うぬぼれ刑事 第5回 甘党「ビーイング・エリカ」 シーズン1 弟4回

2010年08月09日

「日韓共同ドラマ テレシネマ」 第一夜 『楽園』 前編

 「日韓共同ドラマ テレシネマ」って言うのは、『日本の人気脚本家がオリジナル作品を書き、韓国の人気俳優・監督で製作する日韓共同制作の作品で、国境を越えて同じ感動を共有できるような作品を目指して制作』し、様々な愛の形を描くそうな・・・
なかなかいい企画ですなぁ・・・
 HPはこちら

 この『楽園』前後編は、脚本は岡田惠和さん。
監督はイ・ジャンスさんです。

 雪の降る寒い朝、江陵(カンヌン)刑務所を出所した女がいた。
彼女の名前はハン・ミギョン(キム・ハヌル)。
誰も迎えてくれる人もなく、鞄ひとつだけ持って門の外に出ました。
バッグの中には刑務所内の仕事で手にしたお金が入っていた。
(かなりあったから、結構長く入ってたのかな〜?)

 行くあてもなく乗った汽車の中で、行商のおばさんからのり巻きを貰った彼女は
お礼に花の種を買う。
そして、のり巻きが包んであったチラシに心奪われ、そこへ向かうことにするのでした。

 『最後の楽園 ハナ島リゾート』・・・
青い空とおしゃれで綺麗なカフェの絵。
そして、島にあるという古くて大きな木を見てみたいと思った。

 このミギョンさん、ムショから出てきたばかりという設定なので
化粧もしていないし地味な雰囲気ですが、楚々とした美しい女性です。
喋り方も静かで落ち着いていますよ。
こんな人がどうして刑務所に?
 でも、暗さはなく、どこかさっぱりした心持ちを感じさせます。
車内の曇った窓に『楽園』という文字を書いた彼女は微笑んでいました。


 キム・イルホ(チ・ジニ)は、ハナ島の小学校教師。
ソウルから島に帰る船の中で、偶然、ミギョンがゴミ箱に捨てた名前入の江陵刑務所の封筒を拾ってしまう。
そして、甲板から身を乗り出して嬉しそうに風を受けている彼女の姿が強く印象に残り、島に到着した後、彼女の後を心配そうに付いて行くのでした。

 さて、チ・ジニさんですが『結婚できない男』の時よりも若く見えましたわ〜
短く切った髪型のせいかしら〜
でも、迎に来たヤングなお仲間(『クレイジーボーイズ』という独身男性の会の連中)と比べると、弱干年齢差を感じたぞ。
 イルホがミギョンを見つめる目が好奇心とかじゃなく、静かにそっと見つめる兄のような感じで、人柄が伝わってきましたわ・・・

 さて、ミギョンは早速チラシに載っていた森の中の大木を捜そうと歩き出しました。
しかし、ミギョンさん、寅さんみたいなデカイ重そうな鞄抱えてるから大変そうよ・・
 森の中で出会った少女が大木のある場所に連れて行ってくれると思って付いていくんだけど、
「誰が案内するなんて言った?おばさんバカじゃないの?」と言われ、
森の中に置いてけぼりにされてしまう。
その後迷ってたふうだから、大木は多分見つけられなかったと思われ・・・・

 やっと森を脱出したミギョンはあのカフェに行ってみるんだけど、店はつぶれていた。
『パラダイスカフェ』の看板は壊れてるし、カフェは蔦が絡まり荒んだ雰囲気になっております。
 それでも、律儀に「すみません、ちょっと使わせて下さい」と断ってから
店の前にあったハンモックに横になるミギョンは満足気でした。

 で、眠り込んじゃったようで、あたりは真っ暗・・・
真冬に野宿って、キツイだろ・・って思ってたら・・・イルホがやって来ました。
 どうやら、ここで眠ろうとしたようですが、ぐっすり眠っている彼女を気遣い、毛布をかけてあげて帰っていきましたわ〜

 朝になって起きたミギョンは仕事を紹介してもらおうと村役場を訪ね、
学校の給食室の仕事に就くことができました。
履歴書にミギョンは「イ・ユリ」「韓国女子大出身」と書いてました。

 給食室は、数年前に島にやって来たパク・アラムという女性が一人で仕切っていました。
若くて綺麗なお嬢様が何でこんな島の給食室に?と疑問をぶつけるアラムでしたが
「お互いに詮索なしね」ってことで、了解し合いましたぞ。
一生懸命働く、ミギョンは気に入ってもらえたようです。

 案内して来た役場のジェグアンはアラムのことを変人だと言ってましたが、
余計なことはしゃべらんし、強さを秘めた情のある女性だと思いますわ・・・
 彼女が作った給食の味に「こんな美味しいものは食べたことがありません」と大感激するミギョンの姿に、「戦場にでもいたの?」と不思議がっていました。

 『刑務所の中』を読むと、日本の刑務所の食事は栄養バランスも良くて
結構バラエティに富んでいるし(甘みは特別な時しかもらえんようだが)、
別に『クサイ飯』でもないようだけど、韓国じゃどうなんだろ?
 まぁ、ミギョンが喜んだのは、ただ単に味だけじゃなく、人が作ってくれたものだからってのもあるのかな・・

 アラムと仲良くやっているミギョンを窓からそっと覗くイルホ・・
何だかすごく嬉しそうでした。

 仕事が終わった後、海が見渡せるベンチに座り、カセットデッキの曲を聞きながら、ビールを飲むアラム。
その隣に座り、食事を食べながら海を見つめるミギョン。
この二人の間には、分かり合える何かがあるみたいですね。

 さて、ミギョンが森で会った少女はイム・ファラン(キム・ユジョン)と言って、イルホの生徒でした。
事情があるらしく学校を休みがち・・・
 義理の父親に嫌われているらしく、家にも居場所がなく、森でずっと一人で過ごしているようです。
食事も満足に食べていないようで、度々夜中に給食室に忍びこんでは冷蔵庫の中のものを食べていたみたい。

 で、ある夜、ハムを盗み食いしているところをアラムとミギョンに見つかっちゃったぞ。
ふてぶてしく開き直るファランを見つめていたミギョンは彼女のために食事を作ってあげました。
 バクバクと美味しそうに食べるファランに「これぐらいいつでも作ってあげるよ」と微笑むのでした。

 もしかしてミギョンは、ファランに自分の幼い頃の姿を重ねているんでしょうか・・
首にはケロイド状になっている火傷の痕みたいのがあったし、焼却炉の前で立ち往生してたから、火が怖いみたいです。
いったいどんな過去があったんでしょう・・

 「明日は学校にくるんだよ〜」「夜道は危ないから気をつけてね」と
二人に見送られ帰っていくファランは涙を流していました。
 この子うまいというか、印象に残る表情をする子です子ですね〜
荒んだ生活の中にいながらも、どこか尊い雰囲気がありますわ。

 翌日、早起きして「パラダイスカフェ」にやって来たミギョンは、行商のおばさんから買った花の種を飛ばしました。
「花が咲いてくれたらいいな・・・」

 そこを通りかかったイルホは、彼女が持っていたチラシを見てびっくり・・・
実は、このチラシは島を盛り上げようとイルホと「クレイジーボーイズ」が作ったものでした。
 島には仕事がないから、若者は都会へと出て行ってしまう。
自分も都会へ出たかったけど勇気がなかったと話すイルホは、観光事業を起こそうと、
仲間たちと「楽園計画」を発足し村の予算を使ってカフェを作り、ソウルにまでチラシを配りに行ったそうな・・・
 で、当初は観光客も来てたんだけど、いつしか客足も遠のき、こんな状態になっちゃったんだって・・・

 もはやイルホにとってパラダイスカフェは懐かしい存在になりつつあるのですが
「観光事業は花と同じ。蒔いてから花が咲くまで時間がかかるんですよ」
というミギョンの言葉に力を得、イルホは「楽園計画」を手伝って欲しいと頼みました。
 楽しそうに一緒に種を撒く二人・・・

 複雑な過去がありながら清らかさを感じさせる不思議な女性ミギョンと
島で生まれ島で生きてきた純朴な男イルホ・・・・どうなっていくのかな〜

 静かにゆったりと描かれる世界にほっとします。
素朴に丁寧に作られてる気がするわ〜
 ミギョンとイルホの関係も気になりますが、どこか重たい過去を持ちながら真摯に生きていこうとしているミギョンとアラムの友情も気になります。
来週が楽しみですわ〜

 第二夜 『楽園』 後編

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ミギョンが作った夜食が美味しそうだったよ〜!
真っ赤っかだったけど、ファランも普通に食べてたからそんなに辛くないんでしょ? 

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matakita821 at 18:10│Comments(0)TrackBack(0)韓ドラ いろいろ 

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