「グロリア(1981年版)」 ジョン・カサヴェテス 監督「名前をなくした女神」 第1話 女の戦い開幕!ようこそ、ママ友地獄へ・・・

2011年04月10日

2011年 DVD鑑賞日記 その9

4月6日(水) 『時代屋の女房』 (1983年 監督・森崎東)

この映画は、レンタルもしたし、TVでも見たし、今まで何度も見ているんですが、
この前、BS日テレで放送してたんで、また見てしまいました。

映画というよりも、今見ると2時間ドラマっぽい雰囲気で
名作ではないし、佳作・・でもない。
でも、好きな映画です。猫も、出てるしね。
昭和な映画だなぁ・・・と思ふ・・

突然、アブサンという猫と共にふらりと現れ、安さん(渡瀬恒彦)が商う古道具屋『時代屋』にいついてしまった女(夏目雅子)・・・

童女のような雰囲気とすべてを包み込む母のような優しさと強さ、
ふと見せる影、はかなげでありながら凛とした存在感・・
そんな複雑な魅力を持つ真弓という女性は、夏目雅子さんそのもののようでした。

エンディングの、真っ白な日傘をさして、鉄瓶をバッグのように腕にかけて笑顔で帰ってくる姿、そして、そんな彼女を見つめる安さんの目・・
何度見ても新鮮な心の震えを感じます。

27歳という短い生涯を閉じるまでに、夏目雅子さんは13本の映画に出演されていますが、私はこの映画と『魚影の群れ』が一番好きかな・・
さりげなく描かれる『時代屋』の周辺の人々の姿も、人生を感じさせてくれます。
時代屋の女房 [DVD]

4月7日(木) 「スペル」 (2009年 米 監督・サム・ライミ)

。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。うえーーーーん!!怖かったよお・・・
でも、ところどころエグすぎて笑えるところもあって・・
最後は切なくて・・と思ったら、それで終わらずに・・・
これがサム・ライミなんかい?おもしろいと言っていいのかにゃ?

「スペル」とは「呪い」のことらしい。
銀行の融資係の女性がローンの返済を待ってけれ・・・と頼んだ婆さんの願いを断ったために、呪いをかけられるというお話。

こえ〜〜!
てか、食欲なくなったぞ・・
これから晩ご飯の支度なのに、どうしてくれる・・
ふとDVDのケースを見ると、ジャンルは『オカルト・サイコ』。
こういうの見たの何十年ぶりか・・でも、飽きずに99分を見ましたわ。
こわーー!(* ̄m ̄)プッ ヒーー! ( ̄w ̄)ぷっ・・の繰り返しで
この塩梅が癖になるかもしれんねぇ・・
好みはあると思うが。

原題は『DRAG ME TO HELL』。
「私を地獄に連れてって」( ̄ー ̄?)?
それじゃアレだから、「誘われて、地獄」・・
σ( ̄、 ̄=)んーーー、「地獄で会いましょう」?
「地獄と私」?
邦題考えるのって難しいな・・

しかし、どこで呪いを受けるかわかったもんじゃないワ・・
私なんて、ちょっと引っかかると、すぐに(#`皿´)クァーーー!!死ね!ってなるタイプだから、今まで呪われなかったのが不思議なぐらいだよ。

グロくて何度も叫んだけど、この笑いのセンスはわりかし好きかも。
地下駐車場での、あの婆さんとの車の中でのタイマンとか、
クリスティンがレストランで、呪いのボタンを渡す相手を物色していて酸素吸入器を付けた老人に近寄っていくとことか、
ラストの墓場での婆さんとの戦いとか、コワイというよりもすげぇな・・とか思いながら見てたぞ。

こういうジャンルって見始めると弾みつくよね。
次は『死霊のはらわた』か?(「ダークマン」じゃないんかい・・・)
スペル Blu-ray


4月8日(金) 「グロリア」 (1981年 米 監督・ジョン・カサヴェテス)

この映画は公開当時、劇場で見ました。
あれから30年?(゚益゚*) ギャーーーー!!びっくり・・・
DVD発売されたのはわかっていたんだけど、
昔、感動した映画を見直すのは勇気がいるわ・・・
好きだった人に再会する時のよう・・・
昔のようにときめくことができるのかしら・・・
ゲッ、何だよ・・・こんなのが好きだったの?とかさ・・・
この年になって、そんな思いは味わいたくないのです。

で、詳しい感想はこちら
グロリア [DVD]

4月9日(土) 「CSI:科学捜査班」 (米ドラマ 2000年〜2002年)

「CSI」10周年とシーズン10スタートを記念してWOWOWでそれぞれのシーズンの中から厳選した1話づつを9話放送しました。

「CSI」と言えば、レンタルしたDVDで何回も予告を見たぞ。
「全米視聴率No.1ドラマ」だって言うし(コレって「全米が泣いた!」と同じ意味じゃないよね?)見てみるか・・ってことで、
シーズン1の第1話「非情の街ラスベガス」とシーズン2の第13話
「第4の殺人 衝撃の結末」を視聴。

なるほど、よくできてる。
おもしろいけど、それほど惹かれなかったにゃ〜
主任のギルおじさんはちょっと気になるけど、他のキャラがそれほど興味を持てない。
「科学捜査班」ってだけあって、科学的捜査で真相を究明していく過程は、おぉ〜!って思うけど、私はもっと人間の精神面に突っ込んだドラマの方が好きかな。
CSI:科学捜査班 シーズン1 コンプリートDVD BOX-1

4月10日(日) 「ホテル・ニューハンプシャー」 (1984年 米 トニー・リチャードソン)

これは原作も映画化されたものも好きですねぇ・・
ジョン・アーヴィングの原作ものでは「ガープの世界」もかなり好きです。
映画館でも見ましたが、今回はCATVのチャンネル「ザ・シネマ」で見ました。
コレ、最初の5分でノりきれなかったら、アレかも・・(´∀`;)

内容はちょっと説明しずらいんですよね・・・
1939年、ウィン(ボー・ブリッジス)とメアリー(リサ・ベインズ)がバイト先のホテルで出会った時から始まる家族の物語。

高校でフットボールのコーチをしている祖父アイオワ・ボブと5人の子供たち。
同性愛者の長男フランク(ポール・マクレーン)、
美しく聡明な長女フラニー(ジョディ・フォスター)、
姉フラニーを愛している次男ジョン(ロブ・ロウ)
(今見ると、ロブ・ロウって、なんてペラペラなんだ!って思うけど、そういう役だからナイスキャスティングなのかな・・)、
身長が伸びない小説家志望の次女リリー(ジェニファー・ダンダス)、
耳の不自由な三男エッグ(セス・グリーン)、
おならばかりしている犬のソロー。

父ウィンの夢は熊のいるホテル経営。
そのため友人のフロイトから芸をする熊「メイン州」を譲り受けたんだけど、
狩りに来た子供に撃ち殺されたため、熊抜きで地元の廃校になった建物を改築して「ホテル・ニューハンプシャー」を完成させる。んが・・・

全編に散りばめられた暴力、死、セックス。
成功と挫折を繰り返し、一家が『開いた窓を見過ごし』ながら生き続ける姿が軽やかに、乾いた笑いを挟みながら描かれる。

ラストのウィンとジョンの会話が沁み入ります。
「夜明けは、盲人にも素晴らしい」
「りりーなら言うね、『人生はおとぎ話よ』」

10点満点で8.2点。
ホテル・ニューハンプシャー [DVD]
 2011年 DVD鑑賞日記 その1
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 2011年 DVD鑑賞日記 その21
 2011年 DVD鑑賞日記 その22
 2011年 DVD鑑賞日記 その23 加筆あり (-"-;A

うぐいす
4月は新しい海外ドラマも始まるし、導入編みたいな番組も多いからいろいろ楽しめるわ〜
ピンとくる海外ドラマに出会えるかにゃ〜と思って、あちこち覗いてマス。

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matakita821 at 16:51│Comments(6)TrackBack(0)映画 | 海外ドラマ他

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この記事へのコメント

1. Posted by 凛太郎   2011年04月11日 09:19
大学生の頃だったか、見た覚えのある映画です。
「時代屋の女房」は映画より村松ともみ(字が分かりません)の方に思い入れがあります。
確かこの小説で、村松さんは直木賞とったんじゃなかったでしたっけ?
大学生の頃、僕は猪木が社長を務めていた新日本プロレスのファンで、村松さんは猪木の自伝的小説の「ファイター」やプロレスに関する本を沢山書いていたんです。
当時は建築の専門書の他は、ほとんど小説などは読んでいなかったのですが、村松さんの本は何冊か読んだので、とても懐かしく感じます。
2. Posted by きこり→凛太郎さん   2011年04月11日 21:51
>確かこの小説で、村松さんは直木賞とったんじゃなかったでしたっけ?
取りましたよね。
私、村松友視さんの本は「私、プロレスの味方です」ぐらいしか読んでない・・・(;´д`)ゞ
猫の「アブサン」関連の本も出してましたよね。
80年代は私もプロレス見てましたよ((*´∀`*))
プロレスファンと言うよりも古舘伊知郎さんの実況が好きで見ていました。懐かしいですねぇ・・
3. Posted by eno   2011年04月12日 13:02
きりこさんこんにちは〜
こちらは桜満開で春気分最盛期ですよ。
あと少ししたら被災地の方やきりこさんの北海道にも春が訪れますね。
ブログのデザインは一足お先に衣替えですね。

今回もにゃるほど〜です。たくさん見てますね(^^)
時代屋は見てないけれど70年〜80年代の初め頃の邦画やドラマって大好きですよ。この時代って丁寧さと濃厚さが今とは全然違いますよね。
役者それぞれの存在感を感じる作品が多かったです。

スペル早速見たんですねw 何という俊足!
たまたまサムライミの話が出たのでピックアップしましたが、僕も本来は苦手ジャンルです。
好きなのはサスペンス、SF、普通の人間ドラマってとこですかね。
監督で言うとアランパーカー、ベルトルッチなんて大好きですよ。

グロリアって面白そうですね。かっこいいお姉さまに憧れる男の子の気持ちよく分かります。
大人と子供のコンビって聞くと、どことなくペーパームーンを彷彿とさせてくれます。

ニューハンプシャーって凄いですよね。
最初に見た時は独特なタッチとインモラル?な世界観に衝撃でした。
あれロブ・ロウだったのか。いつしかアレで話題になったw
ずっとチャーリーシーンだと誤解して記憶してました。
この映画ブリキの太鼓と通ずるものを感じましたね。

あ、デクスター探しに行ったのにうちの近所には無かったです(泣)
また今度探しに行きます。きりこさんのご近所はラインナップ豊富で良いな〜
4. Posted by きこり→enoさん   2011年04月13日 11:17
>こちらは桜満開で春気分最盛期ですよ
いいですね〜
こちらは連休頃に咲き始めますかね。
春一番に咲く宿根草で庭はにぎわってますよ。
>この時代って丁寧さと濃厚さが今とは全然違いますよね
そうですよね〜
今見ると泥臭い感じがするというか、べたな部分もあるんですが、80年代の邦画ってなんかほっとしますよね。役者さんも自分のスタイルをガーン!と打ち出す方が多い感じで、個性を競い合う雰囲気も感じられるし。
>監督で言うとアランパーカー、ベルトルッチなんて大好きですよ。
アラン・パーカーは『ダウンタウン物語』『フェーム』『エンゼルハート』見たかな〜
『バーディ』は見よう見ようと思っていて、まだ見ていません。
ベルトルッチは『ラストエンペラー』しか見ていません。『ラストタンゴ・イン・パリ』は死ぬまでには見ないとと思ってます(笑
『グロリア』はおもしろいですよ〜
40過ぎのおばさんと6歳の男の子のラブストーリーなんて書くと不思議な感じですけどね。
リュック・ベッソンの『レオン』はこの映画に影響を受けて作ったとか言われてるらしいです。
>最初に見た時は独特なタッチとインモラル?な世界観に衝撃でした
私もびっくりでしたよ。
いいんかい?!って感じで(笑
原作読んでると、コレ、映画化難しいだろ・・って思いますが、結構好きな作品になりましたね〜
5. Posted by eno   2011年04月14日 09:53
なるほどレオンか。確かに。うんうん。
ラストエンペラーってベルトルッチの中で異色なんですよ。もっとこじんまりとしたインディズ臭のあるのが多いんです。
オススメは「シャンドライの恋」なんて良いですよ。自分が今まで観た映画の中でもトップ5に入れたいくらい好きですコレ。
本当に爽やかな胸キュン純愛(ちょっとちがうか?)ものです。

アラン・パーカーなら「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」って必見ですよ。なかなか無名な作品ですが、ユージュアル・サスペクツ並に伏線をしっかり回収してくれて、スッキリ感もありますし、後から何回も確かめてみたくなるようなサスペンスです。
6. Posted by きこり→enoさん   2011年04月14日 18:43
>ラストエンペラーってベルトルッチの中で異色なんですよ
そうなんですか〜
私は実は「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」を見て、
ジョン・ローンのファンになっちゃったもんで見たんですが、わりかしおもしろかったです。
でも、ジョン・ローンは「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」の時の方が輝いてた(´∀`;)
>自分が今まで観た映画の中でもトップ5に入れたいくらい好きですコレ
そうですか〜恋愛ものはほとんど見ませんが(笑)今度探してみます。
>なかなか無名な作品ですが、ユージュアル・サスペクツ並に伏線をしっかり回収してくれて
「ユージュアル・サスペクツ」はかなり好きな作品です。そうそう、サスペンスって観終わった後、また最初から確認したくなりますよね。そういえばこの時、こういう表情してたな〜とか・・
「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」ってケビン・スペイシー主演なんですね。好きな俳優です。
こちらも今度探してみよ〜

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