2009年11月17日
韓国ドラマ 「ファン・ジニ」 第16回 愛の調べ
さて、ジョンハン(キム・ジェウォン)が近づいて来たのを知ったミョンウォル(ハ・ジウォン)は、わざとムミョン(イ・シファン)に口づけするのでした。
その目からは涙が・・・
二人の姿を見たジョンハンは哀しそうに去って行っちゃった・・
すぐにミョンウォルから離れるムミョン。
「自分を傷つけるために私を利用するな。私はどこへも行かない。
だから安らぐ場所が欲しくなったら、その時は私のもとへ来るがいい」
たとえ身代りだとしても、彼女が望むなら受け入れる・・・
ムミョンの男気を見ましたわ・・・
そして、部屋に戻ったミョンウォルをジョンハンが待っていました。
(( ゚Д゚)あら、帰ったんじゃなかったのね・・・)
「そなたを愛してはいけなかったのか・・
そなたを得るためならば、私がこれまで積み上げてきたもの、夢も信念も全て捨てられる、
それほど深く愛していると言ったことがいけなかったのか・・?」ジョンハン
「あなた方両班は、いつまで愛を施しのように扱うのです。
失うのは自分たちだけですか?
なぜ自分たちだけが何かを失い、私には失うものはないとお考えになるのです」ミョンウォル
こんなことを言いたい訳じゃないんだけどね・・・(´-ω-`)
彼から離れるためにはしかたないのさ・・


その目からは涙が・・・
二人の姿を見たジョンハンは哀しそうに去って行っちゃった・・
すぐにミョンウォルから離れるムミョン。
「自分を傷つけるために私を利用するな。私はどこへも行かない。
だから安らぐ場所が欲しくなったら、その時は私のもとへ来るがいい」
たとえ身代りだとしても、彼女が望むなら受け入れる・・・
ムミョンの男気を見ましたわ・・・
そして、部屋に戻ったミョンウォルをジョンハンが待っていました。
(( ゚Д゚)あら、帰ったんじゃなかったのね・・・)
「そなたを愛してはいけなかったのか・・
そなたを得るためならば、私がこれまで積み上げてきたもの、夢も信念も全て捨てられる、
それほど深く愛していると言ったことがいけなかったのか・・?」ジョンハン
「あなた方両班は、いつまで愛を施しのように扱うのです。
失うのは自分たちだけですか?
なぜ自分たちだけが何かを失い、私には失うものはないとお考えになるのです」ミョンウォル
こんなことを言いたい訳じゃないんだけどね・・・(´-ω-`)
彼から離れるためにはしかたないのさ・・


部屋を出て、外で一人涙を流すミョンウォルを気遣い、オムス(チョ・ソンハ)が
「風邪をひくぞ」と着物(なんちゅーの?男性が着ている上着的な・・)を持ってきてくれました。
偶然、二人の会話を聞いてしまったらしい・・
「礼曹判書様(ジョンハンのこと)は、良いお方だ。
そう、すげなく振り切ってはお前が後悔するであろう」オムス
「心配なさらないでください。
愛がすべてと信じた愚か者ですが、歳月が私に多くを教えてくれました。
妓生とは、女である前に芸に生きる者です。
芸さえあれば、生きていけるのが妓生です」
ミョンウォルの苦しい胸のうちを思い、何も言わずそばにいてくれるオムス様・・
まるでミョンウォルの父親のようですわ・・・(ノω・、)
翌日も「鶴の舞」の稽古がありました。
ミョンウォルが寝ていないことに気づきながらも、あえて厳しく指導するペンム(キム・ヨンエ)。
稽古に集中させて、辛い事を忘れさせようとしているんでしょうかね・・・
この鶴の舞の練習の時に着ているミョンウォルの衣装がきれいなのよね〜
真っ白で梅の絵が描かれている。
髪もひとつにしばって長いかんざし1本でまとめてる。
このドラマは衣装や様々な装飾品でも目を楽しませてくれるわ〜
その頃、都にいるプヨン(ワン・ビンナ)はメヒャン(キム・ボヨン)から
「鳴鼓舞(ミョンゴム)」を習っておりました。
でも、「剣の舞」とは手首の使い方も呼吸法も違うようで、メヒャンからは太鼓を打つことすら許されない。
ミョンウォルが宴で踊った剣の舞を思い出しながら、闘志を燃やし基礎打ちの練習に励んでおります。
どうやら、プヨンなりの計算があるようですよ・・
夜になっても鶴の舞の稽古をしているミョンウォル・・・
ジョンハンが様子を見に来たけど、気づかないフリ・・・
声をかけられず、ジョンハンは行っちゃいました。
「行ったらどうだ・・?私が代わりに行こうか?
全てを捨てる覚悟なら妓夫にだってなれる。
お前が芸を失わず、共に生きていく道はそれしかない」ムニョン
「あの方は全てを失う。私はいやよ。それなら、私があの方を失うほうがいい」ミョンウォル
同じ頃、教坊の庭のかたすみでトクパル(ムン・ションシク)がタンシム(イ・イネ)に長年の思いを打ち明け、妓夫になると申しでておりました。
でも、ピョクケスを思ってるタンシムは「妓夫はいらない。私、子を宿したの」と断っておりました。
んが、それをクムチュン(チョン・ギョンスン)に聞かれてしまったわ〜!
教坊は大騒ぎ。
先輩の妓生たちは、こぞって妊娠したタンシムを責め立てました。
んが、そこに母親が現れ、タンシムのお腹の子の父親はピョクケスだから、
粗末に扱うなと言い出しましたぞ・・・まぁ、確かにそうなんだけどね・・
法律では王様の親類の子は卑しい身分から逃れられるそうな・・
でも、ピョクケスが自分の子だって認めるかなぁ・・・σ(・´ω・`;)
得意げな母親の顔と愛した人の子を守りたい一心のタンシム・・・
そして、そんな彼女に嫉妬するエンム(ミョンウォルの同期)。
複雑ですわ・・・
そんな時、ミョンウォルに衝撃的なできごとが・・・
ある宴でかつてヒョングム(チョン・ミソン)が愛したファン進士が客人として来ていたのさ〜
部屋に入ってすぐに、オムスは気づいたようですが、ファン進士の方は
まるっきりヒョングムとのことを忘れていたという・・・
ミョンウォルの顔を見ているうちに、やっとヒョングムのことを思い出し、
「昔、松都にいた頃、気まぐれに情をかわした女がいたのだが、
戯れが過ぎたのか災難に遭うところであった」と他の客に話し始めたのさ〜(`・д・´)
こやつが自分の父親だと知ったミョンウォルは怒りが抑えられず、
ファン進士にお酒をぶっかけて出てきちゃいました。
勝手に一人教坊に戻って来たミョンウォルにオムスは
「父が来るからお前も身なりを整えて迎えなさい。
感情を抑え、暖かく丁重に迎えよ。何があろうと母を悲しませる事はするな。
それだけは、この私が許さぬぞ」と諭すのでした。
ファン進士を迎える準備をするヒョングムは、少女のように頬を染めて胸ときめかせておりました。
「お前のことをお忘れではなかった。
お前に会いに来てくださったそうよ。
お前を父に会わせてやれず、ずっと辛かったの。
私だとおわかりになるかしら・・・ずいぶん年を取ったから・・」
「何言ってるの・・すごくきれいよ。花嫁みたい」ミョンウォル
母の心の中には父への思いがずっと生き続けてきた・・
そのことに驚きと哀しみを感じるミョンウォル・・・
ファン進士は、ヒョングムに「すまなかった」と謝り、ミョンウォルに何かあった時には力になると約束しておりました。
「これで恨みは消し去れる」と満足そうなヒョングム・・・
目の見えないヒョングムには幸いでしたが、ファン進士のやらされてる感の漂った表情から、ミョンウォルはすぐに察知しました。
全てはオムスがヒョングムのためにお膳立てしたことなのだと・・
一人、部屋でカヤグムを奏でていたオムスにミョンウォルは尋ねるのでした。
「オムス様の信じる愛とは何なのですか?」
「緩やかな調べだ。
速い調子で軽やかに進むのでなく、もの悲しくも聴こえるが、
だからこそ情緒にあふれるそんな調べだ。
誰もが先を急ぐ世の中で、ゆったりと流れる愛が一つくらいあってもよかろう。
だが、お前はそんな愛し方をするな。
終えられる愛ならば、自分から終えなさい。
成し遂げられる愛、そういう愛をつかめ」オムス
ゥア────。゚(゚´Д`゚)゚。────ン!! オムス様ーーーーー!!
都一の楽士と謳われたオムス様がヒョングムと出会い、松都でずっと彼女を見守った25年・・・
彼女の幸せをだけを思い、彼女がこれからも生き続けていくために希望を与えたオムス様。
翌日、ファン進士を見送ったヒョングムは満ち足りた表情をしておりました。
その姿を離れて見守るオムス様・・・
こんな愛もあるんだねぇ・・・(。pω-。)
一方、悪巧みの女王プヨンはミョンウォルへの気持はもう捨てたと言うピョクケスに
「憎しみは愛情の裏返しだ」と煽り、ピョクケスのためにジョンハンを誘惑してくると言ってたわ〜
「何が望みだ。見返りもなくここまでせぬだろう」ピョクケス
「そのとおりです」プヨン
『王様の即位20年を祝う宴があるから、すぐに都に戻れ』
というお達しが、ジョンハンの元に届きました。
そしてプヨンが、ある知らせを持ってペンムの元にやってきましたョ〜
その大事な宴で『鳴鼓舞』と『鶴の舞』を披露するよう王様から命じられたんだって・・
ペンムはすぐにコレはプヨンの企みだと気づきました。
朝廷は『鶴の舞』の存在を知らないし、未完成の『鳴鼓舞』をメヒャンが踊ると言うのも不自然だからね。
プヨンがピョクケスを動かし、王様に舞のことを教えたらしい・・・
そして、一人部屋でミョンウォルとの思い出に浸るジョンハンの元にプヨンがやってきました。
「何も与えてやれない。玉代はもちろんのこと心も・・
そなたには心のかけらも与えられぬ(何気にキツイことを)
すまない・・・私は嘘のつき方を知らぬ。だからむだなことは・・」ジョンハン
「私がお埋めいたします。お心を与えていただけぬなら、私の愛で埋めてみせます。
ですから、突き放さないでください」プヨン
酔いも手伝ったのか彼女の情熱的な誘いに乗り、チョゴリを脱がせるジョンハン・・
??(o'д'o) あら〜〜ジョンハン様のこげな場面見たくないわ〜
んが、すぐに我に返り「すまない。そなたを侮辱するところであった」と部屋から出て行くのでした。
それでこそジョンハン様ョ・・((^ω^ )プヨンの作戦失敗・・・
その足ですぐ、弓の練習を始めるジョンハン・・・(  ̄〜 ̄;)ウ
そこにムミョンが「私が弓のお相手をいたします」と現れました。
心に乱れのあるジョンハンはうまく射ることができず、ムミョンに完敗。
「そなたにはかなわぬ・・」ジョンハン
「弓の腕ではそうかもしれません。
私が矢で射抜きたかったのはあの的ではなく、あなたです」ムニョン
「それは逆であろう」ジョンハン
「愛してない相手を抱けぬのはミョンウォルも同じでしょう。
二人で共に生きる道を探される気はないのですか」ムミョン
どうやらプヨンとの会話を聞いてしまったらしい・・・
ミョンウォルのことを思いながらも彼女のためにジョンハンの心を動かそうとするムミョン・・
オムス様にも似た愛し方ですね・・(ノω;`)
都に戻ったプヨンはピョクケスに作戦の失敗を伝えに行きました。
それを知っても動じないピョクケス・・・
「お前の力を借りずとも手に入れる術を見つけた」ですってよ〜
「私の女にして、ひとまずは愛してやる。
そうすれば、私の憎しみがいっそう骨身に染みよう。思い知らせてやるのだ」
( ゚Д゚)やだねぇ・・・いったい今度は何を企んでるんだか・・・
そしてジョンハンが松都を去る日がやってきました。
教坊のみなさんに別れの挨拶をして馬に乗って名残惜しそうに行ってしまったわ〜
ミョンウォルはジョンハンと決して目を合わせようとはしませんでした。
「これで全て元どおりだ」と喜ぶペンム。
んが・・・
部屋でコムンゴを手に取ったミョンウォルは、やはり思いが抑えられず馬に乗り
ある場所に向かうのでした。
ミョンウォルは自分を狙っていたソクチョンの宴が行なわれた場所にきていました。
あの時、ミョンウォルがコムンゴを弾いていたら、ジョンハンはその音に笛を合わせ飛び入り参加してきたのよね・・
権力者にへつらうことのないその姿にミョンウォルは自分と同じ匂いを感じたんだよね・・・
彼との思い出に浸っていたら、笛の音が・・・
「心が通じたのか・・・ここに来れば会えるかもしれない、そんな気がした」ジョンハン
「友となればいいのか?
男と女ではなく友となれば、そなたと詩心を交わし心を通わせられるのか」ジョンハン
「さようでございます」ミョンウォル
「だが、私にはできない。
友となるくらいならば、そなたを失うほうを選ぶ。
私は初めて女人を愛した。そしてもう二度とない。
だから・・・この心は持っていけぬ。
一人の女を深く愛した男の心・・・その心はここへ置いていく。
こちらへ・・・顔を見せてくれ、最後にもう一度。
後姿しか見ぬまま行きたくない」
反対側を向いて涙を流していたミョンウォルがやっとジョンハンの方を向きましたわ〜
やはり離れられない・・・(`;ω;´)
2人はやっと結ばれました。
ジョンハンが旅立った後、彼が残していった笛を手に取り、彼への思いを詠うのでした。
『「相思夢」
相思相見只憑夢 あなたに会えるのは夢の中だけ
儂訪歡時歡訪儂 同じ道をたどり 再び会いに来てくれた
願使遙遙他夜夢 願えばいつも 夜 夢の中で
一時同作路中逢 同じ日 同じ時 あの道で もう一度会える』
本当に愛する人と結ばれることができたのは妓生としては幸せだったかもしれないけど、
これから2人はどうなってしまうのか・・・ハッピーエンドにはならなさそう・・
ピョクケスの企みも気になりますわ・・・・

二人が結ばれる場面では「コレ、NHKで流れたんだよな〜」と
ちょっとドキドキしてしまったアナタ・・・ポチッとしてみませんか〜(屮´ェ`)屮
「風邪をひくぞ」と着物(なんちゅーの?男性が着ている上着的な・・)を持ってきてくれました。
偶然、二人の会話を聞いてしまったらしい・・
「礼曹判書様(ジョンハンのこと)は、良いお方だ。
そう、すげなく振り切ってはお前が後悔するであろう」オムス
「心配なさらないでください。
愛がすべてと信じた愚か者ですが、歳月が私に多くを教えてくれました。
妓生とは、女である前に芸に生きる者です。
芸さえあれば、生きていけるのが妓生です」
ミョンウォルの苦しい胸のうちを思い、何も言わずそばにいてくれるオムス様・・
まるでミョンウォルの父親のようですわ・・・(ノω・、)
翌日も「鶴の舞」の稽古がありました。
ミョンウォルが寝ていないことに気づきながらも、あえて厳しく指導するペンム(キム・ヨンエ)。
稽古に集中させて、辛い事を忘れさせようとしているんでしょうかね・・・
この鶴の舞の練習の時に着ているミョンウォルの衣装がきれいなのよね〜
真っ白で梅の絵が描かれている。
髪もひとつにしばって長いかんざし1本でまとめてる。
このドラマは衣装や様々な装飾品でも目を楽しませてくれるわ〜
その頃、都にいるプヨン(ワン・ビンナ)はメヒャン(キム・ボヨン)から
「鳴鼓舞(ミョンゴム)」を習っておりました。
でも、「剣の舞」とは手首の使い方も呼吸法も違うようで、メヒャンからは太鼓を打つことすら許されない。
ミョンウォルが宴で踊った剣の舞を思い出しながら、闘志を燃やし基礎打ちの練習に励んでおります。
どうやら、プヨンなりの計算があるようですよ・・
夜になっても鶴の舞の稽古をしているミョンウォル・・・
ジョンハンが様子を見に来たけど、気づかないフリ・・・
声をかけられず、ジョンハンは行っちゃいました。
「行ったらどうだ・・?私が代わりに行こうか?
全てを捨てる覚悟なら妓夫にだってなれる。
お前が芸を失わず、共に生きていく道はそれしかない」ムニョン
「あの方は全てを失う。私はいやよ。それなら、私があの方を失うほうがいい」ミョンウォル
同じ頃、教坊の庭のかたすみでトクパル(ムン・ションシク)がタンシム(イ・イネ)に長年の思いを打ち明け、妓夫になると申しでておりました。
でも、ピョクケスを思ってるタンシムは「妓夫はいらない。私、子を宿したの」と断っておりました。
んが、それをクムチュン(チョン・ギョンスン)に聞かれてしまったわ〜!
教坊は大騒ぎ。
先輩の妓生たちは、こぞって妊娠したタンシムを責め立てました。
んが、そこに母親が現れ、タンシムのお腹の子の父親はピョクケスだから、
粗末に扱うなと言い出しましたぞ・・・まぁ、確かにそうなんだけどね・・
法律では王様の親類の子は卑しい身分から逃れられるそうな・・
でも、ピョクケスが自分の子だって認めるかなぁ・・・σ(・´ω・`;)
得意げな母親の顔と愛した人の子を守りたい一心のタンシム・・・
そして、そんな彼女に嫉妬するエンム(ミョンウォルの同期)。
複雑ですわ・・・
そんな時、ミョンウォルに衝撃的なできごとが・・・
ある宴でかつてヒョングム(チョン・ミソン)が愛したファン進士が客人として来ていたのさ〜
部屋に入ってすぐに、オムスは気づいたようですが、ファン進士の方は
まるっきりヒョングムとのことを忘れていたという・・・
ミョンウォルの顔を見ているうちに、やっとヒョングムのことを思い出し、
「昔、松都にいた頃、気まぐれに情をかわした女がいたのだが、
戯れが過ぎたのか災難に遭うところであった」と他の客に話し始めたのさ〜(`・д・´)
こやつが自分の父親だと知ったミョンウォルは怒りが抑えられず、
ファン進士にお酒をぶっかけて出てきちゃいました。
勝手に一人教坊に戻って来たミョンウォルにオムスは
「父が来るからお前も身なりを整えて迎えなさい。
感情を抑え、暖かく丁重に迎えよ。何があろうと母を悲しませる事はするな。
それだけは、この私が許さぬぞ」と諭すのでした。
ファン進士を迎える準備をするヒョングムは、少女のように頬を染めて胸ときめかせておりました。
「お前のことをお忘れではなかった。
お前に会いに来てくださったそうよ。
お前を父に会わせてやれず、ずっと辛かったの。
私だとおわかりになるかしら・・・ずいぶん年を取ったから・・」
「何言ってるの・・すごくきれいよ。花嫁みたい」ミョンウォル
母の心の中には父への思いがずっと生き続けてきた・・
そのことに驚きと哀しみを感じるミョンウォル・・・
ファン進士は、ヒョングムに「すまなかった」と謝り、ミョンウォルに何かあった時には力になると約束しておりました。
「これで恨みは消し去れる」と満足そうなヒョングム・・・
目の見えないヒョングムには幸いでしたが、ファン進士のやらされてる感の漂った表情から、ミョンウォルはすぐに察知しました。
全てはオムスがヒョングムのためにお膳立てしたことなのだと・・
一人、部屋でカヤグムを奏でていたオムスにミョンウォルは尋ねるのでした。
「オムス様の信じる愛とは何なのですか?」
「緩やかな調べだ。
速い調子で軽やかに進むのでなく、もの悲しくも聴こえるが、
だからこそ情緒にあふれるそんな調べだ。
誰もが先を急ぐ世の中で、ゆったりと流れる愛が一つくらいあってもよかろう。
だが、お前はそんな愛し方をするな。
終えられる愛ならば、自分から終えなさい。
成し遂げられる愛、そういう愛をつかめ」オムス
ゥア────。゚(゚´Д`゚)゚。────ン!! オムス様ーーーーー!!
都一の楽士と謳われたオムス様がヒョングムと出会い、松都でずっと彼女を見守った25年・・・
彼女の幸せをだけを思い、彼女がこれからも生き続けていくために希望を与えたオムス様。
翌日、ファン進士を見送ったヒョングムは満ち足りた表情をしておりました。
その姿を離れて見守るオムス様・・・
こんな愛もあるんだねぇ・・・(。pω-。)
一方、悪巧みの女王プヨンはミョンウォルへの気持はもう捨てたと言うピョクケスに
「憎しみは愛情の裏返しだ」と煽り、ピョクケスのためにジョンハンを誘惑してくると言ってたわ〜
「何が望みだ。見返りもなくここまでせぬだろう」ピョクケス
「そのとおりです」プヨン
『王様の即位20年を祝う宴があるから、すぐに都に戻れ』
というお達しが、ジョンハンの元に届きました。
そしてプヨンが、ある知らせを持ってペンムの元にやってきましたョ〜
その大事な宴で『鳴鼓舞』と『鶴の舞』を披露するよう王様から命じられたんだって・・
ペンムはすぐにコレはプヨンの企みだと気づきました。
朝廷は『鶴の舞』の存在を知らないし、未完成の『鳴鼓舞』をメヒャンが踊ると言うのも不自然だからね。
プヨンがピョクケスを動かし、王様に舞のことを教えたらしい・・・
そして、一人部屋でミョンウォルとの思い出に浸るジョンハンの元にプヨンがやってきました。
「何も与えてやれない。玉代はもちろんのこと心も・・
そなたには心のかけらも与えられぬ(何気にキツイことを)
すまない・・・私は嘘のつき方を知らぬ。だからむだなことは・・」ジョンハン
「私がお埋めいたします。お心を与えていただけぬなら、私の愛で埋めてみせます。
ですから、突き放さないでください」プヨン
酔いも手伝ったのか彼女の情熱的な誘いに乗り、チョゴリを脱がせるジョンハン・・
??(o'д'o) あら〜〜ジョンハン様のこげな場面見たくないわ〜
んが、すぐに我に返り「すまない。そなたを侮辱するところであった」と部屋から出て行くのでした。
それでこそジョンハン様ョ・・((^ω^ )プヨンの作戦失敗・・・
その足ですぐ、弓の練習を始めるジョンハン・・・(  ̄〜 ̄;)ウ
そこにムミョンが「私が弓のお相手をいたします」と現れました。
心に乱れのあるジョンハンはうまく射ることができず、ムミョンに完敗。
「そなたにはかなわぬ・・」ジョンハン
「弓の腕ではそうかもしれません。
私が矢で射抜きたかったのはあの的ではなく、あなたです」ムニョン
「それは逆であろう」ジョンハン
「愛してない相手を抱けぬのはミョンウォルも同じでしょう。
二人で共に生きる道を探される気はないのですか」ムミョン
どうやらプヨンとの会話を聞いてしまったらしい・・・
ミョンウォルのことを思いながらも彼女のためにジョンハンの心を動かそうとするムミョン・・
オムス様にも似た愛し方ですね・・(ノω;`)
都に戻ったプヨンはピョクケスに作戦の失敗を伝えに行きました。
それを知っても動じないピョクケス・・・
「お前の力を借りずとも手に入れる術を見つけた」ですってよ〜
「私の女にして、ひとまずは愛してやる。
そうすれば、私の憎しみがいっそう骨身に染みよう。思い知らせてやるのだ」
( ゚Д゚)やだねぇ・・・いったい今度は何を企んでるんだか・・・
そしてジョンハンが松都を去る日がやってきました。
教坊のみなさんに別れの挨拶をして馬に乗って名残惜しそうに行ってしまったわ〜
ミョンウォルはジョンハンと決して目を合わせようとはしませんでした。
「これで全て元どおりだ」と喜ぶペンム。
んが・・・
部屋でコムンゴを手に取ったミョンウォルは、やはり思いが抑えられず馬に乗り
ある場所に向かうのでした。
ミョンウォルは自分を狙っていたソクチョンの宴が行なわれた場所にきていました。
あの時、ミョンウォルがコムンゴを弾いていたら、ジョンハンはその音に笛を合わせ飛び入り参加してきたのよね・・
権力者にへつらうことのないその姿にミョンウォルは自分と同じ匂いを感じたんだよね・・・
彼との思い出に浸っていたら、笛の音が・・・
「心が通じたのか・・・ここに来れば会えるかもしれない、そんな気がした」ジョンハン
「友となればいいのか?
男と女ではなく友となれば、そなたと詩心を交わし心を通わせられるのか」ジョンハン
「さようでございます」ミョンウォル
「だが、私にはできない。
友となるくらいならば、そなたを失うほうを選ぶ。
私は初めて女人を愛した。そしてもう二度とない。
だから・・・この心は持っていけぬ。
一人の女を深く愛した男の心・・・その心はここへ置いていく。
こちらへ・・・顔を見せてくれ、最後にもう一度。
後姿しか見ぬまま行きたくない」
反対側を向いて涙を流していたミョンウォルがやっとジョンハンの方を向きましたわ〜
やはり離れられない・・・(`;ω;´)
2人はやっと結ばれました。
ジョンハンが旅立った後、彼が残していった笛を手に取り、彼への思いを詠うのでした。
『「相思夢」
相思相見只憑夢 あなたに会えるのは夢の中だけ
儂訪歡時歡訪儂 同じ道をたどり 再び会いに来てくれた
願使遙遙他夜夢 願えばいつも 夜 夢の中で
一時同作路中逢 同じ日 同じ時 あの道で もう一度会える』
本当に愛する人と結ばれることができたのは妓生としては幸せだったかもしれないけど、
これから2人はどうなってしまうのか・・・ハッピーエンドにはならなさそう・・
ピョクケスの企みも気になりますわ・・・・

二人が結ばれる場面では「コレ、NHKで流れたんだよな〜」と
ちょっとドキドキしてしまったアナタ・・・ポチッとしてみませんか〜(屮´ェ`)屮
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この記事へのコメント
1. Posted by う〜みん 2009年11月18日 22:31

ようやくジョンハンと結ばれて良かったけどいつか辛い別れが待っているかと思うと切なくなりますね(;_;)
オムス様とムミョンの愛すればこそ相手の幸せを一番に考えるという愛し方も切ないですね(;_;)ムミョンもオムス様のようにチニの側で見守っていくんでしょうか。これからジョンハンとの辛い別れが待っていたとしていつか立ち直ってムミョンとの穏やかな愛に生きるなんてことはないのかなあ..
タンシムも赤ちゃんは簡単に認知してもらえないだろうと思うので切ないですね(;_;)
みんな切なくなるような恋愛ばかりですがこれから救いはあるのかなあ..(;_;)
2. Posted by きこり→う〜みんさん 2009年11月19日 21:20
>ようやくジョンハンと結ばれて良かったけどいつか辛い別れが待っているかと思うと切なくなりますね
そうなんですョ・・
今回は泣けて泣けて・・・。゚(゚´Д`゚)゚。
せっかく結ばれたのに二人の未来を考えることができないミョンウォルとジョンハンもせつなかったけど、オムス様の見つめる愛というか、ただヒョングムの幸せを思って耐える姿には泣けた〜!
タンシムを思ってくれる相手がいたのは
ちょっと救いだったけど、彼女はピョクケスだけを
思ってるから、むしろ迷惑なんでしょうね・・
妓生が子どもを産む事は許されるのかも心配だし・・
ピョクケスが何かたくらんでるのも気になります。
そうなんですョ・・
今回は泣けて泣けて・・・。゚(゚´Д`゚)゚。
せっかく結ばれたのに二人の未来を考えることができないミョンウォルとジョンハンもせつなかったけど、オムス様の見つめる愛というか、ただヒョングムの幸せを思って耐える姿には泣けた〜!
タンシムを思ってくれる相手がいたのは
ちょっと救いだったけど、彼女はピョクケスだけを
思ってるから、むしろ迷惑なんでしょうね・・
妓生が子どもを産む事は許されるのかも心配だし・・
ピョクケスが何かたくらんでるのも気になります。