2009年秋ドラマ何を見る? その1韓国ドラマ 「ファン・ジニ」 第9回 雨の別れ

2009年09月26日

NHK連続テレビ小説 「つばさ」 第26週 (最終週) 「二度目の春」

 さぁ、半年続いたこの「つばさ」もついに最終回を迎えました。
長かったような気もするが、多部ちゃんを毎日見られたのは幸せでしたぞ〜

 玉木家は再び蔵造り通りの店に戻ってくることができました。
暇を出していた職人さんたちも戻り、心機一転、甘玉堂の新しい歴史が始まりました。
 そして、川越キネマを斉藤興業が買い戻し、こちらも元どおり。
房子との和解を知った市民パーソナリティのみなさんも戻って来て、さらに新規応募もぞくぞく・・

 最終週ということで伸子の夫良男(太川陽介)の夢にも決着がつきました。
にゃんと温泉が出て、その成功報酬で借金も返せたそうな・・
で、やっと川越で家族3人で暮らせるようになったんだって・・
 伸子(松本明子)は、房子(冨士眞奈美)に自分の代わりに夫を雇ってくれるよう頼み
(この旦那さん、あんまり仕事できなさそうだけど・・・σ(´-ε-`)
房子は仕事中毒なところあるから、逆にいいか・・)、自分はラジオぽてとに復帰。
 二郎(脇知弘)や正太郎(ROLLY)もまた、番組を持つことになり広場に賑わいが戻ってきました。

 そんな時、真瀬(宅間孝行)は佐賀県での初めてのコミュニティラジオ局開設メンバーとしてスカウトされておりました。
で、社長を伸子に譲って退社することを発表。
衝撃と共に受け止めるラジオぽてとのみなさんなのよ・・・

 ラジオぽてと開局して1年ちょいにしかならないのに、なんか無責任な気がするけど・・( ゚Д゚)
ちょっと佐賀に行く意味がわかんない・・
(ドラマ的には、「一緒について来てくれ」って台詞言うためだと思うけど、
真瀬ってキャラ的にはいかがなものか・・・)
コミュニティ放送って代表が誰とかってあんまり関係ないの?

 伸子達一家が川越キネマで一緒に暮らすことになり、それを羨ましそうに見ている優花に気づいた真瀬は、佐賀行きの件を機会につばさへの思いにもケジメをつけることにしたようです。

 「優花と俺と一緒に付いて来てくれないか?
この先の俺の人生にお前がいて欲しい・・・」
つばさと一緒だからこそ、ラジオぽてと開設までこぎつけられたし、
その後の難問も乗り越えることができた。
真瀬にとってつばさはまさに守り神のような存在?
 でもね〜言うても、つばさはまだ21歳・・
妻としてよりもオカンとして求められるってのはちょっとなぁ・・・
私ぐらいの年になれば、家族として一緒に生きていこうって台詞も嬉しいですが・・・

 で、つい足が翔太の元へと向いてしまうつばさ・・
翔太も自分の進む道が見えたようです。
コーチの資格を取り、子供達にサッカーを教える未来を選んだのよ・・

 そんな翔太にプロポーズの事を伝えるつばさ・・
翔太は、優花やぽてとの事を考えて決断できない彼女にズバッと言ってくれました。
「自分のことより人のことを考えてしまうのはつばさのいいところだと思う。
でも、時々はがゆくなる。
誰かのためじゃなくて、自分がどうしたいかじゃないかな」

 今まで、自分がどうしたいかよりも、回りが繋がるためにはどうしたらいいかを優先して考えてきたつばさ・・
逆に言えば、自分自身を見つめるのを避けてきたともいえます。
本当の自分は何を望み求めているのか・・見つめる時が来たようです。

 『真瀬、つばさにプロポーズ!』のニュースは、玉木家にも衝撃を与えました。
加乃子(高畑淳子)は、11年前に自分が子供達を捨てたことが
つばさのトラウマとなってるのでは・・と心配しておりました。
「つばさが真瀬さんの話を断ることが、優花ちゃんを見捨てることだって思ってるなら、
私と同じ事はしたくない、そう考えているのかも」

 知秋(冨浦智嗣)も気づいていました。
つばさの中にある加乃子を許せない気持、それをしっかりぶつけるべきだと伝えてましたわ・・
 (っ´ェ`c) 知秋・・・・大人になったね・・・ 

 そんな時、千代が玉木家に戻ってきました。
葛城さん(山本學)は、残りの日々を千代と過ごし、彼女に見守られて静かに息を引き取ったそうです。
 (ノω・、)ウゥ・・良かったねぇ・・
蔵造り通りの家で、また家族5人の生活が始まりました。

 そして、翔太はサッカー指導者の勉強をするためにブラジルに旅立つ事をラジオぽとてのみなさんに報告にきました。
あら〜( ゚д゚) 
しかし、わたしゃ、スポーツ全般に疎いんだけど、サッカーって今でもやっぱりブラジルなのかい?
ブラジル行かなきゃコーチになれんのかい?

 翔太が一人でブラジルに行くと知った加乃子(高畑淳子)は、『こえど』に佐知江(手塚理美)を呼び出して、元夫の康一(永島敏行)と一緒に暮らせないか打診してましたわ〜
 翔太もブラジルに行く前に家族3人の時間を持ちたいと、父親を川越に呼んでおりました。
佐知江と康一のよりが戻ることはなかったし、3人で一緒に暮らすことはもうないでしょうが、
お互いに家族だという確認ができたようです。

 「親子ってつくづく不思議だよね・・
愛しているのに憎くなる。憎しみが深まるほど愛したくなる。
やっかいだよ・・・だから、許せないことなんてないのかもね・・・
だって、家族なんだから」佐知江

 何のわだかまりもなく憎んでいた父親に会う翔太に、つばさは「どうやって許せたの?」と尋ねていました。
今の自分があるのは両親のおかげだと答える翔太・・

 ああいう父親を見ながら育ったから今の自分がある、
憎もうと嫌おうと、自分の中には親の影響で造られたものが根をおろしている。
それはつばさもおんなじ・・・
加乃子へのわだかまりや憎しみを見つめて消化しないと、自分に自信が持てないんじゃないでしょうか。

 その時期が来ていることに気づいた竹雄(中村梅雀)は、いつまでもつばさに甘えて親になりきれない加乃子と、娘であることを忘れてオカンでいようとするつばさのために2度目の結婚式を挙げようと提案する。

 調理場で、この2年近くのできごとをつばさと共に振り返りながら教える竹雄・・
「今度は加乃子さんとつばさだよ・・
加乃子さんはつばさに甘えるのを止めて母親らしくなる、
で、つばさはもう一度娘として加乃子さんに甘えればいいんだよ」
「娘・・・?」つばさ
「娘が幸せになる、それが父親としての僕の願いだ」竹雄

 「和菓子作りで一番大事なのは何だと思う?
僕はね、小豆が炊けて来るのを待っている時間だと思う。
見守ってるって言うべきかな・・・
固まっている心が時間をかけて溶けていく・・・それを見守ってるのが僕の役割だ。
僕はいつでも、つばさのことを見守っているよ」竹雄

 キャー!・:*:・:(*゚Д゚*):・:*:・しゅてき!
もう、半年間の間中村梅雀さんに萌えっぱなしョ・・・
あの荒んだ1週間はちょっとアレだったけど、こういうお方のお傍にいたい・・・

 そして、竹雄と加乃子の二度目の結婚式が玉木家で行われました。
式の前に、三つ指をついてつばさに挨拶をする加乃子。
「長らくお世話になりました。今日まで育ててくれた恩、決して忘れません」
つばさのお陰で人生に向き合うことができて、やっと娘時代を卒業することができると感謝する加乃子。

 「私は・・今の私が好き・・お母さんが帰ってくる前の私より。
やっと自分の名前に追いつけた気がする」つばさ
「つばさ・・・この名前の本当の意味を教えてくれたのはあなたよ。
家を飛び出さなくても、羽ばたく事はできるんだって・・
だから、私は、母として妻として、甘玉堂の女将としてここで力いっぱい羽ばたく。
10年放浪しても見つからなかった幸せはこんな近くに転がってたのね・・
ずいぶん遠回りしちゃった・・」加乃子
「お帰りなさい」つばさ
「ただいま」
「ありがとう、帰って来てくれて」
 二人はやっと母親と娘に戻って抱き合うことができました。

 加乃子のキャラ、私は結構好きでしたよ〜
不器用で正直で純粋で・・・心の中に溢れるほどの愛を持っている。
高畑淳子さんにぴったりの役でした。

 式には、紀菜子(斉藤由貴)も駆けつけて、幸せな笑顔を見せてくれました。
そして、サンバダンサーズを引き連れて斎藤さん(西城秀樹)も帰国。
蔵造り通りは、まるでカーニバルのような賑わいでしたわ〜
シャン♪"Φ( ̄▽ ̄Φ)シャン♪シャン(Φ ̄▽ ̄)Φ"シャン♪

 加乃子と向き合うことができて、新しい季節に迎えるであろうつばさに
ラジオのおじさん(イッセー尾形)との別れが待っていました。
あまりにも急な別れに涙ぐむつばさに、おじさんは伝えるのでした。
「これはおめでたいことなの・・・羽ばたけた証なの・・
りっぱに育ったよ。アンタは俺の誇りだ」
「ありがとう・・・」つばさ
「おめでとう・・つばさ」

 つばさの心の中の存在でありながら、隠された思いを教え導くおじさんという・・奇抜な設定の役でしたが、こちらもイッセー尾形さんにぴったりでした。
イッセー尾形さんって、生々しいところがないというか・・( ̄∇ ̄;)
清潔感があるというか・・こんなおじさんの天使いるかもって思えましたわ〜
最近『一人芝居』見に行ってないので、ドラマでお会いできて嬉しかったザンス・・

 すっきりさわやか心が自由になったつばさは、真瀬と優花にやっと返事をすることができました。
「私は優花ちゃんのことが大好きです。だけど、優花ちゃんのお母さんにはなれません。
私はラジオぽてとのオカンだからここを離れる訳にはいかないの。
佐賀には一緒に行けません」
 最初は泣いてだだをこねていた優花も、最後には納得してくれましたわ・・
次の日、二人はラジオぽてとのみなさんに見送られ旅立って行きました。

 そして、観光物産館の工事が始まった事を報告しに房子(冨士眞奈美)が千代の元を訪ねておりました。
この友情はどちらかが天国に旅立っても続くことでしょう・・

 菓子職人の修行をしている知秋(冨浦智嗣)の万里(吉田桂子)への恋も、多少ですが進展があったようです。
もしかしたら宇津木家と親戚になる日もあるのかもしれません。

 いや〜冨浦君には癒されたわ〜
こんな息子が欲しいョ・・
最初は、声の高い子だな〜ぐらいの認識だったのに、今じゃいろんな可能性を秘めた役者さんとして期待しております。
今度は、ほんわか系じゃなくて、とんがった怖い青年の役にも挑戦して欲しいにゃ〜 おばちゃん、楽しみにしているわぁ〜

 斉藤興業のボスとして仕事に復帰した斉藤さんの事務所には、つばさの大きな写真が飾られておりました。
「川越の新しい女神だ!」
 斎藤さんはこれからも、つばさのことを兄貴のように見守ってくれるでしょう・・・
 『こえど』の麻子(井上和香)といい感じになっているようですが、
斎藤さんにはいつまでも自由に生きていて欲しいような気もするぞ・・

 そして、翔太(小柳友)がブラジルに立つ日がやってきました。
グランドで待ち合わせた二人は、再会を誓いあうのでした。
「今度こそ、つばさに負けないぐらい強くなって帰ってくるから」翔太
「やっぱり翔太だ」
「やっぱりつばさだ」
 
 いや〜さわやかなお二人さんに乾杯ですョ・・・( ^_^)/q□
小柳友君、『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』のおバカな役も良かったけど、
今回の少年から青年に成長していくさわやかな役もしゅてきでしたわ〜

 そして多部ちゃん、お疲れ様でした。
このドラマは後半になってネタ切れか?って感じる時もあったし、
メインのキャラクターである真瀬やつばさがそれほど魅力的に思えなかったりしたんだけど、
半年間見続けられたのは、多部未華子さんという女優の魅力があったから・・
確実に半年前よりもさらに輝きが増しておりますぞ・・
これからもおばちゃん、追いかけるからね・・(・ε−*)-☆

 アンジェラ・アキさんの主題歌『愛の季節』はこのドラマのテーマを美しく歌い上げてくれましたね〜
どんな関係にも季節の移ろいはやってくるけど、信じあう心、繋がろうとする意志を持ち続ければ、必ず春はまたやってくる。
夏が終わり、秋が来たとしても悲しまないで・・・それは春に繋がるのだから・・・
ってね。

 朝ドラの感想を描くのは初めてで、正直途中でめんどくさくなったりもしたんですが、終わっちゃうとちょっと寂しいわ・・
もうやんないと思うが・・( ^∀^; )ハハ・・
りす



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この記事へのコメント

1. Posted by ヨーコ   2009年09月27日 06:04
お世辞にも面白いドラマとは言えないものを、最後までよく頑張って見られたなぁというのが一番正直な感想かも。それでも見続けさせてくれたのはやっぱり田部ちゃんの魅力でしょう♪これからも羽ばたいて欲しいわ〜。
田部ちゃんがイッセーさんを見えなくなっちゃうシーンは良かったね。あのせつない表情・・イッセーさんの実力をビンビン感じたなぁ。
小柳君にもこの先ジャンジャン活躍してもらって、色んな作品で顔を見られる様になると良いね♪
きこりさんも毎週大変だったでしょう。お疲れ様でした!
2. Posted by きこり→ヨーコさん   2009年09月27日 16:16
>それでも見続けさせてくれたのはやっぱり田部ちゃんの魅力でしょう♪これからも羽ばたいて欲しいわ〜。
そうだよね〜
登場人物が多かったんだけど、そのキャラがそんなにきっちり描けてなかったというか・・
特につばさと真瀬に魅力が感じられなかった。
真瀬なんて、状況によってコロコロ人格変わっちゃってた感じだったもんなぁ・・
そんなドラマをひっぱってくれた多部ちゃんはやっぱりすごいよね。
少しづつ大人の女優さんになっていくんだろうなぁ・・
イッセーさんと多部ちゃんの組合せはホント良かった!
イッセーさんが時々照れくさそうにしているのもよかったし、相性もバッチリだったよね。
小柳友君もこれで一気に知名度上がったから、オファーが殺到しているのでは・・・
朝ドラヒロインの相手役って言っちゃなんだが地味に終わっちゃう場合多いような気がするけど、小柳君は大丈夫でしょう!(笑
次にどんな作品を選ぶのか楽しみだよね。

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2009年秋ドラマ何を見る? その1韓国ドラマ 「ファン・ジニ」 第9回 雨の別れ