「アグリー・ベティ 3」 第19回 特別なナンバーワン│「咲くや この花」 第六回 花さそふ

2010年02月19日

「南極料理人」 沖田修一 監督

 これはですね〜堺様と飯島奈美さんの料理を目当てに見ました。
それと、やっぱり南極での生活に興味あるじゃないですか〜
南極観測隊って言うと、わたしゃ昔やっていた年末の「紅白」の中継の印象しかないんだけど、
いったい何を観測していて、毎日どうやって過ごしているのか・・知りたいと思ってたのよね
 HPはこちら

 でも、南極観測隊って言っても昭和基地だけじゃなく、いろんな場所で活動しているんだね。
期間も夏の間だけいる夏隊と一年を通して滞在する越冬隊があるんだって・・
11月に日本を出発し、12月に南極の昭和基地に到着、そこから20日間かけて
1,000キロ離れた内陸の山の上(標高3800メートル)のドームふじ基地へ到着。
ここが、この映画の舞台となっております。

 ペンギンやアザラシなどのかわいい動物はいっさいいない。
ウィルスすら存在できない厳寒地・・・平均気温は氷点下54度・・
記録によるとー79.7度になったこともあるらしい・・・

 (゚ε゚ノ)ノ ひょえ〜!ですわ〜
まぁ、マイナス25度ぐらいまでならわかるけど、それ以上になると想像もつかん・・・
 冷えすぎて皮膚が痛いってのはよくあるけど、重いとかって感覚になるのかね・・?
映画じゃ、マイナス70度越えを記念してパンツ一丁で走り回ったりもしてたなぁ・・・
コレって、凍傷にならんのか・・?
南極料理人 [DVD]面白南極料理人 (新潮文庫)ごはんにしよう。―映画「南極料理人」のレシピ


 しかも、南極には、一日中太陽が出てこない日「極夜」と一日中太陽が出ている「白夜」
の期間があって、ドームふじ基地の場所ではそれぞれ4ヶ月づつあるんだって・・
まっくらな時期が4ヶ月って、精神にも影響を与えるぞ・・・
 映画の中ではそのせいもあって、引きこもる隊員が出てたわ〜

 映画のオープニングで、食堂のホワイトボードに「帰国まであと415日」って
書いてあったから、1年以上か・・・
TVは見られないからビデオのみ、電話は通じるけど1分740円と大変お高い・・
そのように閉塞された空間で、限られた人たちと過ごすなんて、まるで宇宙船に乗ってるみたいだよね。
 
 さて、そのメンバーとは・・

雪氷学者の本さん(生瀬勝久)
気象学者のタイチョー(きたろう)
雪氷サポートの兄やん(高良健吾)
大気学者の平さん(小浜正寛)
車両担当の主任(古舘寛治)
通信担当の盆(黒田大輔)
医療担当のドクター(豊原功補)
調理担当の西村(堺雅人)       の8人・・・

 このメンバーだけで来る日も来る日も顔を突き合わせて過ごさなきゃならないのよ〜
持ち物も限られるから、仕事以外の時間にすることも限定される。
気晴らしにどこかへ行く事もできない。
だから、みなさんいろんな欲望を抑えつつ、お仕事に励んでおります。

家族に会いたい・・・
恋人に会いたい・・・
思いっきりパチンコがしたい・・・
渋谷に行きたい・・・

 で、当然、日々の楽しみと言えば食べることになる訳です。
堺さん演じる西村は、そんなみんなのために一生懸命食事を作ります。
そして、丁寧に食堂のテーブルにセッティングした後、食べるみなさんの顔をうかがっております。

 どうかな〜?美味しいって思ってくれてるかな〜?
あっ!そんな醤油どばどばかけちゃって・・・ま、いっか・・満足してくれれば・・
まるでお母さんのような笑顔で見つめてますョ・・
 割烹着の似合う堺さんが、心を込めて作る料理の数々が楽しい・・・

 隊員一人が1年で食べる食料は1トン・・
これを日本から持っていくわけなんだけど、基本冷凍になるものじゃなきゃダメなんだよね。
生鮮野菜は基地で育ててるもやしと貝割れ大根だけ。
こんな状況で、みなさんを満足させる食事を工夫して作らなきゃならないんだから大変だ・・
 
 トン汁とおにぎり・・・具は、梅、シャケ、牛大和煮、いくらにたらこ。
堺さんが真剣にぎっちりと握って、優しく海苔を巻く姿が職人ぽかったなぁ・・
 手に取ったおにぎりを開けてみて、いくらだったのを確認してすごく嬉しそうな顔になるきたろうさんがかわいかったわ〜

 本さんの誕生日に作った肉の塊(ローストビーフ?)・・・・
中々火が通らないもんだから、肉に直接油を付けて点火したら、テンション上がっちゃって、
たいまつみたいに掲げて外を鬼ごっこみたいに走ってる姿は笑えたな〜

 それと、ラーメンの在庫が無くなったと西村から聞かされた時のみなさんの絶望的な表情・・・
「西村君・・僕の体はラーメンでできてるの・・
ラーメンが食べられないとなると、明日から何を楽しみに生きていけばいいの?
麺とスープだけでいいんだ・・・
チャーシューなんかいらないから。
麺とスープがあれば、もう他に何もいらない」って涙ながらにタイチョーが訴える姿には笑っちゃったけど、よく理解できるよ。
 日本人にとってラーメンとカレーは特別だからね〜
それが食べられないってなったら、そら生きる気力失うわ〜

 そして、本さんのヒントでベーキングパウダーをかん水代わりにして作ったラーメンを目の前にしたみなさんの感動した表情と顔一杯に広がる喜び・・・
そら、「オーロラなんていいよ」ってなるさね〜

 食べる喜びが、生きる喜びなんだね。
そして、美味しいものは人を幸せにしてくれる。
 この映画を見て、あなたは何を食べたくなるかしら・・・?

 隊員たちの細かい物語がうまい具合にちりばめられていて、
125分という長さは感じませんでした。
 ちょうどいい具合に挟まれる西村の家族のエピソードもほんのり暖かくていい感じ・・・
 娘の友花を演じた小野花梨ちゃんが、ほどよい憎らしさでとっても良かった。
お父さんがおならをしたら、思いっきりお尻を蹴っ飛ばしたり、ふん!ってする態度も日常を過ごしている娘らしさが自然に出てたわ〜

 すごく楽しい映画でした。
KDDの清水さん(小出早織)とトライアストンのオチもナイスでした。
こたつ



ロケは網走だったらしい・・・同じ北海道の景色とは思えなかったぞ。
もしかして南極でロケを?と一瞬でも思ったアナタ・・・ぽちっとね〜(´∀`;)

matakita821 at 15:39│Comments(12)│TrackBack(8)│ このエントリーをはてなブックマークに追加 │映画 

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平均気温−54℃。 日本から離れること14,000??。 南極大陸での単身赴任。
2. 南極料理人  [ to Heart ]   2010年02月19日 22:46
おいしいごはん、できました。 氷点下54℃、 家族が待つ日本までの距離 14,000km 究極の単身赴任。 上映時間 125分 原作 西村淳 『面白南極料理人』『面白南極料理人 笑う食卓』(新潮文庫刊) 脚本・監督 沖田修一 出演 堺雅人/生瀬勝久/きたろう/高良健吾/豊原功補/西田...
3. 【南極料理人】極寒の地のゆる〜い日常  [ 映画@見取り八段 ]   2010年02月20日 01:28
南極料理人 監督:  沖田修一 出演:  堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補       公開: 2009年8月 南極って言った...
4. 映画「南極料理人」  [ fool's aspirin ]   2010年02月20日 17:47
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5. 南極料理人  [ タル★タル ソース♪♪ ]   2010年02月21日 21:41
「南極料理人」をみてきました。前に何かの映画評でとりあげていて、ちょっと面白いかな、堺雅人さんだしな・・なんていうくらいの軽い気持ちで観に行ったのですが、すごくゆるい雰囲気の中、笑って泣けてとっても楽しめた映画でした。 監督の沖田修一さんは、商業映画第1...
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テアトル新宿で公開当初から見たかった作品。 なんだか地元川口のMOVIXに来たので見ることができました。 堺雅人さんは料理がうまい・??.

この記事へのコメント

1. Posted by ツバッキー   2010年02月19日 18:26
これ、本だけ読んでね、すっごく映画見たかったんです。
このレビュー見てさらに見たくなりました。
ほんっと食べ物の本や話し好きだなぁ。
グルメ番組なんか見たくないけど(笑)こういう、ストーリーに出てくるのは大好きーーーー。

やっぱラーメンは不滅の人気なんでしょうね。
寒いからってのもあるかーー。
ロケ地、北海道だったのね!!
2. Posted by くう   2010年02月20日 01:38
見たね見たね
料理する堺さんは、しゅてきだったでしょ〜♪

何て事ないメニューなのに、ご飯は美味しそうだったし、
南極の話も初めてづくしで面白いし、
堺さんはイケてるし、本当に良かったよ〜

私もラーメンのエピは楽しかった。
きたろうさんが本当に情けなくて〜(^▽^;
情けなかったり、はしゃいだり、おじさん達が、とにかく面白かったわ〜。

これ見ると、人間、基本は食べる事なんだにゃ〜としみじみ実感。。。
食には感謝しなくてはね〜。
3. Posted by nanapu   2010年02月20日 09:48
同じ地球上に、-79.7度ってあるのぉ??
-10度でもビックリな私ですよ!!!
ウィルスが存在しないっていいような?悪いような?
いやその中で人類は生きてるって!すごいですよね。
食べること、生物にとって1番大切なことです。
そして、極限に置かれたとき、その人なりがでるんでしょうねぇ、、、、、
4. Posted by きこり→ツバッキーさん   2010年02月20日 12:51
>これ、本だけ読んでね、すっごく映画見たかったんです
私も原作読んでたんだけど、途中で置きっぱなしだわ〜(汗
原作の西村さんと堺さんはイメージ違うけど、
おもしろかったよ〜
>ほんっと食べ物の本や話し好きだなぁ。
ホントだね・・((*´∀`*))
コレは、朝ごはんの場面もしょっちゅうあるし、
和・洋・中いろんなジャンルの料理がでてきて
充実してますョ〜
隊員のみなさんはとくにコメントもなく黙々と食べてる絵が多いけど(笑
>やっぱラーメンは不滅の人気なんでしょうね。
寒いからってのもあるかーー。
寒いと汁ものが欲しくなるからね〜
カップ麺とかも、たまにすんご〜く食べたくなるしもんね。
この映画はホントお勧めョ。
にやりと笑える場面もあるし・・
5. Posted by きこり→くうさん   2010年02月20日 17:21
>料理する堺さんは、しゅてきだったでしょ〜♪
しゅてきだったわ〜
最初のきちんとした堺さんより、どんどんむさくなっていく方がいいのよね〜
一生懸命、料理している姿がかわいかったにゃ〜
>南極の話も初めてづくしで面白いし、
おもしろいよね〜
穴掘って、氷取り出す作業も見られたし、
意外と持っていくお酒の種類が多いのにもびっくり(笑
冷凍の食材って結構多いんだってことも気付いたわ〜
>情けなかったり、はしゃいだり、おじさん達が、とにかく面白かったわ〜。
なんか食べることと寝ることが楽しみって
ほとんどムショとおんなじなんじゃ?とか思ったよ(笑
いろんなタイプのおじさんが見られてホント楽しかったわ〜
6. Posted by きこり→nanapuさん   2010年02月20日 17:26
>同じ地球上に、-79.7度ってあるのぉ??
いや〜信じられない数字だよね〜
一瞬でバナナとかタオルとか凍るんじゃない?
冷えるもんだね・・
マイナス10度なんてぬるま湯だよぉ・・(笑
ウィルスが存在しないってのがスゴイ・・
映画の中で、鬱々として引きこもりっぽくなった隊員が風邪ひいたって嘘つくんだけど、
『ウィルス存在しないから、ありえないから』とか
すぐに言われてたわ〜
>そして、極限に置かれたとき、その人なりがでるんでしょうねぇ、、、、、
そうなんだよね〜
行く前にちゃんと検査とか受けるんだろうけど、
私なんか絶対にそのような状況に耐えられず壊れるかも・・とか思っちゃった。
7. Posted by 夕来   2010年02月20日 17:59
このお話ってすごく淡々としてるのに、
長さを感じさせないおもしろさだよね〜。
唯一盛り上がりって感じのシーンはラーメンだし(笑
あのラーメンの後になんかまたエピがあるのかと思ったら、
何ごともなく淡々と終わっちゃって、
清水さんとドクターのオチにぶはっと吹き出しちゃった。
すごく幸せな映画だと思いましたわ。

私はやっぱりあのおにぎりにやられちゃった
男の人の手でぎゅっと握るおにぎりっていいよな〜と
堺さんの手に見惚れちゃて…エヘへ…。
中身を確認してたタイチョーが愛おしかったわぁ♪

あの唐揚げエピも、なんてことないのにじんわり泣けた〜。
お母さんに叱られた子供たちが、
一生懸命自分たちだけでごはん作ってるって感じが
よく出てたよね。
子供と言えば、小野花梨ちゃんはホント秀逸だった。
あのお父さんへのキックのナチュラル演技には参りましたわ。

そういや、このロケ地はきこりさんの住まう北海道だったよね〜。
全国の天気で北海道の気温-10℃とか見て
ひえ〜とか言ってる私みたいな甘ちゃんでは、
絶対北国では暮らせませんわ…。
でも行ったことないので、行ってみたいわ…北海道…(<遠い目
8. Posted by ikasama4   2010年02月20日 19:22
これはホント面白かったですからねぇ。

登場人物がみ〜〜〜んな個性的ですからねぇ。

最初からエンディングのスタッフロールまで
存分に楽しめますしねぇ≧∇≦b


この作品を見ると
堺さんを「西村く〜〜〜ん」と呼びたくなったり

ラーメンやエビフライ(フツーの)が
食べたくなったりするんですよねぇ ̄▽ ̄

後は誰かに料理を作ってあげたくなったり・・・多分; ̄▽ ̄


それにしてもあんな驚異的な走りが出来るんなら
今度から南極でトライアスロンの練習をすればいいのに

と、ふと思ってみたりしました ̄▽ ̄ゞ
9. Posted by きこり→夕来さん   2010年02月21日 20:12
>唯一盛り上がりって感じのシーンはラーメンだし(笑
そうなんだよね〜
兄やんの失恋だって、す〜っと流れていっちゃったし・・
引きこもりの話もそんな深刻にならなかったし・・
でも、バラバラな印象にならなくて、統一感があるんだよね。
最初から最後までいいリズムで見られたっていうか・・
本当におもしろかったわ〜
>清水さんとドクターのオチにぶはっと吹き出しちゃった。
いきなり「結婚してください」とか言っちゃって、
絶対変態かなんかと思われて嫌われたよ・・って思ったら、いい感じで待っててくれたもんね。
ドクター、嵐の日も練習してたもんね〜(笑
いいオチだったよ〜
>あの唐揚げエピも、なんてことないのにじんわり泣けた〜。
そうなの・・・クールに見えた西村が泣いちゃって、
自分でもびっくりして・・・って感じが余計切なかったな〜
食べて思い出すってのもリアルだったよね。
>あのお父さんへのキックのナチュラル演技には参りましたわ。
私すっかりファンになっちゃった。
お迎えをする時のお腹だしてジャンプしてる姿にも自然と笑みが浮かんできちゃったよ〜
今後の出演作品も見てみたいわ。
10. Posted by きこり→ikasaam4さん   2010年02月21日 20:32
>登場人物がみ〜〜〜んな個性的ですからねぇ。
そうですよね〜
一人一人みると結構変人度高いですよね。
よく1年以上もあのメンバーでやっていけましたよ〜(笑
>この作品を見ると
堺さんを「西村く〜〜〜ん」と呼びたくなったり
あの「西村く〜〜ん」は、見終わった後もかなり残りますよね(笑
なんかムサイおっさんばかりしか出てこないのに
どのおっさんもかわいくて・・(笑
>後は誰かに料理を作ってあげたくなったり・・・多分; ̄▽ ̄
( *^皿^)
そんな気分にさせてくれる映画ですよね。
落ち込んだ西村が部屋にこもっちゃって、台所のどこに何があるかわからない状態でみんなでわいわいやりながら食事を作ってるとこも良かったですよね〜
11. Posted by タルタル   2010年02月21日 21:50
これ、面白かったですよね。
散々笑って、堺さんが作るお料理と笑顔に癒されて、ちょっとうるっとする感じもあって、人間が愛おしいなあって感じて。
西村の家族エピソード、娘さんとの感じもとってもよかった。
ラーメンのところは、笑ったけれど、でもその気持ちわかるかも〜って思いました。
12. Posted by きこり→タルタルさん   2010年02月22日 18:59
>堺さんが作るお料理と笑顔に癒されて、ちょっとうるっとする感じもあって、人間が愛おしいなあって感じて。
そうですよね〜
みんなが研究をしているのと同じく、みんなのために美味しいものを作るのが自分の仕事って
思ってるかのような真摯な堺様がよかったな〜
おっさんばかりでてきて、絵的には非常にじみ〜なんだけど、いつのまにか笑顔になってるような作品でした。
きたろうさんの深刻はラーメンへの思いは
笑っちゃったけど、よくわかりますよね。
私は珈琲がなかったら、すごく毎日が味気ないと思うわ・・
あ、チョコもかな・・(笑

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