「熱海の捜査官」 第5話 星崎剣三 消失の危機「もやしもん」 第8話 別れ

2010年08月29日

うぬぼれ刑事 第8回 大物感

 何か今回は、そんなんでもなかったかな〜(;´д`)ゞ
やっぱ、ゲストによるのかちら・・・
でも、踊るうぬぼれ(長瀬智也)の場面が多かったのは嬉しかったぞ。
葉造さんとの親子ダンスもイカしてたわ〜

 さて、今回の主役は、うぬぼれではなく葉造(西田敏行)なのです。
「このミステリーがヤバイ」新人賞を受賞した葉造は、大物感をしょって登場したプレゼンターの女流ミステリー作家九十九千里(三田佳子)に一目惚れ。
賞状、盾、副賞、賞金・・・すべて落としてしまうのでした。

 で、吸い寄せられるように仲良くなった千里から部屋にお誘いを受けたと思った(でも、カードキーと間違ってプリペイドカード渡された)葉造は、すぐに『I am I』へ向かい、栗橋教授(坂東三津五郎)に指南を仰ぐのよ。

 ここで、いつもは地味に合いの手を入れている松岡(要潤)が葉造から『雑魚』呼ばわりされて、生きてました〜( ̄∀ ̄)
さらに、メンバーの中で唯一同じ釜の飯を食う関係のサダメ(生田斗真)のことを『顔のやかましい三文役者』『ゾロメ』『ミジメ』呼ばわり。
 穴井(矢作兼)に至っては鉄板の紹介文句を『中井穴一』って記憶してるし・・

「おふくろとおない年かよ!も〜聞きたくない!」穴井
「運命だったら、もっと早く出会ってるでしょ!」松岡
うぬぼれ刑事 オリジナル・サウンドトラックNaNaNa(太陽なんていらねぇ)

 うぬぼれ4の「ヘイヘイホー」に励まされ、どんどん饒舌になる葉造・・・
千里の腕の「タッツー」すらもブレーキにはならないのです。
「ヨォヨォヨォ!(ヘイヘイヘイの最上級らしい)」

 「甘ったれんな!!年とか世間体とか関係ねぇよ!
いくつになっても恋に落ちた瞬間、人は思春期なんですよ!」
雑魚から背中を押され、さらに盛り上がるのでした。

 その頃、うぬぼれは殺人事件の捜査会議中。
被害者は食品配送ドライバーの馬場さん(吉田メタル)。
スタンガンで気絶させられた後、頭を殴られて死亡。
坂の途中にある空き地でトランクに詰められた状態で発見されました。
死亡推定時刻は午後7時。配達は3時で終了しているはずなので4時間不明の時間がアリ。

 で、身長が185センチだったことから、冴木コロンボ(荒川良々)が気づいちゃいました。
この殺人は九十九千里の推理小説『E坂の貴婦人』をモチーフにしていると!
この殺人事件が起こる前にうぬぼれと冴木は不審者につけられたことがあったんだけど、それは小説と同じ185センチの被害者を探すためだったに違いない!
 で、うぬぼれとの実況見分に里恵(中島美嘉)を伴い、185センチのうぬぼれで、現実に可能か試す冴木。

 結果は無理!貴婦人には移動は無理!
うぬぼれは、閉所恐怖症なのにトランクに押し込められ、放置されるのでした。

 って、実際は中にはADさんが入ってたらしいですが、恐怖だったことでしょう・・・
( ;∀;)お疲れ様でした!

 恋にうぬぼれてる葉造は千里とデートを重ねており家にはいない。
いつもとは逆に、恋人を連れて来た葉造をちょっこし開けたドアから迎えるうぬぼれ。
そして、いつもの葉造のように「あの女はクロです」と告げ、いつもとは逆に
葉造から反発の言葉を聞き、ケンカになるのでした。

 『E坂の貴婦人』が発表されてから、ファンサイトでは批判が殺到。
小説の中の殺人が成立することを証明ために、千里は殺人を犯したと話すうぬぼれ。
「いや〜立派になったもんだな、お前も。
俺、嬉しいぞぉ・・・
刑事としては、ホント一人前だわ。
だけど・・・倅としてはこんな親不孝ねぇぞ、おめぇ・・!
なんだ、このかすかたれ!このオタンコかぐら!」葉造

 家から「出て行け!」と決めた葉造でしたが、ここはうぬぼれの家なんでね・・
「この、かすかたり!所沢から出てけ!」うぬぼれ
「いやいや、親を、こったら夜中に放り出すんかい?はっああああああーーー!」葉造
「うっつあしー!」うぬぼれ

 で、「身寄りも行き先もない哀れな老人」葉造が身を寄せたのが、冴木家。
サダメっちのとこ行きゃーいいじゃん!
もうサダメ、あの寂しい思い出が詰まってるMS解約しちゃったのかしら・・・

 で、鍋を呼ばれ飲んでるうちに、冴木に、理恵がうぬぼれの元カノだって普通にバラしてるし・・・
「うちの倅はねぇ〜アンタの奥さんに捨てられちまったの」
「どうなんだ?理恵!」冴木
「どうなんだってぇ〜付き合ってたんだってば!」葉造
「ごめんなさい・・」理恵
「♪一番綺麗なあんたを抱いたのは、うちの倅でしょ〜♪」葉造

 うぬぼれに強い対抗意識を抱いている冴木はショックを受け投身自殺?
踵にヒビが入り、また車椅子生活さ・・
理恵と冴木の仲にもヒビが入っちゃったョ〜
 翌日出勤してきた冴木はテンションMAX。
静かな怒りが感じられる笑顔でうぬぼれに対するのでした。

 うぬぼれ酒場でぐちるうぬぼれ・・・
事情を聞いたうぬぼれ4のジャッジは「離婚」。
「過去を気にしないというのは、所詮綺麗事なんです」栗橋

 で、話は葉造のことに移り・・・
にゃんと葉造が千里に惹かれたのは「ケツ」だったんだって〜
三田さんと「ケツ」って予想外の答えだわ〜(-∀-`;)
腰の座った人間性に母性を感じるそうな・・・

「人間60過ぎても母性を求めるんスすね〜」サダメ
「そもそも、60過ぎて女性のおしりを見るかな〜あ〜見るか・・」松岡
「全然見る。死ぬまで見るよ」穴井

 うぬぼれはお父ちゃんと約束したそうな・・・
千里がクロだったら、いつものように小説にする。
シロだったら・・・お見合いをする。うぬぼれがね。

 事件は松岡が持ってきたぜんぜんトゥッティじゃないフルッティのお陰で急展開。
うぬぼれは千里が保冷剤を使って馬場さんを殴打し殺害、その後中身をトランクに詰めて死亡時刻を狂わせたと推理。
死亡推定時刻と判断される保冷剤が溶けた頃には、千里は受賞パーティに出席しているからアリバイはバッチリ・・

 「♪パラララ〜パララ〜パララッパッパッパー ♪」うぬぼれが口ずさむ「白いスーツのテーマ」からのダンスシーンが、これまた良かった。
途中から葉造も加わって繰り広げるワケわからん踊りが最高!
(娘からは「進むの遅っ!」の声が・・・)

 で、ホテルの部屋で待つ千里の元へやっと到着。
「九十九千里さん、あなた馬場キヨシさんを殺しましたね?」葉造
「お答え下さい」うぬぼれ

 今回は親子で協力して推理した結果、真相を突き止めることができました。
女の細腕では大男を入れたトランクを運ぶのは不可能。
小説を読んでいなかった葉造は、馬場さんにトランクを運ばせてその場で殺害したことに気づきました。

 トリックを見破った二人に自分の小説の整合性を示すためにやったと話す千里。
「ちゃんと読んで欲しかったんです」
でも、ちゃんと読んでくれていた一番のファンだった馬場を殺してしまったのね・・・

 さて・・・ここからが本題です。
葉造がプロポーズしようとしたら、うぬぼれがプロポーズ!
福島で健在のお母ちゃんのためにも死ぬ気でプロポーズしたか・・・?
モメている二人をよそに町田警部が千里に手錠をかけちゃいました。

「うぬぼれさん、お父さん大事にしてあげてね。
葉造さん、私のことちゃんと書いてね。塀の向こうで読ませていただくわ。さよなら!」
最後まで大物感の千里なのでした。

 謎の大物感を漂わせる三田さん・・・
わたしゃ、映画『Wの悲劇』で大物女優役をやって以来その役の大物感がそのまま三田さんにスライドされたように思っとります。
 初舞台を前に緊張するひろ子ちゃんに「女優!女優!女優!」と気合を入れる三田さんの姿が目に浮かぶわ〜

 でも、役の大物感が引き継がれたとしても、誰も違和感を唱えなかったのはすぐにその大物感が馴染んだせいか・・?
どちらにしろ「大物女優」ってことで私も了解しているのです。
 
 てか、うぬぼれのお母ちゃんって死んでるのかと思ったら生きてんじゃん!
しかも竹下景子さん!
吾輩は主婦である』的な?『ゲゲゲの女房』のイカル的な?
強烈な母親ぶりを見せてくれるんでしょうね〜♪楽しみだわ〜
 第1回 初恋篇
 第2回 癒し系
 第3回 野心派
 第4回 地元流
 第5回 甘党
 第6回 くされ縁
 第7回 マラカスの詩
 第9回 強火
 第10回 姉妹坂
 最終回 赤い彗星
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『うぬぼれ公式本』見たいにゃ〜ヽ(゚∀゚)ノ
このドラマもあと3回、じっくりと味わわせてもらいますわ〜

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1. うぬぼれ刑事 第8話 大物感  [ レベル999のマニアな講義 ]   2010年08月29日 11:29
『大物感』内容“このミステリーはヤバい”新人賞を史上最年長で受賞した葉造(西田敏行)その受賞パーティーで、選考委員長でもある女流作家・九十九千里(三田佳子)に一目惚れをし...
2. うぬぼれ刑事 第8話:大物感  [ あるがまま・・・ ]   2010年08月29日 11:45
変な親子…(= '艸')ムププ 同じように白スーツ着てたけど、体型が全然違うんでやんの{/face_nika/} だけど、今回のうぬぼれのプロポーズは唐突だったなぁ。 いつから惚れてたのかと思いきや、最初に後をつけられた時からって・・・ あれって殺す相手を見つけてたんですよ...
3. うぬぼれ刑事 #08  [ ぐ〜たらにっき ]   2010年08月29日 19:10
『大物感』
4. 【うぬぼれ刑事】第8話  [ 見取り八段・実0段 ]   2010年08月29日 22:17
いちば??んきれいなわたしを??♪♪っつ??のは、ご存知のようにこのドラマの挿入歌なわけだけど。。。一番きれいなあんたを抱いたのはウチのせがれでしょ??と、冴木の前で言っちゃっ...
5. うぬぼれ刑事 #08「大物感」  [ 昼寝の時間 ]   2010年08月30日 02:54
公式サイト 超・簡単感想です。 今回はトリックをあばく、という比較的まともな流れ
6. うぬぼれ刑事 大物感  [ のほほん便り ]   2010年08月30日 09:06
なんだかオハナシ自体より、クドカン節と、その独自ワールド。お約束の数々… うぬぼれの泣き笑いや格好つけ。そして、ダンス。酒場のメンバーのやりとりや、ハモったヘイヘイヘイで脱力するのが楽しくて ヾ(≧▽≦)ノ そこでゲストの女優さんが、どう料理されるのが...
7. 「うぬぼれ刑事」 第8話〜大物感  [ ドラマ de りんりん ]   2010年08月30日 18:59
うわっ! うぬぼれのお母さんって生きてたんですね(笑)(^_^;) で、母・千鶴子役は竹下景子さん…って、ゲゲのお母さん役といい、このところの??..
8. うぬぼれ刑事 第八話「大物感」  [ 掃き溜め日記〜てれびな日々〜 ]   2010年09月01日 18:47
うぬぼれ(長瀬智也)の父・葉造(西田敏行)が、ミステリー小説の新人賞を受賞した。その受賞パーティーで、葉造は選考委員長の作家・千里(三田佳子)に一目ぼれする。そんな折、ある坂の上でトランクに入った男性の遺体が見つかった。冴木(荒川良々)は、この事件と似た殺人が千....

この記事へのコメント

1. Posted by まこ   2010年08月29日 11:43
昔は大物だったかもしんないけど、息子の不祥事から
イメージだだ下がりの三田さん
今回も大物待遇のゲストだったけど、葉造さんの
ハジケっぷりに隠れて、ちょっこし印象が薄かったような…
うぬぼれ酒場でのはしゃぎっぷりや、冴木の家での
暴露とか、とんでもオヤジだけど見てる分には
楽しかった〜
で、竹下さんとはどんな夫婦なんだろ?
次週はうぬぼれの相手役も光浦さんという異色の
キャラだし、どんな展開になるのかワクワクですわ〜
2. Posted by ゆい   2010年08月29日 12:57
5 きこりさん、TB投稿ありがとうございます。

> 「♪パラララ〜パララ〜パララッパッパッパー ♪」うぬぼれが口ずさむ「白いスーツのテーマ」

白いスーツのテーマいいですよね〜パパとのダンシングは息ピッタリでした♪〜ダンシング特集やってほしい!
そして、やはり三田佳子さんの大物感は培われないと出せないだろ〜

>映画『Wの悲劇』で大物女優役

そう!あの大女優感が確かにスライドされてました。
3. Posted by くう   2010年08月29日 22:36
父と息子がいつもの逆パターンだったのが面白かったよ〜o(≧▽≦o)o
あの白スーツダンスも定番になるのかしらね。
TOKIOって普段は踊らないから長瀬のダンスが
新鮮で。。。そして可笑しい〜(^▽^

母は居ないと思いこんでいたから、そこも意外だった。

三田さんは、やっぱり大物だったわ(^▽^;
4. Posted by ヨーコ   2010年08月30日 05:56
流石にクドカンでも三田佳子相手には変なつっこみは出来ないのね・・ってちょっと残念だったなぁ〜。ゲストいじりが楽しさの源になってる部分があるのに、いじれなかったのね。毎回そうなんだけど、今回は特に荒川良々君の好演が光ってたなぁ。あぁいうのを好演って言うんでしょうね(笑。その後のAスタジオでの中島美嘉ちゃんも可愛くて意外だったし、あの夫婦は良いわ〜♪来週は竹下景子さんと光浦さん?楽しみ!
5. Posted by きこり→まこさん   2010年08月30日 18:36
>今回も大物待遇のゲストだったけど、葉造さんの
ハジケっぷりに隠れて、ちょっこし印象が薄かったような…
そうそう・・・先週の役はキョンキョンじゃなきゃダメって感じだったけど、今回のこの役を三田さんがやる必然性がよくわからんかった・・(´∀`;)
まぁ、うぬぼれ親子に勝てる人ってそうそういないよね〜(笑
>で、竹下さんとはどんな夫婦なんだろ?
どんなだろ〜?
予告をチラッ見た感じじゃ、イカルみたいに怖い感じではなく天然な雰囲気がしたけど、竹下さんがやってくれるならどんなでもオッケー!
すごく楽しみですわ〜
そして、まさかの光浦さんの登板!全く予想できなかったわ〜(笑
お見合いの相手だけど、やっぱり犯罪者なのかな〜?
6. Posted by きこり→ゆいさん   2010年08月30日 18:43
>白いスーツのテーマいいですよね〜パパとのダンシングは息ピッタリでした♪
いいですよね〜!
私、携帯の着メロに設定してるんですが、鳴る度にテンション上がりますよ〜
「うぬぼれ愛のテーマ」(オープニングの時に流れる)と迷ったんですけどね〜(笑
>そう!あの大女優感が確かにスライドされてました。
スライドされても、誰も文句言わず、いつのまにか身についちゃってるのが「大物感」の所以でしょうか・・
不思議だけど、ま、いいや・・って感じ?(笑
うぬぼれのお父ちゃんは来週も「I am I」に来るのかな〜?
7. Posted by きこり→くうさん   2010年08月30日 18:56
>父と息子がいつもの逆パターンだったのが面白かったよ〜o(≧▽≦o)o
そうだよね〜!
うぬぼれが家に帰って来て、お父ちゃんが居なくて
イライラしながら麺を茹でてるとこ笑ったわ〜
で、いつものお父ちゃんと同じセリフで葉造と千里を迎えてたもんね( ̄∀ ̄)
T>OKIOって普段は踊らないから長瀬のダンスが
新鮮で。。。そして可笑しい〜(^▽^
そうなんだよね〜一応ジャニーズなんだけど踊らないんだよ〜
あのへんてこりんな踊り、HPじゃアドリブだって書いてあったけど、ある意味スゴいよね〜(笑
>三田さんは、やっぱり大物だったわ(^▽^;
そうだね、見終わった後、あぁ・・やっぱり大物なんだな・・って思ったよ(笑
常に大物感だったよね。
8. Posted by きこり→ヨーコさん   2010年08月30日 22:25
>流石にクドカンでも三田佳子相手には変なつっこみは出来ないのね
そのようだね。サブタイトルに「大物感」と付けたことでよしとするか(←偉そう)
そもそも、何で三田さんがこのドラマにキャスティングされたのかも謎だよね。
タイトルを先に付けてキャスティングしたのか、三田さんで行こう、じゃ「大物感」で!ってなったのか・・
>今回は特に荒川良々君の好演が光ってたなぁ
荒川さんには常に高得点で笑わせてもらってるよ。
先週の「お父さん、標準語で!!」ってしつこく突っ込むのも良かった。
クドカン脚本にはぜひいて欲しい一人だよね。
私もAスタジオ見たよ。「嵐ちゃん」に出た時、実はこういう人だったのか〜!ってびっくりしたんだけど、かなりおもしろい人だよね(笑
テンションが独特でわりかし好きだわ〜
来週のまさかのお母さん登場早く見たいよ。

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