2009年09月29日
韓国ドラマ 「ファン・ジニ」 第10回 冷たい月
さて、ファン・ジニ第二章でしょうか・・・
オープニングテーマもちょこっと豪華絢爛な雰囲気になりましたョ〜
ウノ(チャン・グンソク)の死から4年の月日が流れ・・・
妓生として生きる決意をしたチニはミョンウォル(明月)と名乗り。
その美しさと特異な存在感で松都一の名妓と呼ばれるようになっておりました。
が、ペンム(キム・ヨンエ)への憎しみとウノへの思いから、舞を一切舞わなくなっておりました。
踊っている姿があまりにも美しいから、チニが取られちゃいそうで
舞わないでくれってかわいいジェラシーを見せたことがあったのよね・・
舞うことが生きがいだったチニ・・・その舞を捨てるということは死を意味すると思うのです。
舞を封じ込めることによってウノに殉じたんだろうねぇ・・・(゚うェ´゚)ウッ・・
どんなに苦しい4年間だったか・・・
ウノの命日に歩きながら一晩中飲んだくれたミョンウォル(ハ・ジウォン)は、
明け方、川に身を投じようとするんだけど、たまたま居合わせたキム・ジョンハン(キム・ジェウォン)という男に助けられる。
そのごたごたの時に、すっと現れてミョンウォルを抱きかかえて去っていった男がいました。
( ´・д・)? いったいだあれ?
HPによると、このお方はムミョン(イ・シファン)といって教坊の下働きをしている男性で、ミョンウォルの護衛も務めているんだって・・
さらに『ファン・ジニ ドラマガイド』によると(買っちゃった〜ヽ(゚∀゚)ノ ♪)
全国各地を放浪した末に松都に流れ着いたらしい・・
んで、実は父親が高官の両班なんだってよ・・
『王位継承に絡む謀反で、親友を裏切った父親が許せず家を出ていた』と。
(-д-) ふむふむ・・・なるほどねぇ〜
オープニングテーマもちょこっと豪華絢爛な雰囲気になりましたョ〜
ウノ(チャン・グンソク)の死から4年の月日が流れ・・・
妓生として生きる決意をしたチニはミョンウォル(明月)と名乗り。
その美しさと特異な存在感で松都一の名妓と呼ばれるようになっておりました。
が、ペンム(キム・ヨンエ)への憎しみとウノへの思いから、舞を一切舞わなくなっておりました。
踊っている姿があまりにも美しいから、チニが取られちゃいそうで
舞わないでくれってかわいいジェラシーを見せたことがあったのよね・・
舞うことが生きがいだったチニ・・・その舞を捨てるということは死を意味すると思うのです。
舞を封じ込めることによってウノに殉じたんだろうねぇ・・・(゚うェ´゚)ウッ・・
どんなに苦しい4年間だったか・・・
ウノの命日に歩きながら一晩中飲んだくれたミョンウォル(ハ・ジウォン)は、
明け方、川に身を投じようとするんだけど、たまたま居合わせたキム・ジョンハン(キム・ジェウォン)という男に助けられる。
そのごたごたの時に、すっと現れてミョンウォルを抱きかかえて去っていった男がいました。
( ´・д・)? いったいだあれ?
HPによると、このお方はムミョン(イ・シファン)といって教坊の下働きをしている男性で、ミョンウォルの護衛も務めているんだって・・
さらに『ファン・ジニ ドラマガイド』によると(買っちゃった〜ヽ(゚∀゚)ノ ♪)
全国各地を放浪した末に松都に流れ着いたらしい・・
んで、実は父親が高官の両班なんだってよ・・
『王位継承に絡む謀反で、親友を裏切った父親が許せず家を出ていた』と。
(-д-) ふむふむ・・・なるほどねぇ〜
そして、チニの母ヒョングム(チョン・ミソン)はウノの供養のためでしょうか、教坊を出て寺で暮らしてるみたい・・
で、命日にはウノとチニのために一心に祈っておりました。
オムス様(チョ・ソンハ)も一緒にいたけど、寺には住んでるのかな?
よくわからんかったわ・・・
タンシム(元ケトン)(イ・イネ)は妓生になっておりました。
チニとウノが駆け落ちをしようとしている時、キム判書の家に知らせに行ったら
妓生にしてやると言った約束をペンムは守ったのですね。
あの時、キム判書の家に走るタンシムは「チニのためよ(自分のためじゃない)」と
唱えておりましたが・・・
それが負い目となって残ってるようで・・・ミョンウォルとは距離ができてしまっているようです。
で、同じ『賤民(チョンミン)』でありながら妓生と下働きでは差があるようで
タンシムのお母さんはタンシムに敬語を使ってましたわ〜
そして、ウノの家で働いていたトクパル(ムン・ションシク)は、暇を出されたようで、今は教坊の下男として働いています。
ミョンウォルは教坊の中でペンムに会っても、ツンとした態度をくずさず
稽古にも出ていないようで、クムチュン(チョン・ギョンスン)に注意されてました。
きっとこの4年の間、ずっと憎しみを露にして反抗的な態度を取り続けたのでしょうね。
「私は舞など舞いません」ミョンウォル
「もう止めて、4年も意地を張り続けたのよ。行首様を苦しめるのはもうやめて」タンシム
「そのつもりよ」ミョンウォル
そんなミョンウォルを妓籍から外すようにと役所の命令をスマン(キム・スンウク)がペンムに伝えに来ていました。
実は、お偉い役人のソクチョンが彼女を側室にしたがってたのよ〜
「要するに権力は法に勝るということだ」スマン
さて、ミョンウォルを助けたキム・ジョンハンは、実は両班でした。
自分の師であるチョ・グァンジョを勢力争いで殺されたために、官職から離れて
各地を放浪しているらしい・・
で、りっぱな輿に乗っている松都一の妓生ミョンウォルが、あの時助けた女性だと知り興味を持ったようです。
このキム・ジョンハン・・・体裁なんて気にしない両班らしくない変わり者のようです。
いきなり通せんぼをして「今夜共に過ごしたい」って言い出したんだけど
もちろん冷たくあしらわれてたわ〜
「(今夜の玉代に相当する家2軒分)それ以上の玉代をくださるのならお仕えしますが」
「そんな金ある訳ない」ジョンハン
「チッチッチッ(" ̄д ̄)財宝だけが玉代ではないのに・・・愚かな男」ミョンウォル
そんな天狗な振る舞いのミョンウォルの噂は明から帰国したピョクケス(リュ・テジュン)の耳にも届きました。
みんなミョンウォルに夢中で手に入れたがっている・・・
詩才にも長けている評判の名妓にピョクケスも興味を持ったようです。
そんなピョクケスの隣にはプヨン(ワン・ビンナ)が・・・
でも、ミョンウォルの話ばかりなもんだから、部屋に帰って来てヒステリーを起こしておりましたわ〜
さて、ミョンウォルを狙うソクチョンの宴が始まり、不敵な顔でコムンゴを奏でていたら、
笛の音と共にジョンハンが・・・
合奏したかったよですが、わざとテンポを速めて、ジョンハンがついてこられない演奏をするミョンウォル・・・
でも、弾きながらそっとジョンハンを観察しておりました。
「どうだ、私の玉代は?」ジョンハン
「悪くはありません」ミョンウォル
で、ミョンウォルと過ごす権利を巡ってジョンハンとソクチョンの間で静かな争いになったのですが、
何でも欲しいものを与えると言ったソクチョンにご内室の住んでいる家を欲しいとねだるミョンウォル。
で、ソクチョンもそれを受け入れました。
奥さんはどっかに追い出して、自分をその家に住まわせろって・・アンタ・・・
いつから、そんな女になっちまったんだい・・・w( ̄Д ̄;)w
ジョンハンは「獣にも劣る女だ」と、マジであきれ返っております。
んが、そこに役人達がやってきましたぞ。
「そそのかした私は罪人ですが、法に背き、妓生を側室にすると申されたソクチョン様も
また罪人なのでは?私が先に打たれますか?」ミョンウォル
「無礼者ーーー!」ソクチョン
「ぶざまだな・・妓生の手中で踊らされるとは・・
このような情けない者が一国の官吏と言えようか」去っていくジョンハン
高笑いするミョンウォル・・・
ソクチョンの手下にやっつけられそうになるジョンハンを颯爽と現れたムミョンが助けて、
ミョンウォルの元まで連れて行きました。
「貴重な玉代をいただきましたので、心を込めお仕えいたします」
「とんでもない。あんな粗末な音色では玉代とは言えまい」ジョンハン
おやまぁ・・粋なお方だこと・・・
でも、教坊を出たところで、役人達に連行されてっちゃったわ〜
ジョンハンが連れてこられたのは国王中宗(パク・チャナン)の面前・・・
「そのほうを礼曹判書に任じる」国王
国王の下には仕事を分担する六人の長官がいるんだけど
『礼曹判書』とは『王室業務・儀礼担当』らしい(『ウィキペディア(Wikipedia)』より)。
ジョンハンは従えないって断るんだけど、国王は毒を飲むか官服を着るかだって脅すのさ〜
で、「毒を賜ります」と、さらっと答えるジョンハン。
「ならば、朝鮮の楽曲は誰が守るのだ・・・」国王
この頃の朝鮮は明(中国)から、朝鮮独自の音楽である『郷楽』を廃止し、
唐楽だけを演奏するよう圧力がかけられていたそうな・・・
明から来たチャン大使は、郷楽の楽譜を「このような低俗なもの!」って燃やしてたわ〜
ソン長官(ヒョンソク)は一生懸命朝鮮の伝統音楽を残すべきだって訴えたんだけど
聞いちゃくれないのさ〜
「朝鮮は、我が明国に仕えておる。ならば楽曲も当然唐楽にならうべき」チャン大使
唐楽をやらないと明国に反旗を翻すってことになるらしい・・・
いつの世にも支配者の弾圧に民は苦しめられるのね・・・
貴重な楽譜が燃えるのを泣きながら見つめるしかない楽師のみなさん・・・
このような状況を憂いた国王は、朝鮮の伝統音楽を守るためにジョンハンに働いて欲しいと頭を下げておりました。
様々な事情でジョンハンの師を討たねばならなかったようですが、
国王は友人でもあった彼の意思を受け継ぎたいと思ってるようです。
国王の真意を知ったジョンハンは官服を着ることにしました。
ジョンハンとピョクケスは古い友人だったようで、酒を酌み交わしながら
今後のことを相談しておりました。
ジョンハンはチャン大使に詩で勝負をして勝ったら、宴に出席して朝鮮の伎芸を見て欲しいと申し込みました。
勝負は二日間に渡り続けられ・・・ついにジョンハンの熱意に圧倒されたチャン大使は降参しました。
で、宴をメヒャン(キム・ボヨン)率いる女楽に頼もうとソン長官と共に見学に行くジョンハン。
権力大好きのプヨンは目ざとく挨拶に行くんだけど、練習で傷だらけになったプヨンの手を見て
「この熱意があれば大丈夫だ。明国の大使のみならず、天の心さえも動かすことができよう」
と言ってくれたジョンハンにハートをドキューンとやられちゃったようです。
いろいろ腹黒いところもあるプヨンだけど、舞に対する執念は人一倍で、努力も重ねてきてるんですよね・・
そこを認めてくれる相手がいたら、やっぱり持ってかれちゃいまさぁ〜
女楽の実力をチャン大使に見せて欲しいと頼むジョンハンに、自分たちでは力が及ばないからと言って松都教坊を推薦するメヒャン・・・
何をやってもチャン大使の心が変わることはない、負け戦になんて絶対参加したくないと思ってるのです。
それに失敗すればペンムを潰すこともできるしね・・・
で、宴は松都で行われることになり、ペンムの采配に郷楽の未来が賭けられました。
「身命を賭して臨みまする」ペンム
ミョンウォルの姿を見つけたジョンハンは直々によろしく頼むと声をかけるんだけど、めずらしく素直に「そういたします」と答えるミョンウォル。
他の妓生のみなさんも『あれっ?』って顔をしております。
ミョンウォルがペンム失脚の機会を逃すはずがないじゃないですか〜
それに、同志かと思っていたジョンハンがすぐに官服を着たこともおもしろく思ってなかったのよね。
そんなジョンハンにミョンウォルが協力する訳がない・・・
宴当日、寺にこもっちゃったぞ・・・
馬を飛ばして宴に出るよう説得に行くジョンハン。
一方、その頃、ミョンウォルは住職様から説教されておりました。
「いつまでその悪しき心を捨てぬのだ。
私は法名のつもりで”明月(ミョンウォル)という名を与えた。
万物を照らす暖かい月の光のような心だ」
「その心は捨てました。
真冬の冷たい月になるのもよいと思いませんか?
その月を武器にするのです。
月の光が世の中の全ての心を切り裂き、目という目をつぶす刃になることを思い知らせてやるのです」
そこに現れたジョンハンは、一緒に戻ろうと頼むんだけど、ミョンウォルはきっぱりと断ってたわ〜
「お引取りください。
政を盾に、私欲に走る者が着るその官服を見るだけで吐き気がいたします」
「そなたの言うとおりだ。
この腐敗した世の中で両班だ役人だと言う者は、権力を振りかざしては民を踏みつけにし、
私服を肥やすのに忙しい。
民の苦しみなど気にもかけぬ。
だが、この国の郷楽は民を哀れむ心から生まれたものだ。
その心を忘れているため世の中が一層腐敗している。
だからこそ、私は決して郷楽をあきらめない。
あきらめてしまえば、民を思う心が永遠に忘れ去られてしまう」ジョンハン
「勝ち目はございません。
郷楽を廃すると決め、目と耳を閉じた者を説き伏せられる音色などこの世にはございません」
「私は真心を信じている。
そなたの真心が指先で音色となり、郷楽を守ってくれると信じる」ジョンハン
『真心』なんて・・・ウノを思い出すじゃないですか〜| ̄ω ̄、|グスン
ジョンハンを追い返したミョンウォルでしたが、彼の嘘のない真心のこもった言葉は
ちゃんと届いたようです。
宴で舞も終わり、もう出し物がないよう・・・・って時にヒロインらしくミョンウォルが登場!
冷静になりゆきを見つめるペンム、ほっとした表情のクムチュン、
嬉しそうなジョンハン、食い入るように見つめるプヨンとメヒャン・・・
でも、コムンゴの演奏を聞かせるのかと思ったら、弦が張ってないわ〜!
「私を侮辱するか!無礼者〜!!」チャン大使
( ゚Д゚) あら、やぁね・・
「そのお心に響く音色など朝鮮に限らず、この世にあるのでしょうか。
調べとは、耳ではなく心で聴くもの。
しかし、大使様はお心を閉ざされております。
いくら心を込めた演奏をお聴かせしても、大使様には届きませぬ。
ならば、お心を討つ音色はこの世にただひとつ、
大使様の胸に秘められた心の音でございます。
私は大使様がこの場にいる誰よりも伎芸を愛する心をお持ちだと思います。
ですから、今日はこのコムンゴを通し、その貴い心の音をお聴かせ願いたいのです」
勝負に出たミョンウォル・・・
この捨て身になれる潔さが彼女の魅力とも言えましょう・・
ドキドキしながら見守っていたジョンハンもすっかり魅せられたようです。
そして、ピョクケスも・・・
機知に富んだ会話で大使の心をつかんだミョンウォルは、詩作でも彼を唸らせました。
客人はみなうっとりよ・・・・
すっかり彼女が気に入った大使は褒美として、ミョンウォルのチマに詩を書くのでした。
「再び朝鮮に来た時は、お前を訪ねよう。
それまで、その詩心を忘れるな。お前を通して朝鮮を見よう」大使
すんごいお褒めの言葉じゃないですかぁ〜!??(o'д'o)
んが、それを破いて火に放り込むミョンウォル・・・
みなさん唖然・・・・蒼白・・・
「この無礼者ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」大使
にま・・・不敵に微笑むミョンウォルなのでした。
ヒヤヒヤさせたと思ったらホッさせて・・すぐまたドキーンとさせるなんて・・
目が離せないじゃあーりませんか・・・まさにスターですわ!
??( ̄Д ̄;)恐ろしい子・・・
ミョンウォルの意図はいったい・・・・

ヒゲになじめなかったアナタ!ぽちっとしてみて〜(*´艸`)
で、命日にはウノとチニのために一心に祈っておりました。
オムス様(チョ・ソンハ)も一緒にいたけど、寺には住んでるのかな?
よくわからんかったわ・・・
タンシム(元ケトン)(イ・イネ)は妓生になっておりました。
チニとウノが駆け落ちをしようとしている時、キム判書の家に知らせに行ったら
妓生にしてやると言った約束をペンムは守ったのですね。
あの時、キム判書の家に走るタンシムは「チニのためよ(自分のためじゃない)」と
唱えておりましたが・・・
それが負い目となって残ってるようで・・・ミョンウォルとは距離ができてしまっているようです。
で、同じ『賤民(チョンミン)』でありながら妓生と下働きでは差があるようで
タンシムのお母さんはタンシムに敬語を使ってましたわ〜
そして、ウノの家で働いていたトクパル(ムン・ションシク)は、暇を出されたようで、今は教坊の下男として働いています。
ミョンウォルは教坊の中でペンムに会っても、ツンとした態度をくずさず
稽古にも出ていないようで、クムチュン(チョン・ギョンスン)に注意されてました。
きっとこの4年の間、ずっと憎しみを露にして反抗的な態度を取り続けたのでしょうね。
「私は舞など舞いません」ミョンウォル
「もう止めて、4年も意地を張り続けたのよ。行首様を苦しめるのはもうやめて」タンシム
「そのつもりよ」ミョンウォル
そんなミョンウォルを妓籍から外すようにと役所の命令をスマン(キム・スンウク)がペンムに伝えに来ていました。
実は、お偉い役人のソクチョンが彼女を側室にしたがってたのよ〜
「要するに権力は法に勝るということだ」スマン
さて、ミョンウォルを助けたキム・ジョンハンは、実は両班でした。
自分の師であるチョ・グァンジョを勢力争いで殺されたために、官職から離れて
各地を放浪しているらしい・・
で、りっぱな輿に乗っている松都一の妓生ミョンウォルが、あの時助けた女性だと知り興味を持ったようです。
このキム・ジョンハン・・・体裁なんて気にしない両班らしくない変わり者のようです。
いきなり通せんぼをして「今夜共に過ごしたい」って言い出したんだけど
もちろん冷たくあしらわれてたわ〜
「(今夜の玉代に相当する家2軒分)それ以上の玉代をくださるのならお仕えしますが」
「そんな金ある訳ない」ジョンハン
「チッチッチッ(" ̄д ̄)財宝だけが玉代ではないのに・・・愚かな男」ミョンウォル
そんな天狗な振る舞いのミョンウォルの噂は明から帰国したピョクケス(リュ・テジュン)の耳にも届きました。
みんなミョンウォルに夢中で手に入れたがっている・・・
詩才にも長けている評判の名妓にピョクケスも興味を持ったようです。
そんなピョクケスの隣にはプヨン(ワン・ビンナ)が・・・
でも、ミョンウォルの話ばかりなもんだから、部屋に帰って来てヒステリーを起こしておりましたわ〜
さて、ミョンウォルを狙うソクチョンの宴が始まり、不敵な顔でコムンゴを奏でていたら、
笛の音と共にジョンハンが・・・
合奏したかったよですが、わざとテンポを速めて、ジョンハンがついてこられない演奏をするミョンウォル・・・
でも、弾きながらそっとジョンハンを観察しておりました。
「どうだ、私の玉代は?」ジョンハン
「悪くはありません」ミョンウォル
で、ミョンウォルと過ごす権利を巡ってジョンハンとソクチョンの間で静かな争いになったのですが、
何でも欲しいものを与えると言ったソクチョンにご内室の住んでいる家を欲しいとねだるミョンウォル。
で、ソクチョンもそれを受け入れました。
奥さんはどっかに追い出して、自分をその家に住まわせろって・・アンタ・・・
いつから、そんな女になっちまったんだい・・・w( ̄Д ̄;)w
ジョンハンは「獣にも劣る女だ」と、マジであきれ返っております。
んが、そこに役人達がやってきましたぞ。
「そそのかした私は罪人ですが、法に背き、妓生を側室にすると申されたソクチョン様も
また罪人なのでは?私が先に打たれますか?」ミョンウォル
「無礼者ーーー!」ソクチョン
「ぶざまだな・・妓生の手中で踊らされるとは・・
このような情けない者が一国の官吏と言えようか」去っていくジョンハン
高笑いするミョンウォル・・・
ソクチョンの手下にやっつけられそうになるジョンハンを颯爽と現れたムミョンが助けて、
ミョンウォルの元まで連れて行きました。
「貴重な玉代をいただきましたので、心を込めお仕えいたします」
「とんでもない。あんな粗末な音色では玉代とは言えまい」ジョンハン
おやまぁ・・粋なお方だこと・・・
でも、教坊を出たところで、役人達に連行されてっちゃったわ〜
ジョンハンが連れてこられたのは国王中宗(パク・チャナン)の面前・・・
「そのほうを礼曹判書に任じる」国王
国王の下には仕事を分担する六人の長官がいるんだけど
『礼曹判書』とは『王室業務・儀礼担当』らしい(『ウィキペディア(Wikipedia)』より)。
ジョンハンは従えないって断るんだけど、国王は毒を飲むか官服を着るかだって脅すのさ〜
で、「毒を賜ります」と、さらっと答えるジョンハン。
「ならば、朝鮮の楽曲は誰が守るのだ・・・」国王
この頃の朝鮮は明(中国)から、朝鮮独自の音楽である『郷楽』を廃止し、
唐楽だけを演奏するよう圧力がかけられていたそうな・・・
明から来たチャン大使は、郷楽の楽譜を「このような低俗なもの!」って燃やしてたわ〜
ソン長官(ヒョンソク)は一生懸命朝鮮の伝統音楽を残すべきだって訴えたんだけど
聞いちゃくれないのさ〜
「朝鮮は、我が明国に仕えておる。ならば楽曲も当然唐楽にならうべき」チャン大使
唐楽をやらないと明国に反旗を翻すってことになるらしい・・・
いつの世にも支配者の弾圧に民は苦しめられるのね・・・
貴重な楽譜が燃えるのを泣きながら見つめるしかない楽師のみなさん・・・
このような状況を憂いた国王は、朝鮮の伝統音楽を守るためにジョンハンに働いて欲しいと頭を下げておりました。
様々な事情でジョンハンの師を討たねばならなかったようですが、
国王は友人でもあった彼の意思を受け継ぎたいと思ってるようです。
国王の真意を知ったジョンハンは官服を着ることにしました。
ジョンハンとピョクケスは古い友人だったようで、酒を酌み交わしながら
今後のことを相談しておりました。
ジョンハンはチャン大使に詩で勝負をして勝ったら、宴に出席して朝鮮の伎芸を見て欲しいと申し込みました。
勝負は二日間に渡り続けられ・・・ついにジョンハンの熱意に圧倒されたチャン大使は降参しました。
で、宴をメヒャン(キム・ボヨン)率いる女楽に頼もうとソン長官と共に見学に行くジョンハン。
権力大好きのプヨンは目ざとく挨拶に行くんだけど、練習で傷だらけになったプヨンの手を見て
「この熱意があれば大丈夫だ。明国の大使のみならず、天の心さえも動かすことができよう」
と言ってくれたジョンハンにハートをドキューンとやられちゃったようです。
いろいろ腹黒いところもあるプヨンだけど、舞に対する執念は人一倍で、努力も重ねてきてるんですよね・・
そこを認めてくれる相手がいたら、やっぱり持ってかれちゃいまさぁ〜
女楽の実力をチャン大使に見せて欲しいと頼むジョンハンに、自分たちでは力が及ばないからと言って松都教坊を推薦するメヒャン・・・
何をやってもチャン大使の心が変わることはない、負け戦になんて絶対参加したくないと思ってるのです。
それに失敗すればペンムを潰すこともできるしね・・・
で、宴は松都で行われることになり、ペンムの采配に郷楽の未来が賭けられました。
「身命を賭して臨みまする」ペンム
ミョンウォルの姿を見つけたジョンハンは直々によろしく頼むと声をかけるんだけど、めずらしく素直に「そういたします」と答えるミョンウォル。
他の妓生のみなさんも『あれっ?』って顔をしております。
ミョンウォルがペンム失脚の機会を逃すはずがないじゃないですか〜
それに、同志かと思っていたジョンハンがすぐに官服を着たこともおもしろく思ってなかったのよね。
そんなジョンハンにミョンウォルが協力する訳がない・・・
宴当日、寺にこもっちゃったぞ・・・
馬を飛ばして宴に出るよう説得に行くジョンハン。
一方、その頃、ミョンウォルは住職様から説教されておりました。
「いつまでその悪しき心を捨てぬのだ。
私は法名のつもりで”明月(ミョンウォル)という名を与えた。
万物を照らす暖かい月の光のような心だ」
「その心は捨てました。
真冬の冷たい月になるのもよいと思いませんか?
その月を武器にするのです。
月の光が世の中の全ての心を切り裂き、目という目をつぶす刃になることを思い知らせてやるのです」
そこに現れたジョンハンは、一緒に戻ろうと頼むんだけど、ミョンウォルはきっぱりと断ってたわ〜
「お引取りください。
政を盾に、私欲に走る者が着るその官服を見るだけで吐き気がいたします」
「そなたの言うとおりだ。
この腐敗した世の中で両班だ役人だと言う者は、権力を振りかざしては民を踏みつけにし、
私服を肥やすのに忙しい。
民の苦しみなど気にもかけぬ。
だが、この国の郷楽は民を哀れむ心から生まれたものだ。
その心を忘れているため世の中が一層腐敗している。
だからこそ、私は決して郷楽をあきらめない。
あきらめてしまえば、民を思う心が永遠に忘れ去られてしまう」ジョンハン
「勝ち目はございません。
郷楽を廃すると決め、目と耳を閉じた者を説き伏せられる音色などこの世にはございません」
「私は真心を信じている。
そなたの真心が指先で音色となり、郷楽を守ってくれると信じる」ジョンハン
『真心』なんて・・・ウノを思い出すじゃないですか〜| ̄ω ̄、|グスン
ジョンハンを追い返したミョンウォルでしたが、彼の嘘のない真心のこもった言葉は
ちゃんと届いたようです。
宴で舞も終わり、もう出し物がないよう・・・・って時にヒロインらしくミョンウォルが登場!
冷静になりゆきを見つめるペンム、ほっとした表情のクムチュン、
嬉しそうなジョンハン、食い入るように見つめるプヨンとメヒャン・・・
でも、コムンゴの演奏を聞かせるのかと思ったら、弦が張ってないわ〜!
「私を侮辱するか!無礼者〜!!」チャン大使
( ゚Д゚) あら、やぁね・・
「そのお心に響く音色など朝鮮に限らず、この世にあるのでしょうか。
調べとは、耳ではなく心で聴くもの。
しかし、大使様はお心を閉ざされております。
いくら心を込めた演奏をお聴かせしても、大使様には届きませぬ。
ならば、お心を討つ音色はこの世にただひとつ、
大使様の胸に秘められた心の音でございます。
私は大使様がこの場にいる誰よりも伎芸を愛する心をお持ちだと思います。
ですから、今日はこのコムンゴを通し、その貴い心の音をお聴かせ願いたいのです」
勝負に出たミョンウォル・・・
この捨て身になれる潔さが彼女の魅力とも言えましょう・・
ドキドキしながら見守っていたジョンハンもすっかり魅せられたようです。
そして、ピョクケスも・・・
機知に富んだ会話で大使の心をつかんだミョンウォルは、詩作でも彼を唸らせました。
客人はみなうっとりよ・・・・
すっかり彼女が気に入った大使は褒美として、ミョンウォルのチマに詩を書くのでした。
「再び朝鮮に来た時は、お前を訪ねよう。
それまで、その詩心を忘れるな。お前を通して朝鮮を見よう」大使
すんごいお褒めの言葉じゃないですかぁ〜!??(o'д'o)
んが、それを破いて火に放り込むミョンウォル・・・
みなさん唖然・・・・蒼白・・・
「この無礼者ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」大使
にま・・・不敵に微笑むミョンウォルなのでした。
ヒヤヒヤさせたと思ったらホッさせて・・すぐまたドキーンとさせるなんて・・
目が離せないじゃあーりませんか・・・まさにスターですわ!
??( ̄Д ̄;)恐ろしい子・・・
ミョンウォルの意図はいったい・・・・

ヒゲになじめなかったアナタ!ぽちっとしてみて〜(*´艸`)
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この記事へのコメント
1. Posted by う〜みん 2009年09月30日 21:53
何だかまた面白い展開になってますね〜ジョンハン、キャラ設定が私のストライクゾーンにピタッと来ました(^_^)vでもあらすじ読んだ後でNHKの公式ページで写真見たら髭が..(-.-;)動いてる姿を見たら気持ちが変わるかもしれませんが写真だけだとあの髭はやっぱり無理です〜(ToT)きこりさんは誰が気になってます?
2. Posted by きこり→う〜みんさん 2009年10月01日 20:16
>ジョンハン、キャラ設定が私のストライクゾーンにピタッと来ました(^_^)v
きましたか?(笑
両班なのに偉ぶらないし、苦労人っぽいところが
いいですよね。
それに
>NHKの公式ページで写真見たら髭が..(-.-;)
そうなんですよ〜
この時代の男性は基本ヒゲらしくて・・・
このジョンハンさんを演じてるキム・ジェウォンさんの素顔がドラマガイドに載ってたんですが、
まるっきり違う感じでした〜
あのヒゲと帽子で別人になっちゃうんですよね〜
>きこりさんは誰が気になってます?
チニに寄り添っている謎の下男のムミョンですかね〜
影がある雰囲気がいいですわ〜
きましたか?(笑
両班なのに偉ぶらないし、苦労人っぽいところが
いいですよね。
それに
>NHKの公式ページで写真見たら髭が..(-.-;)
そうなんですよ〜
この時代の男性は基本ヒゲらしくて・・・
このジョンハンさんを演じてるキム・ジェウォンさんの素顔がドラマガイドに載ってたんですが、
まるっきり違う感じでした〜
あのヒゲと帽子で別人になっちゃうんですよね〜
>きこりさんは誰が気になってます?
チニに寄り添っている謎の下男のムミョンですかね〜
影がある雰囲気がいいですわ〜
3. Posted by う〜みん 2009年10月02日 09:37
ムミョンですね〜確かに気になるキャラではありますね。これからムミョンとチニのエピソードもあるんですかね?続きが楽しみです(*^_^*)
4. Posted by きこり→う〜みんさん 2009年10月02日 21:56
>これからムミョンとチニのエピソードもあるんですかね?
わざわざドラマガイドにムニョンの放浪の訳とか生い立ちが載ってるぐらいだからあるのかも〜
最終回までずっとチニのそばで見守るだけってのも寂しいですもんね・・
わざわざドラマガイドにムニョンの放浪の訳とか生い立ちが載ってるぐらいだからあるのかも〜
最終回までずっとチニのそばで見守るだけってのも寂しいですもんね・・
5. Posted by う〜みん 2009年10月03日 19:49
キム・ジェウォンさんの素顔見ました〜一昔前のアイドルみたいでホント髭の顔とは全然イメージ違いますね〜ムミョンもきっと全然違うんでしょうね〜
6. Posted by きこり→う〜みんさん 2009年10月04日 09:14
>一昔前のアイドルみたいでホント髭の顔とは全然イメージ違いますね〜
そうそう、佇まいが言っちゃなんだけど70年代アイドルっぽい・・・・(笑
すごくいい人みたいですが・・・
あの時代のあの帽子とヒゲになると個人の認識がつけづらいというか・・・
私なんて役所に働いてるおじさん、みんな同じ顔に見えましたよ〜(汗
そうそう、佇まいが言っちゃなんだけど70年代アイドルっぽい・・・・(笑
すごくいい人みたいですが・・・
あの時代のあの帽子とヒゲになると個人の認識がつけづらいというか・・・
私なんて役所に働いてるおじさん、みんな同じ顔に見えましたよ〜(汗