「左目探偵 EYE」韓国ドラマ 「ファン・ジニ」 第12回 剣の舞

2009年10月05日

韓国ドラマ 「ファン・ジニ」 第11回 ふたつの面影

 さて、チャン大使が詩を書いたチマを切り裂き、火に投じ、お客人達を氷つかせたミョンウォル(ハ・ジウォン)。
にんまりと微笑んだその真意は・・・

 侮辱だと怒り心頭のチャン大使の前で、大使の書いた詩を読み上げるミョンウォル・・・
(にゃんと、たった数秒で暗記!w( ̄Д ̄ w )
「詩は心に刻みました。しるしはいりません。
形あるものにすがれば、形は薄れるのが世の常。だから、心だけ置いていってください」
「心だけ?」大使
「詩を交わした友への情、伎芸をこよなく愛する心、そして何があってもそれを守るという決意。
その尊いお心だけを私と朝鮮に」

 ミョンウォルの美しく鮮やかで潔い印象は、そのまま朝鮮のものとなり、
チャン大使の心にも深く刻まれたことでしょう・・
彼女は妓生という低い身分にありながら、堂々と朝鮮の人間として外交を成し遂げたのです。
 ミョンウォルを見つめるピョクケス(リュ・テジュン)の目がギラギラと征服欲で光っておりますわ〜
ファン・ジニ―韓国ドラマ・ガイド (教養・文化シリーズ)ファン・ジニ オリジナル・サウンドトラック


 ソン長官(ヒョンソク)が宴の成功を称える席で何故舞わないのかとミョンウォルに尋ねるメヒャン(キム・ボヨン)に
「心に響く舞いを見たことがないのです(だから舞わない)」
隣にいるペンム(キム・ヨンエ)を意識して答えるミョンウォル。
「お前の師は、朝鮮一の舞の名手だった。その舞にも感動せぬと?」メヒャン
「才能に長け名声を得ていても足りないものが」ミョンウォル
「足りないもの?何だ?」メヒャン
「本人にお尋ねを。自分で気づかぬならそれまでです」ミョンウォル
「・・・・・」ペンム

 大勢の面前でペンムを侮辱したもんだからクムチュン(チョン・ギョンスン)やチュソンに天狗になってんじゃないの?!って怒られるんだけど、雑魚は相手にしないミョンフォル。

 この様子を見てメヒャンはミョンウォルの才能と共にその個性に興味を持ったようで、「選上妓」として都に彼女を呼びたいと思い始めたようです。
ところで、ペンムに足りないものは何か・・・
メヒャンは「魅せる力」と、プヨン(ワン・ビンナ)に答えておりました。
「見る者の心を夢中にさせる力だ。官能性に意外性。
舞は、人の目を奪い心をつかまねばならぬ。
型どおりの舞など味気ない料理と同じだ」

 コレはプヨンの舞を皮肉ってるのでしょうか・・・
師の心をがっちり掴んだミョンウォルにジェラシーを燃やすプヨン。

 さて、宴のために働いてくれたミョンウォルを呼び出して、お礼を言うジョンハン様(キム・ジェウォン)に憎まれ口を叩くミョンウォル・・
「私の闘うべき相手が、人に敗れるのを見たくなかっただけ」
それを聞いたジョンハンは彼女に平手打ちを・・・??(o'д'o)ハッ!!
「己が血を流している時に、誰を倒すというのだ。ひとつ間違えば死んでいたのだぞ」
「怖くなど」
「なぜだ?何ゆえ自分を粗末にする?もっと大人になれ。己を傷つけてだだをこねるのは幼子だ」

 ジョンハンにはミョンウォルが悲しみや苦しみと戦いながら生きているのをちゃんとわかっていたのですね。
彼女のための愛のある叱責を見ていたピョクケスは、ジョンハンがミョンウォルに惹かれている事をすぐに見抜いたようです。

 夜になり、コムンゴの練習をしながら、ジョンハンが言った「真心」という言葉にウノを思い出すミョンウォル・・
「真心か・・・真心なんて言う愚か者がまだいたのね」
少し嬉しそうですぞ・・・

 そこにピョクケスが・・・
弾くのを止めるミョンウフォル・・
「続けよ」「気が乗らない」「使用人のためには弾くのに(そばにムミョンがいたからね)断るのか」等のやりとりがあって・・
「聴く人の身分は違っても音に隔てはないのです。
お聴きになりたければ、どうぞ礼儀を」と、すまして答えるミョンウォル
「では、後日改めて頼もう」ムッとする心を抑えるピョクケス・・

 その頃、一人ミョンウォルを思いながら酒を飲んでいたジョンハンのそばにプヨンが寄り添いましたわ・・
ミョンウォルとジョンハンの件をピョクケスから聞いて、ジョンハンの事が気になってるプヨンとしては確認したかったのよね。
「どちらですか?
礼節を守れなかったとご自分を責めているのか、それとも心惹かれても容易にはものにできない女、その人を思い心を乱してるのですか?」

 自分はミョンウォルに惹かれてるのではなく痛ましく思っていると、彼女の苦しみを思いやるジョンハン。
そんな彼に積極的にアピールするプヨン。
「それより、私はあなたの涙をぬぐいたい。
舞人は舞人を知り、歌い手は歌い手を知るもの。
己の悲しみを笑顔で隠す人だけが、人の悲しみに気づくのでは?」
 鋭いのう・・・プヨン。

 さて、ジョンハンは国王(パク・チャナン)に自分では荷が重過ぎると
礼曹判書を辞任したいと申し出ておりました。
国王様はジョンハンの事をすごく信頼しているから、辞めさせたくはない・・
でも、譲歩案として彼のために松都に役所を新設して『郷楽』の歌や舞を記録するよう命じました。
 「村で親しまれる歌と舞は民の喜びや悲しみを生き生きと伝えてくれよう。
それらを余に見せて欲しい。さすれば、善政への道もきっと開ける」

 (*゚д゚*)いい王様じゃないですか〜
もちろん、喜んで引き受けたジョンハン・・・ミョンウォルの傍にも行けるしね。
ジョンハンにくっついて都にいたソン長官までが松都へ異動。
ソン長官は昔、ペンムといろいろあったようだから、ペンム狙いか?
 それを知っておもしろくないメヒャン。

 松都教坊は楽譜や舞譜の記録収集に全面協力するよう命じられました。
そこには伎芸に秀でた妓生の名前も記されるそうで、最も多くの妓生の名を載せた教坊が都の女楽を名乗ることになるそうです。

 コレを聞いて、久し振りにペンムの目にも輝きが・・・
で、ミョンウォルに舞の稽古に参加するよう命じるんだけど、断固として拒否するのさ〜
でも、負けずに舞譜の一番上に名前が載る事は「生きて権力、真では名誉。妓生には最高の人生だ」と説得するペンム。
「くだらない。愚かな猿芝居はもうたくさん。
愛も真心も踏みにじられて舞えますか。
心を込めない舞など、舞とは言えない。
真心のない人間はクズ。その舞もまた同じ」
冷たい目で言放つミョンウォルなのでした。

 その頃、都のメヒャンは自分の立場が危うくなりそうな雰囲気に対策を練っておりました。
そこへ、にゃんとミョンウォルが「剣の舞を教えて下さい」とやって来ましたョ〜
「怒りと闘志を与えてください。行首様が敵に対して抱く気持です」
わたしら、ペンムという同じ敵を持つ仲間じゃありませんか・・ってことね。
 教えを請う上に、ペンムを倒した暁には女楽の行首を自分にやらせろと持ちかけるミョンウォル。
「よかろう。ペンムを倒したら、望みどおりにしてやる」メヒャン
「力を尽くします」

 ミョンウォルとメヒャンとの間に同盟が結ばれるという展開が・・?( ゚Д゚ )アラマッ
プヨンの苛立ちは高まるばかりョ・・・
で、メヒョンらは楽譜や舞譜をまとめる手伝いに来たという名目でミョンウォルと一緒に松都へと来ちゃいました。

 ミョンウォルがメヒャンから舞を習うという話を知ったペンムは衝撃を受けたようですが静観することに。
でも母親のヒョングム(チョン・ミソン)は「メヒャンは危険な人よ。ペンムより冷酷で残酷なの」と、
止めるよう説得するんだけど、相変わらず聞きゃーしないミョンウォル。

 その頃、メヒャンはソン長官に、妓生一人(ミョンウォルのこと)に手こずっているペンムを辞めさせるべきだとソン長官に訴えておりました。
自分が三ヶ月でミョンウォルに剣の舞を教えて、りっぱに群舞を舞わせることができたらペンムは行首の座を退くべきだと話し、ペンムもそれを受け入れたのです。

 そんな話は断ってくださいと頼むクムチュン・・・
でもペンムは、ミョンウォルが再び舞うことにしたこの機会に賭けてみることにしたようです。
「理由はどうあれ、あの子をその気にさせたメヒャンに感謝せねば」

 やっぱりペンムは深い愛情でミョンウォルを見守っていたのね・・・
そして、ヒョングムも寺を出て、ミョンウォルのいる教坊に戻る決心をしました。
彼女の体調を心配するオムス(チョ・ソンハ)
「それが母たる者の務めです」と彼女の意志を尊重して見守る決意を固めたようです。

 さて、松都教坊を裏切ってメヒャン側についたミョンウフォルに腹を立てた他の妓生たちが、彼女にヤキを入れてやろうとやってきました。
ミョンウォルが松都教坊側にいれば女楽になるのも夢じゃない・・・だから彼女にに抜けられては困るのです。
 ふてぶてしい態度を取り続けるミョンウフォルに「足でも折られないと分からないの?!」と脅すチュソン・・
 ウノが亡くなった時はみんなで団結したのに・・・
タンシム(イ・イネ)までいるじゃないですか〜
 ペンムに止められて解散してったけどね・・・

 「私を倒すのか?楽しみだ」
そうミョンウォルに告げて去っていくペンム・・・
やっぱりペンムの方が人間的に大きいと思われ・・・(。 ・ω・))

 都からピョクケスが友人を引き連れて松都に遊びに来ました。
目的はミョンウォル・・・
直接会って、翌日コムンゴを聴かせてくれと頼むんだけど、すでに宴の予定が入っていると断るミョンウォル。
 でも、わざわざ俺が来てやったんだから断るわけないという態度のピョクケス・・
時間を告げて去っていきました。
その態度が鼻につくんだったら〜(´д`)

 で、以前から頼まれていた商人の宴を明日にセッティングするミョンウォル。
その頃、ジョンハンは地元のおじさんから歌を聴かせてもらって、書き留める仕事を嬉々として行っておりました。
この仕事に愛情を持っている様子を見て、嬉しそうなオムス様・・・
この2人は相性がいいみたいだね〜

 そこに突然顔を出すピョクケス・・・
ジョンハンのために宴を設けると言い出し、ミョンウォルも呼んだと自慢げでしたわ〜
それを聞いて心穏やかではいられないジョンハン・・・
ピョクケスの申し出を受けるということは、床も一緒にするってことですからね〜
 天下の風流人ピョクケスがミョンウォルを落としたとはやす友人ども・・

 体裁を気にするピョクケスはミョンウォルを絶対自分の元に来させるために
誰の宴が調べさせ、圧力をかけて中止させるのでした。
( ゚Д゚)ちっちえぇ〜男・・・
 それを知ったミョンウォルは、腹を立て、ある計画を実行するためにピョクケスの宴にやってきました。

 で、席につく早々「今夜はピョクケス様と共寝をしとうございます」ですってよ!
顔が曇るジョンハン・・・
嬉しさを隠して冷静に受け入れるピョクケス・・
両方の顔を見て、こちらもガッカリ感を押し殺し微笑むプヨン・・

 仕事場に戻っても、ジョンハンはミョンウォルの事が気になって集中できないようよ・・
それを影から見守るプヨン。
 その頃、ピョクケスがミョンウォルのチョゴリを解きにかかっていました・・・
さて・・・ミョンウォルはどうする気なのでしょうか〜
りす


殿方のみなさま、ずっと帽子かぶってて邪魔くさくないののかしら〜と気になったアナタ、
ぽちっとお願いいたします♪(´・∀・`)ゞ

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この記事へのコメント

1. Posted by う〜みん   2009年10月05日 12:27
5 またまた気になる展開になって来ましたね〜毎回「それからどうなるの?」ってハラハラドキドキのところで終わるから続きが気になって気になって..(^_^;)
ジョンハンはやっぱりいい感じですね〜(*^_^*)ミョンウォルもジョンハンを意識し始めてるみたいだし。これからが楽しみです(^-^)
2. Posted by きこり→う〜みんさん   2009年10月06日 07:41
>ジョンハンはやっぱりいい感じですね〜(*^_^*)
いいですね〜
ピョクケスと違って奥ゆかしいし、自分の気持ちを押し付けないところがいいですわ〜
彼の真心はミョンウォルにきっと伝わると思うんだけど〜
そんな彼に思いを募らせるプヨン・・・
芸の上でもライバル視しているミョンウォルを敵視しそうで怖いですわ・・・

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