「ハガネの女」 シーズン2 第1回 希望の教室を作る!! 闘う女教師が復活!! ノンフィクションW 「横尾忠則なう。”つぶやき”から見る芸術家の思考回路」

2011年04月23日

「生まれる。」 第一回 母が51歳で妊娠した、命と命の絆を描くヒューマンドラマ

 ( ̄-  ̄ ) うーーーむ・・・もし、自分の母親が51歳で妊娠したらどう思うじゃろ・・
51歳でも、まだ妊娠できるんだ〜?
いや、まだ、そういうことしてたんだ〜とか?
まぁ、かなり複雑な心境になるのは確かだよね。
 でも、田中美佐子さんが51歳にしては(田中さんは実際に今年11月で51歳)若々しくてつやつやしているから、リアルだわ・・

 脱サラしてパン屋「PANNTEN」を経営している林田新平(三宅裕司)(55歳)と妻の愛子(田中美佐子)はとっても仲がいい。
一日の終わりには愛子が疲れきった新平の肩を揉み、結婚指輪をコンコン!とぶつけ合うのが二人の日課だった。
近所に新しいパン屋ができて、客離れが心配だけど、二人で力を合わせれば乗り越えられる!そう確認しあった矢先、夫は脳梗塞で急死してしまう。
 悲しみを乗り越え、愛子が夫の残した店をやっていこうと決意した時、にゃんと妊娠に気づいたのです。

 一応妊娠検査薬でチェックして、産婦人科に向かったんだけど、年齢のこともあり、問診票の来院理由を「妊娠」ではなく「更年期障害」のところにマルをつけてました。
で、検査の結果、妊娠が確認できたんだけど、医師は「妊娠をご継続なさいますか?それともお止めになりますか?」って、さらっと尋ねてたぞ。
 この反応を見て、愛子は初めて、50歳で妊娠ってこういうことなんだな〜と気づいたようです。

 林田家の長女 愛美(堀北真希)は出版社に勤めているんだけど、タイムリーなことに社長(金田明夫)から「高齢出産」に関する本の編纂を任されることになり、上司である国木(戸田恵子)に調べた内容を報告する形で視聴者に日本の高齢出産の現実が伝えられます。

 そもそも「高齢出産」という言葉はないんだって。
日本産婦人科学会では35歳以上で初めてお産をする人を「高年初産婦」と定義しているけど、「高齢出産」の定義はないそうな。 

 で、国木と愛美で35歳以上の出産のことを「高年齢出産」と呼ぶことに決めました。
真希ちゃんの講義は大変わかりやすかったわ〜
 そもそも年をとると妊娠しずらくなる理由は、体の機能の低下や体力の問題もあるけど、一番の原因は「卵子の老化」なんだって。

 精子は日々新しく造られるけど、女性は産まれた時に一生分の卵子をお腹の中に持って産まれてくる。
だから年齢を経るに従って、脳やお肌と同じように卵子も老化していくのね。

 (´・∀・`) へぇ〜そうなんだ〜
わたしゃ保健の時間ぼんやりしてるか寝てるかだったんで知らんかったよ。
だから、上原謙は70過ぎても父親になれたのか〜
日本では40歳から44歳までの出産は年間約3万人、45歳から49歳だと一気に減って684人。
そして50歳以上になると20人。

 ドラマでも国木さんが驚いてたけど、40代前半の出産って意外と多いんだね。
ガクンと数の単位は変わるけど、40代後半や50代ってもっと少ないかと思ってたよ。
でもさ・・・大正時代とか昭和初期とか、子どもが7,8人いるのが普通って時代は40代出産は珍しくなかったんじゃないのかな。

 40代以上の妊娠だと流産と死産の確率が20代妊婦に比べると高くなり、無事出産後も障害を持った子どもが産まれる確率が高くなるというデータがあるらしい。
「もし、私が産むと決めたとすると、無事に出産できる可能性はどれぐらいでしょうか?」愛子
「かなり厳しいと思います」医師

 お産は病気じゃないってよく言うけど、妊娠中だって出産の時だって、妊婦は常に生命の危機を感じてると思うわ〜
出産で命を落とす方もいるし、ちょっとしたタイミングで妊娠は継続できなくなる。
無事に産まれるってすごいことなんだと思う。

 悩んだ末、愛子は中絶を決意して手術台に上るんだけど、その時点でももちろん迷っている。
手にした夫の指輪が落ちて転がったのを追いかけているうちに心が決まる。
やはり命を消すことなんてできない。愛子は病院から逃げるように飛び出すのでした。

 産むことにした愛子には様々な障害が現れるんだろうなぁ・・・
体力的な問題、妊娠継続の難しさ、世間の目、子供たちの思い・・・
それらを解決しながら、愛子は無事出産までこぎつけることができるのか・・・
何か不妊治療をしている西村知美とかも絡んできそう・・・
ドラッグストアで妙な出会いをした男性(大杉漣)は、どうやら産婦人科医だったようで、愛子をしっかりサポートしてくれる存在になるのかな・・

 さらに子供たちも様々な問題を抱えている。
高校生の次女美子(竹富聖花)は、いじめをうけてるみたいだし、
大学生で遊び人の次男浩二(中島健人)は、何やら腕に内出血が・・
合コンの時に話していた小児白血病って本当の話だったのかな?それが再発?
長男でデザイン会社に勤める太一(大倉忠義)は、職場の悪いお姉さんに誘惑されそうだし、
突然現れた父親と名乗るカタギじゃなさそうな男に付きまとわれている。
それぞれ忙しくてパン屋のことも妊婦となる母のことも支えてあげるのは難しそう。

 でも、両親の本当の愛情に包まれて育てられた兄弟なんだから、道に迷っても家族の元に戻ってきてくれるとは思うんだけど・・・

 NHKの『マドンナ・ヴェルデ』も同じように高齢出産を扱っているんだけど、テーマも違うし、もっと屈折してる感じ。
病気で子宮を摘出した産科医の娘の代わりに55歳の母親が体外授精により代理出産するって話なんだけど、1回目を見た限りじゃ、娘の理恵からは母親になりたいという思いよりも医師としてタブーに挑戦したい野心の方が伝わってきたような・・・
 日本では認められていない代理出産という行為を55歳という高齢の母に頼むにしては、娘としても人間としても、情が感じられなくて、母親のこと実験材料と思ってんじゃないのぉ?って思いたくなるキャラで不満を感じたわ〜
何か本能的に不快感をもよおさせるような・・・コレはこれで展開が気になったりするけどさ。

 で、そんな「マドンナ・ヴェルデ」を見た後だからか、温かみあふれる田中美佐子さんが命を授かって戸惑う姿にほっとしながら見ていました。
記事を書くかどうかはわからないけど、見守りたい気持ちになるドラマです。
もぐら

「ヤング・ブラックジャック」に岡田将生君か〜〜〜σ(´-ε-`)ウーン…
で、仲里依紗ちゃんは、ピノコじゃないよね?

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4/22からTBSで始まったドラマ『生まれる。 (公式)』の第1話 『母が51歳で妊娠した、命と命の絆を描くヒューマンドラマ』の感想。 本当は全く観るつもりが無かった… 本当は全く観るつもりが無かったため事前情報は予告編のみ。そこでタイトルからメインは51歳
10. 生まれる  [ のほほん便り ]   2011年04月25日 09:23
今期のドラマは奇遇にも、50代で「生む」が、ふたつ重なりましたね。「マドンナ・ヴェルデ」の方は「娘の子を(人工的に)産む」って意味で、かなりテーマが衝撃的だし、現代的ですが。 鈴木おさむの脚本ってことで期待したのですが… こちらは、きわめて自然な親子関係

この記事へのコメント

1. Posted by くう   2011年04月23日 18:41
ダンナが亡くなった後だからね。。。よけい堕ろしたくなんかないよね。
生まれ変わりみたいな気がしちゃうじゃん〜(ノ_-。)
でも、実際問題大変なんだね。
世の中の女性はどんどん年齢よりも見た目が若くなっていくけど
身体の中の老化は止められないってことなのね。。。

田中美佐子さんの今後は見守りたいけど、子供たちに絡む問題が多すぎてうるさそう(-_-;)
そっちが解決していかないと、本題の50代の妊娠って話が霞んでしまいそう。

「マドンナ・ヴェルデ」今、再放送で見た。
先々月くらいに見た「ジーン・ワルツ」の外伝的なストーリーだから
話の筋はもう解っちゃってるんだけど。。。
松坂さんの飛びぬけて優しい母親っぷりは良かった。
でも、国仲涼子ちゃんの医師が今ひとつ。。。と思ってしまうのは私だけ〜?^^;
2. Posted by えいこ   2011年04月24日 09:01
<「卵子の老化」なんだって。

そうなんですよ〜。
不妊治療をしている者にとっては「そうなのよね〜」って感じです。
私が通院してる先生のお話では、女性が35歳になってしまうと
体外受精をしても、35歳前と比べて成功率がガクンと下がるんですって。
だから、卵子の新鮮度って35歳がボーダーなのかな?って思います。
だから50代で妊娠して出産ってΣ( ̄□ ̄;)!!とか思うんですが
まぁ・・・年間20人いるんならアリなんじゃないの?と思います。

<何か不妊治療をしている西村知美とかも絡んできそう・・・

いや〜間違いなく絡んできそうですよ
3. Posted by えいこ   2011年04月24日 09:11
なんか途中で送信しちゃった!!Σ( ̄□ ̄;)
ごめんなさい〜!

西村知美は確実に絡んできますよね!
正直、不妊治療をしている者からすると
すでに4人も子供がいて、しかも自然懐妊で何の問題もなく出産し
50代になってもさらに子供ができるなんて、
本当に憎たらしいとしか言えませんからね〜(本音)。
実際、ドラマの中でも出て来ていたとおり
車が買えるくらいまで不妊治療につぎ込むなんて
珍しいことじゃないし、それでも妊娠しないのもザラ。
お金だけじゃなく、精神的にも肉体的にもすごい負担があって
色んな痛みを我慢して・・・
それでも子供ができない人にとっては「子育て大変だわ〜」の一言も
殺意を抱かせるもんですからねー。
これからどんどん毒吐いていって欲しいです(笑)。

<娘としても人間としても、情が感じられなくて、母親のこと実験材料と思ってんじゃないのぉ?って思いたくなるキャラで不満を感じたわ〜

てかアメリカ行って代理出産すりゃ〜いいじゃん!て思いますよねー。
仕事があるから!ってことなんだと思いますが、
なんの代償も支払わずに赤ちゃんを手に入れようなんて
甘いんだヨーーー!!!と叫びそうです(笑)。
逆にお母さんが俳句の会に行ったり、その時する会話がめちゃリアルで笑っちゃいます!
切り絵の会に行ってた時、こんな感じだったよなーみたいな(笑)!
4. Posted by きこり→くうさん   2011年04月24日 19:21
>生まれ変わりみたいな気がしちゃうじゃん〜(ノ_-。)
そうだよね。あんなに愛した旦那さんが残してくれた子供だもの、きっと旦那さんが生きていたら産んで欲しいって言うだろうしさ。
>身体の中の老化は止められないってことなのね。。。
そうなんだね・・
でもそのうち、科学が進歩したらそれも止められるようになったりして・・
>子供たちに絡む問題が多すぎてうるさそう(-_-;)
ね〜!
子供の数だけ問題も多くなるんだから、せめて子供の数
もうちょっと少なくするとかさ〜
肝心の高齢出産がしっかり描けないよね。
>でも、国仲涼子ちゃんの医師が今ひとつ。。。と思ってしまうのは私だけ〜?^^;
いや、私も思ったよ。なんか冷酷ですごくつまんないキャラに思えたよ。
松坂さんの母親は娘のために何でもしてあげたいという覚悟が見えたし、老いへの不安やもう一度子育ての充実感を感じたいという複雑な思いが感じられてよかったけど。
5. Posted by きこり→えいこさん   2011年04月24日 19:39
>体外受精をしても、35歳前と比べて成功率がガクンと下がるんですって
そうなんだ・・残酷なほどはっきりと数字に出るんだね。
でも、愛子みたいに50過ぎても妊娠する人もいるし・・・
てか、まだ上がってなかったんかい?って思ったぞ。
>まぁ・・・年間20人いるんならアリなんじゃないの?と思います
だよね〜意外と多いよね。よく外国だと70で出産とかたまにニュースであるじゃない?ホント生命の神秘だよね〜
って、70歳の人って自然妊娠なんだろうか・・?
いろんな疑問が湧き上がるよね。
>いや〜間違いなく絡んできそうですよ
私にちょうだいとかいいそうだよね。
で、子どもが20歳に鳴る頃にはあなた70過ぎでしょ!とか
マイナス要素あげて脅してきそう・・・
>50代になってもさらに子供ができるなんて、
本当に憎たらしいとしか言えませんからね〜(本音)。
そうなると思うわ〜
子どもが欲しくて欲しくて、毎月望みを託しては失望を繰り返してるそばで、できちゃったわ〜!ってなると、そりゃ憎まれるでしょうよ。
>てかアメリカ行って代理出産すりゃ〜いいじゃん!て思いますよねー
私も思った!旦那さんアメリカにいるんだから、そっちの発想の方が自然じゃないのかな〜って。
やっぱ理恵はなんかあるんだよ。
>逆にお母さんが俳句の会に行ったり、その時する会話がめちゃリアルで笑っちゃいます!
あ〜(笑)私もエッセイ教室に行ってた時の会話思い出しちゃった。
お互いに褒め合いというか〜容認しあいというか〜
仲良し〜って雰囲気・・
でも、先生から褒められる人がいると空気変ったり・・・
不思議な空間だったな〜
6. Posted by えいこ   2011年04月25日 09:56
<私もエッセイ教室に行ってた時の会話思い出しちゃった。

エッセイ教室!!?Σ( ̄□ ̄;)
そんなのあるんですか!!??
きこりさん、情報プリーズ!!

<お互いに褒め合いというか〜容認しあいというか〜
仲良し〜って雰囲気・・

そうそう、褒めあいと言うか慣れ合いと言うか
果てしなき良いとこ探しごっこみたいな・・・
誰か一人頭ひとつ出るのは絶対気が引ける空気作りってゆーか(笑)。
切り絵に行ってた時、ほかの教室のお話を伺ったら
互いに欠点を指摘し合って、でも誰も参考にしないよ〜って言ってて
そっちのほうが健全なのかな・・・って思ったりしましたよー。
7. Posted by きこり→えいこさん   2011年04月25日 14:55
>エッセイ教室!!?Σ( ̄□ ̄;)
そんなのあるんですか!!??
そうなんですよう・・・
私の住んでるとこには二つの新聞社があって、そこ主催で
エッセイ教室がなぜか盛んなのよ〜。十勝管内のあちこちに教室があるのよ。
わたしも、文章の書き方の基本が知りたくて通ったんだけど2年ぐらいでやめちゃった(4年で完了)(;´-∀-`)ゞ ハハ・・
月1回の講習で書いたものをどっかの大学の先生とか地元の作家さんが指導してくれるんだわ〜。全く誰のものも褒めない先生とかいておもしろかったよ。指導の仕方もそれぞれで。
で、毎年文集作るんだけど、その時は同じクラスの編集係みたいな方たちが、仕切ってにここを直せとかここの文章が変とかって指導的なアレが入るのさ。
納得のいく相手から言われるならいいんだけど、悪いけどあなたの文章にまったく魅力感じ無いんだけど(←何様?)という人の言う事きくの嫌で(その場では、はいはいと言って)やめちゃった(←とんでもないヤツでしょ・・(´∀`;))
>そっちのほうが健全なのかな・・・って思ったりしましたよー。
そうかもね。同じ趣味の友達を作りに来てる人はやっぱりきついツッコミできないだろうしさ。
私はそういうキャラの人の方が好き。あくまで自分が認めてる人ってのがつくけど((-ω-;)すいませんね・・)

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