「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」 万城目 学 著「木下部長とボク」 第10話

2010年03月18日

「アグリー・ベティ 3」 第23回 ずっと忘れない

 なんだか最終回が近づいて、例によって急激に怒涛の展開になってきたね〜
また、えええ〜?!ってとこで終るんだろうなぁ・・・

 さて、結婚式の夜に倒れたモリーは、すぐに入院治療をしたおかげで、
何とか1週間で退院できました。
このことで、プレイボーイだったダニエル(エリック・メビウス)が
モリーを一筋に愛していることが知れ渡り、世間ではダニエル株が急上昇・・・
当のダニエルは困惑し、モリーへの精神的な影響を心配しております・・・
 モリーへの関心も高まり、ハートリー氏は広告を出す球場の始球式にモリーを
出したいと言って来たけど、ダニエルが代わりを申し出ましたわ・・

 クレア(ジュディス・ライト)が上級副社長に任命されるし、ダニエルの人気はうなぎのぼり・・・
おまけに『モード』の表紙にまでクレアにダメ出しをされるなんて・・
ウィルミナ(バネッサ・ウィリアムズ)は怒りと屈辱がおさまらないようです。

「なぜカルは、クレアにあんな権限を持たせたの?
絶対何かあるわ。2人の繋がりを探り出して、引き裂かないと」ウ
そんな相談をマーク(マイケル・ユーリー)としていると、カルを訪ねてきた
ビクトリア(マットのお母さん)を見て、クレアの表情が固まったのを目撃・・・
「元奥さんとクレアはどう見ても敵どうしよ・・・使えそうだわ( ̄∀ ̄)」ウ

 画家修業をしているマット(ダニエル・エリック・ゴールド)とベティ(アメリカ・フェレーラ)は順調。
マットから一緒に暮らしたいと言われましたわ〜
家族に相談をしてから返事をするってことにしたんだけど、最大の難関と思われたイグナシオがなぜか賛成してくれて、あっさりと決まったようです。
「お互い大人じゃないか。わかってるよ、娘たちにだって自分の人生がある。
だが、一緒に暮らすなら、結婚が先だがね・・・」イグナシオ
アイ・トゥ・ザ・テレスコープアグリー・ベティ オフィシャルブック THE BOOK
テーマ曲の『Suddenly I See』収録


 翌日オッケーの返事を電話で伝えると、マットは大喜び。
ベティ、愛されてるわね〜
「とっても幸せ・・もしかしたらエディターになれるかもしれないし、マットと一緒に暮らせるし。
何だか夢見たい・・・嘘でしょう?!虹までかかってる!」ベティ
 ところが虹の下には、にゃんと、かつてのベティの王子様ヘンリー(クリストファー・ゴーラム)が!
なぜニューヨークに?衝撃を受けるベティ・・・

 で、ネットで検索してヘンリーのツイッターみたいのを見つけたベティは
彼が3日前からこっちに来ている事を知ったのさ〜
ヘンリーの事が気になってしょうがないようです。

 人気者になったダニエルは『ザ・ビュー』(アメリカABCTVで放送中のトーク番組)にも出演しました。
でも、ダニエルが『モード』の「ブライダル特集号」について話そうとしても
すぐにモリーやその結婚生活の話をふられてしまうのさ〜
なんだかアイドルのような扱い・・・

 ウィルミナは、ビクトリアに接近してクレアとの関係について聞きだそうと動き出しました。
それにしても、ビクトリアの身上書、彼女と同じテニスクラブの会員証、ラケットからウェアまで揃えるマーク・・・さすがだわ・・・d(-∀-*)

 ヘンリー問題で心乱れるベティですが、運命の面接の日がやって来ました。
いったい何件の雑誌の人と面接したんだろ?
画面には3組ぐらい写ってたけど・・多分もっとだよね・・?

 憧れの『ニューヨークレビュー』の面接官と話した後、ベティは感激して、
その熱い思いを語ってしまいました。
「『ニューヨークレビュー』は私を狭いクィーンズから連れ出して、広い世界を見せてくれたんです。
いつか私も、読者にそういう夢を届けたくて・・・」
「きっとできるわ」面接官

 何か、かなりいい感触・・・??d(゚∀゚d)
ジョディもいい結果が期待できそうと言ってましたわ〜
「あの・・私も気にいられたみたい?」マーク
「はっきり言ってあなたは、自己中心的ね。電話しても無視するでしょ!」ジョディ

 ジョディってら、マークにご執心だったけど、彼が逃げ回るもんだからかわいさ余って憎さ百倍?
「絶望的・・・!!」マークったら行く前はあんなにはりきってたのに、すっかり悲観的に・・

 その後、アマンダ(ベッキー・ニュートン)も加わって一緒に歩いていると、女性を連れたヘンリーとばったり会ってしまったわ!
そばにいた女性はヘンリーの恋人でクロエって言うんだって・・・
彼女がエアロビクスの大会に出るってんでヘンリーも付いてきたらしい。
 動揺して何も言えないベティを無邪気に食事に誘うクロエ・・・
メッツの試合を見に行くと言って(カルからチケットもらたからね)断るんだけど、アマンダが持っていた招待券をヘンリー達に渡したもんだから、ダブルデートをすることになったさ〜

 ダニエルは、モリーの事が心配になっております。
『ザ・ビュー』に出演した時のダニエルの映像ばかり見ているのさ・・・
「私が死んだら、きっとまたモテモテね」モリー
「そういう事言わないでくれる?」ダニエル
「あなたはこの国の国宝なんだって・・」雑誌を見せるモリー

 プレゼントまで贈られてきて、ダニエルフィーバーにはダニエル自身がうんざりしてるのよ・・
「いいかげんにさせないと・・ファンがあんまり騒ぐからモリーがおかしくなり始めて、悪い冗談まで言い始めたんだよ。
今度は僕が誰と付き合うかって・・つまり、モリーが・・その・・・」
「きっと気持ちが休まるのよ、誰かといるあなたを思う方が。
一人になった時のことが心配なんでしょ・・」クレア
「彼女がいなくなるなんて考えられない・・毎日闘っているんだよ、先を考えないように」ダニエル

 さて・・・・ベティの元にはジュディから電話が入りました。
「編集長・・・夢が叶いそうです・・」ベティ

 まだ正式決定ではないけど、明日『ニューヨークレビュー』から採用の申し出があるんだって!
「すごいね!」ダニエル
「でしょ・・?」ベティ
「当然だな・・・彼らも見抜いたんだよ、君の才能を」ダニエル
「私・・・何て言ったらいいか・・・」ベティ
「いいんだよ。ありがとうベティ・・・いろいろと」ダニエル

 いろんな思いのこもった2人の抱擁・・・
寂しさと喜びと感謝・・・この2人のコンビが解消になるなんて寂しいわ・・・

 さて、球場にやってきたベティとマットはダニエルの始球式を客席から見守っております。
モリーはすぐ後ろで応援・・・
 なんかこの時の表情がダニエルと言うよりも、照れていて素(よく知らんけど)っぽかったにゃ〜
 
 マットがベティに部屋の鍵を渡していたらヘンリーとクロエ到着・・・
隣に座ったヘンリーにドキドキするベティ・・・
無意識のうちにヘンリーに対抗意識を持ってマットを紹介しようとしております。
で、話の流れで『しゃべるおへぞ』をやってしまうマットに、心の中でマイナスポイントを与えてるわ〜

『ヘンリーってすごく気がきく・・ヘアスタイルも、この方が素敵・・
どうしよう・・・すっごく素敵・・手までこんなに素敵だったっけ?』
(現在の得点、ヘンリー13点、マット11点)

 会話の途中でアパートの話になり、マットがベティと一緒に暮らすことを話そうとしたら、
違う話に変えるベティ・・・マットは悲しそうだぞ・・・

 2人っきりになったら、マットはヘンリーと復縁のチャンスをなくしたくないから
一緒に暮らすことを言いたくなかったんじゃ?って言ってたわ・・
そりゃそうだよね・・・それしかないよね・・
マットはこの事は忘れて、二人の未来を考えよう的なことを言ってくれたけど・・
何か怪しい雲行き・・・

 ヘンリーに会った途端に恋人同士だった頃の熱い思いが蘇ってきたとヒルダに話すベティ・・
「ヘンリーと会う前、マットと住むことをあんなに喜んでいたでしょ?」ヒルダ
「そうよ」ベティ
「じゃあ、現実に目を向けなきゃ。
ヘンリーとはもう終ったの。国の反対側に住んでるんだし、子供も彼女もいる人なの!
ダメよ、いくら胸がときめいたからって、付き合っていいって意味じゃないでしょ」ヒルダ
「付き合いたいなんて思っていない。今はマットがいるし・・この幸せを壊したくないの」ベティ
「だったら、ヘンリーと会っちゃダメ!」ヒルダ

 その頃、同じように2人で試合を楽しんでいたモリーとダニエルでしたが・・・
モリーの同僚のカーラと偶然会った時に褒めちぎって紹介するモリーに、
また自分の死後を心配していると思ったダニエルは、モリーが自分とカーラを付き合わせようとしていると勘違いして気まずい雰囲気に・・・

 帰宅したダニエルとモリーは話し合っておりました。
「ごめんなさい・・・あなたが辛いのはわかってる・・」モリー
「それはお互い様だよ!大事なのはただひとつ、残された時間だけだ。
他のことはどうでもいい。僕が寂しくなるとか、そんなくだらない心配をいっさいして欲しくないんだ」ダニエル

「何でそんな事ばっかり言うかわかる?
自分の頭の中から、一番思い描きたくない事を消すためなの・・・
あたしが死んだ後、あなたが誰かと出会って、私を忘れてしまうこと・・
それが私は一番怖いの・・
わたしがいなくても世界は回るし、みんな私がいたことすら忘れる・・・」モリー
「僕は忘れないよ。何があっても忘れない。約束する」

 (ノω;`) うう・・・ 

 そして、テニスコートですっかりビクトリアと親しくなったウィルミナは
自宅で一緒にくつろいでおります。
で、お酒のおかげですごい情報を入手したようですわ〜
 にゃんとビクトリアと結婚前に、カルとクレアは子供まで作っていたそうな・・・
これはスキャンダルですョ〜
 さて、ウィルミナはこの情報をどう使うのかな・・

 翌日、『ニューヨークレビュー』からの採用通知を待っていたベティが知ったのはジョディの裏切りでした。
にゃんとジュディはベティの代わりに自分を雇うよう交渉し、成功したらしい。

「ごめんなさいね、ベティ。
でもどんなに辛いかわかる?20歳そこそこの子供に私ですら夢見る仕事を持っていかれるなんて!」
「あなたは、私の憧れの人でした・・私の理想だったんです・・」ベティ
「私はホントについてないのよ・・・
個人年金の運用は失敗するし、猫は死んじゃうし、ゲイの男引っ掛けようとしたり・・
他人のキャリアアップの手伝いばかりするのは、いいかげんもううんざり・・・
私だってまだこれからよ」ジョディ
「がんばってください・・」ベティ

 ニューヨークは恐ろしかところばい・・・
まさか、先生の立場にある人が生徒の仕事を横取りするとは・・・
みんなそれだけ必死だってことか・・・σ(´-ε-`)

 ショックを受けたベティはマットに電話するんだけど、留守番電話・・
そこに、ヘンリーが明日にはアリゾナに帰ってしまうという情報を知ったベティは
ついに彼に連絡を取って会ってしまうのさ〜
 平常心じゃない時には会わない方が〜〜

 その頃、ダニエルは表紙を変更した『モード』の「ブライダル特集号」をモリーに渡しましておりました。
そこには白いウェディングドレスに身を包み、微笑んでいるモリーの姿が・・・
「何百万部も売れる。約束するよ。みんなの記憶に君は生き続ける」ダニエル
「ありがとう・・」モリー

 (´;ω;`)うぅ・・・ダニエルの精一杯の愛情表現だね・・
モリーが生きているうちに愛をいっぱい感じて欲しい・・
残された時間を笑顔でいて欲しい・・って思ったんだろうね。

 ヘンリーとじっくり話したベティは、やっと冷静に自分の思いを見つめることができました。
「ヘンリーとはいつも一緒にいて楽しかったし、わくわくしたし、多分初めて愛した人だったからよ。
頭のどこかで叶わぬ恋だと思っていたし・・・
マットへの気持は全然違うの。でもすごく幸せ・・・・」
「誰かをもうあんなに好きになることはないよ」ヘンリー
「わたしも・・」
「じゃあどうする?」
「そうね・・あなたにいつもちょっと恋している状態を受け入れるしかないと思う。
それでいいのよ、前に進む邪魔にならなければ」ベティ
「君ってホント頭がいいね」ヘンリー

 やっぱりこのお2人さん、気が合うのね・・・(  ̄〜 ̄;)ウーン…
キスをして別れたベティとヘンリーでしたが、そのキスは熱すぎたわ〜
で、その様子をマットが見ていたのさ〜
マット、ショーーック!!どうなるんじゃろ・・
シーズン3でマットも消えるのか?

 さてさて・・・ひとつのオファーもなく、意気消沈していたマークでしたが・・・
ベティのアドバイスを受けて、『ヴォーグ』にもう一押しした結果2週間後に採用が決まったようよ・・これにはウィルミナもビックリ・・
なんてこった・・・マークも降板か?そんな〜寂しすぎるよぉ・・・
うぐいす


ついに来週は最終回・・・けっこうあっと言う間だったよな〜って思ったアナタ、
ぽちっとね〜(´ェ`)ン-…
 

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この記事へのコメント

1. Posted by りんじぃ   2010年03月19日 17:42
私がBSを見られるようにするか迷ってる間に終わるのね
今さら、セカンドシーズンの最終回で流れてたマドンナの曲を見つけて喜んでたのにな
2. Posted by きこり→りんじぃさん   2010年03月19日 21:16
>私がBSを見られるようにするか迷ってる間に終わるのね
寂しいですわ〜終ってみるとあっという間だったような・・
シーズン2は、サスペンス色が強かったというか
ずっと緊張感が続いていたような気がしたけど
シーズン3はホームドラマっぽい感じだったような・・
早くレンタル始まるといいですね。

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