韓国ドラマ 「ファン・ジニ」 第11回 ふたつの面影「アグリー・ベティ 3」 第1回 帰ってきたベティ 

2009年10月06日

韓国ドラマ 「ファン・ジニ」 第12回 剣の舞

 さて、ピョクケス(リュ・テジュン)に共寝を申し出たミョンウォル(ハ・ジウォン)・・・
ついに二人っきりになりましたぞ〜
ピョクケスが逸る心を抑えながら、彼女のチョゴリを解こうとしたら・・・
その手を止めるミョンウォル・・・
 てっきり玉代の吊り上げ交渉と思って「お前も他の女と変わらぬな・・」と
うんざりした顔をするピョクケス。
 ところが・・・

 「今宵の玉代は私が・・。私がピョクケス様の一夜を買います」
百両をどさっと置き、冠(帽子)を取らせるミョンウォル・・
さらに、まだ百両で帯を、次に二百両で上着とチョゴリを脱がせようとしたら、
さすがにピョクケスめ、怒り出しましたわ〜

 「なぜ私の大事な宴をつぶしたのです?」ミョンウォル
「つまりこの不埒きわまる振る舞いは商人ごときにコムンゴを弾けなかったからか?」
「大切なお客様です」ミョンウォル
「聴く耳を持たぬ者たちだ。そんなつまらぬことで、なんたる狼藉だ?」
「身分が卑しいから、耳も卑しいとは限りません。
覚えておいてください。富や権力で支配できぬものもあるということを」

 いやいやいや・・・男としてのプライドズタズタっスョ・・・
まぁ、いい気味と言えるが・・
しかし、さすがミョンウォルですね。
この時代に、女性が男性を買うという発想はなかったでしょうに・・
普段は妓生の自分たちがされていることを、ピョクケスにやり返すとは・・



 その頃、ジョンハン(キム・ジェウォン)は、ミョンウフォルの事が気になって
仕事にならないので帰ろうとしていました。
プヨン(ワン・ビンナ)は、お酒を用意したと誘いに来たんだけど、断わられちちゃった・・・

 一人川の前に佇み、ミョンウォルを思うジョンハン・・・
「おーーーい!キム・ジョンハン、お前らしくないぞーーーー!しっかりしろ、しっかり」

 ピョクケスの宿を出たミョンウォルはムミョン(イ・シファン)に付き添われ、
歩いておりました。
「お前は朝鮮全土を巡り歩いたと言ってたわね・・私はお前が羨ましい。
私はね・・・生きることにうんざりしているの・・」

 ミョンウォルの中にある深い孤独・・・
それはピョクケスに一泡吹かせたところで、消えるようなものではなかったのです。

 さて、松都教坊では、ソン長官(ヒョンソク)によって、三ヵ月後にミョンウォルと共に女楽の妓生たちがすばらしい舞を披露したと認められれば、ペンム(キム・ヨンエ)は退妓することになると正式に発表されました。
 そして、その舞が粗末であれば、女楽の行首はペンムが務めることになりました。
さらに、ペンムはメヒャン達が負ければ、ミョンウォルを官婢にして下さいと願いでましたぞ・・

 官婢は役所や官庁に仕える奴隷らしいけど、同じ賤民(チョンミン)でも、
そんなに違うのかな?( ´д`)?
ソン長官はミョンウォルに勝負を止めて、ペンムの元に戻る意志はないか確認したんだけど、きっぱりと断っておりましたわ・・

 これはミョンウォルにわざとプレッシャーをかけて、本来の実力を発揮させようというペンムの作戦みたいなのよね・・

 さて、ミーティングが終わり、ジョンハンと共にいるピョクケスに、ササッと近寄るプヨン・・
昨夜の事をピョクケスに聞いて、ジョンハンの顔色を見たいようね・・・
もちろん、辱めを受けたことなどおくびにも出さす、ミョンウォルに親しげに挨拶するピョクケス。
昨夜のお礼にジョンハンの力を借りて女楽の行首にしてやろうかとか言ってるョ・・
( ゚Д゚ )アラマッ

 「権力を借りて、女楽の行首になりたくはありません。実力で手にしてみせます」
堂々と答えるミョンウォル・・・

 勝負に負けたらミョンウォルが官婢にされると知ったヒョングム(チョン・ミソン)は、
いきり立って、すぐに勝負を止めるよう言いにきました。
でも、勝てば妓生として最高の権力を手にいれることができるし、王の心さえも操ることができると話すミョンウォル。

 「獣以下の扱いを受けた女が、王様の心をものにした時、私を踏みにじった両班どもが、どんな顔をするのか見てみたい」ミョンウォル
「自分の顔を見てみなさい」鏡を出すヒョングム
「ひどい顔をしている・・憎しみに満ちあふれているわ。
こんなことをして若様は何て言うかしら?

今までお前が舞わなかった理由はなに?
行首ペンムに仕返しがしたかっただけ?
若様はお前の舞が一番好きだった。美しすぎて、他の誰にも見せたくないと・・・
なのに、お前はその舞を武器にして、次々と人を踏みつけ倒そうというの?
やめなさい。若様が喜ぶはずないわ」ヒョングム
「手遅れよ。もう矢は放たれたの」ミョンウォル

 さすが母親・・・・痛いとこを突いてきます・・・
ヒョングムの言葉は鎧で固めたミョンウォルの心にぐさっと刺さったようです・・

 さて、メヒャンによる剣の舞の練習が始まりました。
ムシロの上に半紙を置いて、そこに片栗粉を水で溶いたようなどろどろしたものをかけて、その上で回らせましたぞ・・
 早く軽やかに舞う練習らしい・・・( ̄ω ̄)ほ〜〜
半紙を破っちゃダメなんだって・・・ひょえ〜

 女楽の妓生たちは半紙をやぶらずに回れるんだけど、ミョンウォルのものだけが破けてしまう。
5年のブランクに改めて気づくミョンウォル・・・
それを見て松都教坊の妓生たちはあざ笑っております。
 練習は夜中まで行われ、ミョンウォルは300枚の半紙を破きました。
一緒に付き合っていたプヨンはムッタリ・・・(`ェ´*)・・・
「基本もできぬ者に剣の舞は無理です。
童妓にも劣るような未熟な者とは、群舞を舞うことなどできません」プヨン

 その後もふらふらになるまで、練習を続けるのですが半紙が消費されるばかり・・・
「見込み違いだったようだ。体も自在に扱えぬ者に剣の舞は舞えぬ。
口先だけの出来損ないめ」メヒャン

 疲労したメヒャンを、珍しく茶でもてなすペンム・・・
何気にメヒャンの闘争心をあおり、ずっと稽古をしていなかったミョンウォルに激しい稽古を課すと、腱を切ることもあると伝えてましたわ〜

 さすがペンム様・・・この大きな師弟愛にミョンウォルが気づく時は来るのでしょうか・・

 次の日・・・にゃんと重しを足首につけてランニングするミョンウォルの姿が・・・
??(゚∀゚」)」 まるでタイヤを引きずりながら走る星飛雄馬だよお・・・
♪おっもっいい〜こんだら〜♪試練のみっちぃを〜ゆくが〜男の〜ど根性〜♪
それを見つけたメヒャンはペンムの言った事を思い出したのか、それを止めさせ、
川べりを水をはじかずに走るよう命じるのでした。

 メヒャンはミョンウォルを連れて、マンツーマンで特訓を開始・・
不安とあせりを感じたプヨンは、ペンムに「鶴の舞」を教えて欲しいと頼むのさ・・
でも「まずはミョンウォルと剣の舞を舞ってみよ。鶴の舞を教えるかはその時に決める」ってさ〜

 その頃、ピョクケスはあの晩のことを言いふらされてはたまらんと、ミョンウォルの元へ、
金銀パールプレゼント〜♪じゃなくて財宝の数々を届けさせておりました。
 その莫大な量の玉代を見たジョンハンは、ジェラシーもあるのかもしれないけど
無駄使いを戒めておりました。
ピョクケスは奥様がいるのに、ほっぽって妓生と遊ぶことに日々を費やしているらしい・・

 仲良さそうに酒を酌み交わすピョクケスとジョンハンですが、内心は複雑な思いが渦巻いているようです。
王族であるピョクケスは政治に関与できないために、ジョンハンのように仕事に精を出すことは許されない。
酒を飲んだり、女と遊ぶしか時間をつぶす方法がないらしい・・・
 ピョクケスは人間的にもすばらしいし彼にしかできない仕事をがんばっているジョンハンにコンプレックスを抱いている部分があるのですね・・
ミョンウォルに手を出そうとしたのは、自己顕示欲もあるけどジョンハンが好意を持っている女性だからってのもあるんじゃないのかな・・

 さて、メヒャンとミョンウォルの地獄の特訓もひと月以上続いております。
日に日に驚くべきスピードで上達していくミョンウォルに、メヒャンも教える喜びを感じておりました。
 二人のことが気になるプヨンと松都教坊の妓生たちは、そっと様子を見に行くのでした。

 「信じられない・・・」その上達ぶりに驚くプヨンたち。
「たったひと月であんなになるの?」エンム
「そんな・・・行首様を見て・・あれが行首様?まるで別人だわ。
一度だって私たちには見せたことのないお顔・・
あんな顔・・・あんな嬉しそうな顔みたことない・・・」ショックを受けるプヨン・・
 同じ舞い手として、師を惹き付け夢中にさせたミョンウォルに嫉妬の炎を燃やすプヨン・・・

 そして、松都教坊のみなさんは、この勝負ヤバイかも・・と初めて思ったようです。
勝負に敗れたらペンムは退妓・・・
そうすれば松都教坊はどうなる?
私たちはどこへ行けばいいの?軽いパニックですョ・・

 さらにミョンウォルが押し切りで、藁を切っていると知ったプヨンは驚愕する・・
押し切りで、藁を切るのは剣を操るのと同じぐらい手にかける力の加減が難しい。
藁を切りながら、徐々に感覚をつかむであろうミョンウォルに脅威を感じたのです。
 「もしかしたらミョンウォルは思っていた以上に手ごわいかもしれません」プヨン

 ミョンウォルが教坊に戻って来た事を知ったピョクケスは、贈った財宝のお礼の手紙が来るかとウキウキして待っているんだけど、ミョンウォルは贈り物を全て返すよう命じるのでした。

 その様子を見たジョンハンは、枕を交わしたのなら、なぜ心づけを返すのかと部下のスマン(キム・スンウク)に尋ねてましたわ〜
「ミョンウォルは宴席で楽器を奏でることはあっても、共寝をすることはございません。
お心づけを返すと言う事は、ピョクケス様は何か辱めを受けたのでしょう」スマン

 わざわざこんな事を教えてくれるなんて、スマンもジョンハン様の事が気にいってるのね・・
さて、財宝と共にミョンウォルからの手紙を読んだピョクケスは怒り狂っておりました。
「ミョンウォルのやつめ!(#゚Д゚)この私をこれほど侮辱するとは・・・!!」

 いや〜ん・・・コワイわ〜( ゚Д゚ )

 何となく事情を察したジョンハンは、ミョンウォルを呼び出して意見しておりました。
商人の宴を邪魔されたからその仕返しにピョクケスを辱めたようにみえるが、
ミョンウォルが今まで、嫌いな両班の宴を頼まれると商人の宴を入れてきた事実を指摘するのでした。
「哀れな人だ。
いつまでそのわがままに、善良な者を巻き込むのだ。
そなたは両班ではなく、商人を愚弄している。
いや、それ以前に己をあざ笑っている」ジョンハン

 蔑むこともあざ笑う事もなく、自分を思って意見してくれるジョンハン・・・
憎まれ口を叩いても、ミョンウォルも彼の人間性に魅かれてると思うわ〜

 そして、ついに他の妓生たちと共に群舞の練習が始まりました。
目の前のミョンウォルを意識するあまり、剣を落としてしまうプヨン・・・
イライライラッ!!
「ミョンウォルめ、見ていなさい!!」

 松都教坊のみなさんも、どんどん調子を上げているミョンウォルをどうにかせねばとあせっております。
で、血迷ったのか恐ろしい計画を実行する気のようです。

 夜中になっても一人剣の舞の練習を続けるミョンウォル・・・
その姿をジョンハンは離れた場所から見つめておりました。
んが・・・・ミョンウォルをぶっとい丸太が狙って落ちてくるのを発見!
こんなもんが当たったら、大怪我だよ〜
ジョンハンは、彼女をかばおうと走り出しました!間に合うのかぁ〜〜((( ;゚Д゚)))
りす



このドラマは音楽もとってもよいわ〜サントラ買おうかしら・・と思ったアナタも
ぽちっとな〜(b・ω・d)


 

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この記事へのコメント

1. Posted by う〜みん   2009年10月07日 19:04
5 舞の練習ってスポ根並みですか〜(^_^;)
チニの凍りついた心はジョンハンが少しずつ溶かしてくれそうな気配ですね(^-^)でも身分が違うから結婚はできないんですよね(;_;)
2. Posted by きこり→う〜みんさん   2009年10月08日 18:25
>舞の練習ってスポ根並みですか〜(^_^;)
いや〜ちょっとびっくりしましたよ〜
ちょっと前に「鶴の舞」の練習の時に吊るされたりぶらさがったりってのにもびっくりでしたが、
そんな重し足にぶら下げるなんて「巨人の星」みたいな場面が見られるとは思ってなかったですよ〜(笑
>でも身分が違うから結婚はできないんですよね(;_;)
そうなんですよね・・恋がはじまりそうでもすでに悲劇の予感・・・
せつないですわ・・
3. Posted by う〜みん   2009年10月11日 21:13
身分違いの恋って切ないですね(;_;)ジョンハンなら結婚できなくてもチニを大切にするとは思いますが..
4. Posted by きこり→う〜みんさん   2009年10月12日 11:02
>ジョンハンなら結婚できなくてもチニを大切にするとは思いますが..
そうですよね〜
でも、そうなるとおめかけさんのような立場にさせてしまうからアレなのかな・・
愛という思いを純粋にしようとするあまりに
離れていくことになるんでしょうかね・・・(涙

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