韓国ドラマ 「ファン・ジニ」 第8回 髪かざり「オトメン (乙 男) 」  第7回

2009年09月18日

「映画は映画だ」 チャン・フン監督

 いや〜これはおもしろかったですョ!
DVDだったけど、劇場で見たかったなぁ・・・d(゚д゚*)
HPはこちら

 ガンペ(ソ・ジソプ)は俳優になりたかったヤクザ・・
時間があれば、手下に内緒で映画館で過ごしている。
親分のぺク会長(ソン・ヨンテ)は拘置所におり、裁判を控えている。
ガンペが会長の留守を預かってる立場らしい・・・
 オープニング・・・病院で腕の傷を縫われながらアメを舐めるガンペ・・
じっと見ていた女の子をあっかんべ〜をして追い払う。
非情な世界で生真面目に生きようとしながらもマジになりきれない部分が見える。
ふっと空いた時間に心は浮遊する・・・別の人生を夢見て・・・

 スタ(カン・ジファン)は映画俳優。
アクション映画を撮っているが、撮影中熱くなりすぎて相手役に怪我をさせてしまう。
怪我をした相手の心配より自分の人気が気になるし、マネージメントをしてくれてる先輩の意見も聞こうとしない・・
ちょっと天狗になってるところもあるのかしら〜?

 そんな二人が、あるクラブで偶然出会いお互いの心に強い印象を残す・・
自分の部屋に帰り、TVの映画を見ながら、スタから言われた言葉を思い出すガンペ・・
『短い人生、無駄にするな』

 そして、家でセリフの練習をしていたスタは、役がつかめず、
自分にヤクザっぷりを見せ付けたガンペの口調を再現していた。
『だからお前はクズと言われるんだ・・』

 ここからはラストのネタバレありです。
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 スタには恋人ウンソン(チャン・ヒジン)がいるんだけど、決して外では会おうとせず、
夜に締め切った車の中でしか抱き合おうとしないもんだから、彼女に愛想尽かしをされてしまう。 
 さらに、代わりに来た俳優とアクションシーンを撮っている時に、緊張してマジに向かってくる相手に又してもカァ〜〜!!となったスタは彼に大怪我を負わせてしまう。
相手側のファンたちは大激怒、抗議してスタに卵や粉までぶつける始末・・・
恐れをなして、もはや誰もスタの相手役をつとめてはくれない・・・
 窮したスタは、ガンペに白羽の矢を立てる。

 最初は渋っていたガンペだったんだけど、アクションシーンをマジでやりあうという条件で相手役を引き受ける。
『映画俳優になりたかったヤクザ』と『ヤクザのような映画俳優』・・・
そんな二人が共に映画の中で生きることになり・・・果たして映画は完成するのか?

 私ね〜『ごめん、愛してる』がちょっとアレだったんで、
ソ・ジソプさん主演のってダメかな〜と思いながら見たんですが、
いや〜惚れ惚れしたわ・・・・(*´Д`*)てか、惚れたわ・・
 
 最初はあの悲しそうな困ったような顔が気になって見てたんだけど。
彼の体全体でガンペとして存在しようとする姿を見てるうちに目が離せなくなっちゃったんですョ・・
 夢だった映画の世界に関わっていくうちに彼の心は感じたこともないような開放感を感じ、
本来の自分が目覚めてくるのを感じるガンペ・・・
でも、そのせいで非情になりきれなくなった彼は会長を裏切った社長を殺すことができず、
手下を殺されてしまう。

 一方、スタもガンペの圧倒的な存在感にあせりと対抗心が生まれていた。
ガンペと関わりあううちにスタの中途半端なプライドは崩され、俳優としての本気が目覚め、
人間としても一皮剥けてくるのさ・・
 まぁ、信頼していた先輩に裏切られたり、恋人を疑って傷つけたり、自信喪失したりと
いろいろあったんだけどね・・・

 お互いがお互いに影響を与え合って・・・
映画のラストでガチファイトをした二人は、生の自分自身を本気でぶつけ合う・・・
全てが終わった後、二人の間には友情のようなものが育っていた・・・
 最初はガンペの事を『ヤクザかよ・・』という目で見て怯えていた監督も、
ラストシーンを撮った後には、「二人ともよくやった!」と心から拍手を送る。

 この監督役のコ・チャンソクさんもいい味だしてたね〜
スタとガンペだけだとハードな雰囲気だから、ユーモアのあるこの人が出てくるとホッとしたし、
バランスも良かったニャ〜

 んが・・・映画の中で本来の自分自身を生きたガンペは、ヤクザの世界へと戻って行く。
殺気をみなぎらせ去っていくガンペを追いかけるスタ・・・
「どこへ?」
「映画を撮りに」ガンペ
「カメラもなしに?」スタ
「お前がカメラだ。しっかり撮れ」ガンペ

 スタの目を意識しながら社長を殴り続けるガンペ・・
嘘と現実が入れ替わってしまったのか・・・
今のガンペとっては、ヤクザとして人を殺している現実の自分の方が虚構の世界のよう・・
でも、そうとわかっていてもその世界に戻らない訳にはいかなかった・・・
 手錠をかけられ警察に連行されたガンペは車のガラスを頭で叩き割り、血を流しながらヤクザらしく残酷な別れを演出して去っていく・・

 この時のスタの表情が最高でした。
衝撃と、混乱、そして優しさと悲しみ・・・
『どうだ?最高の演技だったろ?』問いかけるガンペに
『最高だったよ・・・』と応えているようでした。

 正直、途中まではソ・ジソプさんの方にばっかり注目してたんですが
このラストでカン・ジファンさんにやられちゃいましたね〜(o゚Д゚o)
いや〜面白い映画ですわ・・・

 音楽の入り方がちょっと田舎くさいかな〜とか思ったりしたんですが、
そこが今となっては逆に良かったような・・・
全体的にスタイリッシュな感じにしちゃったらつまんないですもんね・・・
 画面もすっきりしていて、色もごちゃごちゃしていなくて見やすくて好きな感じだったわ〜
10点満点で8.8点でございます・・
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matakita821 at 23:55│Comments(0)TrackBack(0)映画 

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