだとは思わず、スルーされてしまう。
こんなに大きな音で訴えているのに・・・・
都会の無関心・・ってやつですか?
意識的に無視しているのではなく、無意識に何も自分に関わってこなければいいやってなってるんだよね。
これは、私だってそうなると思うわ〜無意識のうちに面倒なことに関わりたくないって思って、感覚を遮断しているのかもしれないなぁ・・
ジリジリジリーーー鳴らし続けた結果、やっと通りを歩いていた酔っぱらいのホームレスが気づいて家に入ってくる。
でも、このおっさん、夫人が何度必死に呼びかけても無視・・・
頭がアレなのかしら?( ̄ー ̄?)
おっさんは、ワインセラーに入っている酒を見て目を輝かせ、服のポッケの入れられるところに酒を入れたら、高そうなトースターを盗んで「悔い改めよ!」と叫んで去っていった。
何てこった・・・
途中電話が鳴ったけど、取ることもできないし、叫んでも窓は開いてるのに車の音に消されて声は届かない。
徐々に夫人は消耗してきております。
さて、盗人のホームレスはトースターをリサイクルショップみたいなとこに売って5ドルを得て、知り合いの娼婦のおばさんの家に行った。
盗み放題の家があるから一緒に儲けようと誘うためさ。
で、この娼婦もすぐに話に乗るという・・・
閉じ込められたご婦人を助けようなんて考えはチラリとも浮かばない。
その間に夫人はエレベーター内のアルミ枠みたいのを指輪でネジを回して取り外し、繋いで長い棒状のものを制作。今度電話が来たら、コレで取って「タスケテー」と叫ぶつもり。
で、電話が鳴って、チャレンジするんだけど、届かないし、
ちぎった衣類で繋いだ棒は外れて役立たずになってしまう。
その後、何とかエレベーターの扉を開けることに成功するんだけど、下まで3メートルぐらいある。
腰を痛めた体の夫人には、そこから飛び降りるのはどう勇気をふりしぼっても無理。
そんなことしていたら、娼婦とホームレスが連れ立って略奪にやってきた。
夫人はまたしても非常ベルを鳴らすんだけど、非情にもおっさんに止められてしまう。
二人は家の中をうろうろしているが常に夫人の目からは死角になっており、
その様子を確認することはできない。
二人がはしゃぎながら、夫人の大切にしている銀食器やら息子のために買った金のカップを盗む声が聞こえるだけ。
そこにまた電話が入り、夫人は残っていたアルミの枠みたいのを投げつけて、受話器を外すことに成功!
助けて!大声で住所を叫ぶんだけど、奴らに電話線を抜かれてしまうのさ〜
も〜このちっちゃな希望をプチン!プチン!と消されていくやるせなさ・・・
怒りとストレスがたまっていくわ〜
夫人は彼らの略奪の気配を感じても、耐えるしかない。
最悪だよ・・・と思っていたら、もっと最悪の奴らがやって来る。
二人をつけて来たイカレた若者三人組。
屈強な乱暴者ランドール(ジェームズ・カーン)、ヤク中っぽい少女イレイン、
子分でサル顔のエシー。
彼らは、ホームレスと娼婦のおばさんをいたぶった後、勝手に風呂に入ったり、あちこち破壊したり、やりたい放題。
物が壊れる音や叫び声を聞いて、エレベーターの中の夫人はいったいどんな恐ろしいことがわが家で行われてるの?と恐怖に震える。
ランドールと対面した夫人は、「盗んでもいいから、人間の心があるなら、私を助けて!」と頼むんだけど、嘲笑いながらゲップを吐きかけ「俺は動物だ!」と言われてしまうのさ〜
イレインと子分の目的はお金や金銀パールとかだけど、ランドールの場合は人が恐怖を感じたり精神的苦痛を受けるとこを見るのが目的みたいなんだよね〜
ランドールは夫人の目の前でエシーにホームレスのおっさんを殺させた後、順番に夫人も娼婦のおばさんも殺すと宣言。
恐怖で引きつる顔を見て、喜悦の表情を浮かべる。
でも、夫人も気骨があるっちゅーか、気が強いっちゅーか、おめでたいというか
こんだけされても人の道を説いたりするんだよね〜
もちろん馬の耳に念仏なんだけどさ。
さらに夫人の雰囲気が自分に信仰を強要した祖母を思い出させるたようで、ランドールはさらに残酷度を増していく。
夫人の息子の書き置きを読み上げ、自殺しようとしていることを知らせ、息子をスポイルした母親として夫人を責めるという・・・
しかし、コヤツらの暴力にも終わりが・・・それはさらなる強い暴力によって。
娼婦のおばさんの密告によって現れたリサイクルショップのボス・ポールと仲間たちさ。
奴らはランドール達をボコボコにすると、ランドール達が奪ったものを取り上げ去っていく。
ランドール達がそんな目に合ってる間に夫人は、ランドールがエレベーターに乗り込んで来た時に使った脚立で、やっとエレベーターから脱出する。
で、負傷して動かない手足を引きずって、夫人は我が家から脱出!
必死で「誰か助けてーーーーー!!」と叫ぶんだけど、車はびゅんびゅん走っていくのに、夫人の訴えには誰も気づかない。ひ〜〜!!
白バイにすら無視されるという・・・ひでぇな・・・( ゚Д゚ )
しかも、戻ってきたランドールに家の中に引き戻されてしまう・・・・・・(ll -ω-)
見ているこっちも、どんどんどす黒い嫌なもんがたまってくるよ・・
でも、夫人も抵抗したさ。
アルミ枠の棒(10センチぐらい)みたいなやつでランドールの目をグサッ!
ちょっと前にはコレでランドールの背中を刺そうとしたら、グギッって曲っちゃって、ランドール達に大笑いされたけど、今度は成功!
で、ランドールの目が見えなくなると、服従していたイレインとエシーは手のひらを返したように放って去っていく。
出ていく二人を疲労でぼんやりとした目で見送り、息子の手紙を読みなおしていた夫人は、はたと、息子にとって自分は「モンスター」だったと気づくのでした。
次々と現れた略奪者達を「モンスター」と罵ってきた夫人だけど、自分も「モンスター」だった・・・
その後、また、我が家から脱出するけどランドールが追いかけてくる。
道路脇でもみ合ってるうちに・・血みどろのランドールの顔に驚いた女性が「ギャーーーー!」っと声を上げて車が止まり、後続の車も止まって、そこに巻き込まれたランドールは死亡。やっと夫人も気づいてもらえる。
車で逃げようとしているイレイン達に気づいた夫人は大声で叫ぶ。
「人殺し!モンスター!早くあの二人を、モンスターを捕まえて!」
二人は捕まり、やっと夫人の地獄は終わった・・・
でも、大切な家も家財道具も蹂躙され、この地獄の中で自分自身もモンスターだったということに気付かされてしまった。
息子は多分自殺したのだろう(あの何度も鳴っていた電話はその知らせか?)
軒下で救急車を待っている夫人は安堵と絶望の笑いが止まらなかった。
いや〜すごい映画デスヨ。
とんでもなく嫌な終わりなんだけど、この救いのなさが逆に清々するというか・・・
全体的に余分な場面がなくて、スッキリスパッとしていて、テンポもいいから、眠気を感じる暇がなかったよ(って、いつもは眠気を?)
お勧めするタイプの映画ではないかもしれないけど、一度見て欲しいですねぇ〜
見終わった後、複雑な充実感が得られると思います。
そして、もしかしたら新たな自分に気づかされるかもよ。

昨日の「裸のジャングル」は人間狩りの話だから、ちょっと、見る気になれんかった・・・
今晩は「質屋」・・・シドニー・ルメットの初期の作品らしい。コレもおもしろそ〜

