「ドン★キホーテ」 第1話 子供の味方?! 魂が入れ替わったヒーロー「勇者ヨシヒコと魔王の城」 第1話 

2011年07月12日

2011年 DVD鑑賞日記 その15

7月2日(土)  「失踪」  (2009年 韓 監督・キム・ソンホン)

これは韓国で実際に起った連続殺人事件をモチーフにして作られたスリラーらしい。
他の方の記事で『「間接的な表現」だからこそよけい怖い』というのを読んで、それなら大丈夫か・・・と思って見たんだけど、私にとっちゃ、十分直接的だったぞ。
うぅ〜〜〜<(.;゚;:Д:;゚;.)> 怖いというか、何というか・・・足元がぐらつくような恐怖だったよぉ〜

失踪した妹のヒョナ(チョン・セホン)を探しに人里はなれた田舎にやって来たヒョンジョン(チュ・ジャヒョン)は、地元の警察に捜索を頼むが相手にされない。自力で聞き込みをし、妹が立ち寄ったと思われる水炊きの店にたどり着いたヒョンジョンは店主のパンゴン(ムン・ソングン)に疑いを抱く。

で、何とか警察に頼み込んで、パンゴンの自宅の地下室を確認してもらうんだけど、猪みたいな動物(何か捕まえたら違法らしい)の死体が出てきただけだった。
実は、パンゴンは警察が来るのを予想して、ヒョナを別の場所に隠していたのだった。

この殺人鬼役のムン・ソングンさんが、演技とは思えないほどの存在感だった。
普段は寝たきりの母親を自宅で介護し、養鶏業者としてもお得意さんに信頼されている普通のおっさん・・
個性がない男の個性をじんわりとリアルに見せていた。
いや、密かに持っている殺人者であるということが彼の個性なんだよね。
無情を超えて冷酷であることが日常になっている。
捕獲・虐待・殺人のループを心から楽しんでいるパンゴンがすごくリアルに感じられた。

こういう事件って世界中のあちこちで常に発生しているんだろうなぁ・・
しかし、歯を抜くっていう場面、「オールド・ボーイ」でも見たけど、韓国ではオーソドックスな拷問なのか・・
「マラソンマン」の歯に穴あけられるのなんか問題にならないほど怖かったよぉ・・・
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7月5日(火)  「パラレルライフ」  (2010年 韓 監督・クォン・ホヨン)

「パラレル」って言うから、タイムスリップものなのかな〜と思ったら(;´д`)ゞ 違ったわ〜
でも、結構おもしろかったぞ。
チ・ジニさん主演だったし。

「パラレルライフ」とは「平行理論」のことらしい。
で、「平行理論」とは別の時代を生きる二人の人間が同じ運命をたどるという法則。

映画では、その代表例として、アメリカのリンカーン大統領とケネディ大統領が紹介されていました。
この二人は100年違いだけど共通点が多いんだってョ。
議員に選出されたのがリンカーンは1846年、ケネディが1946年。
大統領に当選したのがリンカーンは1860年、ケネディが1960年。
大統領に就任したのがリンカーンは1861年、ケネディが1961年。
暗殺された場所はリンカーンがフォード劇場、ケネディがフォード車の上(ここら辺になるとこじつけっぽいが・・)
リンカーンを殺したジョン・ウィルクス・ブースは1839年生まれ、ケネディを殺したリー・ハーヴェイ・オズワルドは1939年生まれ。
他にも細かい類似がいろいろあるそうな・・・

( ゚д゚) なるほどねぇ〜
で、映画の方は主人公の判事であるキム・ソッキョン(チ・ジニ)が「平行理論」に取り憑かれ妻を殺害したソン教授の事件を担当するところから始まる。
ソッキョンは「平行理論」なんて全く信じていなかったんだけど、自分の妻が殺害され、ナム・ガヒという記者から、30年前自分と同じように最年少で部長判事に任命されたハン・サンジュン判事の運命を聞かされ、その類似点に驚愕するのさ〜

チ・ジニ様はスピード出世をする謹厳実直な判事さんの役。
も〜また生真面目さんの役ね・・( ´艸`)
最初はあんまり人間性が感じられなくて、ちょっとつまんないぞ・・と思いながら見ていたのですが、妻が殺されたあたりから、追い詰められ、生々しい、いい表情を見せてくれます。

ハン・サンジュン判事の妻も30年前の同じ日に殺害され、山の中に遺棄された。
その後、容疑者が確保されたのち逃亡という経過もソッキョンの妻の事件とまるっきり同じ。
事件は、容疑者によって、子供と事務官と共にハン・サンジュン判事が殺され、その容疑者を刑事が射殺する形で終わっていた。
自分もハン判事と同じような最期をたどるはめになるのか・・・

妻殺しの犯人を追う過程でその事を知ったソッキョンはハン判事の事件の謎を解明すれば、妻殺害の真犯人に辿りつけると考え、探り始めるのだが〜
謎は二重三重に裏があり、ソッキョン自身もその迷宮にはまっていくのさ〜

演出とか撮り方は平凡な感じではあるけど、「平行理論」をベースにしたサスペンスは新鮮で、ぐいぐいと引っ張っていってくれます。ラスト近くに次々と明らかになる真実はなかなか見ごたえがありますぞ。
チ・ジニさんファンの方にはオススメですよん。
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7月6日(水)  「ダークマン」  (1990年 米 監督・サム・ライミ)

大分前に録画しておいたものをやっと見ることができたわ〜
コレ、アメコミが原作なのかと思ったら、オリジナルなんだね。
でも、アメコミ色満載で非常に楽しい。
えええぇ〜?!こんなのアリかよ?!オイオイ、いくらなんでも死ぬだろ・・そんな心配は無問題。
思いっきりサム・ライミ監督の世界を楽しむがヨロシ。

人工皮膚の開発をしているペイトン・ウェストレイク(リーアム・ニーソン)は、恋人で弁護士のジュリー(フランセス・マクドーマンド)が担当している収賄事件に巻き込まれ、研究所を破壊され、自身も瀕死の大火傷を負ってしまう。
病院に運ばれたペイトンは治療のため神経を切断されたことから痛みを感じず、超人的な力を得る。

病院を抜けだしたペイトンは廃工場を根城に人工皮膚の研究を完成させ、その皮膚を武器に、ジュリーを守るため、そして自分を襲った殺し屋一味に復讐するため「ダークマン」として蘇るのさ〜。
もう、痛みを感じないから何でもできちゃう。
でも、人工皮膚が99分しか持たないから、常に時間を気にしてるのが笑えるぞ。

でも、以前は優しくて穏やかな人だったのに、抑制力が無くなっちゃったから一度怒りが爆発すると、止められないという弊害が・・。
大やけどを隠し人工皮膚で以前の顔を再生し、ジュリーの元に戻りデートするんだけど、射的のお兄ちゃんにいぢわるされて景品がもらえなかったら、逆上。
小屋を破壊してお兄ちゃんはふっとばすは、景品のピンクのゾウは奪うわで、ジュリーもどん引き・・・

相変わらず、深刻な場面なのにさりげなく笑えるのがいいわ〜
ラストはハッピーエンドではないけど、顔がただれてドクロのようになっている「ダークマン」が、ラストにはかっちょよく見えるぞ。
何気に廃工場で猫に餌やったりしてかわいがってるのも得点高し
優しくて悲しいヒーローに乾杯。
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7月7日(木)  「黒く濁る村」  (2010年 韓 監督・カン・ウソク)

音信不通で20年間会っていなかった父ユ・モッキョン(ホ・ジュノ)が亡くなったと連絡を受けたユ・ヘグク(パク・ヘイル)は、ある村を訪れる。
その村は、30年前、今では村長になっている元刑事のチョン・ヨンドク(チョン・ジェヨン)と父とが作った村だった。

村に着いたよそ者のヘグクは村人達から露骨に警戒の目で見られ、葬儀がすんだら帰るように言われる。
その態度と、父の死因も明らかにしようとしない村人達に不審を抱いたヘグクが調べると、父が所有していた土地は村長名義に変えられ、貯金も全額引き出されていた。
さらに、父が住んでいた家には地下通路があり、村人のチョン・ソンマン(キム・サンホ)の家に通じていることを発見!
父は村人たちに見張られていたのか?
ヘグクは村に残り、検事のパク・ミグク(ユ・ジュンサン)と連絡を取りながら、村の秘密を探り始める・・・

韓国映画って見始めたら、どんどん見たくなりますね〜
この映画はパッケージに書いてあった『松本清張作品や横溝正史作品に匹敵する傑作』というアオリに惹かれて見てみました。
たしかに、事件をきっかけに過去の大量殺人事件の存在が浮かび上がり、関係者と思われる人間が次々と殺される過程は横溝正史作品ぽいおどろおどろしい雰囲気に満ちております。

自分以外はほぼ敵ばかりという状況で、ヘグクは何度も命を狙われ、負傷しながらも真実にたどり着く。
命綱はミグクと通じている携帯電話のみ。
コレ、こんなド田舎でよく電波通じたよな〜と思って、ヒヤヒヤしながら見てたよ。
それに、携帯取られたら、即アウトだもんな〜

ヘグク自身の職業がよくわからなかったんだけど、彼はパク・ミグクを左遷させた人物なんだよね。
そのヘグクからのSOSに文句を言いながらも応えたミグクの男気がなければ、ヘグクもとっくに殺されていたはず。
自分を左遷した相手だけれど、ヘグク自身の中にあるまっすぐな正義感をミグクは認め、不思議な友情が育まれる。この二人の関係を芯にして描かれたことで、陰惨な物語に清々しい希望が感じられるんだよね。

かつてナムドク祈祷院で信者達の心を捉えたカリスマ信仰者である父の正体、村人達それぞれが背負っている運命、理想の村にするために村長のヨンドクがしてきたこと・・
善と悪の論理が交錯し、独特のルールで平和が守られてきたこの村の存在は何だったのか・・・
ラストに見せる、欲望にまみれた男達の中で常に弱者として存在してきたヨンジ(ユソン)の微笑みが一番怖い・・・・
黒く濁る村 [DVD]

 2011年 DVD鑑賞日記 その1
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 2011年 DVD鑑賞日記 その19
 2011年 DVD鑑賞日記 その20
 2011年 DVD鑑賞日記 その21
 2011年 DVD鑑賞日記 その22
 2011年 DVD鑑賞日記 その23 加筆あり (-"-;A

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いや〜暑いですなぁ・・・(;´д`)ゞ
猫たちもさすがにぐったりしております。
で、涼しくなった夕方に、嬉々として2匹で散歩に行っちゃったわ〜
(; 」゚∇゚)」 暗くなる前に戻ってこいよ〜〜

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matakita821 at 18:53│Comments(4)TrackBack(0)映画 

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この記事へのコメント

1. Posted by う〜みん   2011年07月14日 13:04
5 「パラレルライフ」やっぱり面白そうですね〜あと「壽」も気になっててまだ見てないのでこの機会に借りてみようかなと思ってます。
2. Posted by きこり→う〜みんさん   2011年07月14日 20:01
>「パラレルライフ」やっぱり面白そうですね〜
意外とおもしろいんですよ(笑
この映画では、妻が亡くなってのんだくれるチ・ジニさんの姿も見られますし、アクションシーンもちょっとあるの。
「スポットライト」では見られない、怯えた表情もありますよ〜(笑
3. Posted by う〜みん   2011年07月25日 18:26
ショック(>_<)ようやく時間がとれたので「パラレルライフ」見ようとレンタルビデオ屋さんに行ったらそこには置いてませんでした(>_<)「壽」はあったんですが第一希望の「パラレルライフ」が無かった事がショックで手ぶらで帰って来てしまいました(T_T)チ・ジニさんの他の作品も目に入ったんですが私の場合チ・ジニさんなら何でもいいわけではなく作品そのものにも興味が持てないと見る気にならないからスルーしちゃいました。わざわざ他のビデオ屋さんに行って会員証作ってまで見るほどの情熱はなく(-.-;)あ〜あ見たかったな〜
4. Posted by きこり→う〜みんさん   2011年07月25日 23:27
>第一希望の「パラレルライフ」が無かった事がショックで手ぶらで帰って来てしまいました(T_T)
あ〜〜わかりますよ〜
お寿司食べようと思ってたのに、ラーメンに変更はキツイですよね。って、違うか。
私は、コレ、WOWOWで放送したのを見たんですよ〜
よっぽど韓ドラDVDが充実しているとこじゃなきゃ、ないかもしれない。
ぜひ、見ていただきたかったわ〜
「壽」は、どっちかっていうとアクション系だし・・・
「パラレルライフ」の方がキャップ度が高いと思うわ〜

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