「勇者ヨシヒコと魔王の城」 第1話 「勇者ヨシヒコと魔王の城」 第2話 

2011年07月15日

「それでも、生きていく」 第2話 想い、絶たれて・・・

 さて・・・三崎文哉(風間俊介)を殺害の邪魔をした双葉(満島ひかり)は、洋貴(瑛太)に「自分が少年Aの妹です」と正体を明かしました。
でも、双葉が兄の姿を見たのは15年ぶりらしい。
逮捕後、文哉は家族と会おうとせず、医療少年院退院後も連絡を絶ってしまったため、三崎家の誰も居場所を知らなかったそうな。

「兄のこと本気で殺そうとしてたんですか?」双葉
「本気ですよ。あなたがあんながばったりしなかったら」洋貴
「かばうっていうか・・・・」双葉
「もう、いいっスよ。どっちみち、あなた、僕の敵ですから」洋貴

 そんな言葉を投げつけた洋貴に双葉は自分の携帯番号を書いた紙を渡しました。
償いの気持ちなのか・・・それとも兄の真実を知りたかったのか・・・

 兄が連行されて行った時、双葉はまだ10歳。
なぜ急に兄がいなくなってしまったのか、なぜ両親が苦しそうな顔をしているのか、なぜカメラを持った人達が押しかけて来たのか、理解できなかったでしょう。
「兄の自白」の意味もわからない・・・
突然、祖父母の家に預けられることになり、徐々にTVのニュースで状況を知ったけど、実感がわくはずもない・・・
兄のことは「加害者家族」としては受け止めながらも、自分の中では宙ぶらりんで、忘れることも、乗り越えることもできずにいたんじゃないでしょうか。

 父・駿輔(時任三郎)が失業したため、三崎家は事件があった土地に戻ってきました。
隆美(風吹ジュン)の兄悟志(山田明郷)の住む家の離れに住まわせてもらい、悟志のつてでクリーニング店の配送の仕事も得ることができました。
 おりしも、15年前と同じように8歳の少女が行方不明になっており、地元警察が捜索中でした。
防犯カメラには帽子を目深にかぶった男と歩いている少女の姿が写っており、事件性が疑われていました。

 双葉は洋貴から言われた「文哉がまた事件を起こしているかもしれない」という言葉が気になっていた。
そして、洋貴の、自分に向けられた暗い憎しみの目・・・
この15年の間、父は被害者家族の元に謝罪に行ったのだろうか・・・?
やはり、きちんと謝罪に行くべきなんじゃないのか・・・?15年が過ぎた今なら謝罪を受け入れてもらえるかもしれない・・

 多分、今まで父に問いかけたことのない言葉だったでしょうが、言わずにはいられなかったんでしょうね。
駿輔の応えは・・・
「ごめんな、それを望んじゃダメだ。加害者家族の言葉は何も伝わらない」

 同じ家族であったも、親と兄弟では受け止める重さも違うでしょう・・・
人様の命を奪うような息子に育ててしまったという親としての自責の念は消えることがなく、たとえ謝罪のためであっても被害者家族に近づくことすら自分に許さないのかもしれません。

 一方、達彦の葬儀を耕平(田中圭)と終えた洋貴は母響子(大竹しのぶ)のいる日垣家へ。
響子は葬儀にも同席しなかったんだね。
洋貴を家に迎えても、取り付く島のない仮面のような表情・・・・
洋貴は15年の間、ずっとこの母親の表情に耐えてきたんだね。

 その顔は父の死を知っても変わらない。
洋貴は、つい、言わないでおこうと思ってたことまで言ってしまったわ・・・
「恨むんなら父さんじゃなくて、亜季を殺した三崎文哉なんじゃないの?」
「あいつは生きてるんだよ。母さんはさ、亜季を殺したヤツが今どうしているか知りたくないの?」

 平和な「普通の家」の空気を乱したことに気づいた洋貴は退場・・・
そんな洋貴に耕平は、亜季が死んだ年のクリスマスに町で加害者家族がケーキを選んでいたのを見たと話しました。
「俺だって思うよ。兄ちゃんみたいに思ってる。でもさ、ジンベエだって言ってたじゃん。
『失ったものばかり数えるな。今残ってるもののことを考えろ』って」

 ( ̄ー ̄?) 「ジンベエ」って誰・・・?調べたら、「ONE PIECE」のキャラクターだった・・・
なんかさ、長男と次男では事件の受け止め方も違うのかもしれない。
洋貴は自分が世話を頼まれていたってのもあるけど、長男として妹を守らなければならないという意識が耕平よりずっと強かったんじゃないのかな。
 そして、響子の頑なすぎる態度の裏には激しい怒りと悲しみ、恨みが渦巻いているのが伝わってきます。
それを抑えるために、感情を消してしまうしかないのでしょう。
響子も、亜季を失ったあの日から、本当の意味では生きてはいない・・・

 三崎家でも、双葉と、事件の後に産まれた灯里(福田麻由子)とでは、感覚がまるで違う。
産まれた時からそばにはいない兄文哉のせいで、自分の人生が影響を受けるなんて許せない灯里には、そんな状況を受け入れている姉双葉は生きる意志を失っているようにしか見えない。
「私はお姉ちゃんみたいにはならない。ちゃんと自分で自分の人生選ぶの。
お姉ちゃんは、お兄ちゃんに人生決められちゃったんじゃない?」灯里

 その後、どういうアレかよくわからなかったけど、洋貴に呼び出された双葉が店にやって来ました。
二人で行方不明の少女の件について話してたけど、監視カメラの写真を見て、双葉も兄を疑っていたようです。
(何か、この展開、15年前の兄の殺人自体に疑問を抱いている双葉が自分から兄への疑いの言葉を伝えるのは違和感あったぞ)
 もし、行方不明の少女が文哉に殺されているのなら、亜季と同じように三日月山の湖に浮いているはず・・・
二人は確かめに行くことにしました。

 道中話すことは、やはり事件のことになってしまう・・・
「何で文哉、僕の妹、殺したんですか?」洋貴
「・・・・・・・・・」双葉
「いや、家族じゃないすか」洋貴
「兄は優しかったし・・・」双葉
「優しい訳ないじゃないですか!」
「すいません・・・私には優しかったし・・・よく遊んでくれたし、私、お兄ちゃん子だったし」

 双葉はいまだに「優しかった兄」と「7歳の少女を殺害した恐ろしい犯人」を重ねることができない。
捨てられた猫を川に飛び込んで助け、死んでしまった猫のために涙を流していた兄、
貧しい国の人達のために募金をしていた兄、お年寄りに席を譲っていた兄・・
そんな兄の優しさエピソードを語る双葉にいら立つ洋貴。

 逮捕され1年ぐらい過ぎた頃、一回だけ文哉から双葉に手紙が届いたらしい。
そこには1行だけ、「夏祭り 中止になって ごめんな」と書かれていた。
殺人を犯したことへの後悔でも、亜季や自分たちへの謝罪でもなく、ただ兄として妹を気遣う言葉・・・

 それは亜季の兄である洋貴の神経を逆撫でするに十分でした。
さらに、兄は冤罪かもしれないと主張する双葉を洋貴は押し倒しました。
「クリスマス楽しかったですか?!
クリスマスケーキ美味しかったですか?!
あんたたち、あの年、家族でクリスマスケーキ買いに行ったでしょ?!
うちにはクリスマスなんてなかったです!クリスマスだけじゃない!正月もひな祭りも七夕も誕生日もありませんでした!
ずーーーーっと15年間ずーーーーーっとありませんでした!!
でしょうね・・・やられた方は忘れないけど、やった方は忘れるんですよね?
そしたらさ、あんたも同じような目に遭わせてやろうか?亜季と同じ目に遭わせてやろうか?!」

 双葉の首を締め始めた洋貴でしたが、すぐに手を離しました。
「どうぞ、いいですよ。わかってます。うちの家族、全員、わかってます。
日本中から言われてましたから。犯人の家族は死んで謝れって。
償って一家心中しろって言われてましたから。
死にたいって思ったことはないけど、生きたいって思ったこともないし・・・
妹とかにも言われるんですよ、お姉ちゃん自分で人生選んでないねって・・
でも私、全然そんなことないんです。私、選んだんです。自分で選んだ結果がこういう感じなんです。
後悔なんかしてません。こういう人間のこういう人生なんです。
どうぞ、平気ですよ。あなたに殺されたなんて言わないから」双葉

 どこに怒りをぶつけていいのかわからない・・・でも、その相手は双葉ではないことは洋貴にもわかりました。
彼女は口紅を塗ることにすら罪の意識を感じ、そっと、遠慮がちに生きている。
加害者の家族として、そういう生き方を選んできたという双葉を洋貴はこれ以上責めることはできませんでした。

 クリスマスケーキはケーキ屋さんからもらったものを返しに行っただけで、食べていないし、祝ってもいないらしい。
「父はちゃんと駄目だって言いました」
逃げるように店に戻る洋貴。

 その後、行方不明の少女が無事保護されたことがニュースで伝えられました。
連れ出したのは離婚した父親でした。
それを知った洋貴は双葉に知らせようとしたけど、彼女はひとり、雨の中で兄を思っていました。

 湖の畔にひなげしの花が咲いているのを見つけた双葉は、それは兄が亜季ちゃん弔いの意味で植えたものであり、15年前の殺人が兄の仕業であることを確信しました。
やはり冤罪ではなかった・・・優しかった兄は殺人者だった・・・
様子を見に来た洋貴に謝る双葉・・・
「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・お兄ちゃんはまた、人を殺すかもしれません・・・お兄ちゃん、殺人鬼なのかもしれない・・・」
「言い過ぎました。それは、僕は、考え過ぎてたのかもしれないし、分かんないし・・・」
「分かるんです。お兄ちゃん、私を殺そうとしたことあったから・・・
あの時、私が死んでれば、亜季ちゃんは殺されずにすんだかもしれない・・・」

 文哉は何故双葉を殺そうとしたのか・・・
15年前の犯行は計画的で残忍にも思えるし、そういう衝動が抑えられない病気なのか・・・
現在の文哉は自分が殺人を犯したという認識を持ちながら暮らしているように見えるから、殺人にも彼なりの理由があったんだよねぇ?・・ただ、それが悪だという意識が薄いのかな・・・
 
 でも、文哉にほの字の出戻り娘真岐(佐藤江梨子)のことを親として心配する草間(小野武彦)に「自分は人を思ったり、思われたりすることは一生ないものと思ってます」って応えてたもんなぁ・・・
償いの気持ちがあるみたいだけど・・・まだまだ謎だわ・・・
 
 そして、洋貴と双葉には二人だけの不思議な絆が築かれつつあるようだけど、それが恋愛に繋がるとは思えない。
文哉の心の闇、被害者家族と加害者家族のそれぞれの再生、複雑すぎて、ちょっとこのドラマがどこへ行こうとしているのか心配になったりするけど、コレは視聴決定です。

 第1話 禁断の出会い・・・
 第3話 お母さんだから・・・
 第4話 明かされた真実・・・
 第5話 居場所を求めて・・・
 第6話 招かれざる客
 第7話 心の闇について・・・
 第8話 それぞれの覚悟・・・
 第9話 心はどこにある?
 第10話 対決の果てに
 第11話(最終話) 光の方に向かって・・・

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双葉の家族に嫌がらせをしているのって、多分、響子だよねぇ?
だったら、双葉の顔もチェックずみなんじゃないのかなぁ・・・知ってて知らんぷりだったら、ますます怖いぞ。

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少年Aを殺そうとした深見洋貴を私は止めた
18. 「それでも、生きてゆく」 第2話  [ ドラマ de りんりん ]   2011年07月17日 22:21
事件から15年も経ってることだし、被害者のご家族にきちんと謝罪をして話をすれば分かってもらえるんじゃないか?と思っている双葉。 しかし父・駿輔はそんな彼女の考えを全否定。 一生、分かってもらえる...

この記事へのコメント

1. Posted by くう   2011年07月15日 18:28
>双葉の家族に嫌がらせをしているのって、多分、響子だよねぇ?

私もそう思うよ〜。たぶん双葉の顔は当然チェック済みで来週は大変なことになると・・・

洋貴に感情移入して見てると、とっても双葉の気持ちが理解しづらい。
しづらいと言うか、正直ウザイ。
もしも自分の家族が殺されて、加害者の家族がしつこくやってきてこんな空気の読めない女だったら
殺したくなる・・・と本気で思うのでした( ̄∇ ̄;)

満島ひかりちゃんの演技が素晴らしいから、よけいにイラッとするわ。
次回は何が起きるのか密かに楽しみにしてる。
2. Posted by えいこ   2011年07月16日 00:36
<「自分は人を思ったり、思われたりすることは一生ないものと思ってます」

これ、私は別の意味だと思ってました。
性癖的に幼女が好きなんだけど、幼女に好きになってもらうことはない・・・
(もしかしたら双葉のことも、好きすぎて殺そうとした?)
自分のことを思ってはくれない存在だからこそ、
思い通りにならないはがゆさから手にかけてしまう・・・みたいな?

てか、じいちゃん!
出戻りの娘よりも孫のこと心配してあげてーー!(笑)

今のところ、とにかくウザいばかりの双葉ですが
これからどう化けていってくれるか楽しみです♪
3. Posted by Largo   2011年07月16日 01:47
こんばんわ。

>ちょっとこのドラマがどこへ行こうとしているのか心配になったりするけど、
心配ですよね〜
坂元さんのお話って切り口は凄いのですが、ラスト近くになると、あれ?と思うことがあったりするので(^^;;

このドラマもすでにきこりさんのご指摘通り、うん?と思う部分がありますよねっ(汗々)。

私は今のところ映像及びキャストさんたちのパワーがすごいので、理詰めではなく、一種のファンタジーとして観てしまっています。
あまりにも辻褄が合わなくなったら、突っ込むか、その時間がなければ感想はリタイアすると思いますが、視聴は続けます(断言)。
でも、時間がなくっても突っ込むかも。それだけの魅力は感じています、今のところ。←すっごく弱腰(汗)。
4. Posted by きこり→くうさん   2011年07月16日 22:18
>たぶん双葉の顔は当然チェック済みで来週は大変なことになると・・・
だよね〜?
洋貴と双葉が一緒にいるのを見て、一瞬、ちょっとだけ表情が変ったような気が・・・
>しづらいと言うか、正直ウザイ。
満島さんの演技力なら、あんなにべらべらしゃべらなくても、想いとか伝えられると思うんだよな〜
お兄さんのことを冤罪だと信じてるのかもしれないけど、
殺された少女がいて、洋貴はその被害者家族であることに変わりはないんだから、もっと考えて話すべきだよね〜
ホント、「何言ってんの?!」ってなって、首締めたくもなるさ〜
来週は満島さんと大竹さんの絡みがすごく楽しみだよ〜

5. Posted by きこり→えいこさん   2011年07月16日 22:47
>性癖的に幼女が好きなんだけど、幼女に好きになってもらうことはない・・・
なるほど〜!そっちか〜
文哉が亜季を殺した理由がまったくわからなかったんだけど、金槌で何度も殴るって相当ですよね・・・
他の方が書いてらしたけど、あの現場ってほとんど人もいなくて鬱蒼とした感じだから、あんなとこに7歳の子が一人で行くわけないって・・・
もともと家を行き来する仲だったから、呼び出されたのか、寂しいから自分から誘ってあんなとこ行っちゃったのかな〜
>出戻りの娘よりも孫のこと心配してあげてーー!(笑)
ホントだよ。
わたしゃ、佐藤さんって苦手だから、あの暴力的ともいえるあの胸にはぎょぎょっとなったよ。
>これからどう化けていってくれるか楽しみです♪
満島さんだから、どんどん化けるでしょうよ〜(笑
あのおどおどした感じがどうなっていくのか・・楽しみだわ〜

6. Posted by きこり→Largoさん   2011年07月16日 22:57
>坂元さんのお話って切り口は凄いのですが、ラスト近くになると、あれ?と思うことがあったりするので(^^;;
そうなんですよね〜
「チェイス」だって前半はたいした良かったのに・・
1回目を見た時はそのイメージが払拭されるかしら〜?って思ったけど、2回目にして、ちょいちょい違和感が・・・
不安が消せないわ〜
>今のところ映像及びキャストさんたちのパワーがすごいので
私もです。キャストの方達が実力者揃いなんで、とにかく目が離せない。それと、こういうテーマの話好きだし。
>理詰めではなく、一種のファンタジーとして観てしまっています。
この人の脚本はその方がいいのかな〜(笑
ほころび気にしてたらきりがないですもんね。
全体的にぼわ〜っとした感じで見るべきなのかしら〜
7. Posted by tsumire   2011年07月19日 10:59
なるほどなあ、私は双葉(満島ひかり)のあのベシャリ(笑)は、確かに空気読んでないし実際に言われたらウザイだろうとは思ったけどすごくリアルだと思ってたよ。双葉のあの洋貴(瑛太)への言葉の数々は言った内容が重要なのではなく、言った事自体が重要というか、ああやってしゃべりつづけることで洋貴とのある種の絆、他人とは全く違う説明しがたい繋がりが築かれつつあるのを感じるし。双葉は多分あの事件の後、友人関係も破壊されてしまって(多分新しく友達が出来ても必ずダメになって)友達と楽しくしゃべる事もなくなってしまったというのが、あのしゃべり方でよくわかる。その双葉が、相手が洋貴だからこそだけど、他人に向けて自分の気持ちをほんのわずかでも表現しつづけるというのがすごくすごく重要だと思ったよ。

しかし役者さんの微妙なお芝居のすごさもさることながら、一つ一つの小さなエピソードや小道具がすごく生きているドラマだと思ったけど、でも脚本はあの「チェイス」の人だったか。すっかり忘れていたよ。「チェイス」のあのラストのおいおいおいおいっ!な展開を思い出すと確かに期待しすぎちゃダメだよなー(笑)。とすると今後のトンデモ展開予想としては、文哉の冤罪エピソードの風呂敷を広げるとか、かーちゃん(大竹しのぶ)の狂気の行動の果てとかもありうるかあ……。
8. Posted by きこり→tsumireさん   2011年07月19日 19:56
>実際に言われたらウザイだろうとは思ったけどすごくリアルだと思ってたよ
あの双葉のテンションの高さというか、高揚感あるしゃべりは、初めてあの事を話せる相手に出会えたってことからもきていると思う。
今まで、他人にはもちろん話せないし、家族の間ですらツッコむことはできなかったし、
口に出すのも緊張感があっただろうし・・
被害者家族と加害者家族という立場は違えど、分かり合えるものを感じたんだろうね。
話すってことで、自分の中にあるあの事件を消化したいって思いも強いんだと思う。それは多分洋貴にとっても同じで、そこから「生きる」というとこに繋がっていくのかな・・・
とにかく、満島ひかりと瑛太の芝居がうますぎて、見入っちゃうよ。
あの微妙な話し方や姿勢や歩き方、細かい動き、完全になりきってるもんね。
それだけでも見る価値あるよ〜
>でも脚本はあの「チェイス」の人だったか。
そうなんだよ〜(;´д`)
一回目見た時は、まったく忘れていられたんだけど、2回目におや・・・?ってところが出てきて、不安になったぞ。
>文哉の冤罪エピソードの風呂敷を広げるとか、かーちゃん(大竹しのぶ)の狂気の行動の果てとかもありうるかあ
私としてはかーちゃんに期待するわ。
破綻するとしても(って、すでにそんな感じに)ラストあたりだろうから、しばらくは楽しめるしょ・・( ̄∀ ̄)

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「勇者ヨシヒコと魔王の城」 第1話 「勇者ヨシヒコと魔王の城」 第2話