静かに生きてるそーやさん「きょうの猫村さん 4」 ほしよりこ 著

2009年08月31日

韓国ドラマ 「ファン・ジニ」 第4回 初恋

 ウノ(チャン・グンソク)のまごころのこもった手紙に心を動かされたチニ(ハ・ジウォン)は、
タンシム(ケトン)(イ・イネ)と共に川遊びの時間を持つのでした。

 いや〜このドラマを見る楽しみは内容はもちろんですが、
出会ったこともないような雄大な景色を見られるのが嬉しいよねぇ・・
こういう荘厳な自然の中なら、素直になれそうだよね・・
 しかし、崖のはじっこに立って滝を見下ろす二人・・・
危ないよお・・・ヾ(・´д`・;)ノ

 さて、地方の教坊にいる器量が良く芸に秀でた童妓を『選上妓』として差し出すようにという都からの指令が松都(ソンド)教坊にも届きました。
松都教坊で一番の童妓と言えばチニ・・・
 せっかく手塩にかけて育てたチニを都に差し出せなんてあんまりだわ・・・(-公- ;)
でも、命令に逆らうことはできない・・・苦悩するベンム様(キム・ヨンエ)。

 デートから帰って来たチニはペンム様から呼び出しがあってΣΣ( ´゚ω゚` ;)ドキッ!!!
「何を学んだ?ふた月も綱を渡って何を?」
ペンム様に見つかる前に逃げたのに、ちゃんとお見通しでしたわ〜
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 「足の感覚をつかみたくて・・・ですが、まだ身につきません。
ただ、大切な事を学びました。
一心に打ち込むこと、綱から落ちまいと必死になり、片ときも気を緩めないこと、
それが芸の道かもしれない・・・・そう感じました」チニ

 チニのことだから何か理由があるはずとペンムは思っていたのでしょうが、
やはり芸のためだった・・それを知ったペンム様は叱る事もしませんでした。

 チニを選上妓として都に連れて来たペンムは、王がいる宮殿の門の前で話すのでした。
「その敷居は高く、身分の卑しい者はまたぐことさえ、見ることさえ許されぬ。
だが、それを許される者がいる。わかるか?
宮中の宴席で歌い舞う妓生(キーセン)。この都の女楽だ。
 チニ、お前には並外れた情熱がある。
だからあの日、松都教坊の門を叩いた。覚えているか?」ペンム
「はい」チニ
「今度はこの敷居をまたぐのだ。
綱を渡るがごとく、片時も気を緩めず懸命に精進せよ。
そうすれば、この敷居とて容易にまたぐことができよう」ペンム

 それがどれほど厳しくて難しいことか、身にしみてわかっているペンムからの言葉・・・
チニはまだ長くて険しい妓生人生を歩き始めたばかりなのです。

 宮殿のソン長官(ヒョン・ソク)の前には朝鮮全土から来た優秀な童妓と行首(ヘンス)が集まっておりました。
ペンムは地方から童妓を献上する慣わしは不当であると意義を唱え、都と地方の童妓を同様に育てるために、すべての教坊の童妓に芸を競わせ、最高と認められた教坊が女楽を司るという提案をして、長官様も同意したのよ〜

 めんどくさいこと言いやがってと怖いお顔のメヒャン(キム・ボヨン)・・
会合が終わった後、メヒャンとその一番弟子のプヨン(ワン・ビンナ)VSペンムとチニの舌戦が・・・
 お互いに自分の弟子が戦う相手を見定めるペンムとメヒャン・・・

「お前を覚えているぞ。成長した姿を見るのが楽しみだ」ペンム
「後悔なさることでしょう。
女楽の伎芸は天下一品。7歳までに教坊に入り、最高の師の下で修練を積んでおります。
負けませぬ。誰も私たちには勝てませぬ」プヨン

 (*゚ロ゚)!! ペンム様に対して、何となまいきな?!
さらにメヒャンが責めますョ〜
「お前はどうだ?私たちに勝てると思うのか?
自信がないのであれば、勝負を断念するよう師に頼むがいい」メヒャン
「勝ち負けには興味がありません。欲しいものはほかに」チニ
「何が欲しいと言うのだ」メヒョン
「王様からのお心づけでございます」チニ
「何と恥知らずな!王様の宴に出られるだけでどれだけ名誉なことか」メヒャン
「芸を売るのが妓生の生業。
心づけをいただくのは当然ではございませんか」チニ
「いくら頂くつもりだ?」メヒャン
「億万の金でも買えぬものですが、お心を打てば賜れるはず・・
王様のほおを濡らすお涙でございます」チニ

 この勝負常に冷静だったペンム・チニ組の勝ち〜!
やっぱりこの師匠にしてこの弟子ありと言うか・・
ぴったりの二人が組み合わさっているわね・・
 でも、ペンム様も策士だわね・・
うまくいけばチニを手放さなくてすむし、女楽の行首に返り咲く可能性も出てきたもんね・・

 松都へ帰る舟の場面は美しかったわ〜
人生のように長くて広い川を一緒に渡っていく二人・・・
共に妓生として芸を極めていく人生を選んだ先輩からの厳しいけれど深い言葉でした。

 「チニ、妓生の一番の友が何かわかるか?」ペンム
「お酒ですか?」チニ
「違う」
「では、芸ですか?」
「どうであろう・・・」
「それも違うなら、愛ですか?」
「お酒も芸も、そして愛も友ではあるが一番とは言えぬ。
妓生の一番の友、それは苦痛だ。
苦痛を一番の友とし、己の限界を超えてゆく。それこそが真の妓生と言えよう」

 さぁ、競演に向けて、松都教坊のみなさまにさらなる修練が課せられました。
チニの目にも気合が入っております。

 都から無事チニが帰って来たと知り、学校の後すぐに会いに行くウノ・・
しかし、競演の稽古で頭がいっぱいのチニは「もう会えない」と追い返しちゃいましたョ・・

 ガ━━(゚ω゚;)━━ン! ウノ、ショーーーック!!

 童妓達は歌か楽器のどちらかを選ぶんですが、チニは他の妓生が弾くカヤグムという楽器ではなくて、男性が好んで弾くコムンゴをオムス(チョ・ソンハ)から習うことにしたようです。
「カヤグムの音色は女のように細くて嫌い」
「女になんて生まれたくなかった。
感情ひとつ抑えられずたやすく流されてしまう。
無駄な感情は妓生への道のりを妨げるだけです」と言ってました。

 すんごくそっけなくウノを返したチニだったのに、実は内心ウノへの思いを封じ込めるの苦しんでいたんですかね・・・

 夜、書庫に本を探しに来たチニはそうとは知らずにウノの婚約者のカウン(ソ・ヒョンジン)と知り合いになりました。
チニが急に声をかけたもんだから驚いたカウンが筆を本に落として汚してしまったのよね・・
青ざめるカウン・・・
 でも大丈夫・・・
そこに書いてあった詩をそらんじていたチニが書き直したものを貼り付けて事なきを得ました。

 チニに会えない切なさと寂しさでイライラしているウノは、学校でめずらしく先生に逆らったりして、罰を受けておりました。
「心が痛い・・」と悲しそうな坊ちゃんの姿が見ていられなくなった下男のトクバル(ムン・チョンシク)は「稽古の邪魔はしないから一度でいいから会ってやって」とチニに頼みにいくのでした。

 迷ったようですが、チニはコムンゴを持ってウノに会いに行きました。
チニが来た時のウノの本当に嬉しそうな笑顔・・・
そして、照れたようなチニの微笑み・・・
((o(´∀`)o)) かわゆいのう・・・・

 チニがコムンゴを弾いてる間にウノは絵を描いて・・・
二人で綱渡りをしたり・・・落ちそうになったチニの手を支えて歩くウノ・・
も〜〜!!わんこみたいな一途な表情のチャン・グンソク君に萌え〜

 チニが恋をしており、その相手が両班だと知ったヒョングム(チョン・ミソン)は心配になってウノの事を調べて欲しいとオムス様に頼んでましたわ〜
「良家のご子息と妓生の恋、世間は許さないでしょう。
もし、その若者が本気でないとしたら、早く手を打たないと。
しかし、言葉と調べのような、雲と雨のような結びつきならば見守ってあげたいのです」

 この時、川辺の岩の上に二人はいたんだけど、
ヒョングムはカヤグムを、オムスは何か太鼓みたいな楽器を奏でていました。
ヒョングムは自分に合わせられるのはオムスだけって言ってたわ・・
すごくオムスの事を信頼しているのに、それは愛情ではないのかしら・・?
ヒョングムは目が見えないからオムス様のせつなそうな顔にも気づかないのよね・・

 結局、又デートを重ねているチニとウノ・・
チニが美しく舞う姿をうっとりと見つめるウノ・・
でも、チニが誰かに取られちゃうんじゃないかって心配になったのかしら?
人前で舞うのを止めて欲しいって頼んでましたわ・・
 ウノのかわいいジェラシーに笑って応えるチニなのでした。

 さて、ウノが先生に逆らった事や最近、授業中上の空になってることが父親のキム判書(イ・ヒド)の知るところとなり、しつけがなっとらん!と叱られるウノの母親(アン・ヘスク)。
 で、トクバルを問い詰めたお母さんはチニの存在を知ってしまいました〜

 一方、ウノに会ったオムスは、改めてチニが妓生であること、身分が違いすぎることを確認した上で、「チニのためにすべてを捨てる覚悟が?」と尋ねるのでした。
迫力あるオムスさんの態度に気おされながらも、必死で「もちろんあります」と応えるウノだったんだけど・・・
 
 帰宅したウノを、鬼のような顔のお母さんが待ってました。
で、お母さんはウノとトクバルを引き連れて教坊へ乗り込んで来ましたぞ・・
チニに会ったお母さんは、いきなり頬をビシッ!!

 ??( ̄[] ̄;)こええ〜!!
ちょっと前まで優しそうなお母さんだと思ってたのに・・
夫の愛人達への恨みをチニにぶつけてる感じ・・・どうなるのかしら〜?
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この時代の服装って複雑〜
いったい何枚着てるんだろ?( ̄ー ̄?)と不思議に思ったあなたもポチッとな〜
 

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1. ファン・ジニ 第4話「初恋」  [ 華流→韓流・・・次は何処? ]   2009年09月01日 00:16
ウノの愛は身分の壁を越えられるのでしょうか?また、チニは競演に向け、芸の修練とウノへの愛のどちらを選ぶのでしょう?

この記事へのコメント

1. Posted by aki   2009年09月01日 00:14
ペンムって、ただ単に怖いだけじゃなく、
チニに語るひと言ひと言に、
重みと言うか説得力がありますね。

ペンムも頂点を極める為に、
きっと数々の苦しい思い、辛い思いを乗り越えてきたんでしょうね。

折角芽生えたウノとチニの恋。
何とか成就させてやりたいけど、
やっぱりそれは無理な願いなのかな?

>この時代の服装って複雑〜
4〜5年前に知り合いにチマチョゴリを着せてもらいましたが、
そのと時のは、日本の着物より簡単でした。
2. Posted by きこり→aki さん   2009年09月01日 18:51
>チニに語るひと言ひと言に、
重みと言うか説得力がありますね。
そうなんですよね・・
自分もひたすら芸の道に生きてきたからこそ
言える言葉というか・・
同じ道を選んだチニの事を心から思ってるのが伝わってきます。
多くを語らないペンムですが、苦しみを乗り越えながら芸を磨いてきたんでしょうね・・
で、こんな二人なのに、HPの相関図を見るとチニがペンムに復讐心とかって出てるのがすごく気になります。
いったい何があったんでしょうか・・
>そのと時のは、日本の着物より簡単でした。
そうなのですか〜
着物もけっこう何枚もつけますもんね・・
しかし、いいなぁ・・私も着て見たいです。

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