「サラメシ」 #1「JIN−仁− 完結編」 第5話 消えた体の謎

2011年05月15日

「チャレンジド」 〜卒業〜 前編 熱血教師の挑戦!

 さぁ、あの熱血教師塙啓一郎と相棒のポン太、常にナイスアシストの妻幸江、そして子供たちが帰ってきましたよ〜
最終回から1年が流れたようで、生徒達は三年生になりました。
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 都丸中学では体育祭を控え3年3組ではみんな盛り上がっております。
中でも体育祭の後、転校が決まっているみず帆(村崎真彩)は密かに特別な思いで臨んでます。
目玉は3年生のクラス対抗リレーなんだけど、太っていて足の遅い近藤(小杉茂一郎)がいるため、1位は無理と諦めるみんなに朝練を呼びかけるのでした。

 ところが、朝練に来たのはみず帆も入れて5人だけ。
翌日、教師になると決めた江藤(秋元龍太朗)も加わったけどさ。
で、6人で他の生徒達にも朝練する気を起こさせようと策を練りましたぞ。

 考えたのはほとんど鵜飼(竹内寿)なんだけどね。
100メートルの個人タイムの合計の1位は1組で、一番遅いのは3組なんだけど、その差は10秒。一人が0.4秒縮めればイケる!と伝えたのさ〜
練習次第で1組に勝てるかもしれないという希望が見えたみんなは、その気になってくれましたぞ。

 練習に励む3組のみんなを嬉しそうに見守る啓一郎と新谷先生(村川絵梨)。
ところがみんなが帰った後も練習していたみず帆が転んで捻挫・・・
みず帆は、自分が走っては1位を狙っているみんなの迷惑になってしまうと考え、リレーに参加しないほうがいいのでは・・と悩んでいた。
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 てなことが、生徒達との進路を決める面談を挟みながら進むのですが、啓一郎の進路にも変化が・・・
 
 産休で休んでいた神崎先生が復帰することになり、啓一郎(佐々木蔵之介)が都丸中学にいられるのは3月までと決定しました。
それ以降のことは、体育祭の時に教育委員会の職員が啓一郎の教師としての資質をチェックしに来てから決まるそうな。

 さて、体育祭に参加するのは生徒たちだけじゃありませんョ〜
教師による障害物競走があると発表され、それぞれ対抗意識丸出しでハッスルしております。
が、盲目の啓一郎に障害物競走は無理と判断され、代わりに新谷が走ることに。
啓一郎は確認のために、体育館で平均台を歩いてみるんだけど乗るのもやっと・・・
競争のために歩くのはかなり難しいようでした。

 そんな時、下校するみず帆の歩き方に違和感を感じた啓一郎は二人で話す機会をもちました。
ドクターストップもかかり、思いっきり走れない自分はリレー参加を諦めると話すみず帆に「本当にそれでいいのか?」と問いかけるのでした。

 で、翌日みず帆がみんなにその事を伝えたら、ほとんどの子は受け入れたんだけど・・・
「本当にそれでいいのか?勝つことだけが全てか?」啓一郎
「そうだよ。負けるのわかってて走るなんてかっこ悪いよ」
「先生、口出しすんなって。先生だって障害物競走、棄権すんだろ?」
「そうだよ、走んない奴が口だすなよ」
「俺たちゃ、勝ちたいんだよ」

 あらあら・・・(´∀`;) 何か急に・・・
でも、この言葉で啓一郎の心にスイッチが入ってしまいました。
「そうだよな・・やる前から無理だって決めてたら、答なんか見つかる訳ないよな・・・そうだよ・・おぉ、ありがとう!!」
 障害物競走に出ることに決めて、一人練習をする啓一郎。
その姿を新谷がそっと見ておりますぞ〜
家に帰ってもトレーニングは続き、あちこち打ち身だらけですワ

 体育祭当日。
障害物競走に出場し、新谷の指示と生徒たちの応援で最後までやり遂げた啓一郎の姿に感動した生徒達はみず帆抜きで走ることに疑問を感じ、話し合った結果、1位になれなくても全員で参加することに決めました。
 で、リレーが始まり3組は好調に順位を上げていくのですが、足の痛みでみず帆が走れなくなったため最下位に。
それでも最後まで全力で走りきった3組の子は達成感とより深まった絆を感じたようです。

 もうね・・・展開の予想もつくし、ベッタベタなんだけどね・・・
啓一郎の頑張る姿と応援する生徒たちを見ていると泣けてきちゃったョ・・・(ノω;`) 年のせいかねぇ・・・
幸江が息子へ伝えた「負けても勝つんだよ、パパのクラス」という言葉にも、ぐっときました。

 それと、クラスのみんなに転校のことを告げたみず帆に言った啓一郎の言葉も沁みました。
「遠く離れても友情はなくならない。体は簡単に帰ってこれないかもしれないけど、心はいつだって戻って来られるんだ。いつだってみんなと会えるんだからな」
「みんなに会えて幸せやった。先生たちの生徒で幸せやった」笑顔でみず帆は去って行きました。

 季節は代わり、ついに受験が近づいてきました。
で、三者面談が行われる中、教育熱心なある母親から受験指導の不安を強く訴えられてしまう。
さらに、生徒の持ってきた参考書の問題を解く手伝いもできない状況に啓一郎は自信を失ってしまいました。

 落ち込む啓一郎のために幸江はすぐに動きましたよ〜
盲目になった啓一郎に希望を与えてくれた「盲目のジョー」こと筧(夏八木勲)との飲み会をセッティングしてくれました。
「俺たちには誰にも負けない武器があるだろう?心の目だよ」というアドバイスを受けた啓一郎は、心機一転、生徒たちのために、今、自分ができることは何か・・考えました。

 翌日、啓一郎は生徒たちに自作の「心の参考書」を手渡しました。
そこには、ひとりひとりの性格と進路を考えたアドバイスが書かれていました。
勉強を見ることができなければ、生徒たちの精神的な支えになり応援しよう・・・啓一郎の決意でした。

 教師としてのを感じる啓一郎でしたが、教育委員会から3月以降の受け入れ先はナシという通達が届いたのです。

 現実問題としてかなり難しいのかなぁ・・・
花村校長(西郷輝彦)のように盲目は個性と受けとめ啓一郎の人間性まで見てくれる人はなかなかいないだろし・・
三者面談の時も子供の夢を応援する啓一郎に呆れた顔をしている親もいたしなぁ・・・

 確かに啓一郎の言葉は「きれいごと」や「理想」なのかもしれない。
でも、心からその「きれいごと」を信じ、行動する大人の姿は生徒たちに希望と飛び立つ勇気を与えると思う。
根っからの教師である啓一郎がまた教壇に立てる日が来て欲しいなぁ・・子供たちのためにも。

 2009年の「チャレンジド」の記事

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今期は「ハガネ」と「鈴木先生」とユニークな先生に出会えたけど、熱血度ではナンバーワンの啓一郎・・・
最初はやっぱりその温度の高さに引いてしまうんだけど、最後には応援してるのよね〜


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1. チャレンジド 〜卒業〜 前編  [ 昼寝の時間 ]   2011年05月15日 20:08
公式サイト 2009年秋に放映されたドラマのその後を描いたシリーズ最終編です。3

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