2011年05月18日
「何という行き方」 J・リー・トンプソン監督
「記憶映画館」という記事に書いた映画のタイトルをLargoさんに教えていただいたので、早速見てみました。
かなりおもしろい映画でしたよ〜見てよかった!
長年のもやもやも、すっきりしたしね。
って、わたしゃ、白黒映画と思ってたのに、思いっきり総天然色じゃないですか〜!
私の記憶って、いったいどうなってんだ?(;´-∀-`)ゞ
確かにね、途中、パロディ的な感じで白黒場面になるところはあるんですョ。
でも、画面がドピンクになったりするから、白黒の印象になるはずがないんだけどな〜(;´д`)
内容は、まぁまぁ・・・記憶の通りでした。
億万長者のルイーザ(シャーリー・マクレーン)という女性が分析医に半生を語る形でお話は始まります。
お金大好きの母によって町一番のお金持ちレナード(ディーン・マーティン)と付き合わされていたルイーザは高校の同級生エドガー(ディック・V・ダイク)と再会し、その飾らない無欲なところに惹かれ結婚します。
ルイーザは、貧しいけれど愛に満ちた生活に満足して暮らしていたんだけど、そこにレナードが現れ、エドガーをバカにしたもんだから、奮起したエドガーは突然仕事人間に変わってしまう。
小さな商店をまったりと経営していたエドガーは、業務を広げ朝から晩まで休みなく働くようになり、あっというま大会社に成長させ、億万長者になってしまう。
ルイーザはゴージャスな生活を送るようになったけど、寂しい毎日・・・
そして、エドガーは、ついにレナードのデパート乗っとりに成功するんだけど、過労で死んでしまい、ルイーザには莫大な遺産が残るのさ〜
ここからはラストの内容も書きますよ〜
かなりおもしろい映画でしたよ〜見てよかった!
長年のもやもやも、すっきりしたしね。
って、わたしゃ、白黒映画と思ってたのに、思いっきり総天然色じゃないですか〜!
私の記憶って、いったいどうなってんだ?(;´-∀-`)ゞ
確かにね、途中、パロディ的な感じで白黒場面になるところはあるんですョ。
でも、画面がドピンクになったりするから、白黒の印象になるはずがないんだけどな〜(;´д`)
内容は、まぁまぁ・・・記憶の通りでした。
億万長者のルイーザ(シャーリー・マクレーン)という女性が分析医に半生を語る形でお話は始まります。
お金大好きの母によって町一番のお金持ちレナード(ディーン・マーティン)と付き合わされていたルイーザは高校の同級生エドガー(ディック・V・ダイク)と再会し、その飾らない無欲なところに惹かれ結婚します。
ルイーザは、貧しいけれど愛に満ちた生活に満足して暮らしていたんだけど、そこにレナードが現れ、エドガーをバカにしたもんだから、奮起したエドガーは突然仕事人間に変わってしまう。
小さな商店をまったりと経営していたエドガーは、業務を広げ朝から晩まで休みなく働くようになり、あっというま大会社に成長させ、億万長者になってしまう。
ルイーザはゴージャスな生活を送るようになったけど、寂しい毎日・・・
そして、エドガーは、ついにレナードのデパート乗っとりに成功するんだけど、過労で死んでしまい、ルイーザには莫大な遺産が残るのさ〜
ここからはラストの内容も書きますよ〜
このディック・V・ダイクのクレイジーな働きっぷりがスゴイ。
オーバーワークで疲れきっている従業員はみんな居眠りしてるし・・・
レナードとルイーザののどかな暮らしぶりは無声映画っぽいパロディで描かれました。
さて、傷心のルイーザはパリへと渡り、売れない画家ラリー(ポール・ニューマン)と出会い、結婚する。
彼は様々な音に反応して筆が動くという、自分で作った「音のパレット」という機械を使って絵を描いている。
だから作業にかかる度に太鼓を叩いたり、道路工事洋のドリルをガーーーと言わせたり、非常にうるさい。
でも、ルイーザにとっては心休まる日々だった。
ところがある日、ルイーザが騒音の代わりにレコードを使って機械を動かすことを思いつき、やってみたら傑作が生まれ・・・あっと言う間にラリーの絵は注目され売れっ子画家になってしまう。
で、絵を書いて大金を稼ぐことに喜びを感じるようになったラリーはアトリエにこもりっきりになり、またしてもルイーザは寂しい日々を送ることに。
ラリーが成功しそうな雰囲気を感じて、しまった!って顔になるルイーザに笑ったわ〜
いつも突然、啓示のように思いついてしまうのよね〜
で、ラリーも成功するとあっと言う間に人格が変わってしまったのよね。
結局、ラリーは創作中に音のパレット達に押しつぶされて死んでしまい、ルイーザには、またしても多額の遺産が与えられた。
悲嘆にくれてパリを去ろうとしているルイーザが出会ったのは資産家のロッド(ロバート・ミッチャム)。
プレイボーイで冷たい男という噂とのギャップにドキッとして恋に落ちたルイーザは彼と結婚。
もともとお金持ちだから、今度は大丈夫だろうと安心して生活するルイーザ。
この二人の生活は60年代ハリウッド映画のパロディで描かれました。
原作・脚本・制作・監督は「LUSH BUDGETT(金に糸目なし)」(^Д^)
クラッシックなものからモダンなものまでとっかえひっ変え豪華な衣装で登場するシャーリー・マクレーンはとても魅力的。
わたしゃ、シャーリー・マクレーンの顔って、言っちゃなんだがおばさんぽくて好きじゃなかったんだけど、この映画の彼女はかわいい女そのもの。
そして芸達者なんですね。歌って踊ってコメディもシリアスもイケる、すごい女優さんだったのね。
ロッドはルイーザに夢中でしばらく仕事をおざなりにしていたんだけど、何故か資産は増えていた。
金持ちになりそうな予感に怯えたルイーザは仕事を引退して農場で暮らすことを提案。
彼も受け入れ、牛と鶏に囲まれた静かな生活が始まったんだけど・・・・
にゃんと、ロッドは牛に蹴られて亡くなってしまう。
ルイーザはまたしても遺産を受け継ぐはめになるのさ〜
もう結婚なんてしない・・・涙の枯れぬままふと立ち寄ったカフェで売れないショーマンのピンキー(ジーン・ケリー)と出会う。
近所のレストランで道化師をしている彼の芸に目を留める人はほとんどいない。
でも、好きな事をしながら楽しく生きているピンキーに惹かれたルイーザはまたしても結婚。
しばらくは貧しく快適な日々を過ごしていたんだけど、ある日、ルイーザが道化師の扮装を止めてショーに出てみたら?と言ったばかりに、運命が動き出してしまう。
いつもと違って甘い歌声で軽やかにステップを踏むピンキーに魅了された客達はうっとり・・・
その様子を見たルイーザは、(llllll゚Д゚)ぞおーーーー!!
案の定、あっと言う間にピンキーは有名になり、ハリウッド映画にも出る大スターになってしまったのさ〜
彼との生活はハリウッドミュージカルのパロディで描かれました。
いや〜ゴージャス!これぞ映画って感じだよね〜見ててわくわくしました。
さて、そんな彼の最期は・・・・にゃんと殺到するファンたちに踏み潰されてしまいましたとさ・・・
ここで分析医への話は終わるんだけど、そこで落ちぶれて清掃員として働くレナードと再会。
彼の真実の姿を知ったルイーザは彼と結婚。
田舎で農業を営みながら暮らすようになりました。
子供も4人産まれ、今度こそ末永く幸せになりそうですよ〜
と、思ったら、農作業中のレナードが石油を発掘。
地面から吹き上がる石油を見て、嘆き悲しむルイーザ・・・
私はここまでしか覚えてなかったんですが、にゃんとこの後にオチがあったのさ〜
吹き出た石油はレナードが地面に埋められていた配管を傷つけたためだった。
やっぱりお金持ちにはならない!今度は喜びの涙を流すルイーザなのでした・・・チャンチャン
いや〜おもしろかった!
こんなすばらしいエンターティメント映画だったとは知らんかったよ。
劇場で見たら、しょっちゅう拍手喝采が起こったでしょうね。
豪華スターの競演の古き良きハリウッド映画デス。
上質のひとときを楽しみたい大人のアナタ・・・どうぞご覧下さいまし。きっと満足されることでしょう。
わたしゃ、そんなにミュージカルって好きじゃないんだけど、何かこのバカみたいに明るいテンションにすっかりご陽気になっちまったわ。夫が溜め込んでるミュージカル映画のDVD見てみようかな〜
オーバーワークで疲れきっている従業員はみんな居眠りしてるし・・・
レナードとルイーザののどかな暮らしぶりは無声映画っぽいパロディで描かれました。
さて、傷心のルイーザはパリへと渡り、売れない画家ラリー(ポール・ニューマン)と出会い、結婚する。
彼は様々な音に反応して筆が動くという、自分で作った「音のパレット」という機械を使って絵を描いている。
だから作業にかかる度に太鼓を叩いたり、道路工事洋のドリルをガーーーと言わせたり、非常にうるさい。
でも、ルイーザにとっては心休まる日々だった。
ところがある日、ルイーザが騒音の代わりにレコードを使って機械を動かすことを思いつき、やってみたら傑作が生まれ・・・あっと言う間にラリーの絵は注目され売れっ子画家になってしまう。
で、絵を書いて大金を稼ぐことに喜びを感じるようになったラリーはアトリエにこもりっきりになり、またしてもルイーザは寂しい日々を送ることに。
ラリーが成功しそうな雰囲気を感じて、しまった!って顔になるルイーザに笑ったわ〜
いつも突然、啓示のように思いついてしまうのよね〜
で、ラリーも成功するとあっと言う間に人格が変わってしまったのよね。
結局、ラリーは創作中に音のパレット達に押しつぶされて死んでしまい、ルイーザには、またしても多額の遺産が与えられた。
悲嘆にくれてパリを去ろうとしているルイーザが出会ったのは資産家のロッド(ロバート・ミッチャム)。
プレイボーイで冷たい男という噂とのギャップにドキッとして恋に落ちたルイーザは彼と結婚。
もともとお金持ちだから、今度は大丈夫だろうと安心して生活するルイーザ。
この二人の生活は60年代ハリウッド映画のパロディで描かれました。
原作・脚本・制作・監督は「LUSH BUDGETT(金に糸目なし)」(^Д^)
クラッシックなものからモダンなものまでとっかえひっ変え豪華な衣装で登場するシャーリー・マクレーンはとても魅力的。
わたしゃ、シャーリー・マクレーンの顔って、言っちゃなんだがおばさんぽくて好きじゃなかったんだけど、この映画の彼女はかわいい女そのもの。
そして芸達者なんですね。歌って踊ってコメディもシリアスもイケる、すごい女優さんだったのね。
ロッドはルイーザに夢中でしばらく仕事をおざなりにしていたんだけど、何故か資産は増えていた。
金持ちになりそうな予感に怯えたルイーザは仕事を引退して農場で暮らすことを提案。
彼も受け入れ、牛と鶏に囲まれた静かな生活が始まったんだけど・・・・
にゃんと、ロッドは牛に蹴られて亡くなってしまう。
ルイーザはまたしても遺産を受け継ぐはめになるのさ〜
もう結婚なんてしない・・・涙の枯れぬままふと立ち寄ったカフェで売れないショーマンのピンキー(ジーン・ケリー)と出会う。
近所のレストランで道化師をしている彼の芸に目を留める人はほとんどいない。
でも、好きな事をしながら楽しく生きているピンキーに惹かれたルイーザはまたしても結婚。
しばらくは貧しく快適な日々を過ごしていたんだけど、ある日、ルイーザが道化師の扮装を止めてショーに出てみたら?と言ったばかりに、運命が動き出してしまう。
いつもと違って甘い歌声で軽やかにステップを踏むピンキーに魅了された客達はうっとり・・・
その様子を見たルイーザは、(llllll゚Д゚)ぞおーーーー!!
案の定、あっと言う間にピンキーは有名になり、ハリウッド映画にも出る大スターになってしまったのさ〜
彼との生活はハリウッドミュージカルのパロディで描かれました。
いや〜ゴージャス!これぞ映画って感じだよね〜見ててわくわくしました。
さて、そんな彼の最期は・・・・にゃんと殺到するファンたちに踏み潰されてしまいましたとさ・・・
ここで分析医への話は終わるんだけど、そこで落ちぶれて清掃員として働くレナードと再会。
彼の真実の姿を知ったルイーザは彼と結婚。
田舎で農業を営みながら暮らすようになりました。
子供も4人産まれ、今度こそ末永く幸せになりそうですよ〜
と、思ったら、農作業中のレナードが石油を発掘。
地面から吹き上がる石油を見て、嘆き悲しむルイーザ・・・
私はここまでしか覚えてなかったんですが、にゃんとこの後にオチがあったのさ〜
吹き出た石油はレナードが地面に埋められていた配管を傷つけたためだった。
やっぱりお金持ちにはならない!今度は喜びの涙を流すルイーザなのでした・・・チャンチャン
いや〜おもしろかった!
こんなすばらしいエンターティメント映画だったとは知らんかったよ。
劇場で見たら、しょっちゅう拍手喝采が起こったでしょうね。
豪華スターの競演の古き良きハリウッド映画デス。
上質のひとときを楽しみたい大人のアナタ・・・どうぞご覧下さいまし。きっと満足されることでしょう。
わたしゃ、そんなにミュージカルって好きじゃないんだけど、何かこのバカみたいに明るいテンションにすっかりご陽気になっちまったわ。夫が溜め込んでるミュージカル映画のDVD見てみようかな〜
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この記事へのコメント
1. Posted by Largo 2011年05月18日 14:21
こんにちわ!
わーい、合ってて良かったです〜(^^)v
テレビにて一回しか見たことがなかったので、うっすらしか覚えていませんでしたので・・・
共演の男優さんが綺羅星のごとく、だったのと、前説で淀川さんが「面白いですよ〜」と仰っていたことは覚えています。P・ニューマンとR・ミッチャム、あ、J・ケリーの最期も覚えていたかも。子供ながらに、あほらし〜って。
きこりさんの感想を読むだけで、1960年代半ばまでは確かにあった、ハリウッドの良き時代の息吹が伝わってきました。
>豪華スターの競演の古き良きハリウッド映画デス。
こんな映画は今はもう作れないかも、ですね〜。しみじみ。
今、改めて思うのは、こんな企画が通った、とういうことは、日本ではアイドル的にはブレイクしなかったS・マクレーンが、当時すでに米国では人気、実力兼ね備えたエンターテイナーだった、ということなのでしょうね。
1934年生まれだから、この作品の制作時は20代の終わりだったのかぁ@wiki
レディスディと同じお値段で買えるのですね。S・マクレーンも好きだし、ミュージカルも好きだし。買っちゃおうかな(^^;;
わーい、合ってて良かったです〜(^^)v
テレビにて一回しか見たことがなかったので、うっすらしか覚えていませんでしたので・・・
共演の男優さんが綺羅星のごとく、だったのと、前説で淀川さんが「面白いですよ〜」と仰っていたことは覚えています。P・ニューマンとR・ミッチャム、あ、J・ケリーの最期も覚えていたかも。子供ながらに、あほらし〜って。
きこりさんの感想を読むだけで、1960年代半ばまでは確かにあった、ハリウッドの良き時代の息吹が伝わってきました。
>豪華スターの競演の古き良きハリウッド映画デス。
こんな映画は今はもう作れないかも、ですね〜。しみじみ。
今、改めて思うのは、こんな企画が通った、とういうことは、日本ではアイドル的にはブレイクしなかったS・マクレーンが、当時すでに米国では人気、実力兼ね備えたエンターテイナーだった、ということなのでしょうね。
1934年生まれだから、この作品の制作時は20代の終わりだったのかぁ@wiki
レディスディと同じお値段で買えるのですね。S・マクレーンも好きだし、ミュージカルも好きだし。買っちゃおうかな(^^;;
2. Posted by きこり→Largoさん 2011年05月18日 21:34
>テレビにて一回しか見たことがなかったので、うっすらしか覚えていませんでしたので・・・
すごいですね。私の記憶力と大違いですよ〜(笑
今回、見て見て、どうしてこの場面を覚えてないんだろ〜?ってのが結構あって、も〜自分でも笑っちゃいましたよ〜
それにしても、豪華なキャスティングですよね。
大物ばかりですもんね。
そして、そのひとりひとりの場面がちゃんとその俳優さんを生かすよう作られてるんですよね。
すごい時代だったんだな〜って思いますよ。
映画界の勢いってのも感じました。
>当時すでに米国では人気、実力兼ね備えたエンターテイナーだった、ということなのでしょうね。
私、シャーリー・マクレーンの映画、初めて真剣に見たと思います(笑
もちろん、スタイル抜群だし、すばらしいエンターティナーなんですね。
でも、日本人にウケないってのは、なんかわかる・・(笑
>レディスディと同じお値段で買えるのですね
そうなんです。それで、つい、ポチッと・・
Largoさんのお陰でいい映画に出会えました。ありがとうございました(*´ー`*)ゞ
すごいですね。私の記憶力と大違いですよ〜(笑
今回、見て見て、どうしてこの場面を覚えてないんだろ〜?ってのが結構あって、も〜自分でも笑っちゃいましたよ〜
それにしても、豪華なキャスティングですよね。
大物ばかりですもんね。
そして、そのひとりひとりの場面がちゃんとその俳優さんを生かすよう作られてるんですよね。
すごい時代だったんだな〜って思いますよ。
映画界の勢いってのも感じました。
>当時すでに米国では人気、実力兼ね備えたエンターテイナーだった、ということなのでしょうね。
私、シャーリー・マクレーンの映画、初めて真剣に見たと思います(笑
もちろん、スタイル抜群だし、すばらしいエンターティナーなんですね。
でも、日本人にウケないってのは、なんかわかる・・(笑
>レディスディと同じお値段で買えるのですね
そうなんです。それで、つい、ポチッと・・
Largoさんのお陰でいい映画に出会えました。ありがとうございました(*´ー`*)ゞ